JP3225578U - 熱中症予防装置、熱中症予防ヘルメット - Google Patents

熱中症予防装置、熱中症予防ヘルメット Download PDF

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Abstract

【課題】使用者に熱中症の兆候が現れた際にそれを周囲に知らせることができる熱中症予防装置と熱中症予防ヘルメットを提供する。【解決手段】熱中症予防ヘルメット1は、頭部装着具としてのヘルメット10と、このヘルメット10に装着された熱中症予防装置2とを備えている。熱中症予防装置2は、帽体11の内側に配置されるセンサ部3と、帽体11の外側に配置される発光部4と、帽体11の外側に配置される装置本体5と、を備えている。操作ボタンが押圧されて装置本体5の電源がONされると、制御部54は、センサ部3に体表面温度及び心拍数の計測開始を命令する。制御部54は、センサ部3から得られた測定値が所定値以上であるか否かを判定し、所定値以上である場合に発光部4を発光させる。センサ部3から得られた測定値が所定値以上でない場合は、制御部54は、所定時間の経過を経て、再度、センサ部3に計測の開始を命令する。【選択図】図1

Description

本考案は、頭部装着具に設けられる熱中症予防装置、及び、該熱中症予防装置が一体化されたヘルメットに関するものである。
従来、夏季の屋外活動時における熱中症対策として、ヘルメットや帽子に設けたファン等の冷却手段により頭部を冷却する技術が公知である(例えば特許文献1を参照)。
特開2003−049317号公報
ところで、建設現場等においては、熱中症の兆候が現れ、本人がそれを自覚していたとしても、周囲に対する遠慮から無理をしてしまい、熱中症になってしまうことがある。また、熱中症の兆候を自覚し難い高齢者や、自身の状態をうまく伝えられない幼児などは、熱中症になるリスクが高い。
そこで、本考案は、使用者に熱中症の兆候が現れた際にそれを周囲に知らせることができる熱中症予防装置及び熱中症予防ヘルメットを提供することを課題とする。
本考案は、人体の頭部に装着される頭部装着具に設けられる熱中症予防装置であって、前記人体に接触して体表面温度を測定する温度センサと、前記人体に接触して心拍数を測定する心拍センサと、前記頭部装着具の外側に配置される発光部と、前記温度センサ及び前記心拍センサから得られた測定値が所定の基準を満たしているか否かを判定し、満たしている場合に前記発光部を発光させる制御部と、を備えていることを特徴とする。
本考案によれば、使用者に熱中症の兆候が現れた際に光で警告を発することで、周囲の人に使用者の熱中症の兆候を知らせることができ、熱中症を予防できる。
本考案の第1実施形態にかかる熱中症予防装置が設けられた熱中症予防ヘルメットの側面図である。 図1の熱中症予防ヘルメットの背面図である。 図1の熱中症予防装置を構成するセンサ部の正面図である。 図1の熱中症予防装置の構成ブロック図である。 図4の制御部が実行するプログラムのフローチャートである。 本考案の第2実施形態にかかる熱中症予防装置が設けられた熱中症予防ヘルメットの斜視図である。 図6の熱中症予防ヘルメットを反対側からみた斜視図である。
本考案の第1実施形態にかかる「熱中症予防装置」を、図1〜5を参照して説明する。
図1に示す熱中症予防ヘルメット1は、頭部装着具としてのヘルメット10と、このヘルメット10に装着された熱中症予防装置2と、を備えている。
ヘルメット10は、各種作業現場で従来から使用されている周知のものであり、帽体11と、帽体11の内側に設けられたライナー、ハンモック、ヘッドバンドと、顎紐12と、を備えている。帽体11の前部にはツバ11aが設けられている。
熱中症予防装置2は、帽体11の内側に配置されるセンサ部3と、帽体11の外側に配置される発光部4と、帽体11の外側に配置される装置本体5と、を備えている。センサ部3と装置本体5は、不図示の電線で接続されている。同様に、発光部4と装置本体5は、不図示の電線で接続されている。
センサ部3は、図3に示すように、頭部に接触して体表面温度を測定する温度センサ33と、頭部に接触して心拍数を測定する心拍センサ34と、これらセンサ33,34を保持したプレート31と、プレート31の裏側に設けられたフック32と、を備えている。センサ部3は、ヘルメット10に対して着脱可能であり、例えば、フック32がハンモック又はヘッドバンドに引っ掛けられることでヘルメット10に取り付けられる。そして、使用者が熱中症予防ヘルメット1を装着することで、センサ33,34が使用者の額に接触する。
発光部4は、図1に示すように、発光素子(例えばLED)41と、第1フック42と、第2フック43と、を備えている。発光部4は、ヘルメット10に対して着脱可能であり、第1フック42がツバ11aに引っ掛けられ、第2フック43が帽体11の縁に引っ掛けられることでヘルメット10に取り付けられる。この状態で、発光素子41がツバ11aの上面に配置されており、発光時にはその光が使用者の周囲の人に視認されるようになっている。
装置本体5は、図1,2,4に示すように、ケース51と、ケース51の下端に設けられたフック52と、ケース51の外面に配置されたLCD53と、ケース51内に収容された制御部54及び電源部(例えば二次電池)55と、各種操作ボタンと、を備えている。装置本体5は、ヘルメット10に対して着脱可能であり、フック52が帽体11の縁に引っ掛けられることでヘルメット10に取り付けられる。
図5は、制御部54が実行するプログラムのフローチャートである。図5に示すように、操作ボタンが押圧されて装置本体5の電源がONされると、制御部54は、温度センサ33と心拍センサ34に計測の開始を命令する。制御部54は、これらセンサ33,34から得られた測定値が所定値以上であるか否かを判定し、所定値以上である場合に発光部4を発光させる。センサ33,34から得られた測定値が所定値以上でない場合は、制御部54は、所定時間の経過を経て、再度、温度センサ33と心拍センサ34に計測の開始を命令する。
なお、制御部54は、上述した所定閾値以上による判定のみならず、体表面温度及び心拍数の変化の度合、体表面温度及び心拍数の値の推移等によって判定してもよい。
上記熱中症予防装置2を備えた熱中症予防ヘルメット1によれば、使用者の体表面温度と心拍数が所定値以上となり熱中症の兆候が現れた際に光で警告を発することで、周囲の人に使用者の熱中症の兆候を知らせることができ、熱中症を予防できる。
本考案の第2実施形態にかかる「熱中症予防装置」及び「熱中症予防ヘルメット」を、図6,7を参照して説明する。図6,7において、前述した第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
図6,7に示す熱中症予防ヘルメット101は、頭部装着具としてのヘルメット110と、熱中症予防装置102と、を備えている。
ヘルメット110は、第1実施形態と同様に、帽体11と、帽体11の内側に設けられたライナー、ハンモック、ヘッドバンドと、顎紐12と、を備えている。
熱中症予防装置102は、帽体11の内側に配置されるセンサ部3と、帽体11の外面に形成された発光部104と、帽体11に形成された装置本体105と、を備えている。センサ部3は、第1実施形態と同様に、帽体11と別体で形成されており、ハンモック又はヘッドバンドに引っ掛けられることでヘルメット110に取り付けられる。発光部104と装置本体105は、ヘルメット110と一体で形成されている。
発光部104は、複数の発光素子と、発光素子よりも外側(使用者の頭部から離れた側)に配置された導光部材と、で構成されている。この導光部材は、使用者の一方のこめかみ付近から後頭部付近を通って他方のこめかみ付近に達する線状に形成されている。発光素子に通電が行われると、導光部材全体が発光し、ライン状に光って見える。
装置本体105は、帽体11の外面に配置されたLCD53及び各種操作ボタンと、帽体11に内蔵された制御部54及び電源部55と、を備えている。制御部54は、第1実施形態と同じく、操作ボタンが押圧されて装置本体105の電源がONされると、センサ部3に体表面温度及び心拍数の計測開始を命令する。制御部54は、センサ部3から得られた測定値が所定値以上であるか否かを判定し、所定値以上である場合に発光部104を発光させる。センサ部3から得られた測定値が所定値以上でない場合は、制御部54は、所定時間の経過を経て、再度、センサ部3に計測の開始を命令する。
上記熱中症予防装置102を備えた熱中症予防ヘルメット101によれば、使用者の体表面温度と心拍数が所定値以上となり熱中症の兆候が現れた際に光で警告を発することで、周囲の人に使用者の熱中症の兆候を知らせることができ、熱中症を予防できる。
上述した実施形態では、熱中症の兆候が現れた際に光で警告を発する構成であったが、これに加えて、光と音で警告を発する構成としてもよい。さらに、光で警告を発した上で、熱中症の兆候が現れたことを管理者端末等に無線送信する構成としてもよい。
また、本考案の熱中症予防装置は、上記構成に加え、加速度センサを備えていてもよい。この加速度センサは、例えば、図3のプレート31に保持される構成とすることができる。この加速度センサを備えることにより、使用者が転倒した場合や、使用者に何かが衝突した場合、そのことを検出することができる。
また、本考案の熱中症予防装置は、上記構成に加え、腕などに装着するバイタル製品から危険信号を読み取って、上記発光部によって警告を発する構成としてもよい。
上述した実施形態では、「頭部装着具」として、ヘルメットを例にあげて説明したが、本考案における「頭部装着具」とは、ヘルメットに限定されず、帽子、頭巾、着ぐるみ、サンバイザー等も含まれる。
上述した実施形態では、温度センサと心拍センサが使用者の額に接触する構成であったが、本考案ではこれに限らず、温度センサと心拍センサが腕などの額以外に接触する構成であってもよい。例えば、温度センサと心拍センサが腕時計のバンドに取り付けられる構成であってもよい。
上記実施形態は本考案の代表的な形態を示したに過ぎず、本考案は、当該実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本考案の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本考案の構成を具備する限り、勿論、本考案の範疇に含まれるものである。
1,101 熱中症予防ヘルメット
2,102 熱中症予防装置
4,104 発光部
10,110 ヘルメット(頭部装着具)
33 温度センサ
34 心拍センサ
54 制御部

Claims (3)

  1. 人体の頭部に装着される頭部装着具に設けられる熱中症予防装置であって、
    前記人体に接触して体表面温度を測定する温度センサと、
    前記人体に接触して心拍数を測定する心拍センサと、
    前記頭部装着具の外側に配置される発光部と、
    前記温度センサ及び前記心拍センサから得られた測定値が所定の基準を満たしているか否かを判定し、満たしている場合に前記発光部を発光させる制御部と、を備えている
    ことを特徴とする熱中症予防装置。
  2. 前記温度センサ、前記心拍センサ、前記発光部、前記制御部が、前記頭部装着具と別体で形成されており、前記頭部装着具に着脱可能に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱中症予防装置。
  3. 請求項1に記載の熱中症予防装置と、前記頭部装着具としてのヘルメットと、を備え、
    前記発光部と前記制御部が前記ヘルメットと一体で形成されている
    ことを特徴とする熱中症予防ヘルメット。
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