JP3232009U - シート部材及びこのシート部材を備えたカーテン類 - Google Patents
シート部材及びこのシート部材を備えたカーテン類 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3232009U JP3232009U JP2020005039U JP2020005039U JP3232009U JP 3232009 U JP3232009 U JP 3232009U JP 2020005039 U JP2020005039 U JP 2020005039U JP 2020005039 U JP2020005039 U JP 2020005039U JP 3232009 U JP3232009 U JP 3232009U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curtains
- sheet member
- opened
- curtain
- closed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Abstract
【課題】汚染ないし汚損しにくくなるようにするとともに、汚染ないし汚損した場合には交換することによって再使用することができるシート部材を提供する。【解決手段】シート部材を適用したカーテン10は、シート部材18として基材が殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性から選択される少なくとも一つの性質を有する材料を含んでいるものが用いられ、このシート部材18が、カーテン10の左右端部の少なくとも一方に、取り付け及び取り外し可能に設けられている。【選択図】図1
Description
本考案は、殺菌性、防臭性、抗菌性、防かび性、防汚性等を有する交換可能なシート部材及びこのシート部材を備えたカーテン類に関する。
室内のインテリア又は間仕切りとしてカーテンやブラインドが多く用いられている。カーテンやブラインドは、その色彩や形状を変えることによって、多様な室内装飾を行うことができる。これらのカーテンやブラインドのスタイルとしては、左右に開け閉めできるスタイルと、上下に開け閉めできるスタイルと、開け閉めを行わない装飾目的のスタイルとに大別される。なお、この明細書においては、「カーテン」及び「ブラインド」の両者を含む意味で「カーテン類」という用語が用いられている。
左右に開け閉めできるスタイルのカーテン類としては、ドレープカーテン、プリーツカーテン、バーチカル(縦型)ブラインド、経木カーテン等が知られている。上下に開け閉めできるスタイルのカーテン類としては、プレーンシェードカーテン、ロールスクリーンカーテン、プリーツスクリーンカーテン、(横型)ブラインド等が知られている。さらに、装飾目的のスタイルとしてはスタイルカーテンやレースカーテンが主であるが、レースカーテンには左右に開け閉めできるスタイルのものも存在する。
これらのカーテン類は、室内装飾目的だけでなく、日当たり調節、目隠し、防音、防暑、防寒などの実用的な役割も果たし、各用途に応じて数多くの種類が存在するほか、必要に応じて二重、三重に重ねて設置されることもある。また、近年、カーテン類に各種処理が施され、抗菌・防カビ性、防臭性、防汚性、防炎性、制電性、耐光性等の種々の特性が付与されているものも存在する。
例えば、特許文献1(特開平10−273998号公報)には、複数の短冊状カーテン材の表面に化粧シートを接着させたプリーツカーテンにおいて、前記カーテン材と化粧シートとの間に、金属又は金属酸化物と、吸着材粒子と、熱可塑性樹脂粒子を含み、前記金属又は金属酸化物と吸着材粒子とが、前記熱可塑性樹脂粒子表面に接触付着した脱臭材を挿入し、前記化粧シートに通気性シートを用いた、インテリア性に優れた脱臭機能付きプリーツカーテンが示されている。なお、ここでは金属又は金属酸化物として、マンガン、銅、亜鉛、鉄、バナジウム、ニッケル、マグネシウム、アルミニウム、チタン、パラジウム、白金、セリウム及びそれらの酸化物が適宜用いられており、吸着材粒子としては、活性炭、ゼオライト、シリカゲル、セピオライト、活性アルミナ及び活性白土等が用いられ、前記吸着材粒子に硫酸アルミニウム、ヨウ素、硫酸第1鉄、燐酸カルシウム、炭酸ナトリウム、珪酸マグネシウム、ほう酸、リン酸、アスコルビン酸、酒石酸、シュウ酸、タンニン酸、没食子酸等を坦持させたものなどが用いられている。
この特許文献1に示されているプリーツカーテンによれば、金属又は金属酸化物と、吸着材粒子とが熱可塑性樹脂粒子表面に接触付着した脱臭材が使用されており、金属又は金属酸化物は触媒として脱臭成分の分解に作用するため、脱臭剤の再生に熱エネルギーを必要とせずに永久的に使用可能となり、また、カーテンの交換も不要となり、しかも化粧シートにて脱臭材が覆われているためインテリア性に優れた脱臭機能付きプリーツカーテンを製造することができるようになる。
また、特許文献2(特開2009−285105号公報)には、室外側に配置する裏生地材と、室内側に配置する表生地材とで内外で二重になっているカーテン本体と、このカーテン本体の裏生地材、表生地材相互間の間隙に設けた着脱手段によってカーテン本体内に着脱自在に装入配置する膜状材とを備え、この着脱手段は、裏生地材、表生地材相互の縫合部位に一体状に縫合して両生地材相互間に配した係止支持帯部と、膜状材の上縁部に設けて係止支持帯部面に接合する止着片とからなり、係止支持帯部はレース生地材及び不織布からなり、止着片は雄面ファスナーを備えているものが示されている。
この特許文献2に示されているカーテンによれば、保温、遮音、遮光、遮熱等の室内側で一時的にでも要請されるカーテンに求められる様々な機能をその膜状材の選択交換で着脱式に簡単に変更でき、また、汚染・汚損時でも簡単にクリーニングが可能な、トリプル構造のカーテンを提供することができる。すなわち、上記特許文献2に示されているカーテンによれば、各機能が備えられている膜状材を選択し、この選択された膜状材をカーテン本体内に着脱手段によって装入配置すれば所定の各種機能を奏させることができ、しかも様々な機能を備えた膜状材は着脱式であるので簡単に変更でき、しかも、カーテン本体が汚染・汚損された場合、クリーニング処理が困難な膜状材であってもその取り外しによってカーテン本体自体を簡単にクリーニングできるようになる。
さらに、特許文献3(特開2001−245781号公報)には、繊維表面に、アルキルシリケート系樹脂、シリコーン系樹脂およびフッ素系樹脂から選ばれた少なくとも1種のバインダーと、光触媒剤を有するカーテン類が示されている。
この特許文献3に示されているカーテン類によれば、使用に際して変色や劣化がなく、持続性のある着臭防止消臭効果があり、更に、抗菌、防カビおよび防汚性を同時に満足する、優れた機能を有するカーテン類が得られる。
上記特許文献1に示されているプリーツカーテンは、短冊状のカーテン材と通気性シートからなる化粧シートとの間に脱臭材が一体に設けられているため、汚染・汚損時に洗濯すると脱臭材の機能が消失するおそれがあるので、再使用性が劣るという課題がある。それに対し、上記特許文献2に示されているカーテンは、各種特性を備えている膜状材が裏生地材と表生地材との間に取り付け及び取り外し可能に配置されているため、汚染・汚損時に膜状材を取り外してから洗濯することができるので、膜状材の機能の消失を防ぐことができるようになる。
さらに、上記特許文献3に示されているカーテン類は、カーテン類を構成する繊維表面に全体にわたってバインダー及び光触媒剤を付着させているため、上記特許文献1に記載のプリーツカーテンの場合と同様に、汚染・汚損時に洗濯すると各種機能が消失するおそれがあり、再使用性が劣るという課題がある。
ところで、カーテン類の汚染ないし汚損は、カーテン類の表面ないし裏面に全体に均等に生じるものではない。特に、左右に開け閉めできるカーテン類においては、左右に開け閉めする際に手が触れる部分が強く汚染ないし汚損する。これは、手に付着している汗や汚れ等がカーテン類の手が触れる箇所に付着し、さらにはこれらの箇所で雑菌が繁殖したり、汚れが重なって目立つようになることから生じるものである。
上記特許文献1及び2に示されているように、従来例のカーテン類は、このような部分的な汚損については考慮されておらず、少なくとも一部に気になる程度の汚染ないし汚損が生じた場合には、適宜に膜状材を取り外した後(特許文献2参照)、カーテン類全体を洗濯することが行われている。すなわち、従来のカーテン類では、部分的に汚染ないし汚損が生じていても、カーテン類全体を洗濯することが普通に行われていることになり、カーテン類が痛みやすく、不経済となっている。加えて、室内にはカーテン以外にも人の手が触れる物品が多く存在するが、上記特許文献1及び2には、カーテン以外の人の手が触れる物品の表面の汚染ないし汚損を抑制するようになす点については何も示唆されていない。
本考案は、上述した従来技術の課題を解決すべくなされたものである。すなわち、本発明は、特に人の手が触れやすく、汚染ないし汚損しやすいカーテン類等の物品の表面に殺菌性、防臭性、抗菌性、防かび性、防汚性等が付与されたシート部材を取り付け及び取り外し可能に設けることにより、部分的に物品の表面が汚染ないし汚損しにくくなるようにするとともに、シート部材が汚染ないし汚損した場合にはシート部材を交換することによって物品をそのまま再使用することができる、殺菌性、防臭性、抗菌性、防かび性、防汚性等を有する交換可能なシート部材、このシート部材を備えたカーテン類及び物品を提供することを目的とする。
本考案の第1の態様のシート部材は、物品の表面に取り付け及び取り外し可能に設けることができるシート部材であって、前記シート部材は、基材が殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性から選択される少なくとも一つの性質を有する材料を含んでいることを特徴とする。
本考案の第1の態様のシート部材によれば、物品に殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性から選択される少なくとも一つの性質を有するシート部材を取り付け及び取り外し可能に設けることにより、部分的に物品の表面が汚染ないし汚損しにくくなるようにするとともに、シート部材が汚染ないし汚損した場合にはシート部材を交換することによって物品をそのまま再使用することができるようになる。
なお、これらのシート部材を構成する基材に殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性から選択される少なくとも一つの性質を付与する方法は、これらの基材に周知の殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性から選択される少なくとも一つの性質を有する成分を、塗布、含浸等、適宜の方法によって設ければよい。また、シート部材は、表面が着色されていたり模様が形成されていたりしてもよく、基材そのものから構成されていても、基材の表面に基材とは異なる物性の材料が設けられていてもよい。
本考案の第2の態様のカーテン類は、第1の態様のシート部材を含み、前記基材は、布、不織布、紙、木片、プラスチックフィルム、金属箔又は薄板状セラミックスからなり、前記シート部材は、面ファスナー、ジャンパーホック、ボタンとボタンホールの組み合わせ、両面テープ、又は、粘着剤によって前記物品の表面に取り付け及び取り外し可能とされていることを特徴とする。
本考案の第2の態様のカーテン類によれば、カーテン類に対して容易にシート部材の取り付け及び取り外しを行うこ
とができるようになる。なお、シート部材を構成する基材が金属箔の場合は、例えばアルミニウム箔が安価で、軽量であり、柔軟性に富み、入手が容易で利用しやすい。また、このシート部材は伸縮性素材からなるものであってもよい。
とができるようになる。なお、シート部材を構成する基材が金属箔の場合は、例えばアルミニウム箔が安価で、軽量であり、柔軟性に富み、入手が容易で利用しやすい。また、このシート部材は伸縮性素材からなるものであってもよい。
本考案の第3の態様のカーテン類は、第1又は第2の態様のシート部材を含み、前記シート部材は、殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性から選択される少なくとも一つの性質を有する材料として金属の粒子と酸化チタン粒子とが互いに物理的に結合された金属−酸化チタン結合体粒子と、吸着剤との混合物からなるものを含んでいることを特徴とする。
上記特許文献3に記載されている着臭防止性、消臭性、抗菌性、防かび性及び防汚性を与える材料は、光触媒材を含んでいるため、光の照射がないとこれらの特性を奏することができない。それに対し、本考案の第3の態様のカーテン類に含まれているシート部材で使用されている金属−酸化チタン結合体粒子は、光の照射がなくても殺菌性及び防臭性を有しているため、夜間の消灯時や日光が届かない場所等においても殺菌性及び防臭性を有している。そのため、本考案の第3の態様のカーテン類に含まれているシート部材によれば、照明や日光の有無にかかわらず昼夜にわたって殺菌性及び防臭性が連続的に得られる。
また、本考案の第4の態様のカーテン類は、第3の態様のシート部材を含み、前記金属の粒子は、金、銀、白金、銅、又は、それらの混合物から選択された粒子であることを特徴とする。
本考案の第4の態様のカーテン類に含まれているシート部材によれば、金属の粒子を金、銀、白金、銅、又は、それらの混合物から選択したので、上記第3の態様のカーテン類に含まれているシート部材の奏する効果がより良好に奏されるようになる。
さらに、本考案の第5の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類は、第1〜第4のいずれかの態様のシート部材が設けられた左右に開け閉め可能なカーテン類であって、前記カーテン類の左右端部の少なくとも一方に前記シート部材が取り付け及び取り外し可能に設けられていることを特徴とする。
左右に開け閉め可能なカーテン類は、左右端部を手に持って開け閉めが行われるため、左右両端部に手の汗や汚れが移行し、雑菌が繁殖したり、汚れが重なって目立つようになるため、他の部分よりも汚染ないし汚損しやすい。本考案の第5の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類によれば、基材に殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性から選択される少なくとも一つの性質を有する材料が設けられたシート部材がカーテン類の汚染ないし汚損しやすい左右両端側に取り付け及び取り外し可能に設けられているので、この部分で雑菌の繁殖が抑制されるために汚染ないし汚損の進行が遅くなる。加えて、カーテン類全体に亘って汚染ないし汚損していない場合には、汚染ないし汚損したシート部材を新しいものに交換するだけで、カーテン類をそのまま再使用することができるようになり、しかも、カーテン類全体を洗濯しなければならなくなるまでの時間を長くすることができるので、経済的にもなる。
なお、第5の態様の左右に開け閉めするカーテン類としては、ドレープカーテン、プリーツカーテン、バーチカル(縦型)ブラインド、経木カーテン、レースカーテン等が含まれる。また、シート部材の色彩も、カーテン類の色と同じ色であっても、異なる色であっても模様が付されていてもよい。また、シート部材は、表面側から裏面側に折り返す形で連続的に設けても、表側及び裏側にそれぞれ個別に設けてもよい。なお、上下方向に開け閉めするカーテン類は、ワイヤ等によって上下方向に開け閉めするものが主であるので、本考案には含まれない。
本考案の第6の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類は、第5の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類において、前記シート部材は、前記カーテン類の表裏両面に設けられていることを特徴とする。
カーテン類の左右両端部を手にとって開け閉めする際は、カーテン類の左右両端部の表面及び裏面に同時に手が触れやすい。本考案の第6の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類によれば、手に触れやすいカーテン類の左右両端部の少なくとも一方の表面及び裏面にシート部材が設けられているので、シート部材以外の部分が汚染ないし汚損しにくくなり、上記効果が良好に奏されるようになる。
本考案の第7の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類は、第5又は第6の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類において、前記シート部材は、前記カーテン類の左右端部の少なくとも一方における上端と下端の間に部分的に設けられていることを特徴とする。
左右方向に開け閉め可能なカーテン類においては、開け閉め時に手が触れやすいのはカーテン類の左右両端部の上端と下端の間である。本考案の第7の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類によれば、シート部材は、開け閉め時に手が触れやすいカーテン類の左右端部の上端と下端の間に部分的に設けられており、しかも、シート部材と他の部分とは容易に見分けが付くので、開け閉め時にシート部材以外の部分を触れるおそれが少なくなり、シート部材以外の部分の汚染ないし汚損の進行が遅くなるため、上記効果が良好に奏されるようになる。
本考案の第8の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類は、第7の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類において、前記シート部材は、前記カーテン類の左右端部の少なくとも一方における上端と下端の間の複数箇所に設けられていることを特徴とする。
左右方向に開け閉め可能なカーテン類において、開け閉め時に手が触れやすいのはカーテン類の左右両端部の上端と下端の間であるが、手が触れやすい位置は、立っている人と座っている人とでは異なり、また人の背の高さによっても異なる。本考案の第8の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類によれば、立っている人にとっても、座っている人にとっても、さらには人の背の高さに応じて、手が触れやすい位置にシート部材を設けることができるため、開け閉め時にシート部材以外の部分を触れるおそれがより少なくなり、シート部材以外の部分の汚染ないし汚損の進行がより遅くなるため、上記効果が良好に奏されるようになる。
本考案の第9の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類は、第5又は第6の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類において、前記シート部材は、前記カーテン類の左右端部の少なくとも一方における上端側から下端側の略全体に亘って設けられていることを特徴とする。
本考案の第9の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類によれば、シート部材がカーテン類の左右端部の上端側から下端側の略全体に亘って設けられているので、左右端部のどの部分を手で触ってもシート部材以外の部分の汚染ないし汚損の進行が遅くなり、カーテン類全体を洗濯しなければならなくなるまでの時間を長くすることができる。
本考案の第10の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類は、第5〜第9のいずれかの態様の左右に開け閉め可能なカーテン類において、さらに前記カーテン類を留めるためのタッセルを有し、前記タッセルにも殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性から選択される少なくとも一つの性質を有する材料が設けられていることを特徴とする。
タッセルは、左右に開け閉めする形式のカーテン類において、開けたカーテン類を房かけに留めるために設けられているものであり、カーテン類の開け閉めに際して手がふれやすい部分である。本考案の第10の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類によれば、カーテン類の開け閉めに際して手が触れやすいタッセルにも殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性から選択される少なくとも一つの性質を有する材料が設けられているため、タッセル自体の汚染ないし汚損の進行が遅くなる。
本考案の第11の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類は、第5〜第10のいずれかの態様の左右に開け閉め可能なカーテン類において、前記カーテン類自体が殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性から選択される少なくとも一つの性質を有している。
例えば病院の病室において使用されるカーテン、特に集中治療室等で使用されるカーテンには抗菌性のものが使用され、このカーテンは定期的に交換される。本考案の第11の態様の左右に開け閉め可能なカーテン類によれば、直接手で触れるため汚染ないし汚損しやすいシート部材のみを定期的に交換することにより、カーテン全体を交換する周期を大幅に長くすることが可能となる。
さらに、本考案の第12の態様の物品は、第1の態様のシート部材が表面に取り付け及び取り外し可能に覆われていることを特徴とする。
本考案の第12の態様の物品によれば、物品の表面が殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性から選択される少なくとも一つの性質を有するシート部材が表面に取り付け及び取り外し可能に覆われているので、部分的に物品そのものが汚染ないし汚損しにくくなるようにできるとともに、シート部材が汚染ないし汚損した場合にはシート部材を交換することによって物品をそのまま再使用することができるようになる。
以上述べたように、本考案のシート部材によれば、物品の表面に殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性から選択される少なくとも一つの性質が付与されたシート部材を取り付け及び取り外し可能に設けることにより、部分的に物品の表面が汚染ないし汚損しにくくなるようにするとともに、シート部材が汚染ないし汚損した場合にはシート部材を交換することによって適用対象をそのまま再使用することができるようになる。また、本考案のシート部材を左右に開け閉め可能なカーテン類に適用した場合には、この部分で雑菌の繁殖が抑制されるために汚染ないし汚損の進行が遅くなるので、カーテン類全体に亘って汚染ないし汚損していない場合には、汚染ないし汚損したシート部材を新しいものに交換するだけでそのままカーテン類を再使用することができるようになり、カーテン類全体を洗濯しなければならなくなるまでの時間を長くすることができ、経済的にもなる。
以下、図面を参照して本考案の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本考案の技術思想を具体化するためのシート部材をカーテン類に適用した例を示すものであって、本考案をこのシート部材及びカーテン類に特定することを意図するものではない。本考案は、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
[第1実施形態] まず、図1及び図2を参照して、ドレープカーテンに対して本考案のシート部材を適用した第1実施形態に係る左右に開け閉め可能なカーテンの概略構成を説明する。なお、図1Aは第1実施形態のカーテンの全体構成を示す正面図であり、図2は図1のII部分の拡大平面図である。
第1実施形態の左右に開け閉め可能なカーテン10は、ポール11と、リング12と、ドレープカーテン13とを有しており、これらは全て市販のものがそのまま用いられている。ポール11は一対のブラケット14によって壁15に固定されている。ドレープカーテン13は上端部に複数個のリング12が固定されており、これらのリング12によってポール11に左右に開け閉め可能な状態に保持されている。
ここではドレープカーテン13は、左側のドレープカーテン部13aと右側のドレープカーテン部13bとに2分割されており、通常は左右方向の中央部から、すなわち、左側のドレープカーテン部13aの右端側から及び
右側のドレープカーテン部13bの左端側から開け閉めするものとして使用される。ただし、左側のドレープカーテン部13aの左端側から及び右側のドレープカーテン部13bの右端側から開閉することも可能である。
右側のドレープカーテン部13bの左端側から開け閉めするものとして使用される。ただし、左側のドレープカーテン部13aの左端側から及び右側のドレープカーテン部13bの右端側から開閉することも可能である。
なお、一般に、左側のドレープカーテン部13aと右側のドレープカーテン部13bとは、模様や襞の状態を除外して、左右対称に形成されている。また、図1には、右側のドレープカーテン部13bが上下方向中間部においてタッセル16によって房かけ(図示省略)に留められており、さらに、ドレープカーテン13の窓側にはレースカーテン17が設けられた状態が示されている。
そして、左側のドレープカーテン部13aの右端側には、上下方向中間部に、左側のドレープカーテン部13aの表側(室内側)から裏側(室外側)に亘って連続的にシート部材18が設けられている。なお、左側のドレープカーテン部13aの左端側にも、右端側と同様に、上下方向中間部に、表側から裏側に亘って連続的にシート部材が設けられているが、図1においては両者ともに左側のドレープカーテン部13aの襞の陰になっており、図示省略されている。また、右側のドレープカーテン部13bの左端側及び右端側の上下方向中間部にも、左側のドレープカーテン部13aの場合と同様に、シート部材が設けられているが、図1においてはタッセル16の陰になっており、図示は省略されている。
このシート部材18は、左側のドレープカーテン部13aとは異なる模様の布を素材とし、この素材中に殺菌性及び防臭性を有する材料が含浸され、乾燥されたものが用いられている。なお、ここでは、殺菌性及び防臭性を有する材料として、たとえば銀粒子と二酸化チタン粒子とが互いに内部に食い込むような結合、すなわち、物理的な結合をしている銀−二酸化チタン結合体粒子と、ハイドロキシアパタイトからなる吸着材との混合物が用いられている。
この銀−二酸化チタン結合体粒子と吸着材とを含有するシート部材18は、銀−二酸化チタン結合体及び吸着剤を水中に分散させ、この水中にシート部材18の素材を浸漬することにより素材中に銀−二酸化チタン結合体及び吸着剤を含浸させ、その後に乾燥することによって製造することができる。このような銀−二酸化チタン結合体及び吸着剤を含む殺菌性及び防臭性を有する材料は、上記特許文献4(特開2014−040416号公報)に示されているとおり、公知のものである。
また、この材料を含んだ繊維により構成された布又は不織布の一方の面又は両面に基材シートをコーティングすることにより、シート部材18を構成することもできる。さらに、基材シートの両面に対してこの材料を含んだ繊維により構成された布又は不織布を設けるようにすることも可能である。例えば、この材料を含んだ繊維により構成された布又は不織布の一方の面に基材シートをコーティングし、反対側の面に粘着剤層を設けることにより、シート部材18をカーテンに取り付け及び取り外し可能に設けることができる。
ここで、金属粒子、例えば銀粒子の粒子径は0.3〜100マイクロメートルの大きさであり、ナノサイズではないため、環境への有害作用を有さない。なお、金属粒子としては、例えば金、銀、白金、銅、又は、それらの混合物から選択される粒子が用いられる。
シート部材18は、裏面に両面テープ(図示省略)が設けられ、この両面テープを介して左側のドレープカーテン部13aの表側から裏側に亘って固定されている。このシート部材18の幅Wは、人の手が触れる幅であればよいので臨界的限度は存在しないが、例えば5〜30cm程度であればよい。また、左側のドレープカーテン部13aの片側の面におけるシート部材18の長さLは、同じく臨界的限度はないが、例えば10〜30cm程度であればよい。なお、右側のドレープカーテン部13bの右端側及び左端側の上下方向中間部にも、左側のドレープカーテン部13aの場合と同様に、シート部材が設けられている。
このような構成の第1実施形態の左右に開け閉め可能なカーテン10によれば、左側のドレープカーテン部13aないし右側のドレープカーテン部13bを手で開け閉めする際には、シート部材18に手が触れやすいためにこのシート部材18は汚染ないし汚損しやすいが、他の部分は手が触れることが少ないので汚染ないし汚損は少ない。そのため、左側のドレープカーテン部13a及び右側のドレープカーテン部13bの使用を継続していると、最初に汚染ないし汚損が目立つのはシート部材18であって、他の部分の汚染ないし汚損の程度は少ない。
通常、カーテン類の洗濯は、カーテン類全体が均一に汚染ないし汚損することは少ないため、使用者の感覚からしてカーテン類の部分的な汚染ないし汚損が洗濯すべき程度であると判断された際に行われる。したがって、第1実施形態の左右に開け閉め可能なカーテン10においては、シート部材18の汚染ないし汚損が目立つようになった場合には、シート部材18を新しいものに交換すれば左側のドレープカーテン部13a及び右側のドレープカーテン部13bともにそのまま継続して使用することができる。これにより、使用者に左側のドレープカーテン部13a及び右側のドレープカーテン部13bの全体が汚染ないし汚損して洗濯しなければならないと判断されるまでの時間をシート部材18がない場合に比して長くすることができるようになり、経済的になる。
なお、第1実施形態の左右に開け閉め可能なカーテン類10としてドレープカーテン13を用いた例を示したが、プリーツカーテン、バーチカル(縦型)ブラインド、経木カーテン、レースカーテン等、左右に開け閉め可能なものであれば適宜に選択して使用することができる。また、第1実施形態の左右に開け閉め可能なカーテン類10として、ポール11と、リング12とを有するものを用いた例を示したが、周知のカーテンレールと、ランナーとを有するものに対しても適用可能である。また、ここではドレープカーテン13として左側のドレープカーテン部13aと右側のドレープカーテン部13bとに2分割されている例を示したが、1枚のドレープカーテンからなり、その右端側からないし左端側から開け閉めする形式のものに対しても適用可能である。
また、第1実施形態のシート部材18を構成する基材として、ドレープカーテン13とは異なる模様の布からなるものを用いた例を示したが、このシート部材18は、他の部分と容易に見分けが付くので、カーテン類の色と同じ色であっても、模様が付されているものであってもよい。また、第1実施形態のシート部材18を構成する基材として布からなるもの用いた例を示したが、布に換えて、不織布、紙、木片、プラスチックフィルム又は金属箔からなるものも用いることができる。これらの基材は使用者の好みによって適宜に選択すればよい。特に、シート部材を構成する基材として金属箔を用いる場合、軽量で、柔軟性に富み、入手が容易であること等から、アルミニウム箔を用いるとよい。また、これらの基材に殺菌性及び防臭性を付与するには、基材の表面に周知の殺菌性及び防臭性を有する成分を、塗布ないし含浸(不織布及び紙の場合)させることにより設ければよい。
また、第1実施形態のシート部材18は、両面テープによって左側のドレープカーテン部13aの表側から裏側に亘って取り付け取り外し可能に固定した例を示したが、面ファスナー、ジャンパーホック、ボタンとボタンホールの組み合わせ、又は、粘着剤によって取り付け取り外し可能に固定するようにしてもよい。さらに、第1実施形態のシート部材18としては、表面側から裏面側に亘って連続的に設けられている例を示したが、取付を容易にするために表側のシート部材と裏側のシート部材とに2分割されている状態としてもよい。
なお、図1に示したように、左右に開け閉め可能なカーテンにおいては、開けたカーテンを端部に留めておくためのタッセル16が用いられるが、タッセル16もカーテンの開け閉めに伴って手に触れやすいため、汚染ないし汚損しやすい。そのため、シート部材18と同様に、このタッセル16にも殺菌性及び防臭性を有する材料を設けると、タッセル16の汚染ないし汚損の進行が遅くなるようにすることができる。
さらに、第1実施形態のシート部材に殺菌性及び防臭性を付与する材料として、金属−二酸化チタン結合体粒子として銀−二酸化チタン結合体を、吸着材としてハイドロキシアパタイトを、それぞれ用いた例を示したが、この銀−二酸化チタン結合体は、光の照射がなくても殺菌性及び脱臭性を有するため、光が当たる昼間だけでなく、夜間の消灯時や光が当たらない場所でも殺菌性及び脱臭性を有するようになる。そのため、第1実施形態の左右に開け閉め可能なカーテン10は、従来例の光触媒を含む着臭防止性、消臭性、抗菌性、防かび性及び防汚性を与える材料を用いた場合とは異なり、光の照射の有無にかかわらず昼夜にわたって連続的に殺菌性及び脱臭性を有するようになる。
また、金属−二酸化チタン結合体粒子としては、銀−二酸化チタン結合体を例示したが、本考案はこれに特定されるものではなく、金属−二酸化チタン結合体粒子を構成する金属としては、例えば、金、銀、白金、銅、又は、それらの混合物から選択される粒子を用いることができる。すなわち、銀−二酸化チタン結合体以外に、例えば、白金−二酸化チタン結合体粒子、金−二酸化チタン結合体粒子、銅−二酸化チタン結合体粒子又はこれらの結合体粒子の混合物からなるものを使用することができる。また、吸着剤としては、他にゼオライト、セピオライト、アパタイト又は活性炭を使用することができる。
なお、左右に開け閉めするカーテン類としては、それ自体に殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性等の各種特性が付与されているものを用いてもよい。例えば病院の病室において使用されるカーテン、特に集中治療室等で使用されるカーテンには抗菌性のものが使用され、このカーテンは定期的に交換される。このような病室で利用される抗菌性のカーテンに対し、第1実施形態のシート部材を取り付けておくと、直接手で触れるため汚染ないし汚損しやすいシート部材のみを定期的に交換することにより、カーテン全体を交換する周期を大幅に長くすることが可能となる。
また、左右に開け閉めするカーテン類に第1実施形態のシート部材18を取り付ける位置は、カーテン類の左右両端部の上端と下端の間の中、通常は人が立って開け閉めする時に手が触れやすい位置とする。ところが、例えば病院の病室のカーテンの場合には、患者はカーテンを立った状態で開け閉めするとは限らない。介護者は立った状態でカーテンを開け閉めすることが多いのに対し、要介護者はベッドに横たわっている場合もあるし、ベッドに座っている場合もあるし、車いすを利用している場合もある。このような場合、シート部材18を人が立って開け閉めした時に手が触れやすい位置とすると、要介護者にとってはシート部材18が適切な位置ではないため、カーテンのシート部材18以外の位置を手で触れて開け閉めすることになる。
そこで、左右に開け閉めするカーテン類に第1実施形態のシート部材18を取り付ける位置を、カーテン類の左右両端部の上端と下端の間の中、複数箇所、例えば2箇所とすることができる。この場合、介護者が立った状態で触れやすい位置と、要介護者がその様態に応じて触れやすい位置との両方にシート部材18を取り付けることができる。さらに、シート部材は要介護者が触れやすい任意の位置に取り付けることができる。このため介護者と患者の両者がシート部材18だけに触れることによりカーテンを開け閉めすることができるため、カーテンの開け閉め時にシート部材以外の部分を触れるおそれが少なくなり、シート部材以外の部分の汚染ないし汚損の進行がより遅くなる。また、シート部材は2箇所に限らず、3か所以上に設けることができる。さらに、大人が開け閉めしやすい位置や、子
供が開け閉めしやすい位置等、体格や姿勢等を考慮して、複数の人が開け閉めしやすい複数の位置にシート部材18を取り付けることもできる。
供が開け閉めしやすい位置等、体格や姿勢等を考慮して、複数の人が開け閉めしやすい複数の位置にシート部材18を取り付けることもできる。
[第2実施形態] 次に、図3及び図4を参照して、同じくドレープカーテン13に対して本考案を適用した第2実施形態に係る左右に開け閉め可能なカーテン10Aの概略構成を説明する。なお、図3Aは第2実施形態のカーテンの全体構成を示す正面図であり、図4は図3のIV部分の拡大平面図である。また、図3及び図4においては、図1及び図2に示した実施形態1に係る左右に開け閉め可能なカーテン10と同一の構成部分については同一の参照符号を付与してその詳細な説明は省略する。
第2実施形態の左右に開け閉め可能なカーテン10Aが第1実施形態の左右に開け閉め可能なカーテン10と構成が相違する点は、第1実施形態で使用されているシート部材18は例えば左側のドレープカーテン13aの右端側の上下方向中間部に部分的に設けられているのに対し、第2実施形態で使用されているシート部材18Aは例えば左側のドレープカーテン13aの右端側の上下方向全体に亘って設けられている点であり、その他の構成については両者ともに実質的に同一である。なお、左側のドレープカーテン部13aの左端側にも、右端側と同様に、シート部材が上下方向全体に亘って設けられているが、図3においては左側のドレープカーテン部13aの襞の陰になっており、図示省略されている。また、右側のドレープカーテン部13bの左端側及び右端側の上下方向全体に亘って、左側のドレープカーテン部13aの場合と同様に、シート部材が設けられているが、図3においては両者ともに右側のドレープカーテン部13bの襞の陰になっており、図示は省略されている。
なお、第2実施形態のシート部材18Aは、長さが長いので、第1実施形態のシート部材18のように表面側から裏面側に亘って連続的に設けられているものとするよりは表側のシート部材と裏側のシート部材とに2分割されている状態のものとすると、取り付け及び交換が容易になるので好ましい。
このような構成の第2実施形態の左右に開け閉め可能なカーテン10Aによれば、実質的に第1実施形態の左右に開け閉め可能なカーテン10と同様の作用効果を奏するほか、特にシート部材18Aの配置位置について考慮する必要がなくなるという利点を有している。
10、10A…カーテン 11…ポール 12…リング 13…ドレープカーテン 13a…左側のドレープカーテン部 13b…右側のドレープカーテン部 14…ブラケット 15…壁 16…タッセル 17…レースカーテン 18、18A…シート部材
Claims (12)
- 物品の表面に取り付け及び取り外し可能に設けることができるシート部材であって、 前記シート部材は、基材が殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性から選択される少なくとも一つの性質を有する材料を含んでいることを特徴とするシート部材。
- 前記基材は、布、不織布、紙、木片、プラスチックフィルム、金属箔又は薄板状セラミックスからなり、 前記シート部材は、面ファスナー、ジャンパーホック、ボタンとボタンホールの組み合わせ、両面テープ、又は、粘着剤によって前記物品の表面に取り付け及び取り外し可能とされていることを特徴とする請求項1に記載のシート部材を含むカーテン類。
- 前記シート部材は、殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性から選択される少なくとも一つの性質を有する材料として金属の粒子と酸化チタン粒子とが互いに物理的に結合された金属−酸化チタン結合体粒子と、吸着剤との混合物からなるものを含んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート部材を含むカーテン類。
- 前記金属の粒子は、金、銀、白金、銅、又は、それらの混合物から選択された粒子であることを特徴とする請求項3に記載のシート部材を含むカーテン類。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート部材が設けられた左右に開け閉め可能なカーテン類であって、 前記カーテン類の左右端部の少なくとも一方に前記シート部材が取り付け及び取り外し可能に設けられていることを特徴とする左右に開け閉め可能なカーテン類。
- 前記シート部材は、前記カーテン類の表裏両面に設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の左右に開け閉め可能なカーテン類。
- 前記シート部材は、前記カーテン類の左右端部の少なくとも一方における上端と下端の間に部分的に設けられていることを特徴とする請求項5又は6に記載の左右に開け閉め可能なカーテン類。
- 前記シート部材は、前記カーテン類の左右端部の少なくとも一方における上端と下端の間の複数箇所に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の左右に開け閉め可能なカーテン類。
- 前記シート部材は、前記カーテン類の左右端部の少なくとも一方における上端側から下端側の略全体に亘って設けられていることを特徴とする請求項5又は6のいずれかに記載の左右に開け閉め可能なカーテン類。
- さらに前記カーテン類を留めるためのタッセルを有し、前記タッセルにも殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性から選択される少なくとも一つの性質を有する材料が設けられていることを特徴とする請求項5〜9のいずれか1項に記載の左右に開け閉め可能なカーテン類。
- 前記カーテン類自体が殺菌性、防臭性、抗菌性、防カビ性及び防汚性から選択される少なくとも一つの性質を有していることを特徴とする請求項5〜10のいずれか1項に記載の左右に開け閉め可能なカーテン類。
- 請求項1に記載のシート部材が表面に取り付け及び取り外し可能に覆われていることを特徴とする物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005039U JP3232009U (ja) | 2020-11-20 | 2020-11-20 | シート部材及びこのシート部材を備えたカーテン類 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005039U JP3232009U (ja) | 2020-11-20 | 2020-11-20 | シート部材及びこのシート部材を備えたカーテン類 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017230312A Continuation JP2019097755A (ja) | 2017-11-30 | 2017-11-30 | シート部材及びこのシート部材を備えたカーテン類 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3232009U true JP3232009U (ja) | 2021-05-13 |
Family
ID=75801735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020005039U Active JP3232009U (ja) | 2020-11-20 | 2020-11-20 | シート部材及びこのシート部材を備えたカーテン類 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3232009U (ja) |
-
2020
- 2020-11-20 JP JP2020005039U patent/JP3232009U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20140319886A1 (en) | Antibacterial, Antiviral Baby Carrier Cover with a Ventilation System | |
JP2019097755A (ja) | シート部材及びこのシート部材を備えたカーテン類 | |
JP3232009U (ja) | シート部材及びこのシート部材を備えたカーテン類 | |
JP2021176344A (ja) | 可撓性分割シート仕切り構造 | |
JP3233117U (ja) | マスク着用補助具 | |
JP5377571B2 (ja) | 寝袋兼担架 | |
JP2008202205A (ja) | 手袋 | |
CN208626839U (zh) | 防粉尘罩及婴儿运载装置 | |
JP3177089U (ja) | 介護用具 | |
KR200395611Y1 (ko) | 어린이용 다목적 방수매트 | |
KR200175381Y1 (ko) | 통기성 방수매트 | |
CN210055595U (zh) | 一种具有空气净化功能的窗帘 | |
CN211657456U (zh) | 一种可更换纳米高效滤片的一体化针织口罩 | |
JP7222596B1 (ja) | カーテン装置及びカーテンセット | |
JP2019188356A (ja) | 吸水・脱臭材 | |
CN215015994U (zh) | 一种高抑菌性窗帘布 | |
CN217622619U (zh) | 一种高透气抗褶皱涤纶针织印花布 | |
JP3232997U (ja) | 取り外し簡単なヘルシーマスクパット | |
CN214230852U (zh) | 一种具有抗菌功能的夹层窗帘 | |
JP7000664B1 (ja) | 衛生マスクおよびその使用方法 | |
CN106974541A (zh) | 一种光触媒抗菌遮光帘 | |
JP3138460U (ja) | 通風型カーテン | |
TWM553108U (zh) | 具有防水及透氣功能之寵物用墊子 | |
JP2005143681A (ja) | 消臭処理剤装着幕体及び消臭処理材製造方法及び幕体の設置方法。 | |
KR200360804Y1 (ko) | 햇빛 가리개용 마스크 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210310 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3232009 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |