JP3225227U - 簡便式椅子リニューアルカバー - Google Patents

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JP3225227U
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Japan
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chair
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seat
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backrest
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一 鍛治谷
一 鍛治谷
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株式会社かじ新
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Abstract

【課題】背もたれ部や座部の劣化した椅子を、椅子生地の張り替え職人の手によらずとも、簡単に張り替えリニューアルすることができ、装着時はもちろん椅子使用中においても皺が発生することのない椅子カバーを提供する。
【解決手段】椅子背もたれ部1を被うカバーであって、当該カバーが袋状に作られており、当該袋状カバーの開口部末端に折り返し布部を有し、当該折り返し布部に配置される面ファスナーと、椅子の枠に配置される面ファスナーとを接触させることで固定すること。
【選択図】図1

Description

本考案は、レストラン、ホテル、結婚式場等で使用される椅子に着脱自在に装着され、椅子を簡便且つ短時間にリニューアルすることができる簡便式椅子リニューアルカバーに関する。
椅子は、長年の使用により、平面摩擦や経年劣化により、通常、何年かに一度は、椅子生地を張り替え、リニューアルするのが一般的である。しかし、椅子生地の張り替えには、熟練の技術が必要であり、張り替え職人の減少により、市場のニーズに迅速に十分応えられていない現状にある。
劣化した椅子を簡便にリニューアルするため、様々な技術が開発されている。例えば、実用新案登録文献1では、椅子生地が古くなったり、すり切れてきたりした椅子の雰囲気を一新する場合に使用することができる椅子カバ−が記載されれいる。しかし、密着性やシワの発生、使用中のズレなど、使用時の装着状態を安定に保持することが難しい等の問題が発生しやすく、椅子生地張り替え職人と同程度の質で、椅子生地を簡便に張り替えることができる潜在的ニーズが存在している。
実用新案文献1
実用新案文献1
登録実用新案公報第3188814号
本考案は、椅子生地張り替え職人の手によらずとも、劣化した椅子を簡便にリニューアルすることができ、しかも装着状態を安定に保つことができ、さらには多様な美的センスをもつ消費者ニーズに対応すべく、背もたれ部と座板部の自由な組み合わせバリエーションを実現する簡便式椅子リニューアルカバーを提供することを目的とする。
本目的を達成するために、本考案者は、鋭意検討した結果、背もたれ部、および座部を簡便にカバーリングし、安定的な装着状態を保持可能なように、末端にマジックテープ設置用の折り返し布部を有する袋状の椅子カバーを開発することに成功し、本考案を完成するに至った。
本考案品によって、外観上劣化した椅子が、背もたれ部と座部とに利用する椅子生地の組み合わせを自在に設定することができる、本考案の椅子カバーによって覆うことで、斬新な椅子へとリニュアーアルさせることができ、また、固定ビスやホチキスの代わりに、マジックテープを利用したことで、カバー脱着が簡単になり、クリーニング後に再度、装着することもでき、椅子を簡便・迅速にリニューアルすることが容易に出来るようになった。
図1は、本考案品の椅子カバー(背もたれ部用)を装着する前の椅子背もたれ部と椅子カバーを固定するためのマジックテープ部を示した図である。 図2は、本考案品の椅子カバー(背もたれ部用)を装着する前の椅子背もたれ部と椅子カバーを固定するためのマジックテープ部を示した図である。 図3は、本考案品の椅子カバー(背もたれ部用)を装着した後の背もたれ部を示した図である。 図4は、本考案品の椅子カバー(座部用)を装着するために、椅子から取り外した座部を示した図である。 図5は、本考案品の椅子カバー(座部用)を装着した後の座部を示した図である。 図6は、本考案品の椅子カバー(背もたれ用および座部用)を装着する前の椅子を示した図である。 図7は、本考案品の椅子カバー(背もたれ用および座部用)を装着した後の椅子を示した図である。
以下、図面を参照して本考案の一実施形態に係る椅子カバーについて説明する。この椅子カバーは、レストラン、ホテル、結婚式場等に設けられる椅子、具体的には、例えば、図6に示すように背もたれ部12と座部13とが別々のパーツとして構成されるタイプの椅子において、当該椅子の表面(背もたれ面および座面)が経年劣化等により、リニューアルが必要になった場合に、椅子張り職人の手によらずとも、本考案の椅子カバーを装着するだけで、誰でも簡単に椅子をリニューアルすることができる脱着簡単な椅子カバーである。さらには、経年劣化により、座部のクッションが弾力性を失った場合には、クッション部あるいは座板ごと交換することも可能である。
ちなみに図6に示した椅子の背もたれ部12と座部13は、例えば、木製の板にクッション部材を装着し、当該クッション部材の表面全体を布材やレザーシート材にて被覆したものや、型抜き成形加工により形成された所定形状のプラスチック製の基体部表面に所定厚みのクッション部材を装着し、当該クッション部材の表面全体を布材やレザーシート材にて被覆したもの等が挙げられる。なお、椅子については背もたれ部と座部とが別々のパーツとして構成されるタイプのものであれば良く、その他の部位の構造・構成については特に限定されない。また椅子自体については、上記の条件を満たす限り、本考案とは直接関係がないのでその詳細な説明は省略する。
さて、本考案に係る椅子カバーは、背もたれ部用の椅子カバー(「椅子カバー(背もたれ部用)」と記載される)と座部用の椅子カバー(「椅子カバー(座部用)」と記載される)とからなる。図3および図5に示すように、背もたれ部および座部に被せ、椅子カバーの末端をマジックテープで固定することで、張りをもたせ、皺が生じないような構造となっている袋状の構造をしている。
このカバー本体は、布材や皮革材、或いはメッシュ状に編み込んだ繊維材等からなる。図1および図3から明らかなに、椅子カバー(背もたれ部用)は、カバー本体の末端部にマジックテープが設置されており、予め、椅子に設置したマジックテープと「フック」と「ループ」の関係で接着・固定できるようになっている。なお、椅子側には。マジックテープの「ループ」側を、本考案の椅子カバーには「フック」側を装着することが好ましいが、その反対にすることも可能である。
そして、本考案の袋状の椅子カバー(背もたれ部用)本体の一端部側(図3において6)にはマッジックテープが設置されており、椅子の背もたれ部の底面部に設置したマジックテープ部(図2において4)と接着・固定させる構造となっている。同様に、図1の2のマジックテープ部と、本考案の袋状の椅子カバー(背もたれ部)本体表面の一端部側に設置されたマッジックテープとが接着・固定させる構造となっている。
次に、本考案の袋状の椅子カバー(座部用)について説明する。座部の底面(図4において8)にはマッジックシートが設置されており、本考案の袋状の椅子カバー(座部用)の四方の末端部に設置したマジックテープ部(図5において10)と接着・固定させる構造となっている。椅子カバー(座部用)の末端をマジックテープで固定させる際に、十分な力で、引っ張り固定することで、張りをもたせ、皺が生じないように座部に、本考案の椅子カバー(座部用)を装着させることができる。
上記のように、本考案において、背もたれ部と座部とは別々に装着させるため、使用する生地は自由であり、背もたれ部と座部とで異なる生地を利用することで、自由で斬新な椅子生地の組み合わせバリエーションを実現することが可能である。さらに、マジックテープによって固定しているため、椅子カバーを取り外し、クリーニング後、再び装着することもできるエコ対応の椅子カバーである。
なお、本考案は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば椅子カバーの形成素材やその大きさ・形状については、保護対象とする椅子の仕様に応じて定めれば良く、またレストラン、ホテル、結婚式場等に設けられる椅子6以外に適用することも可能である。要は本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
1 背もたれ部
2 本考案の椅子カバー(背もたれ部用)を固定するためのマジックテープ
3 背もたれ部
4 本考案の椅子カバー(背もたれ部用)を固定するためのマジックテープ
5 本考案の椅子カバー(背もたれ部用)
6 本考案の椅子カバー(背もたれ部用)の末端の折り返し部がマジックテープで固定されている部分
7 座板固定用の穴
8 マジックシート
9 座板
10 本考案の椅子カバー(座部用)の末端の折り返し部がマジックテープで固定されている部分
11 本考案の椅子カバー(座部用)を装着後の座部
12 本考案の椅子カバー(背もたれ用)を装着前の背もたれ部
13 本考案の椅子カバー(座部用)を装着前の座部
14 本考案の椅子カバーを装着後の背もたれ部
15 本考案の椅子カバーを装着後の座部
本考案は、レストラン、ホテル、結婚式場等で使用される椅子に着脱自在に装着され、椅子を簡便且つ短時間にリニューアルすることができる簡便式椅子リニューアルカバーに関する。
椅子は、長年の使用により、平面摩擦や経年劣化により、通常、何年かに一度は、椅子生地を張り替え、リニューアルするのが一般的である。しかし、椅子生地の張り替えには、熟練の技術が必要であり、張り替え職人の減少により、市場のニーズに迅速に十分応えられていない現状にある。
劣化した椅子を簡便にリニューアルするため、様々な技術が開発されている。例えば、実用新案登録文献1では、椅子生地が古くなったり、すり切れてきたりした椅子の雰囲気を一新する場合に使用することができる椅子カバ−が記載されれいる。しかし、密着性やシワの発生、使用中のズレなど、使用時の装着状態を安定に保持することが難しい等の問題が発生しやすく、椅子生地張り替え職人と同程度の質で、椅子生地を簡便に張り替えることができる潜在的ニーズが存在している。
実用新案文献1
実用新案文献1
登録実用新案公報第3188814号
本考案は、椅子生地張り替え職人の手によらずとも、劣化した椅子を簡便にリニューアルすることができ、しかも装着状態を安定に保つことができ、さらには多様な美的センスをもつ消費者ニーズに対応すべく、背もたれ部と座板部の自由な組み合わせバリエーションを実現する簡便式椅子リニューアルカバーを提供することを目的とする。
本目的を達成するために、本考案者は、鋭意検討した結果、背もたれ部、および座部を簡便にカバーリングし、安定的な装着状態を保持可能なように、末端に面ファスナー設置用の折り返し布部を有する袋状の椅子カバーを開発することに成功し、本考案を完成するに至った。
本考案品によって、外観上劣化した椅子が、背もたれ部と座部とに利用する椅子生地の組み合わせを自在に設定することができる、本考案の椅子カバーによって覆うことで、斬新な椅子へとリニュアーアルさせることができ、また、固定ビスやホチキスの代わりに、面ファスナーを利用したことで、カバー脱着が簡単になり、クリーニング後に再度、装着することもでき、椅子を簡便・迅速にリニューアルすることが容易に出来るようになった。
図1は、本考案品の椅子カバー(背もたれ部用)を装着する前の椅子背もたれ部と椅子カバーを固定するための面ファスナー部を示した図である。 図2は、本考案品の椅子カバー(背もたれ部用)を装着する前の椅子背もたれ部と椅子カバーを固定するための面ファスナー部を示した図である。 図3は、本考案品の椅子カバー(背もたれ部用)を装着した後の背もたれ部を示した図である。 図4は、本考案品の椅子カバー(座部用)を装着するために、椅子から取り外した座部を示した図である。 図5は、本考案品の椅子カバー(座部用)を装着した後の座部を示した図である。 図6は、本考案品の椅子カバー(背もたれ用および座部用)を装着する前の椅子を示した図である。 図7は、本考案品の椅子カバー(背もたれ用および座部用)を装着した後の椅子を示した図である。
以下、図面を参照して本考案の一実施形態に係る椅子カバーについて説明する。この椅子カバーは、レストラン、ホテル、結婚式場等に設けられる椅子、具体的には、例えば、図6に示すように背もたれ部12と座部13とが別々のパーツとして構成されるタイプの椅子において、当該椅子の表面(背もたれ面および座面)が経年劣化等により、リニューアルが必要になった場合に、椅子張り職人の手によらずとも、本考案の椅子カバーを装着するだけで、誰でも簡単に椅子をリニューアルすることができる脱着簡単な椅子カバーである。さらには、経年劣化により、座部のクッションが弾力性を失った場合には、クッション部あるいは座板ごと交換することも可能である。
ちなみに図6に示した椅子の背もたれ部12と座部13は、例えば、木製の板にクッション部材を装着し、当該クッション部材の表面全体を布材やレザーシート材にて被覆したものや、型抜き成形加工により形成された所定形状のプラスチック製の基体部表面に所定厚みのクッション部材を装着し、当該クッション部材の表面全体を布材やレザーシート材にて被覆したもの等が挙げられる。なお、椅子については背もたれ部と座部とが別々のパーツとして構成されるタイプのものであれば良く、その他の部位の構造・構成については特に限定されない。また椅子自体については、上記の条件を満たす限り、本考案とは直接関係がないのでその詳細な説明は省略する。
さて、本考案に係る椅子カバーは、背もたれ部用の椅子カバー(「椅子カバー(背もたれ部用)」と記載される)と座部用の椅子カバー(「椅子カバー(座部用)」と記載される)とからなる。図3および図5に示すように、背もたれ部および座部に被せ、椅子カバーの末端を面ファスナーで固定することで、張りをもたせ、皺が生じないような構造となっている袋状の構造をしている。
このカバー本体は、布材や皮革材、或いはメッシュ状に編み込んだ繊維材等からなる。図1および図3から明らかなに、椅子カバー(背もたれ部用)は、カバー本体の末端部に面ファスナーが設置されており、予め、椅子に設置した面ファスナーと「フック」と「ループ」の関係で接着・固定できるようになっている。なお、椅子側には。面ファスナーの「ループ」側を、本考案の椅子カバーには「フック」側を装着することが好ましいが、その反対にすることも可能である。
そして、本考案の袋状の椅子カバー(背もたれ部用)本体の一端部側(図3において6)にはマッジックテープが設置されており、椅子の背もたれ部の底面部に設置した面ファスナー部(図2において4)と接着・固定させる構造となっている。同様に、図1の2の面ファスナー部と、本考案の袋状の椅子カバー(背もたれ部)本体表面の一端部側に設置されたマッジックテープとが接着・固定させる構造となっている。
次に、本考案の袋状の椅子カバー(座部用)について説明する。座部の底面(図4において8)にはマッジックシートが設置されており、本考案の袋状の椅子カバー(座部用)の四方の末端部に設置した面ファスナー部(図5において10)と接着・固定させる構造となっている。椅子カバー(座部用)の末端を面ファスナーで固定させる際に、十分な力で、引っ張り固定することで、張りをもたせ、皺が生じないように座部に、本考案の椅子カバー(座部用)を装着させることができる。
上記のように、本考案において、背もたれ部と座部とは別々に装着させるため、使用する生地は自由であり、背もたれ部と座部とで異なる生地を利用することで、自由で斬新な椅子生地の組み合わせバリエーションを実現することが可能である。さらに、面ファスナーによって固定しているため、椅子カバーを取り外し、クリーニング後、再び装着することもできるエコ対応の椅子カバーである。
なお、本考案は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば椅子カバーの形成素材やその大きさ・形状については、保護対象とする椅子の仕様に応じて定めれば良く、またレストラン、ホテル、結婚式場等に設けられる椅子6以外に適用することも可能である。要は本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
1 背もたれ部
2 本考案の椅子カバー(背もたれ部用)を固定するための面ファスナー
3 背もたれ部
4 本考案の椅子カバー(背もたれ部用)を固定するための面ファスナー
5 本考案の椅子カバー(背もたれ部用)
6 本考案の椅子カバー(背もたれ部用)の末端の折り返し部が面ファスナーで固定されている部分
7 座板固定用の穴
8 マジックシート
9 座板
10 本考案の椅子カバー(座部用)の末端の折り返し部が面ファスナーで固定されている部分
11 本考案の椅子カバー(座部用)を装着後の座部
12 本考案の椅子カバー(背もたれ用)を装着前の背もたれ部
13 本考案の椅子カバー(座部用)を装着前の座部
14 本考案の椅子カバーを装着後の背もたれ部
15 本考案の椅子カバーを装着後の座部

Claims (1)

  1. 椅子背もたれ部を被うカバーであって、当該カバーが袋状に作られており、当該袋状カバーの開口部末端に折り返し布部を有し、当該折り返し布部に配置されるマジックテープと、椅子の枠に配置されるマジックテープとを接触させることで固定することを特徴とする簡便式椅子リニューアルカバー。
JP2019003616U 2019-09-04 2019-09-04 簡便式椅子リニューアルカバー Active JP3225227U (ja)

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