JP3229918U - 組立式家具 - Google Patents

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孫義 阿部
伸彦 津久井
伸彦 津久井
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道夫 夜光
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Abstract

【課題】折曲板及び固定板の2種類の板部材のみで組立てることができるとともに、不使用時に分解して狭い隙間等に収納できる組立式家具を提供する。【解決手段】第1板状体を略チャンネル状に折曲げて、単一のベース部13aと一対の脚部13bとをそれぞれ有する複数の折曲板13が形成される。第2板状体12により形成された平板状の複数の固定板14が、複数の折曲板を並べた状態で複数の折曲板の脚部に間隔をあけて直交するように係合して複数の折曲板を固定する。脚部に固定板係合用スリット13cが形成され、固定板に脚部係合用幅狭スリット14a及び脚部係合用幅広スリット14bがそれぞれ形成される。脚部係合用幅狭スリット及び脚部係合用幅広スリットを固定板係合用スリットにそれぞれ係合し、複数の折曲板の脚部と複数の固定板とを格子状に組立てることにより、ベッドが形成される。【選択図】図1

Description

本考案は、略チャンネル状の折曲板を平板状の固定板で固定することにより形成されるベッド、ヘッドボード、椅子、物品棚等の組立式家具に関するものである。
従来、第1素形シート板をその横断面が閉断面状となるように折り目を介して折曲げて開放可能に組立てて形成されその上端部に取付縁が形成された少なくとも1つの脚部と、第2素形シート板の両縁部を折り目を介して折返して取付片が形成されこの取付片が脚部の両側面に着脱可能に取付けられて脚部の取付縁に支持される荷重受面部材とを備えた組立式家具が開示されている(例えば、特許文献1(請求項1及び2、段落[0010]、段落[0011]、図1〜図4)参照。)。この組立式家具では、脚部は、第1素形シート板を折り目を介してその横断面が閉断面状になるように折曲げ、その重なり部分を着脱可能なクリップで連結して形成される。また、脚部の上端部取付縁の側面形状は、椅子の座面及び背もたれ面、テーブル面又はベッド面の側面形状になっている。一方、荷重受面部材は第1及び第2受面構成部材を同一方向に並列配置して構成される。また、両側の第1受面構成部材は第2素形シート板を複数に分割した略四角形状の素形シート板を折り目を介して略同一の縦断面形状に折曲げて形成されるとともに、中間の第2受面構成部材は第2素形シート板を複数に分割した略四角形状の素形シート板を折り目を介して略同一の縦断面略コ字状に折曲げて形成される。更に、第1及び第2受面構成部材は、シート板端部の取付スリットの差込みによって脚部の取付縁に着脱可能に取付けられる。
このように構成された組立式家具では、脚部及び荷重受面部材が分解可能に組立てられ、しかも脚部及び荷重受面部材がともにシート板を折曲げて構成されるので、家具の分解及び組立てが非常に簡単で、子供であっても容易に組立て・分解でき、また木材や金属材を使用する場合に比べて軽量で軽く持ち運びできる。その結果、家具を分解してピクニック等に容易に携帯でき、屋外で簡単に組立てることができる。また、幼児や子供が家具に衝突しても家具が軽く動いてその衝撃を緩和するので、怪我をすることがなく、安全である。
特開平6−311918号公報
しかし、上記特許文献1に示された組立式家具では、第1素形シート板を折り目を介してその横断面が閉断面状になるように折曲げ、その重なり部分を着脱可能なクリップで連結することにより、脚部を組立てているため、脚部の組立作業に比較的多くの時間を要するとともに、第1素系シート板等のシート板以外に小物で紛失し易いクリップを必要とする不具合があった。また、上記特許文献1に示された組立式家具では、脚部及びクリップの他に、椅子の座面及び背もたれ面、テーブル面又はベッド面を構成する受面構成部材として、両側に配置される第1受面構成部材と、中央に配置される単一又は複数の第2受面構成部材という形状の異なる2種類の受面構成部材を必要とするため、部品の種類が増大し、部品管理が煩雑になるとともに、組立手順が煩わしくなる問題点もあった。
本考案の第1の目的は、折曲板及び固定板の2種類の板部材のみで組立てることができるとともに、不使用時に分解して狭い隙間等に収納できる、組立式家具を提供することにある。本考案の第2の目的は、固定板のみを予め組立てる必要がなく、組立工数を低減できるとともに、紛失し易いクリップ等の小物を必要とせず、部品管理を容易に行うことができる、組立式家具を提供することにある。本考案の第3の目的は、ベース部の上に物を載せても、固定板がベース板を受けることにより、ベース板の変形を抑制できる、組立式家具を提供することにある。本考案の第4の目的は、極めて簡単な作業で第1板状体から略チャンネル状の折曲板を形成できる、組立式家具を提供することにある。
本考案の第1の観点は、図1〜図4に示すように、第1板状体11を略チャンネル状に折曲げることにより形成され、単一のベース部13aとこのベース部13aの両側縁に接続された一対の脚部13b,13bとをそれぞれ有する同形同大の複数の折曲板13と、第2板状体12により同形同大に形成されかつ複数の折曲板13をベース部13aが同一平面上に位置するように並べた状態で複数の折曲板13の脚部13bに間隔をあけてそれぞれ直交するように係合して複数の折曲板13を固定する平板状の複数の固定板14とを備え、脚部13bに、その端縁からベース部13aに向って固定板係合用スリット13cがそれぞれ形成され、固定板14の両端近傍に、その一端縁から他端縁に向って脚部係合用幅狭スリット14a,14aがそれぞれ形成され、固定板14のうち脚部係合用幅狭スリット14a,14aの間に、その一端縁から他端縁に向って脚部係合用幅狭スリット14aより幅の広い脚部係合用幅広スリット14bがそれぞれ形成され、脚部係合用幅狭スリット14a及び脚部係合用幅広スリット14bを固定板係合用スリット13cにそれぞれ係合し、複数の折曲板13の脚部13bと複数の固定板14とを格子状に組立てることにより、ベッド10、椅子又は物品棚が形成されることを特徴とする。
本考案の第2の観点は、図6及び図7に示すように、第1板状体31を略チャンネル状に折曲げることより形成され、単一のベース部33aとこのベース部33aの両側縁に接続された一対の脚部33b,33bとを有する単一の折曲板33と、第2板状体32により同形同大に形成されかつ一対の脚部33b,33bに間隔をあけてそれぞれ直交するように係合して単一の折曲板33を固定する平板状の一対の固定板34,34とを備え、脚部33bにその端縁からベース部33aに向って固定板係合用スリット33cがそれぞれ形成され、固定板34にその一端縁から他端縁に向って脚部係合用スリット34aがそれぞれ形成され、脚部係合用スリット34aを固定板係合用スリット33cにそれぞれ係合し、単一の折曲板33の一対の脚部33b,33bと一対の固定板34,34とを格子状に組立てることにより、ヘッドボード30又は物品棚が形成されることを特徴とする。
本考案の第3の観点は、第1又は第2の観点に基づく考案であって、更に図1〜図4に示すように、第1板状体11が発泡体により形成され、第1板状体11の両面のいずれか一方又は双方の面全体にシート状表面材11a,11bが接着され、第1板状体11を、一方の面全体に接着されたシート状表面材11aを残して角度90度の一対のV字状溝11c,11cで単一のベース部13aと一対の脚部13b,13bとに区画し一対のV字状溝11c,11cで折曲げることにより、折曲板13が形成されたことを特徴とする。
本考案の第4の観点は、第1又は第2の観点に基づく考案であって、更に第1板状体が、一対のライナとこれらのライナの間に立設された複数のリブとを有するプラスチック段ボールにより形成され、第1板状体を、一対のライナのうち一方のライナを残して角度90度の一対のV字状溝で単一のベース部と一対の脚部とに区画し一対のV字状溝で折曲げることにより、折曲板が形成されたことを特徴とする。
本考案の第1の観点の組立式家具では、脚部係合用幅狭スリット及び脚部係合用幅広スリットを固定板係合用スリットにそれぞれ係合し、複数の折曲板の脚部と複数の固定板とを格子状に組立てることにより、ベッド、椅子又は物品棚を形成する。この結果、脚部、この脚部の重なり部分を連結するクリップ、第1受面構成部材及び第2受面構成部材の4種類の部材を必要とするため、部品管理が煩雑になり、組立手順が煩わしく、組立工数が増大する従来の組立式家具と比較して、本考案の組立式家具では、略チャンネル状の複数の折曲板と平板状の複数の固定板の2種類の板部材のみでベッド、椅子又は物品棚を組立てることができるので、部品管理が容易になるとともに、組立手順が極めて簡単であり、組立工数を低減できる。また、上記ベッド、椅子又は物品棚の不使用時に、折曲板と固定板を分解して折曲板を平板状にすることにより、狭い隙間等に収納できる。
本考案の第2の観点の組立式家具では、脚部係合用スリットを固定板係合用スリットにそれぞれ係合し、単一の折曲板の一対の脚部と一対の固定板とを格子状に組立てることにより、ヘッドボード又は物品棚を形成する。この結果、脚部、この脚部の重なり部分を連結するクリップ、第1受面構成部材及び第2受面構成部材の4種類の部材を必要とするため、部品管理が煩雑になり、組立手順が煩わしく、組立工数が増大する従来の組立式家具と比較して、本考案の組立式家具では、略チャンネル状の単一の折曲板と平板状の一対の固定板の2種類の板部材のみでヘッドボード又は物品棚を組立てることができるので、部品管理が容易になるとともに、組立手順が極めて簡単であり、組立工数を低減できる。また、上記ヘッドボード又は物品棚の不使用時に、折曲板と固定板を分解して折曲板を平板状にすることにより、狭い隙間等に収納できる。
本考案の第3の観点の組立式家具では、第1板状体を発泡体により形成し、第1板状体の両面のいずれか一方又は双方の面全体にシート状表面材を接着し、第1板状体を、一方の面全体に接着されたシート状表面材を残して角度90度の一対のV字状溝で単一のベース部と一対の脚部とに区画し一対のV字状溝で折曲げることにより、折曲板を形成したので、極めて簡単な作業で第1板状体から略チャンネル状の折曲板を形成できる。
本考案の第4の観点の組立式家具では、第1板状体を、一対のライナとこれらのライナの間に立設された複数のリブとを有するプラスチック段ボールにより形成し、第1板状体を、一対のライナのうち一方のライナを残して角度90度の一対のV字状溝で単一のベース部と一対の脚部とに区画し一対のV字状溝で折曲げることにより、折曲板を形成したので、極めて簡単な作業で第1板状体から略チャンネル状の折曲板を形成できる。
本考案第1実施形態の組立式家具であるベッドの複数の折曲板と複数の固定板とを組立てる直前の状態を示す斜視図である。 組立てたベッドの斜視図である。 そのベッドの折曲板の展開図である。 図3のA−A線断面図である。 そのベッドを物品棚として使用している状態を示す斜視図である。 本考案第2実施形態の組立式家具であるヘッドボードの組立手順を示す斜視図である。 そのヘッドボードの折曲板の展開図である。 本考案第3実施形態の組立式家具である椅子の斜視図である。
次に本考案を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施の形態>
図1及び図2に示すように、この実施の形態では、組立式家具はベッド10である。このベッド10は、第1板状体11を略チャンネル状に折曲げて形成された複数の折曲板13と、第2板状体12により同形同大に形成された平板状の複数の固定板14とを備える(図1及び図2)。第1板状体11は、双方の面全体にシート状表面材31a,31bが接着された発泡体により形成されることが好ましい。また、第2板状体12も、第1板状体11と同様に、双方の面全体にシート状表面材(図示せず)が接着された発泡体により形成されることが好ましい。これらの発泡体の厚さは、3mm〜7mm程度であることが好ましい。また、発泡体としては、熱可塑性樹脂を主成分とする基材を化学的或いは物理的方法により発泡させたものであれば特に制限なく使用できる。具体的には、ポリプロピレン、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、又はこれらを適宜に2種以上混合して成るポリオレフィン系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル、ABS、ポリスチレン、ポリアクリルニトリル、ポリウレタン、メラミン樹脂、フェノール樹脂等が適しているが、目的とする積層板の軽量性、表面平滑性、環境性の観点から、特にポリオレフィン系樹脂が好ましい。更に、シート状表面材としては、価格が安価であり、生産性、接着性の点から紙材が好ましい。紙材としては、更紙、アート紙、コート紙、化学繊維紙、合成紙、樹脂含浸紙の他に片面又は両面にポリエチレン等がラミネート加工されている合成樹脂加工紙等が挙げられる。
第1板状体11を、一方の面全体に接着されたシート状表面材を残して角度90度の一対のV字状溝11cで単一のベース部13aと一対の脚部13b,13bとに区画し一対のV字状溝13cで90度に折曲げることにより、折曲板13が形成される(図1〜図4)。即ち、折曲板13は、単一のベース部13aと、このベース部13aの両側縁に接続された一対の脚部13b,13bとを有する。なお、第1板状体11を一対のV字状溝13cで折曲げるという極めて簡単な作業で第1板状体11から略チャンネル状の折曲板13を形成できる。また、複数の固定板14は、複数の折曲板13のベース部13aが一平面上に位置するように並べた状態で、複数の折曲板13の脚部13bに間隔をあけてそれぞれ直交するように係合して複数の折曲板13を固定するように構成される(図1〜図3)。更に、脚部13bに、その端縁からベース部13aに向って固定板係合用スリット13cがそれぞれ形成され、固定板14の両端近傍に、その一端縁から他端縁に向って脚部係合用幅狭スリット14a,14aがそれぞれ形成され、固定板14のうち脚部係合用幅狭スリット14a,14aの間に、その一端縁から他端縁に向って脚部係合用幅狭スリット14aより幅の広い脚部係合用幅広スリット14bがそれぞれ形成される(図1及び図3)。
この実施の形態では、5枚の第1板状体11を用いて5枚の折曲板13が形成され、5枚の第2板状体12を用いて5枚の固定板14が形成される(図1及び図2)。具体的には、1枚の折曲板13の一対の脚部13b,13bのうち一方の脚部13bには、その長手方向に間隔をあけかつその脚部13bの端縁(下縁)からベース部13aに向ってその脚部13bの上方に延びる5本の固定板係合用スリット13cがそれぞれ形成され、他方の脚部13bには、一方の脚部13bに形成された5本の固定板係合用スリット13cに対向しかつその脚部13bの端縁(下縁)からベース部13aに向ってその脚部13bの高さ方向に延びる5本の固定板係合用スリット13cがそれぞれ形成される(図1〜図3)。即ち、1枚の折曲板の一対の脚部には合計10本の固定板係合用スリット13cが形成されるので、5枚の折曲板13には合計50本の固定板係合用スリット13cが形成される。また、固定板係合用スリット13cの長さは、脚部13bの高さの約1/2に設定され、固定板係合用スリット13cの幅は固定板14の厚さより僅かに広く形成される。
1枚の固定板14には、その幅方向に間隔をあけかつその固定板14の一端縁(上端縁)から他端縁(下端縁)に向って下方に延びる2本の脚部係合用幅狭スリット14a,14aと4本の脚部係合用幅広スリット14bとが形成される(図1)。ここで、5枚の折曲板13をベース部13aが一平面上に位置するように並べると、一対の脚部13b,13bが5組、合計10枚の脚部13bが平行に並び、これらの脚部13bのうち両端に位置する2枚の脚部13b,13bは、他の脚部13bに接することなく単独で位置し、残りの8枚の脚部13bは、隣り合う折曲板13,13の脚部13b,13b同士が接しているため、2枚ずつ接して位置する(2枚1組、合計4組)(図1〜図3)。このため、10枚の脚部13bのうち両端に位置する脚部13b,13bの厚さは第2板状体12の厚さと同一であるけれども、残りの2枚1組、合計4組の脚部13bの厚さは第2板状体12の厚さの2倍になる。そして、6枚の折曲板13をベース部13aが一平面上に位置するように並べた状態で、固定板14を脚部13bに直交させたときに、2本の脚部係合用幅狭スリット14a,14aは10枚の脚部13bのうち両端に位置する2枚の脚部13b,13bに対向して形成され、残りの4本の脚部係合用幅広スリット14bは残りの2枚1組、合計4組の脚部13bに対向して形成される。また、2本の脚部係合用幅狭スリット14a,14aの長さは、固定板14の高さの約1/2に設定され、2本の脚部係合用幅狭スリット14a,14aの幅は脚部13bの厚さより僅かに広く形成される。更に、4本の脚部係合用幅広スリット14bの長さは、固定板14の高さの約1/2に設定され、4本の脚部係合用幅広スリット14bの幅は脚部13bの厚さの2倍より僅かに広く形成される。
そして、幅の狭い10本の脚部係合用幅狭スリット14aを10本の固定板係合用スリット13cにそれぞれ係合し、かつ幅の広い20本の脚部係合用幅広スリット14bを20組(2本1組、合計40本)の固定板係合用スリット13cにそれぞれ係合し、5枚の折曲板13の脚部13bと5枚の固定板14とを格子状に組立てることにより、ベッド10が形成される(図2)。また、幅の狭い10本の脚部係合用幅狭スリット14aを10本の固定板係合用スリット13cにそれぞれ係合し、かつ幅の広い20本の脚部係合用幅広スリット14bを20組(2本1組、合計40本)の固定板係合用スリット13cにそれぞれ係合したときに、5枚の固定板14の一端面(上端面)が5枚の折曲板13のベース部13aの内面に当接するように構成される。このとき、固定板14の高さと脚部13bのベース部13a内面までの高さとを同一になるように設定することにより、5枚の固定板14の他端面(下端面)は5枚の折曲板13の脚部13bの端面(下端面)に一致するように構成される。
このように構成されたベッド10では、幅の狭い10本の脚部係合用幅狭スリット14aを10本の固定板係合用スリット13cにそれぞれ係合し、かつ幅の広い20本の脚部係合用幅広スリット14bを20組(2本1組、合計40本)の固定板係合用スリット13cにそれぞれ係合し、複数の折曲板13の脚部13bと複数の固定板14とを格子状に組立てることにより、ベッド10を形成する。この結果、脚部、この脚部の重なり部分を連結するクリップ、第1受面構成部材及び第2受面構成部材の4種類の部材を必要とするため、部品管理が煩雑になり、組立手順が煩わしく、組立工数が増大する従来の組立式家具と比較して、本実施の形態のベッド10では、略チャンネル状の5枚の折曲板13と平板状の5枚の固定板14の2種類の板部材のみでベッド10を組立てることができるので、部品管理が容易になるとともに、組立手順が極めて簡単であり、組立工数を低減できる。また、幅の狭い10本の脚部係合用幅狭スリット14aを10本の固定板係合用スリット13cにそれぞれ係合し、かつ幅の広い20本の脚部係合用幅広スリット14bを20組(2本1組、合計40本)の固定板係合用スリット13cにそれぞれ係合したときに、5枚の固定板14の一端面が5枚のベース部13aの内面にそれぞれ当接するので、5枚の折曲板13のベース部13aの上で寝ても、5枚の固定板14がベース板13aを受けることにより、ベース板13aの変形を抑制でき、堅牢な家具となる。なお、上記ベッド10を図5のように立てて置くことにより、物品棚として使用できる。また、上記ベッド10が不要であるときには、折曲板13と固定板14を分解して折曲板13を平板状にすることにより、狭い隙間等に収納できる。
<第2の実施の形態>
図6及び図7は本考案の第2の実施の形態を示す。この実施の形態では、組立式家具は、ベッド10の枕元に設置されるヘッドボード30である。ヘッドボード30は、第1板状体31を略チャンネル状に折曲げて形成された単一の折曲板33と、第2板状体32により同形同大に形成された平板状の一対の固定板34とを備える。第1板状体31は、第1の実施の形態の第1板状体と同様に、双方の面全体にシート状表面材(図示せず)が接着された発泡体により形成されることが好ましい。また、第2板状体32も、第1板状体31と同様に、双方の面全体にシート状表面材(図示せず)が接着された発泡体により形成されることが好ましい。これらの発泡体の厚さは、3mm〜7mm程度であることが好ましい。また、発泡体及びシート状表面材としては、第1の実施の形態の発泡体及びシート状表面材と同じものを挙げることができる。
第1板状体31を、第1の実施の形態の第1板状体と同様に、一方の面全体に接着されたシート状表面材31aを残して角度90度の一対のV字状溝(図示せず)で単一のベース部33aと一対の脚部33b,33bとに区画し一対のV字状溝で90度に折曲げることにより、折曲板33が形成される(図6及び図7)。即ち、折曲板33は、単一のベース部33aと、このベース部33aの両側縁に接続された一対の脚部33b,33bとを有する。なお、第1板状体31を一対のV字状溝で折曲げるという極めて簡単な作業で第1板状体31から略チャンネル状の折曲板33を形成できる。また、一対の固定板34,34は、一対の脚部33b,33bに間隔をあけてそれぞれ直交するように係合して単一の折曲板33を固定するように構成される(図6)。更に、脚部33bにその端縁からベース部33aに向って固定板係合用スリット33cがそれぞれ形成され、固定板34にその一端縁から他端縁に向って脚部係合用スリット34aがそれぞれ形成される(図6及び図7)。
具体的には、一対の脚部33b,33bのうち一方の脚部33bには、その長手方向に間隔をあけかつその脚部33bの端縁(下縁)からベース部33aに向ってその脚部33bの上方に延びる2本の固定板係合用スリット33c,33cがそれぞれ形成され、他方の脚部33bには、一方の脚部33bに形成された2本の固定板係合用スリット33c,33cに対向しかつその脚部33bの端縁(下縁)からベース部33aに向ってその脚部33bの高さ方向に延びる2本の固定板係合用スリット33c,33cがそれぞれ形成される(図6及び図7)。即ち、一対の脚部33b,33bには合計4本の固定板係合用スリット33cが形成される。また、固定板係合用スリット33cの長さは、脚部33bの高さの約1/2に設定され、固定板係合用スリット33cの幅は固定板34の厚さより僅かに広く形成される。
一対の固定板34,34のうち一方の固定板34には、その幅方向に間隔をあけかつその固定板34の一端縁(上端縁)から他端縁(下端縁)に向って下方に延びる2本の脚部係合用スリット34a,34aがそれぞれ形成され、他方の固定板34には、一方の固定板34に形成された2本の脚部係合用スリット34a,34aと同一の間隔をあけかつその固定板34の一端縁(上端縁)から他端縁(下端縁)に向って下方に延びる2本の脚部係合用スリット34a,34aがそれぞれ形成される(図6)。即ち、一対の固定板34,34には合計4本の脚部係合用スリット34aが形成される。また、脚部係合用スリット34aの長さは、固定板34の高さの約1/2に設定され、脚部係合用スリット34aの幅は脚部33bの厚さより僅かに広く形成される。
そして、4本の脚部係合用スリット34aを4本の固定板係合用スリット33cにそれぞれ係合し、単一の折曲板33の一対の脚部33b,33bと一対の固定板34,34とを格子状に組立てることにより、ヘッドボード30が形成される(図6)。また、4本の脚部係合用スリット34aを4本の固定板係合用スリット33cにそれぞれ係合したときに、一対の固定板34,34の一端面(上端面)が単一のベース部33aの内面に当接するように構成される。このとき、固定板34の高さと脚部33bのベース部33a内面までの高さとを同一になるように設定することにより、一対の固定板34,34の他端面(下端面)は一対の脚部33b,33bの端面(下端面)に一致するように構成される。上記以外は第1の実施の形態と同一に構成される。
このように構成されたヘッドボード30では、4本の脚部係合用スリット34aを4本の固定板係合用スリット33cにそれぞれ係合し、単一の折曲板33の一対の脚部33b,33bと一対の固定板34,34とを格子状に組立てることにより、ヘッドボード30が形成される。この結果、脚部、この脚部の重なり部分を連結するクリップ、第1受面構成部材及び第2受面構成部材の4種類の部材を必要とするため、部品管理が煩雑になり、組立手順が煩わしく、組立工数が増大する従来の組立式家具と比較して、本実施の形態のヘッドボード30では、略チャンネル状の単一の折曲板33と平板状の一対の固定板34,34の2種類の板部材のみでヘッドボード30を組立てることができるので、部品管理が容易になるとともに、組立手順が極めて簡単であり、組立工数を低減できる。また、4本の脚部係合用スリット34aを4本の固定板係合用スリット33cにそれぞれ係合したときに、一対の固定板34,34の一端面(上端面)が単一のベース部33aの内面に当接するので、単一の折曲板33のベース部33aの上に物を載せても、一対の固定板34,34がベース板33aを受けることにより、ベース板33aの変形を抑制でき、堅牢な家具となる。更に、この実施の形態では、図6(b)に示すように、ヘッドボード30を第1の実施の形態のベッド10の枕元に設置して、ヘッドボード30の上に目覚まし時計やティッシュボックスを置くことができる。なお、ヘッドボード30をベッド10とは別に設置することにより、物品棚として使用できる。また、上記ヘッドボード30が不要であるときには、折曲板33と固定板34を分解して折曲板33を平板状にすることにより、狭い隙間等に収納できる。
<第3の実施の形態>
図8は本考案の第3の実施の形態を示す。この実施の形態では、組立式家具は椅子50である。この椅子50は、第1板状体51を略チャンネル状に折曲げて形成された複数の折曲板53と、第2板状体52により同形同大に形成された平板状の複数の固定板54とを備える。第1板状体51は、第1の実施の形態の第1板状体と同様に、双方の面全体にシート状表面材(図示せず)が接着された発泡体により形成されることが好ましい。また、第2板状体52も、第1板状体51と同様に、双方の面全体にシート状表面材(図示せず)が接着された発泡体により形成されることが好ましい。これらの発泡体の厚さは、3mm〜7mm程度であることが好ましい。また、発泡体及びシート状表面材としては、第1の実施の形態の発泡体及びシート状表面材と同じものを挙げることができる。
第1板状体51を、第1の実施の形態の第1板状体と同様に、一方の面全体に接着されたシート状表面材を残して角度90度の一対のV字状溝(図示せず)で単一のベース部53aと一対の脚部53b,53bとに区画し一対のV字状溝で90度に折曲げることにより、折曲板53が形成される。即ち、折曲板53は、単一のベース部53aと、このベース部53aの両側縁に接続された一対の脚部53b,53bとを有する。なお、第1板状体51を一対のV字状溝で折曲げるという極めて簡単な作業で第1板状体51から略チャンネル状の折曲板53を形成できる。また、複数の固定板54は、複数の折曲板53をベース部53aが一平面上に位置するように並べた状態で、複数の折曲板53の脚部53bに間隔をあけてそれぞれ直交するように係合して複数の折曲板53を固定するように構成される。更に、脚部53bには、第2の実施の形態の脚部と同様に、その端縁からベース部53aに向って固定板係合用スリット(図示せず)がそれぞれ形成され、固定板54の両端近傍に、その一端縁から他端縁に向って脚部係合用幅狭スリット(図示せず)がそれぞれ形成され、固定板54のうち脚部係合用幅狭スリットの間に、その一端縁から他端縁に向って脚部係合用幅狭スリットより幅の広い脚部係合用幅広スリット(図示せず)がそれぞれ形成される。
この実施の形態では、3枚の第1板状体51を用いて3枚の折曲板53が形成され、4枚の第2板状体52を用いて4枚の固定板54が形成される。具体的には、1枚の折曲板53の一対の脚部53b,53bのうち一方の脚部53bには、その長手方向に間隔をあけかつその脚部53bの端縁(下縁)からベース部53aに向ってその脚部53bの上方に延びる4本の固定板係合用スリットがそれぞれ形成され、他方の脚部53bには、一方の脚部53bに形成された4本の固定板係合用スリットに対向しかつその脚部53bの端縁(下縁)からベース部53aに向ってその脚部53bの高さ方向に延びる4本の固定板係合用スリットがそれぞれ形成される。即ち、1枚の折曲板53の一対の脚部53b,53bには合計8本の固定板係合用スリットが形成されるので、3枚の折曲板53には合計24本の固定板係合用スリットが形成される。また、固定板係合用スリットの長さは、脚部53bの高さの約1/2に設定され、固定板係合用スリットの幅は固定板54の厚さより僅かに広く形成される。
1枚の固定板54には、その幅方向に間隔をあけかつその固定板54の一端縁(上端縁)から他端縁(下端縁)に向って下方に延びる2本の脚部係合用幅狭スリットと2本の脚部係合用幅広スリットとが形成される。ここで、3枚の折曲板53をベース部53aが一平面上に位置するように並べると、一対の脚部53b,53bが3組、合計6枚の脚部53bが平行に並び、これらの脚部53bのうち両端に位置する2枚の脚部53b,53bは、他の脚部53bに接することなく単独で位置し、残りの4枚の脚部53bは、隣り合う折曲板53の脚部53b同士が接しているため、2枚ずつ接して位置する(2枚1組、合計2組)。このため、6枚の脚部53bのうち両端に位置する脚部53bの厚さは第2板状体52の厚さと同一であるけれども、残りの2枚1組、合計2組の脚部53bの厚さは第2板状体52の厚さの2倍になる。そして、3枚の折曲板53をベース部53aが一平面上に位置するように並べた状態で、固定板54を脚部53bに直交させたときに、2本の脚部係合用幅狭スリットは6枚の脚部53bのうち両端に位置する2枚の脚部53b,53bに対向して形成され、残りの2本の脚部係合用幅広スリットは残りの2枚1組、合計2組の脚部53bに対向して形成される。また、2本の脚部係合用幅狭スリットの長さは、固定板54の高さの約1/2に設定され、2本の脚部係合用幅狭スリットの幅は脚部53bの厚さより僅かに広く形成される。更に、2本の脚部係合用幅広スリットの長さは、固定板54の高さの約1/2に設定され、2本の脚部係合用幅広スリットの幅は脚部53bの厚さの2倍より僅かに広く形成される。
そして、幅の狭い8本の脚部係合用幅狭スリットを8本の固定板係合用スリットにそれぞれ係合し、かつ幅の広い8本の脚部係合用幅広スリットを8組(2本1組、合計16本)の固定板係合用スリットにそれぞれ係合し、3枚の折曲板53の脚部53bと4枚の固定板54とを格子状に組立てることにより、椅子50が形成される。また、幅の狭い8本の脚部係合用幅狭スリットを8本の固定板係合用スリットにそれぞれ係合し、かつ幅の広い8本の脚部係合用幅広スリットを8組(2本1組、合計16本)の固定板係合用スリットにそれぞれ係合したときに、4枚の固定板54の一端面(上端面)が3枚の折曲板53のベース部53aの内面に当接するように構成される。このとき、固定板54の高さと脚部53bのベース部53a内面までの高さとを同一になるように設定することにより、4枚の固定板54の他端面(下端面)は3枚の折曲板53の脚部53bの端面(下端面)に一致するように構成される。上記以外は第1の実施の形態と同一に構成される。
このように構成された椅子50では、幅の狭い8本の脚部係合用幅狭スリットを8本の固定板係合用スリットにそれぞれ係合し、かつ幅の広い8本の脚部係合用幅広スリットを8組(2本1組、合計16本)の固定板係合用スリットにそれぞれ係合し、複数の折曲板53の脚部53bと複数の固定板54とを格子状に組立てることにより、椅子50を形成する。この結果、脚部、この脚部の重なり部分を連結するクリップ、第1受面構成部材及び第2受面構成部材の4種類の部材を必要とするため、部品管理が煩雑になり、組立手順が煩わしく、組立工数が増大する従来の組立式家具と比較して、本実施の形態の椅子50では、略チャンネル状の3枚の折曲板53と平板状の4枚の固定板54の2種類の板部材のみで椅子50を組立てることができるので、部品管理が容易になるとともに、組立手順が極めて簡単であり、組立工数を低減できる。また、幅の狭い8本の脚部係合用幅狭スリットを8本の固定板係合用スリットにそれぞれ係合し、かつ幅の広い8本の脚部係合用幅広スリットを8組(2本1組、合計16本)の固定板係合用スリットにそれぞれ係合したときに、4枚の固定板54の一端面が3枚のベース部53aの内面にそれぞれ当接するので、3枚の折曲板53のベース部53aの上で座っても、4枚の固定板54がベース板53aを受けることにより、ベース板53aの変形を抑制でき、堅牢な家具となる。なお、上記椅子50を立てて置くことにより、物品棚として使用できる。また、上記椅子50が不要であるときには、折曲板53と固定板54を分解して折曲板53を平板状にすることにより、狭い隙間等に収納できる。
なお、上記第1〜第3の実施の形態では、発泡体により第1板状体を形成したが、一対のライナとこれらのライナの間に立設された複数のリブとを有するプラスチック段ボールにより第1板状体を形成してもよい。この場合、第1板状体を、一対のライナのうち一方のライナを残して角度90度の一対のV字状溝で単一のベース部と一対の脚部とに区画し一対のV字状溝で折曲げることにより、折曲板を形成する。これにより、極めて簡単な作業で第1板状体から略チャンネル状の折曲板を形成できる。また、上記第1〜第3の実施の形態では、第1板状体の双方の面全体にシート状表面材を接着したが、第1板状体の両面のいずれか一方の面全体にシート状表面材を接着してもよい。この場合、上記シート状表面材を残して第1板状体を角度90度の一対のV字状溝で単一のベース部と一対の脚部とに区画することにより、折曲板を形成する。また、上記第1の実施の形態では、5枚の第1板状体により5枚の折曲板を形成し、5枚の第2板状体により5枚の固定板を形成したが、2枚、3枚、4枚又は6枚以上の第1板状体により2枚、3枚、4枚又は6枚以上の折曲板を形成し、2枚、3枚、4枚又は6枚以上の第2板状体により2枚、3枚、4枚又は6枚以上の固定板を形成してもよい。更に、上記第3の実施の形態では、3枚の第1板状体により3枚の折曲板を形成し、4枚の第2板状体により4枚の固定板を形成したが、2枚又は4枚以上の第1板状体により2枚又は4枚以上の折曲板を形成し、2枚又は4枚以上の第2板状体により2枚又は4枚以上の固定板を形成してもよい。
10 ベッド(組立式家具)
11,31,51 第1板状体
11a 一方のシート状表面材
11b 他方のシート状表面材
11c V字状溝
12,32,52 第2板状体
13,33,53 折曲板
13a,33a,53a ベース部
13b,33b,53b 脚部
13c,33c 固定板係合用スリット
14,34,54 固定板
14a 脚部係合用幅狭スリット
14b 脚部係合用幅広スリット
30 ヘッドボード(組立式家具)
34a 脚部係合用スリット
50 椅子(組立式家具)

Claims (4)

  1. 第1板状体を略チャンネル状に折曲げることにより形成され、単一のベース部とこのベース部の両側縁に接続された一対の脚部とをそれぞれ有する同形同大の複数の折曲板と、
    第2板状体により同形同大に形成されかつ前記複数の折曲板を前記ベース部が同一平面上に位置するように並べた状態で前記複数の折曲板の脚部に間隔をあけてそれぞれ直交するように係合して前記複数の折曲板を固定する平板状の複数の固定板と
    を備え、
    前記脚部に、その端縁から前記ベース部に向って固定板係合用スリットがそれぞれ形成され、
    前記固定板の両端近傍に、その一端縁から他端縁に向って脚部係合用幅狭スリットがそれぞれ形成され、
    前記固定板のうち前記脚部係合用幅狭スリットの間に、その一端縁から他端縁に向って前記脚部係合用幅狭スリットより幅の広い脚部係合用幅広スリットがそれぞれ形成され、
    前記脚部係合用幅狭スリット及び前記脚部係合用幅広スリットを前記固定板係合用スリットにそれぞれ係合し、前記複数の折曲板の脚部と前記複数の固定板とを格子状に組立てることにより、ベッド、椅子又は物品棚が形成される
    ことを特徴とする組立式家具。
  2. 第1板状体を略チャンネル状に折曲げることより形成され、単一のベース部とこのベース部の両側縁に接続された一対の脚部とを有する単一の折曲板と、
    第2板状体により同形同大に形成されかつ前記一対の脚部に間隔をあけてそれぞれ直交するように係合して前記単一の折曲板を固定する平板状の一対の固定板と
    を備え、
    前記脚部にその端縁から前記ベース部に向って固定板係合用スリットがそれぞれ形成され、
    前記固定板にその一端縁から他端縁に向って脚部係合用スリットがそれぞれ形成され、
    前記脚部係合用スリットを前記固定板係合用スリットにそれぞれ係合し、前記単一の折曲板の一対の脚部と前記一対の固定板とを格子状に組立てることにより、ヘッドボード又は物品棚が形成される
    ことを特徴とする組立式家具。
  3. 前記第1板状体が発泡体により形成され、前記第1板状体の両面のいずれか一方又は双方の面全体にシート状表面材が接着され、前記第1板状体を、前記一方の面全体に接着されたシート状表面材を残して角度90度の一対のV字状溝で前記単一のベース部と前記一対の脚部とに区画し前記一対のV字状溝で折曲げることにより、前記折曲板が形成された請求項1又は2記載の組立式家具。
  4. 前記第1板状体が、一対のライナとこれらのライナの間に立設された複数のリブとを有するプラスチック段ボールにより形成され、前記第1板状体を、一対のライナのうち一方のライナを残して角度90度の一対のV字状溝で前記単一のベース部と前記一対の脚部とに区画し前記一対のV字状溝で折曲げることにより、前記折曲板が形成された請求項1又は2記載の組立式家具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022138544A1 (ja) * 2020-12-21 2022-06-30 凸版印刷株式会社 簡易組み立てベッド、多目的テーブルおよび搬送軽量ボード

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