JP3233399U

JP3233399U - 機械加工支持台

Info

Publication number: JP3233399U
Application number: JP2020600165U
Authority: JP
Inventors: 錦高
Original assignee: 蘇州喜全軟件科技有限公司
Priority date: 2020-07-27
Filing date: 2020-07-28
Publication date: 2021-08-05
Anticipated expiration: 2030-07-28
Also published as: WO2020224670A3; WO2020224670A2; CN212823905U

Abstract

【課題】被加工物の載置支持の高さの調整が可能であり、実用性が高く、作業効率が高い機械加工支持台を提供する。【解決手段】機械加工支持台は、支持台の本体１と、本体に対して緩衝支持処理を行う緩衝支持手段と、昇降手段と、機械加工の被加工物を載置支持する昇降台２と、取付板１７と、昇降台の表面に対して補助的な清掃を行う補助清掃手段と、を備え、本体の内部には、取付室が開設され、本体の上端部は開口され、本体の下端部の４つの隅部に近接する個所には、それぞれ支持柱３が設けられ、緩衝支持手段は、４つの支持柱の下端部に取り付けられ、昇降手段は、本体の内部の取付室内に取り付けられ、昇降台の下端部と昇降手段の上端部とは固定的に連結され、取付板は、昇降台の上面の奥側に近接する個所に固定的に取り付けられる。被加工物の高さを調整でき、後続の屑の快速的な集中回収処理が可能である。【選択図】図１

Description

本考案は、機械加工設備分野に関し、特に機械加工支持台に関するものである。

機械加工は、機械設備で被加工物の外形寸法や性能を改変させる過程であり、加工方式上の差別によって切削加工と圧力加工に分けられ、ある被加工物を加工するときには、被加工物の加工が容易にするように、支持台で被加工物を載置支持する必要がある。

しかし、従来の機械加工支持台には、下記のような欠点がある。
１．実際の要求によって支持台の高さを調節することが容易でないことにより、被加工物の異なる部位を加工処理することが容易でなく、実用性が低い。
２．ある加工作業を行うときには、比較的に多い屑が生じ、作業員が加工後にこのような屑を清掃して回収するときに手間がかかる。

本考案は、従来の機械加工支持台における、実際の要求によって支持台の高さを調節することが容易でないことにより、被加工物の異なる部位を加工処理することが容易でなく、実用性が低く、ある加工作業を行うときには、比較的に多い屑が生じ、作業員が加工後にこのような屑を清掃して回収するときに手間がかかるとの問題を解決することができる機械加工支持台を提供する。

上記の目的を実現するために、の技術案に係る機械加工支持台は、支持台の本体と、本体に対して緩衝支持処理を行うための緩衝支持手段と、昇降手段と、機械加工の被加工物を載置支持するための昇降台と、取付板と、昇降台の表面に対して補助的な清掃を行うための補助清掃手段と、を備え、前記本体の内部には、取付室が開設されており、前記本体の上端部は開口されており、前記本体の下端部の４つの隅部に近接する個所には、それぞれ支持柱が設けられており、前記緩衝支持手段は、４つの支持柱の下端部に取り付けられており、前記昇降手段は、本体の内部の取付室内に取り付けられており、前記昇降台の下端部と昇降手段の上端部とは固定的に連結されており、前記取付板は、昇降台の上面の奥側に近接する個所に固定的に取り付けられており、前記補助清掃手段は、昇降台の上面に取り付けられている。

好ましくは、前記緩衝支持手段は、連結板と、敷板と、バネと、を備え、前記緩衝支持手段は、４組設けられており、４つの連結板は、それぞれ４つの支持柱の下端部に取り付けられており、４つの前記敷板は、それぞれ複数の伸縮支持ロッドを介して連結板の下端部に取り付けられており、前記バネの両端は、それぞれ連結板及び敷板に固定的に連結されている。これにより、緩衝支持手段で支持台全体が受ける震動に対して緩衝処理を行うことにより、支持台の各構成が緩んで脱落させることを防止することができる。

好ましくは、４つの前記バネのそれぞれの内部には、バネのずれが抑えられるように、伸縮連結ロッドが挿設されている。

好ましくは、前記昇降手段は、４つの油圧シリンダを備え、４つの前記油圧シリンダは、いずれも本体の内部の取付室に固定的に取り付けられるとともに、それぞれ本体の内部の４つの隅部に近接する個所に位置しており、前記昇降台の下端部は、４つの油圧シリンダの伸縮端に固定的に連結されており、前記昇降台の両側には、第１の延長板及び第２の延長板がそれぞれ設けられており、前記第１の延長板及び第２の延長板の下端部は、本体の上端部に当接されている。これにより、昇降手段によって昇降台が上下に移動することにより、被加工物の高さが調整される。

好ましくは、前記補助清掃手段は、モータと、スクリューと、ブラシと、を備え、前記モータは、第１の延長板の上面に取り付けられており、前記スクリューの一端は、モータの出力端に固定的に連結されており、前記スクリューには、スライダが装着されており、前記取付板の正面側には、２つのスライド溝が横方向に開設されており、前記スライダの裏面側は、連結部材を介して２つのスライド溝に可動的に結合されており、前記ブラシの上端側は、スライダに固定的に連結されており、前記ブラシの下端部は昇降台の上面に当接されている。これにより、補助清掃手段で屑に対する補助的な清掃を行うことができる。

好ましくは、前記第２の延長板の上面は、傾斜面に設計され、前記第２の延長板の傾斜面は、底部が昇降台から遠ざかっていくように設計されている。これにより、屑が第２の延長板から容易に滑り落ちることができる。

好ましくは、前記伸縮連結ロッドは、合金材料によって製造される。これにより、伸縮連結ロッド自身が比較的高い剛度を持つ。

好ましくは、前記第２の延長板の表面は、平滑化処理されている。これにより、屑の滑り落ちをさらに向上させることができる。

好ましくは、前記モータは、ブレーキモータである。これにより、ブラシを使用しないときにはブラシを固定させることができる。

好ましくは、前記ブラシの下部の刷毛の長さは、３ｃｍ〜４ｃｍである。これにより、ブラシが屑を容易に一掃することができる。

本考案は、下記のような有利な効果を有する。
１．本考案は、本体、昇降手段及び昇降台を設け、被加工物に対して加工作業を行うときに、被加工物を昇降台に載置しておいてから、実際の要求によって、油圧シリンダを起動して伸長させて昇降台を上方へ移動させることにより、昇降台上の被加工物の高さを調節する。これにより、後続の異なる部位に対する加工処理が可能になり、作業効率が向上され、実用性が高い。
２．本考案は、補助清掃手段を設け、機械加工作業が完了した後、モータを起動してスクリューを回転させることによってブラシを移動させて、昇降台の上面における屑が昇降台の一側に集中されるように屑に対して清掃した後、回収ボックスなどの回収設備を利用して屑に対して集中回収処理を行うことにより、支持台に対して清掃するときに、総体的に時間と労力を節約し、効率が高い。

本考案の全体構造を示す図である。本考案のブラシ取付の正面図である。図１におけるＡ個所の拡大図である。図１におけるＢ個所の拡大図である。

図１〜４に示したように、本考案の技術案に係る機械加工支持台は、支持台の本体１と、本体１に対して緩衝支持処理を行うための緩衝支持手段と、昇降手段と、機械加工の被加工物を載置支持するための昇降台２と、取付板１７と、昇降台２の表面に対して補助的な清掃を行うための補助清掃手段と、を備え、前記本体１の内部には、取付室が開設されており、前記本体１の上端部は開口されており、前記本体１の下端部の４つの隅部に近接する個所には、それぞれ支持柱３が設けられており、前記緩衝支持手段は、４つの支持柱３の下端部に取り付けられており、前記昇降手段は、本体１の内部の取付室内に取り付けられており、前記昇降台２の下端部と昇降手段の上端部とは固定的に連結されており、前記取付板１７は、昇降台２の上面の奥側に近接する個所に固定的に取り付けられており、前記補助清掃手段は、昇降台２の上面に取り付けられている。

前記緩衝支持手段は、連結板４と、敷板５と、バネ６と、を備え、前記緩衝支持手段は、４つが設けられており、４つの緩衝支持手段は、それぞれ４つの支持柱３の下端部に取り付けられており、４つの前記敷板５は、それぞれ複数の伸縮支持ロッド７を介して連結板４の下端部に取り付けられており、前記バネ６の両端は、それぞれ連結板４及び敷板５に固定的に連結されている。従って、機械加工作業を行うときに、敷板５がバネ６と協力することにより、本体１に発生する震動に対して緩衝処理を行うことができる。

４つの前記バネ６のそれぞれの中空部には、バネ６の変形破損が抑えられるように、伸縮連結ロッド８が挿設されている。

前記昇降手段は、４つの油圧シリンダ９を備え、４つの前記油圧シリンダ９は、いずれも本体１の内部の取付室に固定的に取り付けられるとともに、それぞれ本体１の内部の４つの隅部に近接する個所に位置しており、前記昇降台２の下端部は、４つの油圧シリンダ９の伸縮端に固定的に連結されており、前記昇降台２の両側には、第１の延長板１０及び第２の延長板１１がそれぞれ設けられており、前記第１の延長板１０及び第２の延長板１１の下端部は、本体１の上端部に当接されている。従って、被加工物の高さの調整が必要であるときに、４つの油圧シリンダ９を起動して伸長させて昇降台２を上方へ移動させることにより、被加工物を上方へ移動させることができる。これにより、被加工物の異なる部位に対して加工処理を行うように、被加工物の高さを調整することができる。

前記補助清掃手段は、モータ１２と、スクリュー１３と、ブラシ１４と、を備え、前記モータ１２は、第１の延長板１０の上面に取り付けられており、前記スクリュー１３の一端は、モータ１２の出力端に固定的に連結されており、前記スクリュー１３には、スライダ１６が装着されており、前記取付板１７の正面側には、２つのスライド溝１５が横方向に開設されており、前記スライダ１６の裏面側は、連結部材を介して２つのスライド溝１５に可動的に結合されており、前記ブラシ１４の上端側は、スライダ１６に固定的に連結されており、前記ブラシ１４の下端部は昇降台２の上面に当接されている。従って、被加工物に対する加工処理が完了されたときに、モータ１２を起動してスクリュー１３を回転させることにより、スライダ１６及びブラシ１４がスクリュー１３に沿って移動される。これにより、移動中のブラシ１４が、昇降台２の上面における屑を第２の延長板１１に近接する個所に集中させてから、回収ボックスなどの回収設備を利用して集中された屑に対して回収処理を行うことができる。よって、昇降台２に対して清掃を行うときに、時間と労力を節約することができ、効率が高い。

前記第２の延長板１１の上面は、屑が第２の延長板１１から容易に滑り落ちるように、昇降台２から遠ざかるに随って下方へ傾斜する傾斜面に設計されている。

前記伸縮連結ロッド８は、伸縮連結ロッド８の変形破損が抑えられるように、合金材料によって製造される。

前記第２の延長板１１の表面は、屑と第２の延長板１１との間の摩擦力が小さくなるように、平滑化処理されている。

前記モータ１２は、ブラシ１４を使用しないとき（清掃しないとき）にはモータ１２の回転軸を固定させることによってブラシ１４を固定させるようにするブレーキモータである。

前記ブラシ１４の下部の刷毛の長さが３ｃｍ〜４ｃｍであることによって、ブラシ１４の刷毛が十分な清掃高さを有する。

［工作原理］
被加工物の高さの調整が必要であるときに、４つの油圧シリンダ９を起動して伸長させて昇降台２を上方へ移動させることにより、被加工物を上方へ移動させることができる。これにより、被加工物の異なる部位に対して加工処理を行うように、被加工物の高さを調整することができる。また、被加工物に対する加工処理が完了されたときに、モータ１２を起動してスクリュー１３を回転させることにより、スライダ１６及びブラシ１４がスクリュー１３に沿って移動される。これにより、移動中のブラシ１４が、昇降台２の上面における屑を第２の延長板１１に近接する個所に集中させてから、回収ボックスなどの回収設備を利用して集中された屑に対して回収処理を行うことができる。よって、昇降台２に対して清掃を行うときに、時間と労力を節約することができ、効率が高い。

１本体
２昇降台
３支持柱
４連結板
５敷板
６バネ
７伸縮能支持ロッド
８伸縮能連結ロッド
９油圧シリンダ
１０第１の延長板
１１第２の延長板
１２モータ
１３スクリュー
１４ブラシ
１５スライド溝
１６スライダ
１７取付板

Claims

支持台の本体（１）と、この本体（１）に対して緩衝支持処理を行うための緩衝支持手段と、昇降手段と、機械加工の被加工物を載置支持するための昇降台（２）と、取付板（１７）と、前記昇降台（２）の表面に対して補助的な清掃を行うための補助清掃手段と、を備え、
前記本体（１）の内部には、取付室が開設されており、
前記本体（１）の上端部は開口されており、
前記本体（１）の下端部の４つの隅部に近接する個所には、それぞれ支持柱（３）が設けられており、
前記緩衝支持手段は、４つの前記支持柱（３）の下端部に取り付けられており、
前記昇降手段は、前記本体（１）の内部の取付室内に取り付けられており、
前記昇降台（２）の下端部と前記昇降手段の上端部とは固定的に連結されており、
前記取付板（１７）は、前記昇降台（２）の上面の奥側に近接する個所に固定的に取り付けられており、
前記補助清掃手段は、前記昇降台（２）の上面に取り付けられていることを特徴とする機械加工支持台。
前記緩衝支持手段は、連結板（４）と、敷板（５）と、バネ（６）と、を備え、
前記緩衝支持手段は、４組設けられており、
４つの前記連結板（４）は、それぞれ４つの前記支持柱（３）の下端部に取り付けられており、
４つの前記敷板（５）は、それぞれ複数の伸縮支持ロッド（７）を介して前記連結板（４）の下端部に取り付けられており、
前記バネ（６）の両端は、それぞれ前記連結板（４）及び前記敷板（５）に固定的に連結されていることを特徴とする請求項１に記載の機械加工支持台。
４つの前記バネ（６）のそれぞれの内部には、伸縮連結ロッド（８）が挿設されていることを特徴とする請求項２に記載の機械加工支持台。
前記昇降手段は、４つの油圧シリンダ（９）を備え、
４つの前記油圧シリンダ（９）は、いずれも前記本体（１）の内部の取付室に固定的に取り付けられるとともに、それぞれ前記本体（１）の内部の４つの隅部に近接する個所に位置しており、
前記昇降台（２）の下端部は、４つの前記油圧シリンダ（９）の伸縮端に固定的に連結されており、
前記昇降台（２）の両側には、第１の延長板（１０）及び第２の延長板（１１）がそれぞれ設けられており、
前記第１の延長板（１０）及び前記第２の延長板（１１）の下端部は、前記本体（１）の上端部に当接されていることを特徴とする請求項１に記載の機械加工支持台。
前記補助清掃手段は、モータ（１２）と、スクリュー（１３）と、ブラシ（１４）と、を備え、
前記モータ（１２）は、前記第１の延長板（１０）の上面に取り付けられており、
前記スクリュー（１３）の一端は、前記モータ（１２）の出力端に固定的に連結されており、
前記スクリュー（１３）には、スライダ（１６）が装着されており、
前記取付板（１７）の正面側には、２つのスライド溝（１５）が横方向に開設されており、
前記スライダ（１６）の裏面側は、連結部材を介して２つの前記スライド溝（１５）に可動的に結合されており、
前記ブラシ（１４）の裏面側は、前記スライダ（１６）に固定的に連結されており、
前記ブラシ（１４）の下端部は、前記昇降台（２）の上面に当接されていることを特徴とする請求項４に記載の機械加工支持台。
前記第２の延長板（１１）の上面は傾斜面に設計され、前記第２の延長板（１１）の傾斜面は、底部が前記昇降台（２）から遠ざかっていくように設計されていることを特徴とする請求項４に記載の機械加工支持台。
前記伸縮連結ロッド（８）は、合金材料によって製造されることを特徴とする請求項３に記載の機械加工支持台。
前記第２の延長板（１１）の表面は、平滑化処理されていることを特徴とする請求項４に記載の機械加工支持台。
前記モータ（１２）は、ブレーキモータであることを特徴とする請求項５に記載の機械加工支持台。
前記ブラシ（１４）の下部の刷毛の長さは、３ｃｍ〜４ｃｍであることを特徴とする請求項５に記載の機械加工支持台。