JP3227837U - 電源アダプター - Google Patents

Abstract

【課題】側壁に隙間のない構造を実現し、組み立て過程において挿着するだけでよく、組み立てが簡単である電源アダプターを提供する。
【解決手段】ハウジングと本体部材とを含む電源アダプターであって、ハウジング１は、取り付け口が設けられた中枠１２と、取り付け口に固着されたトップカバー１１とを含む。中枠は、取り付け口と対向する底壁とリング状の側壁とを含む一体成形構造であり、底壁と側壁には取り付けチャンバが形成され、側壁にはドッキングコネクター挿入用の第１挿着口１２２４が設けられ、トップカバーは取り付けチャンバを完全に覆い隠す。本体部材は、取り付けチャンバに下向きに取り付けられ、電源ピンと、接続ブロックと、回路基板と、第一、第二接続端子とを含み、電源ピンは、接続ブロックに回転可能に設けられ、側壁に隠れるか、露出する。第一接続端子は接続ブロックに設けられ、電源ピンに導通し、第二接続端子は回路基板に設けられ、第１接続端子に当接する。
【選択図】図１

Description

本考案は、電子器械技術分野に関し、特に電源アダプターに関する。

現在の移動端末が基本的に低電圧の電池を採用しているため、充電器は小型の変圧器に相当し、２２０Ｖの電圧を低電圧に変換して移動端末に充電する。

既存の充電器のハウジングは基本的にスリーブ式の構造であり、第１ケーシングと第２ケーシングを含み、電源内部の部品の取り付けが完了した後、つなぎ合わせて接続する。このようなハウジングに継ぎ目が生まれ、外観の接続が粗く、充電器の外観に影響する。さらに、ピンと内部の回路基板はリード線によって接続され、リード線による接続は組み立てる前に先に溶接してから組み立てる必要があり、組み立て方式が煩雑である。

そのため、上記技術問題を解決するために、電源アダプター及び移動端末コンポーネントが必要である。

本考案は、側壁に隙間のない構造を実現し、組み立て過程において挿着するだけでよく、組み立てが簡単である電源アダプターを提供することを目的とする。

上記目的を達成するために、本考案は以下の技術手段を採用する。

ハウジングと本体部材とを含む電源アダプターを提供する。前記ハウジングは、取り付け口が設けられた中枠と、前記取り付け口に固着されたトップカバーとを含み、前記中枠は、前記取り付け口と上下に対向する底壁と、前記底壁と一体に接続されたリング状の側壁とを含む一体成形構造であり、前記底壁と前記側壁には、取り付けチャンバが形成され、前記側壁には、ドッキングコネクターの挿入のために用いられる第１挿着口が設けられ、前記トップカバーは、前記取り付けチャンバの頂部を完全に覆い隠す。前記本体部材は、前記取り付けチャンバに下向きに取り付けられ、電源ピンと、接続ブロックと、回路基板と、第一接続端子と、第二接続端子とを含み、前記電源ピンは、前記接続ブロックに設けられ、前記側壁に設けられた開口内に隠すか、あるいは、前記開口から突出し、前記側壁に露出することができる。前記第一接続端子は、前記接続ブロックに設けられ、前記電源ピンに電気的に導通可能であり、前記第二接続端子は、前記回路基板に設けられ、前記第１接続端子に当接する。

好ましくは、前記中枠の内壁には、係合突起及び係止フックが設けられ、前記接続ブロックが前記係合突起と前記係止フックとの間に位置し、前記係合突起が前記接続ブロックの一側に係合され、前記係止フックが前記接続ブロックの他側に掛けられる。

好ましくは、前記本体部材は、回転軸が設けられた絶縁ブロックをさらに含み、前記電源ピンは、前記絶縁ブロックに設けられ、前記接続ブロックには、間隔をあけて二つの係合ブロックが設けられ、前記回転軸が二つの前記係合ブロックの間に係合される。

好ましくは、前記回転軸には、前記絶縁ブロックの位置制限のためのストッパー突起が突設されている。

好ましくは、前記第１接続端子と前記第２接続端子とは、一方に挿入部が設けられ、他方に前記挿入部に対応する係合部が設けられている。

好ましくは、前記トップカバーには、下向きに延びる支持柱が設けられ、前記支持柱は、前記回路基板に下向きに当接する。

好ましくは、前記ハウジングは、底蓋板をさらに含み、前記底壁の底面には、前記底蓋板を収容して固定する凹部が設けられている。

好ましくは、前記ハウジングの表面には、フローマークを有する。

好ましくは、前記中枠の頂縁は円弧面に設けられ、前記トップカバーの周りの頂縁は円弧面に設けられ、前記トップカバーの上面は、前記中枠より高い。

好ましくは、前記取り付け口の内側壁には階段状の段差があり、前記トップカバーの外縁には下向きに延びる階段状の突起が設けられ、前記階段状の突起が下向きに前記階段状の段差に当接する。

本考案の有益な効果は以下である。

本考案の電源アダプターのハウジングは中枠とトップカバーを採用し、中枠が一体成型され、側壁での隙間がない構造を実現し、電源アダプターの中間位置に継ぎ目が発生せず、その表面が滑らかで美しい。ピン部材と回路基板は第１接続端子と第２接続端子によって当接接続され、リード線による接続は必要がなく、組み立てる前にリード線を溶接する必要がなく、組み立て過程において挿着するだけでよく、組み立てが簡単で便利である。電源ピンは開口に収納できるため、電源アダプターの占有スペースを小さくでき、収納しやすい。

本考案に係る電源アダプターの構造模式図である。 図１の別の角度の図である。 本考案に係る中枠の構造模式図である。 本考案に係る電源アダプターの部分構造模式図である。 本考案に係るピン部材と接続ブロックの構造模式図である。 図５のＡにおける部分拡大図である。 本考案に係る電源アダプターの本体部材の構造模式図である。 図７のＢにおける部分拡大図である。 本考案に係る本体部材とトップカバーの構造模式図である。 本考案に係るトップカバーの構造模式図である。 本考案に係る電源アダプターの部分断面図である。

本考案の実施例の目的、技術手段及び利点をより明瞭にするため、以下に、本考案の実施例における図面を参照しながら、本考案の実施例における技術手段を明瞭且つ完全に説明し、説明された実施例が本考案の実施例の一部に過ぎず、すべての実施例ではないことは無論である。一般的に、ここで図面に説明して示された本考案の実施例における部材は、様々な異なる構成で配置し設計することができる。

このため、以下に、図面に示された本考案の実施例に対する詳細な説明は、保護しようとする本考案の範囲を限定するものではなく、本考案の選択された実施例を示すものに過ぎない。本考案の実施例をもとに、当業者が創造的な労力を行わずに得たすべてのその他の実施例は、いずれも本考案の保護範囲に属する。

類似の符号とアルファベットは、以下の図面において類似の項を示すため、ある項が１つの図面で定義されると、その後の図面においてこれをさらに定義して解釈する必要がないことを注意すべきである。

本考案の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「内」、「外」等の用語で表された方向又は位置関係は、図面に基づくものであり、或いは本考案に係る製品を使用する時に一般的に配置された方向又は位置関係であり、本考案を便宜及び簡略に説明するためのものに過ぎず、言及された装置又は部品が、特定の方向を有し、特定の方向で構成して操作しなければならないことを明示又は暗示するものではないため、本考案を限定するものと理解することができない。また、「第１」、「第２」、「第３」等の用語は、区別して説明するためのものに過ぎず、相対重要性を明示又は暗示するものと理解することができない。本考案の説明において、特に断りのない限り、「複数」とは、二つ以上のことを意味する。

なお、本考案の説明において、明確な規定及び限定がない限り、「設置」、「接続」の用語は、広義的に理解すべきである。例えば、固定接続でもよいし、取外し可能な接続でもよいし、一体的な接続でもよい。そして、機械的な接続でもよいし、電気的な接続でもよい。当業者にとって、本考案における上記用語の具体的な意味を、具体的な状況に応じて理解することが可能である。

本考案において、明確な規定及び限定がない限り、第１特徴が第２特徴の「上」又は「下」にあることは、第１特徴と第２特徴とが直接的に接触することを含んでもよいし、第１特徴と第２特徴とが直接的に接触することではなく、それらの間の別の特徴を介して接触することを含んでもよい。そして、第１特徴が第２特徴の「上」、「上方」又は「上面」にあることは、第１特徴が第２特徴の真上及び斜め上にあることを含むか、或いは、単に第１特徴の水平高さが第２特徴より高いことだけを表す。第１特徴が第２特徴の「下」、「下方」又は「下面」にあることは、第１特徴が第２特徴の真下及び斜め下にあることを含むか、或いは、単に第１特徴の水平高さが第２特徴より低いことだけを表す。

以下に、本考案の実施例を詳細に説明する。前記実施例の例示が図に示されるが、同一又は類似の符号は、常に、同一又は類似の部品、或いは、同一又は類似の機能を有する部品を表す。以下に、図面を参照しながら説明した実施例は、例示的なものであり、本考案を解釈するためだけに用いられ、本考案を限定するものと理解することができない。

図１及び図２に示すように、本実施例は、ハウジング１と、本体部材と、を含む電源アダプターを開示する。ハウジング１は、トップカバー１１と、中枠１２と、底蓋板１３とを含み、中枠１２には取り付け口１２３が設けられ、本体部材は取り付け口１２３を介して中枠１２内に取り付けられる。底蓋板１３は、中枠１２の取り付け口から離れた側に固定される。中枠１２は、底壁１２１とリング状の側壁１２２とを含む一体成形構造であり、底壁１２１と側壁１２２とは、取り付けチャンバを形成し、底壁１２１は取り付け口１２３と上下に対向する。トップカバー１１は、取り付け口１２３に固着され、取り付けチャンバの頂部を完全に覆い隠す。底壁１２１の外側には、底蓋板１３を収容して固定する凹部が設けられ、底蓋板１３は、接着の方式により底壁１２１の外側に固定され、ハウジング１の底部を平坦にし、ハウジング１の美しさを高める。

ハウジング１の表面には、フローマークがあり、具体的には、ハウジング１の各部材を射出成形する過程で、カラーマスターバッチ（Color Master Batch）を添加し、溶融したゴムの流れに伴い、ハウジング１の表面に不規則なフローマークを形成することで、ハウジング１の表面のフローライナー（flow liner）効果を実現し、電源アダプターの外観をより美しくかつユニークにする。中枠１２は一体成形の構造を採用し、電源アダプターのハウジング１は中枠１２とトップカバー１１を採用し、側壁での隙間がない構造を実現し、表面が滑らかで美しい。側壁１２２の頂縁と底縁は、円弧面に設けられる。トップカバー１２１の周りの頂縁も円弧面に設けられ、トップカバー１２１の上面は中枠よりやや高い。底壁１２１の下面には凹部が設けられ、底蓋板１３は凹部に固定され、ハウジング１の外観全体の一致性を実現する。

図３及び図４に示すように、本体部材は、電源ピン２１と、接続ブロック２２と、回路基板２３と、第１接続端子２４と、第２接続端子２５と、絶縁ブロック２６と、他の部品とを含み、接続ブロック２２、回路基板２３及び他の部品は、いずれも中枠１２の取り付けチャンバ内に設けられる。中枠１２の内壁には、係合突起１２２及び係止フック１２３が設けられ、接続ブロック２２が係合突起１２２と係止フック１２３との間に位置し、係合突起１２２が接続ブロック２２の一側に係合され、係止フック１２３が接続ブロック２２の他側に掛けられる。本実施例における中枠１２は四角形をなし、係合突起１２２が中枠１２の一側の側壁の内壁に設けられ、フック１２３がそれと隣接する側壁の内壁に設けられる。接続ブロック２２は、一端が係合突起１２２が設けられた内壁に貼り付けられ、他端がフック１２３の内側に貼り付けられ、上の両端がそれぞれ係合突起１２２とフック１２３によって位置制限される。

図５及び図６に示すように、電源ピン２１は、接続ブロック２２に設けられ、側壁１２２に設けられた開口１２２１内に隠すか、あるいは、開口１２２１から突出し、側壁１２２に露出することができる。具体的には、電源ピン２１は、絶縁ブロック２６に間隔をあけて設けられた二つのピンを含み、ピン２１２は、絶縁ブロック２６に追従して接続ブロック２２に回動可能に設けられる。開口１２２１の数は二つであり、それぞれ二つのピンに対応して設けられる。絶縁ブロック２６には回転軸２６１が設けられ、接続ブロック２２には間隔をあけて二つの係合ブロック２２１が設けられ、回転軸２６１は二つの係合ブロック２２１の間に係合され、回転軸２６１は二つの係合ブロック２２１の間で回転可能である。ピンは最初に開口１２２１内に位置するが、電源アダプターを使用する必要がある場合、ピンを９０度回転させて中枠１２の外側に露出させることにより、ソケットとの挿着を容易にして充電を行い、電源アダプターを使用する必要がない場合、ピンを逆方向に９０度回転させて開口１２２１内に収納することにより、電源アダプターの占有スペースを少なくする。

回転軸２６１には、絶縁ブロック２６の位置制限のためのストッパー突起２６１１が突設される。具体的には、ピンが開口１２２１内に収納される場合、ストッパー突起２６１１は、そのうちの一つの係合ブロック２２１の自由端に当接する内壁に位置し、ピンが中枠１２の外側に露出する場合、ストッパー突起２６１１は、二つの係合ブロック２２１の間に位置し、かつ係合ブロック２２１の自由端から離れた一端の内側に位置するため、ピンの位置が制限され、ピンを自分で回転できないようにする。ピンが開口１２２１から回転して中枠１２の外側に露出する必要がある場合、係合突起２６１１を係合ブロック２２１の自由端から他端に移動させるために、人為的に外力を加える必要がある。

図７及び図８に示すように、第１接続端子２４は、接続ブロック２２に設けられ、かつ、ピン部材２１との電気的な接触を維持することができ、第１接続端子２４の数は二つであり、二つの第１接続端子２４はそれぞれ二つのピンと電気的に接続される。電源ピン２１の尾端には、当接部２１１が設けられ、当接部２１１は、第１接続端子２４の終端に弾性的に押し当てられることを維持し、電源ピン２１と第１接続端子２４とを電気的に導通させる。第２接続端子２５は、回路基板２３に設けられ、第１接続端子２４に挿着される。第２接続端子２５の数も、対応して二つであり、第２接続端子２５は挿着により回路基板２３に設けられる。

第１接続端子２４と第２接続端子２５とは、一方に挿入部２５１が設けられ、他方に挿入部２５１に対応する係合部２４１が設けられている。好ましくは、本実施例では挿入部２５１が第２接続端子２５に設けられ、係合部２４１が第１接続端子２４に設けられる。挿入部２５１は、第２接続端子２５の自由端が二つ折りにされた挿着片であり、係合部２４１は間隔をあけで設けられたバーリングと接続片であり、第１接続端子２４の自由端が折り返されてバーリングを形成し、自由端に近い部分がバーリング側に折り曲げられて接続片を形成する。

ピン部材と回路基板２３は第１接続端子２４と第２接続端子２５によって当接され、リード線による接続は必要がなく、組み立てる前にリード線を溶接する必要がなく、組み立て過程において挿着するだけでよく、組み立てが簡単で便利である。組み立て過程において、まず電源ピン２１、接続ブロック２２、第１接続端子２４及び絶縁ブロック２６を組み立ててから、中枠１２の取り付けチャンバ内に取り付け、その後、回路基板２３と第２接続端子２５を取り付け、回路基板２３と第２接続端子２５を取り付けチャンバ内に取り付ける過程において、挿入部２５１が係合部２４１内に挿入され、第１接続端子２４と第２接続端子２５を互いに当接させることにより、電源ピン２１と回路基板２３とを電気的に導通する。

図９〜図１１に示すように、トップカバー１１の内側に支持柱１１１が設けられ、支持柱１１１が回路基板２３に当接する。支持柱１１１は、トップカバー１１に対して位置の限定と支持を行う。中枠１２の取り付け口１２３の内側壁には階段状の段差があり、トップカバー１１の外縁には下向きに延びる階段状の突起が設けられ、階段状の突起が下向きに階段状の段差に当接する。具体的には、取り付けチャンバの開口部には第１凹溝１２２６が凹設され、第１凹溝１２２６の下方には第２凹溝１２２７が凹設され、第１凹溝１２２６の内径は第２凹溝１２２７の内径より大きく、第１凹溝１２２６と第２凹溝１２２７は階段状の段差を形成する。トップカバー１１は、下向きに延びて第１突起１１２が形成され、第１突起１１２は、下向きに延びて第２突起１１３が形成され、第２突起１１３の外径は第１突起１１２の外径より小さく、第１突起１１２と第２突起１１３は階段状の突起を形成する。トップカバー１１は、取り付け口１２３に係止され、階段状の突起が階段状の凹溝内に挿入され、階段状の突起が下向きに階段状の段差に当接してから、接着の方式により固定接続される。底蓋板１３と中枠１２も接着の方式により固定接続される。

引き続き図１を参照すると、中枠１２の側壁１２２には、第１挿着口１２２４と第２挿着口１２２５が設けられ、第１挿着口１２２４と第２挿着口１２２５は、いずれもドッキングコネクターの挿入のために使用され、それによって本体部材と接続する。他の部品は、ＵＳＢプラグコネクターとＴｙｐｅ−Ｃプラグコネクターとを含み、ＵＳＢプラグコネクターは第１挿着口１２２４の内側に位置し、Ｔｙｐｅ−Ｃプラグコネクターは第２挿着口１２２５の内側に位置する。ＵＳＢコネクターは、第１挿着口１２２４内に挿入されると、ＵＳＢプラグコネクターと接続可能であり、電源アダプターに接続される。Ｔｙｐｅ−Ｃコネクターは、第２挿着口１２２５内に挿入されると、Ｔｙｐｅ−Ｃプラグコネクターと接続可能であり、電源アダプターに接続される。本実施例において、第１挿着口１２２４と第２挿着口１２２５は、中枠の同じ側壁１２２に位置し、かつ電源ピン２１を収容する開口１２２１に対向して設けられ、電源ピン２１がソケットに挿着された場合、第１挿着口１２２４と第２挿着口１２２５の正常な使用に影響を与えないことを保証できる。

本考案の上記実施例は、本考案を説明するための例示にすぎず、本考案の実施形態を限定するものではないことは明らかである。当業者にとって、上記説明に基づいてさらに様々な異なる形式の変更及び変化を行うことができる。ここですべての実施例を網羅する必要がないしできない。本考案の精神と原則内で行われる任意の修正、均等置換及び改良などは、いずれも本考案の請求項の保護範囲内に含まれるべきである。

１ ハウジング
１１ トップカバー
１１１ 支持柱
１１２ 第１突起
１１３ 第２突起
１２ 中枠
１２１ 底壁
１２２ 側壁
１２２１ 開口
１２２２ 係合突起
１２２３ 係止フック
１２２４ 第１挿着口
１２２５ 第２挿着口
１２２６ 第１凹溝
１２２７ 第２凹溝
１２３ 取り付け口
１３ 底蓋板
２１ 電源ピン
２１１ 当接部
２２ 接続ブロック
２２１ 係合ブロック
２３ 回路基板
２４ 第１接続端子
２４１ 係合部
２５ 第２係合端子
２５１ 挿入部
２６ 絶縁ブロック
２６１ 回転軸
２６１１ ストッパー突起

Claims (10)

1. ハウジング（１）と本体部材とを含む電源アダプターであって、
   前記ハウジング（１）は、取り付け口（１２３）が設けられた中枠（１２）と、前記取り付け口（１２３）に固着されたトップカバー（１１）とを含み、
   前記中枠（１２）は、前記取り付け口（１２３）と上下に対向する底壁（１２１）と、前記底壁（１２１）に一体に接続されたリング状の側壁（１２２）とを含む一体成形構造であり、前記底壁（１２１）と前記側壁（１２２）との間に取り付けチャンバが形成され、前記側壁（１２２）にはドッキングコネクターの挿入のために用いられる第１挿着口（１２２４）が設けられ、前記トップカバー（１１）は、前記取り付けチャンバの頂部を完全に覆い隠し、
   前記本体部材は、前記取り付けチャンバに下向きに取り付けられ、電源ピン（２１）と、接続ブロック（２２）と、回路基板（２３）と、第１接続端子（２４）と、第２接続端子（２５）とを含み、前記電源ピン（２１）は、前記接続ブロック（２２）に設けられ、前記側壁（１２２）に設けられた開口（１２２１）内に隠すか、あるいは、前記開口（１２２１）から突出し、前記側壁（１２２）に露出することができ、
   前記第１接続端子（２４）は、前記接続ブロック（２２）に設けられ、かつ前記電源ピン（２１）に電気的に導通可能であり、前記第２接続端子（２５）は、前記回路基板（２３）に設けられ、かつ前記第１接続端子（２４）に当接している、
   ことを特徴とする、電源アダプター。
2. 前記中枠（１２）の内壁には、係合突起（１２２）及び係止フック（１２３）が設けられ、前記接続ブロック（２２）が前記係合突起（１２２）と前記係止フック（１２３）との間に位置し、前記係合突起（１２２）が前記接続ブロック（２２）の一側に係合され、前記係止フック（１２３）が前記接続ブロック（２２）の他側に掛けられている、ことを特徴とする、請求項１に記載の電源アダプター。
3. 前記本体部材は、回転軸（２６１）が設けられた絶縁ブロック（２６）をさらに含み、前記電源ピン（２１）は、前記絶縁ブロック（２６）に設けられ、前記接続ブロック（２２）には、間隔をあけて二つの係合ブロック（２２１）が設けられ、前記回転軸（２６１）が二つの前記係合ブロック（２２１）の間に係合されている、ことを特徴とする、請求項１に記載の電源アダプター。
4. 前記回転軸（２６１）には、前記絶縁ブロック（２６）の位置制限のためのストッパー突起（２６１１）が突設されている、ことを特徴とする、請求項３に記載の電源アダプター。
5. 前記第１接続端子（２４）と前記第２接続端子（２５）とは、一方に挿入部（２５１）が設けられ、他方に前記挿入部（２５１）に対応する係合部（２４１）が設けられている、ことを特徴とする、請求項１に記載の電源アダプター。
6. 前記トップカバー（１１）には、下向きに延びる支持柱（１１１）が設けられ、前記支持柱（１１１）が下向きに前記回路基板（２３）に当接している、ことを特徴とする、請求項１に記載の電源アダプター。
7. 前記ハウジング（１）は、底蓋板（１３）をさらに含み、前記底壁（１２１）の底面には、前記底蓋板（１３）を収容して固定する凹部が設けられている、ことを特徴とする、請求項６に記載の電源アダプター。
8. 前記ハウジング（１）の表面には、フローマークを有する、ことを特徴とする、請求項１に記載の電源アダプター。
9. 前記中枠（１２）の頂縁は円弧面に設けられ、前記トップカバー（１１）の周りの頂縁は円弧面に設けられ、前記トップカバー（１１）の上面は、前記中枠（１２）より高い、ことを特徴とする、請求項１に記載の電源アダプター。
10. 前記取り付け口（１２３）の内側壁には階段状の段差があり、前記トップカバー（１１）の外縁には下向きに延びる階段状の突起が設けられ、前記階段状の突起が下向きに前記階段状の段差に当接している、ことを特徴とする、請求項１に記載の電源アダプター。