JP3228498B2 - 既設埋設管敷設替え用シールド機 - Google Patents

既設埋設管敷設替え用シールド機

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JP3228498B2
JP3228498B2 JP11341796A JP11341796A JP3228498B2 JP 3228498 B2 JP3228498 B2 JP 3228498B2 JP 11341796 A JP11341796 A JP 11341796A JP 11341796 A JP11341796 A JP 11341796A JP 3228498 B2 JP3228498 B2 JP 3228498B2
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pipe
cutter
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島 利 美 中
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Nittoc Constructions Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水管等の既設埋
設管を新管に敷設替えするのに用いられるシールド機に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種のシールド機は、種々提案されて
おり、例えば、特開平2−217591号公報で提案さ
れているシールド機は、先行隔壁により既設埋設管内を
流れる下水等を遮断し、先行隔壁の後方に配置したカッ
ターディスクにより既設埋設管を破砕し、破砕ズリを管
内に設けたスクリューコンベアにより搬出し、それと共
に新管を敷設するようにしている。そして、カッターデ
ィスクに通常のローラカッタと共にフライスカッタを取
付け、既設埋設管内の鉄筋を切断するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の技術によれば、
フライスカッタを設けることで既設管の鉄筋を容易に切
断することができ、ローラーカッタだけのものに比べ能
率良く既設管を破砕することができるが、ローラーカッ
タで切削した既設管の破砕片を更に細かく再破砕すると
共に鉄筋を能率良く切断するには未だ満足すべきもので
はなかった。
【0004】従って本発明は、ローラーカッタで切削し
た既設管の破砕片の再破砕と鉄筋の引きちぎりとを容易
に行うことができて、能率良く既設埋設管を新管に敷設
替えすることができる既設埋設管敷設替え用シールド機
を提供することを目的としてなされたものである。
【0005】本発明者等は、研究の結果、ビットが螺旋
形に配置されていて高速回転する高速カッタをローラー
カッタと共にカッターディスクに設けることにより、ロ
ーラーカッタで切削した既設管の破砕片の再破砕と鉄筋
の引きちぎりを容易に行え得ることを見出し本発明に至
ったものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、既設の
埋設管を新管に敷設替えするのに用いられる既設埋設管
敷設替え用シールド機において、シールド機本体(1)
の先方に敷設埋設管(A)の内壁面と密接して止水する
先行隔壁(2)が設けられ、その先行隔壁(2)にはエ
アーバック(3)とそのエアーバック(3)を支持する
ためにズリ排出パイプ(13)に取付けたリップシール
(4)からなり、その先行隔壁(2)の後方にカッタ駆
動モータ(5)により回転されるカッタディスク(6)
が設けられ、そのカッターディスク(6)は既設埋設管
(A)を構成するコンクリートを切削するローラービッ
ト(7)と、ビット(9)が螺旋形に配置されていてそ
れ自体が高速回転しローラービット(7)で切削された
破砕片の再破砕と既設埋設管(A)を構成する鉄筋を引
きちぎる高速カッタ(8)を備えており、そして前記ズ
リ排出パイプ(13)は前記先行隔壁(2)およびカッ
タディスク(6)を貫通して後方に延びて、管破砕片の
排出口(14)が形成されており、かつ新設埋設管
(B)を反力受けとしてシールド機本体と新設埋設管
(B)との間に方向調整ジャッキ(15)が介装されて
いる。
【0007】
【0008】ローラービットで切削した既設管の破砕片
は、高速カッタにより再破砕と鉄筋の引きちぎりがなさ
れ、ズリ排出パイプを経て下水等の泥水と共に搬出さ
れ、処理される。それと共に新管が敷設される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1において、Aは既設埋設管、
Bは新設埋設管であり、シールド機本体(本体スキンプ
レート)1の先方に、既設管Aの内壁面と密接して止水
する先行隔壁2が設けられている。先行隔壁2は、エア
ーバック3とエアーバック3を支持し後述のズリ排出パ
イプに取付けるリップシール4とからなっている。
【0010】先行隔壁2の後方に、カッタ駆動モータ5
により回転駆動されるカッタディスク6が設けられてお
り、カッタディスク6は、ローラービット7と高速カッ
タ8とを備えている。高速カッタ8は、図2に示すよう
に、ビット9が螺旋形に配置されていて、それ自体が高
速カッタモータ10により高速回転されるものである。
また、高速カッタ8は、図2に示すように、カッタディ
スク6に2基設けられており、2基の高速カッタ8の間
にローラービット7が設けられている。スキンプレート
1とカッタディスク6との間には軸受ベアリング11が
設けられており、また、カッタ駆動モータ5とカッタデ
ィスク6との間にはピニオンギア12が介装されてい
る。
【0011】先行隔壁2及びカッタディスク6を貫通し
て後方へ延びるズリ排出パイプ13が設けられており、
ズリ排出パイプ13には管破砕片の排出口14が形成さ
れている。新設埋設管Bを反力受けとしてスキンプレー
ト1と新設埋設管Bとの間に方向調整ジャッキ15が介
装されている。その他、16は管接合ネジ、17は土砂
シール、18はスリップリング、19は管接続フランジ
である。
【0012】カッタ駆動モータ5を作動してカッタディ
スク6を回転駆動し、ローラービット7により既設管A
のコンクリートを切削し、高速カッタ8を高速カッタモ
ータ10で高速回転しローラービット7で切削して管破
砕片の再破砕と鉄筋の引きちぎりを行う。そして管破砕
片はズリ排出パイプ13の排出口14からズリ排出パイ
プ13に入り、ズリ排出パイプ13を通って搬出し、処
理する。それと共に新設埋設管Bを敷設していく。
【0013】
【発明の効果】本発明は、カッタディスクにローラービ
ットと共に、ビットが螺旋形に配置され高速回転する高
速カッタを設けたので、ローラービットにより切削され
た破砕片の再破砕と鉄筋の引きちぎりを能率よく行うこ
とができ、かつ管破砕片の再破砕と鉄筋の引きちぎりが
確実に行われることから、管破砕片の後処理が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る既設埋設管敷設替え用シ
ールド機の縦断面図。
【図2】図1のカッタ部分の正面図。
【符号の説明】
1・・・本体スキンプレート 2・・・先行隔壁 5・・・カッタ駆動モータ 6・・・カッタディスク 7・・・ローラービット 8・・・高速カッタ 10・・・高速カッタモータ 13・・・ズリ排出パイプ 15・・・方向調整ジャッキ A・・・既設埋設管 B・・・新設埋設管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 9/06 311 E21D 9/08 F16L 1/024

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設の埋設管を新管に敷設替えするのに
    用いられる既設埋設管敷設替え用シールド機において、
    シールド機本体(1)の先方に敷設埋設管(A)の内壁
    面と密接して止水する先行隔壁(2)が設けられ、その
    先行隔壁(2)にはエアーバック(3)とそのエアーバ
    ック(3)を支持するためにズリ排出パイプ(13)に
    取付けたリップシール(4)からなり、その先行隔壁
    (2)の後方にカッタ駆動モータ(5)により回転され
    るカッタディスク(6)が設けられ、そのカッターディ
    スク(6)は既設埋設管(A)を構成するコンクリート
    を切削するローラービット(7)と、ビット(9)が螺
    旋形に配置されていてそれ自体が高速回転しローラービ
    ット(7)で切削された破砕片の再破砕と既設埋設管
    (A)を構成する鉄筋を引きちぎる高速カッタ(8)を
    備えており、そして前記ズリ排出パイプ(13)は前記
    先行隔壁(2)およびカッタディスク(6)を貫通して
    後方に延びて、管破砕片の排出口(14)が形成されて
    おり、かつ新設埋設管(B)を反力受けとしてシールド
    機本体と新設埋設管(B)との間に方向調整ジャッキ
    (15)が介装されていることを特徴とする既設埋設管
    敷設替え用シールド機。
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