JP3234100B2 - 端板付ｈ型鋼の斜め連結用金物 - Google Patents
端板付ｈ型鋼の斜め連結用金物Info
- Publication number
- JP3234100B2 JP3234100B2 JP11093494A JP11093494A JP3234100B2 JP 3234100 B2 JP3234100 B2 JP 3234100B2 JP 11093494 A JP11093494 A JP 11093494A JP 11093494 A JP11093494 A JP 11093494A JP 3234100 B2 JP3234100 B2 JP 3234100B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end plate
- plate
- hardware
- shaped steel
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、山留め工事において腹
起しや切梁に使用される端板付Ｈ型鋼を斜めに連結する
際に使用する連結用金物に関するものである。
起しや切梁に使用される端板付Ｈ型鋼を斜めに連結する
際に使用する連結用金物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】山留め工事の腹起しや切梁に使用される
端板付Ｈ型鋼の連結に際しては、屡々水平方向または垂
直方向に傾斜させて連結する必要が生じ、その際には手
間のかかる連結方法を採っている。
端板付Ｈ型鋼の連結に際しては、屡々水平方向または垂
直方向に傾斜させて連結する必要が生じ、その際には手
間のかかる連結方法を採っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、端板付Ｈ型
鋼を斜めに連結する際に、簡単な連結用金物を使用して
連結作業の簡素化を図ることを目的とするものである。
鋼を斜めに連結する際に、簡単な連結用金物を使用して
連結作業の簡素化を図ることを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、テーパー付き
端板連結板を斜めに連結しようと端板付Ｈ型鋼の端板間
に挿入して両端板付Ｈ型鋼を連結することにより、端板
連結板のテーパーに応じた傾斜角度で連結することを可
能にするものであり、操作としては本発明の連結用金物
を挿入するのみであるので、連結作業を大幅に省力化で
きる。
端板連結板を斜めに連結しようと端板付Ｈ型鋼の端板間
に挿入して両端板付Ｈ型鋼を連結することにより、端板
連結板のテーパーに応じた傾斜角度で連結することを可
能にするものであり、操作としては本発明の連結用金物
を挿入するのみであるので、連結作業を大幅に省力化で
きる。
【０００５】即ち、本発明は、（Ａ）表面および裏面と
もに平面で表面が裏面に対して傾斜し、表面から裏面に
貫通する複数のボルト孔を有する長方形のテーパー付き
端板連結板と（Ｂ）該端板連結板の周りの四端面を覆っ
ているフード部とから構成される形に鋳造された端板付
Ｈ型鋼の斜め連結用金物に関するものである。
もに平面で表面が裏面に対して傾斜し、表面から裏面に
貫通する複数のボルト孔を有する長方形のテーパー付き
端板連結板と（Ｂ）該端板連結板の周りの四端面を覆っ
ているフード部とから構成される形に鋳造された端板付
Ｈ型鋼の斜め連結用金物に関するものである。
【０００６】本発明の連結用金物は鋳造により一体成形
される。ボルト孔は鋳造時に開けておいてもよいし、鋳
造後、穿孔してもよい。また、フード部の幅（深さ）は
連結される端板付Ｈ型鋼の端部を保持できる程度でよい
ので、あまり広くする必要はない。
される。ボルト孔は鋳造時に開けておいてもよいし、鋳
造後、穿孔してもよい。また、フード部の幅（深さ）は
連結される端板付Ｈ型鋼の端部を保持できる程度でよい
ので、あまり広くする必要はない。
【０００７】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明を説明する。
【０００８】図１（ａ）〜（ｃ）は本発明の連結用金物
の中、端板連結板の形状を一方向にテーパーを付けたも
のとした例を示し、（ａ）は斜視図、（ｂ）は（ａ）の
Ａ−Ａ断面図、（ｃ）は立面図である。図１（ｄ）は本
発明の連結用金物の中、端板連結板の形状を二方向にテ
ーパーを付けたものとした例の斜視図である。図１
（ｅ）は（ａ）〜（ｃ）で示される連結用金物を使用し
て切梁である端板付Ｈ型鋼を連結した連結部の縦断面図
である。
の中、端板連結板の形状を一方向にテーパーを付けたも
のとした例を示し、（ａ）は斜視図、（ｂ）は（ａ）の
Ａ−Ａ断面図、（ｃ）は立面図である。図１（ｄ）は本
発明の連結用金物の中、端板連結板の形状を二方向にテ
ーパーを付けたものとした例の斜視図である。図１
（ｅ）は（ａ）〜（ｃ）で示される連結用金物を使用し
て切梁である端板付Ｈ型鋼を連結した連結部の縦断面図
である。
【０００９】なお、本発明の連結用金物は鋳物として一
体鋳造で製造されるが、テーパーの状態を説明するた
め、（ａ）、（ｄ）においては一部実線を付加して図示
した。
体鋳造で製造されるが、テーパーの状態を説明するた
め、（ａ）、（ｄ）においては一部実線を付加して図示
した。
【００１０】図１（ａ）〜（ｃ）で示される連結用金物
１の端板連結板５には４個のボルト孔６が穿孔されてい
るが、このボルト孔６は連結する端板付Ｈ型鋼２の端板
３に穿孔されたボルト孔の数、位置に合わせて穿孔され
る。
１の端板連結板５には４個のボルト孔６が穿孔されてい
るが、このボルト孔６は連結する端板付Ｈ型鋼２の端板
３に穿孔されたボルト孔の数、位置に合わせて穿孔され
る。
【００１１】端板連結板５の周りの四端面はフード４で
取り囲まれている。フード４は端板連結板５の両側に同
程度の幅を持っており、このフード４の中に端板付Ｈ型
鋼２の端部が嵌合される。（ａ）〜（ｃ）で示される連
結用金物１においては、端板連結板５は上端で最も厚さ
が大きく、下端で最も厚さが小さくなるように一方向に
テーパーを付けて形成されている。（ｄ）で示される連
結用金物１においては、端板連結板５は紙面上端手前で
最も厚さが大きく、下に行くに従って厚さが小さくな
り、且つ、紙面奥に行くに従って厚さが小さくな流よう
に二方向にテーパーを付けて形成されている。
取り囲まれている。フード４は端板連結板５の両側に同
程度の幅を持っており、このフード４の中に端板付Ｈ型
鋼２の端部が嵌合される。（ａ）〜（ｃ）で示される連
結用金物１においては、端板連結板５は上端で最も厚さ
が大きく、下端で最も厚さが小さくなるように一方向に
テーパーを付けて形成されている。（ｄ）で示される連
結用金物１においては、端板連結板５は紙面上端手前で
最も厚さが大きく、下に行くに従って厚さが小さくな
り、且つ、紙面奥に行くに従って厚さが小さくな流よう
に二方向にテーパーを付けて形成されている。
【００１２】本発明の連結用金物１を使用して端板付Ｈ
型鋼２、２を連結するには（ｅ）に示すように連結用金
物１の端板連結板５を挟むように端板付Ｈ型鋼２、２の
端部をフード４に嵌合し、端板連結板５を挟んで端板
３、３をボルトで固定する。
型鋼２、２を連結するには（ｅ）に示すように連結用金
物１の端板連結板５を挟むように端板付Ｈ型鋼２、２の
端部をフード４に嵌合し、端板連結板５を挟んで端板
３、３をボルトで固定する。
【００１３】端板連結板５は一方向にテーパーを付けら
れているので、端板付Ｈ型鋼２、２は、そのテーパー角
度に対応した傾斜角度て連結される。
れているので、端板付Ｈ型鋼２、２は、そのテーパー角
度に対応した傾斜角度て連結される。
【００１４】
【発明の効果】本発明の連結用金物の採用により、次の
ような効果が奏せられる。
ような効果が奏せられる。
【００１５】本発明のテーパー付き端板連結板を連結し
ようと端板付Ｈ型鋼の端板間に挿入して両端板をボルト
締めするという簡単な作業で端板付Ｈ型鋼を傾斜して連
結できるので、連結作業を大幅に省力化できる。
ようと端板付Ｈ型鋼の端板間に挿入して両端板をボルト
締めするという簡単な作業で端板付Ｈ型鋼を傾斜して連
結できるので、連結作業を大幅に省力化できる。
【図１】（ａ）〜（ｃ）は本発明の連結用金物の中、端
板連結板の形状を一方向にテーパーを付けたものとした
例を示し、（ａ）は斜視図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ断
面図、（ｃ）は立面図である。（ｄ）は本発明の連結用
金物の中、端板連結板の形状を二方向にテーパーを付け
たものとした例の斜視図である。（ｅ）は（ａ）〜
（ｃ）で示される連結用金物を使用して切梁である端板
付Ｈ型鋼を連結した連結部の縦断面図である。
板連結板の形状を一方向にテーパーを付けたものとした
例を示し、（ａ）は斜視図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ断
面図、（ｃ）は立面図である。（ｄ）は本発明の連結用
金物の中、端板連結板の形状を二方向にテーパーを付け
たものとした例の斜視図である。（ｅ）は（ａ）〜
（ｃ）で示される連結用金物を使用して切梁である端板
付Ｈ型鋼を連結した連結部の縦断面図である。
１・・連結用金物、２・・端板付Ｈ型鋼、３・・端板、
４・・フード、５・・端板連結板、６・・ボルト孔。
４・・フード、５・・端板連結板、６・・ボルト孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E02D 17/04 E04B 1/00 - 1/36
Claims (1)
- 【請求項１】 （Ａ）表面および裏面ともに平面で表面
が裏面に対して傾斜し、表面から裏面に貫通する複数の
ボルト孔を有する長方形のテーパー付き端板連結板と
（Ｂ）該端板連結板の周りの四端面を覆っているフード
部とから構成される形に鋳造された端板付Ｈ型鋼の斜め
連結用金物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11093494A JP3234100B2 (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 端板付ｈ型鋼の斜め連結用金物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11093494A JP3234100B2 (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 端板付ｈ型鋼の斜め連結用金物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07317065A JPH07317065A (ja) | 1995-12-05 |
| JP3234100B2 true JP3234100B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=14548305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11093494A Expired - Fee Related JP3234100B2 (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 端板付ｈ型鋼の斜め連結用金物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3234100B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6799425B2 (ja) * | 2016-09-23 | 2020-12-16 | 丸藤シートパイル株式会社 | アダプター部材及び山留支保工構造 |
| JP7005171B2 (ja) * | 2017-05-25 | 2022-01-21 | 丸藤シートパイル株式会社 | 山留支保工構造 |
| JP7174548B2 (ja) * | 2018-07-19 | 2022-11-17 | 戸田建設株式会社 | 山留め構造体、軸力伝達装置及び山留め構造体の設置方法 |
| CN111926826B (zh) * | 2020-08-14 | 2021-05-25 | 深圳市交通工程质量监督站 | 一种用于基坑群协同建造的钢支撑锥楔扩展型活络端装置及其施工方法 |
-
1994
- 1994-05-25 JP JP11093494A patent/JP3234100B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07317065A (ja) | 1995-12-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3234100B2 (ja) | 端板付ｈ型鋼の斜め連結用金物 | |
| JP3152849B2 (ja) | 腹起しと切り梁との接合部構造 | |
| JPS6145235Y2 (ja) | ||
| JPS61250222A (ja) | 杭の継ぎ足し方法および装置 | |
| JP2818741B2 (ja) | Ｈ形鋼による立柱のジョイント金具 | |
| JPH07317064A (ja) | 端板付ｈ型鋼用連結金物 | |
| JP2999634B2 (ja) | 壁パネルの吊上げ方法 | |
| JP2930793B2 (ja) | 掘削作業車 | |
| JP2578718Y2 (ja) | コンクリートパネル吊上げ兼用取付け金具 | |
| CN210562381U (zh) | 一种高强度挖掘机斗齿 | |
| JPH0423959Y2 (ja) | ||
| JP2863141B2 (ja) | 梁架構 | |
| JP2596535Y2 (ja) | 掘削機姿勢制御用治具 | |
| US20200084979A1 (en) | Stump planer | |
| JPH072685Y2 (ja) | 形鋼接合金具 | |
| JPH0988069A (ja) | パネル | |
| JPH044035Y2 (ja) | ||
| JP3314267B2 (ja) | ガイドギブの取付構造 | |
| JPH053351U (ja) | 腹起し用鋼材の接合構造 | |
| JPS6344481Y2 (ja) | ||
| JPH0645466Y2 (ja) | 小規模土木工事用切りばり | |
| JPS583913Y2 (ja) | グレ−テイングの固定構造 | |
| JP2839506B2 (ja) | 柱脚金物 | |
| JPH0978756A (ja) | アンカー金具埋込みａｌｃパネル | |
| JPH0932114A (ja) | 木造建築物の横架材接合構造とその用具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070921 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |