JP3231696B2 - 液晶駆動回路 - Google Patents

液晶駆動回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネルに
液晶駆動電圧を出力する液晶駆動回路に関し、特に、容
量アレイ型アナログ・デジタル変換回路を用いた液晶駆
動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータのダウンサイジング
化の進展に伴い、CRTに置き代わる表示デバイスとし
て、低電圧、軽量、薄型をその特徴とする薄膜トランジ
スタ液晶表示パネルが注目されている。図26を参照し
て、上記の特徴を有する薄膜トランジスタ液晶表示パネ
ルを駆動する液晶駆動回路の一つに、データバッファ回
路(以下、DBFと記す)70を介した表示データを、
デジタル信号のままでラッチ回路(以下、LATと記
す)80で一旦保持し、液晶表示パネル200の直前の
デジタル・アナログ変換回路(以下、DACと記す)9
0までデジタル処理する方式の駆動回路100がある。
【0003】DAC90には、図27にそのブロック図
を示す抵抗ストリングス型のDAC(以下、R−DAC
と記す)と、図28にブロック図を示す容量アレイ型の
DAC(以下、C−DACと記す)とがある。図27を
参照して、R−DAC90Rは抵抗91とスイッチ群9
2とを用いて構成され、入力されたデジタルデータによ
りスイッチ群92のうち一つのスイッチをオンさせて、
所望のアナログ電圧値を得る。このR−DACを用いた
液晶駆動回路においては、DBFにより振り分けられた
デジタルデータは、一旦ラッチ群81に順次入力され
る。ラッチ群81内の全てのLATにデータが入力され
た後、ラッチ群81から次段のR−DAC90Rにデー
タ転送が行われる。R−DAC90R内では、入力デジ
タルデータに応じた一つのスイッチがスイッチ群92の
中から選択され、インピーダンス変換を目的とする演算
増幅器93を介して出力される。
【0004】一方、図28を参照して、C−DAC90
Cは、重み付けされた容量群94と演算増幅器95とを
用いて構成されている。このC−DAC90Cは、容量
群94に蓄積される電荷の再分配と演算増幅器95の特
性とを利用して、所望の電圧値を得る。上記構成のC−
DAC方式液晶駆動回路において、ラッチ群81から次
段へのデータ転送までの動作は、上述のR−DAC方式
液晶駆動回路における動作と同じである。次に、ラッチ
群81から次段へ転送されたデータは、上位ビットデー
タと下位ビットデータに分けられ、上位ビットデータ
は、マルチプレクサ回路(以下、MUXと記す)96に
入力される。MUX96内では、入力された上位ビット
データに応じて、外部から入力されている複数のガンマ
(γ)補正電圧値97の中から隣接した二つの電圧値を
選択し、次段のC−DAC90Cにデータ転送する。こ
こで、MUX96が選択する隣接する二つの電圧値と
は、例えば、γ補正電圧値レベルが高い方からV0 〜V
9 であるとすると、V3 とV4或いはV5 とV6 などの
ような電圧値を意味する。一方、下位ビットデータは、
C−DAC内のコントロール回路(以下、CONTと記
す)98に入力される。CONT98は、デジタルデー
タに応じたアナログ電圧値をC−DAC内で生成できる
ように、スイッチ群を動作させる回路である。CONT
98を含むC−DAC90Cでは、MUX96から入力
された隣接する二つの電圧値の間を等分割し、そのうち
の一つの値を出力する。例えば、5ビットのC−DAC
であれば、MUX96で選択された二つの電圧値の間を
32等分割し、CONT98に入力される5ビットのデ
ータを参照に、32等分割された内の一つの値を選択
し、演算増幅器95を介して出力する。
【0005】図28内のC−DACの詳細図を、図29
に示す。図29を参照して、この図に示すC−DACは
上位2ビット+下位3ビットの5ビットのC−DACで
ある。図中のスイッチはCONT98からの信号でスイ
ッチング動作される。5ビットのC−DACの動作は、
データサンプルをしてからデータホールドを行う。例え
ば、正極性の出力の場合、サンプル時にSW6、SW
7、SW8Barがオンする。上位2ビット、下位3ビ
ット内のスイッチは、前段のCONT98に入力された
データによって決定され、どちらかのスイッチがオンす
る。
【0006】次にホールド時は、SW6、SW7がオフ
し、SW8がオンする。また、上位2ビット、下位3ビ
ット内のスイッチは、先に前段のCONT98に入力さ
れたデータによって決定され、どちらかのスイッチがオ
ンする。
【0007】負極性の場合は、サンプル時にSW6、S
W7、SW8がオンする。上位2ビット、下位3ビット
内のスイッチは、前段のCONT98に入力されたデー
タによって決定され、どちらかのスイッチがオンする。
【0008】次にホールド時は、SW6、SW7がオフ
し、SW8Barがオンする。また、上位2ビット、下
位3ビット内のスイッチは、先に前段のCONT98に
入力されたデータによって決定され、どちらかのスイッ
チがオンする。
【0009】以上のような動作をすることで、出力電圧
out は次式で表される電圧になる。Vout =2Vref
−Vin2 −(Vin1 −Vin2 )×α/32
out = Vin2 +(Vin1 −Vin2 )×α
/32 (α=0,1,2,3,‥‥,31) αは、CONT98に入力されるデータで決定する。つ
まり、’00000’であればα=0で、’1111
1’だったらα=31である。
【0010】ここで、本発明の理解を容易にするため、
液晶の特性について説明する。一般に、液晶表示パネル
の駆動回路は、液晶のイオン化現象を防止するために、
フレーム毎に出力極性を変える交流駆動(逆極性出力駆
動)を行なう必要がある。つまり、交流駆動とは、1フ
レーム目が液晶側の基準電圧に対して正の極性である画
素は、次フレームでは基準電圧に対して負の極性にする
駆動方法である。従って、液晶駆動回路としては、例え
ば256階調を表現するとしても、実際は、正極性分と
負極性分とを合わせて512階調を生成できる必要があ
る。つまり、256階調のR−DAC液晶駆動回路では
512個の選択スイッチが必要であると言うことにな
る。
【0011】一方、C−DAC方式の液晶駆動回路の場
合は、前述したように、スイッチ群のスイッチング動作
を変換させることで逆極性出力が容易に行えるので、階
調増加のためのスイッチ数や単位容量を増加させる必要
がない。つまり、液晶駆動の特徴である逆極性出力駆動
の必要による回路増加がない。このような構成のC−D
ACの一例が、本発明の譲受人と同一譲受人による特願
平8−027075号「液晶画像信号制御方法及び制御
回路」或いは特願平9−168824号「スイッチト・
キャパシタ型DA変換回路及びその制御方法及びLCD
駆動制御回路及びLCD駆動制御方法」に記載されてい
る。
【0012】又、液晶のもう一つの特徴に、印加電圧に
対する光の透過率が一定ではなく、γカーブという特殊
なカーブを持っているということがある。そのため、液
晶駆動回路では、γカーブに合わせたγ補正を行う必要
がある。γカーブの特徴は、液晶に加える印加電圧によ
ってカーブの形が異なり、印加電圧が液晶側の基準電圧
に対して高い部分および低い部分では光の透過率が急激
に変化し、印加電圧の中間電圧領域では比較的緩慢な透
過率の変化となることにある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図27に示すR−DA
C方式液晶駆動回路の特徴は、液晶表示パネルのγカー
ブにあわせるように抵抗91を分割にすることで、より
忠実な色再現ができることである。しかし、階調数分の
選択スイッチが必要であり、例えば256階調再現する
8ビット液晶駆動回路では、極性反転のフレーム切替え
分のスイッチを含め、512個の選択スイッチが必要で
ある。そのため、多階調化に伴う回路の面積増加が重大
な問題となる。
【0014】一方、図28に示すC−DACを使用した
液晶駆動回路の特徴は、あるビット数のC−DAC90
Cを更に内部で分割することにより、通常必要となる単
位容量数を減らすことができることにある。図28,2
9内に示すC−DAC90Cは、5ビットのC−DAC
である。通常、5ビットのC−DACでは64個の単位
容量が必要になるが、図に示すように、5ビットC−D
ACを上位2ビット+下位3ビットに分割することで、
単位容量を16個まで減らすことができる。さらにC−
DACの特徴である、フレーム毎の極性反転をその駆動
法を変えることにより行うことができるので、面積増加
を伴わない逆極性出力が可能である。
【0015】このように、C−DACを使用した液晶駆
動回路によれば、ビット数増加に伴う面積増加を抑える
ことができる。しかし、従来のC−DACでは、MUX
96で選択した外部入力γ補正電圧値97を、ある決ま
った係数による等分割でしか分割できない。例えば、通
常の8ビットの液晶駆動回路では、5ビットのC−DA
Cを用意し、MUX96で選択された二つの電圧値の間
をC−DACで32等分割しているが、常にある係数に
従った等分割(この場合は、32等分割)であるので、
液晶のγカーブに合わせることが困難である。液晶のγ
カーブにその出力電圧を合わせるためには、印加電圧の
中心においては直線的な出力をする一方で、印加電圧の
高い部分と低い部分では曲線的にする必要がある。
【0016】つまり、R−DACを利用した駆動回路で
はビット数増幅に伴う面積増加が問題となり、C−DA
Cを利用した駆動回路ではγ補正が困難で、色再現の上
で不利なるといえる。従って、本発明の目的は、C−D
ACを用いた液晶駆動回路において、C−DACの出力
を液晶表示パネルのγカーブにより近付けることを可能
にすることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明による液晶駆動回
路は、容量アレイ型のデジタル・アナログ変換回路を備
え、表示すべきNビットの入力データの上位Pビットに
基いて、外部から入力される複数のγ補正電圧から互い
に隣接する二つの電圧を選択すると共に、それら選択さ
れた二つのγ補正電圧の間を、前記デジタル・アナログ
変換回路で、前記表示すべき入力データの残りの下位ビ
ットに応じた数に等分割して最大のγ補正電圧と最小の
γ補正電圧との間を2 N に分割することにより、前記N
ビットの入力データから2N 個の電圧を生成し、その中
の一つを液晶駆動電圧として出力する液晶駆動回路にお
いて、前記表示すべき入力データのビット数をNより大
なるFビットにビット数増幅して、ビット数増幅後のF
ビットのデータの上位Pビットにより前記複数のγ補正
電圧から選択される互いに隣り合う二つのγ補正電圧を
指定し、前記Fビットのデータの残りの下位F−Pビッ
トにより、前記デジタル・アナログ変換回路をして選択
された二つのγ補正電圧の間を最大2 F-P に等分割せし
める構成であって、各々の隣り合う二つのγ補正電圧の
間の等分割数の総和が2 N となるように前記入力データ
をビット数増幅するビット変換回路を設けて、最大のγ
補正電圧と最小のγ補正電圧との間の総分割数を2 N
保ちつつ、隣り合う二つのγ補正電圧の間の最大の等分
割数を2N-P より大なる2F-Pなし得るようにしたこ
とを特徴とする。
【0018】本発明は、従来、ある係数に従った等分割
でしか出力できなかったC−DAC方式の液晶駆動回路
に対し、内部でビット数を増加させている。例えば、表
示すべきデータが8ビットの場合、従来、その8ビット
を上位3ビットと下位5ビットに分割する。そして、5
ビットのC−DACを用い、MUX96が上位3ビット
を参照して選択した外部からの2つのγ補正電圧値の間
を32等分割する。つまり、32等分にしか分割できな
かった。本発明の液晶駆動回路は、上記表示データのビ
ット数を8ビットから9ビットに増幅させるビット変換
回路を備えている。このビット変換回路により、表示デ
ータを上位3ビットと下位6ビットというように、下位
ビットの数を5ビットから6ビットに増やして分けるこ
とを可能にし、γ補正電圧の最大の分割数を従来の32
から64に増加させる。そして、分割されるγ補正電圧
の値に応じて、分割数を8等分割、16等分割、32等
分割、64分割の中から選択するようにして、C−DA
Cの出力電圧を液晶表示パネルの理想的なγカーブに近
づける。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の
実施の形態による液晶駆動回路の構成を示すブロック図
である。図1を参照して、Nビットのデータバッファ回
路1は、Nビットの入力端子とNビットの出力端子とを
有し、Nビットの入力データを、次段のビット変換回路
2へデータ転送する。
【0020】ビット変換回路2は、Nビットの入力端子
とFビットの出力端子(但し、FはNより大)とを有
し、上記データバッファ回路1の出力端子に接続して、
Nビットの入力ビット数を必要に応じてFビットにまで
ビット数増幅する。
【0021】データラッチ回路3は、Fビットの入力端
子とFビットの出力端子とを有し、上記ビット変換回路
2の出力端子に接続して、入力されたFビットのデータ
を保持する。
【0022】マルチプレクサ回路4は、Fビットデータ
ラッチ回路3の出力データの上位Pビットデータと、x
個の電圧値を出力する外部入力γ補正電源(図示せず)
に接続される。そして、データラッチ回路3から転送さ
れる上位Pビットデータを参照して、外部入力γ補正電
源のx個の電圧値のうち隣接した二つの電圧値を選択
し、その選択されたアナログ電圧値を次段に転送する。
【0023】デジタル・アナログ変換回路5は容量アレ
イ型のGビットのもので、マルチプレクサ回路4から出
力される二つのアナログ電圧信号と、データラッチ回路
3が出力するFビット出力の下位Gビットデータ(G=
F−P)とを入力とし、マルチプレクサ回路4から出力
される二つのアナログ電圧信号を等分割にし、データラ
ッチ回路3からの入力データをもとに、等分割された電
圧値から入力データに応じた液晶駆動電圧値を出力す
る。
【0024】以下に、本実施の形態における動作につい
て、説明する。一般的に、NビットC−DACの出力電
圧Vout は、以下の2つの式で表される。下記の2式
は、極性反転時の出力電圧である。 Vout =2Vref −V0 −(V1 −V0 )×α/n Vout = V0 +(V1 −V0 )×α/n (α=0,1,2,3,‥‥,n−1 n=2N ) ここで、Vref はC−DAC内で演算を行うための、外
部から入力される参照電圧であり、V0 ,V1 は外部入
力から入力されるγ補正電圧である。例えば、5ビット
のC−DACの場合は、以下の式で表される。 Vout =2Vref −V0 −(V1 −V0 )×α/32 Vout = V0 +(V1 −V0 )×α/32 (α=0,1,2,‥‥,31) 従って、上式から、
5ビットのC−DACの場合は、Vref を基準電圧とし
て、V0 とV1 との間の電圧差を32等分割することが
わかる。
【0025】一般に、256階調(8ビット精度)の液
晶駆動回路の場合、外部から入力されるγ補正電圧とし
ては、V0 〜V8 の9個の電圧が用意される。そして、
5ビットのC−DACで、V0 〜V1 間を32等分割、
1 〜V2 間を32等分割、V2 〜V3 間を32等分
割、‥‥、V7 〜V8 間を32等分割し、結局、外部か
らのγ補正電圧V0 〜V9 間を、32等分割×8で25
6等分割して256階調を実現する。
【0026】本実施の形態では、C−DACにより、一
例として、V0 〜V1 間を16等分割、V1 〜V2 間を
16等分割、V2 〜V3 間を32等分割、V3 〜V4
を64等分割、V4 〜V5 間を64等分割、V5 〜V6
間を32等分割、V6 〜V7間を16等分割、V7 〜V
8 間を16等分割して、合計で256分割する。つま
り、9個のγ補正電圧V0 ,‥‥,V8 中の隣り合う二
電圧間の分割数を、分割される電圧値の大きさに応じて
異なるものにすることにより、出力される256階調電
圧を液晶のγカーブに近づける。
【0027】上述のような分割方法を実現するには、N
ビット・Fビット変換回路2で、表1(図4)〜表6
(図9)に示すようなビット数増幅をする必要がある。
尚、以下の説明の便宜のため、図2に、本実施の形態で
256階調を実現するものとして、8ビットを9ビット
にビット変換し、上位3ビットと下位6ビットに分ける
場合について、具体的に数値を代入したブロック図を示
す。図2及び表1〜表6を参照して、表1(図4)は図
2に対応するV0 −V1 間を16等分割、V1 −V2
を16等分割する場合の8ビット→9ビットの変換方法
を示す表である。先ず、マルチプレクサ回路4に入力す
るための上位3ビットを、入力8ビットの上位4ビット
から判断する。上位4ビットが’0000’の場合は、
マルチプレクサ回路4に’000’を入力する。上位4
ビットが’0001’の場合は、マルチプレクサ回路4
に’001’を入力する。
【0028】次に、デジタル・アナログ変換回路5に入
力するための下位6ビットの生成法を述べる。16等分
割の場合、下位6ビット中の下位2ビットは’00’で
よい。従って、入力8ビットの下位4ビットを、そのま
ま下位6ビットの上位4ビットに使用し、さらに、下位
2ビットに’00’を追加して、デジタル・アナログ変
換回路5に入力する。
【0029】表2(図5)は、図2に対応するV2 −V
3 間を32等分割する場合の、8ビット→9ビットの変
換方法を示す表である。先ず、マルチプレクサ回路4に
入力するための上位3ビットを、入力8ビットの上位4
ビットから判断する。上位4ビットが’0010’の場
合と、’0011’の場合は、マルチプレクサ回路4
に’010’を入力する。
【0030】次に、デジタル・アナログ変換回路5に入
力するための、下位6ビットの生成法を述べる。32等
分割の場合、下位6ビット中の下位1ビットは’0’で
よい。従って、入力8ビットの下位5ビットを、そのま
ま下位6ビットの上位5ビットに使用し、さらに、下位
1ビットに’0’を入れて、デジタル・アナログ変換回
路5に入力する。
【0031】表3A(図6(a)),表3B(図6
(b))は、図2に対応するV3 −V4間を64等分割
する場合の、8ビット→9ビットの変換方法を示す表で
ある。先ず、マルチプレクサ回路4に入力するための上
位3ビットを、入力8ビットの上位4ビットから判断す
る。上位4ビットが’0100’、’0101’、’0
110’、’0111’の場合はマルチプレクサ回路4
に’011’を入力する。
【0032】次に、デジタル・アナログ変換回路5に入
力するための下位6ビットの生成法を述べる。64等分
割の場合、下位6ビットをそのままデジタル・アナログ
変換回路5に入力する。
【0033】表4A(図7(a)),表4B(図7
(b))は、図2に対応するV4 −V5間を64等分割
する場合の、8ビット→9ビットの変換方法を示す表で
ある。先ず、マルチプレクサ回路4に入力するための上
位3ビットを、入力8ビットの上位4ビットから判断す
る。上位4ビットが’1000’、’1001’、’1
010’、’1011’の場合は、マルチプレクサ回路
4に’100’を入力する。
【0034】次に、デジタル・アナログ変換回路5に入
力するための下位6ビットの生成法を述べる。64等分
割の場合、下位6ビットをそのままデジタル・アナログ
変換回路5に入力する。
【0035】表5(図8)は、図2に対応するV5 −V
6 間を32等分割する場合の、8ビット→9ビットの変
換方法を示す表である。先ず、マルチプレクサ回路4に
入力するための上位3ビットを、入力8ビットの上位4
ビットから判断する。上位4ビットが’1100’の場
合と、’1101’の場合は、マルチプレクサ回路4
に’101’を入力する。
【0036】次に、デジタル・アナログ変換回路5に入
力するための下位6ビットの生成法を述べる。32等分
割の場合、下位6ビット中下位1ビットは’0’でよ
い。従って、入力8ビットの下位5ビットを、そのまま
下位6ビットの上位5ビットに使用し、さらに、下位1
ビットに’0’を入れて、デジタル・アナログ変換回路
5に入力する。
【0037】表6(図9)は、図2に対応するV6 −V
7 間を16等分割、V7 −V8 間を16等分割する場合
の、8ビット→9ビットの変換方法を示す表である。先
ず、マルチプレクサ回路4に入力するための上位3ビッ
トを、入力8ビットの上位4ビットから判断する。上位
4ビットが’1110’の場合は、マルチプレクサ回路
4に’110’を入力する。上位4ビットが’111
1’の場合は、マルチプレクサ回路4に’111’を入
力する。
【0038】次に、デジタル・アナログ変換回路5に入
力するための下位6ビットの生成法を述べる。16等分
割の場合、下位6ビット中の下位2ビットは’00’で
よい。従って、入力8ビットの下位4ビットを、そのま
ま下位6ビットの上位4ビットに使用し、さらに、下位
2ビットに’00’を追加して、デジタル・アナログ変
換回路5に入力する。
【0039】上記したような分割を行う場合、V3 〜V
4 間とV4 〜V5 間とは64等分割であるので、6ビッ
トのC−DACが必要になる。つまり、8ビット液晶駆
動回路では、従来、5ビットのC−DACが用いられて
いるが、本実施の形態は、6ビットまでビット数増幅し
たC−DACを必要とする。6ビットのC−DACの出
力電圧は、以下の式で表される。Vout =2Vref −V
m −(Vm+1 −Vm )×α/64 V
out = Vm +(Vm+1 −Vm )×α/64
(α=0,1,2,3,‥‥,
63 m=0,1,2,‥‥,7) この式は、二
電圧間を64等分割することを意味している。本実施の
形態の場合、V0 〜V1 間は16等分割であるので、α
の取る値は0,4,8,‥‥である。32等分割する部
分では、αは、0,2,4,6,‥‥だけでよい。
【0040】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図3は、第2の実施の形態による液晶駆動回
路のブロック図である。本実施の形態は、Nビット・F
ビット変換回路20の構成が第1の実施の形態と異なっ
ており、第1の実施の形態に用いたと同様のNビット・
Fビット変換回路(図1参照)を多数備えている。そし
て、それら第1ビット変換回路21 、第2ビット変換回
路22 、第3ビット変換回路23 、第4ビット変換回路
4 、‥‥等の各ビット変換回路の出力データ形式は、
それぞれ異なるものにされている。次段のラッチ回路3
へは、外部からの選択信号により、用意した多種類のN
ビット・Fビット変換回路の内から一つを選択してデー
タ入力する。これにより、ラッチ回路3に入力するデー
タ形式を、それぞれ異なる特性を持つ多種類の出力デー
タの中から選択できるようにしている。
【0041】本実施の形態では、ビット数変換回路を多
種類設けることで、一例として、外部から入力される選
択信号により、V0 〜V1 間は32等分割、V1 〜V2
間は32等分割、V2 〜V3 間は32等分割、V3 〜V
4 間は32等分割、V4 〜V5 間は32等分割、V5
6 間は32等分割、V6 〜V7 間は32等分割、V7
〜V8 間は32等分割して256階調にする場合と、V
0 〜V1 をC−DACで16等分割、V1 〜V2 を16
等分割、V2 〜V3を32等分割、V3 〜V4 を64等
分割、V4 〜V5 を64等分割、V5 〜V6を32等分
割、V6 〜V7 を16等分割、V7 〜V8 を16等分割
して256階調にする場合と、V0 −V1 間をC−DA
Cで16等分割、V1 −V2 間を32等分割、V2 −V
3 間を32等分割、V3 −V4 間を64等分割、V4
5 間を32等分割、V5 −V6 間を32等分割、V6
−V7 間を32等分割、V7 −V8 間を16等分割する
場合などのように切り替えられることを特徴としてい
る。
【0042】上述のような分割方法を実現するには、N
ビット・Fビット変換回路20で、表1(図4)〜表2
2(図25)に示すようなビット数増幅をする必要があ
る。
【0043】先ず、V0 −V1 間は32等分割、V1
2 間は32等分割、V2 −V3 間は32等分割、V3
−V4 間は32等分割、V4 −V5 間は32等分割、V
5 −V6 間は32等分割、V6 −V7 間は32等分割、
7 −V8 間は32等分割する場合を、表7(図10)
〜表14(図17)に示す。
【0044】表7(図10)は、V0 −V1 間を32等
分割する場合の、8ビット→9ビットの変換方法を示す
表である。先ず、マルチプレクサ回路4に入力するため
の上位3ビットを、入力8ビットの上位3ビットから判
断し、そのまま下位6ビットの上位4ビットに使用す
る。
【0045】次に、デジタル・アナログ変換回路5に入
力するための下位6ビットの生成法を述べる。この32
等分割の場合、下位6ビット中下位1ビットは’0’で
よい。従って、入力8ビットの下位5ビットをそのまま
下位6ビットの上位5ビットに使用し、さらに、下位1
ビットに’0’を追加して、デジタル・アナログ変換回
路5に入力する。
【0046】表8〜表14も同様であり、V1 −V
2 間、V2 −V3 間、V3 −V4 間、V4 −V5 間、V
5 −V6 間、V6 −V7 間、V7 −V8 間を32等分割
する場合の、8ビット→9ビットの変換方法を示す。
【0047】次に、V0 −V1 間は16等分割、V1
2 間は16等分割、V2 −V3 間は32等分割、V3
−V4 間は64等分割、V4 −V5 間は64等分割、V
5 −V6 間は32等分割、V6 −V7 間は16等分割、
7 −V8 間は16等分割する場合について説明する。
この場合は、前述したように、表1(図4)〜表6(図
9)に示すように変換する。
【0048】次に、V0 −V1 間は16等分割、V1
2 間は32等分割、V2 −V3 間は32等分割、V3
−V4 間は64等分割、V4 −V5 間は32等分割、V
5 −V6 間は32等分割、V6 −V7 間は32等分割、
7 −V8 間は16等分割する場合について説明する。
表15(図18)は、V0 −V1 間を16等分割する場
合の、8ビット→9ビットの変換方法を示す表である。
先ず、マルチプレクサ回路4に入力するための上位3ビ
ットを、入力8ビットの上位4ビットから判断する。上
位4ビットが’0000’の場合は、マルチプレクサ回
路4に’000’を入力する。
【0049】次に、デジタル・アナログ変換回路5に入
力するための下位6ビットの生成法を述べる。16等分
割の場合、下位6ビット中の下位2ビットは’00’で
よい。従って、入力8ビットの下位4ビットを、そのま
ま下位6ビットの上位4ビットに使用し、さらに、下位
2ビットに’00’を追加して、デジタル・アナログ変
換回路4に入力する。
【0050】表16(図19)は、V1 −V2 間を32
等分割する場合の、8ビット→9ビットの変換方法を示
す表である。先ず、マルチプレクサ回路4に入力するた
めの上位3ビットを、入力8ビットの上位4ビットから
判断する。上位4ビットが’0001’の場合と’00
10’の場合は、マルチプレクサ回路4に’001’を
入力する。
【0051】次に、デジタル・アナログ変換回路5に入
力するための下位6ビットの生成法を述べる。この場合
の32等分割は、先ず、入力8ビットデータから16を
引いた8ビットデータを参考にする。例えば、入力デー
タが38階調目の’00100110’の場合、そのデ
ータから16を引いて’00010110’に変換す
る。変換してから下位5ビットを、そのまま下位6ビッ
トの上位5ビットに使用し、さらに、下位1ビットに’
0’を追加して、デジタル・アナログ変換回路5に入力
する。
【0052】表17(図20)は、V2 −V3 間を32
等分割する場合の、8ビット→9ビットの変換方法を示
す表である。先ず、マルチプレクサ回路4に入力するた
めの上位3ビットを、入力8ビットの上位4ビットから
判断する。上位4ビットが’0011’の場合と’01
00’の場合は、マルチプレクサ回路4に’010’を
入力する。
【0053】次に、デジタル・アナログ変換回路5に入
力するための下位6ビットの生成法を述べる。この場合
の32等分割は、同様に、入力8ビットデータから16
を引いた8ビットデータを参考にする。そして変換して
から下位5ビットを、そのまま下位6ビットの上位5ビ
ットに使用し、さらに、下位1ビットに’0’を追加し
て、デジタル・アナログ変換回路5に入力する。
【0054】表18A(図21(a)),表18B(図
21(b))は、V2 −V3 間を64等分割する場合の
8ビット→9ビットの変換方法を示す表である。先ず、
マルチプレクサ回路4に入力するための上位3ビット
を、入力8ビットの上位4ビットから判断する。上位4
ビットが’0101’、’0110’、’011
1’、’1000’の場合は、マルチプレクサ回路4
に’011’を入力する。
【0055】次に、デジタル・アナログ変換回路5に入
力するための下位6ビットの生成法を述べる。この場合
の64等分割は、同様に、入力8ビットデータから16
を引いた8ビットデータを参考にする。そして、変換し
てから下位6ビットを、そのままデジタル・アナログ変
換回路5に入力する。
【0056】表19(図22)は、V4 −V5 間を32
等分割する場合の、8ビット→9ビットの変換方法を示
す表である。先ず、マルチプレクサ回路4に入力するた
めの上位3ビットを、入力8ビットの上位4ビットから
判断する。上位4ビットが’1001’の場合と’10
10’の場合は、マルチプレクサ回路4に’100’を
入力する。
【0057】次に、デジタル・アナログ変換回路5に入
力するための下位6ビットの生成法を述べる。この場合
の32等分割は、前と同様に、入力8ビットデータから
16を引いた8ビットデータを参考にする。そして、変
換してから下位5ビットをそのまま下位6ビットの上位
5ビットに使用し、さらに、下位1ビットに’0’を追
加して、デジタル・アナログ変換回路5に入力する。
【0058】表20(図23)は、V5 −V6 間を32
等分割する場合の、8ビット→9ビットの変換方法を示
す表である。先ず、マルチプレクサ回路4に入力するた
めの上位3ビットを、入力8ビットの上位4ビットから
判断する。上位4ビットが’1011’の場合と’11
00’の場合は、マルチプレクサ回路4に’101’を
入力する。
【0059】次に、デジタル・アナログ変換回路5に入
力するための下位6ビットの生成法を述べる。この場合
の32等分割は、同様に、入力8ビットデータから16
を引いた8ビットデータを参考にする。そして、変換し
てから下位5ビットをそのまま下位6ビットの上位5ビ
ットに使用し、さらに、下位1ビットに’0’を追加し
て、デジタル・アナログ変換回路5に入力する。
【0060】表21(図24)は、V6 −V7 間を32
等分割する場合の、8ビット→9ビットの変換方法を示
す表である。先ず、マルチプレクサ回路4に入力するた
めの上位3ビットを、入力8ビットの上位4ビットから
判断する。上位4ビットが’1101’の場合と’11
10’の場合は、マルチプレクサ回路4に’110’を
入力する。
【0061】次に、デジタル・アナログ変換回路5に入
力するための下位6ビットの生成法を述べる。この場合
の32等分割は、同様に、入力8ビットデータから16
を引いた8ビットデータを参考にする。そして、変換し
てから下位5ビットをそのまま下位6ビットの上位5ビ
ットに使用し、さらに、下位1ビットに’0’を追加し
て、デジタル・アナログ変換回路5に入力する。
【0062】表22(図25)は、V7 −V8 間を16
等分割する場合の、8ビット→9ビットの変換方法を示
す表である。先ず、マルチプレクサ回路4に入力するた
めの上位3ビットを、入力8ビットの上位4ビットから
判断する。上位4ビットが’1111’の場合は、マル
チプレクサ回路4に’111’を入力する。
【0063】次に、デジタル・アナログ変換回路5に入
力するための下位6ビットの生成法を述べる。16等分
割の場合、下位6ビット中の下位2ビットは’00’で
よい。従って、入力8ビットの下位4ビットを、そのま
ま下位6ビットの上位4ビットに使用し、さらに、下位
2ビットに’00’を追加して、デジタル・アナログ変
換回路5に入力する。
【0064】本実施の形態は、上述したようなNビット
・Fビット変換回路を複数使用することで、分割方式を
切り替えられるという効果を示す。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、従来、
二つのγ補正電圧の間を、γ補正電圧の大きさに関わり
なく同じ数にしか等分割できなかったC−DACに対
し、内部でビット数増加させることで、最大のγ補正電
圧と最小のγ補正電圧との間の総分割数は従来と同じに
したままで、各々のγ補正電圧の間の等分割数を、例え
ば或る二つのγ補正電圧の間は8等分割し、別の二つの
γ補正電圧の間は16等分割し、更に別の二つのγ補正
電圧の間は32等分割するなどのように、γ補正電圧の
大きさに応じて可変にし、しかも最大の等分割数は従来
よりも大きくできるようにしている。これにより本発明
によれば、C−DACの出力電圧を液晶表示パネルの理
想的なγカーブに近づけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による液晶駆動回路の構成を
示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態において、表示データが8ビ
ットの場合を示すブロック図である。
【図3】第2の実施の形態による液晶駆動回路の構成を
示すブロック図である。
【図4】図2に対応するV0 −V1 間を16等分割、V
1 −V2 間を16等分割する場合の、8ビット→9ビッ
トの変換表を示す図である。
【図5】図2に対応するV2 −V3 間を32等分割する
場合の、8ビット→9ビットの変換表を示す図である。
【図6】図2に対応するV3 −V4 間を64等分割する
場合の、8ビット→9ビットの変換表を示す図である。
【図7】図2に対応するV4 −V5 間を64等分割する
場合の、8ビット→9ビットの変換表を示す図である。
【図8】図2に対応するV5 −V6 間を32等分割する
場合の、8ビット→9ビットの変換表を示す図である。
【図9】図2に対応するV6 −V7 間を16等分割、V
7 −V8 間を16等分割する場合の、8ビット→9ビッ
トの変換表を示す図である。
【図10】V0 −V1 間を32等分割する場合の、8ビ
ット→9ビットの変換表を示す図である。
【図11】V1 −V2 間、V2 −V3 間、V3 −V
4 間、V4 −V5 間、V5 −V6 間、V6 −V7 間、V
7 −V8 間を32等分割する場合の、8ビット→9ビッ
トの変換表を示す図である。
【図12】V1 −V2 間、V2 −V3 間、V3 −V
4 間、V4 −V5 間、V5 −V6 間、V6 −V7 間、V
7 −V8 間を32等分割する場合の、8ビット→9ビッ
トの変換表を示す図である。
【図13】V1 −V2 間、V2 −V3 間、V3 −V
4 間、V4 −V5 間、V5 −V6 間、V6 −V7 間、V
7 −V8 間を32等分割する場合の、8ビット→9ビッ
トの変換表を示す図である。
【図14】V1 −V2 間、V2 −V3 間、V3 −V
4 間、V4 −V5 間、V5 −V6 間、V6 −V7 間、V
7 −V8 間を32等分割する場合の、8ビット→9ビッ
トの変換表を示す図である。
【図15】V1 −V2 間、V2 −V3 間、V3 −V
4 間、V4 −V5 間、V5 −V6 間、V6 −V7 間、V
7 −V8 間を32等分割する場合の、8ビット→9ビッ
トの変換表を示す図である。
【図16】V1 −V2 間、V2 −V3 間、V3 −V
4 間、V4 −V5 間、V5 −V6 間、V6 −V7 間、V
7 −V8 間を32等分割する場合の、8ビット→9ビッ
トの変換表を示す図である。
【図17】V1 −V2 間、V2 −V3 間、V3 −V
4 間、V4 −V5 間、V5 −V6 間、V6 −V7 間、V
7 −V8 間を32等分割する場合の、8ビット→9ビッ
トの変換表を示す図である。
【図18】V0 −V1 間を16等分割する場合の、8ビ
ット→9ビットの変換表を示す図である。
【図19】V1 −V2 間を32等分割する場合の、8ビ
ット→9ビットの変換表を示す図である。
【図20】V2 −V3 間を32等分割する場合の、8ビ
ット→9ビットの変換表を示す図である。
【図21】V2 −V3 間を64等分割する場合の8ビッ
ト→9ビットの変換表を示す図である。
【図22】V4 −V5 間を32等分割する場合の、8ビ
ット→9ビットの変換表を示す図である。
【図23】V5 −V6 間を32等分割する場合の、8ビ
ット→9ビットの変換表を示す図である。
【図24】V6 −V7 間を32等分割する場合の、8ビ
ット→9ビットの変換表を示す図である。
【図25】V7 −V8 間を16等分割する場合の、8ビ
ット→9ビットの変換表を示す図である。
【図26】液晶駆動回路の一般的な構成を示すブロック
図である。
【図27】R−DAC方式の液晶駆動回路の構成を示す
ブロック図である。
【図28】従来のC−DAC方式液晶駆動回路の構成を
示すブロック図である。
【図29】C−DACの詳細回路図を示す図である。
【符号の説明】
1 データバッファ回路 2 ビット変換回路 3 ラッチ回路 4 マルチプレクサ回路 5 コントロール回路 6 デジタル・アナログ変換回路 10 液晶駆動回路 20 ビット変換回路 70 データバッファ回路 80 ラッチ回路 81 ラッチ群 90 デジタル・アナログ変換回路 90C,90R DAC 91 抵抗 92 スイッチ群 93,95 演算増幅器 94 容量群 96 マルチプレクサ回路 97 γ補正電圧値 98 コントロール回路 100 液晶駆動回路 200 液晶表示パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H03M 1/74 H03M 1/74

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容量アレイ型のデジタル・アナログ変換
    回路を備え、表示すべきNビットの入力データの上位P
    ビットに基いて、外部から入力される複数のγ補正電圧
    から互いに隣接する二つの電圧を選択すると共に、それ
    ら選択された二つのγ補正電圧の間を、前記デジタル・
    アナログ変換回路で、前記表示すべき入力データの残り
    の下位ビットに応じた数に等分割して最大のγ補正電圧
    と最小のγ補正電圧との間を2 N に分割することによ
    り、前記Nビットの入力データから2N 個の電圧を生成
    し、その中の一つを液晶駆動電圧として出力する液晶駆
    動回路において、 前記表示すべき入力データのビット数をNより大なるF
    ビットにビット数増幅して、ビット数増幅後のFビット
    のデータの上位Pビットにより前記複数のγ補正電圧か
    ら選択される互いに隣り合う二つのγ補正電圧を指定
    し、前記Fビットのデータの残りの下位F−Pビットに
    より、前記デジタル・アナログ変換回路をして選択され
    た二つのγ補正電圧の間を最大2 F-P に等分割せしめる
    構成であって、各々の隣り合う二つのγ補正電圧の間の
    等分割数の総和が2 N となるように前記入力データをビ
    ット数増幅するビット変換回路を設けて、最大のγ補正電圧と最小のγ補正電圧との間の総分割数
    を2 N に保ちつつ、隣り合う 二つのγ補正電圧の間の最
    大の等分割数を2N-P より大なる2F-Pなし得るよう
    したことを特徴とする液晶駆動回路。
  2. 【請求項2】 Nビットの入力端子とNビットの出力端
    子とを有し、前記入力端子に入力された表示すべきNビ
    ットの入力データを、前記出力端子に接続する次段の回
    路へデータ転送するNビットのデータバッファ回路と、 Nビットの入力端子とFビットの出力端子とを有し、前
    記データバッファ回路の出力端子に接続して、前記デー
    タバッファ回路が出力するNビットのデータのビット数
    を、Nより大なるFビットにビット数増幅するビット変
    換回路と、 Fビットの入力端子とFビットの出力端子とを有し、前
    記ビット変換回路の出力端子に接続して、前記ビット変
    換回路が出力するFビットのデータを保持するデータラ
    ッチ回路と、 前記データラッチ回路の出力ビットの上位Pビットデー
    タと複数個のγ補正電圧を出力する外部のγ補正電源装
    置とに接続され、前記データラッチ回路から転送される
    上位Pビットデータを参照して、前記γ補正電源装置が
    出力する複数のγ補正電圧のうちから電圧値が互いに隣
    接する二つの電圧を選択し、その選択されたアナログの
    電圧を次段に転送するマルチプレクサ回路と、 前記マルチプレクサ回路から出力される二つのアナログ
    電圧信号と、前記データラッチ回路が出力するFビット
    出力の下位Gビットデータ(G=F−P)とを入力と
    し、前記マルチプレクサ回路から出力される二つのアナ
    ログ電圧信号を等分割にし、前記データラッチ回路から
    の入力データをもとに、等分割された電圧値から入力デ
    ータに応じた液晶駆動電圧値を出力する、容量アレイ型
    でGビットのデジタル・アナログ変換回路とを設け、 前記ビット変換回路の構成を、ビット数増幅後のFビッ
    トのデータの上位Pビットに基いて、前記マルチプレク
    サ回路をして前記複数のγ補正電圧から互いに隣り合う
    二つのγ補正電圧を選択せしめ、前記Fビットのデータ
    の残りの下位F−Pビットに基いて、前記デジタル・ア
    ナログ変換回路をして前記選択された二つのγ補正電圧
    の間を最大2 F-P に等分割せしめると共に、各々の隣り
    合う二つのγ補正電圧の間の等分割数の総和が2 N とな
    るように前記入力データをビット数増幅する構成とし
    て、 最大のγ補正電圧と最小のγ補正電圧との間の総分割数
    を2 N に保ちつつ、隣り合う 二つのγ補正電圧の間の最
    大の等分割数を2N-P より大なる2F-Pなし 得るよう
    にした液晶駆動回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の液晶駆動回
    路において、 前記選択された二つのγ補正電圧の間の分割数を、分割
    されるγ補正電圧の値に応じて選択可能にしたことを特
    徴とする液晶駆動回路。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の液晶駆動回路において、 前記データバッファ回路と前記ラッチ回路との間に、出
    力のデータ形式が互いに異なる複数のビット変換回路を
    並列に設けると共に、外部からの信号により前記複数の
    ビット変換回路の一つを選択して前記データバッファ回
    路及び前記ラッチ回路に接続する手段を設け、前記ラッ
    チ回路に入力するデータ形式を複数種の中から選択可能
    にしたことを特徴とする液晶駆動回路。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の液晶
    駆動回路において、 出力極性が交互に可変であることを特徴とする液晶駆動
    回路。
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