JP3234139U - チェーンリング - Google Patents

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高史 石部
高史 石部
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Abstract

【課題】チェーンを使用しながら、リング形状を長期間にわたり維持して耐久性の向上を可能とするチェーンリングを提供する。【解決手段】チェーンリング1は、板体リング10と、同一形状の複数のコマ21を連結し、板体リング10の外周長さに等しい長さとした飾りチェーン20を含み、板体リング10の外周表面に沿って飾りチェーン20を固定して成る。【選択図】図1

Description

本考案は、チェーンを装飾物として使用した金属製の指輪(チェーンリング)に関する。
従来、同一形状の複数のコマ(輪や飾り片)を連結して構成されるチェーンは、ネックレス等の身飾品として使用することが行われているが、非特許文献1に示されるように、宝飾品である指輪として使用する場合があった。
例えば、喜平デザインのチェーンを指輪として使用する場合、指の大きさに合わせてチェーンの長さを決め、チェーンの両端部分を溶接して連結するとともに、チェーンを構成する各コマ同士をロウ付けで全体をリング状に固定しリング形状を維持することが行われていた。
https://wp.orefice.jp/sp_articles/9994/
しかしながら、チェーンの各コマ同士をロウ付けで固定してリング形状を維持する場合、経年劣化でリング形状が崩れチェーンの状態に戻ってしまうことが多いという課題があった。
本考案は上記実情に鑑みて提案されたもので、チェーンを使用しながら、リング形状を長期間にわたり維持して耐久性の向上を可能とするチェーンリングを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案に係るチェーンリング(請求項1)は、板体リング(10)と、該板体リングの外周長さに等しい長さの飾りチェーン(20)を、前記板体リング(10)の外周表面に沿って固定して成ることを特徴としている。
請求項2は、請求項1のチェーンリングにおいて、前記飾りチェーン(20)は、複数のコマ(21)を連結して構成することを特徴としている。複数のコマ(21)は、同一形状又は異なる形状で構成される。
請求項3は、請求項2のチェーンリングにおいて、前記飾りチェーン(20)は、前記コマ(21)を輪で形成し、該輪を連結して成る喜平チェーンで構成することを特徴としている。
請求項4は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のチェーンリングにおいて、前記飾りチェーン(20)の前記板体リング(10)への固定は、前記板体リング(10)を前記飾りチェーン(20)が固定されるまで押し広げた状態で両者の接触部を溶解して行うことを特徴としている。
請求項5は、請求項4のチェーンリングにおいて、前記溶接は複数個所で行うことを特徴としている。
請求項6は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のチェーンリングにおいて、前記板体リング(10)は指輪であることを特徴としている。
請求項7は、請求項6のチェーンリングにおいて、前記板体リング(10)の内側に刻印を施すことを特徴としている。
本考案のチェーンリングによれば、飾りチェーン(20)を板体リング(10)の外周表面に沿って固定することで、飾りチェーン(20)を指輪として使用する際に、飾りチェーン(20)を構成するコマ(21)の連結固定状態を強固に維持することが可能となる。
本考案のチェーンリングの実施形態の一例を示す斜視説明図である。 チェーンリングに使用する飾りチェーン(2面カットのシングル喜平チェーン)の一例を示す説明図である。 チェーンリングに使用する飾りチェーン(6面カットのダブル喜平チェーン)の一例を示す説明図である。 チェーンリングに使用する飾りチェーン(8面カットのトリプル喜平チェーン)の一例を示す説明図である。 飾りチェーン(喜平チェーン)に使用するコマ(輪)同士の連結状態(シングル喜平)の一例を示す説明図である。 飾りチェーン(喜平チェーン)に使用するコマ(輪)同士の連結状態(ダブル喜平)の一例を示す説明図である。 飾りチェーン(喜平チェーン)に使用するコマ(輪)同士の連結状態(トリプル喜平)の一例を示す説明図である。
本考案に係るチェーンリングの一実施形態について、図面を参照して説明する。
チェーンリング1は、図1に示すように、板体リング10と、板体リング10上面に固定された板体リング幅とほぼ同じ幅を有する飾りチェーン20とから構成されている。
板体リング10は、板体を環状とした形状で構成され、材料としては、例えば、金、銀、銅、白金、パラジウム、金と銀の合金等の貴金属が使用される。
飾りチェーン20は、複数のコマ21を連結したチェーンを板体リング10の外周長さに切断し、両端同士を連結して構成され、板体リング10の上面に固定されている。チェーンの両端同士は、溶接処理などで連結されている。また、コマ21が板体リング10に接触する複数個所において溶接を施すことで、コマ21を板体リング10の上面に固定する。
飾りチェーン20の材料としては、例えば、金、銀、銅、白金、パラジウム、金と銀の合金等の貴金属が使用される。
飾りチェーン20は、例えば喜平チェーンで構成されている。喜平チェーンは、楕円型に近い輪(コマ)を連結し、プレスやねじりを加え、アイスカット機で表面や側面にカットを入れる。カットされた面が真っ直ぐに並ぶことで滑らかな輝きがあるデザインを得ることができる。
輪(一コマ)にカットが入ることで、断面に存在する平面の数により、2面カット(図2A)・6面カット(図2B)・8面カット(図2C)のデザインが得られる(各図の右側に断面モデルを示す)。
また、輪同士の繋ぎ方において、一つの輪に対して一つの輪を繋げるシングル喜平(図3A)、2つの輪を繋げるダブル喜平(図3B)、3つの輪を繋げるトリプル喜平(図3C)が存在する。
なお、図1に示したチェーンリング1は、6面カットのダブル喜平チェーンを使用している。
次に、図1に示すチェーンリング1の作製手順について説明する。
6面ダブル喜平(チェーン)を板体リング10のリングサイズの長さにカットし、チェーンの両端部分を溶接して連結することで喜平リング(飾りチェーン)20を作製する。
板体リング10の外周に喜平リング(飾りチェーン)20が配置するように両者を重ね合わせ、既存の工作機械(リング内径拡張機械)が有する細長い円錐状棒状体を2本のリングに通すことで内側リング(板体リング10)を内側から押し広げ(拡径して)外側リング(喜平チェーン20)の内周面に圧着させる。
押し広げた状態で喜平リング20(コマ21)と、その内側に位置する板体リング10の接触部分の数か所を溶接する。
板体リング10の内側面に金性刻、ブランド刻をレーザーで刻印する。
チェーンリング1の表面の研磨などの仕上げ処理を行って完成する。
完成したチェーンリングに対しては、ユーザの希望により、板体リング10の内側面にイニシャルや記念日などの刻印を施す。
上述したチェーンリング1の構造によれば、飾りチェーン20の内側に板材となる板体リング10を配置することで、板体リング10に固定された飾りチェーン20に緩みが生じることを解消し、リング形状を長期間にわたり維持して耐久性の向上を図ることができる。
また、板体リング10の内面にイニシャルや記念日などの刻印を入れることが可能になる。
上述した例では、飾りチェーン20として喜平リングを使用したが、複数のコマ(同一形状又は異なる形状の輪状体又は飾り片)21を連結してリング状となるチェーンであればよい。また、飾りチェーン20を構成する各コマ21は輪形状でなくともよく、相互に連結可能な形状であればよい。
1 チェーンリング
10 板体リング
20 飾りチェーン(喜平リング)
21 コマ(輪)
請求項4は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のチェーンリングにおいて、前記飾りチェーン(20)の前記板体リング(10)への固定は、前記板体リング(10)を前記飾りチェーン(20)が固定されるまで押し広げた状態で両者の接触部を溶接して行うことを特徴としている。

Claims (7)

  1. 板体リングと、該板体リングの外周長さに等しい長さの飾りチェーンを、前記板体リングの外周表面に沿って固定して成ることを特徴とするチェーンリング。
  2. 前記飾りチェーンは、複数のコマを連結して構成する請求項1に記載のチェーンリング。
  3. 前記飾りチェーンは、前記コマを輪で形成し、該輪を連結して成る喜平チェーンで構成する請求項2に記載のチェーンリング。
  4. 前記飾りチェーンの前記板体リングへの固定は、前記板体リングを前記飾りチェーンが固定されるまで押し広げた状態で両者の接触部を溶解して行う請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のチェーンリング。
  5. 前記溶接は複数個所で行う請求項4に記載のチェーンリング。
  6. 前記板体リングは指輪である請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のチェーンリング。
  7. 前記板体リングの内側に刻印を施す請求項6に記載のチェーンリング。
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