JP3227917B2 - 増幅型dram用メモリセルおよびその製造方法 - Google Patents

増幅型dram用メモリセルおよびその製造方法

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JP3227917B2
JP3227917B2 JP18424093A JP18424093A JP3227917B2 JP 3227917 B2 JP3227917 B2 JP 3227917B2 JP 18424093 A JP18424093 A JP 18424093A JP 18424093 A JP18424093 A JP 18424093A JP 3227917 B2 JP3227917 B2 JP 3227917B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DRAM用メモリセル
の高集積化に伴い提案されているデータ増幅型DRAM
用メモリセルの改良に係り、さらに詳しくは、増幅型D
RAMに用いる書き込み用トランジスタと読み出し用ト
ランジスタのワード線を共用化することにより、さらに
高集積化を実現することができるDRAM用メモリセル
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAM用メモリセルの縮小化に伴い、
記憶キャパシタの容量の確保が困難になっている。キャ
パシタの容量が低減されると、記憶キャパシタに記憶し
てあるデータを安定して読み出すことが困難になってく
る。
【0003】そこで、図7に示すように、記憶キャパシ
タ2と、書き込み用トランジスタ6と、増幅トランジス
タ8と、読み出し用トランジスタ10とを有する増幅型
DRAM用メモリセルが提案されている。このDRAM
用メモリセルでは、データの書き込み時には、ワード線
12aを高レベルとし、書き込み用トランジスタ6をオ
ンし、ビット線bから記憶キャパシタ2の記憶ノード4
に、データを蓄積する。
【0004】また、データの読み出し時には、ワード線
12bを高レベルとし、読み出し用トランジスタ10を
オンし、増幅トランジスタ8のオン・オフ状態をビット
線bで検知することにより、記憶キャパシタ2の記憶ノ
ード4に蓄積されているデータを読み出す。なぜなら、
増幅トランジスタ8は、記憶ノード4に蓄積されている
データに応じてオン・オフ駆動されるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来提案されている増幅型DRAM用メモリセルでは、
1メモリセル当り独立した二つのワード線12a,12
bを必要とし、高集積化の点で難点を有している。すな
わち、増幅トランジスタ8および読み出し用トランジス
タ10を仮に薄膜トランジスタ(TFT)で構成して
も、メモリセルを十分に縮小化することはできないとい
う課題を有している。この課題は、ワード線12a,1
2bを積層構造にしても、デコーダのレイアウトが困難
になることから、解決することはできなかった。
【0006】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、増幅型DRAMに用いる書き込み用トランジスタと
読み出し用トランジスタのワード線を共用化することに
より、さらに高集積化を実現することができるDRAM
用メモリセルおよびその製造方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明に係るDRAM用メモリセルは、
記憶キャパシタと、記憶キャパシタの記憶ノードに蓄積
されたデータに応じて、オン・オフする増幅トランジス
タと、上記記憶ノードとビット線との間に接続される書
き込み用トランジスタと、上記増幅トランジスタと上記
ビット線との間に接続される読み出し用トランジスタと
を有し、上記書き込み用トランジスタと読み出し用トラ
ンジスタとが、単一のワード線で制御され、上記記憶ノ
ードと書き込み用トランジスタとの間、および/または
上記書き込み用トランジスタとビット線との間に、記憶
ノードから書き込み用トランジスタを介してビット線に
至るデータの流出を遅らせる抵抗が接続してある
【0008】読み出し用トランジスタを駆動させる際
に、書き込み用トランジスタが駆動されないように、書
き込み用トランジスタのしきい値電圧を、上記読み出し
用トランジスタのしきい値電圧より高く設定すれば、単
一のワード線でも良好な読み出し動作が可能である。
【0009】また、データの読み出し時に、記憶ノード
から書き込み用トランジスタを介してビット線に至るデ
ータの流出を遅らせるために、記憶ノードと書き込み用
トランジスタとの間、および/または上記書き込み用ト
ランジスタとビット線との間に、抵抗が接続してあるの
、単一のワード線でも良好な読み出し動作が可能であ
る。
【0010】上記抵抗は、書き込み用トランジスタを、
半導体基板の表面に形成されるMOSトランジスタで構
成し、このMOSトランジスタのゲート電極の両側に、
サイドウォールを形成し、サイドウォールが形成された
ゲート電極の上から不純物のイオン注入を行い、ゲート
電極の側部に対して、所定のオフセット量でソース・ド
レイン領域を形成することにより形成される。
【0011】上記読み出し用トランジスタおよび/また
は増幅トランジスタは、薄膜トランジスタで構成するこ
とができる。上記ワード線は、書き込み用トランジスタ
を、半導体基板の表面にゲート絶縁層を介して積層され
るゲート電極を有するMOSトランジスタで構成し、上
記読み出し用トランジスタを、当該ゲート電極の上にゲ
ート絶縁層を介して積層される半導体層に形成されたチ
ャネルを有する薄膜トランジスタで構成することによ
り、当該ゲート電極で構成することができる。
【0012】本発明に係るDRAM用メモリセルの製造
方法は、記憶キャパシタを形成する工程と、この記憶キ
ャパシタの記憶ノードに対してデータを書き込むための
書き込み用トランジスタを形成する工程と、記憶キャパ
シタの記憶ノードに蓄積されたデータに応じて、オン・
オフする増幅トランジスタを形成する工程と、上記増幅
トランジスタとビット線との間に接続される読み出し用
トランジスタを形成する工程とを有し、上記書き込み用
トランジスタを、半導体基板の表面にゲート絶縁層を介
して積層されるゲート電極を有するMOSトランジスタ
で構成し、上記読み出し用トランジスタを、当該ゲート
電極の上にゲート絶縁層を介して積層される半導体層に
形成されたチャネルを有する薄膜トランジスタで構成
し、当該ゲート電極を、上記書き込み用トランジスタお
よび読み出し用トランジスタの共通のワード線として用
い、当該ゲート電極の側部に不純物を含む絶縁性サイド
ウォールを形成し、この絶縁性サイドウォールに含まれ
る不純物を、上記半導体層に固相拡散させることによ
り、薄膜トランジスタのソース・ドレイン領域領域を自
己整合的に形成し、上記書き込み用トランジスタを形成
する工程において、上記書き込み用トランジスタのソー
ス・ドレイン領域と上記書き込み用トランジスタのゲー
ト電極の側部とのオフセット量により上記記憶ノードと
書き込み用トランジスタとの間、および/または上記書
き込み用トランジスタとビット線との間に、記憶ノード
から書き込み用トランジスタを介してビット線に至るデ
ータの流出を遅らせる抵抗を形成する
【0013】本発明に係るDRAM用メモリセルでは、
書き込み用トランジスタおよび読み出し用トランジスタ
のワード線を共用化することができるので、メモリセル
の面積をさらに縮小することができ、さらに高集積化が
可能になる。しかも本発明のDRAM用メモリセルは、
増幅型なので、記憶キャパシタの容量に拘らず、大きな
データ信号を得ることができ、低電圧動作に適している
と共に、将来の微細化に適している。また、本発明に係
るDRAM用メモリセルの製造方法によれば、本発明に
係るDRAM用メモリセルを比較的容易に製造すること
ができる。また、記憶ノードと書き込み用トランジスタ
との間、および/または上記書き込み用トランジスタと
ビット線との間に、抵抗を形成しているので、データの
読み出し時に、記憶ノードから書き込み用トランジスタ
を介してビット線に至るデータの流出を遅らせ、単一の
ワード線でも良好な読み出し動作が可能である。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る増幅型DRAM用メモリ
セルおよびその製造方法を、図面に示す実施例に基づ
き、詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係るD
RAM用メモリセルの等価回路図、図2は図1に示す回
路を実現するための一例に係るDRAM用メモリセルの
要部断面図、図3は本発明の他の実施例に係るDRAM
用メモリセルの等価回路図、図4は図3に示す回路を実
現するための一例に係るDRAM用メモリセルの要部断
面図、図5は図3に示す書き込み用トランジスタおよび
抵抗を形成するための構造を示す要部断面図、図6は図
3に示す読み出し用トランジスタを形成するための工程
を示す要部断面図である。
【0015】[第1実施例の回路構成]まず、図1に示
す第1実施例に係るDRAM用メモリセルについて説明
する。図1に示すように、本実施例のDRAM用メモリ
セル20は、記憶キャパシタ22と、書き込み用トラン
ジスタ26と、増幅トランジスタ28と、読み出し用ト
ランジスタ30とを有する増幅型DRAM用メモリセル
である。
【0016】本実施例では、ビット線bと記憶キャパシ
タ22の記憶ノード24との間に、書き込み用トランジ
スタ26が配置してある。記憶ノード24には、データ
増幅のための増幅トランジスタ28のゲート電極が接続
してある。増幅トランジスタ28における一方のソース
・ドレイン領域には、読み出し用トランジスタ30を介
して、ビット線bが接続してある。増幅トランジスタ2
8の他方のソース・ドレイン領域に接続される端子34
には、電源電圧Vccが印加するようになっている。この
端子34に印加される電圧は、電源電圧Vccに限らず、
グランドであっても良い。
【0017】ただし、電源電圧Vccであることが好まし
い。その理由は、増幅トランジスタ28において貫通電
流を抑制するためと、データの読み出し後の再書き込み
時に、信号電位を反転させる必要がないからである。本
実施例では、書き込み用トランジスタ26のゲート電極
と、読み出し用トランジスタ30のゲート電極とを、単
一のワード線32で結んでいる。しかも、読み出し用ト
ランジスタ30のしきい値電圧Vthに比較し、書き込み
用トランジスタ26のしきい値電圧Vthを高く設定して
ある。たとえば、書き込み用トランジスタ26のしきい
値電圧Vthを、1.2Vに設定し、読み出し用トランジ
スタ30のしきい値電圧Vthを0.6Vに設定してあ
る。また、増幅トランジスタ28のしきい値電圧Vth
は、0.6Vに設定する。さらに、端子34に印加され
る電源電圧Vccは、2Vに設定する。
【0018】データの書き込み 本実施例の増幅型DRAM用メモリセル20において、
データの書き込みを行うには、まず、ワード線32を
3.5ボルト程度に昇圧して、書き込み用トランジスタ
26を駆動し、ビット線bの電位(高レベルで2.0
V、低レベルで0V)を、書き込み用トランジスタ26
を介して、記憶ノード24に書き込む。なお、同時に、
読み出し用トランジスタ30も駆動され、低レベルデー
タ(0V)書き込み時に、増幅トランジスタ28を一時
的に貫通電流が流れるが、蓄積ノードが低レベル電位
(0V)になると、増幅トランジスタ28がオフ状態に
なるので、正常な書き込みが可能である。
【0019】データの読み出し データの読み出し時には、ビット線bは低レベル電位に
イコライズされている。データ読み出し開始信号を受け
て、ワード線32が、0Vから3.5Vに、ゆっくりと
立ち上がる。
【0020】記憶ノード24に蓄積されているデータ
が、高レベルデータの場合には、メモリセル20は、以
下のように動作してデータの読み出しを行う。 (i)ワード線32の電位が、0.6Vに達すると、読
み出し用トランジスタ30が駆動され、増幅トランジス
タ28を介して、端子34に印加してある高レベルデー
タ(Vcc=2.0V)が、ビット線bに流入する。この
時、書き込み用トランジスタ26は、オフ状態であるの
で、記憶ノード24に蓄積されている高レベルデータ
は、ビット線bに対してほとんど流出しない。
【0021】(ii)次に、ワード線32の電位が、
1.2Vを越えると、書き込み用トランジスタ26がオ
ン状態になり、記憶ノード24に蓄積してある高レベル
データがビット線bに流出する。ビット線bは、上記
(i)の工程でビット線bに流入した分だけ余分に電荷
を受け取っており、十分に大きな高レベルデータ信号を
確保することができる。
【0022】(iii)次に、ワード線32が完全に立
ち上がり、3.5Vになると、ビット線に接続してある
図示しないセンスアンプが動作し、信号を増幅して、書
き込み用トランジスタを介して蓄積ノード24に高レベ
ルデータの再書き込みを行う。
【0023】なお、上記書き込み工程において、ワード
線32を二段階で立ち上げると、より安定したデータの
読み出しを行うことができる。 (i’)すなわち、まず、ワード線32を0Vから1.
0Vに立ち上げる。これにより、読み出し用トランジス
タ30が駆動され、増幅トランジスタ28を介して、端
子34に印加してある高レベルデータ(Vcc=2.0
V)が、ビット線bに流入する。ここで、この状態を一
定時間保持すれば、ビット線bは、その寄生容量に拘ら
ず、0.3V程度まで立ち上がり、十分な高レベル信号
電荷がビット線bに確保される。この時、書き込み用ト
ランジスタ26は、オフ状態であるので、記憶ノード2
4に蓄積されている高レベルデータは、ビット線bに対
してほとんど流出しない。
【0024】(ii’)次に、ワード線32を、1.0
Vから3.5Vに立ち上げると、書き込み用トランジス
タ26がオン状態になり、記憶ノード24に蓄積してあ
る高レベルデータがビット線bに流出する。 (iii’)次に、センスアンプを動作させ、データ信
号を増幅して、書き込み用トランジスタを介して蓄積ノ
ード24に高レベルデータの再書き込みを行う。
【0025】一方、記憶ノード24に低レベルデータが
書き込まれている場合には、増幅トランジスタ28がオ
フ状態であり、ワード線32が3.5Vに立ち上がり、
書き込み用トランジスタ26および読み出し用トランジ
スタ30がオン状態になっても、ビット線bの電位はほ
とんど変化しない。そこで、ビット線b以外に、ダミー
ビット線を設け、このダミービット線に、増幅トランジ
スタの電流駆動能力が通常メモリセル20の1/2程度
のダミーセルを接続しておけば、高レベルデータおよび
低レベルデータのいずれの場合でも、スムーズなデータ
読み出しが可能である。
【0026】[第1実施例の具体的構造]次に、図1に
示す増幅型DRAM用メモリセル20の具体的構造の一
例を、図2に示す断面図に基づき説明する。図2に示す
増幅型DRAM用メモリセル20は、いわゆるSOI
(Silicon on Insulator)構造を用いたトレンチ型D
RAM用メモリセルである。
【0027】図2に示すように、SOI構造では、絶縁
層34の上に、単結晶シリコンなどで構成される第1半
導体層36が積層される。このようなSOI構造を製造
するための方法としては、特に限定されず、イオン注入
法、基板張り合わせ法(シリコン基板を張り合わせた後
に一方のシリコン基板を薄膜状に研磨する)などを例示
することができる。絶縁層34は、たとえば酸化シリコ
ンで構成される。
【0028】第1半導体層36の上部には、第1ゲート
絶縁層38を介してワード線32となるゲート電極が積
層してある。第1ゲート絶縁層38は、酸化シリコンな
どで構成される。ワード線32となるゲート電極と、第
1半導体層36に形成されるソース・ドレイン領域3
9,41およびチャネル領域37で、書き込み用トラン
ジスタ26が構成される。書き込み用トランジスタ26
一方のソース・ドレイン領域41は、コンタクトホール
56を介して、ビット線bに接続され、他方のソース・
ドレイン領域39は、絶縁層34に形成されたコンタク
トホールを介して記憶ノード24に接続される。これら
ソース・ドレイン領域39,41は、たとえば第1半導
体層36に対するイオン注入法により形成される。
【0029】記憶ノード24は、たとえばポリシリコン
で構成される。記憶ノード24と、キャパシタ用絶縁膜
25と、プレート電極層27とで、各メモリセル毎の記
憶キャパシタ22が構成される。キャパシタ用絶縁膜2
5は、たとえば酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、ある
いはこれらの積層膜などで構成される。プレート電極層
27は、たとえばポリシリコン層で構成される。
【0030】ワード線32を構成するゲート電極の上に
は、第2ゲート絶縁層40が形成される。この第2ゲー
ト絶縁層40の上には、たとえばポリシリコン層で構成
される第2半導体層42が成膜される。この第2半導体
層42に、読み出し用トランジスタ30のチャネル領域
44およびソース・ドレイン領域46,48と、増幅ト
ランジスタ28のチャネル領域50およびソース・ドレ
イン領域46,52が形成される。ソース・ドレイン領
域の形成は、たとえばイオン注入法により行われる。
【0031】読み出し用トランジスタ30の一方のソー
ス・ドレイン領域48は、コンタクトホール56を介し
て、ビット線bに接続され、他方のソース・ドレイン領
域46は、増幅トランジスタ28の一方のソース・ドレ
イン領域と共通化してある。増幅トランジスタ28の他
方のソース・ドレイン領域52は、図1に示す端子34
に接続してある。
【0032】第2半導体層42の上部には、層間絶縁層
54が積層され、その上にビット線bが、所定パターン
で積層される。層間絶縁層54としては、特に限定され
ず、酸化シリコン層、窒化シリコン層、PSG層、BP
SG層、BSG層などを用いることができる。ビット線
bとしては、導電性配線層であれば特に限定されない
が、ポリシリコン層、アルミニウム層、アルミニウム合
金層などを用いることができる。
【0033】本実施例では、書き込み用トランジスタ2
6、読み出し用トランジスタ30および増幅トランジス
タ28をすべて薄膜トランジスタ(TFT)で構成して
ある。書き込み用トランジスタ26は、トップゲート型
TFTであり、読み出し用トランジスタ30と増幅トラ
ンジスタ28とは、ボトムゲート型TFTである。しか
も、書き込み用トランジスタ26と読み出し用トランジ
スタ30とは、共通のワード線32構成するゲート電極
を挟むように形成してある。また、増幅トランジスタ2
8では、記憶ノード24の上部に接続されるソース・ド
レイン領域39が、ゲート電極を兼ねている。
【0034】ワード線32を構成するゲート電極は、ポ
リサイド構造にすることが好ましい。すなわち、ワード
線32の下層側を、リンなどの不純物を含むポリシリコ
ン層で構成し、上層側をタングステンシリサイド層で構
成することで、これらの仕事関数差を利用して、書き込
み用トランジスタ26のしきい値電圧Vthを、読み出し
用トランジスタ30のしきい値電圧Vthに比較して、容
易に高く設定することができる。
【0035】[第2実施例の回路構成]次に、図3に基
づき、本発明の第2実施例に係る増幅型DRAM用メモ
リセルについて説明する。図3に示すように、本実施例
のDRAM用メモリセル60は、記憶キャパシタ62
と、書き込み用トランジスタ66と、増幅トランジスタ
68と、読み出し用トランジスタ70とを有する増幅型
DRAM用メモリセルである。
【0036】本実施例では、ビット線bと記憶キャパシ
タ62の記憶ノード64との間に、書き込み用トランジ
スタ66が配置してある。記憶ノード64には、データ
増幅のための増幅トランジスタ68のゲート電極が接続
してある。増幅トランジスタ68における一方のソース
・ドレイン領域には、読み出し用トランジスタ70を介
して、ビット線bが接続してある。増幅トランジスタ6
8の他方のソース・ドレイン領域に接続される端子74
には、電源電圧Vccが印加するようになっている。この
端子74に印加される電圧は、電源電圧Vccに限らず、
グランドであっても良い。
【0037】ただし、電源電圧Vccであることが好まし
い。その理由は、増幅トランジスタ68において貫通電
流を抑制するためと、データの読み出し後の再書き込み
時に、信号電位を反転させる必要がないからである。本
実施例では、書き込み用トランジスタ66のゲート電極
と、読み出し用トランジスタ70のゲート電極とを、単
一のワード線72で結んでいる。しかも、本実施例で
は、記憶ノード64と書き込み用トランジスタ66との
間に、抵抗76を接続してある。抵抗76は、データの
読み出し時に、記憶ノード64から書き込み用トランジ
スタ66を介してビット線bに至るデータの流出を遅ら
せるためのものである。この抵抗76の抵抗値Rは、時
定数の観点から決定され、たとえば記憶キャパシタ62
の容量Cが10fFの場合に、R×Cが数メガのオーダ
になるように決定され、約1〜数MΩ程度であることが
好ましい。
【0038】時定数のみを考えると、抵抗76は、記憶
ノード64と書き込み用トランジスタ66との間以外
に、書き込み用トランジスタ66とビット線bとの間、
またはこれらの双方に装着しても良い。ただし、書き込
み用トランジスタ66のしきい値電圧Vthを、高側にシ
フトさせ、データ保持能力を高める観点からは、図3に
示すように、抵抗76は、記憶ノード64と書き込み用
トランジスタ66との間に装着することが好ましい。
【0039】データの書き込み 本実施例の増幅型DRAM用メモリセル60において、
データの書き込みを行うには、まず、ワード線72を
3.5ボルト程度に昇圧して、書き込み用トランジスタ
66を駆動し、ビット線bの電位(たとえば高レベルで
2.0V、低レベルで0V)を、書き込み用トランジス
タ66を介して、記憶ノード64に書き込む。なお、同
時に、読み出し用トランジスタ70も駆動され、低レベ
ルデータ(0V)書き込み時に、増幅トランジスタ68
を一時的に貫通電流が流れるが、蓄積ノードが低レベル
電位(0V)になると、増幅トランジスタ68がオフ状
態になるので、正常な書き込みが可能である。
【0040】データの読み出し データの読み出し時には、ビット線bは低レベル電位に
イコライズされている。記憶ノード64に蓄積されてい
るデータが、高レベルデータの場合には、ワード線72
を立ち上げても、抵抗76が存在するため、記憶ノード
64のデータは、書き込み用トランジスタ66を介して
ビット線bへすぐには流出しない。その間に、増幅トラ
ンジスタ68および読み出しトランジスタ70を介し
て、端子74に印加してある高レベルデータが、ビット
線bに流入する。ビット線bは、読み出し用トランジス
タ70および増幅トランジスタ68を通してビット線b
に流入した分だけ余分に電荷を受け取っており、十分に
大きな高レベルデータ信号を確保することができる。
【0041】次に、ビット線に接続してある図示しない
センスアンプを動作させ、信号を増幅して、書き込み用
トランジスタを介して蓄積ノード64に高レベルデータ
の再書き込みを行う。データの読み出し開始後に、記憶
ノード64に蓄積してある高レベルデータは、抵抗76
によって定まる時定数に基づき、書き込み用トランジス
タ66を通してビット線bに除々に流出するが、その時
点では、高レベルデータの再書き込みが行われるので、
読み出し動作上問題はない。
【0042】一方、記憶ノード64に低レベルデータが
書き込まれている場合には、増幅トランジスタ68がオ
フ状態であり、ワード線72が立ち上がり、書き込み用
トランジスタ66および読み出し用トランジスタ70が
オン状態になっても、ビット線bの電位はほとんど変化
しない。そこで、ビット線b以外に、ダミービット線を
設け、このダミービット線に、増幅トランジスタの電流
駆動能力が通常メモリセル60の1/2程度のダミーセ
ルを接続しておけば、高レベルデータおよび低レベルデ
ータのいずれの場合でも、スムーズなデータ読み出しが
可能である。
【0043】[第2実施例の具体的構造]次に、図3に
示す増幅型DRAM用メモリセル60の具体的構造の一
例を、図4に示す断面図に基づき説明する。図4に示す
増幅型DRAM用メモリセル60は、通常の半導体基板
78上に形成されたトレンチ型DRAM用メモリセルで
ある。
【0044】図4に示すように、本実施例の増幅型DR
AM用メモリセル60では、半導体基板78の表面に、
トレンチ型記憶キャパシタ62が形成してある。この記
憶キャパシタ62は、半導体基板78の表面に所定パタ
ーンで形成されたトレンチ内に埋め込まれる記憶ノード
64と、キャパシタ用絶縁膜63と、プレート電極層6
5とで構成される。
【0045】半導体基板78としては、たとえばP型単
結晶シリコンウェーハを用い、キャパシタの一方の電極
となるプレート電極層65部分には、P+ の不純物拡散
層がイオン注入法などで形成してある。キャパシタ用絶
縁膜63は、たとえば酸化シリコン膜、窒化シリコン
膜、あるいはこれらの積層膜などで構成される。
【0046】半導体基板78の表面には、第1ゲート絶
縁層80が積層してあり、その上に、ワード線72とな
るゲート電極が積層してある。ゲート電極72は、たと
えばポリシリコン層で構成される。ゲート絶縁層80
は、たとえば酸化シリコンで構成される。
【0047】ワード線72となるゲート電極と、半導体
基板78の表面に所定パターンで形成してあるソース・
ドレイン領域86a,86bとで、書き込み用トランジ
スタ66が構成される。書き込み用トランジスタ66一
方のソース・ドレイン領域86bは、コンタクトホール
104を介して、ビット線bに接続され、他方のソース
・ドレイン領域86aは、記憶ノード64に接続され
る。これらソース・ドレイン領域86a,86bは、た
とえばワード線72およびサイドウォール84,84が
形成された半導体基板78の表面に対するイオン注入法
により自己整合的に形成される。
【0048】ワード線72を構成するゲート電極の上に
は、第2ゲート絶縁層88が形成される。この第2ゲー
ト絶縁層88の上には、たとえばポリシリコン層で構成
される半導体層90が成膜される。この半導体層90
に、読み出し用トランジスタ70のチャネル領域92お
よびソース・ドレイン領域94,96と、増幅トランジ
スタ68のチャネル領域98およびソース・ドレイン領
域96,100が形成される。
【0049】読み出し用トランジスタ70の一方のソー
ス・ドレイン領域94は、コンタクトホール104を介
して、ビット線bに接続され、他方のソース・ドレイン
領域96は、増幅トランジスタ68の一方のソース・ド
レイン領域と共通化してある。増幅トランジスタ68の
他方のソース・ドレイン領域100は、図3に示す端子
74に接続してある。
【0050】半導体層90の上部には、層間絶縁層10
2が積層され、その上にビット線bが、所定パターンで
積層される。層間絶縁層102としては、特に限定され
ず、酸化シリコン層、窒化シリコン層、PSG層、BP
SG層、BSG層などを用いることができる。ビット線
bとしては、導電性配線層であれば特に限定されない
が、ポリシリコン層、アルミニウム層、アルミニウム合
金層などを用いることができる。
【0051】図4に示す実施例では、書き込み用トラン
ジスタ66を通常のMOSトランジスタで構成し、読み
出し用トランジスタ70および増幅トランジスタ68を
ボトムゲートの薄膜トランジスタ(TFT)で構成して
ある。増幅トランジスタ68では、記憶ノード64の上
部がゲート電極となっている。
【0052】本実施例では、書き込み用トランジスタ6
6と読み出し用トランジスタ70とは、共通のワード線
72を構成するゲート電極を挟むように形成してある。
ワード線72は、たとえばポリシリコン層で構成してあ
る。本実施例では、記憶ノード64と書き込み用トラン
ジスタ66との間、および書き込み用トランジスタ66
とビット線bとの間に、抵抗76a,76bを形成する
ために、図5に示すような構造を採用している。すなわ
ち、図5に示すように、書き込み用トランジスタ66の
ゲート電極(ワード線72)の両側に、絶縁性サイドウ
ォール84,84を形成し、これらサイドウォール8
4,84が形成されたゲート電極の上から不純物のイオ
ン注入を行い、半導体基板78の表面に、ゲート電極の
側部に対して、所定のオフセット量でソース・ドレイン
領域86a,86bを形成することにより、オフセット
部分に抵抗76a,76bを形成する。
【0053】この構造によれば、LDD構造のトランジ
スタを製造する方法を用いて容易に抵抗76a,76b
を形成することができる。図6は、図4に示すメモリセ
ル60における読み出し用トランジスタ70の一製造方
法を示す。
【0054】図6(A)に示すように、書き込み用トラ
ンジスタ66を半導体基板78の表面に形成する。その
際に、絶縁性サイドウォール84を、拡散用不純物含有
薄膜で形成する。たとえば絶縁性サイドウォール84を
PSG膜(リン含有SiO2ガラス膜)で形成する。サ
イドウォールの形成方法は、RIEなどを用いたエッチ
バックプロセスにより形成することができる。なお、書
き込み用トランジスタ66のソース・ドレイン領域86
a,86bは、サイドウォール84が形成してあるゲー
ト電極の上から不純物のイオン注入を行うことにより形
成される。
【0055】その後、図6(B)に示すように、第2ゲ
ート絶縁層88を成膜し、その上に、ポリシリコン薄膜
を堆積し、パターン加工することにより半導体層90を
形成する。第2ゲート絶縁層88は、たとえば熱酸化法
により形成される酸化シリコン薄膜で構成される。その
後、アニール熱処理を行うことにより、図6(C)に示
すように、サイドウォール84に含まれるリンなどの不
純物を、半導体層90に拡散させ、自己整合的にソース
・ドレイン領域94,96を形成することができる。
【0056】この実施例では、ソース・ドレイン領域9
4,96をイオン注入法により形成する場合に比較し、
ワード線72に対するマスク合わせ余裕を取る必要がな
いので、さらにメモリセルの縮小化が可能である。な
お、本発明は、上述した実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
【0057】たとえば、上述した実施例では、メモリセ
ルに用いるトランジスタがN型MOSトランジスタとし
て説明したが、これらトランジスタをP型MOSトラン
ジスタで構成しても良い。その実施例の場合には、増幅
トランジスタ28,68の端子34,74には、グラン
ド電位を印加し、読み出し時のビット線の電位は、電源
電圧Vcc(2V以下程度)にイコライズする。
【0058】また、図1に示すメモリセル20を実現す
るための具体的構造は、図2に示す実施例に限定され
ず、SOI構造を利用しない通常の半導体基板上に、メ
モリセル用トランジスタおよび記憶キャパシタを作り込
むこともできる。また、記憶キャパシタ22の種類は特
に限定されず、トレンチ型に限らず、スタック型であっ
ても良い。
【0059】さらに、図2に示すメモリセル60を実現
するための具体的構造は、図4に示す実施例に限定され
ず、SOI構造の半導体基板上に、メモリセル用トラン
ジスタおよび記憶キャパシタを作り込むこともできる。
また、記憶キャパシタ22の種類は特に限定されず、ト
レンチ型に限らず、スタック型であっても良い。
【0060】さらにまた、本発明に係るメモリセルで用
いる記憶キャパシタの容量は、極小さくても良いので、
増幅トランジスタ28,68のゲート電極に対する寄生
容量を、記憶キャパシタとして用い、特別な記憶キャパ
シタを形成しない構造も考えられる。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のDR
AM用メモリセルによれば、書き込み用トランジスタお
よび読み出し用トランジスタのワード線を共用化するこ
とができるので、メモリセルの面積をさらに縮小するこ
とができ、さらに高集積化が可能になる。しかも本発明
のDRAM用メモリセルは、増幅型なので、記憶キャパ
シタの容量に拘らず、大きなデータ信号を得ることがで
き、低電圧動作に適していると共に、将来の微細化に適
している。
【0062】また、本発明に係るDRAM用メモリセル
の製造方法によれば、本発明に係るDRAM用メモリセ
ルを比較的容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る増幅型DRAM
用メモリセルの等価回路図である。
【図2】図2は図1に示す回路を実現するための一例に
係る増幅型DRAM用メモリセルの要部断面図である。
【図3】図3は本発明の他の実施例に係る増幅型DRA
M用メモリセルの等価回路図である。
【図4】図4は図3に示す回路を実現するための一例に
係る増幅型DRAM用メモリセルの要部断面図である。
【図5】図5は図3に示す書き込み用トランジスタおよ
び抵抗を形成するための構造を示す要部断面図である。
【図6】図6(A)〜(C)は図3に示す読み出し用ト
ランジスタを形成するための工程を示す要部断面図であ
る。
【図7】図7は従来例に係る増幅型DRAM用メモリセ
ルの等価回路図である。
【符号の説明】
20,60… 増幅型DRAM用メモリセル 22,62… 記憶キャパシタ 24,64… 記憶ノード 26,66… 書き込み用トランジスタ 28,68… 増幅トランジスタ 30,70… 読み出し用トランジスタ 32,72… ワード線 b… ビット線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/8242 H01L 29/786

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶キャパシタと、 記憶キャパシタの記憶ノードに蓄積されたデータに応じ
    て、オン・オフする増幅トランジスタと、 上記記憶ノードとビット線との間に接続される書き込み
    用トランジスタと、 上記増幅トランジスタと上記ビット線との間に接続され
    る読み出し用トランジスタとを有し、 上記書き込み用トランジスタと読み出し用トランジスタ
    とが、単一のワード線で制御され 上記記憶ノードと書き込み用トランジスタとの間、およ
    び/または上記書き込み用トランジスタとビット線との
    間に、記憶ノードから書き込み用トランジスタを介して
    ビット線に至るデータの流出を遅らせる抵抗が接続して
    ある 増幅型DRAM用メモリセル。
  2. 【請求項2】 上記書き込み用トランジスタのしきい値
    電圧が、上記読み出し用トランジスタのしきい値電圧よ
    り高く設定してある請求項1に記載の増幅型DRAM用
    メモリセル。
  3. 【請求項3】 上記書き込み用トランジスタが、半導体
    基板の表面に形成されるMOSトランジスタで構成して
    あり、このMOSトランジスタのゲート電極の両側に、
    サイドウォールが形成してあり、サイドウォールが形成
    されたゲート電極の上から不純物のイオン注入を行い、
    ゲート電極の側部に対して、所定のオフセット量でソー
    ス・ドレイン領域を形成することにより、上記抵抗が形
    成してある請求項に記載の増幅型DRAM用メモリセ
    ル。
  4. 【請求項4】 上記読み出し用トランジスタおよび/ま
    たは増幅トランジスタが薄膜トランジスタで構成してあ
    る請求項1〜3のいずれかに記載のDRAM用メモリセ
    ル。
  5. 【請求項5】 上記書き込み用トランジスタが、半導体
    基板の表面にゲート絶縁層を介して積層されるゲート電
    極を有するMOSトランジスタであり、 上記読み出し用トランジスタが、当該ゲート電極の上に
    ゲート絶縁層を介して積層される半導体層に形成された
    チャネルを有する薄膜トランジスタであり、 当該ゲート電極が、上記単一のワード線に相当する請求
    1〜4のいずれかに記載の増幅型DRAM用メモリセ
    ル。
  6. 【請求項6】 記憶キャパシタを形成する工程と、 この記憶キャパシタの記憶ノードに対してデータを書き
    込むための書き込み用トランジスタを形成する工程と、 記憶キャパシタの記憶ノードに蓄積されたデータに応じ
    て、オン・オフする増幅トランジスタを形成する工程
    と、 上記増幅トランジスタとビット線との間に接続される読
    み出し用トランジスタを形成する工程とを有し、 上記書き込み用トランジスタを、半導体基板の表面にゲ
    ート絶縁層を介して積層されるゲート電極を有するMO
    Sトランジスタで構成し、 上記読み出し用トランジスタを、当該ゲート電極の上に
    ゲート絶縁層を介して積層される半導体層に形成された
    チャネルを有する薄膜トランジスタで構成し、 当該ゲート電極を、上記書き込み用トランジスタおよび
    読み出し用トランジスタの共通のワード線として用い、 当該ゲート電極の側部に不純物を含む絶縁性サイドウォ
    ールを形成し、この絶縁性サイドウォールに含まれる不
    純物を、上記半導体層に固相拡散させることにより、薄
    膜トランジスタのソース・ドレイン領域を自己整合的に
    形成し、 上記書き込み用トランジスタを形成する工程において、
    上記書き込み用トランジスタのソース・ドレイン領域と
    上記書き込み用トランジスタのゲート電極の側部とのオ
    フセット量により上記記憶ノードと書き込み用トランジ
    スタとの間、および/または上記書き込み用トランジス
    タとビット線との間に、記憶ノードから書き込み用トラ
    ンジスタを介してビット線に至るデータの流出を遅らせ
    る抵抗を形成する 増幅型DRAM用メモリセルの製造方
    法。
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