JP3231864B2 - タスク縮退管理装置 - Google Patents

タスク縮退管理装置

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JP3231864B2
JP3231864B2 JP31961292A JP31961292A JP3231864B2 JP 3231864 B2 JP3231864 B2 JP 3231864B2 JP 31961292 A JP31961292 A JP 31961292A JP 31961292 A JP31961292 A JP 31961292A JP 3231864 B2 JP3231864 B2 JP 3231864B2
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景広 長屋
誠 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入出力に異常がある場
合、この入出力に対応するタスクのみを縮退させるタス
ク縮退管理装置に係わり、特に縮退させるタスクの人手
による設定作業を省略してプログラム開発の効率性及び
運用後の保守性を向上しうるタスク縮退管理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、各種プラント設備の大規模化及び
プロセス制御の複雑化に伴い、当該設備のプロセス制御
を行うプログラマブルコントローラは著しく大容量化す
ると共に、複雑で多岐に亘るプログラムが記憶されてい
る。
【0003】ところで、このようなプログラマブルコン
トローラでは、入力及び出力のうちの少なくとも一方
(以下、入出力という)に異常が発生した場合、その異
常がプロセス制御全体に波及して当該プログラムコント
ロ−ラ1台を停止させるという可能性がある。
【0004】そこで、1つの外部入出力の異常がプロセ
ス制御全体に波及しないよう、当該異常に対応するタス
クのみを停止させるタスク縮退管理技術が考えられてい
る。この種のタスク縮退管理技術では、外部入出力の異
常に対応して縮退させるタスクを予めプログラム上でプ
ログラム作成者が指定することにより、異常の際に、こ
の指定に基づいて当該異常に対応するタスクのみを停止
させることが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ようなタスク縮退管理技術では、人手によって縮退させ
るタスクを指定するので、非常に手間が掛かるという問
題がある。
【0006】例えば、1つの外部入出力の異常に対応し
て縮退させる必要のあるタスクは、様々なタスクで同一
の外部入出力を使用していることが多いために、人手に
よる指定が煩雑である。
【0007】また、人手による指定では、プラント設
備、プロセス制御方式及び外部入出力の量によってプロ
グラム開発期間やコストが大きく左右されるという問題
がある。さらに、運用後に外部入出力の増減やプログラ
ムの変更等がある場合、適切かつ迅速にプログラムを改
変する保守作業はかなり困難である。
【0008】しかも、縮退させるタスクを指定したプロ
グラムだけでは、縮退させたタスクが復帰しないので、
プログラムコントローラの稼働率が低下するという問題
がある。
【0009】本発明は、上記実情を考慮してなされたも
ので、予め入出力毎にその異常の際に縮退させるタスク
を自動的に記憶することにより、入出力の異常の影響を
必要最小限にとどめると共に、開発時の省力性及び運用
後の保守性を向上し得るタスク縮退管理装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】また、本発明の他の目的は、タスクを縮退
させてから自動的に異常に対する異常回復要求を送出
し、かつ、異常回復の後にタスク復帰要求を送出するこ
とにより、当該異常の回復と縮退したタスクの復帰とを
迅速に行って、タスク実行制御装置の稼働性を向上し得
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、複数のタスクを実行するタスク実行制御装置及び複
数の入出力を制御する入出力制御装置に接続され、前記
入出力制御装置が異常を検出したとき、当該異常に対応
して前記タスク実行制御装置のタスクの縮退を管理する
タスク縮退管理装置において、前記各入出力のうち、複
数の縮退可入出力が記憶されているタスク縮退メモリ
と、前記各タスク毎に対応する前記各入出力が記憶され
ている入出力情報メモリと、前記入出力情報メモリに記
憶されている各タスクのうち、前記タスク縮退メモリに
記憶されている各縮退可入出力に対応するタスクリフ
ァレンス記憶手段に書込むリファレンス作成手段と、前
記入出力制御装置が入出力に異常を検出した場合、前記
リファレンス記憶手段から当該異常の入出力に対応する
タスクを読出すタスク読出手段と、前記タスク読出手段
で読出したタスクに対応するタスク縮退要求を前記タス
ク実行制御装置に送出するタスク縮退要求手段とを備え
たタスク縮退管理装置である。
【0012】請求項2に対応する発明は、請求項1に対
応する発明において、前記タスク実行制御装置内部のみ
で使用されている入力及び/又は出力を内部入出力とし
たとき、前記各タスク毎に対応する内部入出力が記憶さ
れている内部入出力情報メモリと、前記入出力情報メモ
リに記憶されている各タスクのうち、前記タスク縮退メ
モリに記憶されている各縮退可入力毎に対応するタスク
読出し、かつ、前記内部入出力情報メモリから当該
したタスク毎に対応する内部出力を検索すると共に、
当該検索した内部出力を内部入力とし、前記内部入出力
情報メモリから当該内部入力毎に対応するタスク内部
リファレンス記憶手段に書込む内部入出力リファレンス
作成手段と、前記入出力制御装置が入力に異常を検出し
た場合、前記内部リファレンス記憶手段から当該異常の
入力に対応するタスクを読出す内部タスク読出手段と、
前記内部タスク読出手段で読出したタスクに対応するタ
スク縮退要求を前記タスク実行制御装置に送出する内部
タスク縮退要求手段とを付加したタスク縮退管理装置で
ある。
【0013】請求項3に対応する発明は、請求項2に対
応する発明において、前記タスク縮退要求手段又は前記
内部タスク縮退要求手段によってタスク縮退要求が送出
された場合、前記入出力制御装置によって異常が検出さ
れた入出力に対応する異常回復要求を前記入出力制御装
置に送出する異常回復要求手段と、前記異常回復要求手
段によって異常回復要求が送出されると共に、当該異常
が回復した場合、前記タスク縮退要求手段又は前記内部
タスク縮退要求手段が送出したタスク縮退要求に対応す
るタスク復帰要求を前記タスク実行制御装置に送出する
タスク復帰要求手段を付加したタスク縮退管理装置であ
る。
【0014】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、各入出力のうち、複数の縮
退可入出力が記憶されているタスク縮退メモリ及び各タ
スク毎に対応する各入出力が記憶されている入出力情報
メモリを設け、リファレンス記憶手段では、入出力情報
メモリに記憶されている各タスクのうち、タスク縮退メ
モリに記憶されている各縮退可入出力に対応するタスク
が記憶され、タスク読出手段では、入出力制御装置が入
出力に異常を検出した場合、リファレンス記憶手段から
当該異常の入出力に対応するタスクが読出され、タスク
縮退要求手段では、タスク読出手段で読出したタスクに
対応するタスク縮退要求がタスク実行制御装置に送出さ
れる。
【0015】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、各入出力のうち、複数の縮
退可入出力が記憶されているタスク縮退メモリ及び各タ
スク毎に対応する各入出力が記憶されている入出力情報
メモリを設け、リファレンス作成手段では、入出力情報
メモリに記憶されている各タスクのうち、タスク縮退メ
モリに記憶されている各縮退可入出力に対応するタスク
リファレンス記憶手段に書込まれ、タスク読出手段で
は、入出力制御装置が入出力に異常を検出した場合、リ
ファレンス記憶手段から当該異常の入出力に対応するタ
スクが読出され、タスク縮退要求手段では、タスク読出
手段で読出したタスクに対応するタスク縮退要求がタス
ク実行制御装置に送出される。
【0016】また、請求項2に対応する発明は、タスク
実行制御装置内部のみで使用されている入力及び/又は
出力を内部入出力としたとき、各タスク毎に対応する内
部入出力が記憶されている内部入出力情報メモリを設
け、内部入出力リファレンス作成手段では、入出力情報
メモリに記憶されている各タスクのうち、タスク縮退メ
モリに記憶されている各縮退可入力毎に対応するタスク
読出し、かつ、内部入出力情報メモリから当該読出
たタスク毎に対応する内部出力を検索すると共に、当該
検索した内部出力を内部入力とし、前記内部入出力情報
メモリから当該内部入力毎に対応するタスクが内部リフ
ァレンス記憶手段に書込まれ、内部タスク読出手段で
は、入出力制御装置が入力に異常を検出した場合、内部
リファレンス記憶手段から当該異常の入力に対応するタ
スクが読出され、内部タスク縮退要求手段では、内部タ
スク読出手段で読出したタスクに対応するタスク縮退要
求がタスク実行制御装置に送出される。これにより、タ
スク実行装置内のみで入出力を行なうタスクに対して
も、前述した効果と同様の効果を得ることができる。
【0017】また、請求項3に対応する発明は、異常回
復要求手段では、タスク縮退要求手段又は内部タスク縮
退要求手段によってタスク縮退要求が送出された場合、
入出力制御装置によって異常が検出された入出力に対応
する異常回復要求が入出力制御装置に送出され、タスク
復帰要求手段では、異常回復要求手段によって異常回復
要求が送出されると共に、当該異常が回復した場合、タ
スク縮退要求手段または内部タスク縮退要求手段が送出
したタスク縮退要求に対応するタスク復帰要求がタスク
実行制御装置に送出される。
【0018】このように、タスクを縮退させてから自動
的に異常に対する異常回復要求を送出し、かつ、異常回
復の後にタスク復帰要求を送出することにより、当該異
常の回復と縮退したタスクの復帰とを迅速に行って、タ
スク実行制御装置の稼働性を向上させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例に係るタスク縮退
管理装置の構成を示すブロック図である。このタスク縮
退管理装置においては、管理装置本体1に外部入出力制
御装置2及びタスク実行制御装置3が接続され、外部入
出力制御装置2による外部入出力異常の検出に応動し
て、タスク実行制御装置3が実行する複数のタスクのう
ちで当該異常に対応するタスクのみを縮退させる。
【0021】ここで、管理装置本体1は、タスク縮退可
能でそのトリガとなる外部入出力のネーム/アドレスが
登録されているタスク縮退登録ファイル4、タスク毎に
外部入出力のネーム/アドレス/オブジェクト等の情報
が登録されている外部入出力情報ファイル5及びタスク
毎に内部入出力のネーム/アドレス/オブジェクト等の
情報が登録されている内部入出力情報ファイル6を有し
ており、これら各ファイルがリファレンス作成部7に接
続される。なお、「タスク縮退可能でそのトリガとなる
外部入出力」に該当せず、タスク縮退の不要な外部入出
力とは、例えば縮退してはならない必要不可欠なタスク
に使用される信号である。 また、「内部入出力」とは、
タスク実行制御装置3内部のみで使用されている入力及
び/又は出力を意味している。
【0022】リファレンス作成部7は、外部入出力リフ
ァレンス作成部7a及び内部リファレンス作成部7bか
らなり、上記各ファイル4,5,6内の情報に基づき、
縮退可能な外部入出力に対応してネーム/アドレス/入
出力タスク数/入出力タスク番号列からなるタスク縮退
情報を作成して外部入出力リファレンス記憶部8または
内部入出力リファレンス記憶部9に書込む。
【0023】一方、タスク自動選択部10は、外部入出
力タスク一括選択部10a及び内部入出力一括選択部1
0bからなり、外部入出力制御装置2による入出力異常
の検出に応動して、上記各リファレンス記憶部8,9内
のタスク縮退情報のうちで当該異常に対応するタスク縮
退情報を選択する。
【0024】また、要求制御部11は、タスク縮退要求
部11a、外部入出力異常回復要求部11b及びタスク
復帰要求部11cからなり、タスク自動選択部10によ
り選択されたタスク縮退情報に基づいて、タスク縮退要
求及びタスク復帰要求を作成してタスク実行制御装置3
に送出すると共に、異常回復要求を作成して外部入出力
制御装置2に送出する。次に、以上のように構成された
タスク縮退管理装置の動作を説明する。
【0025】まず、外部入出力リファレンス作成部7a
では、タスク縮退登録ファイル4からタスク縮退可能な
外部入出力のネーム/アドレスが読出されると共に、こ
の外部入出力のネーム/アドレスに基づいて、外部入出
力情報ファイル5から、外部入出力毎にどのタスクで外
部入出力しているかが検索され、当該外部入出力のネー
ム/アドレス,外部入出力毎に幾つのタスクがあるかを
示す入出力タスク数及びタスク縮退するタスクの入出力
タスク番号列が作成されて、それぞれ外部入出力リファ
レンス記憶部8に書込まれる。
【0026】同様に、内部入出力リファレンス作成部7
bでは、タスク縮退登録ファイル4からタスク縮退可能
な外部入力のネーム/アドレスが読出されると共に、こ
の外部入力のネーム/アドレスに基づいて、外部入出力
情報ファイル5からこの外部入力毎にどのタスクで外部
入力しているかが検索され、当該外部入力のネーム/ア
ドレス、外部入力毎の入力タスク数及びタスク番号列が
作成されて、それぞれ内部入出力リファレンス記憶部9
に書込まれる。
【0027】さらに、この内部入出力リファレンス作成
部7bでは、内部入出力情報ファイル6から、上記書込
んだタスク毎にデータをどこへ内部出力しているかが検
索されると共に、この内部出力したデータを内部入力と
していずれかへ内部出力するタスクが再帰的に検索さ
れ、先の入力タスク数と入力タスク番号列に追加されて
内部入出力リファレンス記憶部9に書き込まれる。
お、「内部入力」とは、タスク実行制御装置3内部のみ
で使用されている入力を意味し、「内部出力」とは、タ
スク実行制御装置3内部のみで使用されている出力を意
味する。この状態で、まず、外部入出力に異常が発生し
た場合について説明する。なお、この説明は、この外部
入出力を用いるタスクのみの縮退動作を述べるものであ
り、すなわち、この外部入力を用いたタスクの内部出力
を内部入力とする次のタスクが存在しない構成を前提と
している。
【0028】外部入出力に異常が発生すると、外部入出
力制御装置2では、この異常が検出されて該当する外部
入出力のネーム/アドレスを示す異常検出信号がタスク
自動選択部10に送出される。
【0029】タスク自動選択部10のうち、外部入出力
タスク一括選択部10aでは、この異常検出信号に基づ
いて、異常が検出された外部入出力に対応するタスク縮
退情報が外部入出力リファレンス記憶部8から読出さ
れ、要求制御部11に送出される。
【0030】また、要求制御部11のうち、タスク縮退
要求部11aでは、このタスク縮退情報のうちで入出力
タスク数及び入出力タスク番号列に基づいて、縮退する
タスクに対応するタスク縮退要求が作成されてタスク実
行制御装置3に送出される。タスク実行制御装置3で
は、このタスク縮退要求に対応するタスクの実行が停止
される。
【0031】また、要求制御部11のうち、外部入出力
異常回復要求部11bでは、当該タスク縮退情報のうち
で外部入出力のネーム/アドレスに基づいて、異常が検
出された外部入出力に対応する異常回復要求が作成され
て外部入出力制御装置2に送出される。この外部入出力
制御装置2では、この異常回復要求に基づいて、異常に
対応する異常回復処理が実行されて異常が回復される。
なお、この異常回復処理は、例えば異常に対応するIC
の初期化処理である。
【0032】さらに、要求制御部11のうち、タスク復
帰要求部11cでは、異常が回復すると、当該タスク縮
退情報のうちで入出力タスク数及び入出力タスク番号列
に基づいて、縮退したタスクに対応するタスク復帰要求
が作成されてタスク実行制御装置3に送出される。タス
ク実行制御装置3では、このタスク復帰要求に基づい
て、タスクの縮退が解除され、当該タスクが実行され
る。次に、外部入力に異常が発生した場合について説明
する。なお、この説明は、この外部入力を用いたタスク
の内部出力を内部入力とする次のタスクが存在する構成
を前提として縮退動作を述べるものであるが、前述した
外部入出力の異常に対する動作も並行して行われる。
【0033】外部入力に異常が発生すると、前述同様
に、外部入出力制御装置2では、この異常が検出されて
該当する外部入力のネーム/アドレスを示す異常検出信
号がタスク自動選択部10に送出される。
【0034】タスク自動選択部10のうち、内部入出力
タスク一括選択部10bでは、この異常検出信号に基づ
いて、異常が検出された外部入力に対応するタスク縮退
情報が内部入出力リファレンス記憶部9から読出され、
要求制御部11に送出される。
【0035】以下、同様に要求制御部11では、当該タ
スク縮退情報に基づいて、タスク縮退要求が作成されて
タスク実行制御装置3に送出される。また、このタスク
縮退要求によってタスクが縮退すると、異常回復要求が
作成されて外部入出力制御装置2に送出される。外部入
出力制御装置2では、異常が回復すると、異常回復信号
がタスク復帰要求部11cへ送出される。タスク復帰要
求部11cでは、この異常回復信号によってタスク復帰
要求がタスク実行制御装置に送出される。タスク実行制
御装置3では、タスクの縮退が解除されて当該タスクが
実行される。
【0036】上述したように、本実施例によれば、各入
出力のうちの縮退可能な外部入出力が記憶されているタ
スク縮退登録ファイル4、各タスク毎にそれぞれ対応す
る各外部入出力の情報が記憶されている外部入出力情報
ファイル5及び各タスク毎にそれぞれ対応する内部入出
力の情報が記憶されている内部入出力情報ファイル6を
設けている。
【0037】これにより、外部入出力リファレンス作成
部7aがタスク縮退登録ファイル4に記憶されている各
縮退可入出力毎に外部入出力情報ファイル5を読出して
それぞれ対応するタスク縮退情報を作成して外部入出力
リファレンス記憶部8に書込む。
【0038】また、内部入出力リファレンス作成部7b
が、外部入出力情報ファイルに記憶されている各タスク
情報のうち、タスク縮退登録ファイル4に記憶されてい
る各縮退可入力毎に対応するタスク縮退情報を作成して
内部入出力リファレンス記憶部9に書込む。さらに、内
部入出力情報ファイル6からそのタスク縮退情報に対応
する内部出力を検索すると共に、この内部出力を内部入
力とし、内部入出力情報ファイル6から当該内部入力毎
にそれぞれ対応するタスク縮退情報を追加作成して内部
入出力リファレンス記憶部6に書込む。
【0039】従って、入出力制御装置2が入出力に異常
を検出した場合、外部入出力タスク一括選択部10a
が、外部入出力リファレンス記憶部8から異常に対応す
るタスク縮退情報を読出し、タスク縮退要求部11aが
このタスク縮退情報に対応するタスク縮退要求をタスク
実行制御装置3に送出し、タスク実行制御装置3が、こ
のタスク縮退要求に対応するタスクの実行を停止する。
【0040】また、入出力制御装置2が入力に異常を検
出した場合、内部入出力タスク一括選択部10bが、内
部入出力リファレンス記憶部9から異常に対応するタス
ク縮退情報を読出し、前述同様にタスク縮退要求部11
aがこのタスク縮退情報に対応するタスク縮退要求をタ
スク実行制御装置3に送出し、タスク実行制御装置3
が、このタスク縮退要求に対応するタスクの実行を停止
する。
【0041】このように、予め入出力毎にその異常の際
に縮退させるタスクを自動的に記憶することにより、入
出力の異常の際に縮退させるタスクを必要最小限にとど
めてタスク実行制御装置3の稼働性を確保すると共に、
開発時の省力性及び運用後の外部入出力の改変等に対す
る保守性を向上することができる。
【0042】また、本実施例では、外部入出力異常回復
要求部11bが、タスク縮退要求部11aによってタス
ク縮退要求が送出された場合、異常が検出された入出力
に対応する異常回復要求が入出力制御装置2に送出さ
れ、タスク復帰要求部11cでは、外部入出力異常回復
要求部11bによって異常回復要求が送出されると共
に、当該異常が回復した場合、タスク縮退要求部11a
が送出したタスク縮退要求に対応するタスク復帰要求が
タスク実行制御装置3に送出される。
【0043】このように、タスクを縮退させてから自動
的に異常に対する異常回復要求を送出し、かつ、異常回
復の後にタスク復帰要求を送出することにより、当該異
常の回復と縮退したタスクの復帰とを迅速に行って、タ
スク実行制御装置3の稼働性を向上させることができ
る。なお、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明は次のような
効果を奏する。
【0045】請求項1及び2の発明は、タスク縮退メモ
リ、入出力情報メモリ及び内部入出力情報メモリを設
け、リファレンス作成手段及び内部リファレンス作成
段が上記各メモリを参照して異常の際に縮退可能なタス
クをリファレンス記憶手段及び内部リファレンス記憶手
段に書込み、入出力が異常の際には、タスク読出手段及
び内部タスク読出手段が縮退可能なタスクを読出してタ
スク縮退要求手段が当該タスクの縮退要求を送出するよ
うにしたので、予め入出力毎にその異常の際に縮退させ
るタスクを自動的に記憶することにより、入出力の異常
の影響を必要最小限にとどめると共に、開発時の省力性
及び運用後の保守性を向上できる。
【0046】また、請求項3の発明は、異常回復要求手
段がタスク縮退要求の送出に応動して異常回復要求を送
出し、異常が回復した場合、タスク復帰要求手段が上記
縮退要求が送出されたタスクの復帰要求を送出するよう
にしたので、タスクを縮退させてから自動的に異常に対
する異常回復要求を送出し、かつ、異常回復の後にタス
ク復帰要求を送出することにより、当該異常の回復と縮
退したタスクの復帰とを迅速に行って、タスク実行制御
装置の稼働性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るタスク縮退管理装置の
構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…管理装置本体、2…外部入出力制御装置、3…タス
ク実行制御装置、4…タスク縮退登録ファイル、5…外
部入出力情報ファイル、6…内部入出力情報ファイル、
7…リファレンス作成部、7a…外部入出力リファレン
ス作成部、7b…内部入出力リファレンス作成部、8…
外部入出力リファレンス記憶部、9…内部入出力リファ
レンス記憶部、10…タスク自動選択部、10a…外部
入出力タスク一括選択部、10b…内部入出力タスク一
括選択部、11…要求制御部、11a…タスク縮退要求
部、11b…外部入出力異常回復要求部、11c…タス
ク復帰要求部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−249229(JP,A) 特開 昭63−94344(JP,A) 特開 昭59−154700(JP,A) 特開 昭63−4339(JP,A) 特開 平1−41902(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/46 G06F 11/00 G06F 11/20 G06F 13/10 - 13/14 G05B 15/00 - 15/02 G05B 19/02 - 19/05

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のタスクを実行するタスク実行制御
    装置及び複数の入出力を制御する入出力制御装置に接続
    され、前記入出力制御装置が異常を検出したとき、当該
    異常に対応して前記タスク実行制御装置のタスクの縮退
    を管理するタスク縮退管理装置において、 前記各入出力のうち、複数の縮退可入出力が記憶されて
    いるタスク縮退メモリと、 前記各タスク毎に対応する前記各入出力が記憶されてい
    る入出力情報メモリと、 前記入出力情報メモリに記憶されている各タスクのう
    ち、前記タスク縮退メモリに記憶されている各縮退可入
    出力に対応するタスクリファレンス記憶手段に書込む
    リファレンス作成手段と、 前記入出力制御装置が入出力に異常を検出した場合、前
    記リファレンス記憶手段から当該異常の入出力に対応す
    るタスクを読出すタスク読出手段と、 前記タスク読出手段で読出したタスクに対応するタスク
    縮退要求を前記タスク実行制御装置に送出するタスク縮
    退要求手段とを備えたことを特徴とするタスク縮退管理
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のタスク縮退管理装置にお
    いて、前記タスク実行制御装置内部のみで使用されている入力
    及び/又は出力を内部入出力としたとき、 前記各タスク
    毎に対応する内部入出力が記憶されている内部入出力情
    報メモリと、 前記入出力情報メモリに記憶されている各タスクのう
    ち、前記タスク縮退メモリに記憶されている各縮退可入
    力毎に対応するタスクを読出し、かつ、前記内部入出力
    情報メモリから当該読出したタスク毎に対応する内部出
    力を検索すると共に、当該検索した内部出力を内部入力
    とし、前記内部入出力情報メモリから当該内部入力毎に
    対応するタスク内部リファレンス記憶手段に書込む内
    部入出力リファレンス作成手段と、 前記入出力制御装置が入力に異常を検出した場合、前記
    内部リファレンス記憶手段から当該異常の入力に対応す
    るタスクを読出す内部タスク読出手段と、 前記内部タスク読出手段で読出したタスクに対応するタ
    スク縮退要求を前記タスク実行制御装置に送出する内部
    タスク縮退要求手段とを付加したことを特徴とするタス
    ク縮退管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のタスク縮退管理装置にお
    いて、 前記タスク縮退要求手段又は前記内部タスク縮退要求手
    段によってタスク縮退要求が送出された場合、前記入出
    力制御装置によって異常が検出された入出力に対応する
    異常回復要求を前記入出力制御装置に送出する異常回復
    要求手段と、 前記異常回復要求手段によって異常回復要求が送出され
    ると共に、当該異常が回復した場合、前記タスク縮退要
    求手段又は前記内部タスク縮退要求手段が送出したタス
    ク縮退要求に対応するタスク復帰要求を前記タスク実行
    制御装置に送出するタスク復帰要求手段を付加したこと
    を特徴とするタスク縮退管理装置。
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