JP3226838U - 壁掛けカレンダー - Google Patents

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木村 文雄
文雄 木村
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Abstract

【課題】ユーザーがメモの記録や確認をしたい日付欄が含まれる本体シートを探し出し易くし、日付欄のメモ領域を利用し易い壁掛けカレンダーを提供する。【解決手段】複数の日付欄22が日付順に配列して設けられた複数の本体シート21と、日付欄が暦順に連続するように複数の本体シートを重ね合わせて上端13aで連結した連結部11と、を備え、日付欄のそれぞれにメモ領域22bが設けられている壁掛けカレンダー10であり、複数の本体シートの下端13bにおける左右の両隅部又は一方の隅部13cに、符号が記載された着色領域を有して各本体シートを特定可能なシート表示部25が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、複数のシートが重ね合わされた壁掛けカレンダーに関する。
従来から複数のシートが重ね合わされて上端で連結された壁掛けカレンダーが多用されている。壁掛けカレンダーの各シートには、それぞれ日付欄が日付順に配列して設けられており、例えば1ヶ月分の日付欄が縦又は横に連続して配置されていたり、1週間毎に改行して配置されていたりする。
このような壁掛けカレンダーとして、種々の事項を記載できるように十分な大きさのメモ領域が日付欄毎に設けられた実用的なものが知られている。このような壁掛けカレンダーでは、例えば複数のシートの中からユーザーがメモを書き込みたい特定の日付欄を含むシートを探して広げ、当該日付欄のメモ領域に各種の事項を記載することができる。その後必要により、特定した日付欄を含むシートを探して広げることで、日付欄のメモ領域に記載した事項を確認することができる。
下記特許文献1、2では、各シートの下端側に月番号が記載されていた。そのため例えば7月15日の日付欄を検索したいときは、各シートを捲り上げて7月を示すシートを探す際、仮に本月が4月である場合は、下端側の月番号を確認しながら探すことができ、7月の表示シートを特定し易く、日付欄から15日を見つけやすくなっていた。
特許第5863935号公報 実開平07−7957号公報
しかしながら、特許文献1の壁掛けカレンダーでは、複数のシートの下端部を1枚毎に異なる形状に突出させて月番号を記載しているため、各シートの形状が複雑で、作製に手間を要し、コストが嵩むなどの課題があった。
また特許文献2記載の壁掛けカレンダーでは、各シートのサイズが大きいと、壁掛け状態で例えば7月15日の日付欄を含むシートを探す際、各シートを両手で支持して順番に大きく広げて上方に捲り上げつつ、各シートの下端に記載された月番号を確認する必要があるため、特定の日付欄を含むシートを探すのに手間を要するなどの課題があった。
そこで本考案では、任意に特定される日付欄が含まれる本体シートを簡単に捲ることで探し易くして日付欄のメモ領域を利活用し易くした壁掛けカレンダーを提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本考案の壁掛けカレンダーは、複数の日付欄が日付順に配列して設けられた複数の本体シートと、日付欄が暦順に連続するように複数の本体シートを重ね合わせて上端で連結した連結部と、を備え、日付欄のそれぞれにメモ領域が設けられている壁掛けカレンダーにおいて、複数の本体シートの下端における左隅部又は右隅部或いは両隅部に、各本体シートを特定可能なシート表示部を設けた構成でなる。
本考案の壁掛けカレンダーは、シート表示部が、所定形状の着色領域と着色領域に記載された符号とを有し、着色領域は、隅部の頂点から連続した下縁の一部と側縁の一部とを用いて所定形状に形成される。
本考案の壁掛けカレンダーにおいて、各本体シートには、ひと月分の日付欄からなる日付表示部が設けられ、シート表示部には、重ね合わされた本体シートの頁番号、又は月を示す番号が表示される。ひと月分の日付表示部は、1枚のシートに単月分が表示されてもよく、上下または左右に複数月分が表示されてもよい。
本考案の壁掛けカレンダーにおいて、好ましくは、各本体シートにひと月分の日付欄からなる日付表示部が設けられ、複数の本体シートの最表面には表紙シートが重ね合わされ、表紙シートには縦及び横の寸法が55%以上85%以下の範囲で縮小された日付表示部がブランク状態で設けられるとともに、日付表示部とは異なる位置に表紙表示部が設けられる。
本考案の壁掛けカレンダーによれば、各本体シートの日付欄毎にメモ領域が設けられているので、ユーザーは、本体シートを目的の月まで捲って、特定の日付欄に予定や行事或いは注意事項などのメモを記載したり確認したりして利活用できる。その際、各本体シートを特定するためのシート表示部が各本体シートの下端の左隅部又は右隅部又は両隅部に設けられているので、ユーザーは、重ね合わされた複数の本体シートを大きく広げることなく、その下端隅部だけを僅かに捲るだけで、各本体シートのシート表示部を確認して、ユーザーが意図する所望の日付欄を含む本体シートを探し出すことができる。
特に各本体シートのシート表示部が下端の側縁側となる隅部に設けられているため、各本体シートを大きく捲り上げることなく、各本体シートの下端における一方の隅部だけを僅かに捲ることで所望の本体シートを探し出すことができる。このため、各本体シートのサイズが大きく下端の幅が広くても、一方の隅部だけを捲るため、極めて容易に所望の本体シートを探し出すことができ、例えば片手の手指だけでも探すことが可能である。
このようにして、ユーザーは本体シートの目的の日付欄が特定された月を探し出し易く、目的の日付欄にいち早くたどり着いて、メモ領域への書き込みや確認が直ちに利用できる壁掛けカレンダーを提供することができる。
本考案の壁掛けカレンダーにおいて、シート表示部が、所定形状の着色領域と、着色領域に記載された数字と、を有していれば、着色領域を目印に各本体シートのシート表示部の位置を把握でき、各本体シートのシート表示部を容易に確認し得る。特に着色領域が隅部の頂点から連続した下縁の一部と側縁の一部とを用いて所定形状に形成されているので、シート表示部を確認する際、各本体シートを捲る範囲を着色領域により把握し易いことに加え、各本体シートを捲るときに手指で支える位置となる下端の隅部における頂点、下縁、及び側縁を明確に表示できる。そのためユーザーは目的の日付欄が特定された月の本体シートを一層探し出し易くすることができる。
本考案の壁掛けカレンダーにおいて、各本体シートにはひと月分の日付欄からなる日付表示部が設けられ、シート表示部に重ね合わされた本体シートの頁番号が表示されていれば、連続した番号でシート表示部を表示できる。そのためユーザーは目的の日付欄が特定された月の本体シートを探す際、捲る本体シートの重ね合わせの位置を把握し易く、複数の本体シートから特定の本体シートに辿り易い。
本考案の壁掛けカレンダーには、各本体シートにはひと月分の日付欄からなる日付表示部が設けられ、重ね合わされた複数の本体シートの最表面にさらに表紙シートが重ね合わされ、しかも、この表紙シートに日付表示部が縮小して設けられ、日付表示部とは異なる位置に表紙表示部が設けられていてもよい。この場合は、複数の本体シートに設けられた日付表示部の見本が表紙シートに表示されるので、ユーザーがカレンダーを購入する際に、1月から12月までの月ごとの日付表示部のデザインを含む全体的なレイアウトが表紙シートを見るだけで一見して把握でき、カレンダー購入の目安とすることができるとともに、タイトルや各種説明等の表紙表示部を見やすく表示できる。
特に表紙シートの日付表示部が縦及び横の寸法を55%以上85%以下の範囲で縮小して設けられていると、表紙シートに表紙表示部を十分な大きさで表示しつつ、その中の日付表示部を過剰に小さくすることなく表示できる。そのため表紙シートにより内部の日付表示部を違和感なく把握でき、カタログやインターネット等にも展示し易い。
しかも縦及び横の寸法を55%以上85%以下の範囲で縮小された日付表示部がブランク状態で表示されているので、表紙シートの日付表示部を単なる見本としてだけでなく、各本体シート内部の日付表示部と同様に有効に使用できる。従って、11月など年末に次年度のカレンダーを購入する場合、例えば本年度の12月の日付表示部もメモ記入などに利用でき、表紙シートを有効に活用できて、展示しやすい壁掛けカレンダーを提供することができる。
本考案の第1実施形態に係る壁掛けカレンダーにおいて、1月の本体シートの正面図である。 第1実施形態に係る壁掛けカレンダーの表紙シートの正面図である。 第1実施形態に係る壁掛けカレンダーの後面シートの正面図である。 第1実施形態に係る壁掛けカレンダーのシート表示部を示す部分拡大図である。 第2実施形態に係る壁掛けカレンダーにおいて1月の本体シートの正面図である。 第2実施形態に係る壁掛けカレンダーの表紙シートの正面図である。 第2実施形態に係る壁掛けカレンダーの後面シートの正面図である。 第2実施形態に係る壁掛けカレンダーの使用途中の状態を示す正面図である。
[第1実施形態]
以下、本考案の実施形態について図を用いて詳細に説明する。
図1〜図4は第1実施形態の壁掛けカレンダー10を示す。
第1実施形態の壁掛けカレンダー10は、図1に示す複数の本体シート21を重ね合わせた本体シートの束20と、本体シートの束20の最表面に重ね合わせた図2に示す表紙シート30と、本体シートの束20の最後面に重ね合わせた図3に示す後面シート40と、を備えている。
複数の本体シート21と表紙シート30と後面シート40は、いずれも同一の四角形状の紙片からなり、上縁21a、下縁21b、左右の側縁21cを揃えて前後に重ね合わせた状態で、上端13aの連結部11で一体に連結されている。
本体シートの束20は、本実施形態では12カ月分に対応する12枚の本体シート21からなり、図1に示すように、各本体シート21には複数の日付欄22が日付順に配列して設けられており、ひと月分の日付欄22が暦に従って配列されることにより日付表示部23が形成されている。12枚の本体シート21は日付欄22が暦順に連続するように順次重ね合わされている。
各本体シート21には、下端13bにおける隅部13cに各本体シート21を特定するシート表示部25が設けられている。シート表示部25は、図4に示すように、各本体シート21の下端13bにおける隅部13cに所定形状に設けられた着色領域25aと、着色領域25aの範囲内に反転文字で記載された数字25bと、を有している。本実施形態の着色領域25aは、本体シート21の左下端13bの左隅部13cにおける頂点13eと、頂点13eから連続した本体シート21の下縁21bの一部と、頂点13eから連続した本体シート21の側縁21cの一部と、を用いた三角形状に形成されて、左隅部に形成されているが、右隅部に形成されていてもよく、或いは、左右両隅部に形成されてもよい。
着色領域25aの範囲内に記載された符号、本実施形態では数字25bは、本例では重ね合わされた状態の複数の本体シート21の表面側からのページ番号となっている。数字25bの代わりに又は数字25bとともに他の文字、記号、絵等を、本体シート21毎に互いに異なるように設けることも可能である。数字25bは全体が着色領域25a内に配置される。本考案で、シート表示部25に付す「符号」とは、数字、文字、記号、絵柄等の何れか又は組合せを含む概念として用いている。また、ページ番号に代えて、該当する月数に対応する1〜12の月数字や、1月から順に「Jan」「Feb」「Mar」などの英文字を付すようにしてもよい。シート表示部25は重ね合わされた全てのシート21,30,40に表面側から連続して設けていてもよいが、本実施形態では、本体シートの束20及び後面シート40に連続して設けている。
各本体シート21の日付表示部23は、ひと月分の日付欄22を横方向に配列して1週間単位で改行した表形状に形成されている。本実施形態の本体シートの束20には、1月分の日付表示部23が設けられた本体シート21から12月分の日付表示部23が設けられた本体シート21までが含まれているが、図1には、1月分の本体シート21を代表例として示している。
日付欄22のそれぞれには、日付を示す日付数字22aと、その下段にメモ領域22bとが設けられている。各メモ領域22bには、それぞれ3本以上の罫線22cが略均等の間隔で設けられている。日曜日及び祝日の日付欄22と土曜日の日付欄22には互いに異なる淡色で着色され、平日と区別されている。さらに本実施形態の各日付欄22には、六曜、二十四節気、雑節、主な月齢、三隣亡などが記載されている。
各本体シート21における日付表示部23と連結部11との間には、当月月数27と、当月月数27の左隣に配置された前月分の縮小カレンダー28と、当月月数の右隣に配置された当月後の3カ月分の縮小カレンダー28と、が表示されている。そのため各本体シート21には、当月分の大きな日付表示部23を含めて合計5カ月分の暦が記載されている。
本実施形態の各本体シート21の日付表示部23はいずれも同じ大きさに設けられている。また各本体シート21に対する日付表示部23のサイズは、特に制限されるものではないが、本実施形態では日付表示部23の横幅及び縦の長さがいずれも本体シート21の横幅及び縦の長さの60%以上、好ましくは65%以上とされている。
表紙シート30は、本体シートの束20の最表面に重ね合わされている。表紙シート30には、図2に示すように、各本体シート21に設けられた日付表示部23と略同じ形状を有して各本体シート21より縮小された日付表示部23Aと、日付表示部23とは異なる位置に配置されてタイトルや各種説明等の表紙に必要な事項を表示する表紙表示部31と、が設けられている。
表紙シート30には、本体シートの束20の最表面に設けられた日付表示部23の前月分の日付表示部23Aが設けられている。本実施形態では、本体シートの束20の最表面に1月分の日付表示部23が設けられ、表紙シート30には前年の12月分の日付表示部23Aが設けられている。
表紙シート30の日付表示部23Aは、本体シート21の日付表示部23を縮小した相似形状であってもよいが、本実施形態では、外観品質等の観点から横幅と縦の長さとをそれぞれ異なる割合で縮小した縮小形状にしている。
この表紙シート30の日付表示部23Aは、大きさ以外は本体シート21の日付表示部23と全て同一に形成されていて、日付表示部23Aの各日付欄22のメモ領域22bは全てブランク状態で設けられている。そのため日付表示部23Aのメモ領域22bは、本体シート21の日付表示部23のメモ領域22bと同様に有効に活用することが可能である。
表紙シート30の日付表示部23Aの縮小率は、特に制限されるものではないが、本実施形態では縦及び横の寸法が、本体シート21の日付表示部23の各寸法に対して55%以上85%以下の範囲とされている。表紙シート30の日付表示部23Aが過剰に大きいと、表紙シート30における残部の領域が狭くなり、表紙表示部31が小さくなる。一方、表紙シート30の日付表示部23Aが過剰に小さいと、各日付欄22のメモ領域22bが小さくなり、本体シート21の日付表示部23のメモ領域22bと同様に使用することが困難になる。
例えば、表紙シート30の日付表示部23Aの縦寸法を本体シート21の日付表示部23の縦寸法の約62.5%として、本実施形態の壁掛けカレンダー10を作製しところ、本体シート21の各日付欄22のメモ領域22bの罫線22c間の間隔が約8mm、表紙シート30の各日付欄22のメモ領域22bの罫線22cの間隔が約5mmとなった。この壁掛けカレンダー10を部屋の壁に掛け、日付欄22のメモ領域22bの罫線22c間に文字を記載し、表紙シート30の日付欄22のメモ領域22bの罫線22c間に同じ文字を記載したところ、部屋の中心付近からいずれも読み取ることができた。
ところが日付表示部23Aをより縮小することで、日付表示部23Aの縦寸法を本体シート21の日付表示部23の縦寸法に対して約40%として表紙シート30を作製したところ、各日付欄22のメモ領域22bの罫線22cの間隔は約3.2mmとなった。この表紙シート30を有する壁掛けカレンダー10を同じ部屋の壁に掛け、日付欄22のメモ領域22bの罫線22c間に上記と同じ文字を記載したところ、壁から約2mの位置では読み取ることが困難であった。
後面シート40は、本体シートの束20の最後面に重ね合わされている。後面シート40には、本体シート21の日付表示部23とは異なる形状を有し、ひと月分の日付欄22が1週間単位で改行して配列した表形状の簡易日付表示部23Aが、上中下段にそれぞれ3カ月分設けられている。
この後面シート40の下端13bにおける隅部13cには、本体シートの束20と同様のシート表示部25が設けられ、着色領域25aには本体シートの束20から連続する数字25bが記載されている。
連結部11は、12枚の本体シート21と表紙シート30と後面シート40とを上端13aの全幅で一体に連結している。本実施形態の連結部11は、特に制限されるものではないが、全シート21,30,40の上端13aを全幅にわたり接着により一体化したものである。
連結部11から各シート21,30,40を順次分離して除去することができるように、連結部11と日付表示部23,23A等が設けられた残部との間には、連結部11に沿ってミシン目が設けられている。
さらに連結部11には、壁に掛けるための吊下げ孔や吊り具等が設けられているが詳細な図示は省略する。
次に本実施形態の壁掛けカレンダー10の使用方法について説明する。この壁掛けカレンダー10は、連結部11に設けられた図示しない吊下げ孔や吊り具等を用いて壁に掛け下げて使用される。
使用時には、まず表紙シート30の日付表示部23Aに対応したひと月間は表紙シート30を表面に配置して使用する。その後、月が変わるたびに最も表面側のシート21,30を、順次、連結部11から分離除去することで、各本体シート21の日付表示部23を露出させて使用する。
使用期間中に、ユーザーは目的の日付欄22に、メモを記載したり、記載したメモを確認したりするときには、その都度、表紙シート30や本体シート30を捲り、任意に特定された日付欄22を有する表紙シート30の日付表示部23Aや本体シート21の日付表示部23を露出させて、記載や確認を行って使用することができる。
次に、本実施形態の壁掛けカレンダー10における作用効果について説明する。
この壁掛けカレンダー10によれば、各本体シート21の日付欄22毎にメモ領域22bが設けられているので、ユーザーは目的の日付欄22が含まれる本体シート21を露出させてメモを記載したり確認したりして使用できる。その際、各本体シート21を特定するためのシート表示部25が各本体シート21の下端13bの隅部に設けられているので、重ね合わされた複数の本体シート21下端13bの隅部だけをわずかに捲るだけで、各本体シート21のシート表示部25を確認して、目的の日付欄22が含まれる所望の本体シート21を探すことができる。
特に、各本体シート21のシート表示部25が下端13bの側縁21c側となる隅部13cに設けられているため、各本体シート21を大きく捲り上げることなく、各本体シート21の下端13bにおける一方の隅部13cだけを捲ることで所望の本体シート21を探すことができる。各本体シート21が大きくて下端13bの幅が広くても、一方の隅部13cだけを捲るため、容易に所望の本体シート21を探し出すことができ、例えば片手の手指で探すことも可能である。よって、ユーザーが目的の日付欄22が含まれる本体シート21を探し易く日付欄22のメモ領域22bを利用し易い壁掛けカレンダー10を実現できる。
また本実施形態の壁掛けカレンダー10によれば、シート表示部25が、所定形状の着色領域25aと着色領域25aに記載された数字25bとを有しているので、着色領域25aを目印にして各本体シート21のシート表示部25の位置を把握でき、各本体シート21のシート表示部25を確認し易い。
特に着色領域25aが隅部13cの頂点13eから連続した下縁21bの一部と側縁21cの一部とを用いて所定形状に形成されているので、シート表示部25を確認する際、各本体シート21を捲る範囲を着色領域25aにより把握し易いことに加え、各本体シート21を捲るときに手指で支える位置となる隅部13cの頂点13e、下縁21b、及び側縁21cを明確に表示できる。そのためユーザーは目的の日付欄22が含まれる本体シート21をより探し出し易い。
本実施形態の壁掛けカレンダー10によれば、各本体シート21にはひと月分の日付欄22からなる日付表示部23が設けられ、シート表示部25には重ね合わされた本体シート21の頁番号又は月番号となる数字25bが表示されているので、連続した番号でシート表示部25を表示でき、ユーザーは目的の日付欄22が含まれる本体シート21を探す際、捲る本体シート21の重ね合わせた中での位置を把握でき、複数の本体シート21から特定の本体シート21を探し易い。
また本実施形態の壁掛けカレンダー10によれば、本体シートの束20の最表面に重ね合わされた表紙シート30に日付表示部23が縮小して設けられ、日付表示部23Aとは異なる位置に表紙表示部31が設けられているので、各本体シート21に設けられた日付表示部23の見本を表紙シート30に表示できるとともに、タイトルや各種説明等の表紙表示部31を見やすく表示できる。
特に各本体シート21の日付表示部23が、縦及び横の寸法を55%以上85%以下の範囲に縮小して表紙シート30に設けられているので、表紙シート30に表紙表示部31を十分な大きさで表示しつつ内部の日付表示部23を過剰に小さくすることなく表示できる。そのため表紙シートにより内部の日付表示部23を違和感なく把握でき、カタログやインターネット等にも展示し易い。
しかも縦及び横の寸法を55%以上85%以下の範囲で縮小した日付表示部23Aがブランク状態で表示されているので、表紙シート30の日付表示部23Aを単なる見本としてだけでなく、各本体シート21の日付表示部23と同様に有効に活用することが可能である。
[第2実施形態]
次に、本考案の第2実施形態について説明する。
図5〜図8は第2実施形態の壁掛けカレンダー10を示す。第2実施形態の壁掛けカレンダー10は、第1実施形態と同様に、図5に示す複数の本体シートの束20と、図6に示す表紙シート30と、図7に示す後面シート40と、を備えている。
本体シートの束20は、12カ月分に対応する12枚の本体シート21からなり、各本体シート21には第1実施形態と同様に、ひと月分の日付欄22を暦に従って配列した日付表示部23が設けられ、暦順に重ね合わされている。日付欄22のそれぞれには、同じく日付数字22aとメモ領域22bとが設けられている。また各本体シート21の下端13bにおける隅部13cには、第1実施形態と同じシート表示部25が設けられている。日付表示部23と連結部11との間には、第1実施形態と同様に当月の月数27と、月数27の両側に前1カ月分及び後3カ月分の縮小カレンダー28とが表示されている。
第2実施形態の表紙シート30は、各本体シート21と同じサイズに形成されていて、本体シートの束20の最表面に重ね合わされている。この表紙シート30には、タイトル等を含む表紙表示部31と前年の12月分の日付が配列して記載された前月分表示部32とが優れた外観品質で設けられている。
後面シート40は、各本体シート21と同じ横幅で各本体シート21より縦の長さが長くなるように形成されていて、本体シートの束20の最後面に上端13a及び両側縁21cを揃え、下端部14を本体シート21から下側に露出した状態で重ね合わされている。後面シート40には、本体シート21の日付表示部23とは異なるレイアウトを有し、ひと月分の日付欄22が1週間単位で改行して配列した表形状の簡易日付表示部23Aが、3カ月分設けられている。
後面シート40の下端部14において、各本体シート21の下端13bの隅部13cと重なる対応位置には、本体シートの束20と同じシート表示部25が設けられており、着色領域25aに本体シートの束20から連続する数字25bが記載されている。この後面シート40の下端部14には、文字、図形、模様、絵、広告等の後面表示部41が設けられている。後面表示部41は、表紙シート30及び本体シート21の束の下端より下側に常時表示された状態で保たれる。
第2実施形態の壁掛けカレンダー10によれば、第1実施形態と同様に、各本体シート21の日付欄22毎にメモ領域22bが設けられているので、メモを記載したり確認したりして利用できる。
またシート表示部25が各本体シート21の下端13bに設けられているので、重ね合わされた複数の本体シート21の下端13bだけをわずかに捲るだけで、所望の本体シート21を探すことができる。特にシート表示部25が下端13bの側縁21c側となる隅部13cに設けられているため、各本体シート21の下端13bにおける一方の隅部13cだけを捲ることで所望の本体シート21を探すことができ、例えば片手の手指だけでも探すことが可能である。
本実施形態の壁掛けカレンダー10によれば、シート表示部25が、所定形状の着色領域25aと着色領域25aに記載された数字25bとを有しているので確認し易く、着色領域25aが隅部13cの頂点13eから連続した下縁21b及び側縁21cを用いて形成されているので把握し易く、各本体シート21を捲るときに手指で支える位置を明確に表示できる。
さらに本実施形態の壁掛けカレンダー10によれば、各本体シート21のシート表示部25に重ね合わされた本体シート21の頁番号の数字25bが表示されているので、本体シート21を探す際、捲る本体シート21の重ね合わせの位置を把握し易い。そのため第1実施形態と同様に、ユーザーは目的の日付欄22が含まれる本体シート21を探し易く日付欄22のメモ領域22bを容易に利用し得る。
なお、上記第1及び第2実施形態は、本考案の範囲内において適宜変更可能である。例えば上記実施形態では、各本体シート21に、ひと月分の日付欄22からなる日付表示部23が単数設けられた例について説明したが、特に限定されるものではなく、各本体シート21にひと月分の日付欄22からなる日付表示部23が複数、例えばふた月分で設けられていても、本考案を適用することが可能である。その場合、各本体シート21のシート表示部25には表面側から本体シート21の頁数が記載されていてもよく、各本体シート21に記載された日付表示部23に対応した月数を記載してもよい。
また上記実施形態では、シート表示部25として、本体シート21の下端13bの隅部13cの頂点から三角形形状に形成された着色領域25aの例を説明したが、着色領域25aの形状は特に限定されるものではなく、頂点13eから連続した本体シート21の下縁21bの一部及び側縁21cの一部を用いた四角形状などに形成されていてもよい。
10 壁掛けカレンダー
11 連結部
13a 上端
13b 下端
13c 隅部
13e 頂点
14 下端部
20 本体シートの束
21 本体シート
21a 上縁
21b 下縁
21c 側縁
22 日付欄
22a 日付数字
22b メモ領域
22c 罫線
23,23A 日付表示部
25 シート表示部
25a 着色領域
25b 数字
27 月数
28 縮小カレンダー
30 表紙シート
31 表紙表示部
32 前月分表示部
40 後面シート
41 後面表示部

Claims (4)

  1. 複数の日付欄が日付順に配列して設けられた複数の本体シートと、前記日付欄が暦順に連続するように前記複数の本体シートを重ね合わせて上端で連結した連結部と、を備え、前記日付欄のそれぞれにメモ領域が設けられている壁掛けカレンダーにおいて、
    前記複数の本体シートの下端における左隅部又は右隅部或いは両隅部に、前記各本体シートを特定可能なシート表示部を設けた壁掛けカレンダー。
  2. 前記シート表示部が、所定形状の着色領域と、前記着色領域に記載された符号と、を有し、前記着色領域は、前記隅部の頂点から連続した下縁の一部と側縁の一部とを用いて所定形状に形成されている、請求項1に記載の壁掛けカレンダー。
  3. 前記各本体シートにおいて、ひと月分の前記日付欄からなる日付表示部が設けられ、前記シート表示部には、重ね合わされた前記本体シートの頁番号又は月を示す番号が表示されている、請求項1又は2に記載の壁掛けカレンダー。
  4. 前記各本体シートには、ひと月分の前記日付欄からなる日付表示部が設けられ、
    前記複数の本体シートの最表面には、表紙シートが重ね合わされていて、
    前記表紙シートには、縦及び横の寸法が55%以上85%以下の範囲で縮小された前記日付表示部がブランク状態で設けられるとともに、前記日付表示部とは異なる位置に表紙表示部が設けられている、請求項1乃至3の何れかに記載の壁掛けカレンダー。
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