JP3226189B2 - N−アルコキシカルボニルアミノ酸の精製方法 - Google Patents

N−アルコキシカルボニルアミノ酸の精製方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、N−アルコキシカルボ
ニルアミノ酸を精製する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アミノ酸のアミノ基を保護したN−アル
コキシカルボニルアミノ酸は、抗生物質、ペプチド、ポ
リペプチド、タンパク質およびアミノ配糖体の化学合成
において、ペプチド結合を形成させる際に、選択的に目
的物を得るための出発物質または中間体として重要な化
合物である。
【0003】従来、N−アルコキシカルボニルアミノ酸
は、水とt−ブチルアルコール等の水相溶性有機溶媒と
の混合溶媒系で、アミノ酸を化学量論以上の水酸化ナト
リウムやトリエチルアミン等の塩基性物質と反応させて
水溶性の塩とした後にジ−t−ブチルジカーボネートと
反応させ、得られたN−アルコキシカルボニルアミノ酸
塩を中和して酸に変換し、それを水溶液または水懸濁液
として得、次いでジエチルエーテルや酢酸エチル等の有
機溶媒で抽出し、さらにこれを硫酸ナトリウムや硫酸マ
グネシウム等の固体脱水剤を使用して脱水することによ
って合成されるのが最も一般的な方法である。ここで得
られるN−アルコキシカルボニルアミノ酸には未反応の
アミノ酸が微量含まれている。したがって、N−アルコ
キシカルボニルアミノ酸を精製して未反応のアミノ酸を
除去する必要があった。
【0004】精製方法としては、N−アルコキシカルボ
ニルアミノ酸と原料であるアミノ酸の水への溶解度の差
を利用して、N−アルコキシカルボニルアミノ酸の有機
溶液と水または塩化ナトリウム水溶液とを接触させるこ
とにより、アミノ酸を水に溶解させて除去する方法が一
般的であった。(オーガニック・シンセシーズ(Org
anic Syntheses)63巻、160〜17
0頁、1985年)。
【0005】しかし、上記の方法においては、N−アル
コキシカルボニルアミノ酸の有機溶液と水との接触によ
り、N−アルコキシカルボニルアミノ酸の有機溶液中に
水が溶解するために、水との接触の後に脱水を行わなけ
ればならない。そこで、本発明者らは脱水方法として一
般に知られている共沸脱水方法を適用してみた。その結
果、脱水操作中にN−アルコキシカルボニルアミノ酸が
分解してアミノ酸が遊離し、再びアミノ酸を含有したN
−アルコキシカルボニルアミノ酸になってしまうことが
判った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようにN−アルコ
キシカルボニルアミノ酸中に含まれるアミノ酸を有効に
除去し、N−アルコキシカルボニルアミノ酸を精製する
有効な方法がなかった。また、N−アルコキシカルボニ
ルアミノ酸は空気中の水分によって室温中、極微量なが
ら分解してアミノ酸を生成することが知られているた
め、保存には細心の注意が払われるが、長期の保存に際
しては分解は避けられない。このような長期の保存によ
り分解してアミノ酸を含有するN−アルコキシカルボニ
ルアミノ酸の良好な精製方法がなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記実状
に鑑み、N−アルコキシカルボニルアミノ酸を容易に精
製する方法を鋭意検討した。その結果、微量のアミノ酸
を含んだN−アルコキシカルボニルアミノ酸を極性有機
溶媒中で吸着剤と接触させることによってアミノ酸を容
易に取り除くことができることを見いだし本発明を完成
するに至った。
【0008】即ち、本発明は、アミノ酸を含むN−アル
コキシカルボニルアミノ酸を、極性有機溶媒(但し、ア
ルコールを除く)中で,酸性アルミナ、ケイソウ土、シ
リカゲル、ゼオライト、モレキュラーシーブ、硫酸マグ
ネシウム及び活性炭よりなる群から選ばれる少なくとも
一種の吸着剤と接触させることを特徴とするN−アルコ
キシカルボニルアミノ酸の精製方法である。
【0009】本発明に用いられる原料のアミノ酸は、分
子内に少なくとも一つ以上のアミノ基またはイミノ基及
びカルボキシル基を持つ化合物であれば特に制限はな
い。但し、一分子中に2個以上のアミノ基またはイミノ
基を有しているアミノ酸の場合は、少なくとも1個のア
ミノ基またはイミノ基さえ有していれば、他のアミノ基
またはイミノ基はアルキル基等により置換されていても
よい。また、一分子中に2個以上のカルボキシル基を有
しているアミノ酸の場合は、少なくとも1個のカルボキ
シル基さえ有していれば他のカルボキシル基はエステル
或いはアミドの状態になっていてもよい。
【0010】本発明に於いて好適に使用できるアミノ酸
を具体的に示せば、例えばグリシン、アラニン、β−ア
ラニン、バリン、ノルバリン、ロイシン、ノルロイシ
ン、イソロイシン、フェニルアラニン、チロシン、ジヨ
ードチロシン、トレオノン、セリン、ホモセリン、イソ
セリン、プロリン、ヒドロキシプロリン、トリプトフア
ン、チロキシン、メチオニン、ホモメチオニン、シスチ
ン、ホモシスチン、システイン、ホモシステイン、α−
アミノ酪酸、γ−アミノ酪酸、β−アミノ酪酸、α−ア
ミノイソ酪酸、アスパラギン酸、アスパラギン酸−β−
シクロヘキシルエステル、アスパラギン酸−β−メチル
エステル、アスパラギン酸−β−イソプロピルエステ
ル、アスパラギン酸−β−ベンジルエステル、グルタミ
ン酸、グルタミン酸−γ−シクロヘキシルエステル、グ
ルタミン酸−γ−メチルエステル、グルタミン酸−γ−
イソプロピルエステル、グルタミン酸−γ−ベンジルエ
ステル、リジン、オルニチン、ヒドロキシリジン、アル
ギニン、ヒスチジン、アンチカプシン、N5−イミノメ
チルオルニチン、α−アミノ−β−(2−イミダゾリジ
ル)プロピオン酸、N−メチルグリシン、タウリン、γ
−ホルミル−N−メチルノルバリン、Ng−トシルアル
ギニン、Ng−ベンジルオキシカルボニルアルギニン、
S−アセトアミドメチルシステイン、S−ベンジルシス
テイン、Nim−ベンジルオキシカルボニルオルニチン、
6−ベンジルオキシカルボニルリジン、N5-ヘ゛ンシ゛ルオキシカル
ホ゛ニルオルニチン、O-ヘ゛ンシ゛ルセリン、O-ヘ゛ンシ゛ルトレオノン、Nin−ホルミルトリプ
トファン、2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2−
メトキシイミノ酢酸、2−(2−アミノ−4−チアゾリ
ル)−2−ヒドロキシイミノ酢酸、2−(2−アミノ−
4−チアゾリル)−2−グリオキシ酢酸、2−(2−ア
ミノ−4−チアゾリル)−2−ペンテン酸、フェニルグ
リシン、4−ヒドロキシフェニルグリシン等を挙げるこ
とができる。これらのアミノ酸は、光学異性体でもラセ
ミ混合物であってもよい。
【0011】本発明に用いられるN−アルコキシカルボ
ニルアミノ酸は、これらアミノ酸とジアルキルジカーボ
ネートとの反応で容易に合成することができる。その際
のジアルキルジカーボネートを具体的に例示すると、ジ
−t−ブチルジカーボネート、ジ−t−アミルジカーボ
ネート、ジ−i−プロピルジカーボネート、ジ−i−ブ
チルジカーボネート等を挙げることができる。
【0012】アミノ酸とジアルキルジカーボネートとの
反応は、公知の方法を採用することができる。例えば、
水と水相溶性有機溶媒との混合溶媒系で、アミノ酸を化
学量論以上の水酸化ナトリウムやトリエチルアミン等の
塩基性物質と反応させて水溶性の塩とした後に、ジアル
キルジカーボネートと反応させ、次いで、得られたN−
アルコキシカルボニルアミノ酸塩を中和して酸に変換す
る方法を採用することができる。
【0013】本発明においてN−アルコキシカルボニル
アミノ酸に含まれるアミノ酸の量は特に限定されるもの
ではないが、あまりアミノ酸の量が多いとそれを吸着さ
せる吸着剤の使用量も多くなり、吸着効率が落ちる恐れ
がある。したがって、通常、N−アルコキシカルボニル
アミノ酸中に0.005〜0.1重量%、好ましくは
0.005〜0.05重量%の範囲で含まれている程度
がよい。このため、N−アルコキシカルボニルアミノ酸
の合成から精製までを連続したプロセスで行う場合は、
アミノ酸に対して当量以上のジアルキルジカーボネート
を使用したり、あるいは最小量の水による洗浄を行うな
どの操作によって、アミノ酸の量を上記の濃度範囲にま
で減少させておくことが好ましい。
【0014】本発明においては、上記したアミノ酸を含
むN−アルコキシカルボニルアミノ酸は極性有機溶媒中
で吸着剤と接触させる。極性有機溶媒としては、N−ア
ルコキシカルボニルアミノ酸を溶解するものである。
般には、双極子モーメントが0.80〜5.00デバイ
である極性有機溶媒が好適に使用できる。本発明におい
ては、アルコール以外の極性有機溶媒を使用することが
必須であり、炭化水素系有機溶媒のように非極性有機溶
媒を使用したのでは、吸着剤を使用してもアミノ酸を吸
着除去させることができない。
【0015】本発明において好適に使用できる極性有機
溶媒を具体的に例示すると、アセトン、2−ブタノン、
2−ペンタノン等のケトン類;酢酸エチル、酢酸プロピ
ル、酢酸ブチル等のエステル類;アセトニトリル等のニ
トリル類;N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド
類;テトラハイドロフラン、ジイソプロピルエーテル等
のエーテル類;炭酸ジメチル等のカーボネート類;ジメ
チルスルホキシド等を挙げることができる。
【0016】N−アルコキシカルボニルアミノ酸と吸着
剤とを極性有機溶媒中で接触させる手段としては、N−
アルコキシカルボニルアミノ酸の極性有機溶液と吸着剤
とを接触させる固液接触方法が一般的に使用される。具
体的には、例えば、N−アルコキシカルボニルアミノ酸
の極性有機溶液中に吸着剤を添加する方法、或いは吸着
剤を充填したカラム中をあるいは吸着剤を担持させた塔
の中を該極性有機溶液を通過させる方法等が採用され
る。N−アルコキシカルボニルアミノ酸の極性有機溶液
は、アミノ酸とジアルキルジカーボネートとの反応生成
物を極性有機溶媒によって抽出することによって得ても
よく、また、別途、調製され単離されたN−アルコキシ
カルボニルアミノ酸を極性有機溶媒中に溶解させたもの
であってもよい。また、アミノ酸とジアルキルジカーボ
ネートとの反応を極性有機溶媒中で行うことによって得
られた溶液であってもよい。ただし、この場合には極性
有機溶媒としては水に溶解しないものを用いることが好
ましい。
【0017】N−アルコキシカルボニルアミノ酸の極性
有機溶媒中の濃度としては、アミノ酸によって各々の極
性有機溶媒への溶解度が異なるため、一概に決定できな
いが、あまりに濃度が薄いと経済的に不利となり、濃度
が高いと精製に支障をきたす恐れがあるため、極性有機
溶媒100重量部に対して、N−アルコキシカルボニル
アミノ酸を1〜200重量部、好ましくは5〜150重
量部の範囲とすることが好ましい。
【0018】また、本発明においては極性有機溶媒中に
大量の水分が含有されていると、吸着剤が水を吸着して
固化してしまい、本来の吸着機能を発揮できなかった
り、あるいは吸着操作中にこの水分によってN−アルコ
キシカルボニルアミノ酸が分解するなどの問題が発生す
る恐れがあるために、極性有機溶媒中の水分量は1重量
%以下とすることが好ましい。
【0019】アミノ酸を含むN−アルコキシカルボニル
アミノ酸は吸着剤との接触によってアミノ酸の除去が行
われる。吸着剤の種類としては、酸性アルミナ、ケイソ
ウ土、シリカゲル、ゼオライト、モレキュラーシーブ、
硫酸マグネシウム及び活性炭よりなる群から選ばれる少
なくとも1種の吸着剤である。特にこれらの中でも酸性
アルミナ、ケイソウ土、硫酸マグネシウム及び活性炭を
好適に使用することができる。これらの吸着剤は単一で
使用してもよく、2種類以上を混合して使用しても差し
支えない。
【0020】本発明において使用される吸着剤の量は、
カラムや塔の中をアミノ酸を含むN−アルコキシカルボ
ニルアミノ酸の極性有機溶液を通過させる場合には何等
制限されることはないが、該極性有機溶液中に吸着剤を
添加する場合には、アミノ酸の量に左右されるため一概
に決めることはできないが、吸着後の濾過分離操作の煩
雑さも考慮して、溶解しているN−アルコキシカルボニ
ルアミノ酸100重量部に対して0.05〜30重量
部、さらには0.1〜20重量部の範囲であることが好
ましい。
【0021】吸着剤との接触時の温度は、あまり高いと
吸着効率が落ちる上にN−アルコキシカルボニルアミノ
酸の分解が起こる恐れがあるため、通常60℃以下、さ
らには−10℃〜50℃の範囲で行うことが好ましい。
【0022】また、吸着剤との接触時間については、含
有されるアミノ酸量と吸着剤の量によって左右されるた
め一概には決めることはできないが、通常、0.1〜2
時間もあれば十分である。これら一連の操作は、常圧、
減圧、加圧或いは空気中、不活性ガス中いずれの場合に
おいても実施可能である。
【0023】このようにして精製されたN−アルコキシ
カルボニルアミノ酸は、極性有機溶液から再結晶或いは
再沈等の一般的な固体晶析方法によって容易に単離され
る。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、アミノ酸を含むN−ア
ルコキシカルボニルアミノ酸を極性有機溶媒中で吸着剤
と接触させることによって、アミノ酸のみを吸着剤によ
って吸着除去し、アミノ酸を含まないN−アルコキシカ
ルボニルアミノ酸とすることができる。
【0025】
【実施例】以下、実施例を掲げて本発明を説明するが、
本発明はこれらの実施例に制限されるものではない。
【0026】実施例1 攪拌器、温度計を備え付けた4つ口フラスコにグリシン
75.1g(1.0mol)、水酸化ナトリウム44.
0g(1.1mol)、水370ml、t−ブタノール
250mlを加え、攪拌下20℃まで冷却した。冷却
後、ジ−t−ブチルジカーボネート218.4g(1m
ol)を、内温を25℃以下に保ちながら滴下した。室
温で14時間反応させた後、減圧下でt−ブチルアルコ
ールを留去し、得られた水溶液を5℃以下に冷却した。
冷却下、2Nの塩酸540mlを1時間かけて滴下した
ところ、N−t−ブトキシカルボニルグリシンの白色結
晶が析出した。また、この時の水溶液のpHは2.20
(6.5℃)であった。
【0027】この水懸濁液を、酢酸エチル(双極子モー
メント1.88デバイ)400mlを用いて3回抽出を
行った。有機相を分離した後、200mlのイオン交換
水で洗浄し、35℃、40Torで全量が300mlに
なるまで共沸脱水したところ、有機相中にN−t−ブト
キシカルボニルグリシンが164.7g、グリシンが
0.02g、水が1.57g溶解していた。
【0028】この溶液に乾燥させた酢酸エチルを400
ml添加した後、ケイソウ土を3.5g添加し、室温
下、1時間攪拌した後、有機相を薄層クロマトグラフィ
ーで分析したところグリシンのスポットは確認されなか
った。ケイソウ土を濾過分離した後、ヘプタンを800
ml加え、生じた白色結晶のスラリー溶液を5℃に冷却
して濾別した。濾別した白色結晶を20℃で減圧乾燥し
たところ、N−t−ブトキシカルボニルグリシンが16
0.3g(92.0%)得られた。このN−t−ブトキ
シカルボニルグリシン中のグリシンは0.005重量%
以下であった。
【0029】実施例2〜6 表1に示したアミノ酸を使用し、ジ−t−ブチルジカー
ボネートを229.2g(1.05mol)使用し、吸
着剤と接触させる前の酢酸エチル中のN−t−ブトキシ
カルボニルアミノ酸の濃度を20重量%としたこと以外
は、実施例1と同様な操作を行った。その結果を表1に
示した。得られたN−t−ブトキシカルボニルアミノ酸
中のアミノ酸はいずれも0.005重量%以下であっ
た。
【0030】
【表1】
【0031】実施例7〜10 アミノ酸としてグリシンを、ジ−t−ブチルジカーボネ
ート量を229.2g(1.05mol)及び表2に示
した吸着剤を使用したこと以外は実施例1と同様な操作
を行った。吸着剤と接触させる前のN−t−ブトキシカ
ルボニルグリシンの濃度は15重量%であり、水分量は
0.22重量%であった。結果を表2に示した。得られ
たN−t−ブトキシカルボニルグリシン中のグリシンは
0.005重量%以下であった。
【0032】
【表2】
【0033】実施例11〜13 アミノ酸としてグリシンを、ジ−t−ブチルジカーボネ
ート量を229.2g(1.05mol)及び表3に示
した極性有機溶媒を使用して抽出したこと以外は実施例
1と同様な操作を行った。吸着剤と接触させる前の極性
有機溶媒中のN−t−ブトキシカルボニルグリシンの濃
度は10重量%であった。結果を表3に示した。得られ
たN−t−ブトキシカルボニルグリシン中のグリシンは
0.005重量%以下であった。
【0034】
【表3】
【0035】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 269/08 C07B 63/00 C07C 271/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アミノ酸を含むN−アルコキシカルボニル
    アミノ酸を、極性有機溶媒(但し、アルコールを除く)
    中で,酸性アルミナ、ケイソウ土、シリカゲル、ゼオラ
    イト、モレキュラーシーブ、硫酸マグネシウム及び活性
    炭よりなる群から選ばれる少なくとも一種の吸着剤と接
    触させることを特徴とするN−アルコキシカルボニルア
    ミノ酸の精製方法。
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