JP3228469U - 飛沫防止用フェイスシールド - Google Patents

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正記 池口
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Abstract

【課題】装着時の使用者の負担を軽減するとともに、気温が高い時期でも熱のこもりや蒸れ等が生じにくい飛沫防止用フェイスシールドを提供する。【解決手段】使用者Mの鼻部M2から口部M3を含む顔面部M1下部側を覆う板状又はシート状のシールド部材20と、使用者の項部M5又は両肩甲上部M6の少なくとも一方に掛着される掛着部31と、掛着部に連設されてシールド部材を使用者の顔面部に対して非接触状態でかざすように保持する保持部35とを有するシールド保持部材30とを備える。【選択図】図3

Description

この考案は、飛沫感染の予防等の感染症対策に用いる飛沫防止用フェイスシールドに関する。
近年、花粉症等のアレルギー対策やインフルエンザ等の感染症対策等のために、フィルター性能に優れた使い捨て用マスクを着用することが一般的である(例えば、特許文献1参照)。また、新型コロナウィルス(COVID−19)の世界的な流行により、感染症予防の意識が高まり、日常的にマスクが着用されるようになっている。
この種の感染症対策では、例えば飛沫感染の予防のために、密閉された場所、多くの人が密集する場所、他者との密接等を避けることが推奨され、特に、マスクの着用、会話を控える、他者との間隔を広くする、換気を行う等の対応が有効と考えられている。しかしながら、接客や会議等の仕事現場等では、会話をしたり他者との間隔が近くなったりすることが避けられないことがある。このような場合、マスクの着用とともにフェイスシールドが使用される。
フェイスシールドは、使用者の鼻から口の周辺、あるいは顔全体を覆うための樹脂製の板状部材であり、使用者自身の飛沫とともに他者からの飛沫を遮蔽するように構成される。このフェイスシールドは、例えば、ヘアバンドのように使用者の額に装着したり、眼鏡のように使用者の耳にかけて装着したり、マスクのように使用者の耳にかけるとともに顎に当接させて支えるように装着したりする等、使用者の顔や頭部に対して装着部材を取り付けることによって着用される。
上記フェイスシールドにあっては、装着部材を使用者の顔や頭部に接触させて固定することから、長時間装着すると装着部材による圧迫等で装着個所に痛みが生じる等の使用者の負担となるおそれがある。また、夏季等の気温が高くなる時期では、顔や頭部に装着部材が長時間接触していると、装着個所に熱がこもったり、蒸れたりする等により、不快感が高まったり、熱中症にかかったりするおそれがある。
特開2018−145542号公報
本考案は、前記の点に鑑みなされたものであって、装着時の使用者の負担を軽減するとともに、気温が高い時期でも熱のこもりや蒸れ等が生じにくい飛沫防止用フェイスシールドを提供するものである。
すなわち、請求項1の考案は、使用者の鼻部から口部を含む顔面部下部側を覆う板状又はシート状のシールド部材と、使用者の項部又は両肩甲上部の少なくとも一方に掛着される掛着部と、前記掛着部に連設されて前記シールド部材を使用者の顔面部に対して非接触状態でかざすように保持する保持部とを有するシールド保持部材とを備えたことを特徴とする飛沫防止用フェイスシールドに係る。
請求項2の考案は、前記シールド部材が、使用者の顔面部の正面から両側方にわたって覆う湾曲状に形成されている請求項1に記載の飛沫防止用フェイスシールドに係る。
請求項3の考案は、前記シールド部材が、使用者の眼部を含む顔面部上部側をさらに覆う透明部材からなる請求項1又は2に記載の飛沫防止用フェイスシールドに係る。
請求項4の考案は、前記シールド保持部材の前記掛着部が平面視U字状に形成されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の飛沫防止用フェイスシールドに係る。
請求項5の考案は、前記シールド保持部材の前記掛着部と前記保持部とが関節部を介して回動可能に連結されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の飛沫防止用フェイスシールドに係る。
請求項1の考案に係る飛沫防止用フェイスシールドは、使用者の鼻部から口部を含む顔面部下部側を覆う板状又はシート状のシールド部材と、使用者の項部又は両肩甲上部の少なくとも一方に掛着される掛着部と、前記掛着部に連設されて前記シールド部材を使用者の顔面部に対して非接触状態でかざすように保持する保持部とを有するシールド保持部材とを備えたため、装着時に使用者の頭部や顔面部等での固定が回避されて頭部や顔面部等に対して常時非接触状態を保持することができる。したがって、装着時の使用者の負担を大幅に軽減することができるとともに、装着時の頭部や顔面部での熱のこもりや蒸れ等の発生を回避できて夏季等の気温が高い時期でも不快になりにくい。
請求項2の考案は、請求項1において、前記シールド部材が、使用者の顔面部の正面から両側方にわたって覆う湾曲状に形成されているため、より効果的に飛沫の遮蔽を行うことができる。
請求項3の考案は、請求項1又は2において、前記シールド部材が、使用者の眼部を含む顔面部上部側をさらに覆う透明部材からなるため、使用者の顔面部のほぼ全体を覆うことができて飛沫の遮蔽効果はさらに高められるとともに、眼部側を覆っても視界が妨げられない。
請求項4の考案は、請求項1ないし3において、前記シールド保持部材の前記掛着部が平面視U字状に形成されているため、極めて簡易な形状で製造が容易であり、装着時の確実性や安定性に優れる。
請求項5の考案は、請求項1ないし4において、前記シールド保持部材の前記掛着部と前記保持部とが関節部を介して回動可能に連結されているため、装着時に使用者とシールド部材との距離が調整可能となって利便性が向上するとともに、掛着部と保持部とを折り畳んだ場合には不使用時に嵩張らなくなって保管等の際に省スペース化を図ることができる。
本考案の一実施形態に係る飛沫防止用フェイスシールドの斜視図である。 図1の飛沫防止用フェイスシールドの上面図である。 図1の飛沫防止用フェイスシールドの装着時の側面図である。 他の実施形態に係る飛沫防止用フェイスシールドの装着時の側面図である。 飛沫防止用フェイスシールドの折り畳み時の概略断面図である。
図1〜図3に示す本考案の一実施形態に係る飛沫防止用フェイスシールド10は、シールド部材20と、シールド保持部材30とを備える。このフェイスシールド10は、飛沫感染の予防等の感染症対策に用いるものであって、使用者自身からの飛沫や他者からの飛沫を遮蔽することによって、飛沫の拡散や吸い込み等を抑制する。また、フェイスシールド10は、単独での使用が可能であり、マスクとともに着用することによってより効果的に飛沫感染の予防が可能である。
シールド部材20は、図3に示すように、装着時に少なくとも使用者Mの鼻部M2から口部M3を含む顔面部M1下部側を覆うための板状又はシート状の部材である。シールド部材20は、安価かつ簡便に量産して製造できる合成樹脂材料によって形成される。合成樹脂材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート(PET樹脂)等の熱可塑性樹脂材料、さらにはポリ乳酸等の生分解性の熱可塑性樹脂材料である。また、シールド部材20は、着色剤等を適宜添加することにより、無色透明、着色透明、無色不透明、着色不透明等に装飾することが可能である。
シールド部材20の形状は、使用者Mの顔面部M1側を覆うことが可能であれば、平板状や湾曲状等、特に限定されない。特に、図2,3に示すように、シールド部材20は、使用者Mの顔面部M1の正面から両側方にわたって覆う湾曲状に形成されることが好ましい。このように顔面部M1の両側方まで覆うことにより、より効果的に飛沫の遮蔽を行うことができる。
また、図4に示す他の実施形態に係るフェイスシールド10Aのように、使用者Mの眼部M4を含む顔面部M1上部側をさらに覆うように構成されたシールド部材20Aを用いてもよい。このシールド部材20Aは、縦方向の長さを適宜長く形成(使用者Mに対して上側へ大きく形成)されたものである。これにより、使用者Mの顔面部M1のほぼ全体をシールド部材20Aで覆うことができるため、飛沫の遮蔽効果はさらに高められる。なお、シールド部材20Aでは、透明部材で形成することによって、眼部M4側を覆った場合でも視界が妨げられない。
シールド保持部材30は、図3に示すように、使用者Mに対して顔面部M1側に非接触状態で当該フェイスシールド10を装着可能とする部材であって、掛着部31と、保持部35とを有する。掛着部31は、使用者Mの項部M5又は両肩甲上部M6の少なくとも一方に掛着される部位である。当該フェイスシールド10では、装着時にこの掛着部31のみが使用者Mに対して接触してフェイスシールドを支持する。掛着部31の形状は、使用者Mの項部M5や両肩甲上部M6への掛着により当該フェイスシールド10を支持することが可能であれば特に限定されない。実施形態では、図2に示すように、平面視U字状に形成されている。平面視U字状の掛着部31は、極めて簡易な形状で製造が容易であり、図3に示すように、使用者Mの項部M5から両肩甲上部M6へわたって当接する首掛け状にフェイスシールド10を支持するように構成されるため、装着時の確実性や安定性に優れる。
保持部35は、図1,3に示すように、掛着部31に連設されてシールド部材20を使用者Mの顔面部M1に対して非接触状態でかざすように保持する部位である。この保持部35は、先端にシールド部材20を取り付けるための取付部36を有する。取付部36は、シールド部材20の取り付けが可能であれば、形状等は特に限定されない。実施形態の取付部36は、シールド部材20が着脱自在に挟持する挟持部材である。取付部36によりシールド部材20を着脱自在とすれば、シールド部材20の交換や手入れ等を容易に行うことができるとともに、保管等の際に省スペース化を図ることができる。
上記シールド保持部材30は、例えば、針金や鋼線等の線状部材の曲げ加工によって掛着部31と保持部35とを一体に形成することができる。線状部材でシールド保持部材30を一体に形成すれば、安価で容易に製造することが可能である。また、掛着部31と保持部35とを異なる部材で構成してもよい。その際、図5に示すように、掛着部31と保持部35とが関節部40を介して回動可能に連結されることが好ましい。
関節部40は、掛着部31と保持部35とを回動可能に連結する構造であれば特に限定されない。特に、掛着部31に対して保持部35を所望する回動位置で保持可能に構成されることが好ましい。例えば、適宜の緊締部材によって固定可能としたり、シールド部材20の荷重等によって容易に回動しない程度に回動を規制する連結構造としたりする等の適宜の構成が可能である。これにより、装着時に使用者とシールド部材20との距離が調整可能となり、利便性が向上する。
また、図5に示すように、掛着部31と保持部35とが関節部40を介して折り畳み可能であることが好ましい。掛着部31と保持部35とが折り畳まれることにより、不使用時に嵩張らなくなり、保管等の際に省スペース化を図ることができる。特に、不使用時に保持部35からシールド部材20を取り外して折り畳むことで、より保管等がしやすくなる。
本考案の飛沫防止用フェイスシールドは、シールド保持部材の掛着部により、使用者の項部又は両肩甲上部の少なくとも一方に掛着されて装着されるものである。すなわち、装着時に使用者の頭部や顔面部等での固定が回避されて、項部や両肩甲上部によって支持するように構成されるため、装着時の使用者の負担が大幅に軽減される。また、装着時のフェイスシールドと使用者との接触部分は、掛着部と使用者の項部又は両肩甲上部のみであって、使用者の頭部や顔面部に対して常時非接触状態を保持することができる。そのため、フェイスシールドの装着による使用者の頭部や顔面部での熱のこもりや蒸れ等が生じることがなく、特に夏季等の気温が高くなる時期の装着による不快感等を大幅に抑制することができる。
以上の通り、本考案の飛沫防止用フェイスシールドは、使用者の頭部や顔面部に対して非接触状態で装着することができることから、装着時の使用者の負担が軽減され、夏季等の気温が高い時期でも不快になりにくい。そのため、従来の飛沫防止用フェイスシールドの代替品として有望である。
10,10A 飛沫防止用フェイスシールド
20,20A シールド部材
30 シールド保持部材
31 掛着部
35 保持部
36 取付部
40 関節部
M 使用者
M1 顔面部
M2 鼻部
M3 口部
M4 眼部
M5 使用者の項部
M6 使用者の肩甲上部

Claims (5)

  1. 使用者の鼻部から口部を含む顔面部下部側を覆う板状又はシート状のシールド部材と、
    使用者の項部又は両肩甲上部の少なくとも一方に掛着される掛着部と、前記掛着部に連設されて前記シールド部材を使用者の顔面部に対して非接触状態でかざすように保持する保持部とを有するシールド保持部材
    とを備えたことを特徴とする飛沫防止用フェイスシールド。
  2. 前記シールド部材が、使用者の顔面部の正面から両側方にわたって覆う湾曲状に形成されている請求項1に記載の飛沫防止用フェイスシールド。
  3. 前記シールド部材が、使用者の眼部を含む顔面部上部側をさらに覆う透明部材からなる請求項1又は2に記載の飛沫防止用フェイスシールド。
  4. 前記シールド保持部材の前記掛着部が平面視U字状に形成されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の飛沫防止用フェイスシールド。
  5. 前記シールド保持部材の前記掛着部と前記保持部とが関節部を介して回動可能に連結されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の飛沫防止用フェイスシールド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6945712B1 (ja) * 2020-12-25 2021-10-06 株式会社ビーツ マウスシールド

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