JP3228025U - 折畳み式窓なし間仕切りボード - Google Patents

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孫義 阿部
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伸彦 津久井
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道夫 夜光
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Abstract

【課題】使用時に極めて簡単な作業で机又はテーブルの天板上に所望の角度に折曲げて置くことができるとともに、不使用時に極めて簡単な作業で折畳むことができる間仕切りボードを提供する。【解決手段】間仕切りボード10は、不使用時に折畳み可能であって使用時に3つに折曲げて机の天板上に立てた状態で置かれる。窓のない長方形状のメインボード12は机の天板の幅方向に沿って置かれる。窓のない長方形状の一対のサイドボード13、14は机の天板の両側縁に沿ってそれぞれ置かれる。メインボード12及び一対のサイドボード13、14は、一方の面の全体にシート状表面材16が接着された1枚の板状発泡体を一対のスリット10a、10aで3つに区画することにより、一方の面に接着されたシート状表面材16で連結された状態に形成される。【選択図】図1

Description

本考案は、使用時に勉強用の机、オフィスの事務用の机又はテーブル、或いは飲食店の飲食用の机又はテーブルの天板上に3つに折曲げて立てた状態で置き、不使用時に折畳んで小さいスペースに収納でき、メインボードに窓を有しない間仕切りボードに関するものである。
従来、1人対1人、又は1人対6人程度までの複数人の生徒に対して常時個別指導が可能な複数人対応型個別指導用学習机が開示されている(例えば、特許文献1(請求項1、段落[0010]、図1、図2)参照。)。この学習机は2人が座れる程度の複数の長尺学習机と、長尺学習机上の長手方向に等間隔に設置された複数の仕切り板からなる。また、長尺学習机及び仕切り板を設置するとき、学習する生徒の人数に合せて、長尺学習机の使用数を適宜調整し、かつ長尺学習机の配置方向は教師が常に生徒の視界内にあって、迅速に個別指導及び情報伝達が可能な方向とする。更に、仕切り板の設置場所は、各生徒が、両隣の生徒の存在が気にならないようにするため、長尺学習机の長手方向に対して垂直方向にそれぞれ設置される。
このように構成された複数人対応型個別指導用学習机では、常時、教師が複数人の生徒に対して、個人指導できる態勢を確保することで、省空間でも、圧迫感がなく、周りに気を使うことなく、勉強に集中でき、かつ教師が複数の生徒に対して個別的に迅速に対応でき、また限られた狭い場所でも学習でき、かつ教師が常時、複数人の生徒に対して、個人指導ができる。
実用新案登録第3155539号公報
しかし、上記特許文献1に示された複数人対応型個別指導用学習机では、仕切り板が長尺学習机に設置されているため、即ち仕切り板が長尺学習机に固定されているため、仕切り板を机に取付けるのに多くの時間を要するとともに、仕切り板を容易に取外すことができない不具合があった。また、近年、感染症(例えば、新型コロナウィルス肺炎のCOVID-19)が大流行しており、感染者の咳やくしゃみ等により空気中に浮遊するウィルスを含む飛沫をその周囲の健常者が鼻や口から吸い込むことにより、或いはウィルスを含む飛沫が周囲の健常者の目に入ることにより、周囲の健常者が感染症にかかるおそれがあり、上記特許文献1に示された複数人対応型個別指導用学習机では、仕切り板が長尺学習机上にその長手方向に等間隔にかつその長手方向に対して垂直方向に延びて設置されており、前面が開放されているため、学習机に着席した感染者が前方に向って咳やくしゃみ等をすることによりウィルスを含む飛沫が前方に飛散し、このウィルスを含む飛沫を前方の学習机に着席した健常者が鼻や口から吸い込むことにより、或いはウィルスを含む飛沫がその健常者の目に入ることにより、その健常者が感染症にかかるおそれがあった。
本考案の第1の目的は、使用時に極めて簡単な作業で机又はテーブルの天板上に所望の角度に展開して置くことができるとともに、不使用時に極めて簡単な作業で折畳むことができる、折畳み式窓なし間仕切りボードを提供することにある。本考案の第2の目的は、間仕切りボードを置いた机又はテーブルへの着席者が感染者である場合、或いは机又はテーブルの向こう側にいる人が感染者である場合に、その感染者の咳やくしゃみ等による飛沫が前方及び側方に飛散することや着席者に到来することを防止できる、折畳み式窓なし間仕切りボードを提供することにある。本考案の第3の目的は、使用時に前方及び側方からの他の人の目を気にせずに済む、折畳み式窓なし間仕切りボードを提供することにある。本考案の第4の目的は、間仕切りボードを不使用状態から使用状態に切換えるとき、一対のサイドボードをメインボードに対して速やかに90度にすることができる、折畳み式窓なし間仕切りボードを提供することにある。本考案の第5の目的は、不使用状態にするために折畳んだときの面積を小さくすることができる、折畳み式窓なし間仕切りボードを提供することにある。
本考案の第1の観点は、図1、図4及び図5に示すように、不使用時に折畳み可能であって使用時に3つに折曲げて机11又はテーブルの天板11a上に立てた状態で置かれる間仕切りボード10であって、この間仕切りボード10は、机11又はテーブルの天板11aの幅方向に沿って置かれる、窓のない長方形状のメインボード12と、机11又はテーブルの天板11aの両側縁に沿ってそれぞれ置かれる、窓のない長方形状の一対のサイドボード13,14とを備え、メインボード12及び一対のサイドボード13,14は、一方の面又は両方の面の全体にシート状表面材16が接着された1枚の板状発泡体を一対のスリット10a,10a又は角度90度の一対のV字状溝で3つに区画することにより、一方の面に接着されたシート状表面材16で連結された状態に形成されたことを特徴とする。
本考案の第2の観点は、図13〜図15に示すように、不使用時に折畳み可能であって使用時に3つ又は4つに折曲げて机又はテーブルの天板上に立てた状態で置かれる間仕切りボード70であって、間仕切りボード70は、机又はテーブルの天板の幅方向に沿って置かれる、窓のない長方形状の第1及び第2メインボード71,72と、机又はテーブルの天板の両側縁に沿ってそれぞれ置かれる、窓のない長方形状の第1及び第2サイドボード81,82とを備え、第1メインボード71、第2メインボード72、第1サイドボード81及び第2サイドボード82は、両方の面の全体に第1及び第2シート状表面材91,92がそれぞれ接着された1枚の板状発泡体からなり、この板状発泡体をその長手方向に間隔をあけて第1又は第2シート状表面材91,92とともに3本のスリット70a,70b,70a又は3本の角度90度のV字状溝を形成して4つに区画することにより、第1メインボード71と第1サイドボード81が第1シート状表面材91で連結され、第2メインボード72と第2サイドボード82が第1シート状表面材91で連結され、第1メインボード71と第2メインボード72が第2シート状表面材92で連結されるように構成されたことを特徴とする。
本考案の第1の観点の折畳み式窓なし間仕切りボードでは、シート状表面材がメインボードと一対のサイドボードとを連結しヒンジとして機能するので、間仕切りボードの使用時に、極めて簡単な作業で間仕切りボードを机又はテーブルの天板上に一対のサイドボードがメインボードに対して所望の角度、例えば90度になるように展開しかつメインボードが正面に位置するように立てた状態で置くことができる。この間仕切りボードが置かれた机等への着席者が感染者である場合、或いは机又はテーブルの向こう側にいる人が感染者である場合に、その感染者が咳やくしゃみ等をすることにより、ウィルスを含む飛沫が空気中に浮遊しても、このウィルスを含む飛沫が間仕切りボードによりその前方及び側方に飛散することを防止でき、或いはウィルスを含む飛沫が間仕切りボードにより着席者に到来することを防止できる。また、メインボード及び一対のサイドボードに窓が形成されていないので、間仕切りボードの使用時にメインボード及びサイドボードで前方及び側方が閉止される。この結果、間仕切りボードの前方及び側方からの他の人の目を気にせずに済む。また、間仕切りボードの不使用時には、一対のサイドボードをメインボードに重ねるという極めて簡単な作業で折畳むことができる。この結果、この折畳まれた間仕切りボードを小さいスペースに収納できる。更に、メインボード及び一対のサイドボードを、一方の面又は両方の面の全体にシート状表面材が接着された1枚の板状発泡体を一対のスリット又は角度90度の一対のV字状溝で3つに区画することにより、一方の面に接着されたシート状表面材で連結した状態に形成したので、上記と同様の効果が得られる。特に、上記1枚の板状発泡体を一対のスリット又は角度90度の一対のV字状溝で3つに区画することにより、間仕切りボードを不使用状態から使用状態に切換えるべく、メインボードに重ねられた一対のサイドボードをメインボードから展開したときに、一対のサイドボードのメインボードに対する角度を速やかに90度にすることができる。
本考案の第2の観点の折畳み式窓なし間仕切りボードでは、メインボードを窓が形成されていない左右の第1及び第2メインボードに分割し、第1メインボード、第2メインボード、第1サイドボード及び第2サイドボードが、両方の面の全体に第1及び第2シート状表面材をそれぞれ接着した1枚の板状発泡体からなり、この板状発泡体をその長手方向に間隔をあけて第1又は第2シート状表面材とともに3本のスリット又は3本の角度90度のV字状溝を形成して4つに区画することにより、第1メインボードと第1サイドボードが第1シート状表面材で連結し、第2メインボードと第2サイドボードを第1シート状表面材で連結し、第1メインボードと第2メインボードを第2シート状表面材で連結したので、不使用状態にすべく第1メインボードと第2メインボードとを互いに重なるように折畳むとともに、第1サイドボードを第1メインボードに重なるように折畳み、第2サイドボードを第2メインボードに重なるように折畳む。この結果、通常、第1及び第2メインボードの合計長さの方が一対のサイドボードのそれぞれの長さより長いため、折畳んだときの間仕切りボードの面積が、上記第1及び第2の観点の折畳んだときの間仕切りボードの面積より小さくなり、収納スペースを更に小さくすることができる。
本考案第1実施形態の折畳み式窓なし間仕切りボードを一平面上に展開した状態を示す正面図である。 その間仕切りボードを一平面上に展開した状態を示す背面図である。 図1のA−A線断面図である。 (a)はその間仕切りボードの一対のサイドボードをメインボードに重ねて折畳んだ状態を示す図3に対応する断面図であり、(b)はその間仕切りボードの一対のサイドボードをメインボードに対して90度になるように折曲げた状態を示す図3に対応する断面図である。 その間仕切りボードを机の天板上に置いた状態を示す斜視図である。 本考案第2実施形態の折畳み式窓なし間仕切りボードを一平面上に展開した状態を示す正面図図である。 その折畳み式窓なし間仕切りボードを一平面上に展開した状態を示す背面図である。 図6のB−B線断面図である。 (a)はその間仕切りボードの一対のサイドボードをメインボードに重ねて折畳んだ状態を示す図8に対応する断面図であり、(b)はその間仕切りボードの一対のサイドボードをメインボードに対して90度になるように折曲げた状態を示す図8に対応する断面図である。 (a)は本考案第3実施形態の折畳み式窓なし間仕切りボードを一平面上に展開した状態を示す正面図であり、(b)はその間仕切りボードを一平面上に展開した状態を示す背面図である。 (a)は図10(a)のC−C線断面図であり、(b)はその間仕切りボードの一対のサイドボードをメインボードに対して90度になるように折曲げた状態を示す(a)に対応する断面図である。 その間仕切りボードの一対のサイドボードをメインボードに対して90度に折曲げた状態を示す斜視図である。 (a)は本考案第4実施形態の折畳み式窓なし間仕切りボードを一平面上に展開した状態を示す正面図であり、(b)はその間仕切りボードを一平面上に展開した状態を示す背面図である。 (a)は図13(a)のD−D線断面図であり、(b)はその間仕切りボードの一対のサイドボードをメインボードに対して90度になるように折曲げかつ第1及び第2メインボードを一直線状にする直前の状態を示す(a)に対応する断面図である。 使用状態の間仕切りボードを折畳んで不使用状態にする手順を示す間仕切りボードの斜視図である。
次に本考案を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施の形態>
図5に示すように、間仕切りボード10は、不使用時に折畳み可能であって、使用時に3つに折曲げて机11の天板11a上に立てた状態で置かれるように構成される。この間仕切りボード10は、机11の天板11aの幅方向に沿って置かれる長方形状のメインボード12と、机11の天板11aの両側縁に沿ってそれぞれ置かれる長方形状の一対のサイドボード13,14とを備える(図1〜図4)。机11は、この実施の形態では、事務所に所定の間隔をあけて並んで置かれるとともに、事務員が着席する机である(図5)。
メインボード12は、机11の天板11aの幅より僅かに小さい長さを有する横長の長方形状に形成される(図1、図2及び図5)。また、一対のサイドボード13,14は、机11の天板11aの奥行きより小さい長さを有する縦長の長方形状に形成される。なお、上記メインボード12及び一対のサイドボード13,14には窓は形成されていない。また、メインボード12及び一対のサイドボード13,14は、板状発泡体によりそれぞれ形成され、これらの板状発泡体の厚さは、3mm〜7mm程度であることが好ましい。
一方、板状発泡体としては、熱可塑性樹脂を主成分とする基材を化学的或いは物理的方法により発泡させたものであれば特に制限なく使用できる。具体的には、ポリプロピレン、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、又はこれらを適宜に2種以上混合して成るポリオレフィン系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル、ABS、ポリスチレン、ポリアクリルニトリル、ポリウレタン、メラミン樹脂、フェノール樹脂等が適しているが、目的とする積層板の軽量性、表面平滑性、環境性の観点から、特にポリオレフィン系樹脂が好ましい。
一方、メインボード12及び一対のサイドボード13,14は、一方の面の全体にシート状表面材16が接着された1枚の板状発泡体を一対のスリット10a,10aで3つに区画することにより、一方の面に接着されたシート状表面材16で連結された状態に形成される。このシート状表面材16は、メインボード12と一対のサイドボード13,14とを連結しヒンジとして機能する(図3及び図4)。具体的には、一方のサイドボード13,14がメインボード12の一方の側縁を中心に回動可能に構成される(図3)。即ち、シート状表面材16のうち一方のサイドボード13とメインボード12とを連結する部分がヒンジとなって、一方のサイドボード13がメインボード12の一方の側縁を中心に回動可能に構成される。また、他方のサイドボード14がメインボード12の他方の側縁を中心に回動可能に構成される。即ち、シート状表面材16のうち他方のサイドボード14とメインボード12とを連結する部分がヒンジとなって、他方のサイドボード14がメインボード12の他方の側縁を中心に回動可能に構成される。また、シート状表面材16としては、価格が安価であり、生産性、接着性の点から紙材が好ましい。紙材としては、更紙、アート紙、コート紙、化学繊維紙、合成紙、樹脂含浸紙の他に片面又は両面にポリエチレン等がラミネート加工されている合成樹脂加工紙等が挙げられる。また、メインボード32及び一対のサイドボード33,34を構成する板状発泡体とシート状表面材36とを接着する方法は、一般に用いられる接着剤を用いることができる。更に、シート状表面材16の厚さは0.1mm〜0.3mm程度であることが好ましい。
このように構成された折畳み式窓なし間仕切りボード10の使用方法を説明する。一対のサイドボード13,14がメインボード12に重なるように折畳まれた状態(不使用状態、図4(a))から、一対のサイドボード13,14をメインボード12に対して90度になるように展開する。具体的には、シート状表面材16のうち一方のサイドボード13とメインボード12とを連結する部分をヒンジとして、メインボード12の一方の側縁を中心に一方のサイドボード13を90度回転させ、シート状表面材16のうち他方のサイドボード14とメインボード12とを連結する部分をヒンジとして、メインボード12の他方の側縁を中心に他方のサイドボード14を90度回転させることにより、一対のサイドボード13,14をメインボード12に対して90度になるように展開する(図4(b))。この場合、シート状表面材16は手間側(内側)に位置する。次に、この間仕切りボード10を、メインボード12が正面に位置するように机11の天板11a上に立てた状態で置く(図5)。このように極めて簡単な作業で間仕切りボード10を不使用状態から使用状態に切換えることができる。
また、間仕切りボード10が置かれた机11への着席者が感染者である場合、或いは机11の向こう側にいる人が感染者である場合に、感染者が咳やくしゃみ等をすることにより、ウィルスを含む飛沫が空気中に浮遊しても、このウィルスを含む飛沫が間仕切りボード10によりその前方及び側方に飛散することを防止でき、或いはウィルスを含む飛沫が間仕切りボード10により着席者に到来することを防止できる。この結果、上記感染者が着席した机11の前方の机や側方の机に着席した健常者が上記ウィルスを含む飛沫を鼻や口から吸い込み難く、またウィルスを含む飛沫がその健常者の目に入り難いため、その健常者が感染症にかかるのを抑制できる。また、メインボード12及び一対のサイドボード13,14に窓が形成されていないので、間仕切りボード10を机11の天板11a上に置くことにより、メインボード12及びサイドボード13,14で前方及び側方が閉止される。この結果、間仕切りボード10より前方及び側方からの他の人の目を気にせずに済む。更に、間仕切りボード10の不使用時には、一対のサイドボード13,14をメインボード12に重ねるという極めて簡単な作業で折畳むことができる。この結果、この折畳まれた間仕切りボード10を小さいスペースに収納できる。なお、間仕切りボードは軽量であるため、使用時に倒れたり、机から落下するおそれがあるため、再剥離性のある両面粘着テープを使用することで、より安定した状態で机に設置することができる。また、再剥離性のある両面粘着テープを使用することにより、不使用時には両面粘着テープの糊(粘着剤)が机に残ることなく剥がすことができる。
<第2の実施の形態>
図6〜図9は本考案の第2の実施の形態を示す。この実施の形態では、メインボード32及び一対のサイドボード33,34は、一方の面の全体にシート状表面材36が接着された1枚の板状発泡体を一対のV字状溝30a,30aで3つに区画することによりシート状表面材36で連結された状態に形成される。上記一対のV字状溝30a,30aの角度は90度である(図8)。また、シート状表面材36は、第1の実施の形態のシート状表面材と同一の材質により形成されることが好ましい。更に、一対のサイドボード33,34をメインボード32に対して展開するときに、一対のサイドボード33,34をメインボード32に対して270度回転させることにより、上記V字状溝30a,30aが閉じた状態になる(図8)。上記以外は第1の実施の形態と同一に構成される。
このように構成された折畳み式窓なし間仕切りボード30の使用方法を説明する。一対のサイドボード33,34がメインボード32に重なるように折畳まれた状態(不使用状態、図9(a))から、一対のサイドボード33,34をメインボード32に対して90度になるように展開する。具体的には、シート状表面材36のうち一方のサイドボード33とメインボード32とを連結する部分をヒンジとして、メインボード32の一方の側縁を中心に一方のサイドボード33を270度回転させ、シート状表面材36のうち他方のサイドボード34とメインボード32とを連結する部分をヒンジとして、メインボード32の他方の側縁を中心に他方のサイドボード34を270度回転させることにより、一対のサイドボード33,34をメインボード32に対して90度になるように展開する(図9(b))。一対のサイドボード33,34がメインボード32に対して90度になると、一対のV字状溝30a,30aが閉じるので、一対のサイドボード33,34をメインボード32に対して速やかに90度にすることができる。この場合、シート状表面材36は外側に位置する。次に、この間仕切りボード30を、メインボード32が正面に位置するように机の天板上に立てた状態で置く。このように極めて簡単な作業で間仕切りボード30を不使用状態から使用状態に切換えることができる。なお、この実施の形態では、一対のサイドボード33,34をメインボード32に対して展開するときに、一対のサイドボード33,34をメインボード32に対して270度回転させたが、一対のサイドボード33,34をメインボード32に対して展開するときに、一対のサイドボード33,34をメインボード32に対して90度回転させてもよい。この場合、シート状表面材36は手前側(内側)に位置する。上記以外の間仕切りボード30の使用方法は、第1の実施の形態の間仕切りボードの使用方法と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。
<第3の実施の形態>
図10〜図12は本考案の第3の実施の形態を示す。この実施の形態では、一対のサイドボード53,54が横長の長方形状に形成される(図10及び図12)。具体的には、間仕切りボード50は、机の天板の幅方向に沿って置かれるとともに、板状発泡体により形成された長方形状のメインボード52と、机の天板の両側縁に沿ってそれぞれ置かれるとともに、板状発泡体により形成された長方形状の一対のサイドボード53,54と、メインボード52の両側縁に一対のサイドボード53,54を配置した状態でメインボード52及び一対のサイドボード53,54の一方の面の全体に接着されたシート状表面材56とを備える(図10及び図11)。そして、メインボード52は、机の天板の幅より僅かに小さい長さを有する横長の長方形状に形成される。また、一対のサイドボード53,54は、机の天板の奥行きより僅かに小さい長さを有する横長の長方形状に形成される。更に、メインボード52及び一対のサイドボード53,54は、一方の面の全体にシート状表面材56が接着された1枚の板状発泡体を一対のV字状溝50a,50aで3つに区画することによりシート状表面材56で連結された状態に形成される(図11)。上記以外は第2の実施の形態と同一に構成される。
このように構成された折畳み式窓なし間仕切りボード50では、メインボード52及び一対のサイドボード53,54に窓を形成しておらず、一対のサイドボード53,54の長さを第2の実施の形態の一対のサイドボードの長さより長い横長の長方形状に形成したので、間仕切りボード50を机の天板上に置くことにより、メインボード52で前方が閉止され、一対の2サイドボード53,54で側方が更に効果的に閉止される。この結果、間仕切りボード70より前方及び側方からの他の人の目を全く気にせずに済む(図12)。また、一対のサイドボード53,54の長さを第2の実施の形態の一対のサイドボードの長さより長い横長の長方形状に形成したので、間仕切りボード50が置かれた机への着席者が感染者である場合、或いは机の向こう側にいる人が感染者である場合に、感染者が咳やくしゃみ等をすることにより、ウィルスを含む飛沫が空気中に浮遊しても、このウィルスを含む飛沫が間仕切りボード50によりその前方及び側方に飛散することを更に効果的に防止でき、或いはウィルスを含む飛沫が間仕切りボード50により着席者に到来することを更に効果的に防止できる。上記以外の間仕切りボード50の使用方法は、第2の実施の形態の間仕切りボードの使用方法と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。
<第4の実施の形態>
図13〜図15は本考案の第4の実施の形態を示す。この実施の形態では、メインボードが左右の第1及び第2メインボード71,72に分割される(図13及び図14)。具体的には、第1及び第2メインボード71,72は、机の天板の幅方向に沿って置かれる。また、第1及び第2サイドボード81,82が机の天板の両側縁に沿ってそれぞれ置かれる。これらの第1及び第2サイドボード81,82は、机の天板の奥行きより僅かに小さい長さを有する横長の長方形状に形成される(図13及び図15)。
一方、第1メインボード71、第2メインボード72、第1サイドボード81及び第2サイドボード82は、両方の面の全体に第1及び第2シート状表面材91,92がそれぞれ接着された1枚の板状発泡体からなり、この板状発泡体をその長手方向に間隔をあけて第1又は第2シート状表面材91,92とともに3本のスリット70a,70b,70aを形成することにより4つに区画される(図14)。具体的には、第1メインボード71の側縁に第1サイドボード81を配置しかつ第2メインボード72の側縁に第2サイドボード82を配置した状態で、第1メインボード71、第2メインボード72、第1サイドボード81及び第2サイドボード82の一方の面の全体に第1シート状表面材91が接着される。そして、第1メインボード71と第1サイドボード81は第1シート状表面材91で連結され、第1シート状表面材91がヒンジとして機能する。また、第2メインボード72と第2サイドボード82は第1シート状表面材91で連結され、第1シート状表面材91がヒンジとして機能する。更に、第1メインボード71と第2メインボード72は第2シート状表面材92で連結され、第2シート状表面材92がヒンジとして機能する。上記以外は第1の実施の形態と同一に構成される。
このように構成された折畳み式窓なし間仕切りボード70では、この間仕切りボード70を使用状態から不使用状態に切換えるとき、第1メインボード71と第2メインボード72とを互いに重なるように折畳むとともに(図14(b)及び図15(b))、第1サイドボード81を第1メインボード71に重なるように折畳み、第2サイドボード82を第2メインボード72に重なるように折畳む(図15(c))。この結果、第1及び第2メインボード71,72の合計長さの方が一対のサイドボード81,82のそれぞれの長さより長いため、折畳んだときの間仕切りボード70の面積が、上記第1〜第3の実施の形態の折畳んだときの間仕切りボードの面積より小さくなり、収納スペースを更に小さくすることができる。また、第1及び第2メインボード71,72と第1及び第2サイドボード81,82とに窓を形成しておらず、第1及び第2サイドボード81,82の長さを第2の実施の形態の一対のサイドボードの長さより長い横長の長方形状に形成したので、間仕切りボード70を机の天板上に置くことにより、第1及び第2メインボード71,72で前方が閉止され、第1及び第2サイドボード81,82で側方が更に効果的に閉止される。この結果、間仕切りボード70より前方及び側方からの他の人の目を全く気にせずに済む(図15(a))。また、第1及び第2サイドボード81,82の長さを第2の実施の形態の一対のサイドボードの長さよりそれぞれ長く形成したので、間仕切りボード70が置かれた机への着席者が感染者である場合、或いは机の向こう側にいる人が感染者である場合に、感染者が咳やくしゃみ等をすることにより、ウィルスを含む飛沫が空気中に浮遊しても、このウィルスを含む飛沫が間仕切りボード70によりその前方及び側方に飛散することを更に効果的に防止でき、或いはウィルスを含む飛沫が間仕切りボード70により着席者に到来することを更に効果的に防止できる。更に、第1メインボード71、第2メインボード72、第1サイドボード81及び第2サイドボード82の一方の面に第1シート状表面材91が接着され、かつ第1メインボード71、第2メインボード72、第1サイドボード81及び第2サイドボード82の他方の面に第2シート状表面材92が接着されているので、第1メインボード71、第2メインボード72、第1サイドボード81及び第2サイドボード82に反りが発生せず、強度の点で優れている。上記以外の間仕切りボード70の使用方法は、第1の実施の形態の間仕切りボードの使用方法と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。
なお、上記第1〜第4の実施の形態では、使用時に間仕切りボードを3つに折曲げて机の天板上に立てた状態で置いたが、使用時に間仕切りボードを3つに折曲げてテーブルの天板上に立てた状態で置いてもよい。また、上記第1〜第3の実施の形態では、メインボード及びサイドボードを一方の面にシート状表面材が接着された板状発泡体により形成したが、メインボード及びサイドボードを両方の面にシート状表面材が接着された板状発泡体により形成してもよい。ここで、メインボード及びサイドボードの両方の面にシート状表面材を接着した方が、メインボード及びサイドボードの反りや強度の点で優れている。更に、上記第4の実施の形態では、間仕切りボードを3つに折曲げた状態(例えば、図15(a)に示す状態)で使用したが、4つに間仕切りボードを折曲げた状態(例えば、図14(b)に示す状態)で使用してもよい。
10,30,50,70 間仕切りボード
10a,70a,70b スリット
11 机
11a 天板
12,32,52 メインボード
13,14,33,34,53,54 サイドボード
16,36,56 シート状表面材
30a,50a V字状溝
71 第1メインボード
72 第2メインボード
81 第1サイドボード
82 第2サイドボード
91 第1シート状表面材
92 第2シート状表面材

Claims (2)

  1. 不使用時に折畳み可能であって使用時に3つに折曲げて机又はテーブルの天板上に立てた状態で置かれる間仕切りボードであって、
    前記間仕切りボードは、前記机又は前記テーブルの天板の幅方向に沿って置かれる、窓のない長方形状のメインボードと、
    前記机又は前記テーブルの天板の両側縁に沿ってそれぞれ置かれる、窓のない長方形状の一対のサイドボードとを備え、
    前記メインボード及び前記一対のサイドボードは、一方の面又は両方の面の全体にシート状表面材が接着された1枚の板状発泡体を一対のスリット又は角度90度の一対のV字状溝で3つに区画することにより前記一方の面に接着されたシート状表面材で連結された状態に形成されたことを特徴とする折畳み式窓なし間仕切りボード。
  2. 不使用時に折畳み可能であって使用時に3つ又は4つに折曲げて机又はテーブルの天板上に立てた状態で置かれる間仕切りボードであって、
    前記間仕切りボードは、前記机又は前記テーブルの天板の幅方向に沿って置かれる、窓のない長方形状の第1及び第2メインボードと、
    前記机又は前記テーブルの天板の両側縁に沿ってそれぞれ置かれる、窓のない長方形状の第1及び第2サイドボードとを備え、
    前記第1メインボード、前記第2メインボード、前記第1サイドボード及び前記第2サイドボードは、両方の面の全体に第1及び第2シート状表面材がそれぞれ接着された1枚の板状発泡体からなり、
    この板状発泡体をその長手方向に間隔をあけて前記第1又は第2シート状表面材とともに3本のスリット又は3本の角度90度のV字状溝を形成して4つに区画することにより、前記第1メインボードと前記第1サイドボードが前記第1シート状表面材で連結され、前記第2メインボードと前記第2サイドボードが前記第1シート状表面材で連結され、前記第1メインボードと前記第2メインボードが前記第2シート状表面材で連結されるように構成されたことを特徴とする折畳み式窓なし間仕切りボード。
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