JP3262355B2 - 情報処理方法及び装置 - Google Patents

情報処理方法及び装置

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JP3262355B2
JP3262355B2 JP34328791A JP34328791A JP3262355B2 JP 3262355 B2 JP3262355 B2 JP 3262355B2 JP 34328791 A JP34328791 A JP 34328791A JP 34328791 A JP34328791 A JP 34328791A JP 3262355 B2 JP3262355 B2 JP 3262355B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デバイスにデータを転
送する情報処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年における印字品位の向上にともな
い、ドット単位のグラフィクを取り扱った印字が要求さ
れるようになり、データの転送量が増大した。従来シス
テム機器における主制御部とプリンタ間のデータ転送に
おいては、その間を結ぶインターフェースI/Oを通じ
て行っていた。
【0003】通常、プリンタの印字処理速度は、データ
転送速度より遅く、また転送のオーバーフローを防ぐた
め、Busy及び、ACKなどの制御情報を用いてデー
タのハンドシェイクを行っていた。
【0004】さらに、プリンタ部やI/Oにメモリバッ
ハァを設けることによって、主制御部の処理及び転送時
間の効率化を計っていた。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】主制御部(ホスト
コンピュータ)がプリンタ部にデータを転送した場合、
主制御部は、オーバーフローしないよう、常に制御信号
を検出しなければならなかった。
【0006】従って、Busy信号がたとえディスイネ
ーブルされても、メモリの空容量を知りえないため、1
バイトのデータ転送ごとに制御信号を検出しなければな
らなかった。
【0007】そのため主制御部の実行効率が悪く、また
I/Oの高速化は意味がなかった。
【0008】以上の点に鑑み、本発明の目的は、デバイ
スに高速にデータを転送する情報処理方法及び装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の情報処理方法は、デバイスと接続された情
報処理装置の情報処理方法であって、デバイスの受信バ
ッファの空き容量に基づくデバイスに転送するデータの
量を認識する認識ステップと、前記認識ステップによる
認識されたデータの量になるまで所定量単位のデータを
デバイスのステータスを確認することなくデバイスに転
送する転送ステップとを有することを特徴とする。ま
た、本発明の情報処理装置は、デバイスの受信バッファ
の空き容量に基づくデバイスに転送するデータの量を認
識する認識手段と、前記認識手段による認識されたデー
タの量になるまで所定量単位のデータをデバイスのステ
ータスを確認することなくデバイスに転送する転送手段
とを有することを特徴とする。また、本発明の情報処理
装置は、受信バッファの空き容量をI/Oレジスタに書
き込むデバイスと、前記I/Oレジスタに書き込まれた
空き容量を認識する認識手段と、前記認識手段により認
識された空き容量に基づき前記デバイスにデータを転送
する転送手段とを有することを特徴とする。
【0010】
【実施例】図1は本発明の1実施例としての情報処理装
置としてのパーソナルコンピュータ(以下パソコンと略
す)を示す斜視図である。パソコン1は、装置本体10
1、キーボード102、表示部103を備える上カバー
104、およびデバイスの1例としてプリンタ2等の各
部によって構成される。上カバー104は、装置本体1
01に対して、その後縁の両端に設けられたヒンジ10
4aを介して回動可能に取り付けられている。これによ
り本装置の使用時には、上カバー104は、その回動に
よって表示部103が視易くなる位置まで開けられ、ま
た、不使用時は閉じられてカバーとして機能することが
できる。又、デバイスの1例として表示部103の表示
素子としては、表示部を薄く構成できることから液晶表
示素子が用いられる。
【0011】インクジェット方式の記録ヘッドを用いた
プリンタユニット2は表示部103の前方に配置され、
装置本体101内に収納されている。また、プリンタユ
ニット2は操作者が開閉可能な開口部(不図示)をも
ち、記録ヘッドの交換が可能なようになっている。
【0012】記録紙3はキーボード102の下部に設け
られた給紙口101aから挿入され、装置本体101内
を貫通する搬送路内を搬送されて装置後方の排紙口(不
図示)から排出される。キーボード102は装置本体1
01の両側に設けられたヒンジ102aを介して回動可
能に取り付けられている。これにより、封筒、ハガキ等
の比較的長さの短い記録紙を使用する場合もキーボード
102を上部に開き、記録紙3を搬送路内の奥に挿入す
ることができる。このように、キーボード102の下部
に記録紙3の搬送路が設けられているため、記録紙をセ
ットした状態でもキーボード102および表示部103
及びプリンタ操作SW105を用いた種々の操作が可能
である。
【0013】[Host−Printerの概略ブロッ
ク図]図2に、ホストコンピュータとプリンタの概略ブ
ロック図を示す。
【0014】まずホストコンピュータにおいては、主制
御をつかさどっているのが中央処理装置(CPU)であ
り、その基本的な制御を指示するのがBIOS ROM
(Basic Input Output Syste
m ROM)である。フロッピーディスク(FDD)や
ハードディスク(HDD)からフロッピーディスクコン
トローラ(FDC)やハードディスクコントローラ(H
DC)を経由してアプリケーションプログラムを読み出
し、システムメモリ(RAM)を利用してプログラムの
実行を行なう。この時、画面の表示方法としてはLCD
コントローラ(LCDC)を使って液晶(LCD)にキ
ャラクタ等の表示を行ない、キーボード(KB)からの
キー入力はキーボードコントローラ(KBC)を経由し
て行なわれる。ここで、数値演算プロセッサ(FPU)
はCPUに対して演算処理のサポートを行なうものであ
る。又、リアルタイムクロック(RTC)は現時点の経
過時間を示すものでシステム全体の電源が切られた状態
においても、専用バッテリーにより動作は行なわれる。
DMAコントローラ(DMAC)は、メモリ〜メモリ
間、メモリ〜I/O間、I/O〜I/O間において高速
にデータの転送を行なう為に、CPUの介在なしでデー
タ転送を行なう。割り込みコントローラ(IRQC)は
各I/Oからの割り込みを受け付け、優先順位に従って
処理を行なう。タイマ(TIMER)は、数チャンネル
のフリーランニングタイマを持ち、種々の時間管理を行
なう。その他に外部につながる、シリアルインターフェ
イス(SIO)、拡張ポート(PORT)や、ユーザに
動作状況を伝えるLEDがある。
【0015】一般にパソコンが持つ上記の各制御に加え
て、ノートブック型パーソナルコンピュータ(パソコ
ン)に於ては、ACアダプター/電池の少なくとも2電
源に対応する必要があり、特に電池使用時の省電力が必
要となり、以下の構成を有する。ELのインバータ回路
のon−off/FDDへの電源供給/HDDへの電源
供給/printer−off/RAM及びVRAM以
外のデバイスへの電源供給の各時間制御や、CPU等の
CLOCK制御、サスペンド/レジューム時の電源制御
手順等を制御するホストパワーマネージメント部(ホス
トPM部)と、ホストPM部の指示信号によりRAM及
びVRAMをサスペンド時とcpu−clock動作時
とで切り替えてrefreshするためのリフレッシュ
コントローラと、2次電池をチャージしながらホスト側
も駆動可能なチャージコントローラよりなる。
【0016】プリンタは、ホストコンピュータに対して
汎用のパラレルインターフェイスでつながる形になり、
I/Oポートのレジスタレベルでデータ送受信を行な
い、接続のイメージとしては外部プリンタとやり取りし
た時と同等となる。
【0017】[プリンタドライバの構成図]図3に、記
録ヘッドおよびヘッドドライバの構成を示す。
【0018】ここで、本例では吐出ユニットは64個の
吐出口を有するものとし、#1〜#64は吐出ユニット
に設けられた吐出口の位置に対応した番号を示すものと
する。R1〜R64はそれぞれ#1〜#64の吐出口に
対応して設けられた吐出エネルギ発生素子としての発熱
抵抗体である。発熱抵抗体R1〜R64は8個を単位と
したブロックに分割され、各ブロックに共通にコモン側
ドライバ回路のスイッチング用トランジスタQ1〜Q8
が接続される。トランジスタQ1〜Q8は、それぞれ制
御信号COM1〜COM8のオン/オフに応じ通電経路
をオン/オフする。なお、各発熱抵抗体R1〜R64へ
の通電経路に配置されたD1〜D64は逆流防止用のダ
イオードである。
【0019】各ブロック間で対応する位置にある発熱抵
抗体に対しては、セグメント側ドライバ回路のオン/オ
フ用トランジスタQ9〜Q16が接続される。トランジ
スタQ1〜Q16はそれぞれ制御信号SEG1〜SEG
8のオン/オフに応じて発熱抵抗体に対する通電経路を
オン/オフする。
【0020】図4は、斯かる構成によるヘッド駆動のタ
イミングチャートを示す。ヘッド走査方向上のある位置
において、コモン側制御信号COM8〜COM1が順次
オンされる。そのオンにより1つのブロックが選択され
て通電可能な状態になるので、選択されたブロック内に
おいて記録による画像に応じてセグメント側制御信号S
EG8〜SEG1をそれぞれオンまたはオフすることに
より、発熱抵抗体に選択的に通電が成され、発熱に応じ
てインクが吐出されてドット記録が行なわれる。
【0021】図5は、本発明が実施もしくは適用された
インクジェット記録方式を用いたプリンタユニット2の
内部構成を説明するための斜視図である。図1におい
て、5001はインクタンクであり、5012はそれに
結合された記録ヘッドである。5001のインクタンク
と5012の記録ヘッドで一体型の交換可能なカートリ
ッジを形成するものである。5014は、そのカートリ
ッジをプリンタ本体に取り付けるためのキャリッジであ
り、5003はそのキャリッジを副走査方向に走査する
ためのガイドである。
【0022】5001は、記録紙3を主走査方向に走査
させるためのプラテンローラである。5024は、プラ
テンローラを回転させるための紙送りモータである。な
お、キャリッジ5014には、記録ヘッド5012に対
して駆動のための信号パルス電流やヘッド温調用電流を
流すためのフレキシブルケーブル(図示せず)が、プリ
ンターをコントロールするための電気回路を具備したプ
リント板(図示せず)に接続されている。
【0023】さらに、上記構成のプリンタユニット2を
詳細に説明する。駆動モータ5013の正逆回転に連動
して駆動力伝達ギア5011、5009を介して回転す
るリードスクリュー5005の螺旋溝5004に対して
係合するキャリッジ5014はピン(不図示)を有し、
矢印a,b方向に往復移動される。5002は紙押え板
であり、キャリッジ移動方向にわたって紙をプラテン5
000に対して押圧する。5007、5008はフォト
カプラでキャリッジ5014のレバー5006のこの域
での存在を確認してモータ5013の回転方向切換等を
行うためのホームポジション検知手段である。5016
は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材502
2を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸引
する吸引手段であり、キャップ内開口5023を介して
記録ヘッド5012の吸引回復を行う。
【0024】5017は、クリーニングブレードで、5
019はこのブレード5017を前後方向に移動可能に
する部材であり、本体支持板5018にこれらは支持さ
れている。ブレードは、この形態でなく周知のクリーニ
ングブレードが本例に適用できることはいうまでもな
い。また、5021は、吸引回復の吸引を開始するため
のレバーで、キャリッジ5014と係合するカム502
0の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がク
ラッチ切換等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0025】すなわち、駆動モータ5013をキャリッ
ジ5014のホームポジションから逆回転することによ
り、動力伝達ギア5011を5010に切り替え(不図
示)、駆動モータ5013からの駆動力がカム5020
を介してレバー5021に伝わり、記録ヘッド5012
のキャッピングおよびクリーニング、吸引回復が行なえ
るように構成されている。
【0026】〔プリンタのブロック図〕図6にプリンタ
部の制御系の構成例を示すブロック図である。
【0027】ここでCPU−Pはプリンタ部の主制御を
なすマイクロプロセッサ形態のCPUであり、ホスト側
から後述のパラレルIFを介して得られるプリンタコマ
ンドやデータに基づいて所望の処理を実行する。ROM
−PはCPU−Pが実行する記録制御手順等に対応した
プログラム、キャラクタージェネレータ(CG)、その
他の固定データを格納するROM、RAM−Pはレジス
タとして用いるワーク領域、1ライン分の印字データを
格納する為のラインバッファ、ドットに再展開されたド
ット展開バッファ、パラレルIFからの受信バッファ等
の領域を有するRAM、TIMERで、RTC−Pは紙
送りモータ(FM)/ヒータ等の駆動相時間を得るため
のTIMER1−Pは回復動作の経過時間を知るための
RTC、また、IF転送制御/省電力制御/RAMアク
セス制御/プリンタ制御を合体させた複合制御UNIT
がCPU−PのBUSに接続されている。複合制御UN
ITからは各プリンタ駆動制御信号が出力され、FM駆
動回路/CM駆動回路/ヘッドドライバ/ヒータドライ
バではFM/CM/BJ−Head/ヒータ等の駆動レ
ベルに変換している。省電力制御信号として複合制御U
NITからVcc1P−off/Vcc2P−off/
Vp−offの電源コントロール信号と、入力信号とし
てPrinter−off/プリンタセンサ類/操作パ
ネル等を持つ。このうちPrinter−off信号の
アクティブからインアクティブの変化のみによってVc
c1−Pの電源供給がなされて、複合制御UNIT/C
PU−P/RAM−Pのみに電源供給が可能となる。ま
た、Vcc1P−offはPrinter−off信号
をプリンタの駆動状況に合わせて、変更したOFFタイ
ミングでVcc1Pなる電源を切ることができる。即ち
ヘッドがキャップオープン状態で電源が切れてしまい、
致命的な障害を及ぼすことがないのである。
【0028】図7は、プリンタにおける複合制御ユニッ
トの構成図を示していて、機能ブロックとしては、ホス
トとプリンタ間のデータのやり取りを行なうパラレルI
Fアダプタ、パラレルIFアダプタを介してRAM−P
上の受信バッファ(IB)にIFデータの格納を行なう
IFデータ取り込み制御部、CPU−PがIBに書き込
まれたIFデータを読み出すためのIBデータ読み出し
制御部、RAM−Pのリフレッシュ信号を発生するリフ
レッシュ制御部、RAM−P上の印字バッファ(PB)
から1行分のドット展開データを読み出してBJ−ヘッ
ド駆動信号を発生させながらキャリアモータの制御を行
い、FM/ヒータ/LED等を駆動するプリンタ制御部
と、IFデータ取り込み制御部とIBデータ読み出し制
御部とリフレッシュ制御部とプリンタ制御部とCPU−
Pの5つのアクセス要求に対して優先度別にアクセス権
をとり持つRAMアクセス制御部で構成される。
【0029】図8は、パラレルIFアダプタ(PIO/
IO)の構成を示していて、IFdata IFsta
tus IFcontrol IBblankの各レジ
スタから成り、このレジスタはホストコンピュータ側お
よびプリンタロジックの双方向から読み書きできるI/
Oレジスタ領域になっている。
【0030】IFdataは、ホスト側がプリンタに対
して印字制御コマンドや印字ドットデータを送出するた
めのデータレジスタであり、8ビット(1バイト)単位
でデータのやり取りが行なわれる。
【0031】IFstatusは、プリンタ側からホス
トに対してIFdataの受信受付状態を示すステータ
スレジスタで、1バイト単位のハンドシェイクを行なう
時のBusy/Ack信号と、プリンタエラーを示すE
rror信号を持つ。
【0032】IFcontrolは、ホスト側からプリ
ンタに対してIFdataを送信する為のコントロール
レジスタで、1バイト単位のハンドシェイクを行なう時
のData Strobe信号を持つ。
【0033】IBblankは、受信データバッファ領
域に於て空エリアのバイト数を示すレジスタである。
【0034】図9は、IFデータ取り込み制御部におけ
るプリンタ側から見えるIOレジスタ(PIF/IO)
の構成を示していて、IBstart IBend I
Bpoint1の各レジスタから成る。
【0035】図10は、IBデータ読み出し制御部にお
けるプリンタ側から見えるIOレジスタ(PIB/I
O)の構成を示していて、IBpoint2 IBst
atus IBdataの各レジスタから成る。
【0036】図11は、プリンタ制御部においてプリン
タ側から見えるIOレジスタ(PBJ/IO)の構成を
示す。
【0037】PBstart,PBend,PBpoi
nt,PBstatus,PB制御情報、CM相励磁信
号、FM相励磁信号、ヒータ駆動信号、LED制御信号
の各レジスタで構成される。
【0038】図12は、図6のRAM−P上でプリンタ
制御部が管理する印字バッファ(PB)と、IFデータ
取り込み制御部およびIBデータ読み出し制御部が管理
する受信バッファ(IB)のアドレス領域の配置を示し
ている。
【0039】印字バッファ領域は印字に必要なデータ領
域を設定するもので、図11に示したPBJ/IOレジ
スタを使って設定することができ、開始アドレス(PB
start)と終了アドレス(PBend)を設定する
ことにより、その範囲内でプリンタ制御部によって開始
アドレスから順番に印字データを読み出し、終了アドレ
スに至るまでRAM−Pから印字データを読み出し、ヘ
ッドドライバに制御信号を送出し印字を行ない、この時
の印字データアドレスポインタ(PBpoint)は現
在データ送出中のデータアドレスを示している。
【0040】受信バッファ領域も同様に、受信に必要な
データ領域を設定するもので、図9に示したPIF/I
Oレジスタを使って設定することができ、開始アドレス
(IBstart)と終了アドレス(IBend)を設
定することで、IFデータ取り込み制御部によって開始
アドレスから終了アドレスに至るまでの範囲を順番に、
ホスト側から送られてくるデータ(IFdata)をR
AM−P上に書き込み、終了アドレスを過ぎると再度開
始アドレスに戻って同様に書き込み動作を行なうと共
に、この時のIBpoint1は現在データ受信済にな
っていて最後に書き込まれているデータアドレスを示し
ている。
【0041】同時にプリンタ側のCPU−Pは、図10
に示したPIB/IOの情報に基づきIBdataレジ
スタを読み出す事により、IBデータ読み出し制御部に
よって受信バッファに取り込まれている受信データが開
始アドレスから終了アドレスまで順番に読み出され、終
了アドレスを過ぎると再度開始アドレスに戻って同様に
読み出し操作が行われ、CPU−Pは読み出した受信デ
ータを印字データに変換して印字バッファ領域に書き込
む操作を行なう。
【0042】この時のIBpoint2はIBデータ読
み出し制御部により既に読み出されている受信データの
アドレスを示していて、IBpoint1の値を越える
まで読み出し操作は行なわれる。
【0043】読み出したデータが有効であるかを示すの
がステータスレジスタ(IBstatus)のData
Validフラグで、このフラグが”1”だった時はI
Bdataが無効であり既に残っている受信データはな
いことを示し、IBstatusをワードアクセスでI
Bdataと同時に読み出すことにより、データの読み
出しと同時にValidフラグを確認することができ
る。
【0044】IBblankは、図8に示したPIO/
IOレジスタの一つで、IBstartとIBendに
よって設定された受信バッファ領域において、受信デー
タの取り込まれていない空バイト数を示しているレジス
タである。
【0045】すなわち、IBpointlからIBpo
int2の領域に受信データが格納されているので、設
定された受信バッファ領域から受信データが格納されて
いる領域を引いたものが、IBblankの値となる。
【0046】図13は、IBアクセスアドレスを生成す
るブロックとIBブランクレジスタの値を算出するブロ
ックを示す構造図であり、IBに受信データを書き込む
ためのIBWRアドレスを生成するIBWRカウンタ、
IB内に書き込まれているデータを読み出すためのIB
RDアドレスを生成するIBRDカウンタ、IBWRア
ドレスとIBRDアドレスを比較し受信データがまだ残
っているかを判別するコンパレータ、及び受信データが
取り込まれていない領域を算出するIBBNKカウンタ
で構成される。
【0047】IBWRアドレスはIFcontrolレ
ジスタのDataStrobe信号によりUPカウント
され、IBRDアドレスはIBdataの読み出しアク
セスによりUPカウントされ、IBWRアドレスとIB
RDアドレスは、RAMアクセス制御部によって優先度
別にRAM−Pにアクセスされる。
【0048】コンパレータによる出力は、IBstat
usレジスタにおけるDataValedフラグにな
り、IBpoint2の値がIBpointlの値を越
えた時に初めて”1”になり、IBdataの読み出し
を禁止して読み出したデータが無効であることをCPU
−Pに知らせる。
【0049】IBBNKは、DataStrobe信号
によりUPカウントすると共に、IBdataRD信号
によりDOWNカウントし、双方のアドレスが等しい時
にIBendからIBstartのアドレスを引いた値
になるように設定することで、IB領域の残りの空バイ
ト数を加減算カウントするカウンタである。
【0050】IBBNKの値はIBblankレジスタ
にそのまま出力されるので、ホスト側がデータ転送を行
なう時にIBblankの値を見てデータ転送量を決定
し、印字データをブロック単位で一気に転送することが
できる。
【0051】図14は、ホスト側に於けるデータ転送処
理のフローチャートを示していて、先ず初めにIBbl
ankの値を読み出し、空容量を把握した所で一気に設
定したバイト数のデータをプリンタ側に転送する。
【0052】即ち、ホスト側は1バイト単位でのプリン
タ側のステータスを確認する必要がなく、受信バッファ
の空容量サイズによって転送量を決めることにより、一
度に多量のデータを転送することが可能となる。
【0053】尚、本発明は、特にインクジェット方式の
記憶方式での実施例について説明したが、プリンタの種
類や記録方式を選ばないことは自明である。
【0054】加えて、本発明は、ホストとプリンタが一
体構造になった実施例についてのみ説明を加えたが、ホ
ストとプリンタが同一の電池駆動源である分離型の構成
においても同様に実現することができる。
【0055】さらに、ホストをパーソナルコンピュータ
を主体として説明を加えたが、プリンタ部が独立して制
御できる構造であれば、日本語ワードプロセッサやシス
テム手帳等の、外部インターフェイスの接続によりデー
タ転送するものや、BUSを介してデータ転送を行うも
のであっても、コミュニケーションがとれるものであれ
ば装置を選ばない。
【0056】〔第2の実施例〕図15は、残量検出方法
をプリンタコントロール用のCPUでソフトウエア残量
検出行なった第2の実施例である。
【0057】図16の検出フロールーチンをプリンタコ
ントロールプログラムに付加することによって、検出器
のハードウエアを省略したデータ転送方式が実現でき
る。
【0058】従来のプリンタ制御用CPUは、BUSY
ビットを発生させるために、プリンタバッファの容量を
管理していた。
【0059】この第2の実施例は、この容量情報を利用
したもので、図16のサブルーチンは、前述した容量情
報をIBblankレジスタに書き込むものである。
【0060】〔第3の実施例〕図17は第3の実施例で
のPIO/IOレジスタであり、これは第1の実施例図
7のPIO/IOに於るIFdataレジスタをFIF
O構造にし、残量検出機能をインターフェース回路のレ
ジスタにまで拡張したものである。
【0061】特に、高速処理の可能なプリンタ制御部を
持つ場合、1バイトごとのハンドシェイクを行なう必要
が無くなり、無駄なCPUサイクルを省略することがで
き、高速データ転送を可能にする。
【0062】〔第4の実施例〕図18は、表示装置のイ
ンターフェースに適用した第4の実施例である。システ
ム全体の制御を司るMAIN CPUは、MPUインタ
ーフェース PI0/IOを通じて表示装置CRTを制
御している。
【0063】図19は、図18におけるPIO/IOを
示していて、画像データやコマンドを受け取るFIF
O、表示器や表示コントローラの状態を示すstatu
sレジスタ、FIFOの残量状態を示すFIFObla
nkレジスタ、表示器のタイミングコントロールを制御
するDISPLAYcontrolレジスタからなる。
【0064】これらのレジスタは、表示データの変換や
演算を行なう描画コントローラ、画面分割やカーソルを
制御する表示コントローラとCRTの同期信号を制御す
るタイミングコントローラ等を制御している。
【0065】CRT I/Fは、上述したコントローラ
のシグナルを合成し、表示イメージを記憶するfram
e buffer,dot shifterとCRT等
を制御している。
【0066】このようなシステムにおいて、MAIN−
CPUは、大量のコマンド及びグラフィックデータをF
IFOレジスタに転送する必要があるが、限られたFI
FOの残量情報をFIFOblankレジスタから知る
ことによってCPUの効率を上げることができ、またデ
ータの高速転送が可能になる。
【0067】〔第5の実施例〕図20は残量情報をブロ
ック化する時において、そのブロックの大きさを可変に
出来るようにした第5の実施例である。
【0068】BLOCKblankレジスタは、第1の
実施例で説明した他のレジスタと同様に双方向からの読
み書きできるレジスタである。
【0069】このレジスタは、図21で示されたよう
に、シフトレジスタ部をコントロールし、残量情報をB
LOCKblankレジスタの内容に従ってデータをシ
フトする。このレジスタの書き込まれたデータをNとし
た時、このシフトされたデータ(残量情報)は、2のN
乗のブロックを単位とした残量となる。
【0070】このブロックを単位とした残量をIBbl
ankレジスタに書き込むことによって、主制御部に対
して変換された残量情報を示すことができる。
【0071】このように、新たにブロック単位情報用レ
ジスタとシフトレジスタを設けることによって、残量情
報を任意に変換させることができ、変換情報に従って転
送情報ブロック化が可能となる。
【0072】その結果、CPUの効率及び、データの高
速転送を可能にすることができる。
【0073】以上詳述したように、本発明により主制御
を行う情報信号手段と印字を行う印字制御手段におい
て、前記主制御手段と前記印字制御手段間を繋ぐデータ
及びコマンド転送用の転送手段と、前記印字制御手段内
に転送されたデータを一時的に格納する記憶手段と、前
記格納データ記憶手段の残量検出手段を有し、前記主制
御手段に対して前記残量情報を出力することにより、主
制御部の実行効率を上げ、またI/Oの高速化を実現す
る情報処理装置およびデータ転送方式を提供することが
できた。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
情報処理装置は、デバイスに高速にデータを転送するこ
とができる。
【0075】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したパソコンを示す斜視図。
【図2】ホストープリンタ間概略ブロック図。
【図3】記録ヘッドおよびヘッドドライバの電気的構成
図。
【図4】ヘッド駆動回路のタイミング図。
【図5】プリンタ内部ユニットの斜視図。
【図6】プリンタIF部のブロック図。
【図7】複合制御ユニットの内部ブロック図。
【図8】PIO/IOレジスタの構成図。
【図9】PIF/IOレジスタの構成図。
【図10】PIB/IOレジスタの構成図。
【図11】PBJ/IOレジスタの構成図。
【図12】RAM−Pアドレスマップ。
【図13】IBアクセスアドレス及びIBブランク算出
回路の構成図。
【図14】ホストコンピュータにおけるデータ転送フロ
ーチャート。
【図15】複合制御ユニットの内部ブロック図。
【図16】残量検出フローチャート。
【図17】FIFOを使ったPIO/IOレジスタ構成
図。
【図18】CRTシステム構成図。
【図19】CRTシステム用PIO/IOコントロール
レジスタ構成図。
【図20】BLOCK機能を持たせたPIO/IOレジ
スタ構成図。
【図21】BLOCK機能を持たせた複合制御ユニット
のブロック図。
【符号の説明】
CPU−P プリンタ部の主制御を行うCPU PIF/IO IFデータ取り込み制御部におけるプリ
ンタ側から見えるI/Oレジスタ PIO/IO パラレルIFアダプタ PBJ/IO プリンタ制御部において、プリンタ側か
ら見えるIOレジスタ PIB/IO IBデータ読み出し制御部におけるプリ
ンタ側から見えるIOレジスタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−166511(JP,A) 特開 平3−259325(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デバイスと接続された情報処理装置の情
    報処理方法であって、 デバイスの受信バッファの空き容量に基づくデバイスに
    転送するデータの量を認識する認識ステップと、 前記認識ステップによる認識されたデータの量になるま
    で所定量単位のデータをデバイスのステータスを確認す
    ることなくデバイスに転送する転送ステップとを有する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  2. 【請求項2】 前記デバイスは、プリンタを含むことを
    特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  3. 【請求項3】 前記デバイスは、受信バッファの空き容
    量を前記情報処理装置からみえるI/Oレジスタに書き
    込むことを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  4. 【請求項4】 デバイスの受信バッファの空き容量に基
    づくデバイスに転送するデータの量を認識する認識手段
    と、 前記認識手段による認識されたデータの量になるまで所
    定量単位のデータをデバイスのステータスを確認するこ
    となくデバイスに転送する転送手段とを有することを特
    徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記デバイスは、プリンタを含むことを
    特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記デバイスは、受信バッファの空き容
    量を前記情報処理装置からみえるI/Oレジスタに書き
    込む手段を有することを特徴とする請求項5記載の情報
    処理装置。
  7. 【請求項7】 受信バッファの空き容量をI/Oレジス
    タに書き込むデバイスと、 前記I/Oレジスタに書き込まれた空き容量を認識する
    認識手段と、 前記認識手段により認識された空き容量に基づき前記デ
    バイスにデータを転送する転送手段とを有することを特
    徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記デバイスは、プリンタを含むことを
    特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 デバイスの受信バッファの空き容量に基
    づくデバイスに転送するデータの量を認識する認識手段
    を有し、 前記転送手段は、前記認識手段による認識されたデータ
    の量になるまで所定量単位のデータをデバイスのステー
    タスを確認することなくデバイスに転送することを特徴
    とする請求項7記載の情報処理装置。
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