JP3234107U - 植物育成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きなスペースを占有することなく、光と風との作用により植物を好適に育成する、植物育成装置を提供する。【解決手段】本開示の植物育成装置1は、光と風との作用により植物を育成する植物育成装置である。この植物育成装置は、所定の設備に配置可能に構成された固定部4と、固定部に対して、所定の揺動軸回りに揺動可能に軸支された首振り可動部50と、首振り可動部に固定され、植物に風を送る送風機3と、首振り可動部に固定され、植物に光を照射するライト2と、を備える。そして、送風機から送られる風の流路にライトが配置される。光と風の作用を同時に付加できるため、植物の光合成を好適に促進できる。【選択図】図1

Description

本考案は、光と風との作用により植物を育成する植物育成装置に関する。
植物の成長を促進させる方法として、適度な水と適切な施肥による養分の補給、日照時間や温度、湿度の調整などがあげられる。そして、従来から、室内で植物を育成する場合に、室内全体の温度、通気、光等を制御することが知られている。
例えば、特許文献1には、省スペースで安定した栽培雰囲気を造成する植物栽培用グロースボックスが開示されている。当該植物栽培用グロースボックスは、採り入れた照明、養液および必要気体の供給により所定の空間内にて作物を生長させるものである。そして、このグロースボックスでは、グロースボックスの内面を鏡面仕上げとし、採り入れた照明で繰り返し作物を照射するように構成されることで、光エネルギーの均一で効率的な利用が図られる。
また、特許文献2には、植物育成室内の植物に光を照射する照明装置が開示されている。この植物の照明装置では、植物育成室内において人工光源が鉛直方向および/または水平方向に循環移動されることで、植物育成室内の植物と人工光源との相対的な位置が経時的に変化することになり、均等に植物に光が照射される。
特開2002−272270号公報 特許第4157367号公報
室内で植物を育成する場合、太陽光を植物に直接届けることが困難となるため、光合成による植物の育成効果が下がってしまう虞がある。そこで、植物に対して人工光を照射することで植物の育成を促進する技術が種々検討されている。そして、特許文献1に記載の技術によれば、グロースボックス内に植物が配置されるとともに該グロースボックスの内面が鏡面仕上げとされることで、採り入れた照明で該植物の葉表から葉裏に対応させて照射される。そうすると、植物の光合成が促進されるようにも思われる。しかしながら、この技術では、植物をグロースボックスで囲う必要があるため、植物を育成するための装置が大型化してしまう傾向にある。
一方、特許文献2に記載の技術は、人工光源を鉛直方向および/または水平方向に循環移動させることで、植物に均等に光を照射するものである。この技術によれば、人工光源と植物との相対的な位置が経時的に変化することになるため、人工光源の光強度を大きくした場合でも、光源から発生する熱による植物への影響が避けられる。しかしながら、この技術では、人工光源が鉛直方向および/または水平方向に循環移動するためのスペースが必要になる。したがって、この技術においても、特許文献1に記載の技術と同様に、植物を育成するために比較的大きなスペースが必要になってしまう。
また、風通しを良くすることで、植物の呼吸作用を助けるなどの働きにより植物の育成が促進されることが知られている。ここで、特許文献1や特許文献2には、植物育成室に送風機が設けられることが記載されているが、これは室内の排気や温度ムラの解消などを目的としたものであって、植物の呼吸作用を積極的に助けるものではない。そして、室内等において植物を好適に育成させるための技術については、未だ改良の余地を残すものである。
本開示の目的は、大きなスペースを占有することなく、光と風との作用により植物を好適に育成可能な植物育成装置を提供することにある。
本開示の植物育成装置は、光と風との作用により植物を育成する植物育成装置である。この植物育成装置は、所定の設備に配置可能に構成された固定部と、前記固定部に対して、所定の揺動軸回りに揺動可能に軸支された首振り可動部と、前記首振り可動部に固定され、前記植物に風を送る送風機と、前記首振り可動部に固定され、前記植物に光を照射するライトと、を備える。そして、前記送風機から送られる風の流路に前記ライトが配置される。
上記の植物育成装置では、植物の広範囲に亘って、光と風との作用を同時に付加することができるため、植物の光合成を好適に促進することができる。例えば、部屋の床に支柱を含む固定部が配置された場合、同様に部屋の床にその鉢が設置された植物に対して、揺動する首振り可動部に固定されたライトおよび送風機から、該植物の左右方向および上下方向に均等に光と風とを供給することができる。そうすると、植物育成装置によって大きなスペースを占有することなく、比較的広範囲に光と風とを供給することができる。これによれば、ライトからの光子をより多くの葉に吸収させることができるとともに、より広範囲に亘って植物の呼吸作用を助けることができ、以て、植物の光合成を好適に促進することができる。このように、本開示の植物育成装置では、大きなスペースを占有することなく、光と風との作用により植物を好適に育成することができる。また、この植物育成装置では、熱伝達によって、ライトから発生する熱を送風機から送られる風に容易に移動させることができるため、ライトの放熱を促進することができる。
ここで、本開示の植物育成装置では、上記の構成において、前記首振り可動部が、前記ライトを収容する円筒状のハウジングを備えてもよい。そして、前記ライトは、光の照射方向が前記ハウジングの一方の開口端である第1開口端の側を向くように、前記ハウジング内に配置され、前記送風機は、前記ハウジング内において該ハウジングの前記第1開口端の側に向かって風が流れるように、送風してもよい。また、この場合、前記ハウジングは、その長手方向において、前記第1開口端が前記ライトよりも突出するように形成されてもよい。これによれば、送風機から送られる風を介して、ライトの熱を好適にハウジングに移動させることができ、以て、ライトから発生した熱が植物に付加されてしまう事態を可及的に抑制することができる。
そして、上記のハウジングを備える構成において、前記ハウジングは、その内周面に対して所定の隙間を形成するように設けられた円筒状のガイド部を備えてもよい。そして、前記ライトは、前記ハウジング内において前記ガイド部の内側に配置され、前記送風機は、前記ガイド部の内側と、前記ガイド部の外側であって該ガイド部と前記ハウジングの内周面との前記隙間と、に風が流れるように送風してもよい。これによれば、ガイド部の内側を流れる風を介してガイド部へ移動させたライトの熱を、熱伝達によって効率的に隙間を流れる風に移動させることができ、更に、その熱をハウジングに効率的に放熱することができる。また、この場合、前記ハウジングは、前記送風機から送られる気体で満たされる空間であるチャンバ―部を備え、該チャンバ―部の気体が前記ガイド部の内側及び前記隙間に流されるように、前記送風機から送られる風の流路が構成され、前記チャンバ―部から前記ガイド部の内側への流路には、該チャンバ―部から該ガイド部の内側へ流れる気体の流量を調節する絞り弁が設けられてもよい。これによれば、ガイド部の内側を流れる気体と隙間を流れる気体との流量バランスを容易に変更することができ、以て、植物に対する風と熱との作用を制御することができる。
また、以上に述べた植物育成装置は、前記首振り可動部の駆動を制御する情報処理装置を、更に備えてもよい。この場合、前記情報処理装置は、前記植物の温度を取得することと、取得された前記植物の温度である取得温度が、所定の温度閾値を超えているか否かを判定することと、前記取得温度が前記温度閾値を超えている場合に、ユーザに所定の警告を通知するとともに、該ユーザからの前記首振り可動部の駆動パターンの変更を受け付けることと、前記ユーザによって変更された前記駆動パターンに基づいて、前記首振り可動部の駆動を制御することと、を実行する制御部を備えてもよい。これによれば、熱による植物への影響を可及的に抑制することができ、以て、植物を好適に育成することができる。
本開示によれば、大きなスペースを占有することなく、光と風との作用により植物を好適に育成することができる。
第1実施形態における植物育成装置の概略構成を示す図である。 植物育成装置を用いた植物の育成態様を説明するための第1の図である。 第1実施形態におけるライトの放熱メカニズムを説明するための図である。 第1実施形態の変形例における植物育成装置の概略構成を示す図である。 第1実施形態の変形例におけるライトの放熱メカニズムを説明するための第1の図である。 第1実施形態の変形例におけるライトの放熱メカニズムを説明するための第2の図である。 第1実施形態の変形例におけるシャッター弁を説明するための図である。 第2実施形態における植物育成システムの概略構成を示す図である。 第2実施形態における、植物育成システムに含まれるサーバの構成要素をより詳細に示すとともに、サーバと通信を行うユーザ端末の構成要素を示した図である。 植物育成装置を用いた植物の育成態様を説明するための第2の図である。
以下、図面に基づいて、本開示の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。
<第1実施形態>
第1実施形態における植物育成装置の概要について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態における植物育成装置の概略構成を示す図であって、図1(a)は植物育成装置の断面を、図1(b)は植物育成装置の前方からの斜視図を、図1(c)は植物育成装置の後方からの斜視図を表す図である。本実施形態に係る植物育成装置1は、光と風との作用により植物を育成する植物育成装置である。そして、植物育成装置1は、植物に対して光の作用を付加するライト2と、植物に対して風の作用を付加する送風機3と、を備える。
ライト2は、植物の光合成の促進を目的としたLED照明である。詳しくは、本実施形態におけるライト2は、植物に対する光の作用を太陽光に可及的に近づけるために、光量子束密度(PPFD値)が高められたLED照明である。ここで、光量子束密度とは、光合成に必要とされる光である400〜700nmの波長の光に含まれる、単位時間、単位面積あたりの光子数である。つまり、本実施形態におけるライト2では、光合成に必要とされる光子の数が高められている。なお、後述するように、本実施形態に係る植物育成装置1では、鑑賞用に設置されている植物に対して、光と風との作用を付加することができる。そのため、鑑賞用として重要な「太陽光に近い色合い」を実現すべく、ライト2は、その平均演色評価数(Ra)が、例えば98.5にされる。
送風機3は、羽根車の回転運動によって風を送る装置であって、周知のファン等を用いることができる。
また、植物育成装置1は、所定の設備に配置可能に構成された固定部4と、固定部4に対して揺動可能に構成された首振り可動部50と、を備える。そして、上述したライト2および送風機3が、首振り可動部50に固定される。
ここで、固定部4は、図1(b)、図1(c)に示すように、四辺形の枠構造を含んで構成される。なお、上記枠構造を四辺形に限定する意図はなく、該枠構造は、例えば、円形、楕円形や多角形であってもよい。そして、固定部4の枠構造の内側には、該固定部4に対して揺動可能に首振り可動部50が配置される。
首振り可動部50は、縦方向に揺動する第1揺動体510と、横方向に揺動する第2揺動体であるハウジング520と、を含んで構成される。ここで、第1揺動体510は、横方向に突出するように設けられた軸である揺動軸512を有しており、該揺動軸512が、固定部4の枠構造に嵌合された軸受41によって軸支されている。これにより、第1揺動体510が、固定部4に対して縦方向に揺動可能に軸支されることになる。また、第2揺動体であるハウジング520は、縦方向に突出するように設けられた軸である揺動軸521を有しており、該揺動軸521が、第1揺動体510に嵌合された軸受511によって軸支されている。これにより、ハウジング520が、固定部4に対して横方向に揺動可能に軸支されることになる。
そして、首振り可動部50は、図1(a)に示すように、首振り駆動部によって駆動される。詳しくは、ハウジング520の後端部において送風機3を覆うように配置される背面カバーが、リンクを介して首振り駆動部に繋がれることで、ハウジング520が横方向および縦方向に首振り駆動される。なお、上記の首振り駆動部およびリンク機構には、周知の技術を用いることができる。また、図1(a)において、背面カバー、リンク、および首振り駆動部の詳細図示は省略する。
このように構成された首振り可動部50に、上述したライト2および送風機3が固定される。詳しくは、ハウジング520が円筒状に形成され、該ハウジング520内にライト2および送風機3が収容される。このとき、ベース部530がハウジング520内に固定されていて、該ベース部530の前方側にソケットを介してライト2が配置されるとともに、該ベース部530の後方側に回転軸を介して羽根車が接続された送風機3が配置される。なお、ベース部530は、上記のソケットに例示されるライト2の電源部品や、送風機3の駆動部品を備えている。また、図1(b)、図1(c)においては、説明のため、ハウジング520の図示を部分的に省略し、また、背面カバー、リンク、および首振り駆動部の図示を省略している。
ここで、ライト2は、送風機3から送られる風の流路に配置される。本実施形態では、ライト2が、光の照射方向がハウジング520の一方の開口端である第1開口端520aの側を向くように、ハウジング520内に配置され、送風機3が、ハウジング520内において該ハウジング520の第1開口端520aの側に向かって風が流れるように、送風する。これにより、植物に対して、光と風との作用を同時に付加することができる。
次に、本実施形態の植物育成装置1を用いて植物を育成する態様について、図2に基づいて説明する。図2は、植物育成装置1を用いた植物の育成態様を説明するための第1の図である。
上述したように、本実施形態では、ハウジング520内にライト2および送風機3が収容されるため、図2に示すように、ハウジング520からその前方に向かって、光が照射されるとともに風が送られることになる。そして、このようなハウジング520を含む首振り可動部50が、固定部4に軸支されている。ここで、図2に示す固定部4は、上記の枠構造を支える支柱42を含んで構成され、該支柱42が所定の設備(例えば、部屋の床)に設置されることで、固定部4が配置され得る。
このような植物育成装置1によれば、図2に示すように、例えば部屋の床にその鉢が設置された植物に対して、側方から光と風との作用を同時に付加することができる。更に、上述したように、ハウジング520は、横方向(図2における左右方向)および縦方向(図2における上下方向)に首振り駆動される。そのため、植物の側方に設置された植物育成装置1から、該植物の左右方向および上下方向に均等に光と風とを供給することができる。そうすると、植物育成装置によって大きなスペースを占有することなく、比較的広範囲に光と風とを供給することができる。
そして、このように植物に対して光と風とが広範囲に供給されると、ライト2からの光子をより多くの葉に吸収させることができるとともに、より広範囲に亘って植物の呼吸作用を助けることができる。そうすると、植物の光合成を促進することができ、以て、光と風との作用により植物を好適に育成することができる。
また、本開示によれば、可及的に小さな占有スペースに設置された植物育成装置1から比較的広範囲に亘って光と風とを供給することができるため、鑑賞用に設置されている植物に対して、その鑑賞用途を妨げることなく育成させることができる。なお、この場合、上述したように、ライト2の光が太陽光に近い色合いにされてもよい。
更に、本実施形態の植物育成装置1では、ハウジング520が、その長手方向において、第1開口端520aがライト2よりも突出するように形成される。ここで、ライト2は熱を発生するため、その熱を放出しないと不具合が生じる虞がある。例えば、LED照明は、内部の素子等が高温になり易いため、このような内部に蓄積した熱を放出しないと劣化し易くなる。そこで、本実施形態では、上記の構造によって、ライト2の放熱を促進する。上記の構造によれば、ライト2の熱を好適にハウジング520に移動させることができ、以て、ライト2の放熱を促進できるだけでなく、ライト2から発生する熱による植物への影響(例えば、熱による植物の生育不良や、葉焼け等の障害)を可及的に抑制することができる。これについて、図3に基づいて説明する。
図3は、本実施形態におけるライト2の放熱メカニズムを説明するための図である。本開示によれば、送風機3から送られる風の流路にライト2が配置されるため、熱伝達によって、ライト2から発生する熱を送風機3から送られる風に容易に移動させることができる。これにより、ライト2の放熱を促進することができる。
一方で、上述したように、第1開口端520aがライト2よりも突出するようにハウジング520が形成されると(例えば、図3に示すように、第1開口端520aとライト2との長手方向の距離が、距離Dである。)、ライト2の放熱によって暖められた風とハウジング520との間で熱伝達が生じ易くなる。なぜなら、ライト2に対して第1開口端520aが突出していない場合と比較して、図3に示す距離Dの区間において、ライト2の放熱によって暖められた風の一部がハウジング520の内周面に沿って流れるからである。そうすると、送風機3から送られる風を介して、ライト2の熱を好適にハウジング520に移動させることができる。そして、この場合、ライト2の放熱によって暖められた風からハウジング520へ放熱される、つまり、ライト2によって暖められるもののその熱がハウジング520に放熱された風が該ハウジング520から放出されるため、ライト2から発生した熱が植物に付加されてしまう事態を可及的に抑制することができる。なお、アルミニウムのような熱伝導率が高い材料でハウジング520を形成することで、より放熱させ易くなる。
以上に述べた植物育成装置1によれば、大きなスペースを占有することなく、光と風との作用により植物を好適に育成することができる。
<第1実施形態の変形例>
第1実施形態の変形例における植物育成装置について、図4から図7に基づいて説明する。図4は、本変形例における植物育成装置の概略構成を示す図であって、図4(a)は植物育成装置の断面を、図4(b)は植物育成装置の前方からの斜視図を表す図である。
図4(a)に示すように、本変形例に係る植物育成装置1は、ハウジング520が、その内周面に対して所定の隙間523を形成するように設けられた円筒状のガイド部522を備える。そして、ライト2は、ハウジング520内においてガイド部522の内側に配置され、送風機3は、ガイド部522の内側と、ガイド部522の外側であって該ガイド部522とハウジング520の内周面との隙間523と、に風が流れるように送風する。
そして、上記の風の流路において、本変形例では、送風機3から送られた空気がチャンバ―部525に充填され、該チャンバ―部525からガイド部522の内側および隙間523に空気が流される。
ここで、上記のチャンバ―部525は、ハウジング520内の空間を長手方向に隔離可能に構成された隔壁プレート524が、送風機3から送られる風を遮断するように配置されることで形成される。そして、図4(b)に示すように、この隔壁プレート524には、チャンバ―部525から隙間523への流路を形成するスリット524a、およびチャンバ―部525からガイド部522の内側への流路を形成するスリット524bが設けられる。なお、図4(b)においては、説明のため、ハウジング520およびガイド部522の図示を部分的に省略している。
そして、このように構成される本変形例の植物育成装置1によっても、ライト2から発生する熱による植物への影響(例えば、熱による植物の生育不良や、葉焼け等の障害)を可及的に抑制することができる。これについて、図5に基づいて説明する。
図5は、本変形例におけるライト2の放熱メカニズムを説明するための第1の図である。図5に示す植物育成装置1の構造では、先ず、ガイド部522の内側を流れる風を介して、ライト2の熱をガイド部522に移動させることができる。ここで、図5に示すように、例えば、円筒状に形成されるガイド部522は、同様に円筒状に形成されるハウジング520と比較してその肉厚が薄くされる。この場合、ガイド部522とハウジング520が同一の材料で形成される場合、ガイド部522の熱容量はハウジング520の熱容量よりも小さくなる。一方で、隙間523の流路断面積は、ガイド部522の内側の流路断面積よりも小さいため、隙間523を流れる空気の流速は、ガイド部522の内側を流れる空気の流速よりも高くなる傾向にある。そうすると、熱容量が比較的小さいガイド部522へ移動させたライト2の熱を、熱伝達によって効率的に隙間523を流れる空気に移動させることができ、更に、その熱をハウジング520に効率的に放熱することができる。その結果、ハウジング520からは、ライト2によって暖められるもののその影響が可及的に抑制された風が放出されることになり、以て、ライト2から発生した熱が植物に付加されてしまう事態を可及的に抑制することができる。
ここで、上述したガイド部522は、長手方向において、その先端部が第1開口端520aよりも凹んだ位置に形成されてもよい。これについて、図6に基づいて説明する。
図6は、本変形例におけるライト2の放熱メカニズムを説明するための第2の図である。図6に示すようにガイド部522が形成されると、隙間523から放出される比較的流速が高い空気にガイド部522の内側を流れる空気が引き込まれるように混合されることになる。なぜなら、隙間523を流れる空気とガイド部522の内側を流れる空気との流速差によって、隙間523からの空気の放出部に低圧が生じるからである。そして、このような流れの混合部には、微小な渦などの乱れが生じ易くなり、その結果、ハウジング520内の空気の流れとハウジング520との間の熱伝達が促進されることになる。これによっても、ライト2の熱をハウジング520に効率的に放熱することができる。
また、本変形例に係る植物育成装置1では、チャンバ―部525からガイド部522の内側への流路を形成するスリット524bに、該チャンバ―部525から該ガイド部522の内側へ流れる空気の流量を調節するシャッター弁526が設けられてもよい。これについて、図7に基づいて説明する。
図7は、本変形例におけるシャッター弁526を説明するための図である。本変形例のシャッター弁526は、円盤状のプレートであって、隔壁プレート524と重ねて配置されることで、図7に示すように、スリット524bの開口面積を調節することができる。詳しくは、シャッター弁526は、その中心軸周りに回転可能に配置され、シャッター弁526が隔壁プレート524に対して相対的に回転移動することで、スリット524bの開口面積が調節される。
このような構成によれば、ガイド部522の内側を流れる空気と隙間523を流れる空気との流量バランスを容易に変更することができる。これにより、送風機3から送られる風によるライト2の放熱の程度と、ハウジング520から放出される風の特性(流量や温度等)と、を制御することが可能になるため、植物に対する風と熱との作用を制御することができる。そうすると、植物を好適に育成することができる。
以上に述べた植物育成装置1によれば、ライト2から発生する熱による植物の生育不良等の影響を可及的に抑制することができる。そして、大きなスペースを占有することなく、光と風との作用により植物を好適に育成することができる。
<第2実施形態>
上述した第1実施形態では、光と風との作用により植物を育成する植物育成装置について説明した。本実施形態では、第1実施形態の説明で述べた構成に加えて情報処理装置(サーバ)を備える植物育成装置を用いた、植物育成システムについて説明する。
ここで、第2実施形態における植物育成システムの概要について、図8を参照しながら説明する。図8は、本実施形態における植物育成システムの概略構成を示す図である。本実施形態に係る植物育成システム100は、ネットワーク200と、サーバ300と、ユーザ端末400と、を含んで構成される。なお、サーバ300は、本実施形態に係る植物育成装置1の構成要素である。
ネットワーク200は、例えば、IPネットワークである。ネットワーク200は、IPネットワークであれば、無線であっても有線であっても無線と有線の組み合わせであってもよく、例えば、無線による通信であれば、ユーザ端末400は、無線LANアクセスポイント(不図示)にアクセスし、LANやWANを介してサーバ300と通信してもよい。また、ネットワーク200は、これらの例に限られず、例えば、公衆交換電話網や、光回線、ADSL回線、衛星通信網などであってもよい。
サーバ300は、ネットワーク200を介して、ユーザ端末400と接続される。なお、図1において、説明を簡単にするために、サーバ300は1台、ユーザ端末400は4台示してあるが、これらに限定されないことは言うまでもない。
サーバ300は、データの取得、生成、更新等の演算処理及び加工処理のための処理能力のあるコンピュータ機器であればどの様な電子機器でもよく、例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、メインフレーム、その他電子機器であってもよい。すなわち、サーバ300は、CPUやGPU等のプロセッサ、RAMやROM等の主記憶装置、EPROM、ハードディスクドライブ、リムーバブルメディア等の補助記憶装置を有するコンピュータとして構成することができる。なお、リムーバブルメディアは、例えば、USBメモリ、あるいは、CDやDVDのようなディスク記録媒体であってもよい。補助記憶装置には、オペレーティングシステム(OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納されている。
また、サーバ300は、本実施形態に係る植物育成システム100専用のソフトウェアやハードウェア、OS等を設けずに、クラウドサーバによるSaaS(Software as a Service)、Paas(Platform as a Service)、IaaS(Infrastructure as a Service)を適宜用いてもよい。
ユーザ端末400は、植物育成システム100を利用するユーザが保有する携帯端末等の電子機器であればよく、例えば、携帯端末、タブレット端末、スマートフォン、ウェアラブル端末、パーソナルコンピュータ等、その他端末機器であってもよい。
次に、図9に基づいて、主にサーバ300の構成要素の詳細な説明を行う。図9は、第2実施形態における、植物育成システム100に含まれるサーバ300の構成要素をより詳細に示すとともに、サーバ300と通信を行うユーザ端末400の構成要素を示した図である。
サーバ300は、機能部として通信部301、記憶部302、制御部303を有しており、補助記憶装置に格納されたプログラムを主記憶装置の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各機能部等が制御されることによって、各機能部における所定の目的に合致した各機能を実現することができる。ただし、一部または全部の機能はASICやFPGAのようなハードウェア回路によって実現されてもよい。
ここで、通信部301は、サーバ300をネットワーク200に接続するための通信インタフェースである。通信部301は、例えば、ネットワークインタフェースボードや、無線通信のための無線通信回路を含んで構成される。サーバ300は、通信部301を介して、ユーザ端末400やその他の外部装置と通信可能に接続される。
記憶部302は、主記憶装置と補助記憶装置を含んで構成される。主記憶装置は、制御部303によって実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが展開されるメモリである。補助記憶装置は、制御部303において実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが記憶される装置である。記憶部302には、後述する温度閾値が記憶される。
制御部303は、サーバ300が行う制御を司る機能部である。制御部303は、CPUなどの演算処理装置によって実現することができる。制御部303は、更に、取得部3031と、判定部3032と、通知部3033と、指令部3034と、の4つの機能部を有して構成される。各機能部は、記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
取得部3031は、植物の温度を取得する。ここで、本実施形態の植物育成システム100では、植物の温度を測定可能に構成されたセンサによって測定された植物の温度に関する情報がサーバ300に送信される。そして、取得部3031は、このセンサから送信された情報を受信することで、植物の温度を取得する。なお、上記のセンサとは、例えば、赤外線温度センサであって、外部との通信機能を有するものである。
判定部3032は、取得された植物の温度である取得温度が、所定の温度閾値を超えているか否かを判定する。ここで、温度閾値とは、熱による植物への影響(例えば、熱による植物の生育不良や、葉焼け等の障害)が許容可能な温度の上限であって、予め記憶部302に記憶されている。
通知部3033は、取得温度が温度閾値を超えている場合に、ユーザに所定の警告を通知する。このとき、通知部3033は、ユーザ端末400に上記の警告に関する情報を送信することで、ユーザに警告を通知することができる。
ここで、ユーザ端末400は、機能部として通信部401、入出力部402、記憶部403を有している。通信部401は、ユーザ端末400をネットワーク200に接続するための通信インタフェースであり、例えば、ネットワークインタフェースボードや、無線通信のための無線通信回路を含んで構成される。入出力部402は、通信部401を介して外部から送信されてきた情報等を表示させたり、通信部401を介して外部に情報を送信する際に当該情報を入力したりするための機能部である。記憶部403は、サーバ300の記憶部302と同様に主記憶装置と補助記憶装置を含んで構成される。
入出力部402は、更に、表示部4021、操作入力部4022を有している。表示部4021は、各種情報を表示する機能を有し、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、OLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ等により実現される。操作入力部4022は、ユーザからの操作入力を受け付ける機能を有し、具体的には、タッチパネル等のソフトキーあるいはハードキーにより実現される。
そして、このようなユーザ端末400を用いて、ユーザは、サーバ300から送信された所定の警告を取得することができる。なお、上記の警告とは、例えば、植物の温度が温度閾値を超えている旨の情報である。そして、ユーザには、このような警告の情報とともに、首振り可動部50の駆動パターンの変更を促す旨の通知がなされる。そうすると、ユーザは、ユーザ端末400を用いて、駆動パターンの変更を入力し、その情報をサーバ300に送信することができる。
指令部3034は、ユーザによって変更された駆動パターンに基づいて、首振り可動部50の駆動を制御する。ここで、上記の第1実施形態の説明で述べた首振り駆動部には、予め複数の駆動パターンが登録されていて、外部からの通信により駆動パターンを変更可能に構成されている。
このような植物育成システム100によれば、例えば、室内に差し込む日光によって植物の或る範囲が高温になるような場合において、その高温範囲への光の照射を避けるように首振り可動部50の駆動パターンを変更することができる。または、その高温範囲へ積極的に風を送るように首振り可動部50の駆動パターンを変更することができる。そうすると、熱による植物への影響(例えば、熱による植物の生育不良や、葉焼け等の障害)を可及的に抑制することができ、以て、植物を好適に育成することができる。
<その他の変形例>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。上記の実施形態では、ライト2にLED照明を用いる例について説明したが、本開示のライトは、例えば、メタルハライドランプや高圧ナトリウムランプであってもよい。
また、植物育成装置1を用いて植物を育成する態様について、該植物育成装置1を植物の側方に設置する例について説明したが、これに限定する意図はなく、本開示の植物育成装置1は、例えば、植物の上方に設置されてもよい。ここで、図10は、植物育成装置1を用いた植物の育成態様を説明するための第2の図である。
図10に示す例では、固定部4が、枠構造を吊り下げるブラケット43を含んで構成され、該ブラケット43が所定の設備(例えば、部屋の天井)に設置されることで、固定部4が配置され得る。このような植物育成装置1によれば、図10に示すように、例えば部屋の床にその鉢が設置された植物に対して、上方から光と風との作用を同時に付加することができる。更に、ハウジング520は、横方向(図10における前後方向)および縦方向(図10における左右方向)に首振り駆動される。そのため、植物の上方に設置された植物育成装置1から、該植物の前後方向および左右方向に均等に光と風とを供給することができる。そうすると、植物育成装置によって大きなスペースを占有することなく、比較的広範囲に光と風とを供給することができる。
1・・・・・植物育成装置
2・・・・・ライト
3・・・・・送風機
4・・・・・固定部
50・・・・首振り可動部

Claims (6)

  1. 光と風との作用により植物を育成する植物育成装置であって、
    所定の設備に配置可能に構成された固定部と、
    前記固定部に対して、所定の揺動軸回りに揺動可能に軸支された首振り可動部と、
    前記首振り可動部に固定され、前記植物に風を送る送風機と、
    前記首振り可動部に固定され、前記植物に光を照射するライトと、
    を備え、
    前記送風機から送られる風の流路に前記ライトが配置される、
    植物育成装置。
  2. 前記首振り可動部は、前記ライトを収容する円筒状のハウジングを備え、
    前記ライトは、光の照射方向が前記ハウジングの一方の開口端である第1開口端の側を向くように、前記ハウジング内に配置され、
    前記送風機は、前記ハウジング内において該ハウジングの前記第1開口端の側に向かって風が流れるように、送風する、
    請求項1に記載の植物育成装置。
  3. 前記ハウジングは、その長手方向において、前記第1開口端が前記ライトよりも突出するように形成される、
    請求項2に記載の植物育成装置。
  4. 前記ハウジングは、その内周面に対して所定の隙間を形成するように設けられた円筒状のガイド部を備え、
    前記ライトは、前記ハウジング内において前記ガイド部の内側に配置され、
    前記送風機は、前記ガイド部の内側と、前記ガイド部の外側であって該ガイド部と前記ハウジングの内周面との前記隙間と、に風が流れるように送風する、
    請求項2に記載の植物育成装置。
  5. 前記ハウジングは、
    前記送風機から送られる気体で満たされる空間であるチャンバ―部を備え、該チャンバ―部の気体が前記ガイド部の内側及び前記隙間に流されるように、前記送風機から送られる風の流路が構成され、
    前記チャンバ―部から前記ガイド部の内側への流路には、該チャンバ―部から該ガイド部の内側へ流れる気体の流量を調節する絞り弁が設けられる、
    請求項4に記載の植物育成装置。
  6. 前記首振り可動部の駆動を制御する情報処理装置を、更に備え、
    前記情報処理装置は、
    前記植物の温度を取得することと、
    取得された前記植物の温度である取得温度が、所定の温度閾値を超えているか否かを判定することと、
    前記取得温度が前記温度閾値を超えている場合に、ユーザに所定の警告を通知するとともに、該ユーザからの前記首振り可動部の駆動パターンの変更を受け付けることと、
    前記ユーザによって変更された前記駆動パターンに基づいて、前記首振り可動部の駆動を制御することと、
    を実行する制御部を備える、
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の植物育成装置。
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