JP3227730B2 - 掘削用大型シャンク用鋼 - Google Patents
掘削用大型シャンク用鋼Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土木基礎工事或いはト
ンネル掘削工事等に使用される掘削用大型シャンク用鋼
に関する。
ンネル掘削工事等に使用される掘削用大型シャンク用鋼
に関する。
【0002】
【従来の技術】土木基礎工事或いはトンネル掘削工事等
の土木工事においては、ビット取付け面に多数のビット
を取付けたシャンクを掘削機に取付けて掘削工事が行わ
れている。従来、これらのシャンクは、鋼種SNCM6
25の構造用鋼を用いて作製している。
の土木工事においては、ビット取付け面に多数のビット
を取付けたシャンクを掘削機に取付けて掘削工事が行わ
れている。従来、これらのシャンクは、鋼種SNCM6
25の構造用鋼を用いて作製している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、大型の土木工事
が行われるようになり、それに伴って掘削機に取付ける
シャンクも大型のものが要求されるようになってきた。
従来使用されているシャンクは、ビットチップ取付け面
の直径が精々600mm程度のものであったが、その直
径が600mm以上のもの、例えば1040mmのもの
を上記SNCM625の構造用鋼を用いて作製すると、
使用前のシャンクに熱処理加工を施した際に、或いは掘
削作業中に割れが生じ、掘削作業に使用できなかった
り、シャンクの補修或いは取替えのために掘削作業を中
断せねばならない等の門外があった。したがって、摩耗
によりビットの能力が消失するまで使用できるシャンク
を開発することが要求されている。
が行われるようになり、それに伴って掘削機に取付ける
シャンクも大型のものが要求されるようになってきた。
従来使用されているシャンクは、ビットチップ取付け面
の直径が精々600mm程度のものであったが、その直
径が600mm以上のもの、例えば1040mmのもの
を上記SNCM625の構造用鋼を用いて作製すると、
使用前のシャンクに熱処理加工を施した際に、或いは掘
削作業中に割れが生じ、掘削作業に使用できなかった
り、シャンクの補修或いは取替えのために掘削作業を中
断せねばならない等の門外があった。したがって、摩耗
によりビットの能力が消失するまで使用できるシャンク
を開発することが要求されている。
【0004】本発明者は、従来使用されているSNCM
625よりも炭素含有量が大きなJIS規格のSNCM
630を使用して、焼戻し温度を上昇させることによ
り、靱性を高めることによって上記の問題点を解決する
ことを試みたが、この場合、靱性を高めると硬さが低下
し、シャンクにへたりを生じるという問題があった。本
発明は、上記のような実情に鑑みてなされたものであ
る。したがって、本発明の目的は、高い靱性及び硬さを
有し、割れの生じない掘削用大形シャンク用鋼を提供す
ることにある。
625よりも炭素含有量が大きなJIS規格のSNCM
630を使用して、焼戻し温度を上昇させることによ
り、靱性を高めることによって上記の問題点を解決する
ことを試みたが、この場合、靱性を高めると硬さが低下
し、シャンクにへたりを生じるという問題があった。本
発明は、上記のような実情に鑑みてなされたものであ
る。したがって、本発明の目的は、高い靱性及び硬さを
有し、割れの生じない掘削用大形シャンク用鋼を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、検討の結
果、SNCM630におけるSiの含有料をJIS規格
の範囲よりも低下させることにより、インゴット中の偏
析を防止でき、緻密な組織の鋼材が得られ、掘削用大型
シャンクに使用した場合に、上記の目的が達成されるこ
とを見出だし、本発明を完成するに至った。
果、SNCM630におけるSiの含有料をJIS規格
の範囲よりも低下させることにより、インゴット中の偏
析を防止でき、緻密な組織の鋼材が得られ、掘削用大型
シャンクに使用した場合に、上記の目的が達成されるこ
とを見出だし、本発明を完成するに至った。
【0006】本発明の掘削用大型シャンク用鋼は、重量
%で、C:0.25〜0.35%、Si:0.15%未
満、Mn:0.35〜0.60%、P:0.03%以
下、S:0.03%以下、Cu:0.30%以下、N
i:2.50〜4.00%、Cr:1.50〜3.50
%、Mo:0.20〜1.00%、残部Feよりなるこ
とを特徴とする。また、本発明においては、上記Feの
一部が、さらにV:0.05〜0.15%、Nb:0.
2〜0.5%およびZr:0.2〜0.5の少なくとも
1種で置換されていてもよい。
%で、C:0.25〜0.35%、Si:0.15%未
満、Mn:0.35〜0.60%、P:0.03%以
下、S:0.03%以下、Cu:0.30%以下、N
i:2.50〜4.00%、Cr:1.50〜3.50
%、Mo:0.20〜1.00%、残部Feよりなるこ
とを特徴とする。また、本発明においては、上記Feの
一部が、さらにV:0.05〜0.15%、Nb:0.
2〜0.5%およびZr:0.2〜0.5の少なくとも
1種で置換されていてもよい。
【0007】本発明において、掘削用大型シャンク戸
は、直径600mm以上のビットチップ取付け面を有す
るものを意味する。
は、直径600mm以上のビットチップ取付け面を有す
るものを意味する。
【0008】本発明の掘削用大型シャンク用鋼は、真空
中で炭素を用いて脱酸することにより製造することがで
きる。より詳細に説明すると、この方法は、通常Si、
Al等を使用し、酸化物の浮上分離を行うものとは異な
り、Si、Al等を使用せず、炭素を溶鋼に吹き込むこ
とにより、CO、CO2 として溶鋼から除去することに
より脱酸をするものである。
中で炭素を用いて脱酸することにより製造することがで
きる。より詳細に説明すると、この方法は、通常Si、
Al等を使用し、酸化物の浮上分離を行うものとは異な
り、Si、Al等を使用せず、炭素を溶鋼に吹き込むこ
とにより、CO、CO2 として溶鋼から除去することに
より脱酸をするものである。
【0009】次に、本発明の掘削用大型シャンク用鋼を
構成する各元素の使用範囲について、その限定理由を説
明する。 C:0.25〜0.30% Cは、鋼に強度を付与する元素であり、Cの含有量を高
めると、同じ強度を得るのに低炭素材より焼戻し温度を
上げることができる。しかし、その含有量が大きくなる
と、靱性が低下し、熱処理時及び使用中の割れを生じる
ので、上記の範囲に設定する。 Si:0.15%未満 Siは、脱酸作用があり、耐酸化性を向上する元素であ
るが、Siが高い場合には、組織に偏析が生じ、靱性が
劣化するようになるので、大型シャンクに割れが生じな
いようにするためには、0.15未満でなければならな
い。 Mn:0.35〜0.60% Mnは、脱酸作用があり、耐酸化性を向上させる元素で
あるが、その量が増加しても脱酸効果は向上しなくなる
ので、上限を0.60%に設定する。
構成する各元素の使用範囲について、その限定理由を説
明する。 C:0.25〜0.30% Cは、鋼に強度を付与する元素であり、Cの含有量を高
めると、同じ強度を得るのに低炭素材より焼戻し温度を
上げることができる。しかし、その含有量が大きくなる
と、靱性が低下し、熱処理時及び使用中の割れを生じる
ので、上記の範囲に設定する。 Si:0.15%未満 Siは、脱酸作用があり、耐酸化性を向上する元素であ
るが、Siが高い場合には、組織に偏析が生じ、靱性が
劣化するようになるので、大型シャンクに割れが生じな
いようにするためには、0.15未満でなければならな
い。 Mn:0.35〜0.60% Mnは、脱酸作用があり、耐酸化性を向上させる元素で
あるが、その量が増加しても脱酸効果は向上しなくなる
ので、上限を0.60%に設定する。
【0010】P:0.03%以下 Pは、不純物元素であり、その含有量ができるだけ少な
い方が好ましいので、上限を0.03%に設定する。 S:0.03%以下 Sも、不純物元素であり、その含有量ができるだけ少な
い方が好ましいので、上限を0.03%に設定する。
い方が好ましいので、上限を0.03%に設定する。 S:0.03%以下 Sも、不純物元素であり、その含有量ができるだけ少な
い方が好ましいので、上限を0.03%に設定する。
【0011】Cu:0.30%以下 Cuは、強度上昇及び耐食性の上で有用な元素である
が、その量が0.30%よりも高くなると、シャンクの
靱性及び硬さに悪影響を与えるので、上記の範囲に設定
する。
が、その量が0.30%よりも高くなると、シャンクの
靱性及び硬さに悪影響を与えるので、上記の範囲に設定
する。
【0012】Ni:2.50〜4.00% Niは、オーステナイト生成元素であり、フェライトの
生成を制御するためには重要な元素である。Niの量が
少なくなると、フェライト相が生成する可能性があり、
また、多すぎるとオーステナイト相が安定となり、Ms
点が低下してマルテンサイト相にならなくなるので、上
記の範囲に設定する。 Cr:1.50〜3.50% Crは、耐食性を向上させるために必要な元素である
が、上記の範囲を外れると、シャンクに所望の靱性及び
硬さを与えなくなるので、上記の範囲に設定する。 Mo:0.20〜1.00% Moは、基地を強化して耐食性を向上させ、また、靱性
を改善し硬さを増すために重要な元素であるが、その量
が多くなっても余り効果が期待できなくなるので、上限
を1.00%に設定する。
生成を制御するためには重要な元素である。Niの量が
少なくなると、フェライト相が生成する可能性があり、
また、多すぎるとオーステナイト相が安定となり、Ms
点が低下してマルテンサイト相にならなくなるので、上
記の範囲に設定する。 Cr:1.50〜3.50% Crは、耐食性を向上させるために必要な元素である
が、上記の範囲を外れると、シャンクに所望の靱性及び
硬さを与えなくなるので、上記の範囲に設定する。 Mo:0.20〜1.00% Moは、基地を強化して耐食性を向上させ、また、靱性
を改善し硬さを増すために重要な元素であるが、その量
が多くなっても余り効果が期待できなくなるので、上限
を1.00%に設定する。
【0013】V:0.05〜0.15% Nb:0.2〜0.5% Zr:0.2〜0.5% V、NbおよびZrは、炭化物を形成する元素であり、
オーステナイト粒を微細にして、微細なマルテンサイト
相を形成し、強度を高める重要な元素である。その効果
を生じさせるために、上記の範囲に設定する。
オーステナイト粒を微細にして、微細なマルテンサイト
相を形成し、強度を高める重要な元素である。その効果
を生じさせるために、上記の範囲に設定する。
【0014】本発明の掘削用大型シャンク用鋼を用いて
大型シャンクを作製するためには、上記合金組成の鋼材
を真空中の炭素脱酸法により溶製し、所定の計上に鍛造
し、焼きなましを行った後、機械加工を施した後、85
0℃で焼き入れを行い、500℃で焼戻した後、ドリル
加工を施して整形し、ビットチップ取付け面にあけられ
た孔にビットチップを焼嵌して、掘削用ビットを作製す
る。
大型シャンクを作製するためには、上記合金組成の鋼材
を真空中の炭素脱酸法により溶製し、所定の計上に鍛造
し、焼きなましを行った後、機械加工を施した後、85
0℃で焼き入れを行い、500℃で焼戻した後、ドリル
加工を施して整形し、ビットチップ取付け面にあけられ
た孔にビットチップを焼嵌して、掘削用ビットを作製す
る。
【0015】
実施例1 C:0.30%、Si:0.07%、Mn:0.50
%、P:0.011%、S:0.007%、Cu:0.
04%、Ni:2.76%、Cr:2.85%、Mo:
0.51、残部Feよりなる合金組成のインゴットを、
真空炭素脱酸により溶製した。得られたインゴットを常
法により鍛造し、焼きなましを行って、シャンク用鋼材
を作製した。このシャンク用鋼材について、850℃で
焼入れを行い、種々の温度で焼戻し処理を行って、衝撃
値及び硬さの関係を調べた。なお、比較材として、S
i:0.24%を含有する以外は、上記合金組成と全く
同一のものを作製し、同様に調査を行った。それらの結
果を図1に示す。図中、曲線1は、本発明のシャンク用
鋼材、曲線2は比較材を示す。これらの結果から、本発
明のシャンク用鋼材は、比較材に比して、衝撃値及び硬
さが優れていることが分かる。
%、P:0.011%、S:0.007%、Cu:0.
04%、Ni:2.76%、Cr:2.85%、Mo:
0.51、残部Feよりなる合金組成のインゴットを、
真空炭素脱酸により溶製した。得られたインゴットを常
法により鍛造し、焼きなましを行って、シャンク用鋼材
を作製した。このシャンク用鋼材について、850℃で
焼入れを行い、種々の温度で焼戻し処理を行って、衝撃
値及び硬さの関係を調べた。なお、比較材として、S
i:0.24%を含有する以外は、上記合金組成と全く
同一のものを作製し、同様に調査を行った。それらの結
果を図1に示す。図中、曲線1は、本発明のシャンク用
鋼材、曲線2は比較材を示す。これらの結果から、本発
明のシャンク用鋼材は、比較材に比して、衝撃値及び硬
さが優れていることが分かる。
【0016】上記シャンク用鋼材を用いて、850℃で
焼入れ後、550℃で焼戻しを行って、ビットチップ取
付け面の直径1040mmの掘削用シャンクを作製し
た。この掘削用シャンクにビットチップを取付け、掘削
に使用したところ、割れが生じることなく、ビットチッ
プが摩耗するまで使用することができた。比較のため
に、従来使用しているSNCM625を用いて、上記と
同様の大きさの掘削用シャンクを作製したところ、6個
の製品中5個に割れが発生した。これらの割れの生じた
掘削用シャンクを用いた場合には、ビットチップが摩耗
するまで使用することができなかった。
焼入れ後、550℃で焼戻しを行って、ビットチップ取
付け面の直径1040mmの掘削用シャンクを作製し
た。この掘削用シャンクにビットチップを取付け、掘削
に使用したところ、割れが生じることなく、ビットチッ
プが摩耗するまで使用することができた。比較のため
に、従来使用しているSNCM625を用いて、上記と
同様の大きさの掘削用シャンクを作製したところ、6個
の製品中5個に割れが発生した。これらの割れの生じた
掘削用シャンクを用いた場合には、ビットチップが摩耗
するまで使用することができなかった。
【0017】実施例2 下記表1に示される合金組成のインゴットを、真空炭素
脱酸により溶製した。得られたインゴットを常法により
鍛造し、焼きなましを行って、シャンク用鋼材を作製し
た。これらのシャンク用鋼材を用いて、表1に記載の熱
処理条件で焼入れ及び焼戻しを行い、それらの硬さと衝
撃値を測定した。また、作製されたビットチップ取付け
面の直径1040mmの掘削用シャンクについて耐用寿
命を調べた。それらの結果を表2に示す。
脱酸により溶製した。得られたインゴットを常法により
鍛造し、焼きなましを行って、シャンク用鋼材を作製し
た。これらのシャンク用鋼材を用いて、表1に記載の熱
処理条件で焼入れ及び焼戻しを行い、それらの硬さと衝
撃値を測定した。また、作製されたビットチップ取付け
面の直径1040mmの掘削用シャンクについて耐用寿
命を調べた。それらの結果を表2に示す。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【発明の効果】本発明の掘削用大型シャンク用鋼は、上
記の構成を有するから、直径600mm以上のビットチ
ップ取付け面を有する大型の掘削用シャンクを作製する
場合、その作製の過程或いはビットチップを取付けて使
用した際に、割れが発生することがない。
記の構成を有するから、直径600mm以上のビットチ
ップ取付け面を有する大型の掘削用シャンクを作製する
場合、その作製の過程或いはビットチップを取付けて使
用した際に、割れが発生することがない。
【図1】シャンク用鋼材の衝撃値と硬さとの関係を示す
グラフである。
グラフである。
1 本発明のシャンク用鋼材 2 比較材
Claims (2)
- 【請求項1】 重量%で、C:0.25〜0.35%、
Si:0.15%未満、Mn:0.35〜0.60%、
P:0.03%以下、S:0.03%以下、Cu:0.
30%以下、Ni:2.50〜4.00%、Cr:1.
50〜3.50%、Mo:0.20〜1.00%、残部
Feよりなる掘削用大型シャンク用鋼。 - 【請求項2】 Feの一部が、V:0.05〜0.15
%、Nb:0.2〜0.5%およびZr:0.2〜0.
5の少なくとも1種で置換されてなる請求項1記載の掘
削用大型シャンク用鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23570791A JP3227730B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 掘削用大型シャンク用鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23570791A JP3227730B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 掘削用大型シャンク用鋼 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0551697A JPH0551697A (ja) | 1993-03-02 |
JP3227730B2 true JP3227730B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=16990040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23570791A Expired - Fee Related JP3227730B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 掘削用大型シャンク用鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3227730B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7422643B2 (en) | 2003-03-11 | 2008-09-09 | Komatsu Ltd. | Rolling element and method of producing the same |
US7544255B2 (en) | 2003-03-04 | 2009-06-09 | Komatsu Ltd. | Rolling element |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP23570791A patent/JP3227730B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7544255B2 (en) | 2003-03-04 | 2009-06-09 | Komatsu Ltd. | Rolling element |
US7691212B2 (en) | 2003-03-04 | 2010-04-06 | Komatsu Ltd. | Rolling element and method of producing the same |
US7422643B2 (en) | 2003-03-11 | 2008-09-09 | Komatsu Ltd. | Rolling element and method of producing the same |
US7691213B2 (en) | 2003-03-11 | 2010-04-06 | Komatsu Ltd. | Case hardened gear and method of producing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0551697A (ja) | 1993-03-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |