JP3228098U - 被り面 - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、折り曲げ可能なシート材で組み立てられて良好な着用感を得ることができる被り面を提供することを目的とするものである。【解決手段】被り面は、所定形状のシート材を折り曲げて立体形状に形成されるとともに着用者の頭部の上側を覆うように装着する上側装着部1と、所定形状のシート材を折り曲げて立体形状に形成されるとともに着用者の顔部の下側を覆うように装着する下側装着部2と、上側装着部1及び下側装着部2の左右後端側にそれぞれ設けられるとともに上側装着部1に下側装着部2を回動自在に取り付ける一対の軸支部3とを備えている。【選択図】図1
Description
本考案は、頭部に着用する被り面に関し、段ボール材、厚紙、プラスチックシート等の折り曲げ可能なシート材を用いて組み立てた被り面に関する。
従来より玩具面として、アニメのキャラクタや動物、恐竜等をモチーフにした顔面を覆うお面や頭部に着用する被り面が提案されている。例えば、特許文献1では、シートに記載された展開図を切り抜き折り込むことで、鼻が突出した顔部と2つの耳が突出した頭部からなるキャラクターが立体形成される帽子型被り面が記載されている。また、特許文献2では、軟質合成樹脂シート製で空気を入れる形状を保持するかぶりものおもちゃが掲載されており、頭部に着用した場合に恐竜をモチーフにしたキャラクタの開いた口の部分に顔が露出するような形状に保持される様子を示す撮影画像が掲載されている。
上述した特許文献1では、シートを切り抜いて折り込んだ帽子型の被り面が記載されているが、こうした被り面を子供が頭部に着用して遊んでいる場合頭部から外れて落下しやすく、遊びに集中できない、といった課題がある。
また、特許文献2に記載されたかぶりものおもちゃでは、頭部全体に被るようになっているので、頭部から不用意に外れることはないが、頭部に密着するため、熱がこもりやすく長時間着用できない、といった課題がある。
そこで、本考案は、折り曲げ可能なシート材で組み立てられて良好な着用感を得ることができる被り面を提供することを目的とするものである。
本考案に係る被り面は、所定形状のシート材を折り曲げて立体形状に形成されるとともに着用者の頭部の上側を覆うように装着する上側装着部と、所定形状のシート材を折り曲げて立体形状に形成されるとともに着用者の顔部の下側を覆うように装着する下側装着部と、前記上側装着部及び前記下側装着部の左右後端側にそれぞれ設けられるとともに前記上側装着部に前記下側装着部を回動自在に取り付ける一対の軸支部とを備えている。さらに、前記上側装着部は、前記シート材を中央部分の折れ線で左右対称に折り曲げて、前頭部の前側に左右両側から突出するように上側前面部が形成されており、前記上側前面部の後端側には折れ線で折り曲げて側頭部に当接する上側側面部が形成されており、前記上側側面部の後端側には折れ線で折り曲げて三角形状の上側取付部が形成されており、前記上側取付部の後端側には折れ線で折り曲げて後頭部に当接する上側後面部が形成されている。さらに、前記下側装着部は、前記シート材を中央部分の折れ線で左右対称に折り曲げて下顎部の前側に左右両側から突出するように下側前面部が形成されており、前記下側前面部の後端側には折れ線で折り曲げて耳部に当接する下側側面部が形成されており、前記下側側面部の後端側には折れ線で折り曲げて三角形状の下側取付部が形成されている。さらに、前記軸支部は、前記上側取付部及び前記下側取付部を重ね合わせて取り付けられた軸支ピンを備えている。さらに、前記下側取付部の後端側には折れ線で折り曲げて前記上側後面部に当接する突出面部が形成されている。
本考案は、上記のような構成を有することにより、少ない部材数で組み立てることができ、組み立てに使用した切り込みや部材間の切れ目が見えない良好な外観を呈するようになる。
以下、本考案に係る実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本考案を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本考案は、以下の説明において特に本考案を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図1は、被り面に関する斜視図であり、図2〜図5は、被り面に関する正面図、背面図、側面図及び平面図をそれぞれ示している。また、図6は、被り面を装着した状態を示す斜視図である。
被り面は、所定形状のシート材を折り曲げて立体形状に形成されるとともに着用者の頭部の上側を覆うように装着する上側装着部1と、所定形状のシート材を折り曲げて立体形状に形成されるとともに着用者の顔部の下側を覆うように装着する下側装着部2と、上側装着部1及び下側装着部2の左右後端側にそれぞれ設けられるとともに上側装着部1に下側装着部2を回動自在に取り付ける一対の軸支部3とを備えている。この例では、上側装着部1及び下側装着部2を折り曲げて恐竜をモチーフとしたキャラクタに対応した立体形状のデザインとなっている。
図6に示すように、上側装着部1を頭部を覆うように装着し、下側装着部2を下顎を覆うように装着することで、上側装着部1と下側装着部2との間に顔部が露出するように装着することができる。そして、下側装着部2を上下動させることができるので、露出する顔の部分を使用状況に応じて変化させることが可能となり、趣向性を高めることができる。
図7は、上側装着部1及び下側装着部2を展開した展開図である。上側装着部1は、所定形状のシート材を中央部分の折れ線10で左右対称に折り曲げて、前頭部の前側に左右両側から突出するように上側前面部11a及び11bが形成されている。
上側前面部11a及び11bには、それぞれの下端側には鋸歯状の凹凸部11c及び11dが形成されており、それぞれの上端側には折れ線12a及び12bで折り曲げて頭頂部に当接する上面部13a及び13bが形成されている。上面部13a及び13bの対向する内側端部には、それぞれ係合凸部13c及び係合凹部13dが形成されており、係合凸部13cを係合凹部13dに差し込んで係合させることで、上面部13a及び13bはほぼ面一に形成されるようになり、上面部13a及び13bを頭頂部にしっかりと当接させることができる。
上側前面部11a及び11bのそれぞれの後端側には折れ線14a及び14bで折り曲げて側頭部に当接する上側側面部15a及び15bが形成されている。上側側面部15a及び15bのそれぞれの後端側には折れ線16a及び16bで折り曲げて三角形状の上側取付部17a及び17bが形成されており、上側取付部17a及び17bのそれぞれの後端側には折れ線18a及び18bで折り曲げて後頭部に当接する上側後面部19a及び19bが形成されている。上側後面部19a及び19bのそれぞれの後端側には連結部19c及び19dが形成されている。連結部19c及び19dには、ゴムチューブ等の連結手段を引っ掛ける切欠き部が形成されており、連結部19a及び19bの間を連結手段により繋ぐことで上側装着部1を頭部に当接させた状態でしっかりと装着することができる。
下側装着部2は、所定形状のシート材を中央部分の折れ線20で左右対称に折り曲げて、下顎部の前側に左右両側から突出するように下側前面部21a及び21bが形成されている。下側前面部21a及び21bのそれぞれの上端側には鋸歯状の凹凸部21c及び21dが形成されている。
下側前面部21a及び21bのそれぞれの後端側には折れ線22a及び22bで折り曲げて耳部に当接する下側側面部23a及び23bが形成されている。下側側面部23a及び23bのそれぞれの中央部分には円形の穴部23c及び23dが形成されており、外部音の取入れ口となっている。
下側側面部23a及び23bのそれぞれの後端側には折れ線24a及び24bで折り曲げて三角形状の下側取付部25a及び25bが形成されており、下側取付部25a及び25bのそれぞれの後端側は折れ線25c及び25dで折り曲げて上側後面部19a及び19bにそれぞれ当接する突出面部25e及び25fが形成されている。
軸支部3は、上側取付部17aに穿設された取付穴30aと下側取付部25aに穿設された取付穴31aとを重ね合わせて軸支ピン32aが挿着されており、上側取付部17bに穿設された取付穴30bと下側取付部25bに穿設された取付穴31bとを重ね合わせて軸支ピン32bが装着されている。そのため、下側装着部2は、上側装着部1に対して左右の軸支ピン32a及び32bを中心に回動して、下顎を動かすように上下動可能に取り付けられる。
図8は、下側装着部2を上方に回動させた状態を示す側面図である。図4に示す開口状態では、上側装着部1の上側取付部17aの下縁と下側装着部2の折れ線24aと一致し、上側装着部1の折れ線18aが下側装着部2の折れ線25cと一致するように上側取付部17a及び下側取付部25aが重なり合っている。上側取付部17b及び下側取付部25bについても同じように重なり合うように設定されている。このように折れ線で折れ曲がった部分が重なり合っているので、安定した開口状態を保持することができる。
また、下側装着部2の後端側の突出面部25a及び25bが上側装着部1の連結部19c及び19dの下縁に当接しているので、下側装着部2は下方への回動が規制されて所定の開口角度で保持されるようになる。
図8では、下側装着部2の上方への回動により、下側取付部25a及び25bが上側取付部17a及び17bとずれた位置に回動して、上側後面部19a及び19bに一部圧接するようになり、回動した位置に保持されるようになる。そのため、下側装着部2を上下動させて顔部の露出状態を変化させることができるようになる。
以上説明したように、上側装着部1及び下側装着部2は、それぞれ1枚のシートを折り曲げて立体形状に形成しているので、軽量化を図るとともに組み立てに使用した切り込みや部材間の切れ目が正面からは見えないようになり、良好な外観を呈するとともに強度を高めることができる。また、上側装着部1及び下側装着部2の後端側で軸支部3により回動可能に軸支するようにしているので、恐竜等のキャラクタが開口動作するイメージに近いイメージで下側装着部2を上下動させることが可能となり、より趣向性を高めることができる。
1・・・上側装着部、10・・・折れ線、11・・・上側前面部、12・・・折れ線、13・・・上面部、14・・・折れ線、15・・・上側側面部、16・・・折れ線、17・・・上側取付部、18・・・折れ線、19・・・上側後面部、2・・・下側装着部、20・・・折れ線、21・・・下側前面部、22・・・折れ線、23・・・下側側面部、24・・・折れ線、25・・・下側取付部、3・・・回動部、30、31・・・取付穴、32・・・軸支ピン
Claims (5)
- 所定形状のシート材を折り曲げて立体形状に形成されるとともに着用者の頭部の上側を覆うように装着する上側装着部と、所定形状のシート材を折り曲げて立体形状に形成されるとともに着用者の顔部の下側を覆うように装着する下側装着部と、前記上側装着部及び前記下側装着部の左右後端側にそれぞれ設けられるとともに前記上側装着部に前記下側装着部を回動自在に取り付ける一対の軸支部とを備えている被り面。
- 前記上側装着部は、前記シート材を中央部分の折れ線で左右対称に折り曲げて、前頭部の前側に左右両側から突出するように上側前面部が形成されており、前記上側前面部の後端側には折れ線で折り曲げて側頭部に当接する上側側面部が形成されており、前記上側側面部の後端側には折れ線で折り曲げて三角形状の上側取付部が形成されており、前記上側取付部の後端側には折れ線で折り曲げて後頭部に当接する上側後面部が形成されている請求項1に記載の被り面。
- 前記下側装着部は、前記シート材を中央部分の折れ線で左右対称に折り曲げて下顎部の前側に左右両側から突出するように下側前面部が形成されており、前記下側前面部の後端側には折れ線で折り曲げて耳部に当接する下側側面部が形成されており、前記下側側面部の後端側には折れ線で折り曲げて三角形状の下側取付部が形成されている請求項1又は2に記載の被り面。
- 前記軸支部は、前記上側取付部及び前記下側取付部を重ね合わせて取り付けられた軸支ピンを備えている請求項3に記載の被り面。
- 前記下側取付部の後端側には折れ線で折り曲げて前記上側後面部に当接する突出面部が形成されている3又は4に記載の被り面。
Priority Applications (1)
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Publications (1)
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JP3228098U true JP3228098U (ja) | 2020-10-08 |
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Family Applications (1)
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JP2020002292U Active JP3228098U (ja) | 2020-06-12 | 2020-06-12 | 被り面 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3228098U (ja) |
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2020
- 2020-06-12 JP JP2020002292U patent/JP3228098U/ja active Active
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