JP3233963B2 - 磁性薄膜およびその製造方法 - Google Patents

磁性薄膜およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湿式めっき法により成
膜される磁性薄膜に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜磁気ヘッドや薄膜トランスの磁性薄
膜には、低保磁力、高飽和磁束密度、低磁歪等の優れた
軟磁気特性が要求されると同時に信頼性向上の為に高耐
食性が必要である。
【0003】これらの磁性薄膜は、スパッタ法等の気相
成膜法や電気めっき法等の液相成膜法により形成される
のが一般的であるが、液相めっき法には、大面積の成膜
が容易で、しかも均一性の高い膜がえられ、また工数が
少ないという利点がある。
【0004】特に近年の記録密度の上昇は記録媒体の保
磁力の上昇による部分が大きい。保磁力の大きな記録媒
体に十分に書き込む為には記録ヘッドからより強い磁界
を発生する必要がある。このために従来から広く使用さ
れていたNi−Fe合金(パーマロイ)以上の高飽和磁
束密度材料が求められている。この磁気特性的な要求を
満たす磁性めっき膜としてはCo−Fe合金が挙げられ
る。
【0005】しかし、耐食性では従来から広く使用され
ている比較的低飽和磁束密度材料であるNi−Fe合金
と比較すると劣っていた。
【0006】Co−Fe合金の耐食性向上のためには第
3元素の添加が有効であるが、優れた軟磁気特性を損な
わないで耐食性を向上させることは困難であった。
【0007】たとえばPd、Pt、Au、Cu等の添加
では耐食性向上は可能だが軟磁気特性への影響があり十
分な量の貴金属を膜に含有させることは出来なかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情からなされたものであり、低保磁力、高飽和磁束密度
および高耐食性を有する磁性薄膜を、めっき浴の煩雑な
管理なしにめっき法により成膜することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意検討、研究した結果、Co−Fe合
金めっきにRhを添加することで耐食性に優れ、かつ磁
気特性を損なわない磁性材料を完成するに至った。かつ
膜の組成管理には浴中の金属イオン濃度、あるいは金属
イオン濃度比のみに依存せず成膜時の電流密度により管
理すること、あるいは浴中のRhイオンを電解の進行に
つれ補給することで安定した膜組成、すなわち安定に高
耐食性かつ高軟磁気特性を得る事を可能とした。
【0010】 このような目的は、下記(1)〜(4)
の発明により達成される。
【0011】 (1)Co、FeおよびRhを主成分と
し、Rhの含有量が1〜8重量%でありSの含有量が5
00〜2000ppmであることを特徴とする磁性薄
膜。 (2)上記、磁性薄膜が湿式めっき膜であることを特徴
とする(1)に記載の磁性薄膜。
【0012】 (3)コバルトイオンの濃度が0.05
〜5モル/l、鉄イオン濃度が0.001〜5モル/
l、Rhイオン濃度が0.005〜5g/lであるめっ
き浴から成膜することを特徴とする湿式めっき法による
磁性薄膜の成膜方法。 (4)イオウを有する低分子有機化合物を含有するpH
が1〜4のめっき浴から成膜することを特徴とする
(3)に記載の磁性薄膜の成膜方法。
【0013】
【作用】本発明の磁性薄膜は湿式めっき法、すなわち電
気めっき法、無電解めっき法及び置換めっき法により形
成され、Co、Feを主成分としRh及びSを含有する
ものである。
【0014】このような組成により、本発明の磁性薄膜
は、3 Oe以下、特に1 Oe以下の保磁力Hcと高耐食性
が容易に得られ、例えば薄膜磁気ヘッドや薄膜トランス
用の磁性薄膜として極めて有用である。
【0015】しかも、本発明の磁性薄膜形成に際して用
いているめっき浴にはCo、Fe、Rhの3種の金属イ
オンが存在しているが、膜組成の管理には浴中の金属イ
オン濃度や金属イオン組成比のみでなく成膜時の電流密
度を管理することでおこなうことにより容易に安定した
組成の膜が形成される。
【0016】また、本発明の磁性合金にはC、Cr、C
u、Sn、Ru、Au、Pd、Ag、Mn、P、B、I
n、Mo、Pb、Re、W、Zn、Zr及びPt等から
選択される1種以上の元素を3重量%以下含有すること
で高周波特性の向上等も期待される。またこれらの元素
を不純物として微量含有することも特に支障は認められ
ないので安価な試薬の使用によるコスト低減も可能であ
る。
【0017】但し、3重量%以上の含有の場合には磁気
特性に悪影響を及ぼしたりBsの低下を招く場合が多い
ので注意が必要である。
【0018】
【具体的構成】以下、本発明の具体的構成について詳細
に説明する。
【0019】本発明の磁性薄膜は湿式めっき法により形
成され、Co、FeおよびRhを主成分としてSを含有
する。
【0020】Rhの含有量は、1〜8重量%、好ましく
は3〜7重量%とする。Rhの含有量が前記範囲未満で
あると、十分な耐食性が得られず、前記範囲を越える
と、軟磁気特性が低下する。
【0021】Sの含有量は、500〜2000ppm、
好ましくは800〜1500ppmとする。Sの含有量
が前記範囲未満であると、低い保磁力Hcが得られなく
なり、前記範囲を越えると、耐食性が低下する。
【0022】本発明の磁性薄膜は、低いHcと優れた耐
食性を有する。具体的には、Hcとして3 Oe以下、特
に1 Oe以下、さらには0.5 Oe以下が得られる。耐食
性としては0.01N−KCl溶液中で銀/塩化銀電極
を基準電極に用いた自然電位では−70mV以上の値が
得られる。これはパーマロイと同等以上である。
【0023】本発明で好ましく用いるめっき浴には、コ
バルトイオンと鉄イオン、Rhイオンとを含有し、さら
にSを含む低分子有機化合物を含有するものである。
【0024】本発明で用いるコバルトイオン、鉄イオ
ン、Rhイオン供給源としては硫酸塩、塩化塩、スルフ
ァミン酸塩、酢酸塩、硝酸塩等の水溶性の塩を用いるの
が好ましい。コバルトイオン、鉄イオンは金属をめっき
浴中に浸積させ自然溶解したイオンや陽極として電解に
より溶解したイオンも有効に利用可能である。
【0025】コバルトイオンの濃度は0.05〜5モル
/l、特に0.1〜1モル/lであることが好ましい。
コバルトイオンの濃度が前記範囲未満であると析出速度
の低下が著しく、前記範囲を越えるとめっき浴の粘度が
上昇し一般には作業性や微細なレジストパターン内への
成膜が困難となる。
【0026】また、めっき浴中における鉄イオン濃度
は、0.001〜5モル/lの範囲でより好ましくは
0.01〜1モル/lである。コバルトイオンとの濃度
比が成膜される膜の組成を決定する大きな要因であるの
で、所望の膜組成が得られるように決定すれば良い。
【0027】但し、鉄イオンがゼロの場合にはCoRh
膜となりHCP構造をとり軟磁気特性は十分ではない。
一般には飽和磁歪がゼロとなる組成が好ましい。
【0028】また、Rhイオンのめっき浴中の濃度は、
通常0.005〜5g/lで、より好ましくは0.01
〜0.5g/lである。RhはCo、Feと析出電位が
はるかに異なるためにCo、Feと共析させるには浴中
のRhイオン濃度をCo、Feイオン濃度に比べて小量
にして拡散律速での析出反応を利用する。すなわちRh
イオンのみに注目した場合には電流密度によらず析出さ
れるRh金属の量は一定となる。膜の組成比はそれに加
えて析出されるCo、Feの量により決定される。
【0029】浴のpHは1.0〜4.0で特に2.0〜
3.0が好ましい。上記範囲以下では成膜速度が遅く、
前記範囲以上では3価鉄の沈澱が生じ易い。
【0030】低電流密度でCo、Feの析出電位以下の
場合には純Rh膜が成膜され、高電流密度になりCo、
Feの析出電位以上となればCoFeRh合金が得られ
る。
【0031】そして電流密度の上昇につれてCoFeの
析出速度が早くなり、相対的に膜中のRhの含有量は低
下していく。
【0032】一定のRh含有量の金属薄膜を得るにはR
hイオン濃度を一定に保つためには、成膜に応じて析出
し減少したイオンを補充することで可能である。消費量
が安定しておれば補給は容易である。
【0033】また成膜時の電流密度すなわち電位を管理
することでもRh含有量を一定に保てる。この場合には
膜全体の成膜速度が変化するが、浴管理の手間をはぶく
ことが可能である。
【0034】鉄イオンとしては2価鉄イオンが好まし
い。しかし2価鉄イオンは、酸化して3価鉄イオンにな
りやすい。3価鉄イオンは小量ならば問題ではなく、レ
ベリング性等に効果がある場合もある。また容易に2価
鉄イオンに還元することが可能であるし生成を防ぐこと
も容易である。
【0035】還元方法としてはアスコルビン酸、次亜り
ん酸あるいはその塩のような還元剤の添加やCo、Fe
の金属をめっき浴に浸積し自然溶解する際の副反応を利
用することが一般的に知られている。
【0036】イオウを含有する低分子有機化合物として
は各種の構造のものが有効であるが、芳香族スルホン酸
塩、特にナフタレントリスルホン酸ナトリウムが好まし
い。
【0037】めっき膜中のイオウは結晶の粒界に偏析し
て粒子成長を妨げたり、内部応力低減に効果があると考
えられる。イオウの供給源は浴中に含まれるイオウを含
有する低分子有機化合物である。
【0038】また、めっき浴中に不飽和アルコールを含
有することも好ましい。とくにアセチレン結合を有する
低分子アルコールが好ましく、最も低分子な化合物はプ
ロパギルアルコールである。
【0039】この不飽和アルコールもめっき膜の各種の
特性向上に効果があるが、そのメカニズムは未知な部分
が多い。膜中にCが100〜2000ppm含まれるこ
とがあるが、その供給源の1つは不飽和アルコールであ
ると考えられている。
【0040】めっき浴中には、これらの他、ほう酸等の
pH緩衝剤、硫酸アンモニウムや塩化アンモニウム等の
導電塩、ラウリル硫酸ナトリウム等の界面活性剤等、通
常の電気めっき浴に添加される成分が含有されることが
好ましい。
【0041】また特に軟磁気特性を得るためにはめっき
浴中にアンモニウムイオン特に塩化アンモニウムを含有
していることが好ましい。しかしながらその原因は不明
である。
【0042】本発明の磁性薄膜は目的とする方向に一軸
異方性を付与することが好ましい。
【0043】この方法としては磁場中成膜や成膜後の磁
場中アニールを用いることが出来る。
【0044】磁場中成膜としては一定の直流磁界中で成
膜するのが一般的である。しかし本磁性薄膜では異方性
磁界Hkが大きくなりすぎることが多く、高透磁率を得
るためにはHkの適正化が要求される場合も多い。
【0045】Hkの適正化方法としては直交磁界中成膜
や回転磁界中アニール、あるいは直流磁場中成膜時と直
流磁場中アニール時の磁界方向を面内直交させる等の方
法が有効である。
【0046】直交磁界中成膜の場合には、磁場をコイル
で発生させ交互に電流を印加することで可能である。ま
た永久磁石を用いる場合には陰極を90°回転させるこ
とで可能となる。
【0047】また優れた磁気特性を得るのにめっき浴は
連続フィルタリングにより浴中の微粒子や水酸化物を取
り除くことが必要である。ろ過の程度としてはめっき浴
の容量をVとすると、ろ過流量としてV×0.1l/分
以上が望ましい。フィルターメッシュは用途によるが特
に微細なレジストパターン内へ成膜の場合には0.2μ
m以下が好ましい。
【0048】陽極は微粒子除去の観点からは不溶解性の
TiPt、フェライト電極が好ましい。しかし、陽極に
おいて酸化反応が起こるのでたとえばイオン交換膜によ
り陰極部と分離することが望ましい。
【0049】成膜時の電流密度は0.01A/dm2
ら5A/dm2の範囲で目的に合わせて選択すればよ
い。直流以外にもパルス電解や陰極溶解まで行う交流併
用型も可能である。特にパルス電解で電圧ゼロと電圧V
1、V2等の3種類以上の複数の電圧を印加することで
Rhの共析量に大きな差を生じさせ多層膜構造とするこ
とも可能である。ゼロ電位の際にはRhの置換反応が起
こりRh膜が成膜されていることが重要である。
【0050】また外部から印加する電圧を変化させるの
ではなく、陰極の近傍にスリットや穴のある遮蔽板を置
き、これを移動することでスリット部等により局部的に
電流密度が集中した部分が、他の低電流密度部とは異な
る組成となることでも多層化は実現可能である。
【0051】多層化構造の膜はそのまま使用しても良い
が、熱処理等による拡散作用を利用して均一組成膜とし
て使用することも可能である。
【0052】本発明のめっき浴の溶媒としては通常の水
のほかに非水系溶媒、たとえばメチルアルコール、エチ
ルアルコール、プロピレンカーバイドや溶融塩等も使用
可能である。
【0053】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を示し、本発明
をさらに詳細に説明する。
【0054】実施例1 コーニング7059ガラス上にスパッタ法によりチタン
を50A、さらにパーマロイを500A成膜した基板を
使用した。めっき前処理として1N−塩酸(常温)に3
0秒浸積し水洗した後、以下のめっき条件にて磁性膜を
成膜した。
【0055】めっき浴組成(1リットル中) 硫酸コバルト 0.1mol 塩化コバルト 0.1mol 硫酸鉄(2価) 0.01mol 塩化アンモニウム 10g ほう酸 40g 1、3、6−ナフタレントリスルホン酸トリナトリウム
表1参照 プロパギルアルコール 0.05ml 塩化ロジウム3水塩 表1参照
【0056】
【表1】
【0057】めっき浴温度は40℃、めっき浴のpHは
2.8、電流密度は1A/dm2、めっき時間は5分間
とし、600 Oeの直流磁界を印加しながら電気めっき
を行った。
【0058】サンプルの厚さは、1μmとした。これら
のサンプルの組成を表1に示す。分析は蛍光X線分析装
置、ICP、CS計を用いた。なお、表1にはFe、R
h、およびSの含有量を示したが、残部はCoである。
【0059】各サンプルに対し、下記の測定を行った。
結果を表に2示す。
【0060】
【表2】
【0061】(保磁力Hc)交流B−Hトレーサーによ
り60Hzにて測定した。
【0062】(飽和磁束密度Bs)VSMにより測定し
た。
【0063】(自然電極電位)基準電極に銀/塩化銀電
極を用い、常温の0.01N−KCl溶液中で測定し
た。
【0064】実施例2 下記めっき浴を用いて、下記表3に示すサンプルを作製
した。
【0065】めっき浴組成(1リットル中) スルファミン酸コバルト 0.5mol スルファミン酸鉄 表3参照 塩化アンモニウム 10g ほう酸 40g 1、3、6−ナフタレントリスルホン酸トリナトリウム
60g プロパギルアルコール 0.05ml 塩化ロジウム3水塩 0.1g めっき浴温度は40℃、めっき浴のpHは2.8、電流
密度は、表5に示す条件でめっき時間は5分間とし、6
00 Oeの直流磁界を5秒間と15秒間それぞれ面内直
交する方向に印加した。
【0066】得られたサンプルについて実施例1と同様
な評価を行った。結果を表3、表4に示す。
【0067】
【表3】
【0068】
【表4】
【0069】以上の実施例の結果から、本発明の効果が
明らかである。すなわち、本発明によれば、低Hcで高
耐食性な磁性薄膜が容易に得られる。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、低Hcで高耐食性な磁
性薄膜が容易に得られる。しかもめっき法のために高い
生産性が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 10/00 - 10/32 H01F 41/14 - 41/30 G11B 5/31

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Co、FeおよびRhを主成分とし、Rh
    の含有量が1〜8重量%でありSの含有量が500〜2
    000ppmであることを特徴とする磁性薄膜。
  2. 【請求項2】上記、磁性薄膜が湿式めっき膜であること
    を特徴とする請求項1に記載の磁性薄膜。
  3. 【請求項3】コバルトイオンの濃度が0.05〜5モル
    /l、鉄イオン濃度が0.001〜5モル/l、Rhイ
    オン濃度が0.005〜5g/lであるめっき浴から成
    膜することを特徴とする湿式めっき法による磁性薄膜の
    成膜方法。
  4. 【請求項4】イオウを有する低分子有機化合物を含有す
    るpHが1〜4のめっき浴から成膜することを特徴とす
    る請求項3に記載の磁性薄膜の成膜方法。
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