JP3225075U - 側溝用溝蓋 - Google Patents

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石田 昭三
昭三 石田
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石田鉄工株式会社
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Abstract

【課題】従来の側溝用溝蓋と比較して、効果的にスリップの発生を防止することができる側溝用溝蓋を提供する。【解決手段】一対の側板部材20と、側板部材間に並設された複数のベアリングバー11と、ベアリングバーに交差されて格子状に固定される複数の補強部材15とを有し、側溝1の溝開口部5に設置される溝蓋であって、側板部材が、ベアリングバーが接合される側壁部21と、側壁部の上端から外側へ延設されて溝開口部の縁部に載置される鍔部22とが一体に形成された断面逆L字状のアングル部材からなり、鍔部の上面側に複数の突部からなる鍔部滑止部25が形成されている。【選択図】図3

Description

本考案は、側溝の溝開口部に設置される側溝用溝蓋に関する。
U字溝や横断溝等の側溝の溝開口部には、側溝内部への落ち葉やゴミ等の異物の進入を抑制するために、グレーチングと称される金属製の溝蓋が配設される。一般に、溝蓋は、一対の側板部材間に複数のベアリングバーと、ベアリングバーに交差する複数の補強部材とが、格子状に固定されて構成される。また特に、側溝に配設される側溝用溝蓋では、側板部材の上部に鍔部(フランジ部)が形成されており、側溝用溝蓋の設置に際して鍔部が側溝の溝開口部上に載置されて、宙吊り状に保持される(例えば、特許文献1参照)。
側溝用溝蓋では、例えば雨天や雨上がり時等で表面が濡れている場合、歩行者、自転車、自動車等が溝蓋上を通過する際に、スリップするおそれがある。そこで、ベアリングバーの上面には、凹凸面等のノンスリップ加工が施される。これにより、溝蓋通過時のスリップの発生が低減される。この種の側溝用溝蓋では、ノンスリップ加工はベアリングバーに形成されることが一般的であるが、より適切にスリップの発生を低減して安全性の向上を図ることが求められている。
特開2010−261248号公報
本考案は、前記の点に鑑みなされたものであって、従来の側溝用溝蓋と比較して、より適切にスリップの発生を防止することができる側溝用溝蓋を提供するものである。
すなわち、請求項1の考案は、一対の側板部材と、前記側板部材間に並設された複数のベアリングバーと、前記ベアリングバーに交差されて格子状に固定される複数の補強部材とを有し、側溝の溝開口部に設置される溝蓋であって、前記側板部材が、前記ベアリングバーが接合される側壁部と、前記側壁部の上端から外側へ延設されて前記溝開口部の縁部に載置される鍔部とが一体に形成された断面逆L字状のアングル部材からなり、前記鍔部の上面側に複数の突部からなる鍔部滑止部が形成されていることを特徴とする側溝用溝蓋に係る。
請求項1の考案に係る側溝用溝蓋によると、一対の側板部材と、前記側板部材間に並設された複数のベアリングバーと、前記ベアリングバーに交差されて格子状に固定される複数の補強部材とを有し、側溝の溝開口部に設置される溝蓋であって、前記側板部材が、前記ベアリングバーが接合される側壁部と、前記側壁部の上端から外側へ延設されて前記溝開口部の縁部に載置される鍔部とが一体に形成された断面逆L字状のアングル部材からなり、前記鍔部の上面側に複数の突部からなる鍔部滑止部が形成されているため、側板部材の鍔部に滑り止め効果を付与して従来と比較して効果的にスリップの発生を抑制することができ、さらに、突部である鍔部滑止部により鍔部の強度が向上するとともに、鍔部に装飾性を容易に付与することも可能である。
本考案の一実施形態に係る側溝用溝蓋の部分斜視図である。 図1の側溝用溝蓋の平面図である。 図1の側溝用溝蓋の設置状態を表す概略断面図である。 側板部材の概略端面図である。
図1〜3に示す本考案の一実施形態に係る側溝用溝蓋10は、U字溝や横断溝等の側溝1の溝開口部5に設置されて側溝1への落ち葉やゴミ等の進入を抑制するための溝蓋であって、一対の側板部材20,20と、側板部材20,20間に並設された複数のベアリングバー11と、ベアリングバー11に交差されて格子状に固定される複数の補強部材15とを有する。
側溝用溝蓋10は、一般にグレーチングと称され、各部がステンレス材や鉄材等の金属材料、繊維強化プラスチック(FRP)等の強度に優れた材料によって形成される。特に、鉄材を用いる場合、耐食性を向上させるために、溝蓋全体が亜鉛メッキ層によって被覆される。亜鉛メッキ層は、公知の溶融亜鉛メッキ処理によって形成される。また、溶融亜鉛メッキ処理に際して、側溝用溝蓋10が加熱されることにより強化されて強度が向上する。
ベアリングバー11は、側溝用溝蓋10の強度を保持する部材であり、断面形状がI字状、Y字状、T字状、矩形状、逆台形状等の様々な形状で構成される。ベアリングバー11の上面には、必要に応じて、滑り止めのための凹凸面等のノンスリップ加工12が施される。
補強部材15は、図1,2に示すように、ベアリングバー11と交差して格子状に固定することにより、ベアリングバー11を補強する部材である。この補強部材15は、ベアリングバー11に対して直交するように複数本並設される。補強部材15には、ベアリングバー11の上面に溶接されるツイストバーや、ベアリングバー11を貫通するクロスパイプ等が適宜に用いられる。
側板部材20は、図3に示すように、ベアリングバー11が接合される側壁部21と、側壁部21の上端から外側へ延設された鍔部22とが一体に形成された断面逆L字状のアングル部材(エンドアングル)からなり、溝開口部5の縁部に鍔部22が載置されることにより、側溝用溝蓋10を宙吊り状に保持される。この側板部材20では、図1〜4に示すように、鍔部22の上面側に複数の鍔部滑止部25が形成されている。
鍔部滑止部25は、図4に示すように、鍔部22の上面側に突出した突部からなる。鍔部22は、鍔部滑止部25が形成されない場合、上面側が広範な平坦面となるため、スリップが発生しやすくなるおそれがある。そのため、鍔部22の上面に複数の鍔部滑止部25を形成して凹凸面を構成することにより、鍔部22に滑り止め効果が付与される。
鍔部滑止部25の形状は、鍔部22の上面側から突出した形状であれば特に限定されないが、図示のように、鍔部滑止部25の裏面26が鍔部32の裏面23と面一に形成される。すなわち、鍔部22の裏面23は、鍔部滑止部25の裏面26を含む平坦面として形成される。そのため、鍔部滑止部25が鍔部22の他の部位と比較して肉厚となり、鍔部22の強度が向上する。
鍔部滑止部25では、単一で模様、文字、記号等の適宜の形状に形成することによって鍔部22に装飾性を付与することが可能である。また、複数の鍔部滑止部25の組み合わせによって模様、文字、記号等を構成して鍔部22に装飾性を付与することもできる。図1,2に示す実施形態では、複数の鍔部滑止部25によって縞模様状を形成している。複数の鍔部滑止部25による縞模様は、縞鋼板(縞板)の表面の模様に相当するものであるため、設置時における路面等との外観上の違和感を少なくすることができ、景観を損なうおそれがない。
以上図示し説明したように、本考案の側溝用溝蓋は、側板部材が側壁部と鍔部とを一体に形成した断面逆L字状のアングル部材からなり、鍔部の上面側に複数の突部からなる鍔部滑止部が形成されているため、従来スリップが発生するおそれがあった側板部材の鍔部に滑り止め効果を付与することができる。また、ベアリングバーの上面にノンスリップ加工を施すことにより、側溝用溝蓋のほぼ全面にわたって滑り止め効果を付与することが可能となる。従って、従来と比較して効果的にスリップの発生を抑制することができる。さらに、鍔部滑止部が鍔部上面側からの突部であるため、鍔部の他の部位と比較して肉厚となって鍔部の強度が向上する。加えて、必要に応じて、単一の鍔部滑止部または複数の鍔部滑止部の組み合わせによって、鍔部に装飾性を容易に付与することができる。
以上の通り、本考案の側溝用溝蓋は、側板部材の鍔部に滑り止め効果を付与して従来の側溝用溝蓋と比較して効果的にスリップの発生を防止することができる。そのため、従来の側溝用溝蓋の代替品として有望である。
1 側溝
5 溝開口部
10 側溝用溝蓋
11 ベアリングバー
12 ノンスリップ加工
15 補強部材
20 側板部材
21 側壁部
22 鍔部
23 鍔部の裏面
25 鍔部滑止部
26 鍔部滑止部の裏面

Claims (1)

  1. 一対の側板部材と、前記側板部材間に並設された複数のベアリングバーと、前記ベアリングバーに交差されて格子状に固定される複数の補強部材とを有し、側溝の溝開口部に設置される溝蓋であって、
    前記側板部材が、前記ベアリングバーが接合される側壁部と、前記側壁部の上端から外側へ延設されて前記溝開口部の縁部に載置される鍔部とが一体に形成された断面逆L字状のアングル部材からなり、前記鍔部の上面側に複数の突部からなる鍔部滑止部が形成されている
    ことを特徴とする側溝用溝蓋。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7454896B1 (ja) 2023-10-16 2024-03-25 光海陸産業株式会社 排水桝用蓋構造体

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