JP2014124495A - 携帯用スロープ - Google Patents

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Abstract

【課題】物体間に生じる段差に掛け渡されて車椅子を走行させるために使用される携帯用スロープを提供する。
【解決手段】物体間に生じる段差に掛け渡して車椅子を走行させるために使用される携帯用スロープ1であって、車椅子が走行可能なスロープ本体2を含み、スロープ本体2は、第1部分5と、第2部分6とを少なくとも含む。第1部分5と、第2部分6とは、車椅子の走行方向に沿った縦軸線A1で折畳み及び展開が可能に連結されている。第1部分5と、第2部分6とは、展開により実質的に連続する走行面Uを形成する。第1部分5及び第2部分6のそれぞれは、縦軸線A1と直角でかつ走行面Uに沿った横軸線A2で折畳み可能な2以上の分割片8a、8bを含んでいる。
【選択図】図1

Description

本発明は、物体間に生じる段差に掛け渡されて車椅子を走行させるために使用される携帯用スロープに関する。本発明は、詳しくは、小型に折り畳むことができ、持ち運びしやすい携帯用スロープに関する。
ビルディングや公共施設などの建造物において、物体間に段差がある場合がある。例えば、出入口が地面よりも少し高い位置にあり、出入口と地面との間に段差がある建造物がある。しかしながら、車椅子使用者は、このような段差を乗り越えるのが困難である。
例えば、下記特許文献1及び2では、折畳み可能で持ち運びが比較的容易な携帯用スロープが提案されている。例えば、図9に示されるように、携帯用スロープaは、物体間の段差bに掛け渡されることにより、上面で車椅子が走行しうる平坦な走行面cを提供する。また、携帯用スロープaには、その横幅方向の両側に、車椅子の脱輪を防止するための側壁dが設けられている。
特許第4090751号公報 特開2012−143260号公報
ところで、携帯用スロープaとしては、2500mmを超えるスロープ長さLを有するものが種々提案されている。しかしながら、このような携帯用スロープは、持ち運びが困難であった。特に、自動車のトランク等にも収容できないという問題があった。
本発明は、持ち運びしやすい携帯用スロープを提供することを課題としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、物体間に生じる段差に掛け渡して車椅子を走行させるために使用される携帯用スロープであって、前記携帯用スロープは、前記車椅子が走行可能なスロープ本体を含み、前記スロープ本体は、第1部分と、第2部分とを少なくとも含み、前記第1部分と、前記第2部分とは、前記車椅子の走行方向に沿った縦軸線で折畳み及び展開が可能に連結されており、前記第1部分と、前記第2部分とは、前記展開により実質的に連続する走行面を形成し、前記第1部分及び前記第2部分のそれぞれは、前記縦軸線と直角でかつ前記走行面に沿った横軸線で折畳み可能な2以上の分割片を含んでいることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記第1部分及び前記第2部分それぞれは、中央の分割片と、前記中央の分割片の両側にそれぞれ折畳み可能に連結された端部の分割片とを含む請求項1記載の携帯用スロープである。
また請求項3記載の発明は、前記第1部分及び前記第2部分それぞれは、一方側の分割片と、前記一方側の分割片に折畳み可能に連結された他端側の分割片とからなる請求項1記載の携帯用スロープである。
また請求項4記載の発明は、前記第1部分及び前記第2部分それぞれにおいて、隣り合う前記分割片は、前記横軸線での折畳みを行う蝶番で連結されている請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯用スロープである。
また請求項5記載の発明は、前記蝶番が、前記走行面とは反対側の面に設けられている請求項4に記載の携帯用スロープである。
また請求項6記載の発明は、前記第1部分は、携帯用スロープにおいて、前記横軸線の方向で一端側に位置し、前記第1部分の各分割片には、前記一端側に、前記走行面よりも上に向けて突出する車椅子の脱輪防止用の側壁部を有し、前記第1部分の分割片は、前記走行面と反対側に折り畳まれる一方、前記各分割片の前記側壁部は、前記展開された状態において、互いに当接してそれ以上の展開を規制する当接面を含んでいる請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯用スロープである。
また請求項7記載の発明は、前記第2部分は、携帯用スロープにおいて、前記横軸線の方向で他端側に位置し、前記第2部分の各分割片には、前記他端側に、前記走行面よりも上に向けて突出する車椅子の脱輪防止用の側壁部を有し、前記第2部分の分割片は、前記走行面と反対側に折り畳まれる一方、前記各分割片の前記側壁部は、前記展開された状態において、互いに当接してそれ以上の展開を規制する当接面を含んでいる請求項6に記載の携帯用スロープである。
また請求項8記載の発明は、前記第1部分において、互いに隣接した分割片の一方に第1金具が、他方に第2金具が設けられ、前記第1金具及び第2金具は、前記展開された状態において、互いに当接してそれ以上の展開を規制する請求項6又は7に記載の携帯用スロープ
また請求項9記載の発明は、前記第1金具及び第2金具は、前記側壁部に設けられている請求項8記載の携帯用スロープである。
また請求項10記載の発明は、前記第2部分において、互いに隣接した分割片の一方に第1金具が、他方に第2金具が設けられ、前記第1金具及び第2金具は、前記展開された状態において、互いに当接してそれ以上の展開を規制する請求項6乃至9のいずれかに記載の携帯用スロープである。
また請求項11記載の発明は、前記第1金具及び第2金具は、前記側壁部に設けられている請求項10記載の携帯用スロープである。
また請求項12記載の発明は、前記第1部分と、前記第2部分とは、前記走行面を互いに向き合わせて折畳み可能に連結され、前記折りたたまれた第1部分及び前記第2部分それぞれにおいて、少なくともひとつの前記分割片は、前記走行面とは反対側の面が互いに向きあわせて折りたたみ可能に連結されている請求項1乃至11のいずれかに記載の携帯用スロープである。
本発明の携帯用スロープは、車椅子が走行可能なスロープ本体を含み、このスロープ本体は、第1部分と、第2部分とを少なくとも含んでいる。第1部分と第2部分とは、車椅子の走行方向に沿った縦軸線で折畳み及び展開が可能に連結されていおり、展開により実質的に連続する走行面を形成することができる。また、第1部分及び第2部分のそれぞれは、縦軸線と直角でかつ走行面に沿った横軸線で折畳み可能な2以上の分割片を含んでいる。このように、本発明の携帯用スロープは、直交する2つの軸線で折り畳むことができるので、不使用時は、小さく折り畳むことができる。従って、持ち運びしやすい携帯用スロープが提供される。
本実施形態の携帯用スロープの展開状態の平面図である。 図1を横軸線の視点から見た携帯用スロープの側面図である。 図1の底面図である。 図1の斜視図である。 (a)は図1を縦軸線の視点から見た携帯用スロープの側面図、(b)はその折り畳み状態を示す側面図である。 (a)及び(b)は、分割片の連結部の部分側面拡大図である。 携帯用スロープの折りたたみを説明する斜視図である。 携帯用スロープの折りたたみを説明する斜視図である。 使用状態を示すスロープの断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1〜4には、本実施形態の携帯用スロープ(以下、単に「スロープ」ということがある。)1の展開された状態が示されている。スロープ1の展開された状態とは、スロープ1が使用されるときの状態である。スロープが使用されるときの状態とは、スロープ1が、高さが異なる物体間に生じる段差に掛け渡され、その上を車椅子が走行可能な状態である。
本実施形態のスロープ1は、スロープ本体2と、スロープ本体2に設けられた車椅子の脱輪防止のための側壁部3と、スロープ本体2の両側に設けられた取っ手4とを含んでいる。
スロープ本体2は板状である。本実施形態のスロープ本体2は、軽量化と強度とをバランス良く確保するために、繊維強化樹脂で形成されている。
スロープ本体2の上面は、車椅子が走行する走行面Uとされている。車椅子は、段差を通過する際、走行面Uの上を走行方向Xに走行する。即ち、スロープ本体2において、走行方向Xの一端1Aは、段差の一方側(例えば高い方)に置かれる。スロープ本体2の走行方向Xの他端1Bは、段差の他方側(例えば低い方)に置かれる。
走行面Uは、一端1Aから他端1Bまでの長さLと、走行方向Xと直角な幅Wとを有している。スロープ1において、長さLに沿った方向が「長さ方向」として、幅Wに沿った方向が「幅方向」として、それぞれ定義される。走行面Uは、長さLが幅Wよりも大きい矩形状とされている。
スロープ1の長さLは、特に限定されないが、好ましくは1000mm以上、より好ましくは2000mm以上、さらに好ましくは2400mm以上である。スロープ1の幅Wは、少なくとも車椅子が通過可能な大きさとされる。この幅Wは、好ましくは700〜1100mm程度である。
スロープ1の長さLが1000mm未満の場合、スロープ1が段差に掛け渡されたとき、走行面Uが急な傾斜になるおそれがある。逆に、スロープ1の長さLが大きい場合、スロープ1は大きな質量を持つ傾向がある。このため、スロープ1の長さLは、好ましくは4000mm以下、より好ましくは3000mm以下である。
図1及び図3に示されるように、スロープ本体2は、第1部分5と第2部分6とを含んでいる。
第1部分5と第2部分6とは、各々の上面(走行面)が実質的に連続するように、幅方向に隣接させて並べられている。この例では、第1部分5及び第2部分6の各々は、長さが幅よりも大きい矩形状である。第1部分5及び第2部分6の各々は、互いに等しい幅と長さとを有している。
第1部分5と第2部分6とは、走行方向Xに沿った縦軸線A1で折畳み及び展開が可能に連結されている。縦軸線A1は、図1の平面視において、幅Wの中心を通って走行方向Xにのびる。
本実施形態では、シート材7が、第1部分5と第2部分6との連結に用いられている。シート材7は、スロープ1の長さ方向にのびている屈曲自在なテープである。シート材7は、例えば、走行面U側において、第1部分5と第2部分6とに跨って貼り付けられている。
図5(a)に示されるように、展開されたスロープ1は、第1部分5と第2部分6との間のシート材7を折り曲げて変形させることにより、図5(b)に示されるように、第1部分5と第2部分6とが折畳まれる。再び、第1部分5と第2部分6との間のシート材7を平らに戻すことにより、図5(a)に示されるように、第1部分5と第2部分6とは、車椅子が走行可能な実質的に連続した走行面Uを形成する。第1部分5及び第2部分6には、例えば、折り畳まれた状態を維持するための面ファスナ等の固着具等が設けられても良い。
第1部分5及び第2部分6のそれぞれは、横軸線A2で折畳み可能な2以上の分割片8を含んでいる。横軸線A2は、縦軸線A1と直角であり、かつ、走行面Uに沿った軸線である。従って、横軸線は、スロープ1の幅方向に沿っている。
第1部分5及び第2部分6それぞれにおいて、分割片8は、中央の分割片8aと、中央の分割片8aの両側にそれぞれ折畳み可能に連結された端部の分割片8bとを含んでいる。つまり、第1部分5及び第2部分6それぞれは、折畳み可能な3つの分割片8で構成されている。
このようなスロープ1は、直交する2つの軸線、即ち、縦軸線A1及び横軸線A2で、それぞれ折り畳むことができる。従って、折り畳まれたスロープは、非常にコンパクトである。従って、使用時は大きな長さを持つが、不使用時は、持ち運びしやすい携帯用スロープが提供される。また、折り畳まれたスロープ1は、自動車のトランクなどにも収容可能とされ得る。
この実施形態において、第1部分5及び第2部分6は、実質的に、縦軸線A1に関して線対称の構造を有しているので、第1部分5について、さらに詳細に説明される。第2部分6も、第1部分5と同様な構成を有している。
図2及び図3に示されるように、中央の分割片8aと、端部の分割片8bとは、横軸線A2での折畳みを行う蝶番10で連結されている。
本実施形態では、蝶番10として、平蝶番が用いられている。蝶番10は、第1片10aと、この第1片10aに対して横軸線A2の回りで折り曲げ可能に連結された第2片10bとを含んでいる。第1片10aは中央の分割片8aに、第2片10bは端部の分割片8bに、それぞれビスで固着されている。従って、中央の分割片8aと端部の分割片8bとは、横軸線A2で折り曲げが可能である。
蝶番10は、走行面Uとは反対側の面であるスロープ1の裏面Dに固着されている。このため、蝶番10は、車椅子の走行を妨げない。また、裏面Dに蝶番10が固着されることにより、第1部分5及び第2部分6それぞれにおいて、中央の分割片8aと端部の分割片8bとは、裏面Dを互いに向きあわせて折り畳むことができる。
本実施形態において、スロープ1には、側壁部3が設けられている。側壁部3は、第1部分5及び第2部分6の幅方向の両端部にそれぞれ設けられている。側壁部3は、走行面Uよりも上に向けて突出している。従って、側壁部3は、車椅子が走行面Uから幅方向に脱輪するのを防止することができる。
図6(a)には、分割片8が折り曲げられたスロープ1の部分側面拡大図が示されている。本実施形態において、側壁部3は、中央の分割片8aと、両側の端部の分割片8bとにそれぞれ形成されている。
図6(b)には、分割片8が真っ直ぐに揃えられたスロープ1の部分側面拡大図が示されている。図6に示されるように、中央の分割片8aの側壁部3と、端部の分割片8bの側壁部3とは、展開された状態において、互いに当接する当接面15を有している。これにより、中央の分割片8aと端部の分割片8bとは、それ以上の展開が規制される。従って、走行面Uに車椅子の荷重が作用したときでも、中央の分割片8aと端部の分割片8bとは連続した走行面を維持することができる。
さらに好ましい態様では、互いに隣接した分割片8a、8bの一方に第1金具20が設けられ、分割片8a、8bの他方に第2金具22が設けられている。
第1金具20は、例えば、端部の分割片8bの側壁部3にボルトで固着されている。第1金具20は、例えば、側壁部3に沿った板状の本体20aで構成されている。
第2金具22は、例えば、中央の分割片8aの側壁部3にボルトで固着されている。第2金具22は、例えば、側壁部3に沿った板状の本体22aと、本体22aの上部側から第1金具20側に突出する突出部20bとを一体に含んでいる。
図6(a)、(b)に示されるように、第1金具20及び第2金具22は、展開された状態において、互いに当接してそれ以上の展開を規制する。本実施形態では、第1金具20の本体20aと、第2金具22の本体22aとは、展開されたときに、互いに向き合う内側の端面26が当接する。また、第2金具22の突出部20bの下面30は、第1金具20の本体20aの上面に当接する。特に、第1金具20及び第2金具22は、互いに金属材料からなるため、高い剛性を持っており、中央の分割片8aと端部の分割片8bとは、より確実に、展開された状態が保持される。
図7及び図8には、本実施形態のスロープ1の折畳み方法の一例が示されている。図7には、展開されたスロープ1が仮想線で示されている。スロープ1を折り畳むときには、例えば、まず、第1部分5と、第2部分6とが、走行面Uを互いに向き合わせるように、縦軸線A1で折畳まれる。これにより、スロープ1の幅は約半分になる。
次に、図8に示されるように、折り畳まれた第1部分5及び第2部分6それぞれにおいて、両側の端部の分割片8bが、その裏面と、中央の分割片8aの裏面Dとが互いに向き合わされるように、横軸線A2で折り畳まれる。特に好ましい態様では、端部の分割片8bの長さは、中央の分割片8aの長さの半分とされる。これにより、スロープ1は、折り畳まれた状態において、約半分の長さになる。
従って、この実施形態の場合、スロープ1は、不使用時は、さらに小さく折り畳むことができ、持ち運びしやすい携帯用スロープが提供される。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の態様に変形して実施しうるのは言うまでもない。例えば、第1部分及び第2部分それぞれは、例えば、2分割、即ち、一方側の分割片と、一方側の分割片に折畳み可能に連結された他端側の分割片とからなるものでも良い(図示省略)。
表1の仕様に基づいて、図1〜5に示した基本構造を有する本発明の実施例である携帯用スロープが試作された。スロープ本体(各分割片)は、発泡ポリウレタンの芯材と、その外側を覆うガラス繊維層と、さらにその外側を覆うカーボン繊維層とで構成された成形体が金型に投入されて一体プレス成形された。
第1部分、及び、第2部分は、いずれも、中央の分割片の両側それぞれに、蝶番を用いて、端部の分割片が横軸線で折畳み可能に連結された。また、第1部分の中央の分割片と、第2部分の中央の分割片とは、互いに、テープ状のナイロン布を用いて、縦軸線で折畳み可能に連結された。さらに、端部の分割片の先端には、それぞれ滑り止めのゴム部材が接着剤にて固着された。さらに、携帯用の取っ手(ナイロン樹脂製)がリベットにて取り付けられた。詳細な仕様は次の通りでる。
スロープ本体の長さL:2000mm
スロープ本体の幅W:750mm(取っ手を除く)
スロープ本体の厚さ:15mm
側壁部の高さ:25mm
各スロープの耐荷重、残量たわみ量及び耐久性がそれぞれJIS T 9207「車いす用可搬型スロープ」に準拠して測定された。試験は、300kgの質量の荷重を加え、1分間経過した後、測定された。また、折畳み後の寸法について、測定が行われた。
テストの結果は、表1に示される。
Figure 2014124495
テストの結果、実施例のスロープは、耐久性や耐たわみ性能を確保しながら、小型化されており、持ち運びしやすいことが確認できた。
1 携帯用スロープ
2 スロープ本体
3 側壁部
5 第1部分
6 第2部分
8 分割片
8a 中央の分割片
8b 端部の分割片
10 蝶番
20 第1金具
22 第2金具
A1 縦軸線
A2 横軸線

Claims (12)

  1. 物体間に生じる段差に掛け渡して車椅子を走行させるために使用される携帯用スロープであって、
    前記携帯用スロープは、前記車椅子が走行可能なスロープ本体を含み、
    前記スロープ本体は、第1部分と、第2部分とを少なくとも含み、
    前記第1部分と、前記第2部分とは、前記車椅子の走行方向に沿った縦軸線で折畳み及び展開が可能に連結されており、
    前記第1部分と、前記第2部分とは、前記展開により実質的に連続する走行面を形成し、
    前記第1部分及び前記第2部分のそれぞれは、前記縦軸線と直角でかつ前記走行面に沿った横軸線で折畳み可能な2以上の分割片を含んでいることを特徴とする携帯用スロープ。
  2. 前記第1部分及び前記第2部分それぞれは、中央の分割片と、前記中央の分割片の両側にそれぞれ折畳み可能に連結された端部の分割片とを含む請求項1記載の携帯用スロープ。
  3. 前記第1部分及び前記第2部分それぞれは、一方側の分割片と、前記一方側の分割片に折畳み可能に連結された他端側の分割片とからなる請求項1記載の携帯用スロープ。
  4. 前記第1部分及び前記第2部分それぞれにおいて、隣り合う前記分割片は、前記横軸線での折畳みを行う蝶番で連結されている請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯用スロープ。
  5. 前記蝶番が、前記走行面とは反対側の面に設けられている請求項4に記載の携帯用スロープ。
  6. 前記第1部分は、携帯用スロープにおいて、前記横軸線の方向で一端側に位置し、
    前記第1部分の各分割片には、前記一端側に、前記走行面よりも上に向けて突出する車椅子の脱輪防止用の側壁部を有し、
    前記第1部分の分割片は、前記走行面と反対側に折り畳まれる一方、
    前記各分割片の前記側壁部は、前記展開された状態において、互いに当接してそれ以上の展開を規制する当接面を含んでいる請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯用スロープ。
  7. 前記第2部分は、携帯用スロープにおいて、前記横軸線の方向で他端側に位置し、
    前記第2部分の各分割片には、前記他端側に、前記走行面よりも上に向けて突出する車椅子の脱輪防止用の側壁部を有し、
    前記第2部分の分割片は、前記走行面と反対側に折り畳まれる一方、
    前記各分割片の前記側壁部は、前記展開された状態において、互いに当接してそれ以上の展開を規制する当接面を含んでいる請求項6に記載の携帯用スロープ。
  8. 前記第1部分において、互いに隣接した分割片の一方に第1金具が、他方に第2金具が設けられ、
    前記第1金具及び第2金具は、前記展開された状態において、互いに当接してそれ以上の展開を規制する請求項6又は7に記載の携帯用スロープ
  9. 前記第1金具及び第2金具は、前記側壁部に設けられている請求項8記載の携帯用スロープ。
  10. 前記第2部分において、互いに隣接した分割片の一方に第1金具が、他方に第2金具が設けられ、
    前記第1金具及び第2金具は、前記展開された状態において、互いに当接してそれ以上の展開を規制する請求項6乃至9のいずれかに記載の携帯用スロープ。
  11. 前記第1金具及び第2金具は、前記側壁部に設けられている請求項10記載の携帯用スロープ。
  12. 前記第1部分と、前記第2部分とは、前記走行面を互いに向き合わせて折畳み可能に連結され、
    前記折りたたまれた第1部分及び前記第2部分それぞれにおいて、少なくともひとつの前記分割片は、前記走行面とは反対側の面が互いに向きあわせて折りたたみ可能に連結されている請求項1乃至11のいずれかに記載の携帯用スロープ。
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