JP3230121U - 半導体装置、リードフレーム及び電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】実装したときに特定の外部端子が著しく高温になることを防ぐことが可能となる半導体装置を提供する。【解決手段】半導体装置は、複数の外部端子T1〜T4が設けられた半導体装置であって、ダイパッド12a〜12d、第1アウターリード14a、14b、及び、第1インナーリード16a、16bを有する第1リード部10a、10bと、チップch1〜ch4と、第2アウターリード22a、22b、及び、第2インナーリード24a、24bを有する第2リード部20a、20bと、樹脂とを備え、第1インナーリード16a、16b、第2インナーリード24a、24b及びダイパッド12a〜12dのうちの少なくともいずれかには、チップch1〜ch4から所定の外部端子T1、T4へ伝導する熱伝導量を制限し、複数の外部端子T1〜T4の各端子温度を均等化する端子温度均等化構造が形成されていることを特徴とする。【選択図】図2
Description
本発明は、半導体装置、リードフレーム及び電源装置に関する。
従来、複数の外部端子を備える半導体装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図22は、従来の半導体装置900を示す平面図である。
従来の半導体装置900は、図22に示すように、複数の外部端子T1〜T4を備え、2つの第1リード部910a,910bと、ダイパッドと対向する面とは反対側の面にそれぞれ表面電極が形成されたチップch1〜ch4と、2つの第2リード部920a、920bと、樹脂940とを備えるブリッジダイオードである。
従来の半導体装置900は、図22に示すように、複数の外部端子T1〜T4を備え、2つの第1リード部910a,910bと、ダイパッドと対向する面とは反対側の面にそれぞれ表面電極が形成されたチップch1〜ch4と、2つの第2リード部920a、920bと、樹脂940とを備えるブリッジダイオードである。
第1リード部910aは、ダイパッド912a、912c、外部端子T1を構成する第1アウターリード914a、及び、ダイパッド912a、912cと第1アウターリード914aとを接続する第1インナーリード916aを有し、第1リード部910bは、ダイパッド912b、912d、外部端子T4を構成する第1アウターリード914b、及び、ダイパッド912b、912dと第1アウターリード914bとを接続する第1インナーリード916bを有する。
第2リード部920aは、外部端子T2を構成する第2アウターリード922a、及び、チップch1、ch2の表面電極とクリップリード930aを介して接続されている第2インナーリード924aを有し、第2リード部920bは、外部端子T3を構成する第2アウターリード922b、及び、チップch3、ch4の表面電極とクリップリード930bを介して接続されている第2インナーリード924bを有する。
樹脂940は、ダイパッド912a,912b,912c,912d、第1インナーリード916a,916b、チップch1〜ch4及び第2インナーリード924a,924bを封止する。
第2リード部920aは、外部端子T2を構成する第2アウターリード922a、及び、チップch1、ch2の表面電極とクリップリード930aを介して接続されている第2インナーリード924aを有し、第2リード部920bは、外部端子T3を構成する第2アウターリード922b、及び、チップch3、ch4の表面電極とクリップリード930bを介して接続されている第2インナーリード924bを有する。
樹脂940は、ダイパッド912a,912b,912c,912d、第1インナーリード916a,916b、チップch1〜ch4及び第2インナーリード924a,924bを封止する。
ところで、近年、大電流を使用した電子機器の普及に伴い、定格電流の大きい半導体素子(チップ)を使用した半導体装置が求められている。このような定格電流の大きい半導体素子を使用した半導体装置においては、リードフレーム(第1リード部及び第2リード部)の断面積を大きくして大電流を導通可能とすることが考えられる(以下、背景技術に係る半導体装置という。図6参照。)。
背景技術に係る半導体装置によれば、リードフレームの断面積が大きいため、チップで発生する熱を外部端子に伝達しやすく、チップのジャンクション温度が低下しやすくなる。
しかしながら、背景技術に係る半導体装置においては、チップから発生する熱の各外部端子への熱伝導量に偏りが生じやすくなるため、特定の外部端子が高温になりやすく(図7の破線の外部端子T1,T4参照。)、当該外部端子と基板との接続部分に不具合が生じるおそれがある、という問題がある。
そこで、本発明は上記した問題を解決するためになされたものであり、実装したときに特定の外部端子が著しく高温になることを防ぐことが可能な半導体装置、リードフレーム及び電源装置を提供することを目的とする。
[1]本発明の半導体装置は、複数の外部端子が設けられた半導体装置であって、ダイパッド、前記外部端子を構成する第1アウターリード、及び、前記ダイパッドと前記第1アウターリードとを接続する第1インナーリードを有する第1リード部と、前記ダイパッドに搭載され、前記ダイパッド側とは反対側の面に表面電極が形成されたチップと、前記外部端子を構成する第2アウターリード、及び、前記表面電極とクリップリードを介して接続されている第2インナーリードを有する第2リード部と、前記ダイパッド、前記第1インナーリード、前記チップ及び前記第2インナーリードを封止する樹脂とを備え、前記樹脂と隣り合う位置に放熱フィンを取り付け可能な半導体装置であって、前記第1インナーリード、及び、前記第2インナーリードのうちの少なくともいずれかには、前記チップから所定の前記外部端子へ伝導する熱伝導量を制限し、複数の前記外部端子の各端子温度を均等化する端子温度均等化構造が形成されていることを特徴とする。
[2]本発明の半導体装置において、前記端子温度均等化構造は、前記第1インナーリード及び前記第2インナーリードのうちの少なくとも一方に切り欠き又は穴が設けられた構造を有することが好ましい。
[3]本発明の半導体装置において、前記切り欠き又は穴は、前記第1インナーリード又は前記第2インナーリードを流れる電流経路を迂回させる位置に設けられていることが好ましい。
[4]本発明の半導体装置において、前記切り欠き又は穴は、前記第1インナーリード又は前記第2インナーリードを流れる電流経路がクランク状になる位置に設けられていることが好ましい。
[5]本発明の半導体装置において、前記クリップリードの厚さは、前記第1リード部及び前記第2リード部のどちらよりも薄いことが好ましい。
[6]本発明の半導体装置において、前記外部端子が1つの前記チップと接続されている場合には、当該外部端子と当該外部端子に接続されている前記チップとの間の熱抵抗を、チップと外部端子との間の熱抵抗θとし、前記外部端子が2以上の前記チップと接続されている場合には、当該外部端子と当該外部端子に接続されている前記各チップとの間の熱抵抗の総和を、チップと外部端子との間の熱抵抗θとしたときに、前記各外部端子の、前記チップと外部端子との間の前記熱抵抗θはそれぞれ等しいことが好ましい。
[7]本発明の半導体装置において、断面から見て前記ダイパッドが前記第1インナーリードよりも前記放熱フィンを取り付ける側に位置するように設けられた凹部を有することが好ましい。
[8]本発明の半導体装置において、前記半導体装置は、ブリッジダイオードであることが好ましい。
[9]本発明の半導体装置において、4つの前記外部端子が並列に配置された半導体装置であって、前記チップとして、4つのチップを備え、前記第1リード部として、前記ダイパッドを2つ有する第1リード部を2つ備え、2つの前記第1リード部は、前記第1インナーリード及び前記ダイパッドでU字状に構成された部分をそれぞれ有し、当該U字状に構成された部分が互い違いに組み合わされ、かつ、各ダイパッドが所定の方向に沿って一列になるように配置されており、前記2つの第1リード部の前記第1インナーリードにはいずれも、前記切り欠き又は前記穴が設けられていることが好ましい。
[10]本発明の半導体装置において、3つの前記外部端子が並列に配置された半導体装置であって、前記チップとして、2つのチップを備え、前記第1リード部として、前記ダイパッドを1つ有する第1リード部を2つ備え、前記第2リード部として、1つの前記第2リード部を備え、前記2つの第1リード部の前記第1インナーリード、及び、前記第2リード部の前記第2インナーリードにはいずれも、前記切り欠き又は前記穴が設けられていることが好ましい。
[11]本発明の半導体装置において、5つの前記外部端子を備える半導体装置であって、前記チップとして、6つのチップを備え、前記第1リード部として、前記ダイパッドが2つ形成された第1リード部を3つ備え、前記第2リード部として、第2リード部を2つ備え、前記各第2インナーリードは、前記クリップリードを介して、前記各第1リード部に載置された2つの前記チップのうちのいずれかと接続されており、前記3つの第1リード部の前記第1インナーリード、及び、2つの前記第2リード部の前記第2インナーリードにはいずれも、前記切り欠き又は前記穴が設けられていることが好ましい。
[12]本発明のリードフレームは、上記[1]〜[11]のいずれかに記載の半導体装置に用いられる第1リード部及び第2リード部で構成されることを特徴とする。
[13]本発明の電源装置は、上記[1]〜[11]のいずれかに記載の半導体装置を備えることを特徴とする。
本発明の半導体装置、リードフレーム及び電源装置によれば、第1インナーリード、及び、第2インナーリードのうちの少なくともいずれかには、チップから所定の外部端子へ伝導する熱伝導量を制限し、複数の外部端子の各端子温度を均等化する端子温度均等化構造が形成されているため、チップから発生する熱の各外部端子への熱伝導量に偏りが生じることを防ぐことができ、特定の外部端子が高温になることを防ぐことができる。その結果、半導体装置を基板に実装したときに、特定の外部端子と基板との接続部分に不具合が生じることを防ぐことができる。
以下、本発明の半導体装置、クリップリード及び電源装置について、図に示す実施形態に基づいて説明する。なお、各図面は模式図であり、必ずしも実際の寸法を厳密に反映したものではない。
[実施形態1]
1.実施形態1に係る半導体装置1及びリードフレームLF1の構成
図1は、実施形態1における半導体装置1を示す図である。図1(a)は半導体装置1の平面図であり、図1(b)は図1(a)の側断面図であり、図1(c)は半導体装置1に放熱フィン200を取り付けた状態を示す図である。図2は、実施形態1に係るリードフレームLF1を説明するために示す図である。図2(a)はリードフレームLF1の平面図であり、図2(b)はリードフレームLF1の側面図である。図3は、実施形態1におけるクリップリード30を説明するために示す図である。図3(a)はクリップリード30の正面図であり、図3(b)のクリップリード30の側面図である。図4は、実施形態1に係る半導体装置1を用いた電源装置(電力変換回路)を示す図である。図4(a)は半導体装置1を用いた電源装置(電力変換回路)の等価回路を示す図であり、図4(b)は半導体装置1のリードフレームLF1を示す図である。図5は、実施形態1に係る半導体装置1における熱抵抗を説明するために示す図である。図5(a)は半導体装置1の熱抵抗を説明するために示す断面図であり、図5(b)はチップから外部端子T1,T3までの熱抵抗を説明するために示す図である。
1.実施形態1に係る半導体装置1及びリードフレームLF1の構成
図1は、実施形態1における半導体装置1を示す図である。図1(a)は半導体装置1の平面図であり、図1(b)は図1(a)の側断面図であり、図1(c)は半導体装置1に放熱フィン200を取り付けた状態を示す図である。図2は、実施形態1に係るリードフレームLF1を説明するために示す図である。図2(a)はリードフレームLF1の平面図であり、図2(b)はリードフレームLF1の側面図である。図3は、実施形態1におけるクリップリード30を説明するために示す図である。図3(a)はクリップリード30の正面図であり、図3(b)のクリップリード30の側面図である。図4は、実施形態1に係る半導体装置1を用いた電源装置(電力変換回路)を示す図である。図4(a)は半導体装置1を用いた電源装置(電力変換回路)の等価回路を示す図であり、図4(b)は半導体装置1のリードフレームLF1を示す図である。図5は、実施形態1に係る半導体装置1における熱抵抗を説明するために示す図である。図5(a)は半導体装置1の熱抵抗を説明するために示す断面図であり、図5(b)はチップから外部端子T1,T3までの熱抵抗を説明するために示す図である。
実施形態1に係る半導体装置1は、図1及び図2に示すように、4つの外部端子T1〜T4が所定の間隔で並列に配置されたブリッジダイオードである。実施形態1に係る半導体装置1は、第1リード部10a,10bと、4つのチップch1、ch2、ch3、ch4と、第2リード部20a,20bと、クリップリード30a,30bと、樹脂40と、端子温度均等化構造としての切り欠き52a,52bとを備える。なお、第1リード部10a、10bと、第2リード部20a、20bとでリードフレームLF1を構成する(図2参照。)。
実施形態1に係る半導体装置1は、図4(a)に示すような、実施形態1に係る電源装置(電力変換回路)に適用される。実施形態1に係る半導体装置1は、図4(a)及び図4(b)に示すように、外部端子T2,T3が交流電源と接続されており、外部端子T1が+端子となり、外部端子T4が−端子となる。外部端子T2が交流の+となるときには、負荷から外部端子T4−チップch4−外部端子T3−交流電源―外部端子T2−チップch1−外部端子T1の経路で電流が流れる(図4の一点鎖線矢印参照。)。また、外部端子T2が交流の−端子となるときには、負荷から外部端子T4−チップch2−外部端子T2−交流電源―外部端子T3−チップch3−外部端子T1の経路で電流が流れる(図4の実線矢印参照。)。
このため、第1リード部10aに載置されているチップch1、ch3が同時にオンすることはなく、第1リード部10bに載置されているチップch2、ch4が同時にオンすることもない。すなわち、1つの第1リード部に載置されている複数のチップが同時にオンされることはない。
このため、第1リード部10aに載置されているチップch1、ch3が同時にオンすることはなく、第1リード部10bに載置されているチップch2、ch4が同時にオンすることもない。すなわち、1つの第1リード部に載置されている複数のチップが同時にオンされることはない。
半導体装置1においては、図1に示すように、中央部に放熱フィン200を取り付けるための取付穴42が設けられており、正面側(図1(a)の紙面手前側)からチップch2とch3との間を貫通して背面側(図1の紙面奥側)に向かって貫通している(図1(c)参照。)。これにより、取付穴42を通して放熱フィン200を半導体装置1に取り付けることができる。
第1リード部10aは、図2に示すように、ダイパッド12a,12c、外部端子T1を構成する第1アウターリード14a、及び、ダイパッド12a、12cと第1アウターリード14aとを接続する第1インナーリード16aを有する。第1アウターリード14a及びダイパッド12aとは略同一直線上に配置されており、ダイパッド12aとダイパッド12cとは、第1アウターリード14a及びダイパッド12aが配置される直線とは垂直な方向に所定の間隔をあけて配置されている。
第1インナーリード16aは、第1アウターリード14aとダイパッド12aとを直線的に接続するとともに、中途から枝分かれしてそこから鉤状に折れ曲がってダイパッド12cと接続されている。第1インナーリード16aにおいて、ダイパッド12a、第1インナーリード16a及びダイパッド12cとでU字状に構成された部分を形成している。
第1インナーリード16aにおいて、ダイパッド12aと第1アウターリード14aとの間に端子温度均等化構造としての切り欠き52aが形成されており、チップch1から流れる電流は、チップch1の右下側で接続されている第1インナーリード16aを通過して下に向かって流れ、中途でクランク状に折れ曲がって下側の第1アウターリード14aに向かって流れる(図2の矢印参照。)。
すなわち、切り欠き52bは、第1インナーリード16aを流れる電流経路を迂回させる位置、かつ、第1インナーリード16aを流れる電流経路がクランク状に折れ曲がる位置に設けられている。端子温度均等化構造についての詳細は後述する。
すなわち、切り欠き52bは、第1インナーリード16aを流れる電流経路を迂回させる位置、かつ、第1インナーリード16aを流れる電流経路がクランク状に折れ曲がる位置に設けられている。端子温度均等化構造についての詳細は後述する。
第1リード部10bは、図2に示すように、ダイパッド12b,12d、外部端子T4を構成する第1アウターリード14b、及び、ダイパッド12b、12dと第1アウターリード14bとを接続する第1インナーリード16bを有する。第1アウターリード14b及びダイパッド12dとは略同一直線上に配置されており、ダイパッド12bとダイパッド12dとは、第1アウターリード14b及びダイパッド12dが配置される直線とは垂直な方向に所定の間隔をあけて配置されている。
第1インナーリード16bは、第1アウターリード14bとダイパッド12dとを直線的に接続するとともに、そこからダイパッド12bと接続されている。すなわち、第1リード部10bは鉤爪状に構成されている。第1インナーリード16aにおいて、ダイパッド12b、第1インナーリード16b及びダイパッド12dとでU字状に構成された部分を形成している。
第1インナーリード16bにおいて、ダイパッド12dと第1アウターリード14bとの間に端子温度均等化構造としての切り欠き52bが形成されており、チップch4から流れる電流は、チップch4の左下側で接続されている第1インナーリード16bを通過して下に向かって流れ、中途でクランク状に折れ曲がって下側の第1アウターリード14bに向かって流れる(図2の矢印参照。)。
すなわち、切り欠き52bは、第1インナーリード16bを流れる電流経路を迂回させる位置に設けられており、かつ、第1インナーリード16bがクランク状に折れ曲がる位置に設けられている。
すなわち、切り欠き52bは、第1インナーリード16bを流れる電流経路を迂回させる位置に設けられており、かつ、第1インナーリード16bがクランク状に折れ曲がる位置に設けられている。
チップch1〜ch4は、ダイパッド12a〜12dにそれぞれ搭載され、ダイパッド側及び、ダイパッド側とは反対側にそれぞれ表面電極(アノード電極及びカソード電極)が形成されているダイオードである。各チップが所定の間隔で配置されているのは、特定の箇所や特定の外部端子が高温になることを防ぐことができるからである。
第2リード部20aは、図1に示すように、外部端子T2を構成する第2アウターリード22a、及び、チップch1、ch2の表面電極とクリップリード30aを介して接続されている第2インナーリード24aを有する。
第2リード部20bは、外部端子T3を構成する第2アウターリード22b、及び、チップch3、ch4の表面電極とクリップリード30bを介して接続されている第2インナーリード24bを有する。
第2リード部20bは、外部端子T3を構成する第2アウターリード22b、及び、チップch3、ch4の表面電極とクリップリード30bを介して接続されている第2インナーリード24bを有する。
クリップリード30a、30bは、金属製の平板を折り曲げてなる。クリップリード30a、30bは、図3に示すように、チップと接合するチップ接合面32,34と、第2インナーリードと接続するインナーリード接続部36とを有する。クリップリード30a、30bの厚さは、第1リード部10a,10b及び第2リード部20a,20bのいずれよりも薄い。
樹脂40は、ダイパッド12a〜12d、第1インナーリード16a,16b、チップch1〜ch4及び第2インナーリード24a,24b、クリップリード30a、30bを封止する。樹脂は適宜の樹脂を用いることができる。
端子温度均等化構造について、詳細に説明する。
端子温度均等化構造は、第1インナーリード16a、16bに切り欠き52a、52bを有し、チップから所定の外部端子(外部端子T1,T4)へ伝導する熱伝導量を制限し、外部端子T1〜T4の各端子温度を均等化する。
端子温度均等化構造は、第1インナーリード16a、16bに切り欠き52a、52bを有し、チップから所定の外部端子(外部端子T1,T4)へ伝導する熱伝導量を制限し、外部端子T1〜T4の各端子温度を均等化する。
図5(a)に示すように、各チップから発生する熱は、大きく3つのルートで外部に放出される。1つめのルートは、ダイパッド12、樹脂40(樹脂及び放熱フィン取付用のねじ)を介して放熱フィン200へ伝達されるルートであり、2つめのルートは、ダイパッド12及び第1インナーリード16を介して第1アウターリード14へ伝達されるルートであり、3つめのルートは、表面電極からクリップリード30を介して第2アウターリード22へ伝達されるルートである。
ここで、チップchから発する熱の多くが放熱フィン200に伝達され、放熱フィン200から熱QFが外部へ放出される。しかし、定格電流の大きい半導体素子(チップ)を使用した場合には、大電流を導通するために第1リード部10及び第2リード部20の断面積を大きくする必要があり、熱が外部端子(アウターリード)に伝達しやすくなる。特に、チップchが搭載されている第1リード部10の第1アウターリード14は熱伝達量が大きくなり、高温になりやすくなる。このため、端子温度均等化構造は、第1アウターリード14に向かう第1インナーリード16の熱抵抗θjiや第2アウターリード22に向かう第2インナーリード24の熱抵抗θjiやクリップリード30の熱抵抗θjcを大きくしてチップchから外部端子に熱QLが伝達することを制限し、その分の熱を放熱フィンに伝達して外部に放出することを促している。
次に、各外部端との端子温度について説明する。
実施形態1においては、端子温度均等化構造は、第1リード部10a、10bにそれぞれ2つのチップが搭載されることで、高温になりやすい第1アウターリード14a、14b(外部端子T1,T4)に接続される第1インナーリード16a、16bに切り欠き52a、52bを形成して熱抵抗θjiを大きくして外部端子T1,T4へ伝導する熱伝導量を制限する。これにより、第1アウターリード14a、14b(外部端子T1,T4)に伝達される熱伝導量を小さくし、他の外部端子T2,T3(第2アウターリード22a、22b)に伝達される熱伝導量とバランスをとることができる。その結果、各外部端子T1〜T4の各端子温度を均等化することができる。
実施形態1においては、端子温度均等化構造は、第1リード部10a、10bにそれぞれ2つのチップが搭載されることで、高温になりやすい第1アウターリード14a、14b(外部端子T1,T4)に接続される第1インナーリード16a、16bに切り欠き52a、52bを形成して熱抵抗θjiを大きくして外部端子T1,T4へ伝導する熱伝導量を制限する。これにより、第1アウターリード14a、14b(外部端子T1,T4)に伝達される熱伝導量を小さくし、他の外部端子T2,T3(第2アウターリード22a、22b)に伝達される熱伝導量とバランスをとることができる。その結果、各外部端子T1〜T4の各端子温度を均等化することができる。
このとき、外部端子が2以上のチップと接続されている場合には、当該外部端子と当該外部端子に接続されている各チップとの間の熱抵抗の総和を、「チップと外部端子との間の熱抵抗θ」とすると、各外部端子の「チップと外部端子との間の熱抵抗θ」はそれぞれ等しくなる。各外部端子の「チップと外部端子との間の熱抵抗θ」は以下のようになる。
外部端子T1は、図5(b)に示すように、チップch1及びch3から第1インナーリード16aを介して接続されているため、外部端子T1における「チップと外部端子との間の熱抵抗θ」は、チップch1から第1アウターリード14aまでの第1インナーリード16aの熱抵抗θji1-1と、チップch3から第1アウターリード14aまでの第1インナーリード16aの熱抵抗θji1-3との総和である。
外部端子T2は、クリップリード30a及び第2インナーリード24aを介してチップch1及びch2と接続されている。従って、外部端子T2における「チップと外部端子との間の熱抵抗θ」は、ch1から発生する熱が外部端子T2に伝達するまでの熱抵抗、及びch2から発生する熱が外部端子T2に伝達するまでの熱抵抗の総和となる。
ch1から発生する熱が外部端子T2に伝達するまでの熱抵抗は、クリップリード30aの熱抵抗θjc1−1、及び、第2インナーリードの熱抵抗θji2−1の総和であり、ch2から発生する熱が外部端子T2に伝達するまでの熱抵抗は、クリップリード30aの熱抵抗θjc1−2、及び、第2インナーリードの熱抵抗θji2−2の総和である。
ch1から発生する熱が外部端子T2に伝達するまでの熱抵抗は、クリップリード30aの熱抵抗θjc1−1、及び、第2インナーリードの熱抵抗θji2−1の総和であり、ch2から発生する熱が外部端子T2に伝達するまでの熱抵抗は、クリップリード30aの熱抵抗θjc1−2、及び、第2インナーリードの熱抵抗θji2−2の総和である。
外部端子T3は、図5(b)に示すように、クリップリード30b及び第2インナーリード24bを介してチップch3及びch4と接続されている。従って、外部端子T3における「チップと外部端子との間の熱抵抗θ」は、ch3から発生する熱が外部端子T3に伝達するまでの熱抵抗、及びch4から発生する熱が外部端子T3に伝達するまでの熱抵抗の総和となる。
ch3から発生する熱が外部端子T3に伝達するまでの熱抵抗は、クリップリード30bの熱抵抗θjc2−3、及び、第2インナーリードの熱抵抗θji2−3の総和であり、ch4から発生する熱が外部端子T3に伝達するまでの熱抵抗は、クリップリード30aの熱抵抗θjc2−4、及び、第2インナーリードの熱抵抗θji2−4の総和である。
ch3から発生する熱が外部端子T3に伝達するまでの熱抵抗は、クリップリード30bの熱抵抗θjc2−3、及び、第2インナーリードの熱抵抗θji2−3の総和であり、ch4から発生する熱が外部端子T3に伝達するまでの熱抵抗は、クリップリード30aの熱抵抗θjc2−4、及び、第2インナーリードの熱抵抗θji2−4の総和である。
外部端子T4は、チップch2及びch4から第1インナーリード16bを介して接続されているため、外部端子T4における「チップと外部端子との間の熱抵抗θ」は、チップch2から第1アウターリード14bまでの第1インナーリード16bの熱抵抗θji1-2と、チップch4から第1アウターリード14bまでの第1インナーリード16bの熱抵抗θji1-4との総和である。
2.試験例
<試験例1>
図6は、背景技術に係る半導体装置のリードフレームLF2を示す図である。図6(a)はリードフレームLF2の正面図であり、図6(b)はリードフレームLF2の側面図である。図7は、比較例及び実施例に係る半導体装置の端子温度を示すグラフである。
<試験例1>
図6は、背景技術に係る半導体装置のリードフレームLF2を示す図である。図6(a)はリードフレームLF2の正面図であり、図6(b)はリードフレームLF2の側面図である。図7は、比較例及び実施例に係る半導体装置の端子温度を示すグラフである。
試験例1は、「本発明の半導体装置は、実装したときに特定の外部端子が著しく高温になることを防ぐことが可能であること」を示す試験例である。
(1)比較例及び実施例
比較例に係る半導体装置は、第1インナーリードに端子温度均等化構造としての切り欠きが形成されていない点以外の点については実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有する半導体装置である(図6参照。)。
実施例に係る半導体装置は、実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有する半導体装置である。
(1)比較例及び実施例
比較例に係る半導体装置は、第1インナーリードに端子温度均等化構造としての切り欠きが形成されていない点以外の点については実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有する半導体装置である(図6参照。)。
実施例に係る半導体装置は、実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有する半導体装置である。
(2)シミュレーション方法
比較例及び実施例のそれぞれについて、シミュレーションで熱解析を行い各外部端子の端子温度を得た。
比較例及び実施例のそれぞれについて、シミュレーションで熱解析を行い各外部端子の端子温度を得た。
(3)評価結果
図7に示すように、比較例に係る半導体装置においては、外部端子T2,T3(第2アウターリード)については、端子温度が基準温度(100℃)を下回った。一方、外部端子T1,T4(第1アウターリード)については、端子温度が基準温度(100℃)を上回った(図7破線参照。)。
これに対して、実施例に係る半導体装置においては、すべての外部端子T1,T2,T3,T4について、基準温度を下回った(図7実線参照。)。
図7に示すように、比較例に係る半導体装置においては、外部端子T2,T3(第2アウターリード)については、端子温度が基準温度(100℃)を下回った。一方、外部端子T1,T4(第1アウターリード)については、端子温度が基準温度(100℃)を上回った(図7破線参照。)。
これに対して、実施例に係る半導体装置においては、すべての外部端子T1,T2,T3,T4について、基準温度を下回った(図7実線参照。)。
このことから、比較例に係る半導体装置においては、特定の外部端子T1,T4の端子温度が著しく高温になるため、「実装したときに特定の外部端子が著しく高温になることを防ぐこと」が難しいことがわかった。これに対して、実施例に係る半導体装置においては、すべての外部端子T1〜T4の端子温度が基準温度以下となったため、「実装したときに特定の外部端子が著しく高温になることを防ぐこと」ができることがわかった。
<試験例2>
図8は、比較例及び実施例に係る半導体装置におけるジャンクション温度を示すグラフである。
試験例は、「本発明の半導体装置は、各チップのジャンクション温度が基準温度以下となり、各チップから発生する熱を効率よく放出することができる」ことを示す試験例である。
図8は、比較例及び実施例に係る半導体装置におけるジャンクション温度を示すグラフである。
試験例は、「本発明の半導体装置は、各チップのジャンクション温度が基準温度以下となり、各チップから発生する熱を効率よく放出することができる」ことを示す試験例である。
(1)比較例及び実施例
比較例及び実施例に係る半導体装置はそれぞれ、試験例1で用いた比較例及び実施例に係る半導体装置と同様のものを用いる。
比較例及び実施例に係る半導体装置はそれぞれ、試験例1で用いた比較例及び実施例に係る半導体装置と同様のものを用いる。
(2)シミュレーション方法
比較例及び実施例のそれぞれについて、シミュレーションで熱解析を行い各チップのジャンクション温度を得た。
比較例及び実施例のそれぞれについて、シミュレーションで熱解析を行い各チップのジャンクション温度を得た。
(3)評価結果
図8に示すように、比較例に係る半導体装置においては、すべてのチップについて、ジャンクション温度が基準温度よりも下回った(図8破線参照。)。また、実施例に係る半導体装置においても、すべてのチップについて、ジャンクション温度が基準温度よりも下回り、さらには、すべてのチップについて、比較例に係る半導体装置よりもジャンクション温度が下回った(図8実線参照。)。
図8に示すように、比較例に係る半導体装置においては、すべてのチップについて、ジャンクション温度が基準温度よりも下回った(図8破線参照。)。また、実施例に係る半導体装置においても、すべてのチップについて、ジャンクション温度が基準温度よりも下回り、さらには、すべてのチップについて、比較例に係る半導体装置よりもジャンクション温度が下回った(図8実線参照。)。
このことから、実施例に係る半導体装置においては、すべてのチップについて、ジャンクション温度が基準温度よりも下回り、さらには、比較例に係る半導体装置よりもジャンクション温度が下回っていることから、「本発明の半導体装置は、各チップから発生する熱を効率よく放出することができ、各チップのジャンクション温度を基準温度以下とすることができる」ことがわかった。
3.実施形態1に係る半導体装置1、リードフレームLF1及び電源装置の効果
実施形態1に係る半導体装置1、リードフレームLF1及び電源装置によれば、第1インナーリード16a,16bには、チップch1〜ch4で発生する熱の各外部端子T1〜T4への熱伝導量を均等化する端子温度均等化構造が形成されているため、チップch1〜ch4から発生する熱の各外部端子T1〜T4への熱伝導量に偏りが生じることを防ぐことができ、特定の外部端子(特にT1,T4)が高温になることを防ぐことができる。その結果、半導体装置1を基板に実装したときに、特定の外部端子と基板との接続部分に不具合が生じることを防ぐことができる。
実施形態1に係る半導体装置1、リードフレームLF1及び電源装置によれば、第1インナーリード16a,16bには、チップch1〜ch4で発生する熱の各外部端子T1〜T4への熱伝導量を均等化する端子温度均等化構造が形成されているため、チップch1〜ch4から発生する熱の各外部端子T1〜T4への熱伝導量に偏りが生じることを防ぐことができ、特定の外部端子(特にT1,T4)が高温になることを防ぐことができる。その結果、半導体装置1を基板に実装したときに、特定の外部端子と基板との接続部分に不具合が生じることを防ぐことができる。
また、実施形態1に係る半導体装置1によれば、第1インナーリード16a,16bには、チップch1〜ch4で発生する熱の各外部端子T1〜T4への熱伝導量を均等化する端子温度均等化構造が形成されているため、放熱フィン200を半導体装置1に取り付けたときに、各チップから発生する熱が第1アウターリード14a,14bへ伝達される熱伝導量を小さくするとともに、樹脂40を介して樹脂40と隣り合う位置に取り付けられた放熱フィン200へ伝達される熱伝導量を大きくすることができる。その結果、チップから発生する熱を効率よく外部に放出することができ、各チップのジャンクション温度を基準温度以下とすることができる。
また、実施形態1に係る半導体装置1によれば、端子温度均等化構造は、第1インナーリード16a,16bに切り欠き52a、52bを有するため、チップch1から第1アウターリード14aまでの熱抵抗、及び、チップch3、ch4から第1アウターリード14bまでの熱抵抗を大きくすることができる。従って、各チップから発生する熱が第1アウターリード14a,14bへ伝達される熱伝導量を小さくするとともに、樹脂40を介して樹脂40と隣り合う位置に取り付けられた放熱フィン200へ伝達される熱伝導量を大きくすることができる。その結果、チップから発生する熱を効率よく外部に放出することができ、各チップのジャンクション温度を下げることができる(図8参照。)。
また、実施形態1に係る半導体装置1によれば、端子温度均等化構造は、第1インナーリード16a,16bに切り欠き52a、52bを有するため、チップが複数搭載されて高温になりやすい第1リード部の第1アウターリード14a、14bまでの熱抵抗を大きくすることができる。従って、各外部端子に伝達する熱伝達量を均等に伝達できることから、各外部端子の端子温度を均等化することができる。
また、実施形態1に係る半導体装置1によれば、切り欠き52a、52bは、第1インナーリード16a、16bを流れる電流経路を迂回させる位置に設けられているため、比較的簡単な構成で第1インナーリード16a、16bの熱抵抗を大きくすることができる。従って、各チップから発生する熱が第1アウターリード14a,14bへ伝達される熱伝導量を小さくするとともに、樹脂40を介して樹脂40と隣り合う位置に取り付けられる放熱フィン200へ伝達される熱伝導量を大きくすることができる。その結果、チップから発生する熱を効率よく外部に放出することができ、各チップのジャンクション温度を下げることができる。
また、実施形態1に係る半導体装置によれば、切り欠き52a、52bは、第1インナーリード16a、16bを流れる電流経路がクランク状になる位置に設けられているため、電流経路が長くなり、第1インナーリード16a、16bの熱抵抗がより大きくなる。従って、チップch1〜ch4(特にch1、ch2、ch4)から発生する熱が各外部端子T1,T4に必要以上に伝達されることをより一層防ぐことができる。
また、実施形態1に係る半導体装置によれば、各外部端子T1〜T4の、チップch1〜ch4と外部端子T1〜T4との間の熱抵抗θはそれぞれ等しいため、チップch1〜ch4から発生する熱の各外部端子T1〜T4への熱伝導量に偏りが生じ難くなり、特定の外部端子(特にT1,T4)が高温になることを防ぐことができる。
また、実施形態1に係る半導体装置1によれば、クリップリード30a,30bの厚さは、第1リード部10a,10b及び第2リード部20a,20bのどちらよりも薄いため、チップch1〜ch4から外部端子T2,T3までの熱抵抗が大きくなる。その結果、チップから発生する熱が外部端子T2、T3に伝達され難くなり、外部端子T2,T3の端子温度が高くなることを防ぐことができ、かつ、その分の熱を放熱フィンを介して外部に放出することになるため、チップから発生する熱をより効率的に外部に放出することができる。
また、実施形態1に係る半導体装置1によれば、発熱しやすいコンバータやインバータ等の電源装置に好適なブリッジダイオードとなる。
また、実施形態1に係る半導体装置1によれば、4つの外部端子T1〜T4が並列に配置された半導体装置であって、チップとして、4つのチップch1〜ch4を備え、第1リード部として、ダイパッドをそれぞれ2つ有する2つの第1リード部10a、10bを備え、第1リード部10aは、第1インナーリード16a及びダイパッド12a,12cでU字状に構成された部分を有するとともに、第1リード部10bは、第1インナーリード16b及びダイパッド12b,12dでU字状に構成された部分を有し、当該U字状に構成された部分が互い違いに組み合わされ、かつ、各ダイパッドが所定の方向に沿って一列になるように配置されており、2つの第1リード部10a,10bの第1インナーリード16a,16bにはいずれも、端子温度均等化構造としての切り欠き52a,52bが設けられているため、比較的小型化されたパッケージ内にブリッジダイオードを形成することができ、かつ、チップと外部端子との間が短く、インナーリードの抵抗を小さくして大電流を流すことができ、かつ、端子温度均等化構造としての切り欠きが設けられているため、特定の外部端子が高温になることを防ぐことができる。
[実施形態2]
図9は、実施形態2に係る半導体装置2を示す断面図である。
実施形態2に係る半導体装置2は、基本的には実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有するが、端子温度均等化構造の構成が実施形態1に係る半導体装置1の場合とは異なる。実施形態2に係る半導体装置2において、断面から見てダイパッド12が第1インナーリード16よりも放熱フィン200を取り付ける側に位置するように設けられた凹部54を有する(図9参照。)。
図9は、実施形態2に係る半導体装置2を示す断面図である。
実施形態2に係る半導体装置2は、基本的には実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有するが、端子温度均等化構造の構成が実施形態1に係る半導体装置1の場合とは異なる。実施形態2に係る半導体装置2において、断面から見てダイパッド12が第1インナーリード16よりも放熱フィン200を取り付ける側に位置するように設けられた凹部54を有する(図9参照。)。
このように、実施形態2に係る半導体装置2は、端子温度均等化構造の構成が実施形態1に係る半導体装置の場合とは異なるが、実施形態1に係る半導体装置1の場合と同様に、第1インナーリード16及びダイパッド12には、チップchで発生する熱の各外部端子への熱伝導量を均等化する端子温度均等化構造が形成されているため、チップchから発生する熱の各外部端子への熱伝導量に偏りが生じることを防ぐことができ、特定の外部端子が高温になることを防ぐことができる。その結果、半導体装置を基板に実装したときに、特定の外部端子と基板との接続部分に不具合が生じることを防ぐことができる。
また、実施形態2に係る半導体装置2によれば、放熱フィン200を取り付けたときに、断面から見てダイパッド12が第1インナーリード16よりも放熱フィン200側に位置するように設けられた凹部54を有するため、チップchと放熱フィン200との間の熱抵抗がより小さくなり、チップchで発生した熱をより一層放熱フィン200から放出しやすくなる。
なお、実施形態2に係る半導体装置2は、端子温度均等化構造の構成以外の点においては実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有するため、実施形態1に係る半導体装置1が有する効果のうち該当する効果を有する。
[実施形態3]
図10は、実施形態3に係る半導体装置3を説明するために示す図である。図10(a)は半導体装置3の使用状態を示す図であり、図10(b)は半導体装置3の内部構造を示す図である。図11は、実施形態3に係るリードフレームLF3を説明するために示す図である。
図10は、実施形態3に係る半導体装置3を説明するために示す図である。図10(a)は半導体装置3の使用状態を示す図であり、図10(b)は半導体装置3の内部構造を示す図である。図11は、実施形態3に係るリードフレームLF3を説明するために示す図である。
実施形態3に係る半導体装置3は、基本的には実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有するが、5つの外部端子が配置されている点で実施形態1に係る半導体装置1の場合とは異なる。実施形態4に係る半導体装置4は、5つの外部端子T5〜T9が配置された三相ブリッジダイオードである(図10及び図11参照。)。
実施形態3に係る半導体装置3においては、チップとして、6つのチップch5〜ch10を備え、第1リード部10として、ダイパッドが2つ形成された第1リード部を3つ(第1リード部10c、10d、10e)備え、第2リード部として、第2リード部20d、20eを備え、第2インナーリード24dは、クリップリード30cを介して、第1リード部10cのチップch5、第1リード部10dのチップch6、第1リード部10eのチップch7と接続されており、第2インナーリード24eは、クリップリード30dを介して、第1リード部10cのチップch8、第1リード部10dのチップch9、第1リード部10eのチップch10と接続されており、第1インナーリード16c、16d、16e、及び、第2インナーリード24c,24dにはいずれも、端子温度均等化構造としての切り欠き52c、52d、52e、52f、52gがそれぞれ設けられている。
このとき、各外部端子T5〜T9の「チップと外部端子との間の熱抵抗θ」はそれぞれ等しくなる。
このとき、各外部端子T5〜T9の「チップと外部端子との間の熱抵抗θ」はそれぞれ等しくなる。
このように、実施形態3に係る半導体装置3は、5つの外部端子が配置されている点で実施形態1に係る半導体装置の場合とは異なるが、第1インナーリード16c、16d、16e、及び、第2インナーリード24c,24dには、チップで発生する熱の各外部端子への熱伝導量を均等化する端子温度均等化構造が形成されているため、チップから発生する熱の各外部端子への熱伝導量に偏りが生じることを防ぐことができ、特定の外部端子が高温になることを防ぐことができる。その結果、半導体装置を基板に実装したときに、特定の外部端子と基板との接続部分に不具合が生じることを防ぐことができる。
なお、実施形態3に係る半導体装置3は、5つの外部端子が配置されている点以外の点においては実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有するため、実施形態1に係る半導体装置1が有する効果のうち該当する効果を有する。
[実施形態4]
図12は、実施形態4に係る半導体装置4を説明するために示す図である。なお、図12においては、クリップリード及びチップの記載を省略している。
実施形態4に係る半導体装置4は、基本的には実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有するが、3つの外部端子が配置されている点で実施形態1に係る半導体装置1の場合とは異なる。実施形態4に係る半導体装置4は、図12に示すように、3つの外部端子T10〜T12が並列に配置されたブリッジダイオードである。
図12は、実施形態4に係る半導体装置4を説明するために示す図である。なお、図12においては、クリップリード及びチップの記載を省略している。
実施形態4に係る半導体装置4は、基本的には実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有するが、3つの外部端子が配置されている点で実施形態1に係る半導体装置1の場合とは異なる。実施形態4に係る半導体装置4は、図12に示すように、3つの外部端子T10〜T12が並列に配置されたブリッジダイオードである。
実施形態4に係る半導体装置4においては、チップとして、2つのチップch11、ch6を備え、第1リード部として、ダイパッド12fを有する第1リード部10f、及びダイパッド12gを有する第1リード部10gを備え、第2リード部として、1つの第2リード部20eを備え、2つの第1リード部10f、10gの第1インナーリード16f、16gには端子温度均等化構造としての切り欠き52h1,52h2が設けられている。
このとき、各外部端子T10〜T12の「チップと外部端子との間の熱抵抗θ」はそれぞれ等しくなる。
このとき、各外部端子T10〜T12の「チップと外部端子との間の熱抵抗θ」はそれぞれ等しくなる。
このように、実施形態4に係る半導体装置4は、3つの外部端子が配置されている点で実施形態1に係る半導体装置の場合とは異なるが、実施形態1に係る半導体装置1の場合と同様に、第1インナーリード16f,16gには、チップで発生する熱の各外部端子への熱伝導量を均等化する端子温度均等化構造としての切り欠き52h1,52h2が形成されているため、チップから発生する熱の各外部端子への熱伝導量に偏りが生じることを防ぐことができ、特定の外部端子が高温になることを防ぐことができる。その結果、半導体装置を基板に実装したときに、特定の外部端子と基板との接続部分に不具合が生じることを防ぐことができる。
なお、実施形態4に係る半導体装置4は、3つの外部端子が配置されている点以外の点においては実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有するため、実施形態1に係る半導体装置1が有する効果のうち該当する効果を有する。
以上、本発明を上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。その趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
(1)上記実施形態において記載した材質、形状、位置、大きさ等は例示であり、本発明の効果を損なわない範囲において変更することが可能である。
(2)上記各実施形態においては、切り欠きとして矩形の切り欠きが形成されているが、本発明はこれに限定されるものではない。切り欠きとしてコーナー部がR形状の切り欠きが形成されていてもよい(図13及び図14参照。)。
(3)上記各実施形態においては、切り欠きが第1インナーリードの外側の側面から横方向に向かって形成されているが、本発明はこれに限定されるものではない。切り欠きが第1インナーリードの内側の側面から横方向に向かって形成されていてもよいし(図16参照。)、第1インナーリードの縦方向(アウターリードが延在する方向と平行な方向)に形成されていてもよい(図14及び図15参照。)。
(4)上記各実施形態においては、端子温度均等化構造として切り欠きが形成されているが、本発明はこれに限定されるものではない。端子温度均等化構造として穴が形成されていてもよい。この場合、穴の形状は矩形でもよいし(図18参照。)、円形でもよいし(図17及び図19参照。)、その他適宜の形状でよい。また、穴の数も1個であってもよいし、複数個あってもよい(図19及び21参照。)。さらには、切り欠きと穴が組み合わされていてもよい(図20参照。)。また、端子温度均等化構造として、切り欠きや穴以外の構造(例えば、インナーリードの所定の部分だけ薄い構造や、チップの高さ方向に折り曲げられた構造等)が形成されていてもよい。
(5)上記各実施形態においては、本発明を、半導体装置として、ブリッジダイオードに適用したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を、半導体装置として、MOSFET,IGBT,各種ダイオード、サイリスタ、トライアック等適宜の半導体装置に適用してもよい。
1,2,3,4,900…半導体装置、10,10a,10b,10c,10d,10e,10f,10g,10h1,10h2,10i1,10i2,10j1,1−j2、10k1,10k2,10l1,10l2,10m1,10m2,10n1,10n2,10о1,10о2,10p1,10p2,910a,910b…第1リード部、12,12a,12b,12c,12d,912a,912b,912c,912d…ダイパッド、14,14a,14b、4a、914b…第1アウターリード、16,16a,16b,16c,16d,16e、916a,916b…第1インナーリード、20,20a,20b,20c,20d,20e,20h1,20h2,20i1,20i2,20j1,20j2,20k1,20k2,20l1,20l2,20m1,20m2,20n1,20n2,20о1,20о2,20p1,20p2,920a,920b…第2リード部、22,22a,22b,922a,922b…第2アウターリード、24,24a,24b,924a,924b…第2インナーリード、30,30a,30b,30c,930a,930b…クリップリード、40…樹脂、52a,52b,52c,52d,52e,52f、52g、52h1,52h2,52i1,52i2,52j1,52j2,52k1,52k2,52l1,52l2,52m1,52m2…切り欠き、54…凹部、56a1,56a2,56b1,56b2,56xc1,56c2,56d1,56d2,56e1,56e2,56f1,56f2…穴、200…放熱フィン、LF1,LF2,LF3、LF4,LF5、LF6,LF7,LF8,LF9、LF10、LF,11,LF12…リードフレーム、T1、T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8,T9,T10,T11…外部端子、ch,ch1,ch2,ch3,ch4,ch5,ch6,ch7,ch8,ch9,ch10,ch11,ch12…チップ
Claims (13)
- 複数の外部端子が設けられた半導体装置であって、
ダイパッド、前記外部端子を構成する第1アウターリード、及び、前記ダイパッドと前記第1アウターリードとを接続する第1インナーリードを有する第1リード部と、
前記ダイパッドに搭載され、前記ダイパッド側とは反対側の面に表面電極が形成されたチップと、
前記外部端子を構成する第2アウターリード、及び、前記表面電極とクリップリードを介して接続されている第2インナーリードを有する第2リード部と、
前記ダイパッド、前記第1インナーリード、前記チップ及び前記第2インナーリードを封止する樹脂とを備え、
前記樹脂と隣り合う位置に放熱フィンを取り付け可能な半導体装置であって、
前記第1インナーリード、及び、前記第2インナーリードのうちの少なくともいずれかには、前記チップから所定の前記外部端子へ伝導する熱伝導量を制限し、前記複数の外部端子の各端子温度を均等化する端子温度均等化構造が形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 前記端子温度均等化構造は、前記第1インナーリード及び前記第2インナーリードのうちの少なくとも一方に設けられた切り欠き又は穴を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記切り欠き又は穴は、前記第1インナーリード又は前記第2インナーリードを流れる電流経路を迂回させる位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
- 前記切り欠き又は穴は、前記第1インナーリード又は前記第2インナーリードを流れる前記電流経路がクランク状になる位置に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
- 前記クリップリードの厚さは、前記第1リード部及び前記第2リード部のどちらよりも薄いことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の半導体装置。
- 前記外部端子が1つの前記チップと接続されている場合には、
当該外部端子と当該外部端子に接続されている前記チップとの間の熱抵抗を、前記チップと前記外部端子との間の熱抵抗θとし、
前記外部端子が2以上の前記チップと接続されている場合には、
当該外部端子と当該外部端子に接続されている前記各チップとの間の熱抵抗の総和を、前記チップと前記外部端子との間の熱抵抗θとしたときに、
前記各外部端子の、前記チップと前記外部端子との間の前記熱抵抗θはそれぞれ等しいことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の半導体装置。 - 断面から見て前記ダイパッドが前記第1インナーリードよりも前記放熱フィンを取り付ける側に位置するように設けられた凹部を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の半導体装置。
- 前記半導体装置は、ブリッジダイオードであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の半導体装置。
- 4つの前記外部端子が並列に配置された半導体装置であって、
前記チップとして、4つのチップを備え、
前記第1リード部として、前記ダイパッドを2つ有する第1リード部を2つ備え、
2つの前記第1リード部は、前記第1インナーリード及び前記ダイパッドでU字状に構成された部分をそれぞれ有し、当該U字状に構成された部分が互い違いに組み合わされ、かつ、前記各ダイパッドが所定の方向に沿って一列になるように配置されており、
前記2つの第1リード部の前記第1インナーリードにはいずれも、前記切り欠き又は前記穴が設けられていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の半導体装置。 - 3つの前記外部端子が並列に配置された半導体装置であって、
前記チップとして、2つのチップを備え、
前記第1リード部として、前記ダイパッドを1つ有する第1リード部を2つ備え、
前記第2リード部として、1つの前記第2リード部を備え、
前記2つの第1リード部の前記第1インナーリード、及び、前記第2リード部の前記第2インナーリードにはいずれも、前記切り欠き又は前記穴が設けられていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の半導体装置。 - 5つの前記外部端子を備える半導体装置であって、
前記チップとして、6つのチップを備え、
前記第1リード部として、前記ダイパッドが2つ形成された第1リード部を3つ備え、
前記第2リード部として、第2リード部を2つ備え、
前記各第2インナーリードは、前記クリップリードを介して、前記各第1リード部に載置された2つの前記チップのうちのいずれかと接続されており、
前記3つの第1リード部の前記第1インナーリード、及び、2つの前記第2リード部の前記第2インナーリードにはいずれも、前記切り欠き又は前記穴が設けられていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の半導体装置。 - 請求項1〜11のいずれかに記載の半導体装置に用いられる第1リード部及び第2リード部で構成されることを特徴とするリードフレーム。
- 請求項1〜11のいずれかに記載の半導体装置を備えることを特徴とする電源装置。
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