JP3756916B2 - 貼着用装飾体付きシートの製造法および貼着用装飾体付きシート - Google Patents

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Description

本発明は貼着用装飾体付きシートの製造法およびその構造に関するものである。本発明が適用される好適な例としては、ネイルアート(付け爪に貼る場合を含む)、ボディーシール、携帯電話等に貼着する装飾体等が挙げられる。
被服や人体等の対象物に装飾体を貼着することがファッションとして行なわれているが、従来は、装飾体を備えた転写シールや転写シートを用いることによって対象物への装飾体の貼着を行っていた。
最近では、ネイルアートとして、ネイルシールを爪に貼り付けることが行なわれる。また、ボディーペインティングに代えてシールを貼り付けることもある。この種のシールについては、実用新案登録第3018143号、同第3021171号、同第3045862号、同第3060851号、同第3064939号、同第3079583号、実開平5−63407号、特開平9−322818号、特開2000−6588号に記載されている。
しかしながら、これらのシールでは、絵柄の質感やボリューム感、立体感を出せないことからデザイン性に乏しいものである。
本発明の目的は、立体感を有する貼着用装飾体を提供することを目的とするものである。
本発明が採用した技術手段は、シートの離型面上に粘着層を設ける工程と、該粘着層の上に一層あるいは複数層の本体層を設ける工程と、該本体層の熱処理工程とを含み、該本体層は、該熱処理工程前において該離型面上に付着したはみ出し部位を有していると共に、該本体層の少なくとも一部には発泡剤が混入されており、該熱処理工程において、該はみ出し部位が該離型面から剥離して立体的に変形することで、粘着層と立体感を有する本体層とを含む装飾体が該粘着層を介して離型面上に剥離可能に形成されている貼着用装飾体付きシートを得るものである。
本発明が採用した他の技術手段は、離型面を有するシートと貼着用装飾体とからなる貼着用装飾体付きシートであって、該装飾体は、該離型面上に形成された粘着層と、該粘着層の上に形成された一層あるいは複数層の本体層とからなり、該本体層は該粘着層からはみ出した部位を有しており、該本体層の少なくとも一部には発泡剤が混入されており、該本体層の該粘着層からはみ出した部位が熱処理によって立体的に変形しており、該装飾体は該粘着層を介して該離型面上に剥離自在に装着されている。
粘着層は、その上に本体層が設けられた時に、本体層が直接離型面に付着するようなはみ出し部位を有するように、予め所望の形状あるいは大きさを有している。一つの態様では、本体層は粘着層よりも大きな面積を有しており、本体層のはみ出した部位がシートの離型面上に付着する。好ましい態様では、はみ出し部位は自由端を有する。離型面上に付着する自由端を有することで、はみ出し部位の変形が良好に行われる。発泡剤は必ずしも本体層全体に混入されている必要はなく、本体層の少なくとも一部、例えば、はみ出し部位あるいは/およびはみ出し部位近傍にのみ発泡剤が混入されているものでもよい。例えば、複数回のスクリーン捺染工程から本体層を構成する場合に、はみ出し部位を形成するための捺染剤にのみ発泡剤を混入させてもよい。
一つの好ましい態様では、粘着層の上面の全体を被覆するように、緩衝層を設ける工程を有する。緩衝層は該粘着層と略同じ面積(同形状)か、それよりも大きい面積を有する。緩衝層を設ける場合には、本体層は緩衝層の上に設けられる。
一つの好ましい態様では、該本体層には一つあるいは複数のスリットが形成されており、該本体層のスリット近傍部位の部分が該はみ出し部位として離型面に付着している。該粘着層には、あるいは、緩衝層設けた場合には該粘着層及び該緩衝層には、該スリット近傍部位に対応して離型面が露出しており、該本体層のスリット近傍部位が該露出した離型面に付着している。
一つの好ましい態様では、本体層は多層構造を有している。本体層が多層から構成される場合には、一つの態様では、熱処理前において、最下層の本体層のはみ出し部位が離型面に付着し、その上に位置する一つあるいは複数の本体層は、下側に位置する本体層上に付着する。また、他の態様では、多層構造を構成する各層がそれぞれ離型面に付着するはみ出し部位を備えていてもよい。多層構造の本体層の製造方法を実施例に示す。また、複数層を有する本体層において、最上位の層として保護層、一つの好ましい態様では耐溶剤性の保護層、を設ける工程を有してもよい。
他の好ましい態様では、熱処理工程の前あるいは後に(好ましくは、熱処理工程の前)、該本体層の上にもう一つの粘着層を設ける工程を有する。さらに好ましくは、装飾体は、該もう一つの粘着層を介して被着体に貼り付けられ、最初に形成された粘着層には他の装飾体がさらに設けられる。尚、最初に形成された粘着層が露出したとしても、消費者が該粘着層にコーティングを施すことで、最上層に粘着層が来ることの不具合を解消することができる。
好ましくは、装飾体を構成する各層は、スクリーン捺染によって形成される。さらに好ましくは、本体層、緩衝層を形成するための捺染剤は、水性の伸縮性樹脂を含む。好ましい伸縮性樹脂としては、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂(シリコーンゴムを含む)、ウレタンアクリル、あるいは、これらの任意の混合樹脂が例示される。
本体層には発泡剤が混入されていると共に、本体層はシートの離型面上に直接付着するはみ出し部位を有しているので、熱処理によって、本体層のはみ出し部位が離型面から剥離して、立体的に変形する。一方、装飾体は、粘着層を介してシート上に設けてあるので、熱処理工程によって本体層が発泡しても装飾体がシートから剥離してしまうことがない。さらに、装飾体は粘着層を介して離型面上に付着しているので、装飾体は、立体感を有する装飾体を備えたシートの形で消費者に提供され、装飾体を離型面から剥がして、粘着層を介して爪、付爪、肌等に貼り付けることができる。本体層には一つあるいは複数のスリットを形成し、該本体層のスリット近傍部位が該はみ出し部位として離型面上に付着するものでは、熱処理によって、スリット近傍部位のはみ出し部が離型面から剥離すると共に、変形・伸長するので、一つの本体層であっても、複数層から構成されるようなデザインを得ることができる。また、該本体層の上にもう一つの粘着層を設けたものでは、もう一つの粘着層を用いて被着体に装飾体を貼り付けることができ、変形したはみ出し部位の反転形状のデザインを有する装飾体を提供することができる。
本発明の実施の形態について、好適な例であるスクリーン版を用いた製造法に基づいて説明する。スクリーン版を用いた製造法の詳細については本出願人の先願である特願2002−136569を参照することができる。先ず、貼着用装飾体の形状・図柄を形成するためのスクリーン版を用意する。シルクスクリーン捺染では、原則として、1色1型のスクリーン版を作成するものであり、本発明においても、複数の色から絵柄が構成されている場合には、予め絵柄を形成するための複数のスクリーン版を用意する必要がある。また、スクリーン捺染では、所定の層の厚さを出したり多色を形成したりするために、一つの層を形成するのに複数回捺染を繰り返す場合があることは当業者にとって周知である。また、通常、各捺染の間に乾燥工程(自然乾燥、熱処理、熱風処理を含む)が含まれることも当業者にとって周知である。
図1、図2に基づいて爪あるいは付け爪に貼着するための立体感を備えた装飾体付きシートについて説明する。図示しないプリント台の上に、離型PETフィルムあるいは離型紙等の離型シート1を着脱自在に固定する。離型シート1の表面には離型剤が塗布されている。離型剤としては、シリコーン、フッ素が例示される。スクリーン版を用いて離型シート上に粘着剤を捺染して粘着層2を形成する。身体貼着用装飾体においては、粘着剤は、好ましくは、医療用テープ等に用いられる医療用粘着剤、あるいは、低皮膚刺激性粘着剤である。このような粘着剤としては、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、シリコーン系粘着剤が例示される。また、このような粘着剤は、一般に、自然乾燥型粘着剤である。粘着層2は装飾体の全体形状よりも小さい面積を有しており、そのような小面積の粘着層2に対応するスクリーン版が予め用意される。
2層目として、粘着層2と同じスクリーン版を用いて、ウレタン樹脂あるいはウレタンアクリル混合樹脂を粘着層2の上に捺染して緩衝層20を形成する。緩衝層は粘着層と略同じ面積(若干大きい面積あるいは若干小さい面積でもよい)を有する。緩衝層を設ける主な目的は、本体を形成する樹脂の捺染時に、本体層形成用のスクリーン版の裏面に粘着層が付着して、粘着層が離型面から離脱することを防止するためである。一つの好ましい態様では、緩衝層用の捺染剤は、捺染時には、本体層を形成する捺染剤よりも粘度が低いものである。
次に、装飾体に対応するスクリーン版を用いて、緩衝層20の上に、ウレタン樹脂あるいは/およびアクリル樹脂からなる本体層3を捺染する。図1から明らかなように、本体層3の面積は、粘着層2及び緩衝層20よりも大きい面積を有しており、粘着層2からはみ出した部位30を有している。捺染時には、はみ出し部位30はシート1の離型面上に付着している。本体層用の捺染剤には発泡剤が含まれており、本体層3には発泡剤が混入されている。発泡剤は一つの好適な例では、熱膨張性マイクロカプセル(松本油脂製薬株式会社)であるが、本発明に用いられる発泡剤はこれには限定されず、その他の発泡剤から適宜選択され得る。
本体層3の上には、スクリーン版を用いて、例えば、耐溶剤(特に、マニキュアに使用されるアセトン、酢酸ブチルに耐える)製のウレタン樹脂を捺染してトップ層4を形成する。トップ層4の面積は、本体層3の面積と同じか、それよりも小さい。トップ層4は必ずしも必須ではなく、本体層3を形成する工程の後にトップ層4を形成する工程は任意であるが、トップ層4は、装飾体の中心を押さえて商品の強度を高め、あるいは、花心(花を模倣したものである場合)等の柄を表現する意匠的効果を有する。トップ層はまた、本体層3を保護する役割をも有する。トップ層4は、装飾体の本体の一部でもあるので、トップ層4は、装飾体の本体を構成する本体層の最上位の層である。
次いで、装飾体に熱処理を施す。熱処理は好ましくは、予備乾燥(自然乾燥、あるいは、室温に近い低温下の熱処理)の後に行われる。熱処理工程によって、粘着層2からはみ出ている本体層3の部位30が、離型面から剥離し、反り返るように変形する(図2参照)。熱処理工程は、例えば、130〜150℃で10〜180秒前後行なう。熱処理の手段は限定されず、例えば、熱プレス、遠戚ヒータ、手アイロンによって行なわれる。本体層3が加熱処理によって変形するのは、本体層3に発泡剤が混合されているからである。一方、本体層3において、粘着剤に固定されていない部位30は、熱を加えることにより、離型面から剥離して、凹状等に変形することになる。
このようにして、粘着層2、緩衝層20、立体感を有する本体層3、トップ層4から構成された装飾体を有するシート1が形成される。装飾体を離型シート1から剥がして、付け爪や本物の爪に貼りファッションとして楽しむことができる。
図1、2では一層の本体層3を示したが、本体層3は複数層から構成してもよい。特に、柄が多色を有する場合には、柄の色数等に応じて多色刷りすることで、複数層の本体層3が形成される。多色プリントの場合には、例えば、等高線状に、少しずつ柄を小さくして盛り上げていけばよい。あるいは、本体層を構成する複数の層が、それぞれ離型面上に付着する部位を有するように、所定形状の透かし部を有するスクリーン紗を用いて捺染してもよい。
粘着層2からはみ出ている本体層3の部位の変形30は、一つの好ましい態様では反り返りであるが、本体層3のはみ出し部位30の変形の態様は反り返りには限定されない。本体層3のはみ出し部位30の変形の態様は、粘着層2と本体層3との面積比率、粘着層2及び本体層3の形状、トップ層4の大きさ、本体層3の厚さ、発泡剤の混合割合、熱処理条件等の条件によって可変であり、反り返り以外であっても、本体層3が平面状態から立体的に変形することで、装飾体に立体感を与えることができる(図3参照)。
図4は、他の実施例を示す図であり、シート1の離型面上に花を模した複数の貼着用装飾体が粘着層を介して剥離自在に設けてある。装飾体は熱処理前では、平面状の態様であり、熱処理を行うことで、本体層のはみ出し部位がシート1の離型面から離脱して、立体的に変形する。図4に示す装飾体は、複数の本体層を積層することで形成され、各層の周縁部を互い違いになるように本体層を捺染することで、各層が離型面上に直接付着するはみ出し部部を有する。はみ出し部が立体的に変形することで、花びらを模すことができる。
図5、図6は、さらに他の実施例を示す図である。本体層3には一つあるいは複数のスリットSが形成されている。粘着層2には、スリットSに対応する部位にスリットSよりも大きい面積を有するシート1の離型面が露出するようになっている。本体層3のスリットSの近傍部位の部分がはみ出し部位30として該露出した離型面に付着している。図5では、便宜上、はみ出し部30と離型面とは離間しているが、実際には、はみ出し部位30は離型面上に付着している。熱処理によって、はみ出し部位30が変形する際には、はみ出し部は膨張・伸長するので、スリットSは、変形したはみ出し部位30によって隠蔽される。一つの好ましい態様では、はみ出し部位30は複数層の花びらを模倣するものである。
図5、図6に示す貼着用装飾体は、好ましくは、スクリーン捺染によって製作される。先ず、図示しないプリント台の上に着脱自在に設けたシート1の離型面上にスクリーン版を用いて粘着剤を捺染して粘着層2を形成する。スクリーン版のスクリーン紗には、所定の形状の粘着層を形成するように予め所定形状の透かし部が設けてある。粘着層2は、本体層に形成されるスリットに対応する部位においてシート1の離型面が露出するような形状を有している。スクリーン版のスクリーン紗において、離型面を露出させたい部位には透かし部が形成されていない。粘着層を互いに分離された複数の粘着層から形成してもよいが、粘着層(及び緩衝層)は一体で形成されていることが望ましい。また、本体層が一体の場合には、本体層を介して装飾体を構成する各層が一体化されるので、粘着層(及び緩衝層)は必ずしもつながっていなくてもよい。
粘着層2の上に、所定形状の透かし部を備えたスクリーン版を用いて、粘着層2の上面全体を覆うように緩衝層用捺染剤を捺染して緩衝層20を設ける。緩衝層20を形成するスクリーン版の透かし部は、粘着層用のスクリーン版の透かし部と略同じか、若干大きい面積を有することが好ましい。緩衝層20も粘着層2と同様に、本体層に形成されるスリットに対応する部位においてシート1の離型面が露出するような形状を有している。
緩衝層2の上に所定形状の透かし部を備えたスクリーン版を用いて、発泡剤が混入された本体層用の捺染剤を捺染することで本体層3が形成される。本体層3にはスリットSが形成されており、スリットS近傍の本体層3は露出した離型面上に直接付着するはみ出し部位30となっている。本体層3には発泡剤が混入されている。一つの好ましい態様では、本体層3を形成するスクリーン版のスクリーン紗において、スリットSに対応する部位には、透かし部が形成されておらず、スリットSに対応する部位に捺染剤が捺染されないようにしている。
貼着用装飾体を有するシート1に対して、予備乾燥(自然乾燥、あるいは、室温に近い低温下の熱処理)が行われ、その後に、例えば、130〜150℃で10〜180秒前後の熱処理が行われる。熱処理工程において、はみ出し部位30が該離型面から剥離して立体的に変形する。熱処理工程によって、発泡剤が混入されたはみ出し部位30は離型面から剥離して起き上がると共に、伸長するので、はみ出し部位30の自由端は隣接する本体層30の上方を覆うように延出する。熱処理後では、平面視においてスリットSが隠蔽され、各はみ出し部位30が花びらが重なるように変形する。
図7は、さらに他の実施例を示し、シート1の離型面上には、立体感を有する貼着用装飾体5と、平面状の貼着用装飾体6がそれぞれ粘着層を介して剥離自在に設けてある。立体感を有する貼着用装飾体5は蝶の形状を模しており、羽の部分が離型面から離隔して立上るように変形している。図8は、図6に示す立体感を有する貼着用装飾体5及び平面状の貼着用装飾体6を付け爪に貼り付けた状態を示す図である。
図9乃至図11は、さらに他の実施例を示し、シート1の離型面上には、立体感を有する貼着用装飾体5と、平面状の貼着用装飾体6がそれぞれ粘着層を介して剥離自在に設けてある。立体感を有する貼着用装飾体5はユリの花を模している。図10に示すように、立体感を有する貼着用装飾体5の本体層3の上には、さらに粘着層40が形成される。図11に示すように、貼着用装飾体5は、粘着層40を介して、爪、付け爪、肌、携帯電話等の被着体70に貼り付けられる。粘着層40を介して被着体に貼り付けられた貼着用装飾体5の粘着層2の上に、さらに、平面状の貼着用装飾体6を設けることで、ユリの花を模倣した装飾体が完成する。
図9乃至図11に示す貼着用装飾体5は、好ましくは、スクリーン捺染によって製作される。先ず、図示しないプリント台の上に着脱自在に設けたシート1の離型面上にスクリーン版を用いて粘着剤を捺染して粘着層2を形成する。
粘着層2の上に、所定形状の透かし部を備えたスクリーン版を用いて、粘着層2の上面全体を覆うように緩衝層用捺染剤を捺染して緩衝層20を設ける。緩衝層は粘着層と略同じ面積を有している。
緩衝層2の上に所定形状の透かし部を備えたスクリーン版を用いて、発泡剤が混入された本体層用の捺染剤を捺染して本体層3が形成される。本体層3は離型面上に直接付着するはみ出し部位30を有している。本体層3には発泡剤が混入されている。
本体層3の上に所定形状の透かし部を備えたスクリーン版を用いて、粘着剤を捺染することでさらに粘着層40が形成される。粘着層40は、本体層3よりも小さい面積を有している。
貼着用装飾体5を捺染するのと同時に、同じシート1上に、貼着用装飾体6を形成する。貼着用装飾体6は、貼着用装飾体5と同様に、スクリーン捺染によって、シート1上に、粘着層2、緩衝層20、本体層300の順番で捺染することで形成されるが、本体層300には発泡剤は混入されていない。貼着用装飾体5を別個に別のシートに形成してもよい。また、本体層300に発泡材を混入してもよい。
貼着用装飾体5、貼着用装飾体6を有するシート1に対して、予備乾燥(自然乾燥、あるいは、室温に近い低温下の熱処理)が行われ、その後に、例えば、130〜150℃で10〜180秒前後の熱処理が行われる。熱処理によって、貼着用装飾体5のはみ出し部位30が該離型面から剥離して反り返って、立体的に変形する。貼着用装飾体6の本体層300には発泡剤は混入されていないので、本体層300は変形しない。
図11は貼着用装飾体の使用状態を示す図であり、貼着用装飾体5は粘着層40を介して、被着体70に貼り付けられる。粘着層40を介して貼り付けることで、反り返ったはみ出し部30は反転されて、ゆりの花の花びらを模倣するようになる。貼着用装飾体5を粘着層40を介して被着体70に貼り付けた時には、粘着層2が最上層となるが、粘着層2の上には、貼着用装飾体6が設けられる。また、貼着用装飾体6を用いない場合であっても、使用者が粘着層2の上にコーティングを施すことで、粘着層2が最上層に位置することの不具合を除去することができる。
図12乃至図16に、多層構造の本体層を有する貼着用装飾体の製造法の実施例を示す。図において、便宜上、トップ層4とシート10、本体層3とシート1との間が離間しているが、実際には、捺染後には、トップ層4はシート10上に、本体層3はシート1の離型面上に付着している。多層構造の本体層は、図13における装飾体付きシート1に、図12におけるいずれかの装飾体付きシート10を重ねることで得られる。図14に示すように、装飾体同士を合体させた後で、シート10を剥がす。シート10を取り除いた後で、図15に示すように、本体層を熱処理することで、本体層のはみ出し部位30を変形させる。以下、具体的に説明する。
図12において、シート10の表面は離型面となっており、シート10の離型面上に、スクリーン捺染によって装飾体を形成していく。図12上図は、シート10の上に、耐溶剤性のトップ層4、本体層3、本体層3よりも小さい面積の接着層40を形成することで上側本体層が形成されている。図12中央図は、シート10の上に、小面積及び大面積の耐溶剤性のトップ層4、本体層3、本体層3よりも小さい面積の接着層40を形成することで上側本体層が形成されている。図12下図は、シート10の上に、小面積の粘着層、耐溶剤性のトップ層4、本体層3、本体層3よりも小さい面積の接着層40を形成することで上側本体層が形成されている。本体層の少なくとも一部には発泡剤が混入されている。図12において、最上層の接着層40としては粘着層あるいはホットメルト層が例示される。
図13においては、スクリーン捺染によって、シート1上に粘着層2、本体層3、トップ層4、接着層40を順次形成することで、下側本体層が形成されている。本体層3の少なくとも一部には発泡剤が混入されている。最上層の接着層40としては粘着層あるいはホットメルト層が例示される。
図12、図13における上側本体層および下側本体層をそれぞれ乾燥させた後で、接着層同士を接着させることで、上側本体層と下側本体層とを合体させて一体化する。本体層の乾燥工程は好ましい態様では、自然乾燥あるいは、本体層の変形が生じない程度の低温乾燥である。装飾体同士をホットメルト層を介して接着する場合には、シート10を取り除いた後に、さらに本体層に熱処理工程を施すことが望ましい。
装飾体同士を一体化させた後で、シート10を取り除く。そうすることで、シート1上には、複数層の本体層を備えた装飾体が形成される。複数層の本体層を備えた装飾体に熱処理を施すことで、各本体層のはみ出し部位を変形させることができる。
図16は、図10、11に示す実施例を多層構造を有する本体層に適用した場合を示す図である。図12乃至図16では、2層の本体層を示したが、同様の工程を繰り返すことで3層以上の多層本体層を形成することができる。
図17は多層構造を有する本体層の他の実施例を示す。図17では、互いに独立した3層の本体層3がそれぞれ反り返った状態が示してある。加熱時に上下に位置する本体層同士が密着してしまう恐れがあるので、望ましくは、本体層3を構成するそれぞれの層の対向する面の少なくともいずれか一方には、離型コーティング(フッ素、シリコーン等)を施すのがよい。あるいは、上下隣位の層を構成する樹脂の種類を互いに性質の異なる樹脂から構成してもよい。
プリント直後の状態を示す断面図である。 熱処理後の状態を示す断面図である。 図2に類似の図であり、はみ出し部位の他の変形態様を示す図である。 貼着用装飾体付きシートの実施例を示す図であり、上から、平面図、熱処理前の側面図、熱処理後の側面図である。 貼着用装飾体付きシートの他の実施例を示す図であり、上から、熱処理前の断面図、熱処理後の断面図である。 上図は、シート上に粘着層(緩衝層がある場合には、粘着層と略同じ形状となる)を捺染した状態を示す平面図、中央図は、シート上に本体層を捺染した状態を示す平面図、下図は、粘着層と本体層との位置関係を説明する平面図である。 貼着用装飾体付きシートの他の実施例を示す平面図である。 図7に示す装飾体を付け爪に貼り付けた状態を示す図である。 貼着用装飾体付きシートのさらに他の実施例を示す平面図である。 図9に示す貼着用装飾体付きシートの部分断面図であり、上図は熱処理前、下図は熱処理後を示している。 図10に示す貼着用装飾体の被着体への貼付けを説明する図である。 上側本体層が形成されたシートを示す図である。 下側本体層が形成されたシートを示す図である。 上側本体層と下側本体層とを一体化させる工程を示す図である。 複数層の本体層を変形させた状態を示す図である。 図10、図11に示す実施例を複数層の本体層に適用したものを示す図である。 他の実施例に係る多層構造の本体層を有する装飾体付きシートを示す概略図である。
符号の説明
1 シート
2 粘着層
20 緩衝層
3 本体層
30 はみ出し部位
40 粘着層
S スリット

Claims (12)

  1. シートの離型面上に粘着層を設ける工程と、
    該粘着層の上に一層あるいは複数層の本体層を設ける工程と、
    該本体層の熱処理工程と、を含み、
    該本体層には一つあるいは複数のスリットが形成されており、該本体層のスリット近傍部位が該粘着層からはみ出したはみ出し部位として該離型面上に付着しており、該本体層には発泡剤が混入されており、該熱処理工程において、該はみ出し部位が該離型面から剥離して立体的に変形することで、粘着層と立体感を有する本体層とを含む装飾体が該粘着層を介して離型面上に剥離可能に形成されている貼着用装飾体付きシートを得ることを特徴とする貼着用装飾体付きシートの製造法。
  2. シートの離型面上に粘着層を設ける工程と、
    該粘着層の上に一層あるいは複数層の本体層を設ける工程と、
    該本体層の熱処理工程と、を含み、
    該本体層は、該離型面上に付着したはみ出し部位を有しており、該はみだし部位には、本体層に形成された一つあるいは複数のスリットの近傍部位が含まれており、該本体層には発泡剤が混入されており、該熱処理工程において、該はみ出し部位が該離型面から剥離して立体的に変形することで、粘着層と立体感を有する本体層とを含む装飾体が該粘着層を介して離型面上に剥離可能に形成されている貼着用装飾体付きシートを得ることを特徴とする貼着用装飾体付きシートの製造法。
  3. シートの離型面上に粘着層を設ける工程と、
    該粘着層の上に該粘着層の上面全体を覆うように緩衝層を設ける工程と、
    該緩衝層の上に一層あるいは複数層の本体層を設ける工程と、
    該本体層の熱処理工程と、を含み、
    該本体層には一つあるいは複数のスリットが形成されており、該本体層のスリット近傍部位が該粘着層及び該緩衝層からはみ出したはみ出し部位として該離型面上に付着しており、該本体層には発泡剤が混入されており、該熱処理工程において、該はみ出し部位が該離型面から剥離して立体的に変形することで、粘着層と立体感を有する本体層とを含む装飾体が該粘着層を介して離型面上に剥離可能に形成されている貼着用装飾体付きシートを得ることを特徴とする貼着用装飾体付きシートの製造法。
    シートの離型面上に粘着層を設ける工程と、
  4. シートの離型面上に粘着層を設ける工程と、
    該粘着層の上に該粘着層の上面全体を覆うように緩衝層を設ける工程と、
    該緩衝層の上に一層あるいは複数層の本体層を設ける工程と、
    該本体層の熱処理工程と、を含み、
    該本体層は、該離型面上に付着したはみ出し部位を有しており、該はみだし部位には、本体層に形成された一つあるいは複数のスリットの近傍部位が含まれており、該本体層には発泡剤が混入されており、該熱処理工程において、該はみ出し部位が該離型面から剥離して立体的に変形することで、粘着層と立体感を有する本体層とを含む装飾体が該粘着層を介して離型面上に剥離可能に形成されている貼着用装飾体付きシートを得ることを特徴とする貼着用装飾体付きシートの製造法。
  5. 離型面を有するシートと貼着用装飾体とからなる貼着用装飾体付きシートであって、
    該装飾体は、該離型面上に形成された粘着層と、該粘着層の上に形成された一層あるいは複数層の本体層とからなり、該装飾体は該粘着層を介して該離型面上に剥離自在に装着されており、
    該本体層には一つあるいは複数のスリットが形成されており、該本体層のスリット近傍部位が該粘着層からはみ出したはみ出し部位を形成しており、該本体層には発泡剤が混入されており、該本体層の該粘着層からはみ出した部位が熱処理によって該離型面から離間して立体的に変形していることを特徴とする貼着用装飾体付きシート。
  6. 離型面を有するシートと貼着用装飾体とからなる貼着用装飾体付きシートであって、
    該装飾体は、該離型面上に形成された粘着層と、該粘着層の上に形成された一層あるいは複数層の本体層とからなり、該装飾体は該粘着層を介して該離型面上に剥離自在に装着されており、
    該本体層は該粘着層からはみ出した部位を有しており、該はみだし部位には、本体層に形成された一つあるいは複数のスリットの近傍部位が含まれており、該本体層には発泡剤が混入されており、該本体層の該粘着層からはみ出した部位が熱処理によって該離型面から離間して立体的に変形していることを特徴とする貼着用装飾体付きシート。
  7. 発泡剤は、少なくともはみ出し部位あるいは/およびはみ出し部位近傍に混入されている、請求項5,6いずれかに記載の貼着用装飾体付きシート。
  8. 請求項5乃至7いずれかにおいて、該粘着層と該本体層との間には、該粘着層の上面全体を覆うように緩衝層を設けてあり、該緩衝層の上に該本体層が形成されており、該本体層のスリット近傍部位は、該粘着層及び該緩衝層からはみ出したはみ出し部位を形成していることを特徴とする貼着用装飾体付きシート。
  9. 離型面を有するシートと複数の貼着用装飾体とからなる貼着用装飾体付きシートであって、
    該貼着用装飾体は、立体感を有する貼着用装飾体と平面状の貼着用装飾体とを含み、
    立体感を有する貼着用装飾体及び平面状の貼着用装飾体は、該離型面上に形成された粘着層と、該粘着層の上に形成された一層あるいは複数層の本体層とからなり、立体感を有する貼着用装飾体及び平面状の貼着用装飾体は該粘着層を介して該離型面上に剥離自在に装着されており、
    立体感を有する貼着用装飾体の該本体層は該粘着層からはみ出した部位を有しており、該本体層には発泡剤が混入されており、該本体層の該粘着層からはみ出した部位が熱処理によって該離型面から離間して立体的に変形していることを特徴とする貼着用装飾体付きシート。
  10. 発泡剤は、少なくともはみ出し部位あるいは/およびはみ出し部位近傍に混入されている、請求項9に記載の貼着用装飾体付きシート。
  11. 請求項9,10いずれかにおいて、立体感を有する貼着用装飾体及び平面状の貼着用装飾体において、該粘着層と該本体層との間には、該粘着層の上面全体を覆うように緩衝層を設けてあり、該緩衝層の上に該本体層が形成されていることを特徴とする貼着用装飾体付きシート。
  12. 請求項9乃至11いずれかにおいて、立体感を有する貼着用装飾体において、該本体層の上にもう一つの粘着層を設けたことを特徴とする貼着用装飾体付きシート。
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