JP3228455U - 鋳砂落とし用ビット - Google Patents

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幸雄 渡部
幸雄 渡部
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株式会社全晴
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【課題】電動ドリル等の電動工具に装着して使用することのできる鋳砂落とし用ビットを提供する。【解決手段】鋳砂落とし用ビット1は、チャック部101に装着される装着部11を基端部に備えた装着本体部材10と、装着本体部材10に着脱自在に取り付けられる加工本体部材20と、を備え、装着本体部材10の先端部には、加工本体部材20を取り付ける取り付け部15が設けられており、加工本体部材20の基端部には、取り付け部15に取り付けられる被取り付け部21が設けられており、さらに、当該加工本体部材20の先端部には、鋳砂に押し当てられる加工部25が設けられており、加工部25は、砥石からなる。【選択図】図1

Description

本考案は、電動ドリル等の電動工具に装着され、主としてワークの孔部に詰まった鋳砂を取り除くために用いられる鋳砂落とし用ビットに関する。
従来、ワークに形成された孔部内にある鋳砂を除去する際には、例えば特許文献1に開示されているように、穿孔用ドリルによって鋳砂の塊に孔を穿ちつつ、ワークを振動させたり、ドリルを移動させたりして鋳砂を掻き出していた。
特開2015−202518号公報
ここで、上述のような通常の鋳砂落とし作業を行っても依然として残留している固化した鋳砂を除去する場合には、大掛かりな装置を用いるよりも、地道に作業者が手工具を用いて作業していることが一般的であるところ、複雑形状の孔部であると固化した鋳砂を除去することが困難であったり、例えば穿孔用ドリルによってワークを傷つけたりしてしまうおそれがあった。
本考案は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、電動工具を用いてワークの孔部に詰まった鋳砂を好適に除去することができる鋳砂落とし用ビットを提供することを目的とする。
本考案は、回転式電動工具のチャック部に装着されて、ワークの孔部に詰まった鋳砂を取り除く鋳砂落とし用ビットであって、前記チャック部に装着されて、長軸方向を回転軸の軸方向として当該回転軸周りに回転する長尺状の装着本体部材と、前記装着本体部材に、当該装着本体部材と同軸に着脱自在に取り付けられる長尺状の加工本体部材と、を備え、前記装着本体部材の基端部は、前記チャック部に装着される装着部を備え、前記装着本体部材の先端部は、前記加工本体部材が取り付けられる取り付け部を備え、前記加工本体部材の基端部は、前記取り付け部に取り付けられる被取り付け部を備え、前記加工本体部材の先端部は、前記鋳砂に押し当てられる加工部を備え、前記加工部は、砥石で構成されてなることを特徴とする鋳砂落とし用ビットである。
かかる構成は、電動ドリル等の回転式電動工具に装着できるものであるため、作業効率や汎用性に優れている。したがって、例えばエアー工具のようにエアーを導入するための装置等が不要である。また、本考案は、加工部を容易に正逆に回転させて作業することもできる。また、砥石によって鋳砂を研磨するようにして除去していくことができるため、ワークに損傷を与えにくい利点がある。さらに、前記加工本体部材が前記装着本体部材に着脱自在に取り付けられるため、鋳砂が詰まった孔部の寸法や形状等に合わせて、加工本体部材を適宜交換することもできる。
また、前記装着本体部材と、前記加工本体部材とを、前記回転軸周りに相対回転不能とするネジ状の固定手段をさらに備えてなる構成が提案される。
かかる構成とすることにより、前記加工本体部材を確実に固定して作業を行うことができると共に、手軽に装着本体部材と加工本体部材とを離間させることもできる。
さらに、前記砥石の硬度が、前記ワークの硬度よりも低い構成が提案される。
かかる構成とすることにより、鋳砂落としの作業中にワークに傷をつけてしまうおそれを格段に低減することができる。
以上に述べたように、本考案は、簡素な構成で効率的に鋳砂を落とすことができる優れた効果がある。
実施例にかかる鋳砂落とし用ビットの斜視図である。 実施例にかかる装着本体部材の斜視図である。 実施例にかかる加工本体部材の斜視図である。 実施例にかかる鋳砂落とし用ビットの縦断面図である。 実施例にかかる鋳砂落とし用ビットの使用状態を示す説明図である。 (a),(b)ともに他の実施例にかかる加工本体部材の縦断面図である。
本考案の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。
図1に示すように、鋳砂落とし用ビット1は、回転式の電動工具としての電動ドリル100のチャック部101に装着されて使用されるものであり、長尺状の装着本体部材10と、装着本体部材10に着脱自在に取り付けられる長尺状の加工本体部材20とを備えている。
装着本体部材10は、図2、図4に示すように、基端部に六角柱形状を有した装着部11を備えている。そして、かかる装着部11が電動ドリル100のチャック部101に装着されることとなる。
一方、装着本体部材10の先端部は、加工本体部材20を取り付ける丸孔形状の取り付け部15を備えている。具体的には、取り付け部15の深さ方向が装着本体部材10の長軸と一致している。また、装着本体部材10には、当該装着本体部材10の外周面と取り付け部15における内周面とを連通する固定用ネジ孔部17が設けられている。
なお、装着部11の外形は、一般的な電動ドリル100のチャック部101に対応した規定の外形であり、接続するためのアダプター等を介さず直接チャック部101に装着することができる。また、装着部11の端部はプラスドライバー形状を有しており、装着本体部材10のみでも、チャック部101に装着することでプラスドライバーとして使用することもできる。
これに対して、加工本体部材20は、図3、図4に示すように、基端部に丸棒形状の被取り付け部21を備えている。
また、加工本体部材20の先端部は、砥石からなる円柱形状の加工部25を備えている。なお、砥石は、鋳砂を落とす対象となるワークWの硬度よりも低い硬度とされることが好ましい。
次に、装着本体部材10と加工本体部材20との接続構造について説明する。
装着本体部材10及び加工本体部材20は、図4に示すように、装着本体部材10の取り付け部15に加工本体部材20の被取り付け部21が挿通されて同軸上に接続される。その上で、固定用ネジ孔部17に固定手段としての固定用ネジ31が取り付けられ、固定用ネジ31の先端が加工本体部材20の被取り付け部21の側面に圧接される。これにより、鋳砂落とし用ビット1の回転軸、すなわち電動ドリル100のチャック部101に定められている回転軸(すなわち鋳砂落とし用ビット1の回転軸)を軸として装着本体部材10と加工本体部材20とが相対回転不能とされている。
次に、鋳砂落とし用ビット1の使用形態について説明する。
鋳砂落とし用ビット1は、上述のように、電動ドリル100のチャック部101に装着され、図5に示すように、砥石からなる加工部25が回転しながら鋳砂に押し当てられる。このとき、円柱形状の加工部25の側周面が、鋳砂に押し当てられる加工面となる。このように、ワークWの孔部W1内に詰まった鋳砂Sに加工部25が押し当てられることで、鋳砂Sが研磨されるようにして除去される。なお、上述のように、加工部25における砥石はワークWよりも硬度が低いため、作業時にワークWを傷つけにくい。また、砥石が回転することによって発生する振動によって、固化した鋳砂Sが崩れやすくなる効果もある。また、複雑形状の孔部W1の周壁にこびりついた鋳砂Sを除去すべく、適宜、加工部25の回転方向を正方向あるいは逆方向に切り替えてもよい。
なお、加工部25に用いられている砥石の形状は例えば図6に示すように、円錐形状や、加工面である側周面が湾曲した形状等であってもよく、加工部251,252をワークWの孔部W1の形状や鋳砂の残留している状況等によって使い分けることができる。
また、加工本体部材20は装着本体部材10に対して着脱自在であるため、加工部25の形状を替える際だけでなく、砥石が劣化した際にも適宜自由に交換することができる。
上記実施例にあって、各部の寸法形状は適宜自由に選択可能である。
また、取り付け部15及び被取り付け部21の各形状も縦断面円形である必要はなく、例えば横断面多角形として、装着本体部材10と加工本体部材20とを遊転不能とするようにしてもよい。
1 鋳砂落とし用ビット
10 装着本体部材
11 装着部
15 取り付け部
17 固定用ネジ孔部
20 加工本体部材
21 被取り付け部
25,251,252 加工部
31 固定用ネジ
100 電動ドリル
101 チャック部
S 鋳砂
W ワーク
W1 孔部

Claims (3)

  1. 回転式電動工具のチャック部に装着されて、ワークの孔部に詰まった鋳砂を取り除く鋳砂落とし用ビットであって、
    前記チャック部に装着されて、長軸方向を回転軸の軸方向として当該回転軸周りに回転する長尺状の装着本体部材と、
    前記装着本体部材に、当該装着本体部材と同軸に着脱自在に取り付けられる長尺状の加工本体部材と、
    を備え、
    前記装着本体部材の基端部は、前記チャック部に装着される装着部を備え、
    前記装着本体部材の先端部は、前記加工本体部材が取り付けられる取り付け部を備え、
    前記加工本体部材の基端部は、前記取り付け部に取り付けられる被取り付け部を備え、
    前記加工本体部材の先端部は、前記鋳砂に押し当てられる加工部を備え、
    前記加工部は、砥石で構成されてなる
    ことを特徴とする鋳砂落とし用ビット。
  2. 前記装着本体部材と、前記加工本体部材とを、前記回転軸周りに相対回転不能とするねじ状の固定手段をさらに備えてなる
    請求項1に記載の鋳砂落とし用ビット。
  3. 前記砥石の硬度が、前記ワークの硬度よりも低い
    請求項1又は請求項2に記載の鋳砂落とし用ビット。
JP2020003190U 2020-07-30 2020-07-30 鋳砂落とし用ビット Active JP3228455U (ja)

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