JP3225840U - 高活性ナットウキナーゼ粉末の作製システム - Google Patents

高活性ナットウキナーゼ粉末の作製システム Download PDF

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金晉徳
張曉莉
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Abstract

【課題】カプセルにパッケージングしたり、食品に添加する方法によって食用として一般に普及でき便利性を高める高活性ナットウキナーゼ粉末の作製システムを提供する。【解決手段】高活性ナットウキナーゼ粉末の作製システムは、液体発酵タンク3、遠心設備4、限外ろ過膜設備5、冷凍乾燥設備6および粉砕設備7を有する。高活性ナットウキナーゼ粉末の作製システムは液体発酵タンク3内に納豆菌菌株Nと発酵原料を入れ、通気撹拌して培養し、次に液体発酵タンク3で培養終了した発酵液を遠心設備4で発酵菌体と上澄み液に分離する。続いて上澄み液を限外ろ過膜設備5に入れて、高分子量のナットウキナーゼ物質を集めて分離し、ナットウキナーゼ物質を冷凍乾燥設備6および粉砕設備7で更に粉末型態にする。【選択図】図1

Description

本考案は、血栓を分解する高活性のナットウキナーゼ粉末を量産するのに用いる高活性ナットウキナーゼ粉末の作製システムに関する。
血栓性疾患は、我が国の十大死因のひとつであり、国民の健康と生命を脅かす。血栓を溶かすことは血栓性疾患を治療する主な方法であり、目下、臨床での血栓治療で使用する溶解剤、例としてストレプトキナーゼ、ウロキナーゼ、組織性フィブリン溶解酵素アクチビン等は、救急医療にのみ使用できる。しかしながら、精製された食事や運動不足により、現代人は血液中の脂質代謝異常によって、血栓が過度に生成される。日常生活、即ち食生活において補充することにより、体内のフィブリン代謝が促進されれば、心筋梗塞、脳梗塞の発生を予防する助けとなる。
研究で実証されているとおり、納豆に含まれるナットウキナーゼ(Nattokinase)はフィブリンに対して特定の分解能力を有するため、血栓に直接作用し、血栓を分解し血栓分解生成物となる。またナットウキナーゼは大豆を煮て枯草菌(Bacillus subtilis)発酵後に納豆表面に分布した黏性物質であり、それは275個のアミノ酸によって生成され、分子量約27、728ダルトン(Dalton、 Da)である。
一般の伝統製法は、煮た大豆を藁で包み、その藁を摂氏100度の沸騰した水の中で殺菌消毒し、次に摂氏40度の状態で一日放置する。すると、藁上にある枯草菌(納豆菌)が胞子を生成する。枯草菌は耐熱性が高く、殺菌過程で破壊されず且つ高温培養速度が早いため、その他の菌を抑制することで、大豆発酵後に粘性のフィラメント状物を生成する。
この種の粘性フィラメント状物は、主に成分内のグルタミン酸に由来し、且つ長期に服用すると血栓を有効に溶解し、血管性疾患の再発を予防する。拠って、保健食品として適量食用することで、血管性疾患の発生を予防するだけでなく、更に血管性疾患の危険を遠ざけ、健康を増進する。
伝統的なナットウキナーゼの製造方法は、枯草菌(Bacillus subtilis)を選別しておらず、発酵培養の条件がコントロールされていないため、生成されたナットウキナーゼの活性は理想的でなく、且つ品質規格も一貫しない。また、納豆独特のにおいは多くの人が納豆を受け付けない原因となっている。
拠って、システム化された設備と完備された発酵培養条件によって簡単にナットウキナーゼを抽出する方法で、より高品質な保健食品を人々に提供することは、保健食品業者における課題と言える。
納豆が持つ特殊な匂いは多くの人々に受け入れられず、そのためナットウキナーゼを利用して血栓を予防する機会を失っている。システム化された設備と発酵条件のコントロールによってナットウキナーゼ活性を高め、更に粉末の形態に製造することで食用しやすくし、便利性を高めることを本考案の目的とする。
前述の目的を達成するため、本考案は高活性ナットウキナーゼ粉末の作製システムを提供する。
本考案の高活性ナットウキナーゼ粉末の作製システムは、以下を有する。
液体発酵タンクは、納豆菌菌株と発酵原料を入れ、適温で通気撹拌培養する。
遠心設備は、該液体発酵タンクの培養が終了した発酵液を遠心方式で発酵菌体と上澄み液に分離するのに用いる。
限外ろ過膜(Ultra Filtration)設備は、該上澄み液を限外ろ過膜設備に導入し、高分子量のナットウキナーゼ(Nattokinase)物質を集めて分離するのに用いる。
冷凍乾燥設備は、該ナットウキナーゼ物質を真空環境で冷凍乾燥するのに用いる。
粉砕設備は、該冷凍乾燥後のナットウキナーゼ物質を粉砕して粉末にし、添加しやすくしたり、パッケージングすることで利用しやすくする。
以上の通り、本考案のシステム化された設備と発酵条件のコントロールによって、納豆菌菌株を液体発酵タンク内で充分に培養した後、遠心設備と限外ろ過膜設備を用いて高分子量のナットウキナーゼ物質を分離して濃縮し、更にナットウキナーゼ活性を高め、冷凍乾燥設備と粉砕設備によってナットウキナーゼ物質を更に粉末の形態に製造し、カプセルにパッケージングするか、または食品に添加する方式によって食用として一般に普及でき、便利性を高めるという利点がある。
本考案の説明図である。
本考案目的の技術内容を更に明らかにするため、以下、図式と図式番号を挙げて、内容を詳述する。
先ず、図1に示すとおり、該高活性ナットウキナーゼ粉末の作製システム1は、液体発酵タンク3、遠心設備4、限外ろ過膜設備5、冷凍乾燥設備6および粉砕設備7を有する。
本考案の製造過程は、先ず、納豆菌菌株Nを3L容積の振とうフラスコ2内で培養し、次に50L容積の発酵タンクに入れて前培養階段を行う。続いて、発酵液を液体発酵タンク3内に入れて炭素源、窒素源および無機塩等の発酵原料を加えて大量培養を行い、同時に液体発酵タンク3内に設置した温度コントローラーで発酵培養する環境温度を20℃〜50℃の間に制御し、通気撹拌方式で培養を行う。
液体発酵タンク3の発酵培養が終わった後、遠心設備4の円錐形タンブラーを用いて液体発酵タンク3内の全発酵液を遠心力で固体を液相から上昇させて遠心脱水し、発酵菌体(固体)と上澄み液(液体)に分離する。
続いて、上澄み液を限外ろ過膜設備5に入れて、限外ろ過膜設備5の繊維膜の口径の大きさを通じ、低分子量物質を繊維膜から流出させ、分子量約27、728ダルトン(Dalton、Da)のナットウキナーゼ物質を貯留して分離し、ナットウキナーゼ物質の活性を20、000 FU/g以上に確保する。
続いて、ナットウキナーゼ物質を冷凍乾燥設備6に入れ、ナットウキナーゼ物質を摂氏−10℃〜−50℃環境で冷凍し、ナットウキナーゼ物質に含む水を固体の氷に変化させる。冷凍乾燥設備6の圧力を10〜100mTorrに下げ、ナットウキナーゼ物質を真空環境に置き、昇華過程を経て、固体の氷を気体の水蒸気に変化させ、ナットウキナーゼ物質を脱水して乾燥させる。続いて粉砕設備7で粉砕して粉末形態にする。これによって、カプセル剤型にパッケージしたり、または固体飲料に精製したり等利用しやすくなる。
本考案のシステム化された設備と発酵条件のコントロールによって、納豆菌菌株Nを液体発酵タンク3内で充分に培養した後、遠心設備4と限外ろ過膜設備5を用いて高分子量のナットウキナーゼ物質を分離して濃縮し、ナットウキナーゼ活性を高め、冷凍乾燥設備6と粉砕設備7によってナットウキナーゼ物質を更に粉末の形態に製造し、カプセルにパッケージングするか、または食品に添加する方式によって食用として一般に普及でき便利性を高める。
以上は本考案の良好な実施例に過ぎず、本考案の請求範囲を限定するものではなく、本考案技術の精神に基づく変化と修飾は、すべて本考案の請求範囲に含むものとする。
以上に示すとおり、本考案は公知技術よりも優れており、本考案の内容と具体的実施は実用新案権の登録要件を満たす。
1 システム
2 振とうフラスコ
3 液体発酵タンク
4 遠心設備
5 限外ろ過膜設備
6 冷凍乾燥設備
7 粉砕設備
N 納豆菌菌株

Claims (2)

  1. 高活性ナットウキナーゼ粉末の作製システムであって、
    納豆菌菌株と発酵原料を収容し適温で通気撹拌培養するのに用いる液体発酵タンクと、
    前記液体発酵タンクの培養が終了した発酵液を遠心方式で発酵菌体と上澄み液に分離するのに用いる遠心設備と、
    前記上澄み液を導入し、高分子量のナットウキナーゼ(Nattokinase)物質を集めて分離するのに用いる限外ろ過膜(Ultra Filtration)設備と、
    前記ナットウキナーゼ物質を真空環境で冷凍乾燥するのに用いる冷凍乾燥設備と、
    冷凍乾燥後のナットウキナーゼ物質を粉砕して粉末にするのに用いる粉砕設備と、を有することを特徴とする、
    高活性ナットウキナーゼ粉末の作製システム。
  2. 前記ナットウキナーゼ粉末の活性が20、000FU/g以上であることを特徴とする請求項1記載の高活性ナットウキナーゼ粉末の作製システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112890109A (zh) * 2021-02-26 2021-06-04 南京迈越商贸有限公司 一种将亚麻籽油和纳豆激酶低温乳化低温喷干制成的食品
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