JP3227920B2 - 画像形成装置のトナータンク - Google Patents
画像形成装置のトナータンクInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置にトナーを
外部から補給するトナータンクに関する。
外部から補給するトナータンクに関する。
【0002】
【従来の技術】トナーは粉体であって、トナータンクを
長期間静置しておくとトナーの粉体密度が高くなりトナ
ーが固まり易い性質を持っている。トナーが固まるとト
ナーの流動性が悪くなり、トナーを画像形成装置に供給
しにくくなり印字かすれを発生し印字品質を劣化させる
ため、印字中は常にトナーをむら無く攪拌しトナーの固
まりを壊しながら画像形成装置にトナーを供給する必要
がある。
長期間静置しておくとトナーの粉体密度が高くなりトナ
ーが固まり易い性質を持っている。トナーが固まるとト
ナーの流動性が悪くなり、トナーを画像形成装置に供給
しにくくなり印字かすれを発生し印字品質を劣化させる
ため、印字中は常にトナーをむら無く攪拌しトナーの固
まりを壊しながら画像形成装置にトナーを供給する必要
がある。
【0003】従来のトナータンクを図11(a)に示
す。印字中はトナー容器11に内蔵したアジテータ12
を矢印Eの方向に常に回転させ、トナー容器に内蔵した
図示しないトナーを攪拌しトナーの固まりを壊してトナ
ーの流動性を良くしている。又アジテータ12が回転す
ることによりトナーをトナー供給口11−1を通して画
像形成装置に供給している。
す。印字中はトナー容器11に内蔵したアジテータ12
を矢印Eの方向に常に回転させ、トナー容器に内蔵した
図示しないトナーを攪拌しトナーの固まりを壊してトナ
ーの流動性を良くしている。又アジテータ12が回転す
ることによりトナーをトナー供給口11−1を通して画
像形成装置に供給している。
【0004】前記アジテータ12の回転外周軌跡をトナ
ータンクの横断面図である図11(b)に2点鎖線で示
す。図11(b)の斜線D部はアジテータ12の回転軌
跡の外側にあり斜線D部にあるトナーは攪拌されにくい
ためトナーの攪拌むらによるトナーの固まりが残り易
く、トナーを画像形成装置に供給しにくくなり印字かす
れを発生し印字品質を劣化させる問題がある。又トナー
が少なくなった時に斜線D部にあるトナーはアジテータ
12の回転軌跡の外側にあり且つトナー容器11の底は
略水平になっているため斜線D部にトナーが残りやすく
画像形成装置に供給されず、トナー容器11内に使われ
ない残留トナー量が多くなり不経済である等の問題があ
る。
ータンクの横断面図である図11(b)に2点鎖線で示
す。図11(b)の斜線D部はアジテータ12の回転軌
跡の外側にあり斜線D部にあるトナーは攪拌されにくい
ためトナーの攪拌むらによるトナーの固まりが残り易
く、トナーを画像形成装置に供給しにくくなり印字かす
れを発生し印字品質を劣化させる問題がある。又トナー
が少なくなった時に斜線D部にあるトナーはアジテータ
12の回転軌跡の外側にあり且つトナー容器11の底は
略水平になっているため斜線D部にトナーが残りやすく
画像形成装置に供給されず、トナー容器11内に使われ
ない残留トナー量が多くなり不経済である等の問題があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】よって本発明はトナー
容器のトナーが攪拌されにくい空間を極力少なくするこ
とにより、トナーの攪拌むらを無くし印字かすれの無い
良好な印字品質を得ると共にトナー容器内に使われない
残留トナーを低減したトナータンクを提供することを課
題とする。
容器のトナーが攪拌されにくい空間を極力少なくするこ
とにより、トナーの攪拌むらを無くし印字かすれの無い
良好な印字品質を得ると共にトナー容器内に使われない
残留トナーを低減したトナータンクを提供することを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のトナータンクは
トナーを収納するトナー容器、該トナー容器に内蔵し回
転軸を縦方向に配置したトナー撹拌手段、前記トナー容
器の底面に設けられ、トナーを画像形成装置に供給する
トナー供給口、前記トナー容器を画像形成装置に係止す
るトナー容器係止手段とから成るトナータンクにおい
て、前記トナー撹拌手段はトナーを前記トナー供給口側
から上方へ流動させる部材を備え、少なくとも前記トナ
ー供給口近傍の前記トナー容器の内壁面断面形状を前記
トナー撹拌手段の回転軌跡外周と略一致させたことを特
徴とする。
トナーを収納するトナー容器、該トナー容器に内蔵し回
転軸を縦方向に配置したトナー撹拌手段、前記トナー容
器の底面に設けられ、トナーを画像形成装置に供給する
トナー供給口、前記トナー容器を画像形成装置に係止す
るトナー容器係止手段とから成るトナータンクにおい
て、前記トナー撹拌手段はトナーを前記トナー供給口側
から上方へ流動させる部材を備え、少なくとも前記トナ
ー供給口近傍の前記トナー容器の内壁面断面形状を前記
トナー撹拌手段の回転軌跡外周と略一致させたことを特
徴とする。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例(アジテ−タ2を2
個使用した場合)を示すトナータンク10の主要断面図
である。
個使用した場合)を示すトナータンク10の主要断面図
である。
【0008】最初に本発明のトナ−タンク10の構成に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0009】本発明のトナ−タンク10は図示しないト
ナ−と、トナ−を収納するトナ−容器1と、トナ−を攪
拌する2個のアジテ−タ2と、該アジテ−タ2に一体に
設けたアジテ−タ歯車2−5と噛み合う中間歯車3と、
前記トナ−容器1を密封する蓋4と、前記トナータンク
10を画像形成装置のトナータンク受け7に未装着の時
はトナ−供給口1−1から前記トナーが漏れないように
前記トナー供給口1−1を遮蔽するシャッタ−5と、該
シャッタ−5を押さえるシャッタ−押え6とからできて
いて、図7に示す前記画像形成装置のトナータンク受け
7に装着して前記トナーを供給する。
ナ−と、トナ−を収納するトナ−容器1と、トナ−を攪
拌する2個のアジテ−タ2と、該アジテ−タ2に一体に
設けたアジテ−タ歯車2−5と噛み合う中間歯車3と、
前記トナ−容器1を密封する蓋4と、前記トナータンク
10を画像形成装置のトナータンク受け7に未装着の時
はトナ−供給口1−1から前記トナーが漏れないように
前記トナー供給口1−1を遮蔽するシャッタ−5と、該
シャッタ−5を押さえるシャッタ−押え6とからできて
いて、図7に示す前記画像形成装置のトナータンク受け
7に装着して前記トナーを供給する。
【0010】図2は前記トナー容器1を示す図であり、
図2(b)は正面図、図2(a)は上面図、図2(c)
は下面図、図2(d)はA−A断面図を示す。前記トナ
ー容器1内壁の上側形状は2個の円弧と2個の円弧を結
ぶ直線とからなるトラック形状であり、前記トナー容器
1内壁の底面に近い断面形状は略8の字の形状にしてあ
る。又前記トナー容器1の上側から下側につながる内壁
は図2(d)に示す角度θ3だけ傾いた傾斜面1−5を
設けてある。角度θ3は前記トナーが滑り落ちるために
必要な角度であって本実施例では30度にした。更に前
記トナー容器1には図7に示す前記トナータンク受け7
に設けたトナー受け口7−3にトナーを供給するトナー
供給口1−1と、図3(a)に示す前記アジテータ2を
軸止する穴1−2と、トナー容器1の外側の底面に図5
に示す前記シャッタ−5を組み付けるためのくぼみ1−
3と、トナー容器1を前記トナータンク受け7に係止す
るための突起1−4を一体に設けてある。
図2(b)は正面図、図2(a)は上面図、図2(c)
は下面図、図2(d)はA−A断面図を示す。前記トナ
ー容器1内壁の上側形状は2個の円弧と2個の円弧を結
ぶ直線とからなるトラック形状であり、前記トナー容器
1内壁の底面に近い断面形状は略8の字の形状にしてあ
る。又前記トナー容器1の上側から下側につながる内壁
は図2(d)に示す角度θ3だけ傾いた傾斜面1−5を
設けてある。角度θ3は前記トナーが滑り落ちるために
必要な角度であって本実施例では30度にした。更に前
記トナー容器1には図7に示す前記トナータンク受け7
に設けたトナー受け口7−3にトナーを供給するトナー
供給口1−1と、図3(a)に示す前記アジテータ2を
軸止する穴1−2と、トナー容器1の外側の底面に図5
に示す前記シャッタ−5を組み付けるためのくぼみ1−
3と、トナー容器1を前記トナータンク受け7に係止す
るための突起1−4を一体に設けてある。
【0011】図3(a)に示す前記アジテ−タ2は外周
に設けた2枚の縦羽根2−1と、水平に設けた4枚の水
平羽根2−2と、アジテ−タ軸2−3と、該アジテ−タ
軸の下側に設けた+字穴2−4(図3(b)参照)と、
アジテ−タ2の上側に設けたアジテ−タ歯車2−5と、
該アジテ−タ歯車2−5の上側に設けた穴2−6とが一
体にできていて、前記アジテ−タ軸2−3の下側は前記
トナ−容器1の底面に設けた穴1−2に、前記アジテ−
タ歯車部の上側に設けた穴2−6は図4に示す前記蓋4
に設けた軸4−1に各々回転自在に軸止してある。又前
記アジテ−タ歯車2−5は図1に示す前記中間歯車3と
噛み合っていて2個の前記アジテ−タ2は回転方向の位
相を90度ずらして組み立ててある。更に前記縦羽根2
−1は図3(b)に示す角度θ1傾いている。又前記水
平羽根2−2は水平に対し図3(a)に示す角度θ2回
転方向に対し後方が上方向に傾いていると共に前記トナ
ー容器1の内側底面に接している。本実施例ではθ1=
10度、θ2=24度とした。尚前記アジテ−タ2は図
3(c)に示すように前記縦羽根2−1は1枚でも良
い。
に設けた2枚の縦羽根2−1と、水平に設けた4枚の水
平羽根2−2と、アジテ−タ軸2−3と、該アジテ−タ
軸の下側に設けた+字穴2−4(図3(b)参照)と、
アジテ−タ2の上側に設けたアジテ−タ歯車2−5と、
該アジテ−タ歯車2−5の上側に設けた穴2−6とが一
体にできていて、前記アジテ−タ軸2−3の下側は前記
トナ−容器1の底面に設けた穴1−2に、前記アジテ−
タ歯車部の上側に設けた穴2−6は図4に示す前記蓋4
に設けた軸4−1に各々回転自在に軸止してある。又前
記アジテ−タ歯車2−5は図1に示す前記中間歯車3と
噛み合っていて2個の前記アジテ−タ2は回転方向の位
相を90度ずらして組み立ててある。更に前記縦羽根2
−1は図3(b)に示す角度θ1傾いている。又前記水
平羽根2−2は水平に対し図3(a)に示す角度θ2回
転方向に対し後方が上方向に傾いていると共に前記トナ
ー容器1の内側底面に接している。本実施例ではθ1=
10度、θ2=24度とした。尚前記アジテ−タ2は図
3(c)に示すように前記縦羽根2−1は1枚でも良
い。
【0012】図1に示す前記中間歯車3は前記アジテー
タ歯車2−5と噛み合っていて、2個の前記アジテータ
2を同一方向に回転させる働きをし、図4に示す前記蓋
4の中間歯車軸4−2に回転自在に軸止してある。
タ歯車2−5と噛み合っていて、2個の前記アジテータ
2を同一方向に回転させる働きをし、図4に示す前記蓋
4の中間歯車軸4−2に回転自在に軸止してある。
【0013】図4に示す前記蓋4は前記トナ−容器1に
内蔵した前記トナ−が漏れないように前記トナー容器1
の上側に溶着してあり、又該蓋4の下面には前記アジテ
−タ2を軸止する軸4−1と、前記中間歯車3を軸止す
る中間歯車軸4−2を一体に設けてある。
内蔵した前記トナ−が漏れないように前記トナー容器1
の上側に溶着してあり、又該蓋4の下面には前記アジテ
−タ2を軸止する軸4−1と、前記中間歯車3を軸止す
る中間歯車軸4−2を一体に設けてある。
【0014】図5に示す前記シャッタ−5は前記アジテ
−タ軸2−3が貫通する穴5−1と、図7に示す前記ト
ナータンク受け7に設けたトナ−受け口7−3に前記ト
ナーを供給する穴5−2と、前記シャッタ−5の回転位
置を決める位置決め穴5−3とを開けてあり、前記トナ
−容器1の外側底面に設けたくぼみ1−3に隙間なく回
転自在に組み付けてある。又前記シャッタ−5は前記ト
ナ−タンク10を前記トナータンク受け7に未装着の時
は図1に示す前記トナ−供給口1−1から前記トナーが
漏れないようにトナ−供給口1−1を遮蔽している。
−タ軸2−3が貫通する穴5−1と、図7に示す前記ト
ナータンク受け7に設けたトナ−受け口7−3に前記ト
ナーを供給する穴5−2と、前記シャッタ−5の回転位
置を決める位置決め穴5−3とを開けてあり、前記トナ
−容器1の外側底面に設けたくぼみ1−3に隙間なく回
転自在に組み付けてある。又前記シャッタ−5は前記ト
ナ−タンク10を前記トナータンク受け7に未装着の時
は図1に示す前記トナ−供給口1−1から前記トナーが
漏れないようにトナ−供給口1−1を遮蔽している。
【0015】図6に示す前記シャッタ−押え6は前記ア
ジテータ軸2−3が貫通する穴6−1と、図7に示す前
記トナータンク受け7に設けたトナ−受け口7−3に前
記トナーを供給する貫通穴6−2と、図7に示す前記ト
ナータンク受け7に設けたシャッタ−位置決め軸7−2
が通る円弧状のニゲ穴6−3とを一体に設けてあり、前
記貫通穴6−2と前記トナー容器1の底に設けた前記ト
ナー供給口1−1との位置が一致し又前記シャッター5
を挟み込むように前記トナ−容器1の外側底面に溶着し
てある。本実施例では前記アジテ−タ2の数を2個使っ
た場合に付いて説明したが1個または3個以上使うこと
も可能である。以上トナ−タンク10の構成について説
明した。
ジテータ軸2−3が貫通する穴6−1と、図7に示す前
記トナータンク受け7に設けたトナ−受け口7−3に前
記トナーを供給する貫通穴6−2と、図7に示す前記ト
ナータンク受け7に設けたシャッタ−位置決め軸7−2
が通る円弧状のニゲ穴6−3とを一体に設けてあり、前
記貫通穴6−2と前記トナー容器1の底に設けた前記ト
ナー供給口1−1との位置が一致し又前記シャッター5
を挟み込むように前記トナ−容器1の外側底面に溶着し
てある。本実施例では前記アジテ−タ2の数を2個使っ
た場合に付いて説明したが1個または3個以上使うこと
も可能である。以上トナ−タンク10の構成について説
明した。
【0016】次に前記画像形成装置に設けたトナ−タン
ク受け7の構成について説明する。
ク受け7の構成について説明する。
【0017】図7に示す前記トナ−タンク受け7には前
記トナ−タンク10を係止する2個の引っかけ部7−1
と、前記シャッタ−5の位置決めをするシャッタ−位置
決め軸7−2と、前記画像形成装置に前記トナーを供給
するトナ−受け口7−3とを一体に作ってある。又前記
トナ−タンク受け7には前記アジテ−タ2を駆動するア
ジテ−タ駆動歯車8が回転自在に軸止してあり、該アジ
テ−タ駆動歯車8は図示しない画像形成装置の動力によ
り回転する。又前記アジテ−タ駆動歯車8の上側には+
字突起8−1を設けてある。
記トナ−タンク10を係止する2個の引っかけ部7−1
と、前記シャッタ−5の位置決めをするシャッタ−位置
決め軸7−2と、前記画像形成装置に前記トナーを供給
するトナ−受け口7−3とを一体に作ってある。又前記
トナ−タンク受け7には前記アジテ−タ2を駆動するア
ジテ−タ駆動歯車8が回転自在に軸止してあり、該アジ
テ−タ駆動歯車8は図示しない画像形成装置の動力によ
り回転する。又前記アジテ−タ駆動歯車8の上側には+
字突起8−1を設けてある。
【0018】以上画像形成装置のトナ−タンク受け7の
構成について説明した。
構成について説明した。
【0019】次に前記トナ−タンク10を前記画像形成
装置のトナ−タンク受け7に装着する動作について説明
する。
装置のトナ−タンク受け7に装着する動作について説明
する。
【0020】前記トナ−タンク10を前記トナ−タンク
受け7に対し図8に示す位置に置く、この時前記アジテ
−タ軸部下側に設けた+字穴2−4(図1参照)と本体
側のアジテ−タ駆動歯車8の上側に設けた+字突起8−
1(図7参照)とが係合し、又前記シャッタ−5に設け
た位置決め穴5−3(図5参照)と前記トナ−タンク受
け7に設けたシャッタ−位置決め軸7−2とが係止す
る。
受け7に対し図8に示す位置に置く、この時前記アジテ
−タ軸部下側に設けた+字穴2−4(図1参照)と本体
側のアジテ−タ駆動歯車8の上側に設けた+字突起8−
1(図7参照)とが係合し、又前記シャッタ−5に設け
た位置決め穴5−3(図5参照)と前記トナ−タンク受
け7に設けたシャッタ−位置決め軸7−2とが係止す
る。
【0021】次に前記トナ−タンク10を前記アジテー
タ軸2−3を中心に図8に示す矢印Bの方向に回動する
と、前記アジテータ軸部に設けた+字穴2−4と回転し
ていない前記アジテータ駆動歯車8の上側に設けた+字
突起8−1とが係合している前記アジテータ2(1個)
は回転しない(但し前記トナー容器1との相対的な回転
はする)ので他方のアジテータ2は遊星歯車の原理によ
り図8に示す矢印Aの方向に回転し前記トナーを攪拌す
る。更に前記トナータンク10を図8の矢印Bの方向に
略90度回動すると前記トナー容器1に設けた突起1−
4と前記トナータンク受け7に設けた引っかけ部7−1
とが係止する。この状態を図9に示す。
タ軸2−3を中心に図8に示す矢印Bの方向に回動する
と、前記アジテータ軸部に設けた+字穴2−4と回転し
ていない前記アジテータ駆動歯車8の上側に設けた+字
突起8−1とが係合している前記アジテータ2(1個)
は回転しない(但し前記トナー容器1との相対的な回転
はする)ので他方のアジテータ2は遊星歯車の原理によ
り図8に示す矢印Aの方向に回転し前記トナーを攪拌す
る。更に前記トナータンク10を図8の矢印Bの方向に
略90度回動すると前記トナー容器1に設けた突起1−
4と前記トナータンク受け7に設けた引っかけ部7−1
とが係止する。この状態を図9に示す。
【0022】この時前記シャッタ−5の位置決め穴5−
3と前記トナータンク受け7に設けたシャッタ−位置決
め軸7−2とが係止されているので前記シャッター5は
回動しない、よって前記トナ−容器1の底に設けたトナ
−供給口1−1と前記シャッタ−5に設けた穴5−2と
前記シャッター押え6に設けた貫通穴6−2と前記トナ
−タンク受け7に設けたトナ−受け口7−3との穴位置
が合致し前記画像形成装置に前記トナ−を供給可能とな
る。
3と前記トナータンク受け7に設けたシャッタ−位置決
め軸7−2とが係止されているので前記シャッター5は
回動しない、よって前記トナ−容器1の底に設けたトナ
−供給口1−1と前記シャッタ−5に設けた穴5−2と
前記シャッター押え6に設けた貫通穴6−2と前記トナ
−タンク受け7に設けたトナ−受け口7−3との穴位置
が合致し前記画像形成装置に前記トナ−を供給可能とな
る。
【0023】次に前記画像形成装置の図示しない動力に
より前記アジテ−タ駆動歯車8を図7に示す矢印Cの方
向に回転すると前記2個のアジテ−タ2は図9に示す矢
印Aの方向に回転する。この時前記アジテ−タ2に設け
た縦羽根2−1は図3(b)に示す角度θ1だけ傾いて
いるので前記トナ−を前記アジテ−タ2の回転中心にか
き寄せる働きをし、又前記水平羽根2−2は図3(a)
に示す角度θ2だけ傾いているので前記トナ−を下から
上にすくい上げ撹拌すると共に前記トナーのトナー量が
多い時は前記トナーの自重により前記トナー容器1の底
面に設けたトナー供給口1−1から前記画像形成装置に
前記トナ−が過供給になることを防止する。又前記トナ
ー量が少なくなった時は前記水平羽根2−2の回転によ
り前記トナー供給口1−1に前記トナーを搬送供給す
る。
より前記アジテ−タ駆動歯車8を図7に示す矢印Cの方
向に回転すると前記2個のアジテ−タ2は図9に示す矢
印Aの方向に回転する。この時前記アジテ−タ2に設け
た縦羽根2−1は図3(b)に示す角度θ1だけ傾いて
いるので前記トナ−を前記アジテ−タ2の回転中心にか
き寄せる働きをし、又前記水平羽根2−2は図3(a)
に示す角度θ2だけ傾いているので前記トナ−を下から
上にすくい上げ撹拌すると共に前記トナーのトナー量が
多い時は前記トナーの自重により前記トナー容器1の底
面に設けたトナー供給口1−1から前記画像形成装置に
前記トナ−が過供給になることを防止する。又前記トナ
ー量が少なくなった時は前記水平羽根2−2の回転によ
り前記トナー供給口1−1に前記トナーを搬送供給す
る。
【0024】図10に示すように、前記トナー容器1内
壁の上側を2個の円弧と2個の円弧を結ぶ直線とからな
るトラック形状にし、前記トナー容器1の低面に近い内
壁面断面形状を前記アジテータ2の回転外周軌跡と略一
致した略8の字形状にし、更に前記トナー容器1の下側
に角度θ3だけ傾けた傾斜面1−5を設けたので、前記
トナーは前記アジテータ2の回転により攪拌されながら
図10(b)に示す矢印Fの方向(下から上方)に流動
する。その後前記トナーは図10(a)及び図10
(b)に示す矢印Gの方向つまり前記傾斜面1−5に向
かって下降した後、前記傾斜面1−5を滑り落ちながら
再び前記アジテータ2の回転軌跡内に流動することにな
り前記トナーをむら無く攪拌できる。よって前記トナー
の固まりを残らず壊し前記トナーの流動性が良くなるの
で印字かすれの無い良好な印字品質を得ることができ
る。
壁の上側を2個の円弧と2個の円弧を結ぶ直線とからな
るトラック形状にし、前記トナー容器1の低面に近い内
壁面断面形状を前記アジテータ2の回転外周軌跡と略一
致した略8の字形状にし、更に前記トナー容器1の下側
に角度θ3だけ傾けた傾斜面1−5を設けたので、前記
トナーは前記アジテータ2の回転により攪拌されながら
図10(b)に示す矢印Fの方向(下から上方)に流動
する。その後前記トナーは図10(a)及び図10
(b)に示す矢印Gの方向つまり前記傾斜面1−5に向
かって下降した後、前記傾斜面1−5を滑り落ちながら
再び前記アジテータ2の回転軌跡内に流動することにな
り前記トナーをむら無く攪拌できる。よって前記トナー
の固まりを残らず壊し前記トナーの流動性が良くなるの
で印字かすれの無い良好な印字品質を得ることができ
る。
【0025】又前記トナー容器1に内蔵した前記トナー
が消費されトナー量が少なくなり前記アジテータの回転
軌跡の外側の前記トナー、つまり前記傾斜面1−5にあ
るトナーは前記傾斜面1−5が角度θ3だけ傾斜してい
るので前記傾斜面1−5を滑り落ち前記アジテータ2の
回転軌跡内に流動する。その後前記トナーは前記水平羽
根2−2の回転により前記トナー供給口1−1に搬送供
給されるので残留トナーを非常に少なくでき、無駄なく
前記トナーを使うことができる。
が消費されトナー量が少なくなり前記アジテータの回転
軌跡の外側の前記トナー、つまり前記傾斜面1−5にあ
るトナーは前記傾斜面1−5が角度θ3だけ傾斜してい
るので前記傾斜面1−5を滑り落ち前記アジテータ2の
回転軌跡内に流動する。その後前記トナーは前記水平羽
根2−2の回転により前記トナー供給口1−1に搬送供
給されるので残留トナーを非常に少なくでき、無駄なく
前記トナーを使うことができる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明のトナータンク
10によれば、アジテ−タ2に設けた水平羽根2−2は
角度θ2だけ傾いているのでトナ−を下から上にすくい
上げ撹拌すると共にトナー量が多い時はトナーの自重に
よりトナー容器1の底面に設けたトナー供給口1−1か
ら画像形成装置にトナ−が過供給になることを防止し、
少なくともトナー容器の底面に設けられたトナー供給口
近傍のトナー容器の内壁面断面形状をアジテータ2の回
転軌跡外周と略一致させたので、アジテータ2の回転軌
跡との空間が少なくなりトナーをむら無く撹拌できるの
でトナーの固まりが無くなり印字かすれの無い良好な印
字品質を得ることができると共にトナー容器1に内蔵し
たトナ−が少なくなったときの残留トナ−を少なくし無
駄なくトナ−を使用できる等の多大な効果を有する。
10によれば、アジテ−タ2に設けた水平羽根2−2は
角度θ2だけ傾いているのでトナ−を下から上にすくい
上げ撹拌すると共にトナー量が多い時はトナーの自重に
よりトナー容器1の底面に設けたトナー供給口1−1か
ら画像形成装置にトナ−が過供給になることを防止し、
少なくともトナー容器の底面に設けられたトナー供給口
近傍のトナー容器の内壁面断面形状をアジテータ2の回
転軌跡外周と略一致させたので、アジテータ2の回転軌
跡との空間が少なくなりトナーをむら無く撹拌できるの
でトナーの固まりが無くなり印字かすれの無い良好な印
字品質を得ることができると共にトナー容器1に内蔵し
たトナ−が少なくなったときの残留トナ−を少なくし無
駄なくトナ−を使用できる等の多大な効果を有する。
【図1】本発明のトナ−タンクの主要断面斜視図。
【図2】本発明トナータンクのトナ−容器の図。
【図3】本発明トナータンクのアジテ−タの斜視図。
【図4】本発明トナータンクの蓋の斜視図。
【図5】本発明タナータンクのシャッタ−の斜視図。
【図6】本発明トナータンクのシャッタ−押えの斜視
図。
図。
【図7】本発明トナータンクを装着する画像形成装置の
トナ−タンク受けの斜視図。
トナ−タンク受けの斜視図。
【図8】本発明トナ−タンクをのトナ−タンク受けに置
いた状態を示す断面斜視図。
いた状態を示す断面斜視図。
【図9】本発明トナ−タンクをトナ−タンク受けに装着
した状態を示す断面斜視図。
した状態を示す断面斜視図。
【図10】本発明トナータンクのトナー容器とアジテー
タの回転軌跡の関係図。
タの回転軌跡の関係図。
【図11】従来技術のトナ−タンクの斜視図とトナー容
器とアジテータの回転軌跡の関係図。
器とアジテータの回転軌跡の関係図。
1 トナ−容器 2 アジテ−タ 3 中間歯車 4 蓋 5 シャッタ− 6 シャッタ−押え 7 トナ−タンク受け 8 アジテ−タ駆動歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08
Claims (1)
- 【請求項1】トナーを収納するトナー容器、該トナー容
器に内蔵し回転軸を縦方向に配置したトナー撹拌手段、
前記トナー容器の底面に設けられ、トナーを画像形成装
置に供給するトナー供給口、前記トナー容器を画像形成
装置に係止するトナー容器係止手段とから成るトナータ
ンクにおいて、前記トナー撹拌手段はトナーを前記トナ
ー供給口側から上方へ流動させる部材を備え、少なくと
も前記トナー供給口近傍の前記トナー容器の内壁面断面
形状を前記トナー撹拌手段の回転軌跡外周と略一致させ
たことを特徴とする画像形成装置のトナータンク。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19495793A JP3227920B2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 画像形成装置のトナータンク |
IT94TO000636A IT1266902B1 (it) | 1993-08-05 | 1994-08-01 | Apparecchio per la formazione delle immagini. |
GB9415715A GB2281981B (en) | 1993-08-05 | 1994-08-03 | Image forming apparatus |
GB9507015A GB2287100B (en) | 1993-08-05 | 1994-08-03 | Toner tank for image forming apparatus |
US08/285,465 US5537191A (en) | 1993-08-05 | 1994-08-03 | Image forming apparatus with toner transport mechanism incorporated therein |
FR9409749A FR2708758B1 (fr) | 1993-08-05 | 1994-08-05 | Appareil de formation d'images et mécanisme de transport et réservoir pour cet appareil. |
DE4427853A DE4427853A1 (de) | 1993-08-05 | 1994-08-05 | Vorrichtung zur Bilderzeugung |
US08/581,642 US5729804A (en) | 1993-08-05 | 1995-12-28 | Toner storage device and supply mechanism for image forming |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19495793A JP3227920B2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 画像形成装置のトナータンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0749612A JPH0749612A (ja) | 1995-02-21 |
JP3227920B2 true JP3227920B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=16333148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19495793A Expired - Fee Related JP3227920B2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 画像形成装置のトナータンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3227920B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2777362B1 (fr) * | 1998-04-09 | 2001-10-19 | Sagem | Agitateur de toner pour cartouche de toner d'imprimante laser |
JP5369535B2 (ja) * | 2008-08-05 | 2013-12-18 | 株式会社リコー | 現像装置および画像形成装置 |
JP2013222181A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Ricoh Co Ltd | 粉体詰まり抑制手段、粉体収容器及び画像形成装置 |
-
1993
- 1993-08-05 JP JP19495793A patent/JP3227920B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0749612A (ja) | 1995-02-21 |
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