JP3229888U - シール - Google Patents
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Abstract
【課題】長時間に亘って使用しても十分な通気性を発揮し、衛生的で安心・安全かつ多様なデザインや色彩を表現することができるシールを提供する。【解決手段】シール1は、平坦なシート状に形成された基材5と、基材の表面に印刷された印刷層4と、基材の裏面に形成された粘着層6と、を備えると共に、離型紙2から任意の形状に剥離可能とされたシールであって、基材に通気性を備えた絆創膏素材が用いられている。【選択図】図2
Description
本考案は、肌やマスク等の衛生用品に直接貼ることができるシールに関するものである。
従来から、ワールドカップやJリーグのサッカー観戦では、国旗、チームロゴ、キャラクターなどを直接サポーターの顔面にペイントするフェイスペイントが行われている。また、このフェイスペイントは、屋外の音楽フェスなどでも用いられており、若年層を中心に身近な盛り上げアイテムとなっている。
ここで、上述したフェイスペイントは、動きやすい顔面の皮膚にペイントを行うものであるため、ペインティングには慣れや習熟が必要であり、また一つのペイントを完成させるのに多大な時間や手間がかかるという欠点などを本質的に有している。
そこで、このようなフェイスペイントを特殊なスキルを必要とすることなく簡単かつ短時間で行えるように、特許文献1に示すようなスポーツ応援用のシールが開発されている。
ここで、上述したフェイスペイントは、動きやすい顔面の皮膚にペイントを行うものであるため、ペインティングには慣れや習熟が必要であり、また一つのペイントを完成させるのに多大な時間や手間がかかるという欠点などを本質的に有している。
そこで、このようなフェイスペイントを特殊なスキルを必要とすることなく簡単かつ短時間で行えるように、特許文献1に示すようなスポーツ応援用のシールが開発されている。
ところで、上記のようなスポーツ応援用のシールは、長時間に亘り皮膚に貼ったままになる場合がある。例えば、サッカー観戦などで試合が終了した後も、そのままスポーツバーなどで楽しむサポーターは多いし、音楽フェスなども夜通し盛り上がることは珍しくない。
しかしながら、特許文献1のシールは、必ずしも長時間に亘って肌に貼付することを考慮した構造とはなっていないため、衛生上の問題もあり、皮膚への悪影響が懸念されていた。
しかしながら、特許文献1のシールは、必ずしも長時間に亘って肌に貼付することを考慮した構造とはなっていないため、衛生上の問題もあり、皮膚への悪影響が懸念されていた。
そこで、本考案は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、長時間に亘って直接皮膚に貼付したり、マスク等の衛生用品に貼付しても、衛生的で安心・安全かつ多様なデザインや色彩を表現することができるシールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案のシールは以下の技術的手段を講じている。
即ち、本考案のシールは、平坦なシート状に形成された基材と、前記基材の表面に印刷された印刷層と、前記基材の裏面に形成された粘着層と、を備えると共に、離型紙から任意の形状に剥離可能とされたシールであって、前記基材に、通気性を備えた絆創膏素材が用いられていることを特徴とする。
即ち、本考案のシールは、平坦なシート状に形成された基材と、前記基材の表面に印刷された印刷層と、前記基材の裏面に形成された粘着層と、を備えると共に、離型紙から任意の形状に剥離可能とされたシールであって、前記基材に、通気性を備えた絆創膏素材が用いられていることを特徴とする。
なお、好ましくは、前記印刷層は、抗菌性を備えると共に、インキ臭が抑制されたインキを用いて印刷されているとよい。
なお、好ましくは、前記印刷層の表面に、この印刷層の表面を被覆すると共に、印刷層を印刷する際に用いられる溶剤の揮発を抑制するコート層が設けられているとよい。
なお、好ましくは、前記印刷層の表面に、この印刷層の表面を被覆すると共に、印刷層を印刷する際に用いられる溶剤の揮発を抑制するコート層が設けられているとよい。
本考案のシールによれば、長時間に亘って使用しても十分な通気性を発揮し、衛生的で安心・安全かつ多様なデザインや色彩を表現することができる。
以下、本考案のシール1の実施形態を、図面に基づき詳しく説明する。
本考案のシール1は、フェイスペイントシールやボディペイントシールのように皮膚に直接貼り付ける場合、あるいはマスク8や眼帯などのように衛生管理が求められる対象物に貼付する場合に用いられる。また、このシール1は、サッカーなどのスポーツ観戦、音楽フェスへの参加など、様々な場面で用いることができる。以降では、子供が自分の顔に貼って楽しむ用途を例に挙げて、本考案のシール1を説明する。
本考案のシール1は、フェイスペイントシールやボディペイントシールのように皮膚に直接貼り付ける場合、あるいはマスク8や眼帯などのように衛生管理が求められる対象物に貼付する場合に用いられる。また、このシール1は、サッカーなどのスポーツ観戦、音楽フェスへの参加など、様々な場面で用いることができる。以降では、子供が自分の顔に貼って楽しむ用途を例に挙げて、本考案のシール1を説明する。
図1は、本実施形態のシール1が、四角形のシート状に形成された離型紙2の上に、形状やデザインを変えて複数の種類が設けられている例を示す。
図1中、左側の離型紙2には、男の子向けの異なる図柄のシール1が複数設けられている。つまり、左側の離型紙2の表面には、「機関車」、「消防車」、「ロケット」、「気球」、「車」、「船」などの男の子が好みそうなキャラクターや形状のシール1が設けられている。これらのシール1は、後述するハーフカットの切り込み7で囲まれており、切り込み7を境に離型紙2から個別に剥離可能となっている。
図1中、左側の離型紙2には、男の子向けの異なる図柄のシール1が複数設けられている。つまり、左側の離型紙2の表面には、「機関車」、「消防車」、「ロケット」、「気球」、「車」、「船」などの男の子が好みそうなキャラクターや形状のシール1が設けられている。これらのシール1は、後述するハーフカットの切り込み7で囲まれており、切り込み7を境に離型紙2から個別に剥離可能となっている。
また、右側の離型紙2には、女の子向けの異なる図柄のシール1が複数設けられている。つまり、右側の離型紙2の表面には、「お月様」、「虹」、「ひよこ」、「うさぎ」、「女の子」、「お日様」、「リス」、「パンダ」、「雲」、「風船」、「ねこ」、「傘」、「ペンギン」などの女の子が好みそうなキャラクターのシール1が設けられている。これらのシール1も、切り込み7で囲まれており、切り込み7を境に離型紙2から個別に剥離可能となっている。
図2は、離型紙2に添付された状態の本考案のシール1の断面構造を模式的に示したものである。
図2に示すように、本考案のシール1は、表面(図2の上側)から裏面(図2の下側)に順に、コート層3、印刷層4、基材5、粘着層6が積層されており、粘着層6の裏面には離型紙2が貼付されている。離型紙2を除く4層については、表面から下方に向かって、ハーフカットの切り込み7が設けられており、この切り込み7を境に上述した4層をシール1として離型紙2から剥離可能となっている。
図2に示すように、本考案のシール1は、表面(図2の上側)から裏面(図2の下側)に順に、コート層3、印刷層4、基材5、粘着層6が積層されており、粘着層6の裏面には離型紙2が貼付されている。離型紙2を除く4層については、表面から下方に向かって、ハーフカットの切り込み7が設けられており、この切り込み7を境に上述した4層をシール1として離型紙2から剥離可能となっている。
以下、本考案のシール1を構成する基材5、印刷層4、コート層3、粘着層6、及び離型紙2について、詳しく説明する。
基材5は、絆創膏素材で形成されている。この絆創膏素材は、ポリオレフィン系またはポリウレタン系の材質で形成されたフィルム、シート、もしくは不織布であり、0.05mm〜0.5mm程度の厚みに形成されている。このような絆創膏素材を用いれば、皮膚の湾曲具合に合わせて基材5が湾曲しやすくなり、皮膚やマスク8などの対象物に対して強い接着力を発揮しやすくなる。
基材5は、絆創膏素材で形成されている。この絆創膏素材は、ポリオレフィン系またはポリウレタン系の材質で形成されたフィルム、シート、もしくは不織布であり、0.05mm〜0.5mm程度の厚みに形成されている。このような絆創膏素材を用いれば、皮膚の湾曲具合に合わせて基材5が湾曲しやすくなり、皮膚やマスク8などの対象物に対して強い接着力を発揮しやすくなる。
特に好ましくは、上述した絆創膏素材としては、例えば、新タック化成株式会社製の商品名「乳化オレフィン0.2」や、その他ポリオレフィン系のフィルム、例えば王子タック株式会社製の商品名「POW80/P3X/L6W」(エチレン・1-ヘキサン共重合体の基材に、粘着層6と離型紙2とが付着した複合ラミネートフィルム)を用いることができる。この絆創膏素材は、材料中に酸化チタンを含んでおり、酸化チタンの光触媒効果によって抗菌効果を備えている。そのため、皮膚に直接貼付したり、衛生管理が求められる対象物に貼付する場合に、好適に用いることができる。
また、上述した基材5は、良好な通気性を確保できるように多孔質構造を備えており、この良好な通気性を備えることが本考案のシール1の大きな特徴となっている。このような多孔質構造は、発泡成形の絆創膏素材を用いるか、あるいは厚み方向を貫通する貫通孔が複数形成された絆創膏素材を用いることで得ることもできる。
基材5の表側(図2においては上側)には印刷層4が設けられており、基材5の裏側(図2においては下側)には粘着層6が設けられている。
基材5の表側(図2においては上側)には印刷層4が設けられており、基材5の裏側(図2においては下側)には粘着層6が設けられている。
印刷層4は、基材5の表面にインキを用いて印刷された層であり、本考案では抗菌性を備えると共にインキ臭が抑制されたインキを用いている点に特徴がある。
具体的には、UV硬化性のインキが用いられ、このUV硬化性のインキは、印刷後にUVを照射すれば樹脂分が短時間で硬化し、インキから溶剤などが揮発することを印刷後短
時間で抑制して、インキ臭がしない印刷層を得ることが可能となる。また、硬化のために照射されるUVは、万が一細菌類が混入しても、これらの細菌類を確実に殺菌可能であり、当初から菌が含まれていないという点で抗菌性に優れる印刷層4を形成可能となっている。
具体的には、UV硬化性のインキが用いられ、このUV硬化性のインキは、印刷後にUVを照射すれば樹脂分が短時間で硬化し、インキから溶剤などが揮発することを印刷後短
時間で抑制して、インキ臭がしない印刷層を得ることが可能となる。また、硬化のために照射されるUVは、万が一細菌類が混入しても、これらの細菌類を確実に殺菌可能であり、当初から菌が含まれていないという点で抗菌性に優れる印刷層4を形成可能となっている。
このような印刷には、グラビア印刷機、オフセット印刷機、フレキソ印刷機、スクリーン印刷機などを用いることもできるが、印刷後にシール1のハーフカット加工が一つの機械で可能となるようシール印刷機を用いて印刷するのが好ましい。また、印刷機には、当然のことながらUV照射機能を付帯した機器を用いるのが好ましい。
上述した印刷層4の表側(表面)には、印刷層4の表面を被覆すると共に、印刷層4を印刷する際に用いられる溶剤の揮発を抑制するコート層3が設けられている。具体的には、コート層3は、速乾性に優れ、かつ溶剤を吸着可能な成分を含むニスが用いられている。このようなニスには、例えば、都インキ株式会社製の登録商標「におわなインキ」(商品名:「エコハートS Libra」)などを用いることができる。
上述した印刷層4の表側(表面)には、印刷層4の表面を被覆すると共に、印刷層4を印刷する際に用いられる溶剤の揮発を抑制するコート層3が設けられている。具体的には、コート層3は、速乾性に優れ、かつ溶剤を吸着可能な成分を含むニスが用いられている。このようなニスには、例えば、都インキ株式会社製の登録商標「におわなインキ」(商品名:「エコハートS Libra」)などを用いることができる。
より詳しく説明すれば、上述したニスには、速乾性を高めるコバルト塩などの速乾成分が含まれたものが用いられる。また、このニスには、溶剤を吸着することで、乾燥後にも溶剤臭(インキ臭)を防止可能なカーボンブラックなどの吸着成分も好適に含まれている。そのため、上述したニスを用いれば、含有される速乾成分と吸着成分の相乗効果でインキ臭を確実に抑制することが可能となる。
粘着層6は、皮膚へ直接接触しても影響が少ないアクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、またはシリコン系粘着剤などを用いることができる。粘着剤6にアクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、またはシリコン系粘着剤などを用いれば、強粘着性を担保しつつも、シール1の耐水性が向上し、発汗や急な雨でも皮膚から剥がれ難く、衛生管理が求められる対象物を洗濯してもシール1が対象物より脱離し難くなる。
離型紙2は、グラシン紙やコート紙(ラミネート紙)などのように少なくとも一方の表面が平滑とされた紙材に対して、平滑な表面上に、離型性を向上させる離型剤などを必要に合わせてコートしたものであり、シール1の剥離を容易にする機能がある。
次に、上本考案のシール1の製造方法について説明する。
まず、上述した基材5の裏面に粘着剤を塗工し、基材5の裏側に粘着層6を形成する。次に、塗工された粘着層6の裏面に離型紙を貼り合わせて、基材5と粘着剤と離型紙がラミネートされた中間体を形成する。この中間体は、自ら塗工や貼り合わせをしてもよいが、例えば、上述した王子タック株式会社製の商品名「POW80/P3X/L6W」などラミネート済の既製品を用いても良い。
次に、上本考案のシール1の製造方法について説明する。
まず、上述した基材5の裏面に粘着剤を塗工し、基材5の裏側に粘着層6を形成する。次に、塗工された粘着層6の裏面に離型紙を貼り合わせて、基材5と粘着剤と離型紙がラミネートされた中間体を形成する。この中間体は、自ら塗工や貼り合わせをしてもよいが、例えば、上述した王子タック株式会社製の商品名「POW80/P3X/L6W」などラミネート済の既製品を用いても良い。
このようにして中間体が得られたら、中間体の表側(粘着剤が塗工されていない側)に対して、UV照射機能を備えたシール印刷機を用いて印刷を行う。この印刷は、例えばUV硬化インキを用いた多色印刷で行われ、多色のインキが積層された印刷層4が中間体の表面に形成される。
印刷層4が形成されたら、印刷層4の表側に、速乾性に優れ、かつ溶剤を吸着可能な成分を含むニスを用いて、コート層3を形成する。
印刷層4が形成されたら、印刷層4の表側に、速乾性に優れ、かつ溶剤を吸着可能な成分を含むニスを用いて、コート層3を形成する。
最後に、上述した各工程で形成されたコート層3、印刷層4、基材5、及び粘着層6、つまり離型紙2を除く全層を、ハーフカット加工を用いて切断する。このハーフカット加工には、トムソン型抜きが好適に用いられ、ハーフカット加工により所望形状のシール1だけを離型紙2から選択的に剥がすことが可能となる。
図3に示すように、シール1を貼り付ける場合は、離型紙2から任意のシール1を指で摘んで剥ぎ取る。このように、離型紙2から剥ぎ取られたシール1は皮膚に直接貼り付けることができるため、簡単にフェイスペイントやボディペイントを行うことができる。
図3に示すように、シール1を貼り付ける場合は、離型紙2から任意のシール1を指で摘んで剥ぎ取る。このように、離型紙2から剥ぎ取られたシール1は皮膚に直接貼り付けることができるため、簡単にフェイスペイントやボディペイントを行うことができる。
例えば、図4Aに示すように、「消防車」のシール1を子供の使用者Uの頬に直接貼り付ければ、フェイスペイントを簡単に行うことができる。
また、衛生管理が求められるマスク8などの対象物に、シール1を貼り付ければ、マスク8の装着を億劫に感じる子供などであっても積極的にマスク8をするようになり、子供の着用率が高いマスク8を得ることが可能となる。しかも、マスクの表面にシール1を貼
ることで、マスクの表裏の間違い無くすことができる。更に、様々なデザインのシール1をマスク8に貼れば、オリジナリティに溢れるマスク8を得ることが可能となるし、他者のマスク8を誤って付けてしまうといったミスを回避することも可能となる。
また、衛生管理が求められるマスク8などの対象物に、シール1を貼り付ければ、マスク8の装着を億劫に感じる子供などであっても積極的にマスク8をするようになり、子供の着用率が高いマスク8を得ることが可能となる。しかも、マスクの表面にシール1を貼
ることで、マスクの表裏の間違い無くすことができる。更に、様々なデザインのシール1をマスク8に貼れば、オリジナリティに溢れるマスク8を得ることが可能となるし、他者のマスク8を誤って付けてしまうといったミスを回避することも可能となる。
例えば、図4Aに示すように、シール1としてマタニティマークを模ったものを用いれば、電車などに乗っている場合に、鞄や服につけるよりも使用者Uが妊婦であるとアピールすることができる。なお、このようなシール1には、マタニティマーク以外に、ヘルプマークなどを用いることもできる。
上述したシール1であれば、基材に通気性が良好な絆創膏素材で形成されているため長時間に亘って使用しても十分な通気性を発揮できる。しかも、絆創膏素材の材料中に光触媒効果を有する酸化チタンを含んでいるものであれば、抗菌性にも優れ、皮膚に長時間に亘って直接貼っても皮膚に安全であり、衛生面で優れるため衛生管理が求められるマスク8などの対象物にも好適に貼付することができる。
上述したシール1であれば、基材に通気性が良好な絆創膏素材で形成されているため長時間に亘って使用しても十分な通気性を発揮できる。しかも、絆創膏素材の材料中に光触媒効果を有する酸化チタンを含んでいるものであれば、抗菌性にも優れ、皮膚に長時間に亘って直接貼っても皮膚に安全であり、衛生面で優れるため衛生管理が求められるマスク8などの対象物にも好適に貼付することができる。
また、上述したシール1は、UV硬化性のインキを用いた印刷層4を有するものであるため、UV照射により短時間でインクの硬化を行うことができ、溶剤などの揮発を短時間で抑制して、インキ臭を確実に防止することが可能となる。また、照射されるUVは細菌類を確実に殺菌可能であり、当初から菌が含まれていないという点で抗菌性に優れる印刷層4を形成可能となっている。
さらに、上述したニスを設ければ、含有される速乾成分と吸着成分の相乗効果でインキ臭を確実に抑制することが可能となる。
なお、上述したハーフカット加工にトムソン型を用いれば、どのような形状にも抜けるため、様々な形状やデザインのシール1を得ることが可能となり、本考案のシール1の利便性やデザイン性をさらに向上することが可能となる。
また、上述した粘着剤に、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、またはシリコン系粘着剤などを用いれば、皮膚への刺激を抑えることができるだけでなく、雨水、発汗、洗濯などに耐久性があるシール1を得ることが可能となる。例えば、シール1を貼り付けたマスク8を数回に亘って洗濯しても、シール1がマスク8から簡単に剥がれることはない。
なお、上述したハーフカット加工にトムソン型を用いれば、どのような形状にも抜けるため、様々な形状やデザインのシール1を得ることが可能となり、本考案のシール1の利便性やデザイン性をさらに向上することが可能となる。
また、上述した粘着剤に、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、またはシリコン系粘着剤などを用いれば、皮膚への刺激を抑えることができるだけでなく、雨水、発汗、洗濯などに耐久性があるシール1を得ることが可能となる。例えば、シール1を貼り付けたマスク8を数回に亘って洗濯しても、シール1がマスク8から簡単に剥がれることはない。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。特に、明示的に開示されていない事項、例えば、各種寸法、材料などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能なものを採用し得る。
1 シール
2 離型紙
3 コート層
4 印刷層
5 基材
6 粘着層
7 切り込み
8 マスク
U 使用者
2 離型紙
3 コート層
4 印刷層
5 基材
6 粘着層
7 切り込み
8 マスク
U 使用者
Claims (3)
- 平坦なシート状に形成された基材と、前記基材の表面に印刷された印刷層と、前記基材の裏面に形成された粘着層と、を備えると共に、離型紙から任意の形状に剥離可能とされたシールであって、
前記基材に、通気性を備えた絆創膏素材が用いられていることを特徴とするシール。 - 前記印刷層は、抗菌性を備えると共に、インキ臭が抑制されたインキを用いて印刷されている
ことを特徴とする請求項1に記載のシール。 - 前記印刷層の表面に、この印刷層の表面を被覆すると共に、印刷層を印刷する際に用いられる溶剤の揮発を抑制するコート層が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のシール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020004344U JP3229888U (ja) | 2020-10-07 | 2020-10-07 | シール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020004344U JP3229888U (ja) | 2020-10-07 | 2020-10-07 | シール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3229888U true JP3229888U (ja) | 2020-12-24 |
Family
ID=73835887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020004344U Active JP3229888U (ja) | 2020-10-07 | 2020-10-07 | シール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3229888U (ja) |
-
2020
- 2020-10-07 JP JP2020004344U patent/JP3229888U/ja active Active
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