JP3234326B2 - 部品供給装置 - Google Patents
部品供給装置Info
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- JP3234326B2 JP3234326B2 JP01638793A JP1638793A JP3234326B2 JP 3234326 B2 JP3234326 B2 JP 3234326B2 JP 01638793 A JP01638793 A JP 01638793A JP 1638793 A JP1638793 A JP 1638793A JP 3234326 B2 JP3234326 B2 JP 3234326B2
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- JP
- Japan
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- stick
- stage
- claw
- component
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子回路基板組立装置
に組み合わせる部品供給装置に関する。
に組み合わせる部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】部品装着機や挿入機に部品を供給するた
めの包装様式の一つに、スティックがある。これは、角
筒状のスティックの中に部品を1列に詰め込んだもの
で、傾斜状態にして部品給送シュ−トの入口にあてが
い、部品を滑降させて送り出す。かかるスティックを用
いた部品供給装置の例が、特開平4−34998号公報
に示されている。
めの包装様式の一つに、スティックがある。これは、角
筒状のスティックの中に部品を1列に詰め込んだもの
で、傾斜状態にして部品給送シュ−トの入口にあてが
い、部品を滑降させて送り出す。かかるスティックを用
いた部品供給装置の例が、特開平4−34998号公報
に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような部品供給
装置(スティックフィ−ダ)では、部品補充の頻度を少
なくするため、多数のスティックを平積み状態で準備し
ておき、最下段のスティックが空になったらそのスティ
ックを放出し、次段のスティックを落として部品供給を
続行する、という構成を採用している。本発明は、空に
なったスティックの放出と、次段のスティックの部品給
送位置へのセッティングを、単一のアクチュエ−タで自
動的に行える装置を提供しようとするものである。
装置(スティックフィ−ダ)では、部品補充の頻度を少
なくするため、多数のスティックを平積み状態で準備し
ておき、最下段のスティックが空になったらそのスティ
ックを放出し、次段のスティックを落として部品供給を
続行する、という構成を採用している。本発明は、空に
なったスティックの放出と、次段のスティックの部品給
送位置へのセッティングを、単一のアクチュエ−タで自
動的に行える装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、スティック
を傾斜状態で平積みした保持チャネルに、第1段スティ
ックの下方端を受け止め、これを部品給送シュ−トの入
口に合致させる差し込み凹所を形成すると共に、保持チ
ャネルの他方の端には、第1段スティックの上方端を受
ける第1爪と、第2段スティックの上方端を受ける第2
爪と、第1段スティックを押してその下方端を前記差し
込み凹所に押し込むプッシャと、これら第1爪、第2
爪、プッシャを動作させる単一のアクチュエ−タとを設
ける。
を傾斜状態で平積みした保持チャネルに、第1段スティ
ックの下方端を受け止め、これを部品給送シュ−トの入
口に合致させる差し込み凹所を形成すると共に、保持チ
ャネルの他方の端には、第1段スティックの上方端を受
ける第1爪と、第2段スティックの上方端を受ける第2
爪と、第1段スティックを押してその下方端を前記差し
込み凹所に押し込むプッシャと、これら第1爪、第2
爪、プッシャを動作させる単一のアクチュエ−タとを設
ける。
【0005】
【作用】第1段のスティックが空になると、アクチュエ
−タが動作する。アクチュエ−タは第1爪を退避させて
第1段スティックを釈放し、入れ替わりに第2爪を進出
させて第2段スティックを保持させる。第1段スティッ
クが脱落した後、アクチュエ−タは第1爪を進出させ、
入れ替わりに第2爪を退避させて、それまでの第2段ス
ティックを第1段の位置に落とす。またアクチュエ−タ
はプッシャも進出させ、第1段の位置に落ちてきたステ
ィックを押して、その下方端を差し込み凹所に押し込
む。
−タが動作する。アクチュエ−タは第1爪を退避させて
第1段スティックを釈放し、入れ替わりに第2爪を進出
させて第2段スティックを保持させる。第1段スティッ
クが脱落した後、アクチュエ−タは第1爪を進出させ、
入れ替わりに第2爪を退避させて、それまでの第2段ス
ティックを第1段の位置に落とす。またアクチュエ−タ
はプッシャも進出させ、第1段の位置に落ちてきたステ
ィックを押して、その下方端を差し込み凹所に押し込
む。
【0006】
【実施例】図に基づき一実施例を説明する。図1に部品
供給装置10の全体構成を示す。スペ−スの関係上、装
置の前端部と後端部はカットしてある。11はベ−ス
で、部品装着機ないし部品挿入機に着脱自在に固定され
る。ベ−ス11の前部には部品給送シュ−ト12が設け
られている。部品給送シュ−ト12は前方に向かって傾
斜しており、先端部から部品を1個づつ取り出すにつ
れ、シュ−ト内の部品列は部品1個の長さ分だけ降下す
る。13、14は部品給送シュ−ト12を上下から挟む
ように配置された光センサの発光部と受光部で、図5に
示すように、部品給送シュ−ト12の天井面と底面に設
けたスリット15、16を通じて部品1の通過を監視す
る。当然のことながら、スリット15、16の幅(紙面
の奥行き方向)は部品1の幅より狭く、部品1がそこか
ら抜け出すことはない。
供給装置10の全体構成を示す。スペ−スの関係上、装
置の前端部と後端部はカットしてある。11はベ−ス
で、部品装着機ないし部品挿入機に着脱自在に固定され
る。ベ−ス11の前部には部品給送シュ−ト12が設け
られている。部品給送シュ−ト12は前方に向かって傾
斜しており、先端部から部品を1個づつ取り出すにつ
れ、シュ−ト内の部品列は部品1個の長さ分だけ降下す
る。13、14は部品給送シュ−ト12を上下から挟む
ように配置された光センサの発光部と受光部で、図5に
示すように、部品給送シュ−ト12の天井面と底面に設
けたスリット15、16を通じて部品1の通過を監視す
る。当然のことながら、スリット15、16の幅(紙面
の奥行き方向)は部品1の幅より狭く、部品1がそこか
ら抜け出すことはない。
【0007】20は部品給送シュ−ト12の後部に軸2
1によって連結されたスティック保持フレ−ムで、軸2
1を支点にして垂直面内で回動可能である。スティック
保持フレ−ム20からはストッパボルト22が突出し、
他方ベ−ス11には水平なハンドルシャフト23が設け
られる。ハンドルシャフト23の途中にはストッパ24
が固定されており、ハンドルシャフト23を軸線まわり
に回すと、ストッパ24はストッパボルト22の移動軌
跡内に進出し、あるいはそこから退避する。部品供給時
には、図1に示すようにスティック2の角度が部品給送
シュ−ト12の角度に一致するところまでスティック保
持フレ−ム20を引き上げ、ストッパ24でその状態を
維持する。ハンドルシャフト23を回してストッパ24
をストッパボルト23から外せば、スティック保持フレ
−ム20を水平に降ろすことができ、スティック2の補
充を容易に行える。
1によって連結されたスティック保持フレ−ムで、軸2
1を支点にして垂直面内で回動可能である。スティック
保持フレ−ム20からはストッパボルト22が突出し、
他方ベ−ス11には水平なハンドルシャフト23が設け
られる。ハンドルシャフト23の途中にはストッパ24
が固定されており、ハンドルシャフト23を軸線まわり
に回すと、ストッパ24はストッパボルト22の移動軌
跡内に進出し、あるいはそこから退避する。部品供給時
には、図1に示すようにスティック2の角度が部品給送
シュ−ト12の角度に一致するところまでスティック保
持フレ−ム20を引き上げ、ストッパ24でその状態を
維持する。ハンドルシャフト23を回してストッパ24
をストッパボルト23から外せば、スティック保持フレ
−ム20を水平に降ろすことができ、スティック2の補
充を容易に行える。
【0008】スティック保持フレ−ム20は3つの部分
からなる。第1は部品給送シュ−ト12に軸21で連結
された支点ブロック25、第2は支点ブロック25から
延び出すビ−ム26である。ビ−ム26は紙面の奥行方
向に重なる形で2本存在し、支点ブロック25を挟むよ
うに固定されている。第3は、ビ−ム26の自由端側に
取り付けられたスライドブロック27である。スライド
ブロック27の位置はスティック2の長さに合わせて変
える。そのため、ビ−ム26には長穴28を設け、この
長穴28を貫通するボルト29を丁度良い位置で締めつ
けてスライドブロック27を固定する。
からなる。第1は部品給送シュ−ト12に軸21で連結
された支点ブロック25、第2は支点ブロック25から
延び出すビ−ム26である。ビ−ム26は紙面の奥行方
向に重なる形で2本存在し、支点ブロック25を挟むよ
うに固定されている。第3は、ビ−ム26の自由端側に
取り付けられたスライドブロック27である。スライド
ブロック27の位置はスティック2の長さに合わせて変
える。そのため、ビ−ム26には長穴28を設け、この
長穴28を貫通するボルト29を丁度良い位置で締めつ
けてスライドブロック27を固定する。
【0009】支点ブロック25とスライドブロック27
の一部はチャネル部材31、32となっている。チャネ
ル部材31、32は互いに向かい合い、保持チャネル3
0を構成する。保持チャネル30はスティック2を平積
み状態で1列に保持するためのものであって、チャネル
部材31、32により、両端部分だけ実体が与えられて
いる。図5に示すように、支点ブロック25の内部には
部品給送シュ−ト12の通路の入口をなす連絡通路33
が設けられると共に、チャネル部材31の内壁面には、
連絡通路33の入口に庇をつくる段部34が形成され
る。また支点ブロック25の側面には、段部34に向か
い合うように可動底35が装着される。可動底35はボ
ルト36を緩めることにより位置をずらすことができ、
これにより段部34との間隔を調整できる。この段部3
4と可動底35により、スティック2の端を受け入れる
差し込み凹所37が形成される。スティック2の端がス
ム−ズに入るよう、段部34の角には面取りを施してお
く。38はストッパボルトであり、スティック2の角度
が部品給送シュ−ト12の角度に一致するところでステ
ィック保持フレ−ム20の回動を止める。
の一部はチャネル部材31、32となっている。チャネ
ル部材31、32は互いに向かい合い、保持チャネル3
0を構成する。保持チャネル30はスティック2を平積
み状態で1列に保持するためのものであって、チャネル
部材31、32により、両端部分だけ実体が与えられて
いる。図5に示すように、支点ブロック25の内部には
部品給送シュ−ト12の通路の入口をなす連絡通路33
が設けられると共に、チャネル部材31の内壁面には、
連絡通路33の入口に庇をつくる段部34が形成され
る。また支点ブロック25の側面には、段部34に向か
い合うように可動底35が装着される。可動底35はボ
ルト36を緩めることにより位置をずらすことができ、
これにより段部34との間隔を調整できる。この段部3
4と可動底35により、スティック2の端を受け入れる
差し込み凹所37が形成される。スティック2の端がス
ム−ズに入るよう、段部34の角には面取りを施してお
く。38はストッパボルトであり、スティック2の角度
が部品給送シュ−ト12の角度に一致するところでステ
ィック保持フレ−ム20の回動を止める。
【0010】図2に示すように、チャネル部材32は穴
39を有し、ここから、スライドブロック27に配置し
たスティックエスケ−プ機構40の構成要素の一部が突
出する。穴39の幅(紙面の奥行き方向)はスティック
2の幅より狭く、スティック2が穴39に入り込むこと
はない。スティックエスケ−プ機構40の主たる要素
は、第1爪41、第2爪42、プッシャ43、及びアク
チュエ−タ44である。第1爪41は板金で断面L字形
に仕上げた部品であり、上部がチャネル部材32の裏側
に軸45で連結され、軸45を支点として垂直面内で揺
動する。第1爪41は、揺動端を穴39から突出させる
姿勢に圧縮コイルばね46によって付勢されており、そ
の揺動端で最下段のスティック、すなわち第1段スティ
ック2aの上方端を支持する。
39を有し、ここから、スライドブロック27に配置し
たスティックエスケ−プ機構40の構成要素の一部が突
出する。穴39の幅(紙面の奥行き方向)はスティック
2の幅より狭く、スティック2が穴39に入り込むこと
はない。スティックエスケ−プ機構40の主たる要素
は、第1爪41、第2爪42、プッシャ43、及びアク
チュエ−タ44である。第1爪41は板金で断面L字形
に仕上げた部品であり、上部がチャネル部材32の裏側
に軸45で連結され、軸45を支点として垂直面内で揺
動する。第1爪41は、揺動端を穴39から突出させる
姿勢に圧縮コイルばね46によって付勢されており、そ
の揺動端で最下段のスティック、すなわち第1段スティ
ック2aの上方端を支持する。
【0011】第2爪42は、第2段スティック2bの上
方端に向かい合う位置に、レバ−47によって支持され
ている。レバ−47はチャネル部材32の裏側に軸48
で連結され、垂直面内で揺動する。第2爪42はレバ−
47の揺動端の長穴49にボルト50で固定されてお
り、ボルト50を緩めれば第2段スティック2bに対す
る位置を調整できる。51は第2爪42が穴39の中に
引っ込む方向にレバ−47を付勢する引張コイルばねで
ある。レバ−47にはボルト52も固定されており、こ
れは、引張コイルばね51に抗してレバ−47を回動さ
せた時、第1爪41の上端を押し、第1爪41の揺動端
を穴39の中に引っ込ませる。
方端に向かい合う位置に、レバ−47によって支持され
ている。レバ−47はチャネル部材32の裏側に軸48
で連結され、垂直面内で揺動する。第2爪42はレバ−
47の揺動端の長穴49にボルト50で固定されてお
り、ボルト50を緩めれば第2段スティック2bに対す
る位置を調整できる。51は第2爪42が穴39の中に
引っ込む方向にレバ−47を付勢する引張コイルばねで
ある。レバ−47にはボルト52も固定されており、こ
れは、引張コイルばね51に抗してレバ−47を回動さ
せた時、第1爪41の上端を押し、第1爪41の揺動端
を穴39の中に引っ込ませる。
【0012】53はスティック2の軸線方向にスライド
できるようスライドブロック27に支持されたロッドで
ある。ロッド53の端には、第1段スティック2aの上
方端に向かい合うよう、プッシャ43を固定する。プッ
シャ43も、長穴とボルトの仕組みにより、ロッド53
に対する位置を調整できるようになっている。なおプッ
シャ43は、第2爪42ともども、第1爪41に設けた
穴54を通って突出する。
できるようスライドブロック27に支持されたロッドで
ある。ロッド53の端には、第1段スティック2aの上
方端に向かい合うよう、プッシャ43を固定する。プッ
シャ43も、長穴とボルトの仕組みにより、ロッド53
に対する位置を調整できるようになっている。なおプッ
シャ43は、第2爪42ともども、第1爪41に設けた
穴54を通って突出する。
【0013】アクチュエ−タ44はエアシリンダによっ
て構成され、そのロッドの端に固定した押圧ヘッド55
がレバ−47に向かい合う。押圧ヘッド55とロッド5
3とはスライドブロック27に軸56で支持されたベル
クランク57によって連結される。すなわち押圧ヘッド
55の側面とロッド53の側面にピン58、59が植え
られ、ベルクランク57の一方の端はピン58のアクチ
ュエ−タ本体側に向いた側面に係合する。ベルクランク
57の他方の端は二叉部になっていて、これがピン59
を挟む。そしてベルクランク56自体は、引張コイルば
ね59により、図において時計回り方向に付勢されてい
る。
て構成され、そのロッドの端に固定した押圧ヘッド55
がレバ−47に向かい合う。押圧ヘッド55とロッド5
3とはスライドブロック27に軸56で支持されたベル
クランク57によって連結される。すなわち押圧ヘッド
55の側面とロッド53の側面にピン58、59が植え
られ、ベルクランク57の一方の端はピン58のアクチ
ュエ−タ本体側に向いた側面に係合する。ベルクランク
57の他方の端は二叉部になっていて、これがピン59
を挟む。そしてベルクランク56自体は、引張コイルば
ね59により、図において時計回り方向に付勢されてい
る。
【0014】図1に61で示すものは空スティック受で
ある。空スティック受61は樋状であり、一端はベ−ス
11に蝶番62で連結され、中程の脚部63をベ−ス1
1に載せることにより、後方に傾斜した姿勢を保つ。ス
ティック保持フレ−ム20から落下した空のスティック
2は空スティック受61に落ちてから後方に滑り降り
る。なおスティック保持フレ−ム20を水平に降ろす時
は、空スティック受61につかえないよう、予め空ステ
ィック受61を蝶番62を支点に反転させてベ−ス11
の外に出しておく。
ある。空スティック受61は樋状であり、一端はベ−ス
11に蝶番62で連結され、中程の脚部63をベ−ス1
1に載せることにより、後方に傾斜した姿勢を保つ。ス
ティック保持フレ−ム20から落下した空のスティック
2は空スティック受61に落ちてから後方に滑り降り
る。なおスティック保持フレ−ム20を水平に降ろす時
は、空スティック受61につかえないよう、予め空ステ
ィック受61を蝶番62を支点に反転させてベ−ス11
の外に出しておく。
【0015】部品供給装置10の動作を説明する。図1
の状態において、スティック2は傾斜したスティック保
持フレ−ム20の中に何段も積み上げられている。この
時のスティック2は、両端を塞いでいたプラグを全て取
り去ってある。スティックエスケ−プ機構40において
は押圧ヘッド55がアクチュエ−タ44の本体側に引き
寄せられており、ベルクランク57は引張コイルばね6
0に抗して反時計回り方向に回動せしめられ、これによ
りロッド53が進出し、プッシャ43で第1段スティッ
ク2aを押す。その結果第1段スティック2aの下方端
は差し込み凹所37に押し込まれ、連絡通路33にぴた
りと合う。第1段スティック2aの中の部品1は連絡通
路33を通って部品給送シュ−ト12の中に流れ出す。
の状態において、スティック2は傾斜したスティック保
持フレ−ム20の中に何段も積み上げられている。この
時のスティック2は、両端を塞いでいたプラグを全て取
り去ってある。スティックエスケ−プ機構40において
は押圧ヘッド55がアクチュエ−タ44の本体側に引き
寄せられており、ベルクランク57は引張コイルばね6
0に抗して反時計回り方向に回動せしめられ、これによ
りロッド53が進出し、プッシャ43で第1段スティッ
ク2aを押す。その結果第1段スティック2aの下方端
は差し込み凹所37に押し込まれ、連絡通路33にぴた
りと合う。第1段スティック2aの中の部品1は連絡通
路33を通って部品給送シュ−ト12の中に流れ出す。
【0016】部品給送シュ−ト12の先端から部品1を
1個づつ取って行き、最後の部品1が光センサ13、1
4の間を通過すると、図示しない制御装置から空スティ
ック放出の指令が出る。この指令に基づき、図3に示す
ようにアクチュエ−タ44はロッドを延ばし、押圧ヘッ
ド55でレバ−47を押す。すると第2爪42が第2段
スティック2bの上方端に入り込み、これを保持すると
共に、ボルト52が第1爪41の上端を押すことによ
り、第1爪41が時計回り方向に回動し、揺動端が穴3
9の中に引っ込む。また、ロッド53が引き戻され、プ
ッシャ43が第1段スティック2aから離れる。このた
め、第1段スティック2aの上方端を支えるものがなく
なり、第1段スティック2aは下方端を支点に回動す
る。第1段スティック2aの下方端の引っ掛かりはごく
浅いため、下方端もすぐ差し込み凹所37から外れ、第
1段スティック2aは空スティック受61の上に落下す
る。第1段スティック2aの脱落後、第2段スティック
2bの下方端が可動底35の上に降りる。続いてアクチ
ュエ−タ44が押圧ヘッド55を退避させる。図4は退
避途中の状況を示すが、この時点で既に、第1爪41の
揺動端が穴39から出、入れ替わりに第2爪42が穴3
9の中に引っ込む。このためスティック列が1段落下
し、第2段スティック2bが第1段の位置に来る。但し
この時点では、ロッド53は依然として引き戻し位置に
あり、プッシャ43は第2段スティック2bから離れて
いる。押圧ヘッド55が更に退避し、ベルクランク57
を回動させると、ロッド53は押し出され、プッシャ4
3が第1段の位置に降りた第2段スティック2bを押し
て、その下方端を差し込み凹所37に押し込む。
1個づつ取って行き、最後の部品1が光センサ13、1
4の間を通過すると、図示しない制御装置から空スティ
ック放出の指令が出る。この指令に基づき、図3に示す
ようにアクチュエ−タ44はロッドを延ばし、押圧ヘッ
ド55でレバ−47を押す。すると第2爪42が第2段
スティック2bの上方端に入り込み、これを保持すると
共に、ボルト52が第1爪41の上端を押すことによ
り、第1爪41が時計回り方向に回動し、揺動端が穴3
9の中に引っ込む。また、ロッド53が引き戻され、プ
ッシャ43が第1段スティック2aから離れる。このた
め、第1段スティック2aの上方端を支えるものがなく
なり、第1段スティック2aは下方端を支点に回動す
る。第1段スティック2aの下方端の引っ掛かりはごく
浅いため、下方端もすぐ差し込み凹所37から外れ、第
1段スティック2aは空スティック受61の上に落下す
る。第1段スティック2aの脱落後、第2段スティック
2bの下方端が可動底35の上に降りる。続いてアクチ
ュエ−タ44が押圧ヘッド55を退避させる。図4は退
避途中の状況を示すが、この時点で既に、第1爪41の
揺動端が穴39から出、入れ替わりに第2爪42が穴3
9の中に引っ込む。このためスティック列が1段落下
し、第2段スティック2bが第1段の位置に来る。但し
この時点では、ロッド53は依然として引き戻し位置に
あり、プッシャ43は第2段スティック2bから離れて
いる。押圧ヘッド55が更に退避し、ベルクランク57
を回動させると、ロッド53は押し出され、プッシャ4
3が第1段の位置に降りた第2段スティック2bを押し
て、その下方端を差し込み凹所37に押し込む。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、空スティックの放出
と、次段スティックのセッティングとが自動的に遂行さ
れ、作業者の手間を省くことができる。またこれらの動
作は単一のアクチュエ−タによって実現されるので、装
置の製作コストを低減できる。
と、次段スティックのセッティングとが自動的に遂行さ
れ、作業者の手間を省くことができる。またこれらの動
作は単一のアクチュエ−タによって実現されるので、装
置の製作コストを低減できる。
【図1】部品供給装置の側面図である。
【図2】要部の構成を示す部分拡大断面図である。
【図3】図2と同じ個所の部分拡大断面図にして、図2
と異なる動作状態を示すものである。
と異なる動作状態を示すものである。
【図4】図2と同じ個所の部分拡大断面図にして、図2
及び図3と異なる動作状態を示すものである。
及び図3と異なる動作状態を示すものである。
【図5】別の要部の構成を示す部分拡大断面図である。
【図6】図5と同じ個所の部分拡大断面図にして、図5
と異なる動作状態を示すものである。
と異なる動作状態を示すものである。
【図7】図5と同じ個所の部分拡大断面図にして、図5
及び図6と異なる動作状態を示すものである。
及び図6と異なる動作状態を示すものである。
1 部品 2 スティック 10 部品供給装置 12 部品給送シュ−ト 30 保持チャネル 37 差し込み凹所 41 第1爪 42 第2爪 43 プッシャ 44 アクチュエ−タ
Claims (1)
- 【請求項1】 部品を収納したスティックを保持チャネ
ル内に傾斜状態で平積みし、最も下に位置する第1段ス
ティックの下方端を部品給送シュ−トの入口に合致さ
せ、第1段スティック内の部品を滑落させた後、空にな
ったスティックを保持チャネル外に放出するものにおい
て、次の構成を備えたことを特徴とする部品供給装置。 a.第1段スティックの下方端を受け止め、これを部品
給送シュ−トの入口に合致させるべく、保持チャネルに
形成された差し込み凹所。 b.第1段スティックの上方端を受ける第1爪。 c.第2段スティックの上方端を受ける第2爪。 d.前記第1爪を退避させて第1段スティックを釈放す
ると共に、前記第2爪を進出させて第2段スティックを
保持し、第1段スティックが脱落した後、第1爪を進出
させ、第2爪を退避させて、それまでの第2段スティッ
クを第1段の位置に落とすアクチュエ−タ。 e.前記アクチュエ−タによって動作せしめられ、第1
段の位置に落ちてきたスティックを押して、その下方端
を前記差し込み凹所に押し込むプッシャ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP01638793A JP3234326B2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 部品供給装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP01638793A JP3234326B2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 部品供給装置 |
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JPH06227672A JPH06227672A (ja) | 1994-08-16 |
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ID=11914857
Family Applications (1)
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JP01638793A Expired - Fee Related JP3234326B2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 部品供給装置 |
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JP (1) | JP3234326B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6886802B2 (ja) * | 2016-11-15 | 2021-06-16 | 株式会社Fuji | スティックフィーダおよび電子部品実装機 |
-
1993
- 1993-02-03 JP JP01638793A patent/JP3234326B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06227672A (ja) | 1994-08-16 |
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