JP2000108065A - スカラロボット - Google Patents

スカラロボット

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JP2000108065A
JP2000108065A JP10296225A JP29622598A JP2000108065A JP 2000108065 A JP2000108065 A JP 2000108065A JP 10296225 A JP10296225 A JP 10296225A JP 29622598 A JP29622598 A JP 29622598A JP 2000108065 A JP2000108065 A JP 2000108065A
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JP
Japan
Prior art keywords
arm
stepping motor
axis
cpu
scara robot
Prior art date
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Pending
Application number
JP10296225A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Suzuki
木 伸 司 鈴
Kikue Hosono
野 喜 久 江 細
Haruhiko Tanaka
中 晴 比 古 田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/353,730 priority patent/US6212968B1/en
Priority to DE19934973A priority patent/DE19934973B4/de
Priority to TW089212852U priority patent/TW454612U/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際の作業前に確認運転を行えるスカラロボ
ットを提供する。 【解決手段】 確認運転装置8により通常運転よりも低
トルクで所定範囲運転を行う。駆動系にステッピングモ
ータ12、22、32、42を採用し、ここにエンコー
ダ13、23、33、43を設け、実働パルス数をカン
トしてCPU1にフィードバックする。脱調等により要
求ステップ数と一致しない場合、動作を停止し、その旨
の表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スカラロボット
に関する。
【0002】
【従来の技術】スカラロボットは水平多関節ロボットで
あって、基台に指示される第1アームと該第1アームに
支持される第2アームとを備え、該第2アームの先端に
R軸を有して作業を行わせるようになっている。上記3
軸に加えてZ軸を設け昇降可能とした構成のものもあ
り、合計で3軸又は4軸とするのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなスカラロボ
ットにおいて、各軸の駆動源とし、従来はACサーボモ
ータを用いていた。しかし、ロボットの動作範囲に障害
物や人が介在しても、ACサーボモータは設定条件範囲
で動作しようとするため、障害物や人に力的な損害を及
ぼす危険があり、またロボット自身が損傷する危険もあ
った。そのため、従来はロボットの可動範囲への立ち入
りの禁止などを行う必要があった。本発明は上記従来技
術の欠点を改善することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は基台と該基台に設けられた第1アームと該
第1アームの先端に設けられた第2アームと該第2アー
ムの先端に設けられたR軸とを有するスカラロボットに
おいて、前記第1アームと第2アームとを含む駆動系の
駆動源として設けられたステッピングモータと、該駆動
系に設けられた位置検出センサと、該ステッピングモー
タを通常運転時よりも低トルクで稼働させるための装置
と、前記ステッピングモータへの要求駆動量と前記位置
検出センサからの信号とに基づいて適正な駆動が行われ
たか否かを判断する装置と、を備えたことを特徴とす
る。実際の作業前に、通常運転時よりも低トルクで稼働
する。運転範囲に障害物等があると、ステッピングモー
タはサーボモータ等とは異なり、また低トルクで運転さ
れているため、無理に要求動作を実行しようとせず、脱
調と呼ばれる不適正な動作となる。この脱調を位置検出
センサの出力と要求駆動量とを比較することにより検出
する。これにより動作範囲の安全を確認することが出来
る。前記低トルクで稼働させるための装置は、所望の設
定範囲で動作させることができるようになっている。例
えば、実際に運転する範囲を設定すれば、該設定範囲が
適切なものか否か知ることが可能になる。また最大可動
範囲等を設定しても良い。また前記判断する装置の判断
結果を告知する装置を更に設け、安全確認の結果をユー
ザに知らせるようにすることが好ましい。上記構成によ
り、障害物等があった場合に、実際の作業前に確認がで
き、事前に障害物による事故等を抑制できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1は機械的な構成を示す斜視図、
図2は機能ブロック図である。本体60は上下方向昇降
可能に装着された昇降基台53を有し、この本体60と
昇降基台53とで基台を形成している。該昇降基台53
に第1アーム50が回動可能に装着され、この第1アー
ム50の先端に第2アーム51が回動可能に装着されて
いる。第2アーム51の先端に更にR軸52が装着さ
れ、具体的な作業を行うようになっている。自在ケーシ
ング61は本体60から昇降基台53へ延びるケーブル
類を格納するためのものである。
【0006】基台側の本体60内にはZ軸ステッピング
モータ42が格納され、所定の機構により昇降基台53
の昇降を行わせるようになっている。また、基台側の昇
降基台53には第1アームステッピングモータ12が格
納され、減速機15を介して第1アーム50を回動駆動
するように構成されている。また昇降基台53には第2
アームステッピングモータ22とR軸ステッピングモー
タ32も格納されており、第2アームステッピングモー
タ22は駆動ベルト等の所定の動力伝達機構を介して第
2アーム51を回動させるようになっている。また、R
軸ステッピングモータ32は駆動ベルト等を介してR軸
52を回転させるように構成されている。
【0007】上記機械的構造を有するスカラロボット
は、図2に示すようにCPU1を備え、このCPU1に
より種々の制御が行われるようになっている。CPU1
はRAM2、ROM3、或いはメモリカード4、更には
操作装置(図示せず)からの情報や指令に応じて制御を
行うようになっている。
【0008】CPU1は第1アーム駆動機構10、第2
アーム駆動機構20、R軸駆動機構30、Z軸駆動機構
40の駆動系を制御するようになっており、各駆動系は
同一の構成を有している。第1アーム駆動機構10にお
いて、モータ駆動制御装置11はCPU1からの指令を
受けて第1アームステッピングモータ12を駆動し、第
1アーム50を所定量移動するようになっている。該第
1アームステッピングモータ12の移動量はエンコーダ
13により検出され、CPU1にフィードバックされる
ように構成されている。初期セットセンサ14は第1ア
ームステッピングモータ12を初期位置にセットされた
か否かを検出するためのものである。
【0009】第2アーム駆動機構20も同様にモータ駆
動制御装置21と第2アームステッピングモータ22と
エンコーダ23及び初期セットセンサ24を備えてい
る。またR軸駆動機構30も同様にモータ駆動制御装置
31とR軸ステッピングモータ32とエンコーダ33及
び初期セットセンサ34を備えている。更にZ軸駆動機
構40も同様にモータ駆動制御装置41とZ軸ステッピ
ングモータ42とエンコーダ43及び初期セットセンサ
44を備えている。
【0010】確認運転装置8は安全確認モードで運転を
行わせるためのもので、ユーザなどの指令により、通常
運転のトルクよりも低トルクで駆動機構10、20、3
0、40の運転を実行させる。その際設定された所望の
範囲で運転を行わせるようになっている。例えば、実際
に運転する範囲や駆動機構の可動最大範囲を設定するよ
うになっている。エラー判断装置5はCPU1が各ステ
ッピングモータ12、22、32、42に出力した要求
ステップ量とエンコーダ13、23、33、43からフ
ィードバックされた実働パルス数を比較して、その一致
不一致を判断する。不一致の場合、脱調が生じていると
判断し、CPU1に信号を送るように構成されている。
CPU1では脱調の判断信号に基づいて、停止装置6を
稼働させ、ステッピングモータ12、22、32、42
への励磁を停止してロボットの稼働を停止させるように
なっている。同時に表示装置7にその旨の表示を行い、
ユーザに知らせるように構成されている。表示に代えて
ブザーなどの音声による告知でも良いし、表示と音声を
併用しても良い。この脱調が生じているときは、安全運
転確認範囲になんらかの障害があり、作業者はこれに対
処して、障害を取り除いた後に実際の作業を行うことが
可能になる。また動作範囲を変更する等の対処が可能で
ある。
【0011】図3により動作を説明する。最初にステッ
ピングモータを初期設定し(ステップS41)、作業者
により移動点のティーチングを実行する(ステップS4
2)。そして、確認運転装置8により確認運転スタート
を指示する。この時ステッピングモータの励磁電流の低
減による低トルク運転が指示される(ステップS4
3)。確認運転装置8からの指令により確認運転がスタ
ートする(ステップS44)。CPU1はステッピング
モータへの要求移動ステップ量を計算し、第1アームス
テッピングモータ12、第2アームステッピングモータ
22、R軸ステッピングモータ32、Z軸ステッピング
モータ42等へ指令を出力する(ステップS45)。該
指令に応じて各ステッピングモータ12、22、32、
42は駆動し(ステップS46)、この駆動に応じてエ
ンコーダ13、23、33、43において実働パルス数
が計数されCPU1にフィードバックされる(ステップ
S47)。CPU1において、要求移動量ステップと実
働パルス数が比較され(ステップS48)、一致してい
なければエラー処理を実行し、ステッピングモータへの
励磁を停止する(ステップS49)。同時に、その旨の
表示を行う(ステップS50)。一致していれば次の移
動点を指定し(ステップS51)、最終点になるまで上
記動作を繰り返す(ステップS52)。
【0012】以上説明した通り、実際の運転の前に、確
認運転を行うことにより所定の範囲に障害物等が介在し
ていた場合、ステップS48で検出され、ステップS4
9でエラー処理が行われ、ロボットの停止がなされ、そ
の旨の表示が行われる。そのため、実際の運転の前に、
障害物等の介在を知ることが出来る。また設定した動作
範囲の不適正を知ることができる。該確認運転は低トル
クで行われるため、危険が少なく、装置の損傷等が生じ
ない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスカラロボ
ットによれば、確認運転により実際の作業前に、安全に
動作可能か否か認識することが可能になり、障害がある
場合にはそれらの障害に対して適切な処理が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す外観斜視図。
【図2】本発明の一実施形態を示す機能ブロック図。
【図3】本発明の一実施形態の動作を示すフローチャー
ト図。
【符号の説明】
1:CPU、2:RAM、3:ROM、4:メモリカー
ド、5:エラー判断装置、6:停止装置、7:表示装
置、8:確認運転装置、10:第1アーム駆動機構、1
1:モータ駆動制御装置、12:第1アームステッピン
グモータ、13:エンコーダ、14:初期セットセン
サ、15:減速機、20:第2アーム駆動機構、21:
モータ駆動制御装置、22:第2アームステッピングモ
ータ、23:エンコーダ、24:初期セットセンサ、3
0:R軸駆動機構、31:モータ駆動制御装置、32:
R軸ステッピングモータ、33:エンコーダ、34:初
期セットセンサ、40:Z軸駆動機構、41:モータ駆
動制御装置、42:Z軸ステッピングモータ、43:エ
ンコーダ、44:初期セットセンサ、50:第1アー
ム、51:第2アーム、52:R軸、53:昇降基台、
60:本体、61:自在ケーシング。
フロントページの続き (72)発明者 田 中 晴 比 古 東京都八王子市狭間町1463番地 蛇の目ミ シン工業株式会社内 Fターム(参考) 3F059 BA04 CA03 CA09 FA10 FC03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と該基台に設けられた第1アームと
    該第1アームの先端に設けられた第2アームと該第2ア
    ームの先端に設けられたR軸とを有するスカラロボット
    において、 前記第1アームと第2アームとを含む駆動系の駆動源と
    して設けられたステッピングモータと、 該駆動系に設けられた位置検出センサと、 該ステッピングモータを通常運転時よりも低トルクで稼
    働させるための装置と、 前記ステッピングモータへの要求駆動量と前記位置検出
    センサからの信号とに基づいて適正な駆動が行われたか
    否かを判断する装置と、 を備えたことを特徴とするスカラロボット。
  2. 【請求項2】 前記低トルクで稼働させるための装置の
    動作範囲を設定可能である、 請求項1に記載のスカラロボット
  3. 【請求項3】 前記判断する装置の判断結果を告知する
    装置を更に設けた、 請求項1又は2に記載のスカラロボット
JP10296225A 1998-07-29 1998-10-05 スカラロボット Pending JP2000108065A (ja)

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US09/353,730 US6212968B1 (en) 1998-07-29 1999-07-14 SCARA robot
DE19934973A DE19934973B4 (de) 1998-07-29 1999-07-26 SCARA-Roboter
TW089212852U TW454612U (en) 1998-07-29 1999-07-28 Selective compliance assembly robot arm (SCARA) robot

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102016001967A1 (de) 2015-02-26 2016-09-01 Fanuc Corporation Robotersteuervorrichtung zum automatischen Wechseln eines Betriebsbegrenzungsmodus eines Roboters

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