JP3230024U - フェイスシールド - Google Patents

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一身 小松原
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Abstract

【課題】シールド板が顔の正面に接しないように安定して保持できる頭部着用フェイスシールドを提供する。【解決手段】フェイスシールド1はプラスチック製のシールド板2と保持具3から成り、シールド板は両側端から連結部5を延ばすと共に連結部には複数の係合穴を設け、保持具は弾力性のある樹脂製で概略U型を成し、先端部には係合突片を設けて側部から中央部にかけて下方に湾曲し、係合突片を連結部の係合穴に係合する。【選択図】図1

Description

他人と接する際に装着して、飛沫を防止することが出来るフェイスシールドに関するものである。
今年に入って新型コロナウィルスが流行し、マスクを着用するのみならず、顔の正面を覆うことが出来るフェイスシールドを着用するする人も多い。特に接客を業とするデパート、スーパーマーケット、銀行などの店員はフェイスシールドを着用して飛沫防止を図っている。これらの業種の人は客と話す機会が多く、マスクを着用したのでは話しにくいが、フェイスシールドであれば話がし易く、しかも飛沫を防ぐ効果がある。
ところで、従来の一般的なフェイスシールドは図7に示すように、透明なプラスチック製シールド板(イ)にバンド(ロ)を取付けた構造としている。したがって、バンド(ロ)を頭部に嵌めて着用することで、シールド板(イ)は顔の正面を覆うことが出来る。バンド(ロ)は伸縮性のゴムバンドとすることで、頭部のサイズが変わっても嵌り、安定して着用することが可能となる。
また、上記バンド(ロ)に代わってシールド板(イ)の両側にテンプルを取付けると共に、中央部には鼻当てパットを設け、眼鏡(メガネ)を掛ける場合と同じように使うことが出来るように構成したフェイスシールドも知られている。
前記図7に示すようなバンド付きフェイスシールドを長時間にわたって着用する場合、頭部を締め付けることで額には跡が付き、また、化粧が剥がれ落ちてしまう。その為に、女性にとっては大きな問題となる。男性の場合には額の締め付け跡を気にする人は少ないであろうが、常に頭部が締め付けられることで、圧迫感が生じる。
従来において、顔の正面を覆うことが出来る機能を備えたフェイスシールドに関する文献も色々知られている。例えば、特開2016−123692号に係る「シールド付きマスク」は、マスクにアイシールドを取り付けたシールド付きマスクであり、着用状態でアイシールドと顔面との間の空間で、マスクから漏れ出た呼気の換気が容易に行われ、かつ簡便に製造できるように成っている。
すなわち、口及び鼻を覆うマスクの上部に、透明プラスチックで形成されたアイシールドが取り付けられている。マスクを平面に載置した場合に、アイシールドの幅方向中央部が、下端から上端にかけて平面から漸次浮き上がる。
特開2020−73752号に係る「シールド及び目元保護方法」は、取り扱いの利便性を向上することができるシールド及び目元保護方法である。
すなわち、不織布マスクを装着する使用者の目元を保護するシールドであって、シールドの下縁部側に形成され、不織布マスクに重ね合わせられると共に、不織布マスクに取り付けられる取付部と、シールドの上縁部側に形成され、使用者の目元を保護可能な目元保護部とを備え、取付部には、不織布マスクに着脱可能に固定される連結部が形成されている。
特開2016−123692号に係る「シールド付きマスク」 特開2020−73752号に係る「シールド及び目元保護方法」
このように、従来から顔の正面を覆うことが出来るフェイスシールドは知られているが、従来のフェイスシールドには上記の問題がある。
本考案が解決しようとする課題はこれら問題点であり、着用するシールド板が顔の正面に接しないように安定して保持することが出来るフェイスシールドを提供する。
本考案のフェイスシールドはシールド板と保持具で構成され、該シールド板は薄いプラスチック製の透明板、保持具は概略U型を成して両先端部には複数の係合突片を設けている。そして、上記シールド板の両側部には複数個の係合穴が貫通して設けられ、この係合穴に上記保持具先端部に形成した係合突片が係合して取付けられる。
上記シールド板の具体的な形状は限定しないが、顔の正面から側面にかけての領域を覆うことが出来る大きさとし、両側部には連結部を延ばし、該連結部に複数の係合穴を設けることが出来る。
そして、保持具は弾力性に優れた樹脂製又はβチタンやステンレスなどで構成され、その形状は概略U型であって、頭部の両側面から後頭部下側にかけて拘束する形状としている。
保持具を頭部に着用した場合、係合突片を設けている先端部からほぼ水平に延びて耳の上側に位置し、耳を通過した位置から下方へ湾曲し、後頭部にて互いに交わる。したがって、薄いプラスチック製のシールド板であっても、先端部には荷重が下方へ働き、保持具は耳に載って支持され、中央部は後頭部下側に係止することで安定する。よって先端側のシールド板が降下することはない。
本考案に係るフェイスシールドは、着用するならばシールド板が顔の正面を覆うことが出来、空中を浮遊する飛沫から保護され、また、自らが咳をして発す飛沫の周囲への拡散を防止することが出来る。
そして、本考案のフェイスシールドは着用しても顔面に接することはなく、その為に顔の化粧が剥がれ落ちたり、顔面が赤く変色することもない。また、長時間にわたって着用していても息苦しさを感じることもない。
すなわち、シールド板に鼻当てパットはなく、鼻に載って支えていないが、保持具は頭部側面に接すると共に耳に載って支持され、中央部は後頭部下側に係止することで安定し、先端側のシールド板が降下しないようにしている。
本考案のフェイスシールドを着用した場合。 フェイスシールドを構成する保持具の具体例。 保持具の先端部を表す拡大図。 シールド板の連結部を示す拡大図。 フェイスシールドを構成する保持具の他の具体例。 シールド板の形態を示す具体例。 従来の一般的なフェイスシールド。
図1は本考案に係るフェイスシールド1を着用した場合を示し、フェイスシールド1は透明な薄いプラスチック製のシールド板2と保持具3とで構成している。
(a)は斜め正面図、(b)は側面図であって、顔正面とシールド板2との空間4が大きな場合、(c)も側面図であって、顔正面とシールド板2との空間4が小さい場合をそれぞれ表している。
上記シールド板2はその厚さが薄いことで滑らかに湾曲して顔になじみ、顔の正面及び側面にかけての領域を覆うことが出来る。ただし、該シールド板2の具体的な形状は限定しない。
このシールド板2の側端には連結部5が延び、この連結部5に保持具3の先端部が連結している。
図2は上記保持具3を示す具体例であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は斜視図をそれぞれ表している。該保持具3は弾力性を有す断面が概略長方形の帯状線材で構成され、その形状は概略U型としている。
図2に示している概略U型の保持具3は頭部6に着用していない状態の形態であって、両先端部側の間隔は小さく(狭く)なっており、着用することで拡大して広がる。したがって、頭部6が嵌って拡張することで弾性変形し、その結果、反力として頭部6の側面には適度な圧接力が作用する。
保持具3は概略U型を成していて、中央部8と該中央部8の両側には連続して延びる側部9,9を有している。そして、側部9,9の先端部7,7には2個の係合突片10a,10bが所定の間隔をおいて突出している。
図3は保持具先端部7の拡大図を表しているが、係合突片10a、10bは先端部7との間に軸12を介して隙間11を有している。ここで、係合突片10の外径は大きく、軸12の径は小さく成っている。
図4はシールド板2の側端から延びる連結部5を示す拡大図である。該連結部5には複数の係合穴12,12・・・が貫通して設けられ、該係合穴12は嵌入穴13と係合長穴14から成り、これら嵌入穴13と係合長穴14は連通している。
ところで、嵌入穴13は保持具3の先端部7に形成している係合突片10が嵌る大きさとし、係合長穴14は軸12は嵌るが係合突片10は嵌らない寸法と成っている。
そして、隣り合う係合穴12,12・・・の間隔Lは、係合突片10a,10bの間隔Lと同じ寸法としている。
シールド板2に保持具3を取付ける場合、先端部7に設けている2個の係合突片10a,10bを、連結部5に設けている嵌入穴13,13に嵌入し、同時に先端部7を移動して軸12,12を係合長穴14,14に係合する。従って、係合突片10a,10bは係合長穴14,14から外れることはなく、該保持具3とシールド板2は連結される。
前記図1はフェイスシールド1を頭部に着用した状態を示しているが、自分の好みに応じてシールド板2の位置を調整して着用できる。
すなわち、シールド板2の連結部5には3個の係合穴12,12・・・が設けられ、その為に、保持具3の先端部7に形成した2個の係合突片10a,10bが係合する係合穴12,12・・・を適当に選択して取付けることが出来る。
図1(b)に示すようにシールド板2と顔正面との間に形成される空間4を大きくしたり、また、(c)に示すように、シールド板2と顔正面との間に形成される空間4を小さくすることができる。
このように、本考案に係るフェイスシールド1は保持具3を介してシールド板2を顔の正面に所定の空間を設けて着用することが出来る。
該保持具3は円弧状に湾曲した中央部8と、その両側に連続して延びる側部9,9を有しているが、頭部6に着用した場合には図1に示すように、中央部8は後頭部下側に位置し、側部9は耳15の上側に載置される。
薄いプラスチック製のシールド板2は軽いが、着用した場合に降下しないように、保持具3はその先端部7,7が両耳15,15に載置されると共に、中央部8が後頭部下側に係止する。
その為に、前記図2に保持具3を表しているように、円弧状に湾曲している中央部8は、先端部7を過ぎると側部9の途中から下方へ湾曲して延びている。したがって、着用した場合には中央部8は後頭部下側に位置し、該中央部8は浮上にないように後頭部下側に係止する。
図5は保持具16を示す他の実施例である。全体の形状は図2に表している保持具3と同じであるが、図5に示す保持具16は円弧状に湾曲している中央部17にて分離可能な構造としている。
すなわち、分離する一方には凸部18を形成し、他方には凹部19を形成して凸部18は凹部19に篏合することが出来る。そして、互いに連結した場合に外れないように、凸部18及び凹部19には互いに引き合うマグネット20,20が取付けられている。
ところで、本考案のフェイスシールド1を頭部6に着用する場合、図2に示す保持具3を備えたフェイスシールド1であれば、保持具3の先端部側を開いて被ることが出来る。これに対して図5に示す保持具16を備えたフェイスシールド1であれば、中央部17を分離して開き、頭部6に被った後で中央部17を連結することになる。
図6はシールド板2の形態を違わせたフェイスシールド1を表している具体例である。(a)は前記図1に示したフェイスシールド1と同じで、シールド板2aは額から顎の領域を覆っている。
(b)に示すフェイスシールド1のシールド板2bは目の周りを覆っている。
そして、(c)に示すフェイスシールド1のシールド板2cは目の下側から顎の領域を覆っている。
本考案のフェイスシールド1はシールド板と保持具から成って、互いに組み合わせ可能な構造としている。したがって、図6に示すように、用途に応じて適切な形状のシールド板2を選択して使用することが出来る。
1 フェイスシールド
2 シールド板
3 保持具
4 空間
5 連結部
6 頭部
7 先端部
8 中央部
9 側部
10 係合突片
11 隙間
12 軸
13 嵌入穴
14 係合長穴
15 耳
16 保持具
17 中央部
18 凸部
19 凹部「
20 マグネット


















Claims (3)

  1. 顔の正面にシールド板を備えて頭部に着用するフェスシールにおいて、フェイスシールドは透明又は半透明な薄いプラスチック製のシールド板と保持具から成り、シールド板は両側端から連結部を延ばすと共に該連結部には複数の係合穴を設け、保持具は弾力性のある樹脂製又はβチタンやステンレスなどの金属製で概略U型を成し、先端部には複数の係合突片を設けて側部から中央部にかけて下方に湾曲し、上記係合突片を連結部に貫通して設けた係合穴に係合したことを特徴とするフェイスシールド。
  2. 上記保持具は中央部にて分離可能な構造とし、各々の切口部には互いに引き合うマグネットを取付けた請求項1記載のフェイスシールド、
  3. 上記係合穴は、先端部に設けた係合突片が嵌る嵌入穴と、係合突片が外れない寸法の係合長穴を該嵌入穴に連続して形成した請求項1、又は請求項2記載のフェイスシールド。













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* Cited by examiner, † Cited by third party
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