JP3225274B2 - たこ焼き製造法 - Google Patents

たこ焼き製造法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たこ焼き製造法
に関し、更に詳しくは振動型自動たこ焼き製造機により
製造したたこ焼きを、更に非振動型自動たこ焼き製造機
と手焼加工等とにより焼いて、本来のたこ焼きが有する
以上の味と風味とを有するたこ焼きを容易に製造できる
たこ焼き製造法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、焼き上り時間を短縮するために、
図7に示す通り、たこ焼きプレート12を振動させなが
ら各半球形凹部(穴)12a、12a・・内でたこ焼き
生地(図示せず)を自動回転させる振動型自動たこ焼き
製造機10が提案されている。
【0003】しかし、この振動型自動たこ焼き製造機1
0に於ては、該たこ焼きプレート12はテフロン加工さ
れたものであり、たこ焼きを回転させるため、直火との
間に別途1枚のプレート14を介在させて熱している。
従って、該振動型自動たこ焼き製造機10による加熱
は、直火でなく、間接的に該テフロン加工プレート12
の下側を加熱するものであるから、熱量が不足する。
【0004】公知のテフロン加工たこ焼きプレート12
を有する振動型自動たこ焼き製造機10によるタコ焼き
は、先ず (1)該テフロン加工たこ焼きプレート12の所要の直
径と深さとを有する半球形凹部(穴)12a、12a・
・内に、ホッパー(図示せず)を介して生地を入れ、次
にたこ焼きの具(たこ片、天かす、ねぎ、紅生姜等)
(図示せず)を入れ、更に生地を入れて2分間焼く。 (2)2分間後生地が振動で飛ばない様に、所要の長さ
を有する竹製の細棒で手動により該たこ焼きを半回転
(90℃)させておく。 (3)その後、該たこ焼きプレート12を6分間振動さ
せながら回転させ、球状となった該たこ焼きの原形を作
る。 (4)該たこ焼きの原形の作成後、温度194℃に保持
された該テフロン加工たこ焼きプレートの余熱で1分間
放置する。 (5)その結果、球状の該たこ焼きの下部が固くなるの
で、返してその下部を上部に導く、各工程である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、公知の振動型
自動たこ焼き製造機10により製造したタコ焼きは、熱
量が不足し、表面が柔らかく焼き上がるので極めてくず
れやすく、たこ焼き本来の味と風味がないので、全く美
味しくない。一般的に、非熟練者がたこ焼き製造に習熟
するためには、生地の仕込みや焼き上げ工程等に数ケ月
のトレイニングが必要と言われている。
【0006】
【課題を解決しようとする手段】この発明は、公知のテ
フロン加工たこ焼きプレートを有する振動型自動たこ焼
き製造機により製造したタコ焼きの欠陥を改良するもの
であり、その要旨は、(1)所要の直径と深さとを有す
る半球形凹部を所要間隔で形成した鉄板たこ焼きプレー
トを有する非振動型自動たこ焼き機の該各半球形凹部内
に、油ふきにより所要量のサラダ油を塗布する工程と、
(2)該振動型自動たこ焼き機により焼いて固くなった
たこ焼きの上部を千枚通しで刺し、隣接する該非振動型
自動たこ焼き機の該各半球形凹部内に該固くなったたこ
焼きを移す工程と、(3)球形となった該たこ焼きを2
本の千枚通しを介して所要時間加熱しながら回転させる
工程と、(4)該鉄板たこ焼きプレート上で隣接する該
各半球形凹部の間にサラダ油を線条に塗布する工程と、
(5)該各半球形凹部内の該球形たこ焼きを再度2本の
千枚通しを介して回転させながら所要時間加熱する工程
と、(6)該たこ焼きの短時間加熱する工程と、(7)
最後に所要量のワインを振掛ける工程と、から成り、該
(1)〜(5)の各工程を弱火で加熱し、該(6)工程
を強火で加熱することを特徴とするたこ焼き製造法であ
る。
【0007】
【発明の実施の態様】この発明に於ては、公知の振動型
自動たこ焼き製造機により製造したたこ焼きを、更に非
振動型自動たこ焼き製造機と手焼加工との所謂相乗効果
により、たこ焼き本来の味と風味とを有するたこ焼きを
容易に製造できる様にするものであり、たこ焼き製造法
の熟練者でなくても、本来のたこ焼きが有する以上の味
と風味とを有するたこ焼きを容易に製造できるたこ焼き
製造法である。
【0008】
【実施例】この発明に係るたこ焼き製造法を説明する。
請求項1、2記載のたこ焼き製造法に於て、公知の振動
型自動たこ焼き製造機10により製造したたこ焼きを、
隣接する所要の直径と深さとを有する半球形凹部(穴)
22a、22a・・を所要間隔で形成した鉄板たこ焼き
プレート22を設けた非振動型自動たこ焼き機20の該
各半球形凹部22a、22a・・内壁面に、油ふき42
により所要量(通常の3倍)のサラダ油を塗布する。
【0009】公知の該振動型自動たこ焼き製造機10に
より製造して固くなったたこ焼き50の上部を、図5に
示す千枚通し40を介して隣接するこの発明のたこ焼き
製造法により使用する該非振動型自動たこ焼き製造機2
0の該鉄板たこ焼きプレート22の該各半球形凹部22
a、22a・・内に移す。
【0010】2本の該千枚通し40を介して球状に成型
された該たこ焼き50を2分間回転させる。
【0011】該鉄板たこ焼きプレート22上で隣接する
該各半球形凹部22a、22a・・の間に該油ふき42
を介してサラダ油を線条24、24・・に塗布する。
【0012】2本の該千枚通し40を介して該球状たこ
焼き50を3分間回転させる。
【0013】該(1)〜(5)の各工程を弱火175℃
で加熱するものとする。
【0014】次に、該自動たこ焼き機20の該半球形凹
部22a、22a・・内で該たこ焼き52、52・・を
強火190℃で1分間焼く。
【0015】最後に、該焼き上りたこ焼き50上に赤又
は所望に応じ白のワイン3〜5ccを振掛けて製品とす
る。
【0016】尚、熱源は、ガス又は電気とする。
【0017】
【発明の効果】(1)前述の通り、この発明に係るたこ
焼き製造法は、所謂振動機械焼きと手焼きプラス機械焼
きとの相乗効果により、熟練者でなくても容易にたこ焼
きを実施可能となり、数ケ月のトレイニングが不要とな
るので極めて経済的となる。
【0018】(2)公知のたこ焼き製造法に対して図4
に示す通り、(1)工程に於て、該鉄板たこ焼きプレー
ト22の該半球形凹部(穴)22a、22a・・内に、
油ふき42により所要量のサラダ油を塗布し、(4)工
程に於て、該鉄板たこ焼きプレート22上で隣接する該
各半球形凹部22a、22a・・の間にサラダ油を線条
24、24・・に塗布するものであるから、サラダ油の
塗布が2工程となり、多量のサラダ油を該半球形凹部
(穴)22a、22a・・内に塗布した場合に比較して
加熱時間が短縮される。
【0019】(3)この発明に係るたこ焼き製造法に製
造したたこ焼き50は、直火で焼かれるので、公知の振
動型自動たこ焼き製造機10により製造したたこ焼きに
比較してその表面が固くなり、“ふっくら”してもくず
れず、舌触りが良くなり、食するとカリットした食感が
得られる。
【0020】(4)公知の振動型自動たこ焼き製造機1
0により製造したたこ焼きと比較して、この発明に係る
たこ焼き製造法により焼き上げたたこ焼き50上に赤又
は所望に応じ白のワインを振掛けるから、素人でも従来
のたこ焼き以上の味と風味とを有するたこ焼きを容易に
製造できる様になる。
【0021】(5)この発明に係るたこ焼き製造法は、
単なる調理法ではなく、公知の振動型自動たこ焼き製造
機10で製造する方法を、非振動型自動たこ焼き製造機
20と手焼き工程等により、格段に改良したものであ
り、公知のたこ焼きでは得られない画期的な味と風味と
を有するたこ焼きが得られる点に特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るたこ焼き製造法のブロック略図
である。
【図2】この発明に係るたこ焼き製造法に使用する非振
動型自動たこ焼き製造機に設けられる鉄板たこ焼きプレ
ートの斜視図である。
【図3】図2の鉄板たこ焼きプレートの正面略図であ
る。
【図4】図3の半球形凹部(穴)を示す1V−1V線拡
大断面略図である。
【図5】千枚通しの略斜視図である。
【図6】油ふきの略斜視図である。
【図7】公知の振動型自動たこ焼き製造機の斜視図であ
る。
【符号の説明】
10・・・公知の振動型自動たこ焼き製造機; 12・・・テフロン加工たこ焼きプレート; 12a・・・半球形凹部(穴); 14・・・プレート; 20・・・この発明に係るたこ焼き製造法に使用する非
振動型自動たこ焼き機; 22・・・鉄板製たこ焼きプレート; 22a・・・半球形凹部(穴); 24・・・サラダ油の線条; 40・・・千枚通し; 42・・・油ふき; 50・・・たこ焼き。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所要の直径と深さとを有する半球形凹部を
    所要間隔で形成したテフロン加工たこ焼きプレートの該
    半球形凹部内に、たこ焼き生地と具(たこ片、天かす、
    ねぎ、紅生姜等)を入れ、振動、回転させながら該たこ
    焼き生地と該具とを所要時間焼く振動型自動たこ焼き機
    によりたこ焼きを実施する方法に於て; (1)所要の直径と深さとを有する半球形凹部を所要間
    隔で形成した鉄板たこ焼きプレートを有する非振動型自
    動たこ焼き機の該各半球形凹部内に、油ふきにより所要
    量のサラダ油を塗布する工程と; (2)該振動型自動たこ焼き機により焼き、固くなった
    該たこ焼きの上部を千枚通しで刺し、隣接する該非振動
    型自動たこ焼き機の該鉄板たこ焼きプレートの該各半球
    形凹部内に移す工程と; (3)球形となった該たこ焼きを2本の千枚通しを介し
    て所要時間加熱しながら回転させる工程と; (4)該鉄板たこ焼きプレート上で隣接する該各半球形
    凹部の間にサラダ油を油ふきを介して線条に塗布する工
    程と; (5)該各半球形凹部内の該球形たこ焼きを再度2本の
    千枚通しを介して回転させながら所要時間加熱する工程
    と; (6)該たこ焼きを短時間加熱する工程と; (7)最後に所要量のワインを振掛ける工程と;から成
    り;該(1)〜(5)の各工程を弱火で加熱し、該
    (6)工程を強火で加熱することを特徴とするたこ焼き
    製造法。
  2. 【請求項2】該(1)工程に於て、油ひきを介して通常
    の3倍の該サラダ油を塗布し、該(3)工程に於て、該
    球形たこ焼きを2分間加熱しながら回転させ、該(4)
    工程に於て、該鉄板たこ焼きプレート上で隣接する該各
    半球形凹部の間にサラダ油を該油ふきを介して線条に塗
    布し、該(5)工程に於て、該各半球形凹部内の該たこ
    焼きを再度千枚通しを介して上下回転させながら該たこ
    焼きの周囲にサラダ油を均一に塗布しながら3分間サラ
    ダ油で炒める工程と、該(6)工程を強火で加熱ことか
    ら成り;該(1)〜(5)の各工程を175℃の弱火で
    加熱しながら実施し、該(6)工程を190℃の強火で
    1分間加熱しながら実施することを特徴とする請求項1
    記載のたこ焼き製造法。
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