JP3233305U - トルクレンチ - Google Patents
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Abstract
【課題】回転部材が瞬間的に過大な角度で回転することを回避し、回転部材の回転範囲を注意喚起するように、バウンス振動感及び音を提供できるトルクレンチを提供する。【解決手段】駆動部は、本体1の一端に設けられ、該駆動部がトルク設定値よりも大きなトルクを受ける時に空転現象が発生する。位置決め部材3は該本体内に固設される。トルク調整ユニットは、当接部材41及びスピンドル42を含み、該当接部材が該軸方向に沿って移動して該トルク設定値を調整可能であり、該スピンドルが該本体に該軸方向の周りに回転可能に設けられて該当接部材に螺合され、さらに該位置決め部材に該軸方向の周りに回転可能に穿設される。飛び出しユニットは、弾性当接部材及び複数の凹部を含み、該弾性当接部材が該凹部に常に当接し、該スピンドルが該位置決め部材に対して回転する時、該弾性当接部材が前記複数の凹部の間で跳ぶ。【選択図】図4
Description
本考案は、トルクレンチに関する。
一般的に、トルクレンチは、通常、設定トルク値の大きさを設定することが可能であり、様々な部材の組み立て、取り外し過程に応じて適切なトルク設定値を選択することができ、従来のトルクレンチの本体の一端に駆動ヘッドが設けられ、トルクレンチの本体の他端内にはトルク設定値を調整するように中央プッシュロッドが設けられ、かつ該端部に調節可能な回転部材が取り付けられ、回転部材を回転させる時、中央プッシュロッドは、回転部材に駆動されて軸方向に移動し、さらにトルクレンチのトルク設定値を調整することを達成し、そして、使用者は、施錠作業を行うことができる。しかしながら、回転部材の回転の目的は中央プッシュロッドを駆動して移動させるために用いられ、中央プッシュロッドが弾性力を有するため、回転時に回転部材を回転させるのに大きな力を必要とし、このため、回転部材を回転させる時に回転部材の回転速度を制御することが困難となり、かつ回転部材の回転範囲をスムーズに把握することが困難となり、このように、使用者が設定しようとするトルク値にうまく調整できないことが多く、緊急に改善する必要がある欠点が存在する。
そこで、上記の問題を解決するために、新規でかつ進歩性を有するトルクレンチを提供する必要がある。
本考案の主な目的は、該回転部材を回転させる時、瞬間的に過大な角度で回転することを回避し、かつ該回転部材の回転範囲を使用者に注意喚起するように、バウンス振動感及び音を提供できるトルクレンチを提供することである。
上記の目的を達成するために、本考案は、本体、駆動部、位置決め部材、トルク調整ユニット及び飛び出しユニットを含むトルクレンチを提供する。該本体は軸方向を定義する。該駆動部は、該本体の一端に設けられ、該駆動部がトルク設定値よりも大きなトルクを受ける時に空転現象が発生する。該位置決め部材は該本体内に固設される。該トルク調整ユニットは、当接部材及びスピンドルを含み、該当接部材が該軸方向に沿って移動して該トルク設定値を調整可能であり、該スピンドルが該本体に該軸方向の周りに回転可能に設けられて該当接部材に螺合され、さらに該位置決め部材に該軸方向の周りに回転可能に穿設される。該飛び出しユニットは、弾性当接部材及び周方向に沿って配列された複数の凹部を含み、該弾性当接部材及び前記複数の凹部のうちの1つが該スピンドルに設けられ、もう1つが該位置決め部材に設けられ、該弾性当接部材が該凹部に常に当接し、該スピンドルが該位置決め部材に対して回転する時、該弾性当接部材が前記複数の凹部の間で跳ぶ。
以下、実施例にて本考案の可能な実施形態を説明するが、本考案の特許範囲を制限するものではない。
図1〜図8に本考案の好ましい実施例を示し、本考案のトルクレンチは、本体1、駆動部2、位置決め部材3、トルク調整ユニット4及び飛び出しユニット5を含む。
該本体1は軸方向11を定義する。
該駆動部2は該本体1の一端に設けられ、該駆動部2がトルク設定値よりも大きなトルクを受ける時に空転現象が発生する。
該位置決め部材3は該本体1内に固設される。
該トルク調整ユニット4は、当接部材41及びスピンドル42を含み、該当接部材41は該軸方向11に沿って移動して該トルク設定値を調整することができ、該スピンドル42は、該本体1に該軸方向11の周りに回転可能に設けられて該当接部材41に螺合され、さらに該位置決め部材3に該軸方向11の周りに回転可能に穿設される。該スピンドル42を回転させることにより、該スピンドル42は、該当接部材41を駆動して該軸方向11に沿ってスライドさせ、該トルク設定値を調整する。
該飛び出しユニット5は、弾性当接部材51及び周方向に沿って配列された複数の凹部52を含み、該弾性当接部材51及び該複数の凹部52のうちの1つは該スピンドル42に設けられ、もう1つは該位置決め部材3に設けられ、該弾性当接部材51は、該凹部52に常に当接し、該スピンドル42が該位置決め部材3に対して回転する時、該弾性当接部材51は該複数の凹部52の間で跳ぶ。このため、該スピンドル42を回転させて該トルク設定値を調整する時、一定の範囲ごとに回転すると、該弾性当接部材51がそのうちの1つの該凹部52から隣接する他の該凹部52に飛び込む時に音を立てて振動感を発生することにより、瞬間的に過大な回転角度を回避することができ、また、使用者に該回転部材6の回転範囲を注意喚起することができる。
具体的には、該弾性当接部材51は、第1弾性部材511及び係止部材512を含み、該スピンドル42には径方向に収容孔421が設けられ、該係止部材512は、該収容孔421内に離脱不能にスライドし、該第1弾性部材511はそれぞれ該収容孔421の底部と該係止部材512との間に弾性的に当接する。好ましくは、該係止部材512は係止ボールであり、該複数の凹部52からスムーズに飛び出すことができるようになっている。他の実施例では、該弾性当接部材51及び該収容孔421は、該位置決め部材3に設けられ、且つ該複数の凹部52はスピンドル42の外周壁に設けられてもよい。
さらに、該位置決め部材3には該軸方向11に沿って貫通孔31が設けられ、該弾性当接部材51及び該複数の凹部52のうちの1つは、該貫通孔31の周壁に設けられ、ピン部材12は該本体1に径方向に穿設されて該位置決め部材3に挿設され、これにより、該位置決め部材3を該本体1に固定する。
好ましくは、該複数の凹部52は、該貫通孔31の孔壁に凹設され、該複数の凹部52は、該貫通孔31の該当接部材41から離れた一端から該軸方向11の方向に沿って延出しており、これにより、該複数の凹部52を加工しやすく、各該凹部52は、該係止部材512がスムーズに飛び出すことができるように凹弧状に形成されている。
そのうち、該スピンドル42は、ネジ部422及び丸軸部423を含み、該弾性当接部材51及び該複数の凹部52のうちの1つは、該丸軸部423に設けられ、本実施例では、該収容孔421は該丸軸部423に設けられ、該スピンドル42は、該丸軸部423と該ネジ部422との間にフランジ425がさらに設けられ、該フランジ425は、該軸方向11に沿って該位置決め部材3と該当接部材41との間に当接し、該スピンドル42が該位置決め部材3から離脱することを防止する。
好ましくは、該位置決め部材3の該フランジ425に向かう端面には複数のボール32が設けられ、該複数のボール32は該フランジ425に当接し、これにより、該スピンドル42と該位置決め部材3とが相対的に回転する時の摩擦力を減少させ、また、該位置決め部材3の端面の摩耗を回避する。
なお、本考案では、回転部材6をさらに含み、該回転部材6は、該スピンドル42の該当接部材41から離れた端部に相対的に回転不能に外嵌されて該本体1に対して回転することができ、該位置決め部材3は、該当接部材41と該回転部材6との間に位置し、該位置決め部材3の該軸方向11に沿って該当接部材41から離れた端面には、第1係止当接部33が設けられ、該回転部材6には該軸方向11に沿って第2係止当接部61がスライド可能に設けられ、該第2係止当接部61は第1位置と第2位置との間にスライド可能であり、該回転部材6には該軸方向11に沿って調整部材7がさらに螺設され、該第2係止当接部61は該調整部材7と該位置決め部材3との間に位置し、該第2係止当接部61が該第1位置に位置する時、該第1係止当接部33と該第2係止当接部61とが当接して係止することなく、この時、該回転部材6は該本体1に対して回転して該スピンドル42を駆動して回転させることができ、該調整部材7を螺動させることによって該第2係止当接部61を押圧して該第2位置に移動させることができ、該第2係止当接部61は該第1係止当接部33と当接して係止し、該回転部材6及び該スピンドル42は該本体1対して回転することができず、トルク設定値をロックする。該調整部材7は、螺動方式により該トルク設定値の調整をロック又は解除することで、該第2係止当接部61を該第2位置に不用意に移動させることを回避できるため、実用性が高い。
好ましくは、該スピンドル42には、非円形部424がさらに設けられ、該丸軸部423は該ネジ部422と該非円形部424との間に位置し、該回転部材6は底壁62を含み、該底壁62には該軸方向11に沿って該非円形部424に対応する非円形孔63が設けられ、該非円形孔63が該非円形部424に外嵌されることにより、該スピンドル42を駆動して回転させ、ロック部材64は該軸方向11に沿って該底壁62及び該非円形部424の該ネジ部422から離れた一端にロックされて固定され、これにより、該回転部材6が該軸方向11に沿ってスライドして該スピンドル42から離脱することを回避する。
詳しくは、該底壁62には該軸方向11に沿って少なくとも1つのピン孔65が設けられ、該第2係止当接部61は少なくとも1つのピン611を含み、本実施例では2つの該ピン孔65及び2つの該ピン611があり、各該ピン611は該ピン孔65にスライド可能に穿設され、該第1係止当接部33は周方向に間隔を置いて配列された複数の凹穴331を含み、該複数の凹穴331は該位置決め部材3の該軸方向11に沿って該当接部材41から離れた端面に凹設され、該少なくとも1つのピン611が該第2位置に移動した時、各該ピン611は該凹穴331に挿設され、該回転部材6及び該スピンドル42が該本体1に対して回転することを防止できる。
また、該駆動部2は第2弾性部材21を含み、該当接部材41は該第2弾性部材21に弾性的に当接し、該当接部材41が該第2弾性部材21に当接する圧縮程度によって該トルク設定値の大きさが変更される。該当接部材41は環状壁411及びストッパ壁412を含み、該ネジ部422は該ストッパ壁412に螺合され、該フランジ425は該ストッパ壁412と該位置決め部材3との間に位置し、該ストッパ壁412は該第2弾性部材21に当接して該環状壁411内に位置し、これにより、該当接部材41が該本体1に占める軸方向11の体積を減少させ、該本体1全体の長さを短縮させる。
以上のように、本考案のトルクレンチは、該スピンドルを回転させて該トルク設定値を調整する時、一定の範囲ごとに回転すると、該弾性当接部材がそのうちの1つの該凹部から隣接する他の該凹部に飛び込む時に音を立てて振動感を発生することにより、瞬間的に過大な回転角度を回避することができ、また、使用者に該回転部材の回転範囲を注意喚起することができる。
1 本体
11 軸方向
12 ピン部材
2 駆動部
21 第2弾性部材
3 位置決め部材
31 貫通孔
32 ボール
33 第1係止当接部
331 凹穴
4 トルク調整ユニット
41 当接部材
42 スピンドル
411 環状壁
412 ストッパ壁
421 収容孔
422 ネジ部
423 丸軸部
424 非円形部
425 フランジ
5 飛び出しユニット
51 弾性当接部材
52 凹部
511 第1弾性部材
512 係止部材
6 回転部材
61 第2係止当接部
62 底壁
63 非円形孔
64 ロック部材
65 ピン孔
611 ピン
7 調整部材
11 軸方向
12 ピン部材
2 駆動部
21 第2弾性部材
3 位置決め部材
31 貫通孔
32 ボール
33 第1係止当接部
331 凹穴
4 トルク調整ユニット
41 当接部材
42 スピンドル
411 環状壁
412 ストッパ壁
421 収容孔
422 ネジ部
423 丸軸部
424 非円形部
425 フランジ
5 飛び出しユニット
51 弾性当接部材
52 凹部
511 第1弾性部材
512 係止部材
6 回転部材
61 第2係止当接部
62 底壁
63 非円形孔
64 ロック部材
65 ピン孔
611 ピン
7 調整部材
Claims (10)
- トルクレンチであって、
軸方向を定義する本体と、
前記本体の一端に設けられ、前記駆動部がトルク設定値よりも大きなトルクを受ける時に空転現象が発生する駆動部と、
前記本体内に固設される位置決め部材と、
当接部材及びスピンドルを含み、前記当接部材が前記軸方向に沿って移動して前記トルク設定値を調整可能であり、前記スピンドルが前記本体に前記軸方向の周りに回転可能に設けられて前記当接部材に螺合され、さらに前記位置決め部材に前記軸方向の周りに回転可能に穿設されるトルク調整ユニットと、
弾性当接部材及び周方向に沿って配列された複数の凹部を含み、前記弾性当接部材及び前記複数の凹部のうちの1つが前記スピンドルに設けられ、もう1つが前記位置決め部材に設けられ、前記弾性当接部材が前記凹部に常に当接し、前記スピンドルが前記位置決め部材に対して回転する時、前記弾性当接部材が前記複数の凹部の間で跳ぶユニットと、を含むトルクレンチ。 - 前記弾性当接部材は、第1弾性部材及び係止部材を含み、前記スピンドルには径方向に収容孔が設けられ、前記係止部材は前記収容孔内に離脱不能にスライドし、前記第1弾性部材はそれぞれ前記収容孔の底部と前記係止部材との間に弾性的に当接する、請求項1に記載のトルクレンチ。
- 前記位置決め部材には前記軸方向に沿って貫通孔が設けられ、前記弾性当接部材及び前記複数の凹部のうちの1つは前記貫通孔の周壁に設けられ、ピン部材は前記本体に径方向に穿設されて前記位置決め部材に挿設される、請求項1に記載のトルクレンチ。
- 前記複数の凹部は前記貫通孔の孔壁に凹設され、前記複数の凹部は、前記貫通孔の前記当接部材から離れた一端から前記軸方向の方向に沿って延出しており、各前記凹部は凹弧状に形成されている、請求項3に記載のトルクレンチ。
- 前記スピンドルはネジ部及び丸軸部を含み、前記弾性当接部材及び前記複数の凹部のうちの1つは前記丸軸部に設けられ、前記スピンドルは、前記丸軸部と前記ネジ部との間にフランジがさらに設けられ、前記フランジは前記軸方向に沿って前記位置決め部材と前記当接部材との間に当接する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のトルクレンチ。
- 前記位置決め部材の前記フランジに向かう端面には複数のボールが設けられ、前記複数のボールは前記フランジに当接する、請求項5に記載のトルクレンチ。
- 回転部材をさらに含み、前記回転部材は、前記スピンドルの前記当接部材から離れた端部に相対的に回転不能に外嵌されて前記本体に対して回転可能であり、前記位置決め部材は、前記当接部材と前記回転部材との間に位置し、前記位置決め部材の前記軸方向に沿って前記当接部材から離れた端面には第1係止当接部が設けられ、前記回転部材には前記軸方向に沿って第2係止当接部がスライド可能に設けられ、前記第2係止当接部は第1位置と第2位置との間にスライド可能であり、前記回転部材には前記軸方向に沿って調整部材がさらに螺設され、前記第2係止当接部は前記調整部材と前記位置決め部材との間に位置し、前記第2係止当接部が前記第1位置に位置する時、前記第1係止当接部と前記第2係止当接部とが当接して係止することがなく、前記調整部材を螺動させることによって前記第2係止当接部を押圧して前記第2位置に移動させ、前記第2係止当接部は前記第1係止当接部と当接して係止する、請求項5に記載のトルクレンチ。
- 前記スピンドルには非円形部がさらに設けられ、前記丸軸部は前記ネジ部と前記非円形部との間に位置し、前記回転部材は底壁を含み、前記底壁には前記軸方向に沿って前記非円形部に対応する非円形孔が設けられ、前記非円形孔は前記非円形部に外嵌され、ロック部材は前記軸方向に沿って前記底壁及び前記非円形部の前記ネジ部から離れた一端にロックされて固定される、請求項7に記載のトルクレンチ。
- 前記底壁には前記軸方向に沿って少なくとも1つのピン孔が設けられ、前記第2係止当接部は少なくとも1つのピンを含み、各前記ピンは前記ピン孔にスライド可能に穿設され、前記第1係止当接部は周方向に間隔を置いて配列された複数の凹穴を含み、前記複数凹穴は前記位置決め部材の前記軸方向に沿って前記当接部材から離れた端面に凹設され、前記少なくとも1つのピンが前記第2位置に移動した時、各前記ピンは前記凹穴に挿設される、請求項8に記載のトルクレンチ。
- 前記弾性当接部材は、第1弾性部材及び係止部材を含み、前記スピンドルには径方向に収容孔が設けられ、前記係止部材は前記収容孔内に離脱不能にスライドし、前記第1弾性部材はそれぞれ前記収容孔の底部と前記係止部材との間に弾性的に当接し、
前記スピンドルはネジ部及び丸軸部を含み、前記弾性当接部材及び前記複数の凹部のうちの1つは前記丸軸部に設けられ、前記スピンドルは、前記丸軸部と前記ネジ部との間にフランジがさらに設けられ、前記フランジは前記軸方向に沿って前記位置決め部材と前記当接部材との間に当接し、
前記位置決め部材の前記フランジに向かう端面には複数のボールが設けられ、前記複数のボールは前記フランジに当接し、
回転部材をさらに含み、前記回転部材は、前記スピンドルの前記当接部材から離れた端部に相対的に回転不能に外嵌されて前記本体に対して回転可能であり、前記位置決め部材は、前記当接部材と前記回転部材との間に位置し、前記位置決め部材の前記軸方向に沿って前記当接部材から離れた端面には第1係止当接部が設けられ、前記回転部材には前記軸方向に沿って第2係止当接部がスライド可能に設けられ、前記第2係止当接部は第1位置と第2位置との間にスライド可能であり、前記回転部材には前記軸方向に沿って調整部材がさらに螺設され、前記第2係止当接部は前記調整部材と前記位置決め部材との間に位置し、前記第2係止当接部が前記第1位置に位置する時、前記第1係止当接部と前記第2係止当接部とが当接して係止することがなく、前記調整部材を螺動させることによって前記第2係止当接部を押圧して前記第2位置に移動させ、前記第2係止当接部は前記第1係止当接部と当接して係止し、
前記スピンドルには非円形部がさらに設けられ、前記丸軸部は前記ネジ部と前記非円形部との間に位置し、前記回転部材は底壁を含み、前記底壁には前記軸方向に沿って前記非円形部に対応する非円形孔が設けられ、前記非円形孔は前記非円形部に外嵌され、ロック部材は前記軸方向に沿って前記底壁及び前記非円形部の前記ネジ部から離れた一端にロックされて固定され、
前記底壁には前記軸方向に沿って少なくとも1つのピン孔が設けられ、前記第2係止当接部は少なくとも1つのピンを含み、各前記ピンは前記ピン孔にスライド可能に穿設され、前記第1係止当接部は周方向に間隔を置いて配列された複数の凹穴を含み、前記複数凹穴は前記位置決め部材の前記軸方向に沿って前記当接部材から離れた端面に凹設され、前記少なくとも1つのピンが前記第2位置に移動した時、各前記ピンは前記凹穴に挿設され、
前記係止部材は係止ボールであり、
前記駆動部は第2弾性部材を含み、前記当接部材は前記第2弾性部材に弾性的に当接し、
前記当接部材は環状壁及びストッパ壁を含み、前記ネジ部は前記ストッパ壁に螺合され、前記フランジは前記ストッパ壁と前記位置決め部材との間に位置し、前記ストッパ壁は前記第2弾性部材に当接して前記環状壁内に位置する、請求項4に記載のトルクレンチ。
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