JP2015124521A - ソーラーパネル取付金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】二枚のソーラーパネルを安定的に載置固定でき、また載置板部上の雨水などの水滴を良好に排水できて腐食しにくい簡易構造のソーラーパネル取付金具を提供すること。
【解決手段】金具本体2は、屋根1に固定するための固定部5を下部に有する板材6で構成し、金具本体2を構成する板材6の上部を折曲すると共に、この上部折曲板部4を、前後若しくは左右に並設した二枚のソーラーパネル3の外周縁部同士が隣接状態で載置固定可能な前後方向若しくは左右方向に長さを有する板形状に形成して、この上部折曲板部4を載置板部4とし、この載置板部4に、降雨や結露などによってこの載置板部4に付着する水滴を載置板部4下方へと排水する排水孔7を貫通形成すると共に、この排水孔7の孔縁の全縁部を下向きに折曲して、この折曲孔縁部8を補強部8とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋根上にソーラーパネルを取り付けるために使用するソーラーパネル取付金具に関するものである。
従来のソーラーパネルの取付構造としては、例えば特許文献1の図1に示されているような、屋根上に固定した取付金具の上部載置部にソーラーパネルを直接載置し、この載置部上のソーラーパネルを上方からパネル押え具で押え付け固定する構造が知られており、この取付構造によれば、架台を省略することができるために屋根に対する設置重量を軽減でき、且つ架台がない分コスト安な設置施工が可能となるなどのメリットがある。
意匠登録第特開2013−117121号公報
上記したソーラーパネルの取付構造は、雨水や結露によって付着した水滴が載置部上に滞留すると、この滞留水が原因で載置部が錆付いてしまうことがあった。
本発明は、このようなソーラーパネル直接載置型の取付金具の問題点に注目し、これを解決しようとするためのもので、載置板部上の雨水などの水滴を良好に排水できて腐食しにくく、その上、二枚のソーラーパネルを安定的に載置固定できる簡易構造のソーラーパネル取付金具を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
屋根1上に固定可能な金具本体2の上部に、ソーラーパネル3の外周縁部を載置可能な載置板部4を設けたソーラーパネル取付金具において、前記金具本体2は、前記屋根1に固定するための固定部5を下部に有する板材6で構成し、この金具本体2を構成する板材6の上部を折曲すると共に、この上部折曲板部4を、前後若しくは左右に並設した二枚の前記ソーラーパネル3の外周縁部同士が隣接状態で載置固定可能な前後方向若しくは左右方向に長さを有する板形状に形成して、この上部折曲板部4を前記載置板部4とし、この載置板部4に、降雨や結露などによってこの載置板部4に付着する水滴を載置板部4下方へと排水する排水孔7を貫通形成すると共に、この排水孔7の孔縁の全縁部を下向きに折曲して、この折曲孔縁部8を補強部8としたことを特徴とするソーラーパネル取付金具に係るものである。
また、前記載置板部4に、前記排水孔7を複数貫通形成すると共に、夫々の排水孔7の孔縁の全縁部を下向きに折曲して、この夫々の排水孔7の折曲孔縁部8を前記補強部8としたことを特徴とする請求項1記載のソーラーパネル取付金具に係るものである。
また、前記金具本体2の下部に、折板屋根1や立平葺き屋根のハゼ部9を左右から挟持固定する左右一対の挟持固定部5を設け、この金具本体2は、前記一対の挟持固定部5のうちの一方を備えた第一金具半体11と他方を備えた第二金具半体12とから成ると共に、一方の挟持固定部5と他方の挟持固定部5とが接離移動するように前記第一金具半体11と前記第二金具半体12とをスライド自在に連結した構成とし、この第一金具半体11若しくは第二金具半体12を、前記一対の挟持固定部5のうちの一方若しくは他方を下部に有する板材6で構成し、この第一金具半体11若しくは第二金具半体12を構成する板材6の上部を横向きに折曲すると共に、この上部折曲板部4を、前後若しくは左右に並設した二枚の前記ソーラーパネル3の外周縁部同士が隣接状態で載置固定可能な前後方向若しくは左右方向に長さを有する板形状に形成して、この上部折曲板部4を前記載置板部4としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のソーラーパネル取付金具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、前後方向若しくは左右方向に長さを有する形状の載置板部に、二枚のソーラーパネルの外周縁部を安定的に載置固定でき、また、載置板部に降雨や結露などによって水滴が付着しても、この水滴が排水孔から載置板部下方へと排水されるために錆付きにくいソーラーパネル取付金具となり、しかも本発明の排水孔は、その孔縁の全縁部を折曲して補強部としたため、この排水孔の形成によって損なわれた載置板部の強度を補強部によって補うことができ、従って、長さを有する形状とした載置板部は、載置安定性が高い反面排水孔の形成によって強度落ちを生じ易いが、補強部により載置板部の強度を適正に確保でき、且つこの補強部は、排水孔の孔縁の全縁部を下向きに折曲しているために排水孔からの排水性を損なうことがなく、その上本発明は、金具本体を板材で構成し、この板材の上部を折曲することで金具本体の上部に前記載置板部を一体に形成したから、この構成は、プレス加工などの既存の加工技術を利用してコストをかけずに容易に設計実現可能であるなど、極めて実用性に優れたソーラーパネル取付金具となる。
また、請求項2記載の発明においては、複数の排水孔から雨水などの水滴が載置板部下方へと良好に排水されるために一層錆付きにくく、且つ複数の排水孔の孔縁の全縁部を補強部(折曲孔縁部)としているために、載置板部の強度を適正に確保できるなど、極めて実用性に優れた構成のソーラーパネル取付金具となる。
また、請求項3記載の発明においては、前記載置板部を有し且つ折板屋根や立平葺き屋根に対して容易に固定できる構成を簡易に設計実現可能となる一層実用性に優れた構成のソーラーパネル取付金具となる。
本実施例を示す、固定部材を分解した状態の斜視図である。 本実施例を示す分解斜視図である。 本実施例を示す、折板屋根への固定状態の部分拡大説明正断面図である。 本実施例の使用状態を示す概略説明斜視図である。 本実施例の使用状態を示す部分拡大説明側断面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明のソーラーパネル取付金具の金具本体2を、その下部の固定部5により屋根1上に固定し、金具本体2上部の載置板部4に、前後若しくは左右に並設した二枚のソーラーパネル3の外周縁部を、その互いの外周縁部同士を隣接状態にして載置固定すると、本ソーラーパネル取付金具を介して屋根1上にソーラーパネル3が取り付けられる。
この際、前後方向若しくは左右方向に長さを有する形状の載置板部4には、この載置板部4の長さ方向の両側に二枚のソーラーパネル3の外周縁部を夫々載置することによって、二枚のソーラーパネル3の外周縁部の載置板部4への載置面積を広く確保でき、これによりソーラーパネル3を安定的に載置固定できる。尚、隣接設置するソーラーパネル3の端位置の取り付けに本ソーラーパネル取付金具を使用することもでき、この場合には、例えば載置板部4の長さ方向の片側にだけ端位置のソーラーパネル3の外周縁部を載置固定すると良い。
また、ソーラーパネル3を載置固定した載置板部4には、降雨や結露などによってこの載置板部4に水滴が付着することがあるが、この水滴は、載置板部4に貫通形成した排水孔7から、載置板部4下方へと排水することになる。
従って、載置板部4には水滴が付着しても滞留しにくく、錆付きにくい。
また、前述の通り本発明では、二枚のソーラーパネル3の載置安定性を向上させるために載置板部4の形状を前後方向若しくは左右方向に長さを有する形状に形成しているが、このような長さのある載置板部4は、排水孔7を貫通形成することによって強度落ちを生じ易い。
しかし、本発明の排水孔7は、その孔縁の全縁部を折曲して、この折曲孔縁部8を補強部8としたため、この補強部8が排水孔7の形成によって損なわれた載置板部4の強度を補うこととなる。従って、長さのある載置板部4に排水孔7を貫通形成する構成でありながら、載置板部4の強度は適正に確保されることとなり、また、排水孔7の孔縁の全縁部を下向きに折曲することによって設けられる補強部8は、排水孔7からの排水の妨げとならない。
また、本発明の金具本体2は、前記屋根1に固定するための固定部5を下部に有する板材6で構成し、この板材6の上部を折曲して載置板部4を形成する。即ち、金具本体2と一体に載置板部4を形成する本発明の構成は、簡易に設計実現可能な構成であり、プレス加工などの既存の簡易な加工技術を利用してコストをかけずに製作可能である。
また、例えば、前記載置板部4に、前記排水孔7を複数貫通形成すると共に、夫々の排水孔7の孔縁の全縁部を下向きに折曲して、この夫々の排水孔7の折曲孔縁部8を前記補強部8とすれば、複数の排水孔7から雨水などの水滴が載置板部4下方へと良好に排水される。また、複数の排水孔7は、その孔縁をいずれも補強部8としているために、複数の排水孔7の形成によって損なわれた載置板部4の強度が、夫々の孔縁に設けられた補強部8によって適正に補われる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、折板屋根1用のソーラーパネル取付金具に適用したもので、図1に示すように、金具本体2の上部に、ソーラーパネル3を直接載置可能な載置板部4を設け、この載置板部4に取付ボルト13を立設状態に設け、この金具本体2の下部に、折板屋根1のハゼ部9を左右から挟持固定する左右一対の挟持固定部5を設けている。尚、金具本体2は、折板屋根1用の本実施例に限らず、立平葺き屋根やその他の屋根1に取り付け可能な構成に適宜設計変更可能である。
また、本実施例の金具本体2は、前記一対の挟持固定部5のうちの一方を備えた第一金具半体11と他方を備えた第二金具半体12とから成ると共に、一方の挟持固定部5と他方の挟持固定部5とが接離移動するように前記第一金具半体11と前記第二金具半体12とをスライド自在に連結した構成としている。
本実施例の前記第一金具半体11について説明すると、図2,図3に示すように、縦設配設される一枚の金属製板材6の上部を略直角横向きに折曲して、この上部折曲板部4を、前記ソーラーパネル3を載置可能な略水平方向に面方向を有する平板状の載置板部4としている。
また、この第一金具半体11は、載置板部4の突出先端部を略直角下向きに折曲してこの折曲垂下板部14をボルト支持板14とし、このボルト支持板14に後述する締付ボルト15のボルト杆部を挿通支持可能で且つ締付ボルト15の頭部は挿通不能な孔径寸法のボルト支持孔16を貫通形成している。また、詳しく図示していないが、このボルト支持板14には、前記ボルト支持孔16の前後両側に切り込みを形成し、この切り込み部を外側からプレスすることによってボルト支持板14の内面に回り止め突起を突設し、この前後の回り止め突起が、ボルト支持板14の内側からボルト挿通孔16に挿通した前記締付ボルト15の頭部の対向二側面に当接若しくは近接して締付ボルト15を回り止めし、後述する締付ナット23の回動操作を容易に行えるようにしている。
また、このボルト支持板14は、その上部前後に前後外側に向かって突出する突出片部を一体に形成すると共に、この突出片部を有するボルト支持板14の前後部を、板材6の立直部分に向かって略直角に折曲(ボルト支持板14を平面視で略コ字状に折曲)することで、この上部前後の突出片部を、板材6の立直部分に向かって略平行に突出するガイド支持片21としている。
また、前記載置板部4は、図2に示すように、中心部に前記取付ボルト13を挿通可能なボルト取付孔17を貫通形成し、このボルト取付孔17に載置板部4の下方から取付ボルト13のボルト先端を挿通してこの取付ボルト13のボルト先端にナット18を螺着することにより、この載置板部4に取付ボルト13を落下防止状態で立設状態に締付固定した構成としている。
また、前記載置板部4より下側に存する板材6の立直部分は、その下部前後に前後外側に向かって突出する突出片部を一体に形成し、この板材6立直部分の前後両側縁部を載置板部4の折曲方向と同方向に(前記ボルト支持板14側に)略直角に折曲(板材6立直部分を平面視で略コ字状に折曲)することで、前後の各突出片部が、前記ボルト支持板14に向けて略平行に突出するように設け、更にこの前後の各突出片部の下端を、互いの対向外側方向に略直角に折曲して、この側面視でL状をなす前後の各突出片部を、前記一方の挟持固定部5としている。
本実施例の第二金具半体12は、図2に示すように、前記ボルト支持板14と向い合うようにして縦設配設される一枚の金属製板材19の略中心部に、前記ボルト支持孔16に挿通支持した前記締付ボルト15のボルト杆部を挿通可能で且つ締付ボルト15の頭部や後述する締付ナット23は挿通不能な孔径寸法のボルト通し孔20を貫通形成している。
また、この金属製板材19の上部前後と下部前後とには、前後外側に向かって突出する突出片部を一体に形成し、この板材19の前後両側縁部を同方向に略直角に折曲(板材19を平面視で略コ字状に折曲)することで、上下前後の各突出片部が板材19の板面から略平行に突出するように設け、更にこの下部前後の各突出片部は、前記一方の挟持固定部5と同形状に折曲して、この下部前後の各突出片部を、前記他方の挟持固定部5とし、一方、上部前後の各突出片部の上端を、互いの対向内側方向に略直角に折曲してこの折曲上端部を前記ガイド支持片21に上方からスライド自在に掛止当接する掛止片部22とし、この掛止片部22が前記ガイド支持片21の上縁に沿ってスライド移動することにより、一対の挟持固定部5が(第一金具半体11と第二金具半体12とが)接離スライド移動可能となるように構成している。
上述のように構成した本実施例の第一金具半体11と第二金具半体12とをスライド自在に連結しているが、この連結構造は、第一金具半体11のボルト支持板14の外方に第二金具半体12を配して、このボルト支持板14の前記ガイド支持片21に第二金具半体12の前記掛止片部22を上方から掛止しつつ、ボルト支持板14の内側から外方へ向けて前記ボルト支持孔16に挿通支持した前記締付ボルト15のボルト杆部を第二金具半体12のボルト通し孔20に挿通し、このボルト通し孔20から第二金具半体12の外方へ突出している締付ボルト15のボルト杆部の先端に締付ナット23を螺着した構造としている。即ち、締付ナット23により第二金具半体12が締付ボルト15を介して第一金具半体11に対し外方へ抜止状態に連結されると共に、この締付ナット23を締付方向にねじ込み回動操作することで、第二金具半体12が螺動する締付ナット23に押圧されて第一金具半体11(のボルト支持板14)に接近移動し、これにより一対の挟持固定部5が互いに接近方向にスライド移動して、一対の挟持固定部5で前記ハゼ部9を締付挟持固定できる構成としている(図3参照。)。
本実施例では、前記載置板部4(上部折曲板部4)を、前後若しくは左右に並設した二枚の前記ソーラーパネル3の外周縁部同士が隣接状態で載置固定可能な前後方向若しくは左右方向に長さを有する板形状に形成している。
具体的には、本実施例の載置板部4は、前記一対の挟持固定部5よりも前後方向に長く、一対の挟持固定部5の前後長さ寸法に対して1.5〜2倍程度の前後長さを有する長方形板状となるように前記板材6の形状(展開形状)を設定構成している。即ち、本実施例の載置板部4は、図4に示すように折板屋根1の傾斜方向(ハゼ部9の長さ方向)に対して前後に並設した二枚のソーラーパネル3の外周縁部同士を隣接状態で載置固定可能な構成であって、このようにソーラーパネル3を載置固定すると、二枚のソーラーパネル3の外周縁部の載置板部4への載置面積を広く確保でき、これによりソーラーパネル3を安定的に載置固定できる構成としている。
また、本実施例では、この載置板部4に、降雨や結露などによってこの載置板部4に付着する水滴を載置板部4下方へと排水する排水孔7を貫通形成している。従って、ソーラーパネル3を載置固定した載置板部4には、降雨や結露などによってこの載置板部4に水滴が付着することがあるが、この水滴は、載置板部4に貫通形成した排水孔7から載置板部4下方へと排水することになり、これにより載置板部4には水滴が付着しても滞留しにくく、錆付きにくい構成としている。
具体的には、前記ボルト取付孔17を挟んだ載置板部4の前後両側位置に、載置板部4の前端付近からボルト取付孔17の前側孔縁付近に至るまでの長さを有する貫通孔7と、載置板部4の後端付近からボルト取付孔17の後側孔縁付近に至るまでの長さを有する貫通孔7とを形成し、更にこの前後の貫通孔7は、前後対称形状の平面視略T字状に形成して、この前後二箇所の各貫通孔を前記排水孔7としている。
従って、このような長さのある排水孔7を形成したため、ソーラーパネル3の外周縁部を載置板部4に載置した際にこのソーラーパネル3外周縁部が排水孔7を全て塞いでしまうことがなく、この排水孔7から水滴が良好に排水されることになる構成としている。
また、本実施例では、この各排水孔7の孔縁の全縁部を下向きに折曲して、この折曲孔縁部8を補強部8としている。
即ち、前述の通り本実施例では、二枚のソーラーパネル3の載置安定性を向上させるために載置板部4の形状を前後方向に長さを有する形状に形成しているが、そのような長さのある板状としているが故に載置板部4は排水孔7を貫通形成することによって強度落ちを生じ易い。
そこで、本実施例では、排水孔7の孔縁の全縁部を折曲して、この折曲孔縁部8を補強部8とし、この補強部8が排水孔7の形成によって損なわれた載置板部4の強度を補う構成としている。従って、大きな排水孔7を二箇所も貫通形成する構成でありながら、本実施例の載置板部4の強度は適正に確保されることとなり、しかも補強部8は、排水孔7の孔縁の全縁部を下向きに折曲しているために、この補強部8が排水孔7からの排水を妨げない構成としている。
また、この補強部8は、ボルト取付孔17の前後に隣接する部位が前記ボルト取付孔17に挿通した前記取付ボルト13の頭部の対向二側面に当接若しくは近接して取付ボルト13を回り止めする構成としている(取付ボルト13を載置板部4に取付する際の前記ナット18の回動操作を容易に行えるようにしている。)。
また、本実施例では、前記載置板部4の前後端部を略直角に上方へ折曲して、この前後端部の折曲片をズレ止め突部10とし、この載置板部4にソーラーパネル3外周縁部の金属フレーム部31を載置すると、この金属フレーム部31内周の段差部近傍に前記ズレ止め突部10が配設する構成としている。従って、この載置板部4に載置したソーラーパネル3が水平方向(水平前方若しくは水平後方)に位置ズレしようとすると、このズレ止め突部10に前記段差部が引っ掛かってズレ止めされる構成としている。
また、ここで、本実施例の載置板部4上に載置したソーラーパネル3の固定構造を説明すると、前記取付ボルト13に、この取付ボルト13に螺着した固定用ナット24の締付操作により前記載置板部4に載置したソーラーパネル3の外周縁部(金属フレーム部)を上方から押さえ込み固定する固定部材25を設けている。
具体的には、本実施例の固定部材25は、一枚の金属板を略コ字状に折曲して両側の突出板部26が上部となり各突出板部26の基端部間の中間板部27が下部となる形状に形成すると共に、両側の突出板部26の上部を夫々対向外側に折曲形成してこれをソーラーパネル3の外周縁部の上面に当接する押さえ片28とし、更に中間板部27の中心部に前記取付ボルト13を挿通するボルト挿通孔29を貫通形成した構成としている。
従って、この固定部材25は、一方の押さえ片28が前記載置板部4の前側部に載置したソーラーパネル3の外周縁部の上面を上方から押さえ込み固定し、他方の押さえ片28が前記載置板部4の後側部に載置したソーラーパネル3の外周縁部(金属フレーム部)の上面を上方から押さえ込み固定する構成としている(図5参照。)。
また、隣接設置するソーラーパネル3の端位置の固定には、図4に示した前記押さえ片28が片側にのみ存在する端用固定部材30を使用しても良い。具体的には、載置板部4の長さ方向の片側にだけ端位置のソーラーパネル3の外周縁部を載置し、このソーラーパネル3の外周縁部を端用固定部材30で押え込み固定する。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 屋根・折板屋根
2 金具本体
3 ソーラーパネル
4 載置板部・上部折曲板部
5 固定部・挟持固定部
6 板材
7 排水孔
8 折曲孔縁部・補強部
9 ハゼ部
11 第一金具半体
12 第二金具半体
特開2013−117121号公報

Claims (3)

  1. 屋根上に固定可能な金具本体の上部に、ソーラーパネルの外周縁部を載置可能な載置板部を設けたソーラーパネル取付金具において、前記金具本体は、前記屋根に固定するための固定部を下部に有する板材で構成し、この金具本体を構成する板材の上部を折曲すると共に、この上部折曲板部を、前後若しくは左右に並設した二枚の前記ソーラーパネルの外周縁部同士が隣接状態で載置固定可能な前後方向若しくは左右方向に長さを有する板形状に形成して、この上部折曲板部を前記載置板部とし、この載置板部に、降雨や結露などによってこの載置板部に付着する水滴を載置板部下方へと排水する排水孔を貫通形成すると共に、この排水孔の孔縁の全縁部を下向きに折曲して、この折曲孔縁部を補強部としたことを特徴とするソーラーパネル取付金具。
  2. 前記載置板部に、前記排水孔を複数貫通形成すると共に、夫々の排水孔の孔縁の全縁部を下向きに折曲して、この夫々の排水孔の折曲孔縁部を前記補強部としたことを特徴とする請求項1記載のソーラーパネル取付金具。
  3. 前記金具本体の下部に、折板屋根や立平葺き屋根のハゼ部を左右から挟持固定する左右一対の挟持固定部を設け、この金具本体は、前記一対の挟持固定部のうちの一方を備えた第一金具半体と他方を備えた第二金具半体とから成ると共に、一方の挟持固定部と他方の挟持固定部とが接離移動するように前記第一金具半体と前記第二金具半体とをスライド自在に連結した構成とし、この第一金具半体若しくは第二金具半体を、前記一対の挟持固定部のうちの一方若しくは他方を下部に有する板材で構成し、この第一金具半体若しくは第二金具半体を構成する板材の上部を横向きに折曲すると共に、この上部折曲板部を、前後若しくは左右に並設した二枚の前記ソーラーパネルの外周縁部同士が隣接状態で載置固定可能な前後方向若しくは左右方向に長さを有する板形状に形成して、この上部折曲板部を前記載置板部としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のソーラーパネル取付金具。
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