JPS6132384B2 - - Google Patents

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JPS6132384B2
JPS6132384B2 JP53013520A JP1352078A JPS6132384B2 JP S6132384 B2 JPS6132384 B2 JP S6132384B2 JP 53013520 A JP53013520 A JP 53013520A JP 1352078 A JP1352078 A JP 1352078A JP S6132384 B2 JPS6132384 B2 JP S6132384B2
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JP
Japan
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creep
cast steel
strength
bainite
rate
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JP53013520A
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English (en)
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Minoru Morikawa
Masao Shiga
Ryoichi Sasaki
Teruo Hirane
Akihiro Yasumoto
Ryosuke Arie
Tsugio Fushimi
Shigeki Saito
Makoto Hiraga
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は高温ですぐれた強度を有し、かつクリ
ープき裂進展速度が小さい耐熱低合金鋳鋼を使用
した蒸気タービン用ケーシングに関する。 蒸気タービン発電設備等の高圧ケーシングには
高温で強度が高く、耐酸化性がすぐれていること
が要求される。この材料には従来よりクリープ破
断強度の高いクロム−モリブデン−バナジウム
(Cr−Mo−V)系低合金鋳鋼が使用されてい
る。この代表的なものにASTMに規定されてい
る1Cr−1Mo−1/4V鋳鋼がある。このもののク
リープ破断強度はCr量がこの近辺の中では最も
高いことが知られている。 近年、火力発電機器は大型化しつつあり、これ
に伴つて上述の高圧ケーシングも厚肉、大型とな
り、その信頼性も一層高いものが要求されるよう
になつてきた。そのため、従来のCr−Mo−V系
鋳鋼はより高強度のものを開発することを主眼に
なされてきたが、逆に靭性が低くなつた。また、
高温で応力を受ける部材は一般にクリープ現象に
よつて結晶粒界にき裂が生じ、時間とともに進展
する。本願発明者らはこのクリープき裂の発生時
期が強度が高いほど遅くなるが、その進展速度が
靭性が低いほど早く、短時間で破壊するという新
しい事実を究明した。さらに、本願発明者らは微
細な鋳造欠陥がクリープのき裂の源となるという
新たな事実を究明した。この鋳造欠陥を、前述の
高圧ケーシングの如く大型鋳鋼を製造する場合に
は皆無にすることがますます困難である。さら
に、本願発明者らはクリープき裂の発生時期が鋳
鋼の場合には材料の強度にはほとんど関係なく、
その後のき裂進展速度が材料の寿命に対し最も大
きな要因であるということを知つた。このため、
従来の高強度を有する耐熱低合金鋳鋼は信頼性の
高い製品が得られないという欠点があつた。 以上の如く、高温部材としてクリープき裂進展
は耐熱低合金鋳鋼に起る新しい課題であり、鍛鋼
において高強度材が得られたとしても同じ組成の
ものが鋳鋼にそのまま適用できないことは明らか
である。 本発明の目的はクリープき裂進展速度が小さ
く、高強度を有するクロム−モリブデン−バナジ
ウム耐熱低合金鋳鋼を使用した蒸気タービン用ケ
ーシングを提供するにある。 本発明は上述の如くクロム−モリブデン−バナ
ジウム耐熱低合金鋳鋼の寿命がクリープき裂の発
生とその後の進展によつて決まるもので、特に後
者の進展速度に大きな影響を受けるということに
基づいてなされたものである。 本発明は、重量で、C0.05〜0.4%、Si1.5%以
下、Mn3%以下、Cr0.5〜3%、Mo0.5〜3%、
V0.10〜0.20%、Ni0.5%以下、Ti0.005〜0.1%及
び残部Feからなり、全ベーナイト又はベーナイ
トと少量のフエライト組織を有するCr−Mo−V
系鋳鋼によつて構成されていることを特徴とする
蒸気タービン用ケーシングにある。焼ならしによ
つて全ベーナイト又はベーナイトと少量のフエラ
イト組織とすることができ、さらに焼戻しによつ
て焼ならし後の組織を安定にし、強靭とすること
ができる。全ベーナイト又はベーナイトと少量の
フエライト組織を有する鋳鋼はすぐれたクリープ
破断強度が得られ、クリープき裂進展を抑制する
のに最も好ましいものである。Crは焼入性を増
し、クリープ破断強度を高め、さらに耐酸化性を
高めるのに0.5%以上必要である。特に、0.5%以
上のCrは肉厚が100mmとなる大型の鋳鋼を製造す
る場合に焼ならし後の適当な冷却速度によつて全
ベーナイト又はベーナイトと少量のフエライトを
含む組織を得ることができ、高いクリープ破断強
度が得られるものである。しかし、3%を越える
とクリープ破断強度が急激に低下するので、3%
以下にしなければならない。Moは焼入性を高
め、高温強度および靭性を高めるのに0.5%以上
必要である。しかし、3%を越えると靭性が低下
するので、3%以下にすべきである。CrとMoと
を同時に増加させるとき特にクリープき裂進展速
度を顕著に小さくし、さらに強度を高める。炭素
は強度、焼入性および靭性を高める重要な元素
で、0.05%以上必要である。しかし、0.4%を越
えると靭性を低下させ、クリープき裂進展速度を
大きくするもので0.4%以下とすべきである。 Vは0.10〜0.20%のとき強度を高め、クリープ
き裂進展速度を最も小さくする最も重要な元素で
ある。0.10重量%未満では特に急激にクリープ破
断強度が生じ、十分な強度が得られない。高強度
およびクリープき裂進展速度を抑制するためには
0.10%以上必要である。しかし逆に0.2%を越え
ると急激にクリープき裂進展速度を大きくなり、
強度をより改善しても寿命が向上しない。 Tiは窒化物を形成物を形成し、結晶粒を微細
化し、靭性及び強度を高めるのに0.005%以上必
要である。逆に0.1%を越えると巨大な析出物を
形成し、強度及び靭性を低め、特にクリープき裂
進展速度を高めるので、0.1%以下にすべきであ
る。 Niの添加は0.5%以下でクリープき裂進展速度
を顕著に小さくする。ケーシングはC量が少ない
ので、Niの添加することによつて顕著に焼入性
を向上させ、強度及び靭性を高める。従つて、厚
肉のケーシングにおいてはNiの添加は顕著な効
果がある。クリープき裂進展速度は特にクリープ
破断強度と伸び率に関係する。特に0.1〜0.2%が
靭性、強度およびクリープき裂進展速度の点から
最も好ましい範囲である。 Tiは窒化物を形成し、結晶粒を微細化させ、
強度及び靭性を顕著に高めその結果クリープき裂
進展速度を低めるもので、0.005%以上添加する
必要がある。逆に0.1%を越えると靭性が低下す
るので、0.1%以下にすべきである。 本発明に係る耐熱低合金鋳鋼を製造するに当つ
て脱酸および脱硫剤としてSiおよびMnが含有さ
れる。Siは1.5重量%以下およびMnはさらに靭性
を改善するために3重量%以下にすべきである。 本発明に係る最も好ましい耐熱低合金鋳鋼は重
量で、C0.08〜0.16%、Si0.25〜0.7%、Mn0.5〜
1%、Cr1〜1.8%、Mo1〜1.5%、V0.10〜0.20
%、Ni0.1〜0.2%、Ti0.005〜0.1%及び残部不可
避的に存在する不純物および鉄からなり、全ベー
ナイト又はベーナイトと少量のフエライト組織を
有する。この組成の鋳鋼は最もクリープ破断強度
が高く、さらにクリープき裂進展速度が小さく、
長寿命を有する。 本発明に係る耐熱低合金鋳鋼はさらに脆化しな
い程度の量の窒化物を形成し結晶粒を微細化させ
るAl、Zr、Nb及びTaの1種以上を含有させるこ
とができる。これらの添加により高い靭性、強度
を有すると同時に、クリープき裂進展速度をより
低めることができる。これらの1種以上の添加量
は0.005〜0.1重量%が好ましい。 本発明に係る耐熱低合金鋳鋼の製造に当つて
は、原料中に不可避の不純物が含有する。この不
純物としてCuは特に強度、靭性を著しく低める
ので、その量を0.5重量%以下に抑えることが好
ましい。さらに一般にPおよびSもそれぞれ
0.025重量%以下および0.015重量%以下に抑える
ことが好ましい。 本発明に係る耐熱低合金鋳鋼は鋳鋼中の(C+
V)量と(Cr+Mo)量の比(C+V)/(Cr+
Mo)が0.105〜0.135のとき特にクリープき裂進
展速度および破面遷移温度が低く、長寿命を有す
る。 本発明に係る耐熱低合金鋳鋼は、炭化物が析出
する温度域で加熱した後、全ベーナイト又はベー
ナイトと少量のフエライト組織とする焼ならし焼
戻し処理を1回以上繰返す熱処理が施される。こ
の熱処理により耐熱低合金鋳鋼のクリープき裂進
展速度を低めることができ、また衝撃値を向上さ
せる。 炭化物が析出する温度域で加熱する理由は焼な
らし時にオーステナイト相の変態に際しその核と
なり得る炭化物を析出させることにより微細なオ
ーステナイト結晶粒を形成できること、および冷
却後の残留オーステナイト相をなくすことができ
ることにある。 焼ならし処理はその温度範囲としてAc3点より
1075℃以下が好ましく、この温度範囲で所定時間
加熱した後、全ベーナイト又はベーナイトとフエ
ライト組織となるよう冷却する。焼戻し処理は
Ac1点以下の温度で加熱される。これらの焼なら
し焼戻し処理は数回繰返すことはクリープき裂進
展速度を低めるので好ましい。 炭化物が析出する温度域で加熱する好ましい温
度範囲は230〜460℃又は670〜780℃であり、これ
により最も衝撃値が高くできる。 炭化物が析出する温度域で加熱する前に、さら
に鋳鋼を十分に固溶化することは好ましい。鋳造
のままではその凝固速度が十分でないと巨大な炭
化物が析出する可能性があり、これが鋼の性質に
悪影響を及ぼすことが予想される。そのためこの
ような炭化物を予め完全に固溶化させることは、
その後目的とする微細な炭化物を多数析出させる
ことができ、焼ならし処理による本発明の効果を
より高くできる。固溶化のための加熱処理後の冷
却を焼入れ程度に行うことは不要な炭化物を析出
させずに済むので望ましい。 比較例 1 第1表に示す成分(重量%)のCr−Mo−V系
鋳鋼を用い、第2表に示す熱処理を施し、クリー
プき裂進展に及ぼすV量の影響を検討した。いず
れの試料も全ベーナイト組織である。
【表】
【表】 第1図は566℃におけるクリープき裂進展試験
結果を示す線図である。試験片は幅20mm、厚さ60
mmの角材の厚さ方向に深さ10mmでその先端に45゜
の切欠きを設けたものである。応力拡大係数KI
=80Kgmm〓におけるクリープき裂進展速度を電
位法により測定した。KIは次式で与えられる。 Y=1.99−0.41(a/W)+18.7(a/W) P:荷重(Kg)、B:試験片の幅(mm) W:試験片の厚さ(mm)、a:き裂の長さ(mm) 図に示すように、V量が0.1〜0.2%の範囲で著
しくクリープき裂進展速度が小さいことが認めら
れる。V量が0.2%を越えると急激にき裂進展速
度が大きくなる。 比較例 2 第3表に示す成分(重量%)のCr−Mo−V鋳
鋼を用い、第2表に熱処理を施し、クリープ破断
試験を行つた。
【表】 第2図は550℃クリープ破断試験における1万
時間破断強度とV量との関係を示す線図である。
図に示す如く、V量が0.1%でクリープ破断強度
はほぼ飽和すること、および0.1%未満では急激
に強度が低下することが認められる。 以上の第1図および第2図より、Cr−Mo−V
鋳鋼のV量を0.1〜0.2%とすることによりクリー
プき裂進展速度を著しく小さくし、さらにクリー
プ破断強度の高いものが得られることが認められ
た。 比較例 3 第4表に示す成分(重量%)のCr−Mo−V系
鋳鋼を用い、第2表および第5表に示す熱処理を
行ない、クリープき裂進展試験、衝撃試験を行つ
た。結果を第6表に示す。
【表】
【表】 2回目の焼戻し温度は前の焼戻し温度より低く
した。
【表】 vE20:20℃における衝撃吸収エネルギー
(Kg−m) vTrs:50%脆性破面遷移温度(℃) 熱処理A:第2表に示す熱処理 B:第5表に示す熱処理 第6表に示す如く、0.16%のV量の鋳鋼No.11
は、クリープき裂進展速度が2.8〜5.4×10-3mm/h
で、V量の多いもののNo.10の約1/10程度で、著
しくすぐれている。また衝撃特性として衝撃値が
8.3〜14.5Kg−mであり、No.10の0.5Kg−mより著
しく高く、さらに50%脆性破面遷移温度が15〜43
℃とNo.10の125℃に比較し著しく低い。 第4図はNo.11のCr−Mo−V鋳鋼を前述の熱
処理Bと同様に745℃で7h加熱した後焼ならし焼
戻ししたもの(A)および前述の熱処理Aの焼ならし
焼戻ししたもの(B)の顕微鏡写真(100倍)であ
る。図に示す如く、焼ならし前に加熱したものは
組織が微細であることが認められる。 以上の結果から明らかな如く、焼なまし及び焼
戻し処理を2回施すことによりクリープき裂進展
速度を低め、更に衝撃特性が向上することが分
る。 実施例 以上の比較例より得られた結果をもとに、V量
を0.15%とし、更にNi及びTiを含む第7表に示す
化学成分(重量%)の本発明に係るCr−Mo−V
鋳鋼について、第2表に示す熱処理を施し、前述
と同様にクリープき裂進展試験を行つた。本発明
の鋳鋼は焼戻し全ベーナイト組織であつた。
【表】 その結果、566℃におけるクリープき裂進展速
度は4.8×10-3mm/hであり、0.15%のVを含有す
るものは前述の如く顕著に小さいことが認められ
る。 また、550℃、1万時間クリープ破断強度は
18.0Kg/mm2であり、Ni及びTiの含有により強度の
高いものが得られる。 同様に第5表に示す熱処理を行ないクリープき
裂進展試験及び衝撃試験を行つた結果、前者は
2.5×10-3mm/h、後者は15.0Kg−mで、両者とも
顕著な効果が得られた。即ち、焼らなしめ及び焼
戻し処理を2回行うことにより一層クリープき裂
進展速度を低めかつ衝撃特性の向上が得られるこ
とが分る。 次に、このCr−Mo−V鋳鋼について焼ならし
前の加熱温度と、20℃での2mmVノツチシヤルピ
ー衝撃値との関係を調べた。その結果を第3図に
示す。試料について各々焼ならし前に各温度で7
時間保持後炉冷し、引き続き1050℃で8時間保持
し400℃/hの冷却速度で等速冷却して焼ならしを
行ない、715℃で15時間保持後炉冷して、焼もど
しを行つた。本発明に係る鋳鋼は焼戻し全ベーナ
イト組織であつた。図に示す如く、焼ならし前に
炭化物を微細に析出させる加熱処理を行うことに
よつて衝撃値が向上し、特に230〜460℃で最高10
Kg-m/cm2又は670〜780℃で最高17Kg-m/cm2の高
い衝撃値が得られることが認められる。 第1表、第3表、第4表の比較鋼と第7表の本
発明に係るCr−Mo−V系鋳鋼について20℃での
2mmVノツチシヤルピー試験による50%脆性破面
遷移温度vTrsと(C+V)/(Cr+Mo)の比と
の関係を検討した結果を第5図に示す。図に示す
如く(C+V)/(Cr+Mo)比が0.105〜0.135
のとき最も破面遷移温度が低く、本発明に係る
No.9の鋳鋼は50%脆性破面遷移温度が低いこと
がわかる。このことは蒸気タービン用ケーシング
のような大型鋼塊にとつた重要なことである。 第6図に本発明に係るCr−Mo−V系耐熱低合
金鋳鋼を用いた蒸気タービン用ケーシングの一例
を示す斜視図である。本発明に係るCr−Mo−V
鋼を用いた蒸気タービンケーシングは割れが生ぜ
ずきわめて長寿命を有することが確認された。 本発明によれば、クリープき裂進展速度の低い
Cr−Mo−V鋳鋼を用いているので、高温高圧を
受ける発電用蒸気タービンのケーシングの信頼性
が高まり、また寿命が長くなるというすぐれた効
果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は比較鋼のクリープき裂進展速度とV量
との関係を示す線図、第2図は比較鋼のクリープ
破断強度とV量との関係を示す線図、第3図は比
較鋼の衝撃値と焼ならし前の加熱温度との関係を
示す線図、第4図は比較鋼の顕微鏡写真、第5図
は比較鋼及び本発明鋼の破面遷移温度と(C+
V)/(Cr+Mo)比との関係を示す線図、第6
図は本発明に係る低合金鋳鋼を適用した発電用蒸
気タービン用ケーシングの一例を示す斜視図であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重量で、炭素0.05〜0.4%、珪素1.5%以下、
    マンガン3%以下、クロム0.5〜3%、モリブデ
    ン0.5〜3%、バナジウム0.10〜0.20%、ニツケル
    0.5%以下、チタン0.005〜0.1%及び残部鉄からな
    り、全ベーナイト又は少量のフエライトを含むベ
    ーナイト組織を有する鋳物によつて構成されてい
    ることを特徴とする蒸気タービン用ケーシング。 2 前記鋳物は重量で、炭素0.08〜0.16%、珪素
    0.25〜0.7%、マンガン0.5〜1%、クロム1〜1.8
    %、モリブデン1〜1.5%、バナジウム0.10〜0.20
    %、ニツケル0.1〜0.2%、チタン0.005〜0.1%及
    び残部鉄からなる特許請求の範囲第1項に記載の
    蒸気タービン用ケーシング。
JP1352078A 1978-02-10 1978-02-10 Heat-resistant low alloy steel casting and its heating treatment Granted JPS54107416A (en)

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JPS54107416A JPS54107416A (en) 1979-08-23
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Families Citing this family (8)

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