JP3229795B2 - 押出機用金型の自動組立・分解装置及びその制御方法 - Google Patents

押出機用金型の自動組立・分解装置及びその制御方法

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JP3229795B2
JP3229795B2 JP33702495A JP33702495A JP3229795B2 JP 3229795 B2 JP3229795 B2 JP 3229795B2 JP 33702495 A JP33702495 A JP 33702495A JP 33702495 A JP33702495 A JP 33702495A JP 3229795 B2 JP3229795 B2 JP 3229795B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押出機用金型の自
動組立・分解装置に関し、更に詳しくは、アルミサッシ
押出機用ダイスや伸銅製品押出機用ダイスをホルダに自
動的に組み込むことにより金型セットを作り、対応する
ボルスタと組み合わせて押出機に供給するとともに、押
出機から戻ってくる金型とボルスタを分離し、分離され
た金型をホルダとダイスに分解することにより押出機用
金型の自動組立・分解を行う装置及びその制御方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】押出機用の金型は、生産する製品ごとに
交換する必要があるが、従来は人手によりホルダへダイ
スを組み込み、ホイスト等にて押出機へ搬送していた。
かかる作業は、金型の重量が数十kgから百kgを超え
るものまであること、また、金型とボルスタとの分離作
業は、3〜4百度の温度を持つ金型内のアルミ片をエア
チッパー等で切断する作業であること、さらにダイスと
ホルダの分解作業も3〜4百度の温度を持つ金型からダ
イスを油圧ジャッキ等を用いて抜き取る作業であり、作
業者にとって苛酷な作業となっていた。
【0003】これらの問題を解決するために、従来より
個別に組立装置、分解装置、分離装置を用いて作業負荷
を減ずる手段を講じたり、人手にて組み立てられた金型
をボルスタと組み合わせて押出機に自動装填したり使用
済み金型とボルスタを押出機より取り出し、分離装置に
て分離するなどの部分的自動化が実施されてきた。
【0004】しかし、金型組立から金型分解に至る全工
程を自動化するためには、変化する操業条件に効率的に
対応できるシステムが不可欠であり、従来の部分的自動
化設備の組合せでは全工程の自動化は不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】金型組立から金型分解
に至る全工程を自動化するためには、次のような課題を
解決する必要がある。
【0006】(1) 通常のホルダ、ボルスタは、多種
類のダイスに対し1対1に対応した数量を保有していな
いため、複数のダイスに対しホルダ、ボルスタを特定
し、供給しなければならない。
【0007】(2) ホルダ、ボルスタを効率よく運用
するため、ホルダ、ボルスタの在庫データ、使用状況を
掌握し、適切なダイス、ホルダ、ボルスタを順次切り出
し、各装置へ供給することが必要である。
【0008】(3) ホルダ、ボルスタを要求に応じ順
次供給する必要があるが、これを人手で行っていたので
は工数が大となり供給速度が低下する。
【0009】(4) 押出機の状況による金型の搬入順
番の変更、搬入キャンセル、搬出ダイスの再投入等に対
し臨機応変に対応する必要がある。
【0010】本発明が解決すべき課題は、金型組立、残
アルミ切断、金型分解、金型搬送の全ての作業を全自動
化し、作業者を重筋作業から開放することのできる装置
及びその制御方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の押出機用金型の自動組立・分解装置は、ホ
ルダ及びボルスタをシステム内に保管するヤード部と、
使用済み金型とボルスタ間の材料を切断し、金型とボル
スタに分離する分離装置と、ダイスをホルダに組み込む
ことにより金型を組み立てる組立装置と、金型をホルダ
とダイスに分解する分解装置と、ダイス及び金型・ボル
スタをシステムへ搬入、搬出を行う搬送装置と、上位生
産管理コンピュータとの通信機能、制御装置との通信機
能を有し、搬入されるダイスデータ、搬出されるダイス
データ、ホルダ保管ヤードのホルダ在荷データ、ボルス
タ保管ヤードのボルスタ在荷データにて金型組立順序デ
ータを自動生成し、制御装置へ伝送する組立・分解計画
装置と、各種記憶部を持ち、各種記憶部内情報と各装置
のリアルタイム情報に基づき、システム内作業効率が最
大となる最適な作業を自立的に選択し、各装置へ指令を
出す制御装置と、前述制御装置の指令により各装置への
搬入、搬送、搬出を行う1台のピッキング装置とを備え
たものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面によ
り説明する。図1は、本発明の一実施例を示す自動組立
・分解システムの構成図である。自動組立・分解システ
ムは、組立・分解計画装置2と、制御装置3と、ピッキ
ング装置4と、ダイス搬入台車5と、ダイス搬出台車6
と、金型組立装置7と、金型分解装置8と、ホルダ・ボ
ルスタ分離装置9と、ホルダヤード10と、ボルスタヤ
ード11と、組立金型ヤード12と、分解金型ヤード1
3と、金型搬入コンベア15と、金型返却コンベア14
とから構成される。
【0013】組立・分解計画装置2は押出機18に搬入
すべきダイス型番およびそのダイスに引き当てられるホ
ルダおよびボルスタの型番が与えられたとき、投入順番
および引き当てられたホルダ、ボルスタの型式からホル
ダヤード10と、ボルスタヤード11に保管されている
ホルダ、ボルスタを引き当て組立計画が作成される。
【0014】投入順番およびホルダ、ボルスタの引き当
て結果はディスプレイに表示される。投入順番変更、金
型型番等のデータ変更はキーボード等からの入力により
行うことが可能である。
【0015】具体的には各金型型番およびホルダ、ボル
スタの型番を入力してホルダ、ボルスタ在庫テーブルか
らこれと合致するホルダ・ボルスタを特定し、ホルダヤ
ード、ボルスタヤードの所在地コードを検索するコンピ
ュータである。
【0016】ホルダヤード10およびボルスタヤード1
1は、ホルダおよびボルスタの保管ヤードで、指定され
た金型、ホルダおよびボルスタをピッキング装置4を用
いて移載する平置きの自動倉庫である。
【0017】制御装置3は、組立・分解計画装置で作成
した組立計画に従い、ピッキング装置の動作シーケンス
を作成すると共に下記5つの装置、金型組立装置7、金
型分解装置8、ホルダ・ボルスタ分離装置9、返却コン
べア14、搬入コンベア15と信号の授受を行う事によ
り、各装置を統括制御する制御用コンピュータである。
【0018】金型組立装置7はピッキング装置4により
搬入されたホルダにダイスを自動組込するものである。
金型分解装置8はピッキング装置4により搬入された押
出済金型を自動的にダイスとホルダに分解するものであ
る。金型搬入コンベア15は組立てられた金型および引
き当てられているボルスタを金型搬入モノレールに引き
渡すコンベアである。金型返却コンベア14は押出し済
み金型およびボルスタをピッキンク”装置に引き渡すコ
ンベアである。金型搬入モノレール16は金型搬入コン
ベア15にて移送された金型を押出機18へ移載するモ
ノレールである。金型搬出モノレール17は押出済み金
型を搬出コンベア14へ搬送するモノレールである。組
立金型ヤード12は組立済み金型を一時保管するもので
固定架台である。本架台は金型のバッファとして機能す
ると共に同架台上にてダイス回転防止用キーの挿入を行
うエリアとして用いられる。
【0019】分解金型ヤード13は分離済み金型を一時
保管するもので固定架台である。本架台は金型のバッフ
ァとして機能すると共に同架台上にてダイス回転防止用
キーを取り外すエリアとして用いられる。
【0020】分離装置9は押出済み金型とボルスタ間に
残存するアルミ型材を切断し、金型とボルスタを分離す
る装置である。
【0021】本実施例にて用いられる金型の寸法は既知
でピッキング装置4に登録されているものとする。
【0022】ヤードの番地説明 図2は、ダイス搬入台車上のダイスの位置を示す説明図
である。ダイス0000を原点とする座標系を設定し、
ダイス搬入台車5上の金型の積載位置を指定する事が出
来る。
【0023】図3は、ホルダヤード上のホルダの位置を
示す説明図である。ホルダ0000を原点とする座標系
を設定し、ホルダヤード10上のホルダの移載位置を指
定する事が出来る。
【0024】図13はダイス搬出台車上のダイス位置を
示す説明図である。ダイス0000を原点とする座標系
を設定し、ダイス搬出台車6上の金型の積載位置を指定
することができる。
【0025】図4Aは、ボルスタヤード上のボルスタの
位置を示す説明図である。ボルスタ0000を原点とす
る座標系を設定し、ボルスタヤード11上のホルダの移
載位置を指定する事が出来る。図4Bは、組立金型ヤー
ド上の金型位置を示す説明図である。金型0000を原
点とする座標系を設定し、組立金型ヤード12上の金型
の積載位置を指定する事が出来る。図4Cは、分解金型
ヤード上の金型位置を示す説明図である。金型0000
を原点とする直交座標系を設定し、分解金型ヤード13
上の金型の積載位置を指定する事が出来る。
【0026】図15及び図16は本発明の制御工程を示
すフローチャートである。
【0027】ピッキング装置動作説明 上記各ヤードにおいて各金型はあらかじめ設定された格
子目の交点上に金型の基準点を合わせて設置または移載
される。
【0028】格子目のX及びY方向の間隔は既知であら
かじめピッキング装置4に記憶されている。
【0029】ピッキング装置4はダイス搬入台車、ダイ
ス搬出台車、ホルダヤード、ボルスタヤード、組立金型
ヤード、分解金型ヤード毎に独立した座標系を有してお
り、ピッキング装置4は制御装置3からインターフェー
スされる各ヤードのX及びY軸の格子目番地によって指
定の格子目に移動することができる。
【0030】搬入台車上金型データ登録(図15ステッ
プ1) オペレータは生産順序に従いダイスをダイス収納場所か
ら取り出し搬入台車の所定位置に順次積載する。
【0031】オペレータは積載完了するとダイス搬入台
車5を金型ハンドリングシステム内の所定位置に搬入、
固定する。
【0032】オペレータはダイス搬入台車5の搬入、固
定が完了すると金型データを組立・分解計画装置2に入
力する。金型データはオペレータが生産計画装置1の端
末を操作し組立・分解計画装置2へ伝送する方法、また
は組立・分解計画装置2に付属するキーボードとCRT
画面を用い対話型にて手入力する方法等にて組立・分解
計画装置2に入力される。
【0033】図5は生産計画装置1から伝送されるダイ
ス搬入台車5上の金型データの一例である。データの手
入力を行う場合も同様なデータを入力する事になる。手
入力の代わりにフロッピーディスク等を用いても良い。
【0034】搬入台車金型データテーブルの作成(図1
5ステップ2) 組立・分解計画装置2は、図5の金型データとあらかじ
め登録されている図6、7に示すホルダ、ボルスタマス
タテーブルからダイスに適合するホルダ、ボルスタをホ
ルダヤード、ボルスタヤードから選択しその所在座標、
外形コード及び長さコードを求め、図8に示すダイス搬
入台車金型データテーブルを作成する。
【0035】ボルスタ、ホルダの選定に際し各ヤードに
在荷するものを優先して割り当てるが、同一型式が複数
個あるものについては使用回数が均等になるように選定
する。
【0036】ダイス搬入台車金型データテーブルの作成
が完了したらデータ記憶部に格納すると共に制御装置3
の第1記憶部に伝送する。
【0037】図8の例ではダイス搬入台車金型データテ
ーブルの金型の投入順番は初期値が記載されている。
【0038】ダイス搬入台車5上のダイスが台車上に満
載されてない場合、例えば空席位置に対応する台車アド
レスの投入順番記号を0にして区別できるようにしてお
く。
【0039】ダイス搬入台車からの金型の取り出し(図
15ステップ3) 制御装置3は搬入台車金型データテーブルを受け取ると
第1記憶部に同テーブルを作成する。
【0040】以降、本テーブルを制御装置3および組立
・分解装置2は共用する。
【0041】制御装置3は同テーブルの投入順番に従い
所定場所のダイスおよびダイスに対応するホルダをピッ
キング装置4を用いて金型組立装置へ搬送する。
【0042】制御装置3はダイスおよびホルダをピッキ
ング装置が搬送する毎に搬入台車金型データテーブルの
在荷記号を下記のように書き換える。
【0043】例えば、台車上にダイスが無い場合は投入
順番0が組立・分解計画装置2からインターフェースさ
れるが、この時は在荷データとして000を、投入順番
が0以外の場合、投入待ちとして100を、ピッキング
装置4がダイスに対応するホルダを組立装置へ搬入する
と150を、ピッキング装置がダイスを組立装置へ搬入
すると200を制御装置3は記入する。
【0044】制御装置3は、投入順番が0以外のダイス
について投入順番の若い順に組み立てを実行する。
【0045】在荷記号が100の場合、組立装置にダイ
ス搬入台車金型データテーブルに記載されているダイス
に対応したホルダの番地を読みとり、これをピッキング
装置ヘインターフェースし金型組立装置への搬入を指示
する。ただし在荷データが150になっているダイスは
優先的に処理される。
【0046】制御装置3はピッキング装置4がホルダを
組立装置へ搬入するとダイス搬入台車金型データテーブ
ルの在荷記号を150にする。
【0047】制御装置3は、在荷記号が150になって
いるダイスのダイス搬入台車上の番地をダイス搬入台車
金型データテーブルから読みとり、これをピッキング装
置ヘインターフェースしダイス搬入台車からのダイスの
搬出及び組立装置への搬入を指示する。
【0048】制御装置3はピッキング装置4がダイス及
びホルダを金型組立装置へ搬入するとダイス搬入台車金
型データテーブルの在荷記号を200にすると共に搬入
したダイスに関するダイス搬入台車金型データテーブル
上のデータを図11に例を示す金型データテーブルに転
送する。データは先詰めで記憶される。
【0049】上記手順にて金型データテーブルは順次作
成されて行く。
【0050】制御装置3は在荷記号が200になってい
るダイスはダイス搬入台車からダイスが搬出されたもの
として判断する。
【0051】組立・分解計画装置2は在荷データが15
0から200に変化するとダイスが搬入台車5から組立
装置へ搬入されたと判断し、生産計画装置1に対しその
ダイス記号を組立中として伝送する。生産計画装置1は
ダイスのトラッキングデータをダイス搬入台車から組立
ゾーン内へ変更する。
【0052】搬入台車投入順番変更(図15ステップ
4) 操業の都合にて組立順番変更の要が発生した場合、組立
・分解計画装置2はオペレータとキーボード及びCRT
にて対話しダイス搬入台車金型データテーブルの投入順
番を修正する。
【0053】投入順番変更に際し、組立・分解計画装置
2は制御装置3の第5記憶部を読みとり在荷データが1
50または200になっているものに対しては上記CR
T画面にホルダ搬入済、ダイス投入済の表示を出力しオ
ペレータに注意喚起すると共に順番変更を不可とする。
【0054】投入順番変更する際、組立・分解計画装置
は搬入台車5上のダイスをピッキング装置4が移載しな
いように制御装置3が処置していることを確認する。
【0055】上記処置が実行されてない場合、投入順番
変更は実行しない。
【0056】オペレータの組立順番変更操作が完了し新
たな金型組立順番テーブルを作成すると、組立・分解計
画装置2は制御装置3の第1記憶部にこれをインターフ
ェースする。
【0057】金型組立分解のスケジューリング(図16
ステップ5) 制御装置3は図9に例を示す金型組立分解順番テーブル
を第2記憶部に作成する。
【0058】制御装置3は各装置からの金型ハンドリン
グ要求信号を優先度順に検索し優先順位に従って金型を
ハンドリングする。図9の例で説明する。
【0059】制御装置3は、金型返却コンベア金型取出
要求、分離装置ホルダ取出要求、分離装置ボルスタ取出
要求、金型搬入コンベア金型搬入要求、組立装置ホルダ
搬入要求、組立装置ダイス搬入要求、組立装置金型取出
要求、分解装置金型搬入要求、分解装置ダイス取出要
求、分解装置ホルダ取出要求、組立キャンセル金型取出
要求の有無を各装置に順に問い合わせ、例えば要求あり
は01、要求なしは00を第二記憶部の金型組立分解順
番テーブルに記入する。
【0060】制御装置3は組立分解順番テーブルの優先
順位に従って要求の有無を検索し、その要求がある場
合、下記の様なインターロック条件をチェックする。
【0061】1.取出した金型、ダイス、ホルダ、ボル
スタの置場があること。
【0062】2.搬送すべき金型、ダイス、ホルダ、ボ
ルスタが所定置場に搬出可能な状態であること。
【0063】インターロックが満足されている場合、要
求に従い制御装置3はピッキング装置4に対し金型のハ
ンドリングを指示する。
【0064】インターロックが満足されていない場合、
次順位の要求を問い合わせる。
【0065】制御装置3は定期的に金型組立分解順番テ
ーブルに従い要求を上記手順にて問い合わせる。
【0066】トラッキングデータテーブル(図15ステ
ップ6) 制御装置3はピッキング装置4が金型を各装置からハン
ドリングする毎に図12に示すトラッキングデータテー
ブル上の装置に対応した欄に、金型に対応した図11に
示すテーブルコードNo.を記入する。
【0067】制御装置3は制御に必要な金型データをト
ラッキングデータテーブルに記載されたテーブルコード
No.を基に図11に示す金型データテーブルから取り
出すことができる。
【0068】制御装置3は各装置からの要求に従い上記
走査にて必要な金型データをインターフェースする事が
出来る。
【0069】また組立・分解計画装置2は本テーブル及
び金型データテーブルから金型の所在を知ることが出来
る。
【0070】組立金型ヤード投入順番テーブル(図16
ステップ7) 制御装置3はピッキング装置4が金型を組立金型ヤード
に搬入する毎に図14に示す組立金型ヤード投入順番テ
ーブルに組立ダイスヤードアドレス及び搬入した金型に
合致した図11に示すテーブルコードを記入する。
【0071】データの記入は投入順番、先詰めで実行す
る。
【0072】金型返却コンベアから再入(金型を分解し
ないで押出機へ戻す)フラグ付きで返却された金型は分
解金型ヤードへは行かず組立金型ヤードへ搬入されるが
この時組立金型ヤード投入順番テーブルの投入順番は、
例えば200が記入され再入材であることを示す。
【0073】制御装置3は投入順番の若い順から金型搬
入コンべアの要求に応じ搬出するが、再入材については
優先的に搬送される。
【0074】金型搬入コンベアの要求に応じ組立金型ヤ
ードから制御装置3は金型を搬送するが、この時、図1
1の金型データテーブルからこれに対応するボルスタを
検索しボルスタヤードから搬送する。
【0075】金型の組立金型ヤードからの搬出に際し対
応するボルスタがボルスタヤードから出払っている場
合、次順位の金型を引き当て搬出する。
【0076】制御装置3はピッキング装置4が金型を金
型搬入コンベア15へ搬入すると組立・分解計画装置2
にそのことをインターフェースする。
【0077】組立・分解計画装置2は上記データを受け
取ると生産管理装置1に対しその金型記号を組立金型デ
ータとしてインターフェースする。生産管理装置1はダ
イスのトラッキングデータを組立ゾーンから押出ゾーン
ヘ移動する。
【0078】組立金型ヤード投入順番変更(図16ステ
ップ8) 操業の都合にて投入順番変更の要が発生した場合、オペ
レータは組立・分解計画装置2とキーボード及びCRT
にて対話し組立金型ヤード投入順番テーブルの投入順番
を修正する。
【0079】修正の具体例 組立・分解計画装置2はオペレータから要求があると制
御装置3の組立金型ヤード投入順番テーブルを読み取
る。
【0080】オペレータはCRT上にて投入順番を変更
する。
【0081】操業の都合にて押出機への投入を中止する
場合、この画面にて投入キャンセルの操作を実行する。
【0082】オペレータの操作が完了すると組立・分解
計画装置2は組立金型ヤード投入順番テーブルを制御装
置3にインターフェースする。
【0083】この時、投入キャンセルした金型について
は例えば投入順番に100を記入し制御装置3が判別出
来るようにしておく。
【0084】制御装置3は100が記入してある金型に
ついては、金型搬入コンベアへは搬送せず、分解ダイス
ヤードへ搬送する。投入順番変更する際、組立・分解計
画装置2は組立金型ヤード上の金型をピッキング装置4
が移載しないように制御装置3が処置していることを確
認する。
【0085】上記処置が実行されてない場合、投入順番
変更は実行しない。
【0086】分解金型ヤード搬出順番テーブル 押出完了した金型が金型返却コンベア14に搬送される
と生産管理装置1は組立・分解計画装置2に対し金型記
号をインターフェースする。
【0087】組立・分解計画装置2は制御装置3に金型
返却コンベア金型取出要求を出力すると共に図11に示
す金型データテーブルを検索し返却金型記号に対応する
テーブルコードNo.を求めこの値を返却金型データと
して制御装置3へインターフェースする。
【0088】金型返却コンベア14の金型取出要求に応
じ、制御装置3はコンベア上の金型及びボルスタをホル
ダ・ボルスタ分離装置へ搬送する。
【0089】制御装置3はピッキング装置4が金型を金
型返却コンベア14から搬出すると組立・分解計画装置
2にそのことをインターフェースする。
【0090】組立・分解計画装置2は上記データを受け
取ると生産管理装置1に対しその金型記号を金型分解デ
ータとしてインターフェースする。生産管理装置1はダ
イスのトラッキングデータを押出ゾーンから分解ゾーン
ヘ移動する。
【0091】ホルダ・ボルスタ分離装置9にて金型及び
ボルスタの分離が完了するとホルダ・ボルスタ分離装置
9は制御装置3へ金型取出要求を行う。
【0092】ホルダ・ボルスタ分離装置1の要求に応じ
制御装置3は金型を分解金型ヤード12へ移載する。
【0093】またボルスタをボルスタヤード所定位置へ
移載する。
【0094】制御装置3はピッキング装置4が金型を分
解金型ヤード13へ移載する毎に図10に示す分解金型
ヤード搬出順番テーブルに分解金型ヤードアドレス及び
搬入した金型に合致した図11に示すテーブルコードを
記入する。
【0095】データの記入は搬出順番、先詰めで実行す
る。
【0096】制御装置3は搬出順番の若い順に金型を分
解装置8の要求に応じピッキング装置4を用い搬送す
る。
【0097】制御装置3はピッキング装置4が分解金型
ヤード13から金型を取り出すと、分解金型ヤード搬出
順番テーブルのデータを先詰めし、次搬出に備える。
【0098】分解したダイスの搬出 分解装置8は金型の分解が完了すると制御装置3に対し
分解装置ダイス取出要求を出力する。
【0099】制御装置3は上記ダイス取出要求に応じ分
解されたダイスを搬出台車6へ、またホルダはホルダヤ
ード10の所定位置にピッキング装置4を用い移載す
る。
【0100】制御装置3はピッキング装置4がダイスを
搬出台車6へ移載すると組立・分解計画装置2にそのこ
とをインターフェースする。
【0101】組立・分解計画装置2は上記データを受け
取ると生産管理装置1に対しその金型記号を金型分解完
了データとしてインターフェースする。生産管理装置1
はダイスのトラッキングデータを分解ゾーンから搬出台
車ゾーンヘ移動する。制御装置3は搬出台車6が満杯に
なるとオペレータに対し満杯警報を出力し台車の交換を
促す。
【0102】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、下記
の効果を奏する。
【0103】(1) 金型組立、残アルミ切断、金型分
解、金型搬送の全ての作業を全自動化し、作業者を重筋
作業から開放することができる。
【0104】(2) 金型組立を自動化できるとことか
ら、誤組立が解消され、操業効率が向上する。
【0105】(3) 苛性ソーダによる溶解処理をしな
いメタル詰めダイスの組立が可能となるため、苛性ソー
ダによる溶解処理の負荷が減少すると共に、押出し歩留
りが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す自動組立・分解シス
テムの構成図である。
【図2】 ダイス搬入台車上のダイスの位置を示す説明
図である。
【図3】 ホルダヤード上のホルダの位置を示す説明図
である。
【図4】 Aは、ボルスタヤード上のボルスタの位置を
示す説明図、Bは、組立金型ヤード上の金型位置を示す
説明図、C図は、分解金型ヤード上の金型位置を示す説
明図である。
【図5】 生産計画装置1から伝送されるダイス搬入台
車5上の金型データの一例である。
【図6】 ホルダマスタテーブルである。
【図7】 ボルスタマスタテーブルである。
【図8】 ダイス搬入台車金型データテーブルである。
【図9】 金型組立分解順番テーブルである。
【図10】 分解金型ヤード搬出順番テーブルである。
【図11】 金型データテーブルである。
【図12】 トラッキングデータテーブルである。
【図13】 ダイス搬出台車上のダイスの位置を示す説
明図である。
【図14】 組立金型ヤード投入順番テーブルである。
【図15】 本発明の制御工程を示すフローチャートで
ある。
【図16】 本発明の制御工程を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 生産計画装置、2 組立・分解計画装置、3 制御
装置、4 ピッキング装置、5 ダイス搬入台車、6
ダイス搬出台車、7 金型組立装置、8 金型分解装
置、9 ホルダ・ボルスタ分離装置、10 ホルダヤー
ド、11 ボルスタヤード、12 組立金型ヤード、1
3 分解金型ヤード、14 金型返却コンベア、15
金型搬入コンベア
フロントページの続き (72)発明者 古我 雄二郎 北九州市戸畑区大字中原46−59 日鐵プ ラント設計株式会社内 (72)発明者 西川 広 北九州市戸畑区大字中原46−59 日鐵プ ラント設計株式会社内 (72)発明者 朝日 隆仁 北九州市戸畑区大字中原46−59 日鐵プ ラント設計株式会社内 (72)発明者 吉田 徳一 石川県羽咋郡志雄町杉野屋ぬ−1−1 立山合金工業株式会社 石川工場内 (56)参考文献 特開 平7−51739(JP,A) 特開 平6−345205(JP,A) 特開 平6−304645(JP,A) 特開 平3−81034(JP,A) 特開 昭61−232026(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21C 25/02 B21D 37/04 B23Q 7/14 B23Q 41/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダ及びボルスタをシステム内に保
    管するヤード部と、使用済み金型とボルスタ間の材料を
    切断し、金型とボルスタに分離する分離装置と、ダイス
    をホルダに組み込むことにより金型を組み立てる組立装
    置と、金型をホルダとダイスに分解する分解装置と、ダ
    イス及び金型・ボルスタをシステムへ搬入、搬出を行う
    搬送装置と、上位生産管理コンピュータとの通信機能、
    制御装置との通信機能を有し、搬入されるダイスデー
    タ、搬出されるダイスデータ、ホルダ保管ヤードのホル
    ダ在荷データ、ボルスタ保管ヤードのボルスタ在荷デー
    タにて金型組立順序データを自動生成し、制御装置へ伝
    送する組立・分解計画装置と、各種記憶部を持ち、各種
    記憶部内情報と各装置のリアルタイム情報に基づき、シ
    ステム内作業効率が最大となる最適な作業を自立的に選
    択し、各装置へ指令を出す制御装置と、前述制御装置の
    指令により各装置への搬入、搬送、搬出を行う1台のピ
    ッキング装置とを備えたことを特徴とする押出機用金型
    の自動組立・分解装置。
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