JP2000042955A - スカラロボット - Google Patents
スカラロボットInfo
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Abstract
回避できるスカラロボットを提供する。 【解決手段】 駆動系にステッピングモータ12、2
2、32、42を採用し、ここにエンコーダ13、2
3、33、43を設け、実働パルス数をカントしてCP
U1にフィードバックする。脱調等により要求ステップ
数と一致しない場合、動作を停止し、その旨の表示を行
う。
Description
に関する。
あって、基台に指示される第1アームと該第1アームに
支持される第2アームとを備え、該第2アームの先端に
R軸を有して作業を行わせるようになっている。上記3
軸に加えてZ軸を設け昇降可能とした構成のものもあ
り、合計で3軸又は4軸とするのが普通である。このよ
うなスカラロボットにおいて、各軸の駆動源とし、従来
はACサーボモータを用いていた。
ータはロボットの動作範囲に障害物や人が介在しても、
設定条件範囲で動作しようとするため、障害物や人に力
的な損害を及ぼす危険があり、またロボット自身が損傷
する危険もあった。そのため、従来はロボットの可動範
囲への立ち入りの禁止などを行う必要があった。本発明
は上記従来技術の欠点を改善することを目的とする。
に、本発明は、基台と該基台に設けられた第1アームと
該第1アームの先端に設けられた第2アームと該第2ア
ームの先端に設けられたR軸とを有するスカラロボット
において、前記第1アームと第2アームとを含む駆動系
の駆動源として設けられたステッピングモータと、該駆
動系に設けられた位置検出センサと、前記ステッピング
モータへの要求駆動量と前記位置検出センサからの信号
とに基づいて適正な駆動が行われたか否かを判断する装
置と、を備えたことを特徴とする。ステッピングモータ
はサーボモータ等とは異なり、障害物等があった場合、
要求動作を実行できず、いわゆる脱調と呼ばれる不適正
な動作となる。この脱調を位置検出センサの出力と要求
駆動量を比較することにより判断する構成を採用してい
る。上記構成により、障害物等があった場合に損傷など
の事故を抑制できる。また、脱調が生じたことを判断で
きるため、例えば該判断に基づいて駆動系を停止させる
ことなども可能である。またその旨の告知をユーザに行
うことなども可能である。
基づいて説明する。図1は機械的な構成を示す斜視図、
図2は機能ブロック図である。本体60は上下方向昇降
可能に装着された昇降基台53を有し、この本体60と
昇降基台53とで基台を形成している。該昇降基台53
に第1アーム50が回動可能に装着され、この第1アー
ム50の先端に第2アーム51が回動可能に装着されて
いる。第2アーム51の先端に更にR軸52が装着さ
れ、具体的な作業を行うようになっている。自在ケーシ
ング61は本体60から昇降基台53へ延びるケーブル
類を格納するためのものである。
モータ42が格納され、所定の機構により昇降基台53
の昇降を行わせるようになっている。また、基台側の昇
降基台53には第1アームステッピングモータ12が格
納され、減速機15を介して第1アーム50を回動駆動
するように構成されている。また昇降基台53には第2
アームステッピングモータ22とR軸ステッピングモー
タ32も格納されており、第2アームステッピングモー
タ22は駆動ベルト等の所定の動力伝達機構を介して第
2アーム51を回動させるようになっている。また、R
軸ステッピングモータ32は駆動ベルト等を介してR軸
52を回転させるように構成されている。
は、図2に示すようにCPU1を備え、このCPU1に
より種々の制御が行われるようになっている。CPU1
はRAM2、ROM3、或いはメモリカード4、更には
操作装置(図示せず)からの情報や指令に応じて制御を
行うようになっている。
アーム駆動機構20、R軸駆動機構30、Z軸駆動機構
40の駆動系を制御するようになっており、各駆動系は
同一の構成を有している。第1アーム駆動機構10にお
いて、モータ駆動制御装置11はCPU1からの指令を
受けて第1アームステッピングモータ12を駆動し、第
1アーム50を所定量移動するようになっている。該第
1アームステッピングモータ12の移動量はエンコーダ
13により検出され、CPU1にフィードバックされる
ように構成されている。初期セットセンサ14は第1ア
ームステッピングモータ12を初期位置にセットされた
か否かを検出するためのものである。
動制御装置21と第2アームステッピングモータ22と
エンコーダ23及び初期セットセンサ24を備えてい
る。またR軸駆動機構30も同様にモータ駆動制御装置
31とR軸ステッピングモータ32とエンコーダ33及
び初期セットセンサ34を備えている。更にZ軸駆動機
構40も同様にモータ駆動制御装置41とZ軸ステッピ
ングモータ42とエンコーダ43及び初期セットセンサ
44を備えている。
ングモータ12、22、32、42に出力した要求ステ
ップ量とエンコーダ13、23、33、43からフィー
ドバックされた実働パルス数を比較して、その一致不一
致を判断する。不一致の場合、脱調が生じていると判断
し、CPU1に信号を送るように構成されている。CP
U1では脱調の判断信号に基づいて、停止装置6を稼働
させ、ステッピングモータ12、22、32、42への
励磁を停止してロボットの稼働を停止させるようになっ
ている。同時に表示装置7にその旨の表示を行い、ユー
ザに知らせるように構成されている。表示に代えてブザ
ーなどの音声による告知でも良いし、表示と音声を併用
しても良い。
ピングモータを初期設定し(ステップS21)、作業者
により移動点のティーチングを実行する(ステップS2
2)。そして、運転スタートを指示する(ステップS2
3)。CPU1はステッピングモータへの要求移動ステ
ップ量を計算し、第1アームステッピングモータ12、
第2アームステッピングモータ22、R軸ステッピング
モータ32、Z軸ステッピングモータ42等へ指令を出
力する(ステップS24)。該指令に応じて各ステッピ
ングモータ12、22、32、42は駆動し(ステップ
S25)、この駆動に応じてエンコーダ13、23、3
3、43において実働パルス数が計数され、CPU1に
フィードバックされる(ステップS26)。CPU1に
おいて、要求移動量ステップと実働パルス数が比較され
(ステップS27)、一致していなければエラー処理を
実行し、ステッピングモータへの励磁を停止する(ステ
ップS28)。同時に、その旨の表示を行う(ステップ
S29)。一致していれば次の移動点を指定し(ステッ
プS30)、最終点になるまで上記動作を繰り返す(ス
テップS31)。
調があっても、ステップS27で検出され、ステップS
28でエラー処理が行われ、ロボットの停止がなされ、
その旨の表示が行われるから、危険を防止でき、また誤
動作を防止できる。また、操作者も適切な対処が可能に
なる。
ットによれば、障害物や人が可動範囲に介在した場合の
危険を抑制でき、その際の誤動作を防止できる効果があ
る。
ト図。
ド、5:エラー判断装置、6:停止装置、7:表示装
置、10:第1アーム駆動機構、11:モータ駆動制御
装置、12:第1アームステッピングモータ、13:エ
ンコーダ、14:初期セットセンサ、15:減速機、2
0:第2アーム駆動機構、21:モータ駆動制御装置、
22:第2アームステッピングモータ、23:エンコー
ダ、24:初期セットセンサ、30:R軸駆動機構、3
1:モータ駆動制御装置、32:R軸ステッピングモー
タ、33:エンコーダ、34:初期セットセンサ、4
0:Z軸駆動機構、41:モータ駆動制御装置、42:
Z軸ステッピングモータ、43:エンコーダ、44:初
期セットセンサ、50:第1アーム、51:第2アー
ム、52:R軸、53:昇降基台、60:本体、61:
自在ケーシング。
Claims (3)
- 【請求項1】 基台と該基台に設けられた第1アームと
該第1アームの先端に設けられた第2アームと該第2ア
ームの先端に設けられたR軸とを有するスカラロボット
において、 前記第1アームと第2アームとを含む駆動系の駆動源と
して設けられたステッピングモータと、 該駆動系に設けられた位置検出センサと、 前記ステッピングモータへの要求駆動量と前記位置検出
センサからの信号とに基づいて適正な駆動が行われたか
否かを判断する装置と、 を備えたことを特徴とするスカラロボット。 - 【請求項2】 前記判断する装置が適正な駆動が行われ
なかったと判断した時、駆動系を停止させる装置を更に
設けた、 請求項1に記載のスカラロボット - 【請求項3】 前記判断する装置が適正な駆動が行われ
なかったと判断した時、その旨の告知を行う装置を更に
設けた、 請求項1又は2に記載のスカラロボット
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10228619A JP2000042955A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | スカラロボット |
US09/353,730 US6212968B1 (en) | 1998-07-29 | 1999-07-14 | SCARA robot |
DE19934973A DE19934973B4 (de) | 1998-07-29 | 1999-07-26 | SCARA-Roboter |
TW089212852U TW454612U (en) | 1998-07-29 | 1999-07-28 | Selective compliance assembly robot arm (SCARA) robot |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10228619A JP2000042955A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | スカラロボット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000042955A true JP2000042955A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16879191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10228619A Pending JP2000042955A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | スカラロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000042955A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016208431A1 (ja) * | 2015-06-22 | 2016-12-29 | ライフロボティクス株式会社 | ロボット装置 |
-
1998
- 1998-07-29 JP JP10228619A patent/JP2000042955A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016208431A1 (ja) * | 2015-06-22 | 2016-12-29 | ライフロボティクス株式会社 | ロボット装置 |
JP2017007034A (ja) * | 2015-06-22 | 2017-01-12 | ライフロボティクス株式会社 | ロボット装置 |
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A521 | Written amendment |
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