JP3225751U - 女児用下衣 - Google Patents

女児用下衣 Download PDF

Info

Publication number
JP3225751U
JP3225751U JP2020000175U JP2020000175U JP3225751U JP 3225751 U JP3225751 U JP 3225751U JP 2020000175 U JP2020000175 U JP 2020000175U JP 2020000175 U JP2020000175 U JP 2020000175U JP 3225751 U JP3225751 U JP 3225751U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pants
hem
crotch
outer pants
girls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020000175U
Other languages
English (en)
Inventor
華子 小林
華子 小林
Original Assignee
華子 小林
華子 小林
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 華子 小林, 華子 小林 filed Critical 華子 小林
Priority to JP2020000175U priority Critical patent/JP3225751U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3225751U publication Critical patent/JP3225751U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)

Abstract

【課題】 女児がスカートの下にも容易かつ適正に着用することができ、肌着としてのパンツやその着用状態が露呈することを回避することもでき、女児の身体や健康に悪影響を及ぼさず、洗濯等の取り扱いも簡便である女児用下衣を提供する。【解決手段】 裾部21が太腿上部に至る寸法とされたアウターパンツ20と、アウターパンツ20よりも短丈とされ、アウターパンツ20内に吊下げさせるインナーパンツ10とを、それぞれの上端部に設けられるウエスト部30を共用させて一体に形成するとともに、さらに、ウエスト部30を適正位置に配置して着用した際に、アウターパンツ20の股間部23とインナーパンツ10の股間部13との間に間隙部40が設けられるように形成する。【選択図】 図1

Description

本考案は、肌着としてのパンツやその着用状態を隠すことを主な目的とする女児用下衣に関する。
従来から、女児にスカートや短丈のズボンを履かせた際に、裾口から肌着としてのパンツや、そのパンツが股間やお尻に食い込んだ状態(着用状態)が見えてしまうことを防止し、さらには、盗撮等の犯罪行為から身を守る簡易な方法として、パンツの上にブルマ型やスパッツ型などのオーバーパンツを履かせることがなされている(オーバーパンツの他の例として特許文献1参照)。
特開2015−052180号公報
しかしながら、スカートやシャツブラウス等の上衣の裾等がウエスト部の引き上げの動作を邪魔したり、視認を遮ること等も原因となって、肌着としてのパンツにオーバーパンツを上手く重ね、それぞれのパンツがそれぞれの役割を果たすように着用することは、女児にはなかなか難しい。
例えば、トイレのための時間を短く済まそうとして慌てて動作し、それぞれのパンツのウエスト部を一遍にまとめて把持して強く上方へ引き上げたため、結局、オーバーパンツまでもがお尻等に食い込み、オーバーパンツの役割を果たしていないような状態も見受けられる。このようにオーバーパンツがお尻に食い込んだ状態を表に露呈させないためには、オーバーパンツはお腹周りからお尻、太腿に亘って身体に圧着するような構成ではないことが望ましい(所謂、ペチパンツのような、圧着しないけれど内側を覗けるような隙間を作らないものにしたい)。
ブルマ型のオーバーパンツは、各脚部の裾に施されたゴムが、その弾性を利用して太腿を締めるので、肌着としてのパンツも裾部の隙間等から視認されることもなく、そのパンツがお尻に食い込んだ状態を表に露呈させにくいが、成長期にある女児の身体や健康を鑑みれば、ゴムの太腿への締め付けはなるべく回避したい。
また、オーバーパンツを幼稚園・保育園や小学校の制服等のスカートに合わせて着用する場合等、五分丈、七分丈などのスパッツ型のオーバーパンツではなく、スカート丈以下の総丈とされていることが望ましいこともある。
さらには、下衣である以上、頻繁な洗濯も可能であり、乾き易いことも望まれるポイントとなる。
よって、本考案は、女児がスカートの下にも容易かつ適正に着用することができ、肌着としてのパンツやその着用状態が露呈することを回避することもでき、女児の身体や健康に悪影響を及ぼさず、洗濯等の取り扱いも簡便である女児用下衣を提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成することができる、請求項1に係る本考案の特徴は、裾部が太腿上部に至る寸法とされたアウターパンツと、該アウターパンツよりも短丈とされ、該アウターパンツ内に吊下げさせるインナーパンツとを、それぞれの上端部に設けられるウエスト部を共用させて一体に形成された女児用下衣であって、前記ウエスト部を適正位置に配置して着用した際に、前記アウターパンツの股間部と前記インナーパンツの股間部との間に間隙部が設けられるように形成されている点にある。
このような構成を採用したことにより、インナーパンツの着用状態に拘わらず、アウターパンツは特に股間部が前記間隙部により身体に食い込むようなことが無いので、肌着としてのインナーパンツやその着用状態が露呈することを回避することができる。また、前記間隙部を設けたことにより前記アウターパンツの股間部と前記インナーパンツの股間部との間に通気を確保することが可能となるので、着用者の股間が蒸れるような事態を回避することができ、健康にもよい。
そして、インナーパンツとアウターパンツとをウエスト部において一体とし、アウターパンツ内にインナーパンツを吊下げた構成としたことにより、着用する際にインナーパンツとアウターパンツそれぞれの裾口の方向や位置が大きくずれてしまうことがないので、幼児でもインナーパンツおよびアウターパンツの各裾口に正しく足を通すことができ、しかも、共用する1つのウエスト部を腹位に引き上げることで、容易かつ適正に着用することができる。
さらに、ウエスト部において一体とされたインナーパンツとアウターパンツは、洗濯時にインナーパンツをウエスト部から外方へ引き出した状態で干すことができるので、インナーパンツとアウターパンツとを重ねた状態で干すよりも確実に乾き易く、取り扱いも簡単便利となる。
またさらに、アウターパンツを裾部が太腿上部に至る寸法に形成することで、スカートに合わせて着用する場合にも、裾下から該女児用下衣が常に見えるような事態を回避することもできる。
請求項2に係る本考案の特徴は、請求項1の女児用下衣において、前記アウターパンツは、前後または左右の一対の身頃と、前記アウターパンツの一方の内腿端縁から股間部を経由し他方の内腿端縁に至る内股領域を構成するクロッチとから構成されており、前記一対の身頃の裾部はフリル状となるメロー仕上げが施されており、前記クロッチの裾部は非フリル状となるメロー仕上げが施されている点にある。
このような構成を採用したことにより、フリル状のメロー仕上げが施されることにより可愛らしい美観を有し、着用した際に、太腿上部を締め付けることもなく、しかも、非フリル状とされたクロッチの裾口端部は内腿に沿って位置し、裾口と着用者の内腿との間に隙間ができにくくなるので、内腿の裾口からインナーパンツやその着用状態を見えにくくすることができる。また、メロー仕上げによって処理された裾部は、布地が1枚であるため乾き易い。
さらに、請求項3に係る本考案の特徴は、請求項1または請求項2の女児用下衣において、前記アウターパンツのウエスト部部分には、着脱時の手掛かりとなる指掛け部が1つまたは複数設けられている点にある。
このような構成を採用したことにより、着脱が容易となり、特に、幼児自身での着脱あるいは幼児の着脱の介助が容易となる。
このように、本考案の女児用下衣は、女児がスカートの下にも容易かつ適正に着用することができ、肌着としてのパンツやその着用状態が露呈するようなことも回避でき、女児の身体や健康に悪影響を及ぼさず、洗濯等の取り扱いも簡便である等の様々な効果を有する。
本願考案の実施形態の女児用下衣を示す斜視図(正面側) 図1の女児用下衣の背面図 図1の女児用下衣のアウターパンツの要部拡大説明図
以下、本考案に係る女児用下衣を図面に示す実施形態により説明する。
本実施形態の女児用下衣1は、図1乃至図3に示すように、インナーパンツ10とアウターパンツ20とから構成されており、それぞれの上端部に設けられるウエスト部30を共用して縫合され、インナーパンツ10がアウターパンツ20内に吊下げられている。
具体的には、インナーパンツ10とアウターパンツ20は、アウターパンツ20の布地の上端を内側へ折り返してインナーパンツ10の布地の上端を挟持させ、その重ねられた部分が縫合され、ゴム通し部31が形成されている。ゴム通し部31には平ゴム等の図示しない環状のゴム紐が配設されて、ウエスト部30が構成されている。
また、アウターパンツ20はその総丈が両裾部21,21が着用者の太腿上部に至る寸法とされており、インナーパンツ10は、各裾部11,11および股間部13がアウターパンツ20の各裾部21,21および股間部23よりもそれぞれ短丈で、ウエスト部4を着用者のお腹周りの適正位置に位置させて着用することで、インナーパンツ10の股間部13の外表面とアウターパンツ20の股間部23の内表面との間に間隙部40が設けられるように形成されている。
ここで、インナーパンツ10は、綿などの肌に優しい素材の布地からなる前身頃14、後身頃15およびクロッチ16を縫合して形成されている。インナーパンツ10の各裾口(股ぐり)12,12には、それぞれ緩く伸縮する細平ゴム等のゴム紐(不図示)は周方向に渡って縫付けられており、このゴム紐により前記各裾口12,12がそれぞれ着用者の太腿に密着するようになっている。
他方のアウターパンツ20は、左身頃24、右身頃25およびクロッチ26が一体に縫合されている。その素材は、インナーパンツ10と同様の素材を採用してもよいが、本実施形態においては、ストレッチ性の高い薄手のジャージ地を採用する。このようにストレッチ性の高い布地は後述のメローの強弱の仕上げの効果が有効に発揮される。
本実施形態においてクロッチ26は、アウターパンツ20の一方の裾部21の内腿端縁から股間部23を経由し他方の裾部21の内腿端縁に至る内股領域を構成し、内股に沿って延出するように設けられており、アウターパンツ20を立体的に形成している。
また、アウターパンツ20の各裾部21,21はそれぞれ各身頃24,25とクロッチ26の双方から形成され、各裾口22,22は、それぞれ各身頃24,25からなる外側裾口22aと、クロッチ15からなる内側裾口22bとにおいてそれぞれ異なる加工が施されている。具体的には、各身頃13,14からなる外側裾口22aはフリル状となる強めのメロー仕上げが施されており、クロッチ15からなる内側裾口22bは非フリル状で直線的に仕上げるメロー仕上げが施されている。
なお、図1乃至図3に示す女児用下衣1においては、各裾口22,22は外側裾口22aを26cm、内側裾口22bを8cmとし、内側裾口22bが裾口22の周径に対して短く形成され、かつ、太腿に圧着せずに沿わせて着用できるように形成されている。
このような構成からなる本実施形態の女児用下衣1によれば、上述の様に、インナーパンツ10の着用状態に拘わらず、アウターパンツ20は特に股間部23が間隙部40により身体に食い込むようなことが無いので、肌着としてのインナーパンツ10やその着用状態が露呈することを回避することができる。
また、間隙部40を設けたことによりアウターパンツ20の股間部23とインナーパンツ10の股間部13との間に通気を確保することが可能となるので、着用者の股間が蒸れるような事態を回避することができ、健康にもよい。
そして、インナーパンツ10とアウターパンツ20とをウエスト部30において一体とし、アウターパンツ20内にインナーパンツ10を吊下げた構成としたことにより、着用する際にインナーパンツ10とアウターパンツ20それぞれの裾口12,12,22,22の方向や位置が大きくずれてしまうことがない。よって、幼児でもインナーパンツ10およびアウターパンツ20に正しく足を通すことができ、しかも、共用する1つのウエスト部30を腹位に引き上げることで、容易かつ適正に着用することができる。
さらに、ウエスト部30において一体とされたインナーパンツ10とアウターパンツ20は、洗濯時にインナーパンツ10をウエスト部30から外方へ引き出した状態で干すことができるので、インナーパンツ10とアウターパンツ20とを重ねた状態で干すよりも確実に乾き易く、取り扱いも簡単便利となる。
またさらに、アウターパンツ20を裾部21が太腿上部に至る寸法に形成することで、スカートに合わせて着用する場合にも、スカートから該女児用下衣1が常に見えるような事態を回避することも可能となる。
なお、アウターパンツ20のウエスト部30に、着脱時の手掛かりとなる指掛け部を1つまたは複数設けてもよい。この指掛け部に指を添え、ウエスト部30を引き上げることにより、自身での着脱あるいは着脱の介助が容易となる。
本考案は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
なお、本考案は幼児や小学校生の女児のスカート内の盗撮対策として考案されたという経緯はあるが、成人が着用しても好適な効果を発揮するものであり、着用の年齢層を限るものではない。
1 女児用下衣
10 インナーパンツ
11 裾部
12 裾口
13 股間部
14 前身頃
15 後身頃
16 クロッチ
20 アウターパンツ
21 裾部
22 裾口
22a 外側裾口
22b 内側裾口
23 股間部
24 左身頃
25 右身頃
26 クロッチ
30 ウエスト部
31 ゴム通し部
40 間隙部

Claims (3)

  1. 裾部が太腿上部に至る寸法とされたアウターパンツと、
    該アウターパンツよりも短丈とされ、該アウターパンツ内に吊下げさせるインナーパンツとを、それぞれの上端部に設けられるウエスト部を共用させて一体に形成された女児用下衣であって、
    前記ウエスト部を適正位置に配置して着用した際に、前記アウターパンツの股間部と前記インナーパンツの股間部との間に間隙部が設けられるように形成されていることを特徴とする女児用下衣。
  2. 請求項1に記載の女児用下衣において、
    前記アウターパンツは、
    前後または左右の一対の身頃と、
    前記アウターパンツの一方の内腿端縁から股間部を経由し他方の内腿端縁に至る内股領域を構成するクロッチとから構成されており、
    前記一対の身頃の裾部はフリル状となるメロー仕上げが施されており、前記クロッチの裾部は非フリル状に仕上げが施されていることを特徴とする女児用下衣。
  3. 請求項1または請求項2に記載の女児用下衣において、
    前記アウターパンツのウエスト部部分には、着脱時の手掛かりとなる指掛け部が1つまたは複数設けられていることを特徴とする女児用下衣。
JP2020000175U 2020-01-21 2020-01-21 女児用下衣 Active JP3225751U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020000175U JP3225751U (ja) 2020-01-21 2020-01-21 女児用下衣

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020000175U JP3225751U (ja) 2020-01-21 2020-01-21 女児用下衣

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3225751U true JP3225751U (ja) 2020-04-02

Family

ID=69954148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020000175U Active JP3225751U (ja) 2020-01-21 2020-01-21 女児用下衣

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3225751U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100125930A1 (en) Garments with front opening seams
US20150040285A1 (en) Tuck In Top Device
US10165815B1 (en) Shirt stay
JP3225751U (ja) 女児用下衣
TW200847946A (en) Infant clothes
JP5709566B2 (ja) ボトム衣類および水着
US20190104771A1 (en) Convertible wearing apparel
TWI425920B (zh) Infants with clothes
JP6389344B1 (ja) パジャマ
JP3212971U (ja) クラシカルパンツ
JP2007056404A (ja) 乳児用衣服
JP3208020U (ja) 介護用スラックス
JP6012059B1 (ja) 前開きロンパース
CN213096177U (zh) 一种可拼接连体童装
JP7265074B1 (ja) 被介護者用下衣
KR200474355Y1 (ko) 임산부용 팬티
JP2019123978A (ja) パジャマ
AU2018101517A4 (en) Fitted sleeveless infant undershirts
US20220225693A1 (en) Biney Baby
JP3238335U (ja) 衣服システム
JP2020056130A (ja) 衣類の係止手段
JP2016125167A (ja) 股下部分が開閉容易なズボン
JP3205574U (ja) 乳幼児用衣服
JP3189672U7 (ja)
JP6140199B2 (ja) 股下部分が開閉容易なズボン

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3225751

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250