JP3233951B2 - カラービデオ信号変換装置 - Google Patents

カラービデオ信号変換装置

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JP3233951B2
JP3233951B2 JP10443991A JP10443991A JP3233951B2 JP 3233951 B2 JP3233951 B2 JP 3233951B2 JP 10443991 A JP10443991 A JP 10443991A JP 10443991 A JP10443991 A JP 10443991A JP 3233951 B2 JP3233951 B2 JP 3233951B2
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克也 中川
正和 永野
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N11/00Colour television systems
    • H04N11/06Transmission systems characterised by the manner in which the individual colour picture signal components are combined
    • H04N11/20Conversion of the manner in which the individual colour picture signal components are combined, e.g. conversion of colour television standards

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はカラービデオ信号変換
装置に関する。特定的には、この発明は、たとえばビデ
オゲーム機から出力されるNTSC方式のカラービデオ
信号をPAL方式(またはSECAM方式)のカラービ
デオ信号に変換する、カラービデオ信号変換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】NTSC方式においてはカラーサブキャ
リアの周波数は3.58MHzであり、カラー情報(色相)
はカラーバースト信号(通常0°)に対する相対位相で
表現される。一方、PAL方式でも、色相はカラーバー
スト信号に対する相対位相で表現されるが、カラーサブ
キャリアの周波数は4.43MHzであり、しかもカラーバ
ースト信号の位相がライン毎に交互に反転されている。
【0003】このように、NTSC方式とPAL方式と
ではカラーサブキャリアの周波数やカラー変調方式が違
うので、たとえば1990年4月17日付で発行された
アメリカ合衆国特許第4,918,434に開示されて
いるようなビデオゲーム機から出力されるNTSC方式
のカラービデオ信号をPAL方式のテレビジョンモニタ
にそのまま表示することはできない。
【0004】一方、たとえば、1988年11月8日付
で出願公開された特開昭63−269880には、NT
SC方式のカラービデオ信号をPAL方式のカラービデ
オ信号に変換できる方式変換装置が開示されている。こ
の従来技術においては、送信側のY/C分離器によって
NTSC方式のクロマ信号が抽出され、それがデコーダ
でデコードされ、フレームメモリに蓄えられる。フレー
ムメモリから読み出された位相データが受信側に送信さ
れるが、受信側では受信したデータを別のフレームメモ
リに記憶する。そして、受信側フレームメモリに蓄えら
れたデータが読み出されてエンコーダに与えられる。こ
のとき、送信側のフレームメモリと受信側のフレームメ
モリとを異なるクロック周波数で動作させることによっ
て、上述のカラーサブキャリアの周波数の違いに対処し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術におい
ては、送信側および受信側の両方に大容量のフレームメ
モリが必要であり、しかも送信側においては高速のA/
D変換器を、受信側においては高速のD/A変換器をそ
れぞれ必要とするので、非常に高価である。したがっ
て、この従来技術は、安価でなければならない家庭用ビ
デオゲーム機などには不向きである。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、安
価なカラービデオ信号変換装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】の発明は、色相が第1
のバースト信号に対する第1のクロマ信号の位相として
取り扱われる第1のカラービデオ信号を、色相が第2の
バースト信号に対する第2のクロマ信号の位相として取
り扱われる第2のカラービデオ信号に変換するビデオ信
号変換装置であって、第1のカラービデオ信号に含まれ
る第1のクロマ信号の周波数に相関する周波数の第1の
クロックを発生する第1クロック発生手段、第2のカラ
ービデオ信号に含まれる第2のクロマ信号の周波数に相
関する周波数の第2のクロックを発生する第2クロック
発生手段、第1のクロックに基づいて第1のカラービデ
オ信号に含まれる第1のバースト信号に対する第1のク
ロマ信号の位相を検出して、その位相を表す第1のカラ
ーコードを出力する位相検出手段、位相検出手段からの
第1のカラーコードを第2のカラービデオ信号のための
第2のカラーコードに変換するコード変換手段、および
第2のクロックと第2のカラーコードとに基づいて第2
のカラービデオ信号の第2のクロマ信号を発生するクロ
マ信号発生手段を備える、カラービデオ信号変換装置で
ある。
【0008】
【0009】
【作用】たとえば家庭用ビデオゲーム機から入力端に、
NTSC方式に従った第1のカラービデオ信号が入力さ
れ、この第1のカラービデオ信号から、クロマ信号/輝
度信号分離回路によってNTSC方式のクロマ信号(第
1のクロマ信号)が抽出される。この第1のクロマ信号
がカラーデコーダに与えられる。カラーデコーダは第1
のクロックに従って動作するカウンタないしシフトレジ
スタ手段を含む。カウンタないしシフトレジスタ手段に
よって第1のクロマ信号の位相が検出され、その位相に
相当する第1のカラーコードが得られる。このデコーダ
からの第1のカラーコードがコード変換器によってたと
えばPAL方式のための第2のカラーコードに変換され
る。第2のカラーコードがPALエンコーダに与えられ
ると、PALエンコーダは、第2のクロックおよび第2
のカラーコードに基づいて、PALクロマ信号(第2の
クロマ信号)を出力する。そして、第2のクロマ信号は
信号合成手段において、クロマ信号/輝度信号分離回路
によって分離された元の輝度信号と合成され、同期信号
合成手段によってさらに第2のカラービデオ信号のため
の同期信号が付加される。このようにして、第2のカラ
ービデオ信号が得られる。
【0010】なお、NTSC方式のフィールド周波数は
60Hzであるのに対して、PAL方式においては、フ
ィールド周波数は一般に50Hzである。したがって、
NTSC方式の垂直同期信号をそのままPAL方式の垂
直同期信号として用いることはできない。そこで、同期
信号発生手段がNTSC方式の同期信号に基づいてPA
L方式の同期信号を発生し、それを同期信号合成手段に
与えるようにしている。
【0011】また、上述のフィールド周波数差すなわち
フィールド周期の差に効果的に対処するために、第1の
カラービデオ信号が入力端から入力されるのを停止し、
フィールド周期の差に相当する時間の間、強制的にブラ
ンキング期間が設定される。具体的には、第1のカラー
ビデオ信号を発生する手段たとえばビデオゲーム機のP
PUのクロックを停止する。ただし、実施例では、この
強制的ブランキング期間においても、必要に応じて、C
PUがPPUにアクセスできるように、CPUからのア
クセス信号に応答してPPUにクロックを与えるように
している。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、第1のカラーテレビ
ジョン方式のクロマ信号の色相を第1のカラーコードに
デコードし、その第1のカラーコードを第2のカラーテ
レビジョン方式に適合する第2のカラーコードに変換
し、その第2のカラーコードに従ってPAL方式のクロ
マ信号を発生するので、先に挙げた従来技術のような大
容量のフレームメモリや高速のA/D変換器およびD/
A変換器を設ける必要はない。したがってカラービデオ
信号変換装置が非常に安価になる。そのため、この発明
は、家庭用ビデオゲーム機などのビデオ信号変換装置と
して好適する。
【0013】また、もし第1のカラーテレビジョン方式
のフィールド周期と第2のカラーテレビジョン方式のフ
ィールド周期との間に差があるとき、その差に相当する
期間を強制的にブランキング期間として設定するように
すれば、同期が乱れることはない。この発明の上述の目
的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して
行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろ
う。
【0014】
【実施例】図2には家庭用ビデオゲーム機の全体ブロッ
ク図が示され、以下には、この発明がこのような家庭用
ビデオゲーム機に適用された実施例について説明する。
しかしながら、この発明は家庭用ビデオゲーム機だけで
なく、他の任意の装置から出力されるNTSC方式のカ
ラービデオ信号のPAL方式(またはSECAM方式)
のカラービデオ信号の変換に適用できることを予め指摘
しておく。
【0015】図2に示すビデオゲーム機10は本体12
を含み、この本体12にはCPU(Central Processing
Unit:中央処理ユニット) 14およびPPU(Picture P
rocessing Unit:画像処理ユニット) 16が設けられ
る。CPU14およびPPU16、すなわち本体12に
は、コネクタ18を通して、メモリカートリッジ20が
装着される。メモリカートリッジ20には、図示しない
が、ゲームの実行に必要なプログラムを記憶したプログ
ラムメモリやゲームのための静止画(背景画)や動画
(オブジェクト)のキャラクタを表示するためにキャラ
クタのグラフィックデータ(ドットデータ)を記憶した
キャラクタメモリなどが設けられる。
【0016】CPU14にはワークRAM22が接続さ
れ、PPU16にはビデオRAM24が接続される。C
PU14はコネクタ18を通してメモリカートリッジ2
0のプログラムメモリからロードされたゲームプログラ
ムを読み出し、それをワークRAM22にストアする。
そして、PPU16は、メモリカートリッジ20のキャ
ラクタメモリから読み出されたキャラクタデータをビデ
オRAM24にストアする。PPU16はゲームプログ
ラムに従ったCPU14の制御の下で、ビデオRAM2
4からのグラフィックデータを読み出し、それをNTS
C方式のコンポジットカラービデオ信号VNTSC に変換す
る。ただし、この実施例では、コンポジットカラービデ
オ信号は変調を受けていないいわゆるベースバンド信号
として出力される。
【0017】前述のPPU16からのコンポジットカラ
ービデオ信号VNTSC はNTSC/PAL変換装置26に
与えられる。NTSC/PAL変換装置26にはクロッ
ク信号21M が与えられる。このクロック信号21Mは具体
的には、21.31250MHzの周波数を有し、CPU14お
よびPPU16のシステムクロックの基礎となる原発振
器から得られる。NTSC/PAL変換装置26には、
さらに、CPU14から、信号/WE および/200X が与え
られる。ただし、記号“/ ”は、この明細書において
は、反転(負論理)を意味することに留意されたい。信
号/WE はCPU14がPPU16に対して書込アクセス
する際にローレベルとなる信号であり、信号/200X はP
PU16のアドレス“200X”をデコードしたとき得
られる信号であり、この信号がローレベルのときPPU
16がCPU14によってアクセスされることを示す。
後に詳細に説明するように、NTSC/PAL変換装置
26は、PPU16からのコンポジットカラービデオ信
号VNTSC をPAL方式のコンポジットカラービデオ信号
VPALに変換してそれを出力する。PALコンポジットカ
ラービデオ信号VPALは出力端子28からそのままベース
バンド信号として出力され得る。しかしながら、PAL
コンポジットカラービデオ信号VPALは、CPU14から
のサウンド信号とともに、RFモジュレータ30に与え
られ、そのRFモジュレータ30によってPAL方式の
コンポジットカラーテレビジョン信号に変換されてもよ
い。このPALコンポジットカラーテレビジョン信号は
端子32に出力され得る。
【0018】なお、NTSC/PAL変換装置26のみ
が本体12とは別の外部回路として構成され、またはR
Fモジュレータ30のみが本体12とは別の外部回路と
して構成され、またはNTSC/PAL変換装置26お
よびRFモジュレータ30のみが1つのハウジングに組
み込まれた本体12とは別の外部回路として構成されて
もよい。
【0019】図3を参照して、図2に示すNTSC/P
AL変換装置26は、図1に詳細に示される変換回路3
4を含む。PPU16(図2)から与えられるNTSC
方式のコンポジットカラービデオ信号VNTSC は、同期分
離回路36およびクロマ信号/輝度信号分離回路38に
与えられる。同期分離回路36は、具体的には、同期信
号を分離するための回路を含み、コンポジットカラービ
デオ信号VNTSC からディジタルレベルに変換されたコン
ポジット同期信号NTSCSYNC(水平同期信号Hsync +垂直
同期信号Vsync )を出力する。このコンポジット同期信
号NTSCSYNCが同期信号処理回路40およびPPU停止制
御回路42に与えられる。
【0020】一般に、NTSC方式の場合にはフィール
ド周波数は60Hzであり、PAL方式の場合にはフィ
ールド周波数は50Hzである。したがって、60Hz
のNTSC方式のカラービデオ信号を50HzのPAL
方式のカラービデオ信号に変換するためには、両者のフ
ィールド周期の差に相当する時間の間、PALカラービ
デオ信号が出力されないように強制的にブランキング期
間を設定する必要がある。このような強制的ブランキン
グ期間の設定のために、実施例では、PPU16(図
2)の動作を停止する。すなわち、後に詳細に説明する
が、同期信号処理回路40はフィールド周波数が50H
zであるときローレベルとなる信号60/50に応じて、P
PU16の動作を停止させるための信号TSTOP を出力す
る。また、同期信号処理回路40は、60Hzの垂直同
期信号Vsync および水平同期信号Hsync (NTSCコン
ポジット同期信号NTSCSYNC)を50Hzの垂直同期信号
Vsync´およびHsync ´(PALコンポジット同期信号
PALSYNC )に変換する。PPU停止制御回路42は信号
TSTOP に応答してPPU16のクロック信号PPUCLKを停
止するための回路である。
【0021】また、クロマ信号/輝度信号分離回路38
は、ディジタルレベルに変換されたNTSC方式のクロ
マ信号(NTSCクロマ信号)を出力し、それを上述の
変換回路34に与えるとともに、輝度信号と垂直同期信
号Vsync および水平信号Hsync とを重畳した信号を同期
信号キャンセラ44に与える。同期キャンセラ44は輝
度信号のみを抽出するように、水平同期信号Hsync およ
び垂直同期信号Vsyncをキャンセルする。
【0022】発振器46はクロック信号26M を出力す
る。このクロック信号26M は、具体的には、26.6017125
MHzの周波数を有し、その周波数はPAL方式のカラ
ーサブキャリア周波数4.43MHzの6倍に選ばれ
る。一方、先に説明したクロック信号21M はNTSC方
式のカラーサブキャリア周波数3.58MHzの6倍に
選ばれている。発振器46からのクロック信号26M は変
換回路34および同期信号処理回路40に与えられる。
同期信号処理回路40はバースト信号の位置でハイレベ
ルとなるバースト位置信号BPS を変換回路34に与え
る。
【0023】変換回路34は、図1を参照して後に詳細
に説明するが、NTSCクロマ信号をPALクロマ信号
に変換し、それを、クロマ信号/輝度信号合成回路48
に与える。このクロマ信号/輝度信号合成回路48に
は、さらに、同期信号キャンセラ44から出力される輝
度信号が与えられる。そして、このクロマ信号/輝度信
号合成回路48においては、PALクロマ信号と元の輝
度信号とが合成され、合成信号がさらに同期信号合成回
路50に与えられる。この同期信号合成回路50には、
同期信号処理回路40からのPALコンポジット同信号
PALSYNC すなわち水平同期信号Hsync ´および垂直同期
信号Vsync´が与えられる。同期信号合成回路50で
は、クロマ信号/輝度信号合成回路48から出力される
合成信号(PALクロマ信号+輝度信号)に対して、さ
らに、水平同期信号Hsync ´および垂直同期信号Vsync
´が混合される。したがって、この同期信号合成回路5
0からはPAL方式のコンポジットカラービデオ信号
(第2のカラービデオ信号信号)が端子28に与えられ
ることになる。ただし、この第2のカラービデオ信号は
ベースバンド信号である。
【0024】図1に詳細に示す変換回路34は、クロマ
信号/輝度信号分離回路38(図3)からのNTSCク
ロマ信号を受けるカラーデコーダ52を含む。このカラ
ーデコーダ52は具体的には図4に示す回路構成を有
し、NTSCクロマ信号に基づいて、6ビットの第1の
カラーコード(NTSC方式におけるカラーバースト信
号に対する相対位相を表すコード)を出力する。この6
ビットのカラーコードはコード変換器54に与えられ
る。このコード変換器54は、NTSC方式のカラーコ
ードをPAL方式のカラーコードに変換し、6ビットの
第2のカラーコード(PAL方式におけるカラーバース
ト信号に対する相対位相を表すコード)をPALエンコ
ーダ56に与える。
【0025】また、クロマ信号/輝度信号分離回路38
(図3)からのNTSCクロマ信号およびクロック信号
21M は、タイマ(Watch DogTimer) 58に与えられる。
このタイマ58はNTSCクロマ信号がなくなったタイ
ミングからクロック信号21Mをカウントし、一定時間、
たとえばクロマ信号の1サイクルT×8/6(300 ns
ec)の間クロマ信号がないとき、ビデオ信号がモノク
ロ信号であると判断し、ローレベルのカラーキラー信号
を出力する。このカラーキラー信号は上述のPALエン
コーダ56に含まれるカラーキラー60に与えられる。
カラーキラー60はローレベルのカラーキラー信号に応
答して、PALエンコーダ56からPALクロマ信号が
出力されるのを停止する。
【0026】ただし、結果的にPALクロマ信号にカラ
ー信号が含まれなければよいのであるから、第1のカラ
ーコードが入力されないかまたは第2のカラーコードが
出力されないように、カラーキラー60は図1の点線で
示すようにコード変換器54に設けられてもよい。さら
に、水平同期信号Hsync がトグルフリップフロップ(T
−FF)62に与えられる。このT−FF62は、水平
同期信号Hsync 毎に交互にハイレベルまたはローレベル
となるライン判別信号LPをコード変換器54に与える。
【0027】ここで、図4を参照して、変換回路34に
含まれるカラーデコーダ52について詳細に説明する。
図2に示す本件出願人の製造販売にかかるテレビゲーム
機“ファミリコンピュータ”(登録商標)または“Nint
endo Entertainment System (NES)”(登録商標)
においては、12の色相と4段階の明度とを組み合わせ
て48のカラーのカラー信号を発生する。ただし、明度
はNTSC方式およびPAL方式において共通であるた
め、NTSC方式のカラービデオ信号をPAL方式のカ
ラービデオ信号に変換するためには、12の色相だけを
変換すればよい。このようなNTSCクロマ信号の色相
をデコードするためには、カラーバースト信号に同期し
た12進カウンタを用いてクロマ信号の立ち上がりおよ
び立ち下がりのそれぞれのタイミングにおけるカウント
値によって、クロマ信号の色相を表すカラーコードを得
るようにすればよい。
【0028】なお、図4に示す実施例においては、この
ようなカラーコードのデコードのために、上述の12進
カウンタの代わりにシフトレジスタを用い、12種類の
カラーコードを表すのに6ビットのデータを用いる。す
なわち、第1,第2,第3および第4のシフトレジスタ
64,66,68および70が用いられる。第1シフト
レジスタ64〜第4シフトレジスタ70は、いずれも、
6ビットのプリセッタブルシフトレジスタとして構成さ
れる。同期信号処理回路40(図3)から与えられるバ
ースト位置信号BPS の立ち上がりエッジを表す信号BPS1
が第1および第2シフトレジスタ64および66のプリ
セット信号として与えられる。バースト位置信号BPS の
立ち下がりエッジを表す信号BPS2が第3シフトレジスタ
68および第4シフトレジスタ70のプリセット信号と
して与えられる。一方、第1シフトレジスタ64および
第3シフトレジスタ68にはクロック信号21M の立ち上
がりが与えられる。第1および第3シフトレジスタ64
および68は、このクロック信号21M の立ち上がりタイ
ミングに応答してシフト動作を行う。第2シフトレジス
タ66および第4シフトレジスタ70にはクロック信号
21M の立ち下がりが与えられる。第2および第4シフト
レジスタ66および70は、クロック信号21M の立ち下
がりタイミングに応答してシフト動作を行う。そして、
第1シフトレジスタ64の下位3ビットおよび第2シフ
トレジスタ66の下位3ビットの合計6ビットのデータ
がラッチ72に与えられる。また、第3シフトレジスタ
68の下位3ビットおよび第4シフトレジスタ70の下
位3ビットの合計6ビットのデータがラッチ74に与え
られる。
【0029】また、エッジ検出回路76がNTSCクロ
マ信号を受け、このNTSCクロマ信号の立ち上がりお
よび立ち下がりを検出する。立ち上がりエッジ信号はラ
ッチ72のラッチ信号として与えられる。立ち下がりエ
ッジ信号はラッチ74のラッチ信号として与えられる。
このように、NTSCクロマ信号の立ち上がりエッジお
よび立ち下がりエッジの両方でカラーコードをラッチす
る理由は次の通りである。すなわち、図1に示す実施例
のビデオゲーム機においては、ドットクロックが原発振
信号の4分周された約5MHzであり、他方、NTSC
方式におけるカラーサブキャリアの周波数は前述のよう
に3.58MHzであるので、クロマ信号の立ち上がりエッ
ジにのみ応答してカラーコードをラッチすると“データ
抜け”を起こす可能性がある。そこで、NTSCクロマ
信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの両方
に応答してラッチすることにより、原理的には、7.16M
Hzの周波数でカラーコードをラッチすることになり、
上述のデータ抜けは生じない。
【0030】また、クロマ信号は輝度信号によってレベ
ルシフトされるため、そのクロマ信号のデューティ比
(正の期間/負の期間)は一定ではない。そこで、この
実施例では、図4に示すように、第1シフトレジスタ6
4および第2シフトレジスタ66の組と第3シフトレジ
スタ68および第4シフトレジスタ70の組とを設け、
それぞれの組からの出力データを2つのラッチ72およ
び74でラッチするようにしている。
【0031】上述のラッチ72からの6ビットのカラー
コードUPS0〜UPS5およびラッチ74からの6ビ
ットのデータDPS0〜DPS5は、データセレクタ7
8の入力に与えられる。データセレクタ78はクロマ信
号のレベルに応じてデータUPS0〜UPS5またはD
PS0〜DPS5を選択する。すなわち、エッジ検出回
路76の2つの出力がデータセレクタ78に与えられ
る。データセレクタ78は立ち上がり信号に応じてラッ
チ72からの入力を選択し、立ち下がり信号に応じてラ
ッチ74からの入力を選択し、NTSCクロマ信号のカ
ラーコードPS0〜PS5を出力する。このデータセレ
クタ78からの6ビットのカラーコードPS0〜PS5
が、図1に示すように、コード変換器54に与えられ
る。
【0032】ただし、セレクタ78からカラーコードP
S0〜PS5を出力するタイミングはこの実施例のよう
にクロマ信号の立ち上がりまたは立ち下がりに限らず、
クロマ信号のピーク点またはボトム点に応じてカラーコ
ードPS0〜PS5を出力するようにしてもよい。ここ
で、図5を参照して、図4に示すカラーデコーダ52の
具体的動作を説明する。バースト位置信号の立ち上がり
を表す信号BPS1に応答して、第1および第2シフトレジ
スタ64および66にはデータ“111000”がプリ
セットロードされる。バースト位置信号の立ち下がりを
表す信号BPS2に応答して、第3および第4シフトレジス
タ68および70にはデータ“000111”がプリセ
ットロードされる。したがって、図5(A)に示すよう
なクロック信号21M が与えられると、その立ち上がりを
カウントする第1シフトレジスタ64および第2シフト
レジスタ66のカウント値は図5(B)に示すように変
化し、クロック信号21M の立ち下がりをカウントする第
3シフトレジスタ68および第4シフトレジスタ70の
カウント値は図5(C)で示すように変化する。
【0033】一方、図5(D)に示すようなNTSCク
ロマ信号が与えられると、それが図5(E)に示すよう
にディジタル化クロマ信号に変換される。そして、図5
(F)に示すように、ラッチ72が、ディジタル化クロ
マ信号の立ち上がりエッジに応答して第1シフトレジス
タ64および第2シフトレジスタ66のカウント値、こ
の例では“1”をラッチする。また、図5(G)に示す
ように、ラッチ74がディジタル化クロマ信号の立ち下
がりエッジに応答して第3シフトレジスタ68および第
4シフトレジスタ70のカウント値、この例では“2”
をラッチする。ラッチ72および74にラッチされたデ
ータ(カウント値)がカラーコードを表す。したがっ
て、データセレクタ78には、図5(H)で示すように
カラーコード“2”および“1”が与えられる。データ
セレクタ78からは、コード変換回路54(図1)に対
してカラーコード“2”,“1”,…が順次出力され
る。
【0034】もし、クロマ信号の立ち上がりエッジのみ
に応答してカラーコードをラッチすると、図5の例でい
えば、ラッチ62のカラーコード“1”のみが出力され
ることになり、図5(G)で示すカラーコード“2”が
抜けることになるのである。図1に示すコード変換器5
4は、具体的には、ROMまたはゲートアレイで構成さ
れ、表1および表2に示すように、NTSC方式のクロ
マ信号の色相を表す第1のカラーコードPS0〜PS5
を、PAL方式における色相を表す第2のカラーコード
PS0´〜PS5´に変換する。
【0035】ここで、図6を参照して、コード変換回路
54におけるNTSC方式のカラーコードPS0〜PS
5をPAL方式のカラーコードPS0´〜PS5´に変
換する方法について説明する。図6(A)に示すNTS
C方式の場合カラーコードPS0〜PS5はバースト信
号(X軸上:0°)に対する位相として表される。この
ように、NTSC方式においては、バースト信号(0
°)を基準としてこれに対する位相差をカラーコードと
して用いる。ところが、先に述べたように、PAL方式
では、カラーバースト信号の位相がライン毎に反転され
る。通常のPALカラーテレビジョン放送においては、
ラインHn においてX軸に対して45°の位置にカラー
バースト信号の位相が決められ、ラインHn+1 において
はX軸に対して−45°の位置にカラーバースト信号の
位相が決められる。したがって、両ライン間ではカラー
バースト信号の位相差は90°に設定される。
【0036】これに対して、この実施例の第1のクロッ
ク信号21M の周波数は3.58MHz×6であるため、
30°の位相差しか区別ないし規定できない。そこで、
この実施例では、図6(B)で示すラインHn の場合の
カラーバースト信号の位相は30°とし、図6(C)で
示すラインHn+1 の場合のカラーバースト信号の位相を
−60°(300°)としている。その結果として、両
カラーバースト信号間の位相差は90°に保たれてい
る。
【0037】したがって、バースト位置信号BPS がロー
レベル(「0」)のとき、表1に示すように第1のカラ
ーコードPS0〜PS5が第2のカラーコードPS0´
〜PS5´に変換される。コード変換器54は、T−F
F62(図1)の出力すなわちライン判別信号がローレ
ベルであるラインHn では、第1のカラーコードPS0
〜PS5をそのまま第2のカラーコードPS0´〜PS
5´として出力し、ライン判別信号がハイレベルである
ラインHn+1 では第1のカラーコードPS0〜PS5を
180°ずらせた第2のカラーコードPS0´〜PS5
´を出力する。
【0038】
【表1】
【0039】一方、バースト位置信号BPS がハイレベル
(「1」)のときには、コード変換器54はカラーバー
スト信号の位相を表す表2のような第2のカラーコード
PS0´〜PS5´を出力する。上述のように、ライン
nのときはカラーバースト信号が30°であり、ライ
ンHn+1 のときはカラーバースト信号が−60°(30
0°)であるので、表2に示すカラーバースト信号の位
相コードPS0´〜PS5´は、ラインHn のときはバ
ースト位置信号BPS がローレベルのときのカラーコード
PS0´〜PS5´を30°遅らせたものとなり、ライ
ンHn+1 のときはカラーコードPS0´〜PS5´を6
0°進めたものとなる。
【0040】
【表2】
【0041】このようにしてコード変換器54から出力
されるPALカラーコードPS0´〜PS5´がPAL
エンコーダ56に与えられる。PALエンコーダ56
は、図8に詳細に示すように、6つのDフリップフロッ
プ(D−FF)80,82,84,86,88および9
0を含む。D−FF80,82および84にはクロック
信号26M が与えられる。D−FF86,88および90
にはクロック信号26M の反転が与えられる。したがって
D−FF80〜84はクロック信号26M の立ち上がりで
データを読み込み、D−FF86〜90はクロック信号
26M の立ち下がりでデータを読み込む。そして、D−F
F80のQ出力はD−FF82および86のD入力に与
えられるとともにPAL位相信号PC0 としてPALカラ
ー信号出力回路92に与えられる。D−FF80の/Q
出力はPAL位相信号PC1 としてPALカラー信号出力
回路92に与えられる。D−FF82のQ出力は、D−
FF84および88のD入力に与えられるとともに、P
AL位相信号PC2 としてPALカラー信号出力回路92
に与えられる。D−FF82の/Q出力はPAL位相信
号PC3 としてPALカラー信号出力回路92に与えられ
る。D−FF84のQ出力は、D−FF90のD入力に
与えられるとともに、PAL位相信号PC4 としてPAL
カラー信号出力回路92に与えられる。D−FF84の
/Q出力は、PAL位相信号PC5 としてPALカラー信
号出力回路92に与えられるとともに、D−FF80の
D入力に与えられる。D−FF86,88および90の
Q出力および/Q出力は、それぞれ、PAL位相信号PC
6 ,PC7 ,PC8 ,PC9 ,PC10およびPC11としてPALカ
ラー信号出力回路92に与えられる。
【0042】すなわち、6つのD−FF80〜90はク
ロック信号26M の分周器を構成し、図7に示す12のカ
ラーコードに相当する12の位相信号PC0 〜PC11をPA
Lカラー信号出力回路92に出力する。ただし、図7に
おいて一重丸で囲んだ記号Y(黄色),R(赤),M
(マゼンタ),B(青),S(シアン)およびG(緑)
はライン判別信号LPがローレベルのときのカラーを示
す。二重丸で囲んだ記号はライン判別信号LPがハイレベ
ルのときのカラーを示す。そして、図7に示す位相角は
標準値を示す。
【0043】PALエンコーダ56には、コード変換器
54(図1)からのPALカラーコードPS0´〜PS
5´をデコードして表1に示すイネーブル信号PE0 〜PE
11を出力するデコーダ94が設けられる。このデコーダ
94からのイネーブル信号PE0 〜PE11および同期信号処
理回路40(図3)からのバースト位置信号BPS が、上
述のPALカラー信号出力回路92に与えられる。具体
的には、PALカラー信号出力回路92は、先に引用し
たアメリカ合衆国特許第4,918,434に開示され
ているようなカラーエンコーダによって構成されてい
て、デコーダ94から出力されるイネーブル信号PE0 〜
PE11のいずれかに応じて、対応の位相信号PC0 〜PC11の
いずれかを選択的して、端子PCR1およびPCR2に
出力する。端子PCR1にはPALカラー信号が出力さ
れ、端子PCR2にはPALカラー信号からカラーバー
スト信号を除いた信号が出力される。
【0044】このようにして、NTSCクロマ信号がN
TSCデコーダ52で第1のカラーコードにデコードさ
れ、コード変換器54によって第1のカラーコードをそ
れに相当するPAL方式の第2のカラーコードに変換さ
れる。第2のカラーコードおよびクロック信号26M に応
じてPALエンコーダ56の端子PCR1およびPCR
2からPALクロマ信号が出力される。
【0045】図9に示すように、端子PCR1およびP
CR2は、クロマ信号/輝度信号合成回路48に含まれ
る可変抵抗器96の両端に接続される。可変抵抗器96
の出力はトランジスタ98のベースに入力される。トラ
ンジスタ98のベースにはクロマ信号/輝度信号分離回
路(図3)からの輝度信号およびNTSCコンポジット
同期信号NTSCSYNCがNTSCクロマ信号ブロック回路1
00を通して入力される。このベースとアースとの間に
はさらに4.43MHzトラップ回路102が接続される。
そして、同期信号合成回路50には同期信号処理回路4
0からのPALコンポジット同期信号PALSYNC が与えら
れる。PALコンポジット同期信号PALSYNC は可変抵抗
器50aを通してトランジスタ98のベースに入力され
る。同期キャンセラ44には、同期分離回路36からN
TSCコンポジット同期信号(水平同期信号Hsync +垂
直同期信号Vsync )の反転信号/NTSCSYNC が与えられ
る。この反転信号/NTSCSYNC は可変抵抗器44a を介して
トランジスタ98のベースに与えられる。可変抵抗器5
0aおよび44aはそれぞれPALコンポジット同期信
号PALSYNC および反転信号/NTSCSYNの振幅レベルを調整
するためのものである。
【0046】このような図9に示すクロマ信号/輝度信
号合成回路48および同期信号合成回路50において、
トランジスタ98のベースには、輝度信号,NTSCコ
ンポジット同期信号NTSCSYNC,その反転信号/NTSCSYNC
,PALコンポジット同期信号PALSYNC および端子P
CR1およびPCR2からのPALクロマ信号が与えら
れる。したがって、NTSCコンポジット同期信号NTSC
SYNCおよびその反転信号/NTSCSYNC が互いに相殺され、
結局、同期キャンセラ44によってNTSCコンポジッ
ト同期信号NTSCSYNCが除去される。他方、端子PCR1
およびPCR2からのPALクロマ信号が輝度信号と混
合される。このとき、可変抵抗器96の抵抗値R1およ
びR2を適宜調整することによって、PALクロマ信号
とカラーバースト信号との振幅レベルを最適に設定する
ことができる。すなわち、バースト位置信号BPS がロー
レベルのときには、表1からわかるように、端子PCR
1およびPCR2に同じ位相信号が出力される。これに
対して、バースト位置信号BPS がハイレベルのときに
は、表2からわかるように、端子PCR1にのみ位相信
号が出力され、端子PCR2には信号が出力されない。
したがって、通常のクロマ信号のレベルがカラーバース
ト信号の2倍になるので、可変抵抗器96の抵抗値を調
整してカラーバースト信号の振幅およびPALクロマ信
号の振幅がほぼ等しくなるように設定する。このように
して、トランジスタ98によって輝度信号,PALコン
ポジット同期信号PALSYNC およびPALクロマ信号が合
成され、レベル調整用可変抵抗器104を経て、端子2
8(図1)に出力される。
【0047】先に述べたように、NTSC方式のフィー
ルド周波数は60Hzであり、PAL方式のフィールド
周波数は50Hzである。したがって、60HzのNT
SC方式のカラービデオ信号を50HzのPAL方式の
カラービデオ信号に変換するためには、図10に示すよ
うに両者のフィールド周期の差に相当する時間の間、P
ALカラービデオ信号が出力されないように、PPU1
6(図1)を停止して強制的に垂直ブランキング期間を
設定する必要がある。
【0048】すなわち、NTSC方式の場合、図10に
示すように、1フィールド周期は約16msecの表示期間
および垂直ブランキング期間VBLKの約1.3msecの
合計約17.3msecである。これに対して、PAL方式
の場合、1 フィールド周期は約20msecとなる。しかし
ながら、NTSCカラービデオ信号をPALカラービデ
オ信号に変換する場合にも、上述の表示期間の時間は一
定(約16msec)に設定する必要がある。したがって、
図10に示すように、PAL方式の場合約4msecの垂直
ブランキング期間を設定する必要がある。この実施例で
は、本来の垂直ブランキング期間VBLK(約1.3ms
ec)に加えて約2.7msecの強制的垂直ブランキング期
間VBLK−Pを設定するために、その間においてPP
U16(図2)の動作を停止するようにPPU停止制御
回路42(図3)によってPPUクロック信号PPUCLKを
停止している。他方、このクロック停止期間中にはPP
U16の動作が停止しているので、CPU14がPPU
16をアクセスしようとしてもアクセスできなくなる。
これでは、CPU14の仕事の妨げになる。そこで、こ
の実施例では、さらに、PPUクロック停止期間中でも
CPU14がPPU16をアクセスできるようにするた
めに、CPU14からPPU16がアクセスされると、
PPUクロックの停止状態を解除する。
【0049】図11を参照して、同期信号処理回路40
は、同期分離回路36から出力されるNTSC方式のコ
ンポジット同期信号NTSCSYNC(Hsync +Vsync )が与え
られるHV分離回路106を含む。このHV分離回路1
06はコンポジット同期信号NTSCSYNCから水平同期信号
Hsync および垂直同期信号/Vsyncを出力する。水平同期
信号Hsync は、Hカウンタ108のクロックとして与え
られるとともに、ORゲート110の一方入力に与えら
れる。垂直同期信号/VsyncはHカウンタ108のリセッ
ト入力に与えられる。したがって、Hカウンタ108
は、垂直同期信号/Vsync毎にリセットされて水平同期信
号Hsync をカウントする。Hカウンタ108の出力はデ
コーダ112に与えられる。デコーダ112は、Hカウ
ンタ108のカウント値が図10に示す約16msecの表
示期間に相当する「256」になったときハイレベルと
なる信号を出力する。この信号がHカウンタ108のチ
ップイネーブル信号として与えられるとともに、Dフリ
ップフロップ(D−FF)114のD入力に与えられ、
さらに、分周器116のリセットに与えられる。D−F
F14の出力がD−FF118のD入力に与えられると
ともに、ORゲート12の一方入力に与えられる。OR
ゲート120の他方入力にはD−FF118の出力が与
えられる。なお、D−FF114および118のクロッ
クとしては、後述のD−FF132および134と同様
に、クロック信号21M が与えられる。
【0050】ORゲート12には、このようにして、D
−FF114のQ出力およびD−FF118のQ出力が
入力される。一方、Hカウンタ108が「256」をカ
ウントするとき、デコーダ112の出力かつしたがって
デコーダ114のQ出力がハンドリングとなり、図13
(A)に示すクロック信号21M に応答して、そのハイレ
ベルがデコーダ118に読み込まれる。したがって、O
Rゲート120からは図13(B)に示すように、Hカ
ウンタ108が「256」をカウントしたタイミングす
なわち表示期間の終了したタイミングで、停止開始信号
TSS が出力される。
【0051】前述の分周器116のクロックにもクロッ
ク信号21M が与えられる。この分周器116はクロック
信号21M を1/1364に分周する10ビットのカウン
タからなる。分周器114の出力はHsync ´作成回路1
22に与えられる。Hsync ´作成回路122は、図示し
ないが、デコーダおよびモノステーブルマルチバイブレ
ータ等を含み、分周器116のカウント値が所定値にな
る毎に、そのタイミングで停止開始信号TSS がハイレベ
ル期間において水平同期信号HsyncB(図示せず)を出力
する。この水平同期信号HsyncBは前述のORゲート11
0の他方入力に与えられるとともに、分周器124のク
ロックとして与えられる。このようにして、ORゲート
110には元の水平同期信号Hsync および水平同期信号
HsyncBが入力されるので、その論理和の信号として元の
水平同期信号がPAL水平同期信号Hsync ´に置き換え
られる。
【0052】分周器124は6ビットのカウンタからな
り、水平同期信号Hsync ´をカウントし、そのカウント
値をVsync ´作成回路126に与える。Vsync ´作成回
路126は、前述のHsync ´作成回路122と同様にデ
コーダおよびモノステーブルマルチバイブレータ等を含
み、分周器124の出力が所定値たとえば「41」(図
10参照)になる毎に、そのタイミングでPAL方式の
ための垂直同期信号Vsync ´を出力する。このVsync ´
作成回路126からの垂直同期信号Vsync ´が、前述の
水平同期信号Hsync ´とともに、イクスクルーシブOR
ゲート128に入力される。したがって、このイクスク
ルーシブORゲート128からは、50HzのPAL方
式のためのコンポジット同期信号PALSYNC (Vsync ´+
Hsync ´)が出力され、それが前述の同期信号合成回路
50(図3および図9)に与えられる。
【0053】ただし、CPU14からの信号60/50 がハ
イレベルのとき、すなわち、PAL方式のフィールド周
波数が60Hzのときには、コンポジット同期信号NTSC
SYNCをコンポジット同期信号PALSYNC によって置き換え
る必要がないため、前述のHカウンタ108および分周
器116はディスエーブルされる。分周器124のカウ
ント値はまたデコーダ130に与えられる。このデコー
ダ130は分周器124のカウント値が一定値たとえば
「51」になる毎にハイレベルになる信号を出力する。
デコーダ130の出力は、分周器116のチップイネー
ブル信号として与えられるとともに、D−FF132の
D入力に与えられる。このD−FF132の出力は、D
−FF134の出力とともに、ORゲート136に与え
られる。D−FF134のD入力にはCPU14(図
2)からの信号/WE および/200X が与えられる。すなわ
ち、CPU14がPPU16をアクセスすることを示す
信号がD−FF134に与えられる。したがって、OR
ゲート136からは水平同期信号Hsync ´を「51」カ
ウントしたとき、またはCPU14がPPU16をアク
セスしたとき、ハイレベルとなる図13(C)に示す停
止終了信号TSE が出力される。
【0054】上述のようにしてORゲート120から出
力される停止開始信号TSS およびORゲート136から
出力される停止終了信号TSE が、図12に示すRSフリ
ップフロップ(RS−FF)138のセット入力Sおよ
びリセット入力Rにそれぞれ与えられる。RS−FF1
38のQ出力は、CPU14からの信号60/50 ととも
に、ORゲート140に入力される。
【0055】したがって、図13に示すように、RS−
FF138は停止開始信号TSS に応答してセットされか
つ停止終了信号TSE に応答してリセットされる。そのた
め、Q出力は図13(D)に示すように、停止開始信号
TSS から停止終了信号TSE までハイレベルとなる。した
がって、信号60/50 がローレベルのとき、すなわち、5
0HzのPALの場合には、図13(D)に示す停止信
号TSTOP がORゲート140から出力され、それが前述
のようにPPU16のクロック停止信号として作用す
る。そのため、PPU停止制御回路42(図3)からの
PPUクロックPPUCLKは、図13(E)に示すように、
停止信号TSTOP の期間中PPU16には与えられない。
【0056】前述の停止終了信号TSE は、基本的には、
水平同期信号Hsync ´を「51」カウントしたタイミン
グに出力されるだけでよいが、この停止終了信号TSE が
出力されないとPPUクロックPPUCLKが上述のように停
止されたままである。この状態ではCPU14がPPU
16をアクセスすることができない。そこで、この実施
例では、ORゲート136にD−FF134のQ出力を
入力するようにしている。そのため、所定数の水平同期
信号Hsync ´がカウントされるより前にCPU14がP
PU16をアクセスすると、信号/WE および/200X がハ
イレベルとなり、D−FF134のQ出力がハイレベル
となり、ORゲート136から停止終了信号TSE が出力
されるのである。
【0057】図3に示す停止制御回路42は、上述のよ
うにPPUクロックPPUCLKの停止および再開を制御する
が、PPUクロックPPUCLKの停止期間中においては、割
込信号/IRQが入力されても、常にハイレベルの信号/IRQ
´を出力して、PPU16に割込がかからないようにし
ている。このように、図3に示すNTSC/PAL変換
装置26においては、全体として、図14に示すような
NTSCカラービデオ信号がPALカラービデオ信号に
変換される。図14(A)はNTSCコンポジットカラ
ービデオ信号VNTSC を示し、このコンポジットカラービ
デオ信号VNTSC が図14(F)に示すPALコンポジッ
トカラービデオ信号VPALに変換される。
【0058】なお、上述の実施例ではNTSCコンポジ
ットカラービデオ信号をPALコンポジットカラービデ
オ信号に変換する場合について説明した。しかしなが
ら、この発明はNTSCコンポジットカラービデオ信号
をSECAMコンポジットカラービデオ信号に変換する
場合にも適用できることは、容易に理解できよう。その
場合には、SECAM方式のカラービデオ信号をPAL
カラービデオ信号に変換する検波器を用い、その検波器
の出力を実施例のNTSCカラービデオ信号に代えて図
3に示すNTSC/PAL変換装置26の入力に与えれ
ばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のNTSC/PAL変換装
置に含まれる変換回路を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例としてのビデオゲーム機を
示すブロック図である。
【図3】図2に示すNTSC/PAL変換装置を示すブ
ロック図である。
【図4】図1に示す変換回路に含まれるカラーデコーダ
を示すブロック図である。
【図5】図4に示すカラーデコーダの動作を示すタイミ
ング図である。
【図6】NTSC方式およびPAL方式のカラーバース
ト信号の位相を示す図解図である。
【図7】図1に示すPALエンコーダから出力されるカ
ラー信号の位相を示す図解図である。
【図8】図1に示すPALエンコーダを示すブロック図
である。
【図9】図3に示すクロマ信号/輝度信号合成回路およ
び同期信号合成回路とその関連の部分を示す回路図であ
る。
【図10】NTSC方式のカラービデオ信号を50Hz
のPALカラービデオ信号に変換するときの強制的ブラ
ンキング期間および各信号TSS ,TSE およびVsync ´を
示す図解図である。
【図11】図3に示す同期信号処理回路を示すブロック
図である。
【図12】図3に示すPPU停止制御回路の要部を示す
ブロック図である。
【図13】PPU停止制御回路の動作を示すタイミング
図である。
【図14】図3に示すNTSC/PAL変換装置から出
力されるPALカラービデオ信号を示す波形図である。
【符号の説明】
10 …ビデオゲーム機 12 …本体 14 …CPU 16 …PPU 20 …メモリカートリッジ 26 …NTSC/PAL変換装置 28 …出力端子 34 …変換回路 36 …同期信号分離回路 38 …クロマ信号/輝度信号分離回路 40 …同期信号処理回路 42 …PPU停止制御回路 44 …同期キャンセラ 46 …発振器 48 …クロマ信号/輝度信号合成回路 50 …同期信号合成回路 52 …カラーデコーダ 54 …コード変換器 56 …PALエンコーダ 62 …T−FF 64,66,68,70 …第1,第2,第3,第4シ
フトレジスタ 72,74 …ラッチ 76 …エッジ検出回路 78 …データセレクタ 80〜90,114,118,132,134 …D−
FF 92 …PALカラー信号出力回路 44a,50a,96,104 …可変抵抗器 98 …トランジスタ 100 …NTSCクロマ信号ブロック回路 102 …4.43Hzトラップ 106 …HV分離回路 108 …Hカウンタ 112,130 …デコーダ 116,124 …分周器 120,110,136,140 …ORゲート 122 …Hsync ´作成回路 126 …Vsync ´作成回路 128 …イクスクルーシブORゲート 138 …RS−FF
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−54325(JP,A) 実開 平3−10672(JP,U) 実開 昭59−161783(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 11/00 - 11/24 H04N 7/01

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色相が第1のバースト信号に対する第1の
    クロマ信号の位相として取り扱われる第1のカラービデ
    オ信号を、色相が第2のバースト信号に対する第2のク
    ロマ信号の位相として取り扱われる第2のカラービデオ
    信号に変換するカラービデオ信号変換装置であって、 前記第1のカラービデオ信号に含まれる前記第1のクロ
    マ信号の周波数に相関する周波数の第1のクロックを発
    生する第1クロック発生手段、 前記第2のカラービデオ信号に含まれる前記第2のクロ
    マ信号の周波数に相関する周波数の第2のクロックを発
    生する第2クロック発生手段、 前記第1のクロックに基づいて前記第1のカラービデオ
    信号に含まれる前記第1のバースト信号に対する前記第
    1のクロマ信号の位相を検出して、その位相を表す第1
    のカラーコードを出力する位相検出手段、 前記位相検出手段からの前記第1のカラーコードを前記
    第2のカラービデオ信号のための第2のカラーコードに
    変換するコード変換手段、および前記第2のクロックと
    前記第2のカラーコードとに基づいて前記第2のカラー
    ビデオ信号の第2のクロマ信号を発生するクロマ信号発
    生手段を備える、カラービデオ信号変換装置。
  2. 【請求項2】入力端をさらに備え、前記入力端には第1
    のカラービデオ信号発生手段から前記第1のカラービデ
    オ信号が入力され、 前記第1のカラービデオ信号は輝度信号,同期信号およ
    び前記第1のクロマ信号を含み、 前記入力端に入力された前記第1のカラービデオ信号か
    ら前記第1のクロマ信号を抽出して前記位相検出手段に
    与えるクロマ信号抽出手段をさらに備える、請求項1記
    載のカラービデオ信号変換装置。
  3. 【請求項3】前記位相検出手段は前記第1のクロマ信号
    に含まれる前記第1のバースト信号に応答してリセット
    されかつ前記第1のクロックをカウントするカウンタ手
    段を含む、請求項2記載のカラービデオ信号変換装置。
  4. 【請求項4】前記カウンタ手段は前記第1のバースト信
    号の前縁でリセットされかつ前記第1のクロックをカウ
    ントする第1のカウンタ、および前記第1のバースト信
    号の後縁でリセットされかつ前記第1のクロックをカウ
    ントする第2のカウンタを含み、 前記位相検出手段は前記第1のクロマ信号の第1の状態
    に応答して前記第1のカウンタのカウント値を前記第1
    のカラーコードとして出力し、かつ前記第1のクロマ信
    号の第2の状態に応答して前記第2のカウンタのカウン
    ト値を前記第1のカラーコードとして出力する出力手段
    をさらに含む、請求項3記載のカラービデオ信号変換装
    置。
  5. 【請求項5】前記第1のカウンタは前記第1のバースト
    信号の前縁で所定のデータがプリセットされる第1のシ
    フトレジスタ手段を含み、 前記第2のカウンタは前記第1のバースト信号の後縁で
    所定のデータがプリセットされる第2のシフトレジスタ
    手段を含む、請求項4記載のカラービデオ信号変換装
    置。
  6. 【請求項6】前記第1および第2のシフトレジスタ手段
    の各々は前記第1のクロックの立ち上がりに応答してシ
    フト動作を行う第1のシフトレジスタおよび前記第1の
    クロックの立ち下がりに応答してシフト動作を行う第2
    のシフトレジスタを含む、請求項5記載のカラービデオ
    信号変換装置。
  7. 【請求項7】前記クロマ信号抽出手段は前記第1のカラ
    ービデオ信号から前記第1のクロマ信号および前記輝度
    信号を分離する信号分離手段を含み、 前記クロマ信号発生手段から出力される前記第2のクロ
    マ信号および前記輝度信号を合成する合成手段をさらに
    備える、請求項2ないし6のいずれかに記載のカラービ
    デオ信号変換装置。
  8. 【請求項8】前記合成手段から出力される合成信号と同
    期信号とを合成する同期信号合成手段をさらに備える、
    請求項7記載のカラービデオ信号変換装置。
  9. 【請求項9】前記信号分離手段は前記第1のカラービデ
    オ信号から前記輝度信号と一緒に同期信号を分離し、 前記同期信号に基づいて別の同期信号を発生する同期信
    号発生手段をさらに備え、 前記同期信号合成手段は前記合成手段から出力される合
    成信号と前記別の同期信号を合成する、請求項8記載の
    カラービデオ信号変換装置。
  10. 【請求項10】前記第1のカラービデオ信号発生手段は
    外部メモリに予めストアされたプログラムに従ってゲー
    ムのための前記第1のカラービデオ信号を発生するビデ
    オゲーム機を含む、請求項2ないし9のいずれかに記載
    のカラービデオ信号変換装置。
  11. 【請求項11】前記第1クロック発生手段は前記第1の
    方式のカラービデオ信号に含まれるクロマ信号のN倍の
    周波数の前記第1のクロックを発生し、 前記第2クロック発生手段は前記第2の方式のカラービ
    デオ信号に含まれるクロマ信号のN倍の周波数の前記第
    2のクロックを発生する、請求項1ないし10のいずれ
    かに記載のカラービデオ信号変換装置。
  12. 【請求項12】記第1のカラービデオ信号のフィール
    ド周期と前記第2のカラービデオ信号にフィールド周期
    との差に相当する時間の間、記第1のカラービデオ信
    が入力されるのを停止する停止手段をさらに備える、
    請求項1ないし11のいずれかに記載のカラービデオ信
    号変換装置。
  13. 【請求項13】前記第1のカラービデオ信号は、所定の
    プログラムに従って動作する中央処理ユニットおよび前
    記中央処理ユニットの制御の下で所定のクロックに応答
    して動作する画像処理ユニットによって発生され、 前記停止手段は前記所定のクロックが前記画像処理ユニ
    ットに与えられるのを禁止する禁止手段を含む、請求項
    12記載のカラービデオ信号変換装置。
  14. 【請求項14】前記停止手段は前記中央処理ユニットが
    前記画像処理ユニットをアクセスするとき前記禁止手段
    による禁止状態を解除する解除手段を含む、請求項13
    記載のカラービデオ信号変換装置。
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