JP3228999U - 検体採取用ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】保管時のスペースを省くと共に組み立てた際の安定性を比較的容易に確保しながら、検体採取者の安全を確保するための検体採取用のボックスを提供する。【解決手段】第1の側面部材11とその左右何れかに位置する第2の側面部材が互いに内面を向き合い、第2の側面部材と対向する第4の側面部材14と第1の側面部材11と対向する第3の側面部材が互いに内側を向き合うように折り畳まれ、その状態で、さらに第1の側面部材11の外面と第4の側面部材14の外面が向き合うように折り畳まれるように、互いに隣接する側面部材11、14がそれぞれヒンジ部20で連結されたボックス本体10において、光を透過する窓部17と保護グローブ3装着用の装着部材16を取り付ける二つの開口部15を第1の側面部材11に備え、第3の側面部材に人が出入りできる開閉扉を設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、検体採取用ボックスに関する。
いわゆる新型コロナウイルス(COVID−19)による感染症対策として、被験者から検体を採取して、PCR法や抗体検査などにより被験者の感染の有無を可能な限り早期に診断する必要がある。この際、被験者の血液や口腔や鼻腔内の体液や細胞などが検体として用いられるが、特に鼻腔内から検体を採取する場合には、被験者を刺激して咳やくしゃみなどが飛散することがあり、検体採取者が二次感染にさらされるという問題があった。
そこで、検体採取者がほぼ密閉となった電話ボックスのような小部屋(ボックス)内に入り、被験者と距離を保ちながら一つの側面に取り付けられた採取用グローブを用いて、被験者から検体を採取する方法が知られている。
しかしながら、このような構造の検体採取ボックスは、既成品として組み立てられたものであって、流行が終わり使用されなくなれば、組み立てられたまま保管されるか、あるいは解体して保管または廃棄されることが一般的である。このため、そのまま組み立てられた状態で保管すれば広いスペースが必要となり保管費用がかさんだり、分解して保存したりしても、運搬には不便であり、分解しても嵩張ることが考えられた。
一方、特許文献1には組立式のトイレボックスが提案されている。このトイレボックスは、2つに折り畳み可能な側面パネルを備えており、左右の側面パネルを折り畳むことで、省スペースで保管することを可能にしている。
しかしながら、特許文献1に示されたトイレボックスは両側の側面パネルがそれぞれ2つに折り畳み可能になっているため、組み立てる際に2つの側面パネルをほぼ同時に広げないとトイレボックスをたやすく組み立てることができず、トイレボックスの組み立てに要領が必要であった。
また、前記トイレボックスは、側面パネルを広げた状態でボックス本体10を筒状に維持することができるが、安定性に欠きやすく、天井部材50に取り付けられたアイボルトとロープを使って地表に安定に固定させる必要があった。
特開2006−177105号公報
本考案は上記従来技術に鑑みてなされたものであって、保管時のスペースを省くとともに組み立てた際の安定性を比較的容易に確保しながら、検体採取者の安全を確保するための検体採取用のボックスを提供することを課題とする。
本考案に係る検体採取用本体ボックスは、4つの側面部材を有する折り畳み可能なボックス本体と、検体採取用のグローブが装着される一対の装着部材を備え、前記側面部材はそれぞれ1枚の板状部材からなり、前記ボックス本体は、1つの側面部材である第1の側面部材とその左右何れかに位置する第2の側面部材が互いに内面を向き合い、第2の側面部材と対向して位置する第4の側面部材と第1の側面部材と対向して位置する第3の側面部材が互いに内側を向き合うように折り畳まれ、その状態で、さらに第1の側面部材の外面と第4の側面部材の外面が向き合うように折り畳まれるか、あるいは第2の側面部材の外面と第3の側面部材の外面が向き合うように折り畳まれるように、互いに隣接する側面部材がそれぞれヒンジ部で連結されてなり、前記側面部材の何れかは、少なくとも側面部材の一部領域に光を透過する窓部と、前記装着部材を取り付けるための二つの開口部を備え、起立した状態で前記窓部を備えた側面部材と対向して位置する側面部材に、人が出入りできる開閉扉とを備えている。
本考案によると、折り畳まれた状態にできるので省スペースで保管ができるだけでなく、ボックス本体には保護グローブを取り付ける装着部材が設けられているため、ヒトがボックス本体に入って保護グローブを装着した状態で操作できるので、被験者からの飛沫等による感染を防止できる検体採取用ボックスが提供される。
図1は本考案に係る検体採取用ボックスの概略的斜視図である。 図2は同上の検体採取用ボックスにおける検体採取用本体ボックスの正面図である。 図3は同上の検体採取用本体ボックスの背面図である。 図4は同上の検体採取用本体ボックスの右側面図である。 図5は同上の検体採取用本体ボックスの固定脚を折り畳んだ状態を示す右側面図である。 図6は同上の検体採取用本体ボックスの平面図である。 図7は同上の検体採取用本体ボックスから天井部材を外した状態を示す正面図である。 図8は同上の検体採取用本体ボックスの天井部材を示す図であって、Aはその平面図、Bはその裏面図、Cはその断面図、Dはその部分拡大図である。 図9は同上の検体採取用ボックスにおける保護グローブの装着部材の拡大説明図である。 図10は同上の検体採取用本体ボックスの使用方法を示す説明図である。 図11は同上の検体採取用本体ボックスを折り畳んだ状態におけるその一部を省略した平面拡大図である。
本考案に係る検体採取用ボックスは、検体採取用本体ボックス(以下「本体ボックス」と言う場合もある。)と検体採取用の保護グローブとを備える。検体採取用本体ボックスは、組み立てられた状態、つまり起立時に平面視で矩形状、好ましくはほぼ正方形状をした筒状のボックス本体と、保護グローブを装着するための装着部材を備える。また、必要に応じて、検体採取用本体ボックスは、ボックス本体の上端開口を塞ぐ天井部材を備える。なお、本願では組み立て後の起立したボックス本体を基準として上下方向を意図し、ボックス本体の外側を向いた面を外面、その反対面を内面、保護グローブが装着された側面部材が正面して説明する。
ボックス本体は、隣り合う側面部材がそれぞれヒンジ部で連結され、組み立てられた際には筒状となり、それぞれの側面部材が折り曲げられることなくヒンジ部において、4つの側面部材が重ねられるようにボックス本体が折り畳たまれる。それぞれの側面部材は容易に持ち運びできるように、好ましくは軽量部材、例えば、防水加工が施されたダンボールなど紙を主体とする部材や、ポリプロピレンなどの合成樹脂からなる部材から作製される。
装着部材は、ボックス本体を構成する1つの側面部材に設けられた開口部に取り付けられる。検体採取用本体ボックス内の採取者は、装着部材に取り付けられた保護グローブを装着できる。
保護グローブは、採取者を保護するために、好ましくは採取者の腕まで保護するいわゆる袖付きの保護グローブである。保護グローブの素材として、被験者からの飛沫による感染を防止する観点やその作業性などから、ポリエチレンやポリ塩化ビニル、ニトリルゴム、いわゆるラテックスゴムなどの天然ゴムなど手術用手袋などに用いられる素材が好適である。
開口部が設けられた側面部材には、検体採取用本体ボックス内の採取者が外部を見ることができるように、当該側面部材の少なくとも一部領域に光が透過できる窓部が設けられる。このために、採取者は保護グローブを装着した状態で採取者は、窓部から被験者の状態や検体採取のための操作状況を目視しながら、被験者から検体を採取できる。当該側面部材の全体を窓部にすることもできるが、操作状況を確認できる程度に側面部材の一部領域に窓部を設けるので十分である。また、開口部を当該窓部に設けてもよく、窓部よりも下方に設けることもできる。窓部は例えば透明なアクリル板など側面部材と異なる材質から作製され得る。
ボックス本体は2つの固定脚を備える。固定脚は起立時に向かい合う側面部材、好ましくは窓部を備えた側面部材の左右両側に位置する側面部材に備えられる。固定脚は側面部材と平行に折り畳まれる構造を有することが好ましい。固定脚を備えることで、組み立て後の検体採取用ボックスを安定に設置できる。もっとも固定脚は側面部材に取り外し可能に設けることにしてもよい。
起立時に窓部を備えた側面部材と対向して位置する側面部材には、組み立てられた本体ボックス内に人が出入りするための開閉扉が備えられる。
ボックス本体を折り畳む際には、まず対角にある2つのヒンジ部のところで内側に押し込む、つまり、他の対角にある2つのヒンジ部を左右に引き延ばすようにして、2枚の側面部材があたかも1枚の平板状となり、その平面状となった2枚がその内面同士が向かい合うように押し広げる。そして、次に平面状となった隣接する2枚の側面部材をつなぐヒンジ部のところで2つ折りにすることで、4つの側面部材を重ねたように折り畳むことができる。
すなわち、ボックス本体は、1つの側面部材である第1の側面部材とその左右何れかに位置する第2の側面部材が互いに内面を向き合い、第2の側面部材と対向して位置する第4の側面部材と第1の側面部材と対向して位置する第3の側面部材が互いに内側を向き合うように折り畳まれ、その状態で、さらに第1の側面部材の外面と第4の側面部材の外面が向き合うように折り畳まれるか、あるいは第2の側面部材の外面と第3の側面部材の外面が向き合うように折り畳まれる。このような構造が保持されるならば、前記窓部は4つの側面部材の何れかに設ければよい。また、ボックス本体を組み立てる際は、これとは反対の順序で組み立てればよい。
ボックス本体を折り畳む際には、必要に応じて備えられた天井部材はボックス本体から取り外され、装着部材やそれに取り付けられた保護グローブはボックス本体に取り付けられた状態であっても取り外された状態であってもよい。
取り外された天井部材は、置き忘れがないように、好ましくは何れかの側面部材に一時的に保持される保持部材を備える。保持部材は例えば一対の部材からなり、その一方の部材が天井部材に備えられ、他方の部材は側面部材に備えられる。一対の部材は、例えば面ファスナーであり、磁石と磁石又は強磁性体、例えば鉄板であり得る。また、側面部材や天井部材のいずれか一方に吸盤などの保持部材を備えることでも差し支えない。
さらに、被験者から採取された検体を一時的に載置する試料台をボックス本体に備えてもよい。試料台も折り畳み可能に備えることにしてもよく、また取り外し可能に備えてもよい。
以下、下記の実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本考案は下記実施例に限られることがないのは言うまでもない。
図1は本考案に係る検体採取用ボックス1の概略的斜視図、図2は本考案に係る検体採取用本体ボックス2の正面図、図3は同上の検体採取用本体ボックス2の背面図、図4は同上の検体採取用本体ボックス2の右側面図である。
検体採取用本体ボックス2は、4つの側面部材11,12,13,14を有する折り畳み可能なボックス本体10と、検体採取用の保護グローブ3を装着するための一対の装着部材16を備える。各側面部材11,12,13,14はそれぞれ矩形状をした1枚の板状部材からなり、同じ大きさである。各側面部材11,12,13,14は、表面が防水加工されたダンボールから作成され、軽量化が図られている。ボックス本体10は、組み立てられた際には平面視でほぼ正方形状をした筒状である。
ボックス本体10は、1つの側面部材である第1の側面部材11とその左側に位置する第2の側面部材12が互いに内面を向き合い、第2の側面部材12と対向して位置する第4の側面部材14と、第1の側面部材11と対向して位置する第3の側面部材13が互いに内側を向き合うように折り畳まれ、その状態を維持した状態で、さらに第1の側面部材11の外面と第4の側面部材14の外面が向き合うように折り畳まれるように、4つの側面部材11,12,13,14が隣接位置でそれぞれヒンジ部20によって連結されている。
各ヒンジ部20は、図11に示すように、各側面部材11,12,13,14にそれぞれ備えられる2つの挟持部材21と連結部材22を備え、連結部材22が2つの挟持部材21に挟み込まれることによって構成される。各挟持部材21及び連結部材22は好ましくは各側面部材11,12,13,14の上下方向の全長にわたって備えられる。
連結部材22は屈曲可能な板状部材からなり、図示するボックス本体10では、2つの挟持部材21が連結部材22の側方端部と各側面部材11,12,13,14の側方端部を挟むことでボックス本体20が構成される。もっとも、2つの挟持部材21と連結部材22を端面から見た場合にY字状となるヒンジ部材(図示せず)を用いてヒンジ部20も構成され得る。また、ボックス本体10を前記のように折り畳み可能にするために、連結部材22は好ましくはその連結方向に伸縮性を有する素材が好ましく用いられる。
各図に示す検体採取用ボックス1にあっては第1の側面部材11に、その上下方向のほぼ中央から上方に、ボックス本体10内から外が目視で見えるように光が透過できる矩形状の窓部17を備える。窓部17は無色透明なアクリル板から作製されている。
また、窓部17にはその下部にその左右方向に一対の円形状の開口部15が形成されている。開口部15にはそれぞれ保護グローブ3を着脱可能に取り付けるための装着部材16が備えられている。装着部材16は、図9に示すようにボックス本体10の外側から開口部15に嵌められる環状の取付部材16aと、ボックス本体10の内側から取付部材16aの端部に螺合して第1の側面部材11に取付部材16aを固定する環状の固定部31材16bからなる。取付部材16aの側面にはその周方向に環状の溝16cが形成されており、保護グローブ3の袖の開口部が取り付けられる。この装着部材16は、取り外し自由に構成されているが、接着剤などで溝を有する取付部材を第1の側面部材11に固定しても差し支えない。
第2の側面部材12と第4の側面部材14にはそれぞれの下部に固定脚30が備えられている。固定脚30は折り畳み可能に備えられており、起立時には広げられてボックス本体10(検体採取用ボックス1)を安定に保つ。それぞれの固定脚30は、一枚の平面部材から作製され得る。当該平面部材の材質は特に限定されないが、折り畳みが自由に行える材質が選ばれる。また、安定性を重視する観点からは例えば金属製の薄板が用いられ得る。
固定脚30は、第2の側面部材12、第4の側面部材14の下端部に固定される矩形状をした固定部31と、起立時に設置面に接地する平面視で凸状となった接地部32と、起立時に接地部32に対して傾斜して第2の側面部材12,第4の側面部材14を支持する傾斜部33と、接地部32の凸部32aの先端縁(図5に示す破線イ)で折り曲げられて、前記固定部31に押し当てられる保持部34を有する。
2つの傾斜部33の一端は凸部32a基端部から側方に伸びた接地部32の縁(図4,図5に示す破線ロ)にそれぞれ折り曲げ可能に結合し、傾斜部33の他端は固定部31の上端縁(図5に示す破線ハ)にそれぞれ折り曲げ可能に結合している。そして、傾斜部33の内側縁は凸部32aの側端縁及び保持部34の側端縁にて切り離され、保持部34の先端縁と固定部31の上端縁も切り離されている。また、起立時には、保持部34の裏面(側面部材12,14に向く面)と固定部31の下方表面にある2組の面ファスナー35によって保持部34は側面部剤12,14に一時的に結合され、折り畳み時には接地部32の表面側(側面部材12,14に向く面)と側面部材12,14の表面にある1組の面ファスナー36によって、接地部34は側面部材12,14が一時的に結合され、図5に示すように固定脚30は折り畳まれた状態で第2、第4の側面部材12,14の外面に固定される。
固定脚30を展開するためには、まず、接地部32と第2、第4の側面部材12,14を結合している一対の面ファスナー36を引き剥がして、固定部31の上端縁(破線ハ)で折り曲げて接地部32の裏面を設置面に接地させるように広げる。そして、凸部32aの先端縁(破線イ)で折り曲げ、傾斜部33を第2の側面部材12及び第4の側面部材14を支持するように傾斜させるとともに、凸部32aの基端縁(破線ロ)で折り曲げて固定部31の面ファスナー35と保持部34の面ファスナー35を結合して、固定脚30を安定に保つ。また、必要により接地部32に砂袋などの重りを置いてさらに安定させてもよい。
第3の側面部材13には、起立時に人が内部に出入りできる開閉扉40が備えられており、開閉扉40には把持部41が備えられている。
この検体採取用ボックス1では天井部材50を備えている。天井部材50は必須のものではないが、検体採取用ボックス1を安定に起立させるためには好ましいものである。天井部材50はボックス本体10の上端開口よりも平面視でやや大きな正方形状の平面部51を有し、平面部51の裏面には、4つの側面部材11,12,13,14の上端部を保持する溝枠52が設けられている。この検体採取用ボックス1では各側面部材11,12,13,14に対応して4つの溝枠52が設けられており、それぞれの溝枠52には各側面部材11,12,13,14の上端部を差し込む溝53が形成されている。もちろん、図示はしないが、連結部材22の上端部をはめる溝枠を設けてもよく、環状になった溝枠を設け、挟持部材21を短くして挟持部材21の上端を側面部材11,12,13,14の上端よりも下方に位置させることで、側面部材11,12,13,14の上端部と共に連結部材22の上端部を溝枠の溝に差し込むようにしてもよい。
本体ボックス10を収納する際には、まず天井部材50を取り外すとともに、展開された固定脚30を折り畳み、第2,第4の側面部材12,14にそれぞれ固定する(図5参照)。次に図10に示すように、ます対角にある2つのヒンジ部20をボックス本体10の対角方向(図の矢印方向)に押して第1の側面部材11と第2の側面部材12の内面同士を向き合わせ、第3の側面部材13と第4の側面部材14の内面同士を向き合わせる(同図(b))。次に、第1の側面部材11と第4の側面部材14の外面同士を向き合わせるよう(同図(b)の矢印方向)に、中央にある2つのヒンジ部20を折り曲げて、4つの側面部材11,12,13,14を重ね合わせて折り畳む(同図(c))。なお、収納時には、保護グローブ3はその劣化を避けるために取り外すことが望まれる。組み立てはこの逆順を行えばよい。
このように本考案に係る検体採取用ボックス1は折り畳むことができるため、保管のためのスペースを少なくできる。また、軽量な材質から側面部材11,12,13,14などを作製することで軽量化が図れ、運搬も容易になる。
試料採取者の安全を確保しながら、小さな保管スペースで保管できる運搬容易な検体採取用のボックス(ブース)が提供される。
1 検体採取用ボックス
2 検体採取用本体ボックス
3 保護グローブ
10 ボックス本体
11 第1の側面部材
14 第4の側面部材
15 開口部
16 装着部材
20 ヒンジ部
22 連結部材
30 固定脚
31 固定部
31a 凸部
33 傾斜部
36 固定脚を折り畳んだ状態に保持する面ファスナー
40 開閉扉
50 天井部材
53 溝

Claims (5)

  1. 4つの側面部材を有する折り畳み可能なボックス本体と、
    検体採取用のグローブが装着される一対の装着部材を備え、
    前記側面部材はそれぞれ1枚の板状部材からなり
    前記ボックス本体は、
    1つの側面部材である第1の側面部材とその左右何れかに位置する第2の側面部材が互いに内面を向き合い、第2の側面部材と対向して位置する第4の側面部材と第1の側面部材と対向して位置する第3の側面部材が互いに内側を向き合うように折り畳まれ、
    その状態で、さらに第1の側面部材の外面と第4の側面部材の外面が向き合うように折り畳まれるか、あるいは第2の側面部材の外面と第3の側面部材の外面が向き合うように折り畳まれるように、互いに隣接する側面部材がそれぞれヒンジ部で連結されてなり、
    前記側面部材の何れかは、少なくとも側面部材の一部領域に光を透過する窓部と、前記装着部材を取り付けるための二つの開口部を備え、
    起立した状態で前記窓部を備えた側面部材と対向して位置する側面部材に、人が出入りできる開閉扉とを、
    備えた検体採取用本体ボックス。
  2. 前記開口部を有する側面部材の両側に隣接する側面部材の双方に、折り畳み可能な固定脚が備えられた請求項1に記載の検体採取用本体ボックス。
  3. 前記ボックス本体の上端開口を塞ぐ天井部材を備え、
    当該天井部材は、その裏面に前記4つの側面部材うち少なくとも1つの側面部材の上端縁が差し込まれる溝部を備えた請求項1に記載の検体採取用本体ボックス。
  4. 前記固定脚は、折り畳まれた際に平板状に構成され、前記側面部材に固定され、折り畳まれた際に構成される平板部の一方端部に位置する略矩形状の固定部と、展開された際に設置面に接する平面視で凸状となった接地部と、展開された際に前記接地部に対して傾斜して側面部材を支持する傾斜部と、展開された際に前記固定部の非固定面側に押し当てられる保持部を備え、
    前記保持部は前記接地部の凸状部の先端縁に折り曲げ可能に備えられ、
    2つの前記傾斜部の一端は前記凸状部の基端両縁においてそれぞれ前記接地部に折り曲げ可能に備えられ、前記傾斜部の他端は前記固定部の上端縁にそれぞれ折り曲げ可能に備えられた請求項1〜3の何れか1項に記載の検体採取用本体ボックス。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の検体採取本体ボックスの装着部材に保護グローブが備えられた検体採取用ボックス。
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