JP3231122B2 - ロボット制御方法 - Google Patents

ロボット制御方法

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JP3231122B2
JP3231122B2 JP03204993A JP3204993A JP3231122B2 JP 3231122 B2 JP3231122 B2 JP 3231122B2 JP 03204993 A JP03204993 A JP 03204993A JP 3204993 A JP3204993 A JP 3204993A JP 3231122 B2 JP3231122 B2 JP 3231122B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製造設備のロボットや
自動機器などの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットは、ユーザ側からの入力を行な
うためのパソコンなどを含む端末装置と、ロボットを動
作させるためのユーザプログラムを保持し、ロボット各
部の動作を指令するロボットコントローラと、ロボット
コントローラからの指令によって所定の動作をなす機構
部とからなっている。そして、ロボットには、物品を搬
送するロボットや物品を組み立てるロボットなど、種々
の働きをするロボットがあり、これらをコンベアなどと
組み合わせることにより、製造ラインが形成される。
【0003】かかるロボットにおいては、各機構部の動
作はロボットコントローラのユーザプログラムによって
支配されており、例えば、物品搬送ロボットにおいて、
物品の平面上のX,Y軸方向の移動や物品の上下方向
(Z軸方向)の移動が、ユーザプログラムによるロボッ
トコントローラからの指令により、所定の順序で行なわ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、例えば
物品搬送ロボットにおいては、通常動作時、ロボットコ
ントローラのプログラムにより、物品をつかむ部材(ヘ
ッド)をX,Y軸方向に移動させる際には、まず、この
ヘッドをZ軸方向に移動させて上昇させるようにしてい
るが、簡略型の安価な搬送ロボットでは、ヘッドのZ軸
方向移動部材としてエアシリンダで代用させるものがあ
る。一方、ロボットを動作させる前にヘッドを所定位置
に移動させ、そこから動作を開始させたい場合がある。
ロボットでは、通常、これを可能とするために、ユーザ
が端末器から移動コマンドを入力し(ティーチング)、
これでもってヘッドを移動させることができるようにし
ている。
【0005】ところが、このティーチング時では、ヘッ
ドの移動とは別に、エアシリンダの動作のためのコマン
ドが必要である。このため、ティーチング時、ヘッドが
降下した状態にあるのにヘッドを上昇させるコマンドを
入力せず、ヘッドの移動コマンドだけを入力したときに
は、ヘッドのティーチングによるX,Y軸の移動によ
り、ヘッドがコンベアやその上に乗せられたワーク(製
品)などにぶつかってしまい、破損するというような事
故が生ずることもあった。ユーザプログラムが作動して
いるときには、ヘッドが移動するとき、このユーザプロ
グラムによって必ずヘッドが持ち上げられてから移動を
開始するので問題はないが、ティーチング時では、ユー
ザプログラムが動いていないので、上記のような問題が
生ずる。
【0006】また、ロボットでは、ユーザプログラムの
エラーなどによって誤動作や危険な状態となるのを回避
するために、センサからの入力やユーザのオペレータ操
作により、ユーザプログラムの実行を禁止させる非常停
止制御が行なえるようにしている。しかし、製造ライン
などにおけるように、複数のロボットが設備され、これ
らが互いに関連した動作を行なう場合、これらの1つに
でもかかる非常停止制御があると、次のような不工合な
問題が生ずる。
【0007】例えば、いま、ロボットA,Bがあって、
ロボットBが前工程ロボットAに製品を送るように要求
を出すと、ロボットAがロボットBに製品をコンベアに
よって送るものとする。そこで、ロボットBからロボッ
トAへの製品要求信号がオンの状態でロボットBに非常
停止制御があったとすると、従来では、ロボットBのユ
ーザプログラムの全ても停止してしまい、I/O制御も
できなくなって、ロボットAの製品送り制御の停止やコ
ンベアの停止ができなくなる。このため、動作しないロ
ボットBにロボットAから製品が送られてきてしまい、
コンベアから製品があふれたりするし、また、ロボット
Bのヘッドがコンベア上に降下した状態でロボットBが
非常停止すると、コンベアで移動されてくる製品がヘッ
ドと衝突してしまい、不良品が発生したりする。
【0008】また、非常停止制御によってユーザプログ
ラムの実行が停止すると、これと同時にX,Y軸駆動用
のモータの励磁が切れて、これらモータがサーボフリー
状態となる。このため、例えばヘッドの移動中にかかる
非常停止制御があったとすると、メカの慣性により、ヘ
ッドはそのまま移動し続けて移動端まで移動してしま
い、移動端の部材に衝突してしまう。このようなことが
生ずると、メカに位置ずれが生じ、ヘッドの位置精度が
低下してしまう。逆に、非常停止制御後も上記モータの
励磁を切らないようにしたとすると、ヘッドがワークな
どを挾んだまま停止してしまい、メカやサーボ系に負担
がかかって各部の損傷を招くことになる。
【0009】本発明の目的は、かかる問題を解消し、テ
ィーチング時や非常停止時での障害を防止することがで
きるようにしたロボット制御方法を提供することにあ
る。
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため
に、 本発明は、非常停止コマンドの入力とともにユーザ
プログラムの実行が禁止され、移動部材を駆動するモー
タの励磁が中止されるロボットの制御方法において、該
非常停止コマンドの入力とともに該モータが回転してい
る所定期間出力される信号とサーボ制御部から出力され
るサーボ信号との論理和から該モータを励磁するための
励磁信号を形成し、該励磁信号を該モータのドライバに
供給することにより、該非常停止コマンドが入力されて
該サーボ信号の出力が禁止された後、さらに、該所定期
間該モータを励磁し続け、該モータが停止した後、該モ
ータへの励磁を解除するようにする。
【0012】そして、さらに、上記ロボットは、ユーザ
プログラムの実行によって動作するとともに、他のロボ
ットなどの他の機器への動作指令信号を出力して該他の
機器と関連した動作を行なうものであって、非常停止時
用制御プログラムを設け、ユーザによる前記非常停止コ
マンドによって該非常停止時用制御プログラムを実行
し、該他の機器への該動作指令信号の出力を停止させる
【0013】
【0014】
【作用】 ータの回転中に非常停止コマンドがあって、
ユーザプログラムの実行が停止しても、さらに、このモ
ータが励磁され続けることになり、これによってモータ
は必ず停止することになるし、また、モータが停止する
と、このモータへの励磁が解除され、メカやサーボ系の
過負荷がなくなる。
【0015】そして、他の機器へ動作指令信号を送って
いるときに、非常停止コマンドが端末器から供給される
と、かかる動作指令信号を送っている状態のままユーザ
プログラムが停止してしまうが、これとともに、非常停
止時用制御プログラムが実行され、かかる動作指令信号
の出力が停止される。これにより、他の機器の動作も停
止する。従って、例えば、他のロボットからコンベアに
よってワークが送られてくる場合、非常停止コマンドが
入力されるとともに、他のロボットやコンベアも停止し
てしまい、不良品の発生などの不具合が防止できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明によるロボット制御方法の一実施例を
説明するためのロボットコントローラを示すブロック図
であって、1は記憶部,2はコマンド実行部,3はI/
O制御部,4は移動制御部,5はエアシリンダ,6はセ
ンサ,7はモータ,8は端末器である。
【0017】同図において、記憶部1には、ロボットの
動作を行なわせるためのユーザプログラムと移動時用I
/O制御プログラムとが格納されている。ロボットの通
常の動作は、コマンド実行部2がこのユーザプログラム
を実行することにより、移動制御部4がヘッドをX,Y
軸方向に移動させるモータ7などの機構部を制御するこ
とによって行なわれる。また、このユーザプログラムの
実行により、I/O制御部3がエアシリンダ5を制御
し、図示しないヘッドの上げ/下げを行なう。
【0018】また、ティーチング時の手動操作では、ユ
ーザプログラムを実行させず、ユーザがキーボードなど
の端末器8からコマンド実行部2に移動コマンドを送る
ことにより、移動制御部4やI/O制御部3を動作さ
せ、ヘッドを所定の位置に移動させることができる。
【0019】ここで、この実施例においては、ユーザプ
ログラムの稼動時においても、ティーチング時において
も、ヘッドを移動させるための移動コマンドがユーザプ
ログラムもしくは端末器8から入力されると、コマンド
実行部2は、まず、記憶部1から移動時用I/O制御プ
ログラムを読み込んで実行し、I/O制御部3を制御し
てエアシリンダ5を動作させる。これにより、ヘッドが
上昇する。そして、センサ6がヘッドが上昇したことを
検知すると、I/O制御部3は上昇終了をコマンド実行
部2に知らせる。そこで、コマンド実行部2は移動コマ
ンドを実行し、移動制御部4を制御し、モータ7を動作
させてヘッドを移動コマンドによる位置まで移動させ
る。
【0020】このように、この実施例では、ティーチン
グ時においても、ヘッドが移動する前に必ずヘッドが上
昇させられることになり、従って、移動によってヘッド
がベルトコンベアなどの設備に衝突することが避けられ
ることになる。
【0021】図2は本発明によるロボット制御方法の他
の実施例を説明するためのロボットコントローラを示す
ブロック図であって、図1に対応する部分には同一符号
をつけて重複する説明を省略する。
【0022】同図において、記憶部1には、ロボットの
動作を行なわせるためのユーザプログラムと非常停止用
I/O制御プログラムとが格納されている。ロボットの
通常の動作は、コマンド実行部2がこのユーザプログラ
ムを実行することにより、移動制御部4がヘッドをX,
Y軸方向に移動させるモータ7などの機構部を制御する
ことによって行なわれる。また、このユーザプログラム
の実行により、I/O制御部3が他のロボットやコンベ
アなどへの指令信号を出力する。
【0023】また、ティーチング時の手動操作では、ユ
ーザプログラムのエラーなどによってロボットが誤動作
或いは危険な動作をする場合、ユーザが端末器8から非
常停止コマンドを入力することができ、これにより、コ
マンド実行部2は現在実行中のユーザコマンドを停止さ
せる。これとともに、コマンド実行部2は、記憶部1か
ら非常停止上I/O制御プログラムを読み出して実行
し、移動制御部4を制御してモータ7などを停止させる
とともに、I/O制御部3を制御して、上記の指令信号
の出力を停止させる。
【0024】そこで、このロボットが誤動作を行なって
危険な場合、ユーザが端末器8から非常停止指令を入力
するが、従来では、単にユーザプログラムが停止するだ
けであったのに対し、この実施例では、単にユーザプロ
グラムを停止させるだけでなく、他の機器への指令信号
も切ってしまうので、コンベアも停止し、また、前工程
のロボットの製品送出しも停止してしまうので、事故が
起ることもない。
【0025】図3は本発明によるロボット制御方法のさ
らに他の実施例を説明するためのロボットコントローラ
を示すブロック図であって、7はモータ、9は主制御
部、10はサーボ制御部、11はモータドライバ、12
はタイマ、13はオア回路である。
【0026】図3は図2での実行制御部2及び移動制御
部4に相当する部分であり、主制御部9は図2の記憶部
1のユーザプログラムを実行するものである。また、サ
ーボ制御部10とモータドライバ11とは、図2の移動
制御部4に相当する部分である。
【0027】通常の動作時では、主制御部9で実行され
るユーザプログラムに応じてサーボ制御部10はサーボ
信号や指令パルスを出力する。サーボ信号はオア回路1
3に供給され、このオア回路13から励磁信号がモータ
ドライブ11に供給される。また、指令パルスは直接サ
ーボドライバ11に供給される。これにより、モータ7
は励磁され、指令パルスに応じた量だけ回転する。
【0028】そこで、図4に示すように、かかる通常動
作状態では、サーボ信号と指令パルスとが高レベルにあ
り、時刻t1で図2に示す端末器8から高レベルで表わ
される非常停止コマンドが入力されたとすると、サーボ
制御部10は主制御部9による制御を受け付けなくなり
(即ち、ユーザプログラムを実行しなくなり)、サーボ
信号や指令パルスの出力を禁止される。
【0029】また、この時刻t1でタイマ12が動作を
開始し、モータ7が確実に停止した状態となるまでの期
間高レベルの信号をオア回路13に出力する。従って、
オア回路13はさらにサーボ信号が供給されたのと同様
の状態にあり、励磁信号をモータドライバ11に供給す
る。このとき、モータドライバ11には指令パルスが供
給されてない。このため、モータ7は励磁された状態に
あって、停止することになる。そして、モータ7が停止
した後、時刻t2にタイマ12は高レベルの信号の出力
を停止する。時刻t2以後では、励磁信号がなくなるの
で、モータ7はサーボフリー状態となるが、このとき、
既にモータ7は停止状態となっているので、問題はな
い。
【0030】このようにして、非常停止コマンドがある
と、その後も励磁されていてモータ7は必ず停止するこ
とになり、また、モータ7が停止すると、その励磁が解
除されることになる。従って、従来の技術のように、非
常停止コマンドがあると、慣性によって移動部材(ヘッ
ド)が衝突したり、過負荷による損傷が生じたりするよ
うなことを防止できる。
【0031】なお、上記のように、モータ7が指令パル
スによって回転量が規定される位置指令型のモータであ
る場合、モータドライバ11はカウンタを備え、指令パ
ルスに応じたプリセット値が設定されて、これをカウン
トすることによってモータ7の回転量が決められるので
あるが、かかるカウント動作中に非常停止コマンドがあ
ると、このカウンタの値が零となるまでモータ7は回転
し続ける。従来技術では、かかる状態で励磁信号がない
ため、モータはサーボフリーになっているが、この実施
例では、タイマ12の出力信号によってサーボ状態にあ
り、カウンタの値が零になるとともに、モータ7は停止
するのである。そこで、非常停止コマンドが入力される
とともに、このカウンタの値を零にクリアすることによ
り、非常停止コマンドがあってからモータ7が停止する
までの時間を大幅に短縮することができる。このため
に、サーボ制御部10が、非常停止コマンドが入力され
るとともに、偏差クリア信号を発生してモータドライバ
11の上記カウンタをクリアするようにする。
【0032】図5は本発明によるロボット制御方法のさ
らに他の実施例を説明するためのロボットコントローラ
を示すブロック図であって、14は速度判定器、14は
速度検出器、15はエンコーダであり、図3に対応する
部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
【0033】この実施例も、図3,図4で説明した実施
例と同様に、非常停止コマンドの入力とともに、モータ
を停止させてからサーボフリーとするものである。
【0034】同図において、速度検出器15はモータ7
に取付けられているエンコーダ16の出力からモータ7
の回転速度を検出し、速度判定器14は、この速度検出
器15の検出出力から、モータ7の回転速度が予め設定
された零もしくはほぼ零に近い規定速度以上か否かを判
定する。但し、速度判定器14は、高レベルの非常停止
コマンドが入力されているときのみ、その判定信号を出
力する。
【0035】そこで、図6において、通常の動作を行な
っている時刻t1までは、図3に示した実施例と同様
に、主制御部9はユーザプログラムを実行し、サーボ制
御部10がサーボ信号と指令パルスを出力することによ
り、モータ7が所定の量だけ回転する。このとき、速度
判定器14がモータ7の回転速度を判定している。
【0036】そして、時刻t1に非常停止コマンドが入
力されたとすると、サーボ制御部10はサーボ信号や指
令パルスの出力が禁止されるが、これと同時に、速度判
定器14がこの判定結果を出力可能な状態に設定され
る。そこで、時刻t1でサーボ制御部10がサーボ信号
や指令パルスを出力している状態にあってモータ7が回
転していたとすると、このモータ7の回転速度は速度判
定器14に設定されている規定速度よりも充分高く、こ
のため、速度判定器14から高レベルの速度信号が出力
され、オア回路13に供給される。従って、時刻t1
サーボ制御部10がサーボ信号の出力を停止しても、こ
の時刻t1後もオア回路13からモータドライブ11に
さらに励磁信号が供給され、モータ7は回転中励磁され
ていることになる。
【0037】そして、モータ7は回転速度が次第に低下
していき、遂に停止もしくはほぼ停止状態になると、速
度判定器14がこれを判定し、その出力信号である速度
信号を低レベルにする。これにより、モータドライブ1
1への励磁信号の供給が終わり、モータ7は停止すると
ともにサーボフリーとなる。
【0038】なお、この場合でも、非常停止コマンドの
入力とともにサーボ制御部10がモータドライバ11に
偏差クリア信号を供給することにより、モータ7の停止
までの期間を短縮することができる。
【0039】以上のように、この実施例においても、非
常停止コマンドの入力後のモータ7の回転期間、このモ
ータ7に励磁をかけておくことができ、モータ7がフリ
ーに回転したままとなることを防止することができる
し、また、モータ7の停止後では、このモータ7への励
磁を解除することができ、過負荷による損傷を防止する
ことができる。
【0040】
【0041】
【0042】
【発明の効果】 以上説明したように、 本発明によると、
モータが回転中に非常停止の指令があっても、該指令後
も該モータに励磁がかけられていて必ず該モータは停止
することになり、該モータによって駆動される部材の衝
突を防止することができるし、また、該モータの停止後
では、該モータへの励磁が解除され、メカやサーボ系に
かかる過負荷による損傷を防止することができる。そし
て、他の機器へ動作指令信号を送っているときに、非常
停止コマンドが端末機から供給されると、かかる動作指
令信号を送っている状態でユーザプログラムが停止して
しまうが、これとともに、非常停止時用制御プグラムが
実行され、かかる動作指令信号の出力が停止されること
になり、他の機器も停止して製品の誤った送り出しとい
った事故を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロボット制御方法の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】本発明によるロボット制御方法の他の実施例を
示すブロック図である。
【図3】本発明によるロボット制御方法のさらに他の実
施例を示すブロック図である。
【図4】図3に示した実施例の動作を示すタイミング図
である。
【図5】本発明によるロボット制御方法のさらに他の実
施例を示すブロック図である。
【図6】図5に示した実施例の動作を示すタイミング図
である。
【符号の説明】
1 記憶部 2 コマンド実行部 3 I/O制御部 4 移動制御部 5 エアシリンダ 6 センサ 7 モータ 8 端末器 9 主制御部 10 サーボ制御部 11 モータドライバ 12 タイマ 13 オア回路 14 速度判定器 15 速度検出器 16 エンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 9/10 B25J 19/06 H02P 3/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非常停止コマンドの入力とともにユーザ
    プログラムの実行が禁止され、移動部材を駆動するモー
    タの励磁が中止されるロボットの制御方法において、 該非常停止コマンドの入力とともに該モータが回転して
    いる所定期間出力される信号とサーボ制御部から出力さ
    れるサーボ信号との論理和から該モータを励磁するため
    の励磁信号を形成し、該励磁信号を該モータのドライバ
    に供給することにより、該非常停止コマンドが入力され
    て該サーボ信号の出力が禁止された後、さらに、該所定
    期間該モータを励磁し続け、該モータが停止した後、該
    モータへの励磁を解除するようにした ことを特徴とする
    ロボット制御方法。
  2. 【請求項2】 前記ロボットは、ユーザプログラムの実
    行によって動作するとともに、他のロボットなどの他の
    機器への動作指令信号を出力して該他の機器と関連した
    動作を行なうものであって、 非常停止時制御プログラムを設け、 ユーザによる前記非常停止コマンドによって該非常停止
    時用制御プログラムを実行し、該他の機器への該動作指
    令信号の出力を停止させることを特徴とする請求項1に
    記載の ロボット制御方法。
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