JP3227188B2 - 情報処理方法及び装置 - Google Patents

情報処理方法及び装置

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JP3227188B2
JP3227188B2 JP34328391A JP34328391A JP3227188B2 JP 3227188 B2 JP3227188 B2 JP 3227188B2 JP 34328391 A JP34328391 A JP 34328391A JP 34328391 A JP34328391 A JP 34328391A JP 3227188 B2 JP3227188 B2 JP 3227188B2
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、省電力制御を行う情報
処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、主制御部である情報処理部と印字
部を備え、印字部の省電力制御を行う場合、情報処理部
内の省電力制御部が行い、印字部への電源供給は供給命
令により、電源遮断は、印字部の動作状態等のステータ
ス情報を見ることにより判断して電源遮断命令によりい
ずれかも情報処理部で実行しており、印字部の初期化
は、印字部への電源の供給命令とともに行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、電源遮断の場合も、あるいは電源ON後
に印字部初期化命令、復帰命令等を送る場合も、主制御
部側が印字部のステータス情報を逐次見ていなければな
らず、その間の時間と電力に無駄が発生するという欠点
があった。
【0004】以上の点に鑑み、本発明の目的は、省電力
状態のときに、プリンタの電源オフの指示を受け付ける
ことができ、省電力状態から復帰する際にプリンタを初
期化して復帰することができる情報処理方法及び装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の情報処理方法は、装置全体を制御する主制
御部とプリンタを制御する印刷制御部とからなる情報処
理装置の情報処理方法であって、省電力状態のときに、
プリンタの電源オフが指示されたことを保持する保持ス
テップと、省電力状態から復帰する際に、前記保持ステ
ップに電源オフが指示されたことが保持されている場
合、プリンタを初期化してから復帰し、前記保持ステッ
プに電源オフが指示されたことが保持されていない場
合、プリンタを初期化することなく復帰する復帰ステッ
プとを有することを特徴とする。また、本発明の情報処
理装置は、装置全体を制御する主制御部とプリンタを制
御する印刷制御部とからなる情報処理装置であって、省
電力状態であっても、プリンタの電源オフが指示された
ことを保持可能な保持手段と、省電力状態から復帰する
際に、前記保持手段に電源オフが指示されたことが保持
されている場合、プリンタを初期化してから復帰し、前
記保持手段に電源オフが指示されたことが保持されてい
ない場合、プリンタを初期化することなく復帰する復帰
手段とを有することを特徴とする。
【0006】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の1実施例としての情報処理
装置としてのパーソナルコンピュータ(以下パソコンと
略す)を示す斜視図である。パソコン1は、装置本体1
01、キーボード102、表示部103を備える上カバ
ー104、およびプリンタ2等の各部によって構成され
る。上カバー104は、装置本体101に対して、その
後縁の両端に設けられたヒンジ104aを介して回動可
能に取り付けられている。これにより本装置の使用時に
は、上カバー104は、その回動によって表示部103
が視易くなる位置まで開けられ、また、不使用時は閉じ
られてカバーとして機能することができる。表示部10
3の表示素子としては、表示部を薄く構成できることか
ら液晶表示素子が用いられる。
【0007】インクジェット方式の記録ヘッド(BJヘ
ッド)を用いたプリンタユニット2は表示部103の前
方に配置され、装置本体101内に収納されている。ま
た、プリンタユニット2は操作者が開閉可能な開口部
(不図示)をもち、記録ヘッドの交換が可能なようにな
っている。
【0008】記録紙3はキーボード102の下部に設け
られた給紙口101aから挿入され、装置本体101内
を貫通する搬送路内を搬送されて装置後方の排紙口(不
図示)から排出される。キーボード102は装置本体1
01の両端に設けられたヒンジ102aを介して回動可
能に取り付けられている。これにより、封筒、ハガキ等
の比較的長さの短い記録紙を使用する場合もキーボード
102を上部に開き、記録紙3を搬送路内の奥に挿入す
ることができる。このように、キーボード102の下部
に記録紙3の搬送路が設けられているため、記録紙をセ
ットした状態でもキーボード102および表示部103
及び操作パネル105を用いた種々の操作が可能であ
る。
【0009】[Host−Printerの概略ブロッ
ク図]図2に、ホストコンピュータとプリンタの概略ブ
ロック図を示す。
【0010】まずホストコンピュータにおいては、主制
御をつかさどっているのが中央処理装置(CPU)であ
り、その基本的な制御を指示するのがBIOS ROM
(Basic Input Output Syste
m ROM)である。フロッピーディスク(FDD)や
ハードディスク(HDD)からフロッピーディスクコン
トローラ(FDC)やハードディスクコントローラ(H
DC)を経由してアプリケーションプログラムを読み出
し、システムメモリ(RAM)を利用してプログラムの
実行を行う。この時、画面の表示方法としてはLCDコ
トローラ(LCDC)を使って液晶(LCD)にキャラ
クタ等の表示を行い、キーボード(KB)からのキー入
力はキーボードコントローラ(KBC)を経由して行わ
れる。ここで、数値演算プロセッサ(FPU)はCPU
に対して演算処理のサポートを行うものである。又、リ
アルタイムクロック(RTC)は現時点の経過時間を示
すものでシステム全体の電源が切られた状態において
も、専用バッテリにより動作は行われる。DMAコント
ローラ(DMAC)は、メモリ〜メモリ間、メモリ〜I
/O間、I/O〜I/O間において高速にデータの転送
を行う為、CPUの介在なしでデータ転送を行う。割り
込みコントローラ(IRQC)は各I/Oからの割り込
みを受け付け、優先順位に従って処理を行う。タイマ
(TIMER)は、数チャンネルのフリーランニングタ
イマを持ち、種々の時間管理を行う。その他に外部につ
ながる、シリアルインターフェイス(SIO)、拡散ポ
ート(PORT)や、ユーザに動作状況を伝えるLED
がある。
【0011】一般のパソコンが持つ上記の各制御に加え
て、ノートブック型パーソナルコンピュータ(パソコ
ン)に於いては、ACアダプター/電池の少なくとも2
電源に対応する必要があり、特に電池使用時の省電力が
必要となり、以下の構成を有する。FLのインバータ回
路のon−off/FDDへの電源供給/HDDへの電
源供給/RAM及びVRAM以外のディバイスへの電源
供給の各時間制御や、CPU等のCLOCK制御、サス
ペンド/レジューム時の電源制御手順等を制御するホス
トパワーマネージメント部(ホストPM部)と、ホスト
PM部の指示信号によりRAM及びVRAMをサスペン
ド時とcpu−clock動作時とで切り替えてref
reshするためのリフレッシュコントローラと、2次
電池をチャージしながらホスト側も駆動可能なチャージ
コントローラよりなる。
【0012】プリンタ部は、ホストコンピュータに対し
て汎用のパラレルインターフェイスレジスタPIO/I
Oとプリンタコントロール&ステータスレジスタPST
/IOでつながる形になり、I/Oポートのレジスタレ
ベルでデータ送受信を行い、接続のイメージとしては外
部プリンタとやり取りした時と同等となる。
【0013】図14は、本発明が実施もしくは適用され
たインクジェット記録方式を用いたプリンタユニット2
の内部構成を説明するための斜視図である。図1におい
て、5001はインクタンクであり、5012はそれに
結合された記録ヘッドである。5001のイクタンクと
5012の記録ヘッドで一体型の交換可能なカートリッ
ジを形成するものである。5014は、そのカートリッ
ジをプリンター本体に取り付けるためのキャリッジであ
り、5003はそのキャリッジを副走査方向に走査する
ためのガイドである。
【0014】5000は、記録紙3を主走査方向に走査
させるためのプラテンローラである。5024は、プラ
テンローラを回転させるための紙送りモータである。な
お、キャリッジ5014には、記録ヘッド5012に対
して駆動のための信号パルス電流やヘッド温調用電流を
流すためのフレキシブルケーブル(図示せず)が、プリ
ンターをコントロールするための電気回路を具備したプ
リント板(図示せず)に接続されている。
【0015】さらに、上記構成のプリンタユニット2を
詳細に説明する。駆動モータ5013の正逆回転に連動
して駆動力伝達ギア5011、5009を介して回転す
るリードスクリュー5005の螺旋溝5004に対して
係合するキャリッジ5014はピン(不図示)を有し、
矢印a,b方向に往復移動される。5002は紙押え板
であり、キャリッジ移動方向にわたって紙をプラテン5
000に対して押圧する。5007、5008はフォト
カプラでキャリッジ5014のレバー5006のこの域
での存在を確認してモータ5013の回転方向切換等を
行うためのホームポジション検知手段である。5016
は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材502
2を支持する部材で、5015はキャップ内を吸引する
吸引手段であり、キャップ内開口5023を介して記録
ヘッド5012の吸引回復を行う。
【0016】5017は、クリーニングブレードで、5
019はこのブレード5017を前後方向に移動可能に
する部材であり、本体支持板5018にこれらは支持さ
れている。ブレードは、この形態でなく周知のクリーニ
ングブレードが本体に適用できることはいうまでもな
い。また、5021は、吸引回復の吸引を開始するため
のレバーで、キャリッジ5014と係合するカム502
0の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がク
ラッチ切換等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0017】すなわち、駆動モータ5013をキャリッ
ジ5014のホームポジションから逆回転することによ
り、動力伝達ギア5011を5010に切り替え(不図
示)、駆動モータ5013からの駆動力がカム5020
を介してレバー5021に伝わり、記録ヘッド5012
のキャッピングおよびクリーニング、吸引回復が行える
ように構成されている。
【0018】[Printerのブロック図]図3はプ
リンタ部の制御系の構成をしめすブロック図で主な構成
は以下の通りである。
【0019】ここでCPU−Pはプリンタ部の主制御を
なすマイクロプロセッサ形態のCPUで有り、後述のプ
リンターコントロール&ステータスポート部のPST/
IOレジスタを介してホスト側との間でプリンターのス
テータス情報やエミュレーション設定の情報授受を行
い、この状態設定に基づきホスト側から後述のパラレル
IFアダプタ部のPIO/IOレジスタを介して得られ
るプリンタコマンドやデータに従って所望の状態処理及
び印字処理を後述のROM−Pにあらかじめマイクロク
ード化して格納されたプログラムやデータに則り行う。
ROM−PはCPU−Pが実行する記録制御手順及び印
字制御手順等に対応したプログラム、キャラクタージェ
ネレータ(CG)、その他のテーブル及びデフォルト値
等の固定データを格納するROM(リードオンリーメモ
リー)である。TIMER1−Pは紙送りモータ(F
M)/ヒータ等の駆動相時間及びその他の時間タイミン
グを得るためのTIMERで、RTC−Pは回復動作の
経過時間を知るためのRTC(リアルタイムクロック)
である。また、複合制御UNITは、IF転送制御/省
電力制御/RAMアクセス制御/プリンタコントロール
&ステータス制御/プリンタポート制御等から構成さ
れ、この内RAMアクセス制御/プリンタコントロール
&ステータス制御/省電力制御等はCPU−Pの制御に
よらずCPU−Pのクロック停止及びフォルト中であっ
ても独立した制御が可能である。以上の構成がCPU−
PのBUSに接続されている。RAM−Pはレジスタと
して用いるワーク領域、1ライン分の印字データを格納
する為のラインバッファ、ドットに再展開されたドット
展開バッファ、パラレルIFからのINPUTバッフ
ァ、エミュレーション情報記録等の領域を有するRAM
(ランダムアクセスメモリー)で、複合制御UNITと
の間をRAM busによって接続され、複合制御UN
ITのRAM制御部によりRAM−PがCPU−Pをは
じめ複数の制御部からのアクセスが可能となっている。
複合制御UNITからは各プリンタ駆動制御信号が出力
され、FM駆動回路/CM駆動回路/ヘッドドライバー
/ヒータドライバーではFM/CM/BJ−Head/
ヒータ等の駆動レベルに変換し、プリンタのFM(フィ
ードモーター)/CM(キャリアモーター)/BJ−H
ead各部が駆動される。省電力制御信号として複合制
御UNITからVcc1P−off/Vcc2P−of
f/Vp−offの電源コントロール信号と、入力信号
として操作パネルSWからのPrinter−off/
プリンタセンサー類、出力信号として操作パネルのLE
D駆動信号等を持つ。このうちPrinter−off
信号のアクティブからインアクティブの変化のみによっ
てVcc1−Pの電源供給がなされて、複合制御UNI
T/CPU−P/RAM−Pのみに電源供給が可能とな
る、また、Vcc1P−offはPrinter−of
f信号をプリンタの駆動状況に合わせて、変更したOF
FタイミングでVcc1Pなる電源を切ることが可能と
なっている。
【0020】図6に複合制御UNITの構成図を示す。
【0021】機能ブロックとしては、主としてホスト側
からのIFアダプタとして機能するパラレルIFアダプ
タ、パラレルIFアダプタを介してRAM−Pのinp
ut−buffer上にパラレルデータの格納を行うI
Fデータ取込み制御部、主としてホスト側から直接プリ
ンタの状態を確認コントロールする為のプリンタコント
ロール&ステータスポート部、RAM−Pのリフレッシ
ュタイミングを発生するリフレッシュ制御部、RAM−
P上の1ラインドット展開データを読みだしてBJヘッ
ドを駆動印字しつつ合わせてキャリアの相励磁も制御す
るBJ−ヘッド/CM制御部と、FM/ヒータ/LED
等を駆動するプリンタポート制御部と、IFデータ取り
込み制御部とリフレッシュ制御部とBJ−ヘッド/CM
制御部とCPU−Pの4つのアクセス要求に対して優先
度別にアクセス権を持つRAMアクセス制御部と、省電
力制御を行うプリンタPM部で構成される。省電力制御
については後述するがCPU−Pをフォルト状態で供給
クロックを停止させる低消費電力モードからの通常処理
状態への復帰は、PM制御部で集中して管理される各種
割り込みあるいはリセットによってもたらされ、CPU
−Pを復帰させる条件がととのったのちINTとあるい
はP−RESして出力されCPU−Pは再開して処理を
行う。
【0022】図5はプリンタPM部内のモード制御部に
おける入出力構成図である。プリンタ動作可否SW(P
rinter on/off SW)入力はプリンタ動
作否信号ラッチ回路を経由したラッチ信号と直接のプリ
ンタ動作可否SW信号の双方がモード制御部に送られ
る。PST/IOレジスタへの書き込み信号はPST/
IO書き込みラッチ回路を経由したラッチ信号がモード
制御部に送られる。モード制御部への残りの入力はホス
トから直接入力される信号でシステムパワーオン時等の
ハード的なリセット信号であるHRESETとホストが
サスペンド状態であるかどうかを示すサスペンド信号で
ある。これらの信号とCPU−Pの制御によるPPM/
IOのSLEEP/STOP設定の条件で後述するモー
ド変遷系がP−RES/clock2/Sleep/c
lock−stop等の出力制御により実現される。P
−RES出力はCPU−Pをリセットするためのもので
ある。clock2出力はCPU−Pがフォルト状態あ
るいは不必要時はクロックを停止あるいは遅延させて省
電力をはかるためのものである。Sleep出力はプリ
ンタPM部内のrefresh制御系などの回路を停止
させて省電力をはかる目的のものである。clock−
stop出力は省電力をはかる目的のものである。プリ
ンタPM部に供給されているクロック自体の発振を停止
させるものでより一層の省電力をはかるためのものであ
る。Vcc1P−off/Vcc2P−offは省電力
をモード状態に合わせてより効果を得る為に記載されて
いるもので不必要な回路の電力を同時に遮断するもので
ある。上記ラッチ回路の動作/非動作はモード制御部に
よりCPU−Pのフォルト状態あるいはクロック停止状
態でサスペンド状態の時有効となり、ラッチした信号は
サスペンドがレジュームにより解除された時、P−RE
Sによるプリンタ系CPU−Pのリセットを有効とする
かどうかの判断信号として用いられる。
【0023】図6にはパラレルIFアダプタ部とホスト
側からみえるIOレジスタ(PIO/IO)の構成を示
すが、IF send data/IF receve
data/IF status/Buffer SP
/IFコントロールの各レジスタからなりホスト→プリ
ンタ部へのパラレルIF転送制御用のレジスタ群であ
る。
【0024】図7は、IFデータ取り込み制御部でプリ
ンタ側からみえるIOレジスタ(PIF/IO)の構成
を示すが、IB start/IB end/IB P
OINT/IB status/IB制御情報/IB
send dataの各レジスタからなり、各レジスタ
の機能については後述する。
【0025】図8は、プリンタポート制御部でプリンタ
側からみえるIOレジスタ(PFM/IO)の構成を示
すが、FM相励磁/SHヒータ信号/LEDコントロー
ルの各レジスタで構成される。
【0026】図9は、BJ−ヘッド/CM制御部でプリ
ンタ側からみえるIOレジスタ(PBJ/IO)の構成
を示すが、PB start/PB end/PB P
OINT/PB status/PB制御情報/CM相
励磁情報の各レジスタからなる。
【0027】図10は、プリンタPM部でプリンタ側か
らみえるIOレジスタ(PPM/IO)の構成を示す
が、PPM status/PPM制御情報の各レジス
タで構成される。
【0028】図11は、プリンタコントロール&ステー
タスポート部でホスト側からみえるIOレジスタ(PS
T/IO)の構成を示すが、PSステータス/EMコン
トロール/EMステータスの各レジスタで構成される。
【0029】図12は、プリンタコントロール&ステー
タスポート部でCPU−P側からみえるIOレジスタ
(HWR/IO)の構成を示すが、IPSステータス/
IEMコントロール/IEMコンディションの各レジス
タで構成される。前述のPST/IOレジスタとHWR
/IOレジスタとの関係は、プリンタコントロール&ス
テータスポート部の制御により以下の通りに処理され
る。
【0030】CPU−Pにより書込まれるプリンタ状態
及びエミュレーションハンドシェーク状態を示すHWR
/IOのIPSステータスレジスタはそのままPST/
IOのPSステータスレジスタでホストCPUにより確
認することができる。また、PST/IOのEMコント
ロールレジスタ及びEMコンディションレジスタはホス
トCPUがプリンタ部のエミュレーションモード設定及
び個々のエミュレーションに係わる各種の設定条件を変
更する目的で用いられる。即ち、ホストCPUからEM
コントロールレジスタにエミュレーションモードの書き
込みがあると、プリンタのCPU−Pに割り込みが発生
し、この割り込み処理で設定されたエミュレーションモ
ードをIEMコントロールレジスタから読みだしてプリ
ンタのパラレルIFより転送されるコマンドの解析を設
定されたエミュレーションモードに切り換えると共に、
新しく設定されたエミュレーションモード及び変更モー
ドにおける各種のプリンタ設定情報をIEMコントロー
ルレジスタ及びIEMコンディションレジスタに書き込
む。この情報はEMコントロールレジスタ及びEMコン
ディションレジスタに見えているのでホストCPUは変
更されたエミュレーションモードに対する各種のプリン
タ設定情報を確認することができる。同様に今度はプリ
ンタ設定情報を変更したい場合にはEMコンディション
レジスタにホストCPUは変更する各種のプリンタ設定
情報を書き込むことで変更が完了する。PSステータス
レジスタのEMセットレディイ及びEMアクノレッジビ
ットは上記のハンドシェークの為に用意されていて、そ
れぞれEMコントロールレジスタ及びEMコンディショ
ンレジスタへの書き込み可と、変更が完了してEMコン
トロールレジスタ及びEMコンディションレジスタへの
変更後の状態情報が確定していることを示す。またこれ
らのビットはHWR/IOレジスタのIPSステータス
レジスタのIEMセットレディイ及びIEMアクノレッ
ジビットのCPU−Pからの書き込みにそれぞれ対応し
ている。
【0031】図13は、RAM−P上でBJ−ヘッド/
CM制御部が制御する記憶データバッファ(PB)とI
Fデータ取り込み制御部が制御する受信バッファ(I
B)のアドレスの領域配置を示す。
【0032】印字バッファ領域は、印字に必要なデータ
領域を設定するもので、開始アドレス(PB STAR
T)と終了アドレス(PB END)を設定することに
より、その範囲内でBJ−ヘッド/CM制御部によって
開始アドレスから順番に記憶データを読み出し、終了ア
ドレスに至る迄RAM−Pから記憶データを読み出し、
ヘッドドライバーに制御信号を送出する。この時、印字
データアドレスポインタ(PBポイント)は現在データ
送出中のデータアドレスを示している。
【0033】受信データバッファ領域も同様に、受信に
必要なデータ領域を設定するもので、開始アドレス(I
B START)と終了アドレス(IB END)を設
定することにより、その範囲内でIFデータ取り込み制
御部によって開始アドレスから順番に記憶データを読み
出し、終了アドレスに至る迄RAM−Pから記憶データ
を読み出し、ヘッドドライバーに制御信号を送出する。
この時、受信データアドレスポインタ(IBポイント)
は現在データ受信済のデータアドレスを示している。
【0034】図15は図2のホスト側のRAM上のメモ
リーマップの詳細な配置を示す。RAMは標準領域とし
てアドレス0000h〜A0000h、拡張領域として
100000h〜FE0000hとがあり、それぞれ6
40KB、15MBの大きさをもつ領域となる。RAM
はこれらの領域に配置されるようにメモリマッピングさ
れる。
【0035】RAMの標準領域の先頭部分00000h
〜000400hには、割り込み用のベクタを保存する
エリアがあり、この中に割り込みに対する各処理のエン
トリーアドレスが保存される。
【0036】図15のビデオRAM領域、及びビデオB
IOS ROM領域は、図2のLCDCの中に配置さ
れ、ビデオBIOS ROM領域内にはビデオ制御のた
めのプログラムが保存され、ビデオRAM領域には、ビ
デオ表示データが保持される。
【0037】C8000h〜E0000hまでの領域
は、拡張ROM領域となり、拡張ポート等により使用さ
れるROM領域となる。
【0038】F0000h〜10000hまでの領域
は、ROM BIOSに配置され、各種I/Oの処理を
行うBIOSプログラムを保持している。
【0039】図16に各I/Oのアドレスマップを示
す。各々のハードウェアに設定されたアドレスポートへ
のデータのリード、ライトにより各々のハードウェアと
のデータのやりとりが行われる。一例としてキーボード
について説明すると、キーボードコントローラーとのデ
ータのやりとりは60h〜64hのアドレスに配置され
たポートを介して行い、このうちのデータ受取りポート
を読み出すことにより、キーボードからのデータを受け
とることができる。
【0040】他のアドレスについても、同様に扱うこと
が出きる。
【0041】ここで、パラレルセントロニクス1〜3で
示されるのがインターフェイス領域を示していて、プリ
ンタのインタフェーイス領域と共通のI/O空間になっ
ている。
【0042】以下、本体側電源投入後の各処理について
説明する。
【0043】図17に電源投入時のフローチャートで、
まずステップS1に進む。キーボードによるソフトリセ
ット処理も電源投入時と同様に、ステップS1へ入って
来る。ステップS1でPOST処理が行われ、POST
処理はpoweron self−testで、各ハー
ドウェアのテスト及び初期化を実行する。次にステップ
S2へ進みシステムプログラム起動のための、ブートプ
ログラムのロードが行われる。ブートプログラムはFD
(フロピィディスク)あるいはHD(ハードディスク)
などに保存され、例えば、トラック0、セクタ0に配置
される。トラック0、セクタ0をメモリ内に読み込むこ
とでブートプログラムのロードが行われる。ステップS
1からステップS2まではROM BIOS内に存在す
る。次にステップS3へ進み、ロードされたブートプロ
グラムが実行される。ブートプログラムは、FD、ある
いはHDからOSプログラムをロードするためのプログ
ラムをロードするプログラムで、次にステップS4へ進
み、OSロードプログラムをロードする。次にステップ
S5へ進み、OSロードプログラムを実行する。OSロ
ードプログラムは、OSをメモリ内にロードするための
プログラムで、まずステップS6でI/Oドライバをロ
ードする。I/Oドライバというのは、I/Oを制御す
るためのプログラムで、I/OドライバによりOSは、
各種I/Oとのデータのやりとりを行う。次にステップ
S7へ進み、I/Oのテストと初期化を行う。次にステ
ップS8へ進みOSをメモリロードする。ここまでのス
テップでOSが実行される準備がととのい次にステップ
S9へ進んで、OSが実行に移される。OSは、キーボ
ードからの入力を処理し、各種メッセージを表示器に表
示し、操作者とのやりとりを行う。OSは操作者の各種
コマンドの入力に従って各種コマンド処理の実行を行
う。
【0044】図18は、図17のS1のPOSTを詳細
に説明するフローチャートで、図2のFPU(数値演算
プロセッサ)のテストを行う(ステップS10)。次に
ROMのテストを行う(ステップS11)。次に電源、
バッテリィのチェックを行う(ステップS12)。次に
LCD、LCDアダプタのテストと初期化を行うLCD
アダプタには、RAM、ROMを含みそれらのチェック
も行う(ステップS13)。次に割り込みコントローラ
のテストと初期化を行う(ステップS14)。次にタイ
マのテストを行う(ステップS15)。次にDMAコン
トローラのテストを行う。(ステップS16)。次にキ
ーボード、キーボードコントローラのテストを行う(ス
テップS17)。次にシリアルパラレルポートのテス
ト、初期化を行う(ステップS18)。次にソフトリセ
ットかどうかをチェックする(ステップS19)。ソフ
トリセットならば、ステップS20のRAMのテストと
初期化処理をスキップしステップS21へ進む。ソフト
リセットでない場合ステップS20へ進みRAMのテス
トと初期化を行う。次にFDのテストを行う(ステップ
S21)。次にHDのテストを行う(ステップS2
2)。次にリアルタイムクロックのテストを行う(ステ
ップS23)。次にプリンタのテストを行う。プリンタ
のテストは各種プリンタポートのチェックとプリンタ接
続のチェックを行う(ステップS24)。次にLEDの
テストを行う(ステップS25)。次に戻りとなる。以
上の処理により図17のS1で示すPOST処理が行わ
れ、各装置にエラー等があった場合、それらを知らしめ
る。
【0045】図19は、プリンタ側のソフト制御フロー
の概要図である。
【0046】S51にて初期化処理を行い、操作パネル
SWからPrinter−off設定がされていればS
56へ移りENDとなり、Printer−off設定
がされていなければS52へ進む。S52の省電力制御
処理においても同様に、Printer−off設定が
されていればS56へ移りENDとなり、Printe
r−off設定がされていなければ、S53、S54、
S55の3つの並列処理へ移る。S53は、ラインバッ
ファに有るキャラクタコードデータを実際の1ラインの
ドットデータに展開するドットデータ展開処理、S54
は、次ラインのドットデータが揃いその行の印字起動コ
マンドが実行されるか逐次実行コマンドが実行された場
合の一連の印字処理で、S55は受信バッファーに取り
込まれたコマンド及びデータを解釈しラインバッファを
作成するコマンド取り込み解析処理である。S53、S
54、S55の各処理が終了した時点で再びS52の省
電力制御処理に戻る。
【0047】図20は図19の初期化処理の詳細フロー
である。
【0048】図20において、S61で割り込みMAS
K処理を行いS62へ進む。S62では前述のレジスタ
(PIF/IO、PFM/IO、PBO/IO、PPM
/IO)等を所望の設定とするデバイスIOレジスタ初
期化を行いS63へ進む。S63ではCPU−Pがリセ
ットスタートした条件をプリンタPM部のレジスタPP
M/IOのPPM status を読み込むことによ
ってチェックする。操作パネルSWのPrinter
on/offスイッチがoffからonになった場合は
S68へ、ホストからレジスタPST/IOへの書き込
み(エミュレーションに係わる各種設定)があった場合
はS66へ、ホストがHard Resetされた場合
はS64へ進む。また上記以外の場合はS66へ進む。
S64ではROM−P、RAM−Pといったデバイスを
チェックしエラーがあればエラー状態をレジスタHWR
/IOを介してホストに通知する(S65)。S66で
はエミュレーションモード設定や個々のエミュレーショ
ンに係わる各種の設定条件をレジスタHWR/IOに書
き込みホストに通知する。S67では、Printer
スイッチがoff状態かを判定し、Printer o
ffでなければ図20の処理に戻る。Printerス
イッチがoff状態であればS69及びS70及びS7
1と引き続く一連の処理に入り、これらの処理は後述の
Stop Modeへ移行する際のCPU−Pの手順で
あってPPM/IOをStop Modeに設定しCP
U−PをHaltにする処理である。
【0049】図21は図19の省電力制御処理の詳細フ
ローである。
【0050】S80で割り込みMASK処理を行いS8
1へ進む。S81では、プリンタ駆動制御中か否かに従
って、プリンタ駆動制御中の場合にはS103にて割り
込みMASKを解除した後Mainへ戻り、プリンタ駆
動制御中でない場合にはS82へ進む。S82では、1
ラインドットデータ展開処理が完了しているか否かによ
って、1ラインドットデータ展開処理が完了している場
合には、S83で現在プリンタが動作中で有るか無しか
によって、現在プリンタが動作中で有る場合には上述の
S103へ進み、現在プリンタが動作中でない場合に
は、S84にてプリンタ駆動用電源VpをONとして同
様にS103へ進む。元に戻って、1ラインドットデー
タ展開処理が完了していない場合には、S85へ進む。
S85でVpをoffした後、S86へ進み、ドットデ
ータ展開処理が完了しているか否かによって、ドットデ
ータ展開処理ガ完了している場合には、S88に進み、
ドットデータ展開処理が完了していない場合には、S8
7に進み、S87ではPrinter−offが有りや
無しやによって、PRINTER−offが有りの場合
には、図21のS71へ進み、S71,S72のEND
処理を行い、PRINTER−offが無しの場合には
同様にS103へ進む。S88ではINPUTバッファ
にデータが有るか無いかによって、INPUTバッファ
にデータが無い場合には前述のS87へ進み、INPU
Tバッファにデータが有る場合には、S90にてTIM
ER1−Pの設定モードを解除し、続くS91、S9
2、S93はハードウェアによる外部割り込みで再び起
き上がる事を完了して行われる手順で、sleepを設
定した後ハード割り込みを解除しHalt設定する。S
93の状態でハード割り込みが有るSAとS100、S
101、S102に対応しHalt解除し、Sleep
解除とハード割り込みに対応したコマンド書き込み等の
Ready Mode再開処理が行われS103へ進
む。
【0051】図22は、プリンタPM部及びモード制御
部が条件により状態を変遷する図である。RESET後
はプリンタPM部はAに示す状態で有るが、PMM/I
Oのsleepが設定されるとBに示す状態にまた、P
MM/IOのstopが設定されるとCに示す状態にそ
れぞれ変化する。状態Aに於ける変化はCPU−Pのs
leep設定によるA→B変化と、CPU−Pのsto
p設定によるA→C変化と、CPU−PのVp−off
設定によるA→D変化の3通りがある。次に、状態Bに
於ける変化は状態Aに変化する場合と、パネルSWから
のPrinter−off信号により状態Cに変化する
場合と、P−RESによる初期化を経て状態Aに変化す
る場合の3通りがある。状態Aに変化する場合は、非サ
スペンド状態で紙挿入/操作SW/データ入力/PST
/IOへの書き込み等のハード割り込みの発生による場
合と、サスペンド→非サスペンド状態への移行時即ち、
RESUME時にプリンタ動作否(Printer−o
ff)ラッチ信号無の場合である。またCに変化する場
合は、サスペンドの状態に因らずプリンタ動作否(Pr
inter−off)SW入力が発生した場合である。
また、P−RESによる初期化を経て状態Aに変化する
場合は、サスペンド→非サスペンド状態への移行時即
ち、RESUME時にプリンタ動作否(Printer
−off)ラッチ信号有の場合である。次に、状態Cに
於ける変化はP−RESによる初期化を経て状態Aに変
化する場合で、非サスペンド状態でプリンタ動作可(P
rinter−on)SW入力あるいはPST/IOに
ホストが書き込みをした時と、サスペンド→非サスペン
ド状態への移行時即ち、RESUME時である。状態D
に於ける変化は、CPU−PのVp−off設定解除に
よる状態Aへの変化の場合である。これらのA〜Dの状
態をプリンタシステムの状態説明を合わせて次に説明す
る。
【0052】図23は、プリンタシステム全体の変遷図
である。
【0053】状態としては、全てのclock及び電源
供給が無いSTOP MODEと、全ての電源及びCL
OCKがノーマルであり印字可能なActiveMod
eと、Active Modeに比べてプリンタ駆動電
源供給の無いReadyModeと、CPU−PとPM
制御部及びRAM−PだけにVcc電源供給がなされて
おりCPU−P及びRAM−Pは基本的には停止してい
てメモリー及びレジスタの内容を保持するだけの状態な
Sleep Modeと、4つの状態から成る。
【0054】以下に各モードの変化系とCPU−Pの制
御及びモード制御部の変化系と関連づけて説明する。
【0055】RESET時にREADY Modeとな
るがこれは図22に於けるRESET→Aの変化系を用
いて実現されている。
【0056】次にREADY Modeについては、R
EADY Modeからの変化系の第一は、READY
Mode→Active Modeで前述図21のS
84によりCPU−PにてVp−off設定されモード
制御部では図22のA→D変化が発生する。READY
−Modeからの変化系の第二は、図21のS81〜S
93に至る一連のCPU−Pの処理で印字が終了した状
態で処理できるデータが無いとSleepをモード制御
部に設定しHaltとなるが、このSleep設定によ
って、モード制御部では図22のA→B変化が発生して
READY Mode→Sleep Modeへと変化
する。
【0057】ACTIVE−Modeについては、Ac
tive−Modeからの変化系は1モードのみで、A
ctive Mode→READY Modeは前述図
21のS85によりCPU−PにてVp−off解除設
定され、モード制御部では図22のD→A変化が発生す
る。
【0058】Sleep−Modeにおいては、Sle
ep−Modeからの変化系の第一は、Sleep−M
ode→READY Modeで非サスペンド状態での
紙挿入/操作SW/データ入力等の派生と、サスペンド
→非サスペンド状態への移行時即ちRESUME時にプ
リンタ動作否(Printer−off)ラッチ信号無
の場合に、図22のB→Aへの変化が起こると共にcl
ck2を正常状態とし、CPU−Pに対してハード割り
込みを発生して、CPU−P側では図21のS100〜
S103により復帰する。Sleep−Modeからの
変化系の第二は、プリンタ動作否(Printer−o
ff)SW入力が発生条件によるSleep Mode
→Stop Modeで、モード制御部に於ける図22
のB→Cの変化であり、CPU−Pの制御は介在しな
い。Sleep−Modeからの変化系の第三は、RE
SUME時にプリンタ動作否(Printer−of
f)ラッチ信号有の場合に、P−RESによる初期化を
経てReady−Modeに変化する状態変化でモード
制御部に於ける図22のB→reset→Aの変化であ
り、ハード的に初期化される。
【0059】Stop−Modeにおいては、変化系は
ひとつで、RESUME時と、非サスペンド状態におけ
るプリンタ動作可(Printer−on)SW入力あ
るいはホストからのPST/IOへの書き込み発生にお
けるP−RESでのリセットを経由したReady−M
odeへの移行で、モード制御部に於ける図22のC→
reset→Aの変化であり、ハード的に初期化され
る。
【0060】従って、ホストのサスペンド制御によりプ
リンタのCPU−P系がフォルト中あるいは停止中であ
る状態すなわちサスペンド中のReady−Modeあ
るいはサスペンド中のStop−Modeにある時でも
プリンタ動作可否SWの動作可→動作否→動作可を検出
し、サスペンド状態→非サスペンド状態となるRESU
ME時にCPU−Pをハード的に初期化してプリンタの
リセットを確実に実行することができる。
【0061】尚、本発明は、特にインクジェット方式の
印字方式での実施例について説明したが、プリンターの
種類や記録方式を選ばないことは自明である。
【0062】加えて、本発明はパソコンとプリンタが一
体構造になった実施例についてのみ説明を加えたが、パ
ソコンとプリンタが同一の電池駆動源である分離型の構
成も同様に実現できる。
【0063】またさらに加えて、プリンタが単独の電池
駆動源を有する場合においては、Host部から与えら
れるPrinter−off信号によるREADY M
ODE→STOP MODEが存在しなくなるので、こ
のモードを除いた形式で実現可能であるのは言うまでも
ない。
【0064】さらに、図22、図24での状態Bにおい
ては、CPU−Pへのクロックを低速としているが、こ
れはCPU−P内部のレジスタが情報を維持できて復帰
可能な最低クロック速度を意味しており、スタティック
動作可能なCPU−Pであれば、クロックは停止可能で
あるのは言うまでもない。また同様に、RAM−Pは、
コストの安いD−RAM及びPS−RAM等のリフレッ
シュが必要なタイプを想定してあるが、リフレッシュを
必要としないあるいはデータ保持モードを有し、データ
を保持して復帰可能なRAMであれば、なお省電力化が
可能であるのは言うまでもない。また、CPU−P,R
AM−PともにB状態における供給電圧はデータ保持可
能な最低の電圧に切替えれば、なお省電力化が可能であ
ることも言うまでもない。
【0065】さらに、ホストをパソコンを主体として説
明を加えたが、プリンタ部が独立して制御できる構造で
あれば、日本語WPやシステム手帳等の外部への通信手
段をもっているかあるいは、Busを介してのコミュニ
ケーションがとれるものであれば装置を選ばない。
【0066】(実施例2)図24、図25は図22、図
23に示す状態から完全にプリンタPM系のクロック供
給系が完全に停止するStop−Modeを取り去った
もので、各変遷系の条件等がことなるだけで条件系変化
図中に明示されており構成自体になんらの変化をあたえ
るものではないので説明を省略する。
【0067】以上の説明から明らかな様に、少なくとも
プリンタ駆動電源が供給されていて印字可能なActi
ve Modeと、プリンタ駆動電源が供給されず印字
以外のプリンタ制御ガ実行可能なReady Mode
と、プリンタ制御を司るCPU制御をMode中全く停
止させかつプリンタ制御を司るCPUに供給するClo
ckをReady Modeから変化させるSleep
Modeとの3Modeを有し、Active Mo
de→Ready Mode、Ready Mode→
Active Mode、Ready Mode S
leep Mode、Sleep Mode→Read
y Modeの変化が少なくとも可能でかつRESET
入力によりReady Modeに遷移する省電力制御
方式を用いることによって、少なくともプリンタ部への
データ受渡部分ではプリンタの状態を意識することなく
高速なデータの転送が可能で、かつプリンタにとっては
必要な時以外は停止しているか電源供給が無いため、大
幅な省エネルギーが可能となる。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
省電力状態のときに、プリンタの電源オフの指示を受け
付けることができ、省電力状態から復帰する際にプリン
タを初期化して復帰することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したパソコンを示す斜視図。
【図2】ホストPrinter間概略ブロック図。
【図3】プリンタIF部のブロック図。
【図4】複合制御UNITの内部ブロック図。
【図5】モード制御部の外部構成図。
【図6】PIO/IOレジスタ構成図。
【図7】PIF/IOレジスタ構成図。
【図8】PFM/IOレジスタ構成図。
【図9】PBJ/IOレジスタ構成図。
【図10】PPM/IOレジスタ構成図。
【図11】PST/IOレジスタ構成図。
【図12】HWR/IOレジスタ構成図。
【図13】プリンタRAM−PのPB及びIBのアドレ
ス領域図。
【図14】プリンタ内部ユニットの斜視図。
【図15】ホストのメモリー空間アドレスマップ。
【図16】ホストのIO空間アドレスマップ。
【図17】電源投入時のフローチャートを示す図。
【図18】POSTのフローチャートを示す図。
【図19】プリンタのCPU−Pの大まかな制御フロ
ー。
【図20】プリンタのCPU−Pの初期化処理制御フロ
ー。
【図21】プリンタのCPU−Pの省電力制御処理制御
フロー。
【図22】プリンタPMコントローラの変化図。
【図23】プリンタシステムとしての状態変化図。
【図24】実施例2のプリンタPMコントローラの変化
図。
【図25】実施例2のプリンタシステムとしての状態変
化図。
【符号の説明】
CPU−P プリンタ部の主制御をなすマイクロプロセ
ッサ PIO/IO パラレルIFアダプタ部のホスト側から
みえるIOレジスタ HWR/IO プリンタコントロール&ステータスポー
ト部でCPU−P側からみえるIOレジスタ PIF/IO IFデータ取り込み制御部でプリンタ側
からみえるIOレジスタ PFM/IO プリンタポート制御部でプリンタ側から
見えるIOレジスタ PBJ/IO BJヘッド/CM制御部でプリンタ側か
らみえるIOレジスタ PPM/IO プリンタPM部でプリンタ側からみえる
IOレジスタ PST/IO プリンタコントロール&ステータスポー
ト部でホスト側からみえるIOレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置全体を制御する主制御部とプリンタ
    を制御する印刷制御部とからなる情報処理装置の情報処
    理方法であって、 省電力状態のときに、プリンタの電源オフが指示された
    ことを保持する保持ステップと、 省電力状態から復帰する際に、前記保持ステップに電源
    オフが指示されたことが保持されている場合、プリンタ
    を初期化してから復帰し、前記保持ステップに電源オフ
    が指示されたことが保持されていない場合、プリンタを
    初期化することなく復帰する復帰ステップとを有するこ
    とを特徴とする情報処理方法。
  2. 【請求項2】 前記プリンタはインクジェットプリンタ
    であることを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  3. 【請求項3】 前記情報処理装置は、プリンタの電源オ
    フを指示するスイッチを有することを特徴とする請求項
    1記載の情報処理方法。
  4. 【請求項4】 前記省電力状態は、方法全体がサスペン
    ド状態であり、前記省電力状態から復帰するときは、方
    法全体がレジュームする時であることを特徴とする請求
    項1記載の情報処理方法。
  5. 【請求項5】 装置全体を制御する主制御部とプリンタ
    を制御する印刷制御部とからなる情報処理装置であっ
    て、 省電力状態であっても、プリンタの電源オフが指示され
    たことを保持可能な保持手段と、 省電力状態から復帰する際に、前記保持手段に電源オフ
    が指示されたことが保持されている場合、プリンタを初
    期化してから復帰し、前記保持手段に電源オフが指示さ
    れたことが保持されていない場合、プリンタを初期化す
    ることなく復帰する復帰手段とを有することを特徴とす
    る情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記印刷制御部に制御されるプリンタを
    有することを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 プリンタの電源オフを指示するスイッチ
    を有することを特徴とする請求項5記載の情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記省電力状態は、装置全体がサスペン
    ド状態であり、前記省電力状態から復帰するときは、装
    置全体がレジュームする時であることを特徴とする請求
    項5記載の情報処理装置。
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