JP3224786B2 - フォーカルプレーンシャッタ - Google Patents

フォーカルプレーンシャッタ

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JP3224786B2
JP3224786B2 JP02382499A JP2382499A JP3224786B2 JP 3224786 B2 JP3224786 B2 JP 3224786B2 JP 02382499 A JP02382499 A JP 02382499A JP 2382499 A JP2382499 A JP 2382499A JP 3224786 B2 JP3224786 B2 JP 3224786B2
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信之 福井
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裕之 泉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明はカメラ用シャッタの露出時
間ムラを補正したフォーカルプレーンシャッタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】周知のようにカメラ用フォーカルプレー
ンシャッタは一対の開放羽根と閉鎖羽根を備え、シャッ
タレリーズ信号により開放羽根がシャッタ開口を開放
し、この後端のスリット形成羽根によって露出が開始さ
れる。一方開放羽根の開放作動後に閉鎖羽根が作動し、
その先端のスリット形成羽根によってシャッタ開口の露
出を終了させるものである。
【0003】シャッタ開口を下から上へと露光のための
走行を行うフォーカルプレーンシャッタは図6に示すよ
うにシャッタ開口11aが形成された基板11と受板7
との間に収納された開放羽根ユニット3と閉鎖羽根ユニ
ット5とからなり、これら一対の各ユニット3、5はカ
メラに装填されたフィルム8の前にあり、初期状態にあ
っては開放羽根ユニット3は展開され、シャッタ開口1
1aからの光をフィルム8に対して遮蔽している。この
とき、間隔羽根6aによりスリット形成用シャッタ羽根
3aは基板11側に寄せられるので、このシャッタ羽根
のバタツキは防止される。一方閉鎖羽根ユニット5は折
り畳まれてシャッタ開口11aの図中下方に位置してい
る。又シャッタ作動時には開放羽根ユニット3が一つの
開放用バネにより図中上方向へ移動して折り畳まれると
露出時間に応じて所定時間経過後に閉鎖羽根ユニット5
は一つの閉鎖用バネにより上方向へ移動展開してシャッ
タ開口を閉鎖する。このとき、間隔羽根6bによりスリ
ット形成用シャッタ羽根5aは受板7側に寄せられるの
で、このシャッタ羽根のバタツキは防止される
【0004】開放羽根ユニット3の開放方向後端のスリ
ット形成用シャッタ羽根3aの後端Pと閉鎖羽根ユニッ
ト5の閉鎖方向先端のスリット形成用シャッタ羽根5a
の先端Qとによって形成されたスリットは、このスリッ
トが同図中シャッタ開口11aの下端から上端へ移動し
てフィルム8に入射する光量を制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図7に示
すように羽根ユニットが下端から上端へと移動すると
きには、加速しながら移動するため、シャッタ開口11
aの下端と上端とではスリットの幅が異なるが、平行光
線がフィルムに入射した場合では露光量が一定となる。
ところが撮影レンズ12を通して撮影した場合、開放羽
根ユニット3と閉鎖羽根ユニット5のスリットを形成す
るシャッタ羽根3a、5a相互の光軸方向の距離が離れ
ているため、斜めからの光に対しては画面全体にわたっ
て均一な露光量は得られない。即ち、露出開始時(図中
下部)の平行光線でのフィルム8への露光範囲D1と斜
光線でのフィルム8への露光範囲L1の比は露光終了時
(図中上部)の平行光線の露光範囲D2と斜光線の露光
範囲L2の比よりも大きくなりシャッタ開口11aの下
端では露光量が少なく、上端では露光量が多くなる。フ
ィルム感度の向上に伴って露出時間の高速化が要求さ
れ、スリットの走行間隔を狭くするだけで高速の露光を
達成するものにおいては、露光量のムラがより顕著であ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明では、シャッタ開口を有する基板と、前記シャ
ッタ開口を開閉する開放及び閉鎖羽根ユニットと、前記
各羽根ユニットの走行空間を前記基板との間に構成する
受板とを有し、前記基板には傾斜面が形成してあり、こ
の傾斜面は前記開放羽根ユニットが前記シャッタ開口を
開放している位置から閉鎖する位置へ駆動されるのに従
い、この開放羽根ユニットのスリット形成羽根を光軸方
向において前記閉鎖羽根ユニットの方へ移動させる。さ
らに、前記受板には傾斜面が形成してあり、この傾斜面
は前記閉鎖羽根ユニットが前記シャッタ開口を開放して
いる位置から閉鎖する位置へ駆動されるのに従い、この
閉鎖羽根ユニットのスリット形成羽根と先行する前記開
放羽根ユニットのスリット形成羽根との光軸方向の間隔
を一定に保つようにするものである。そのため、斜め光
と平行光の差を少なくし、シャッタ開口各部の露光ムラ
をなくすものである。
【0007】
【発明の実施の形態】シャッタ開口を有する基板と、シ
ャッタ開口を開閉する開放及び閉鎖羽根ユニットと、各
羽根ユニットの走行空間を基板との間に構成する受板と
を有し、前記基板には傾斜面が形成してあり、この傾斜
面は前記開放羽根ユニットが前記シャッタ開口を開放し
ている位置から閉鎖する位置へ駆動されるのに従い、
の開放羽根ユニットのスリット形成羽根を光軸方向にお
いて前記閉鎖羽根ユニットの方へ移動させる。さらに、
前記受板には傾斜面が形成してあり、この傾斜面は前記
閉鎖羽根ユニットが前記シャッタ開口を開放している位
置から閉鎖する位置へ駆動されるのに従い、この閉鎖羽
根ユニットのスリット形成羽根と先行する前記開放羽根
ユニットのスリット形成羽根との光軸方向の間隔を一定
に保つようにするものである。
【0008】また、基板は、傾斜面を形成するようにシ
ャッタ開口の上端部から下端部に向かい光軸方向且つ受
板側に徐々に厚く形成されており、受板は、傾斜面を形
成するようにシャッタ開口の下端部から上端部に向かい
光軸方向且つ基板側に徐々に厚く形成されているのが好
ましい。
【0009】また、基板は、傾斜面を形成するようにシ
ャッタ開口の下端部から上端部に向かい光軸方向且つ受
板側に徐々に厚く形成されており、受板は、斜面を形成
するようにシャッタ開口の上端部から下端部に向かい光
軸方向且つ基板側に徐々に厚く形成されているのが好ま
しい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に沿って
説明する。図1及び図2は本発明に係るフォーカルプレ
ーンシャッタの一実施例を示す分解斜視図及び側面図で
ある。図2において、フィルム8の前方であってカメラ
に装填された撮影レンズ12(図5参照)側に配設され
た基板1には、シャッタ開口1aが形成されるととも
に、基板1の板厚がシャッタ開口の上方から下方へと徐
々に厚く形成され、そのためこの基板の内側面は傾斜面
になっている。図1において基板1の上にシャッタ開口
1aを開放するための開放羽根ユニット3が載置され、
この開放羽根ユニット3の上にはシャッタ開口4aが形
成された仕切板4が載置され、この仕切板4の上には閉
鎖羽根ユニット5が載置されている。さらに、閉鎖羽根
ユニット5の上には、シャッタ開口7aを有する受板7
が載置されている。受板7の板厚は、図2に示すよう
に、基板1の板厚とは逆に、シャッタ開口の下方から上
方へと徐々に厚く形成され、そのためこの受板の内側面
(基板と対向している面)は傾斜面になっている。この
ように、基板1の内側面には傾斜面が形成してあり、こ
の傾斜面は開放羽根ユニット3がシャッタ開口1aを開
放している位置から閉鎖する位置へ駆動されるのに従
い、この開放羽根ユニットのスリット形成羽根3aを光
軸方向において閉鎖羽根ユニット5の方へ移動させる。
また、受板7の内側面にも傾斜面が形成してあり、この
傾斜面は閉鎖羽根ユニット5がシャッタ開口を開放して
いる位置から閉鎖する位置へ駆動されるのに従い、この
閉鎖羽根ユニットのスリット形成羽根5aと先行する開
放羽根ユニット3のスリット形成羽根3aとの光軸方向
の距離(間隔)を一定に保つようにするものである。
のようにして、基板1には開放羽根ユニット3、仕切板
4、閉鎖羽根ユニット5が組込まれて受板7が取り付け
られている。
【0011】即ち、図2に示すように撮影レンズ12側
に位置する基板1と、フィルム8側に位置する受板7と
によってシャッタ羽根ユニット3、5の収納室を構成
し、閉鎖羽根ユニット5がフィルム面8側に、開放羽根
ユニット3が撮影レンズ12側に位置することになり、
これら開放羽根ユニット3と閉鎖羽根ユニット5との間
に仕切板4が介装されていることになる。ここで開放羽
根ユニット3と閉鎖羽根ユニット5は図2に示す実施例
では複数のシャッタ羽根3a、3b、3c、3d、3e
及び5a、5b、5c、5dを重ね合わせたものであ
る。特に、開放羽根ユニット3の先端に位置するシャッ
タ羽根3aはスリット形成羽根であり、又、閉鎖羽根ユ
ニット5の先端のシャッタ羽根5aはスリット形成羽根
である。但し、開放、閉鎖羽根ユニット3、5はそれぞ
れ大きな一枚のシャッタ羽根でもよい。
【0012】また、開放羽根ユニット3は図3に示すよ
うに、シャッタ開口1aを閉鎖した状態(初期状態にお
いて)は、シャッタ羽根3a、3b、3c、3d、3e
がそれぞれ一対の平行なリンクをなす羽根アーム9、1
0にピン連結されており、この一対の羽根アーム9、1
0はピン1b、1cを介して基板1に回動自在に取り付
けられている。このような開放及び閉鎖羽根ユニット
3、5の駆動部の一実施例を図4に示した。図4に示す
ように、駆動部は主として開放及び閉鎖羽根ユニット
3、5の各羽根アームを回動させるための開放レバー3
0と閉鎖レバー50、これら開放レバー30及び閉鎖レ
バー50を図示する所定のセット位置までセットするセ
ットレバー60、及び開放レバー30及び閉鎖レバー5
0をそれぞれ制御するための電磁石40、80から構成
される。
【0013】開放レバー30及び閉鎖レバー50はそれ
ぞれ駆動バネ31及び51によって軸32、52を中心
として左旋するように付勢されており、この駆動バネ3
1、51のばね力を調整することによりシャッタ羽根の
速度を調整することができる。セットレバー60は、バ
ネ61によって軸62を中心として右旋するように付勢
されているが、セット動作時にはカメラのチャージ部材
90によって駆動され左旋する。また、電磁石40、8
0はその鉄芯41、81がそれぞれ開放レバー30及び
閉鎖レバー50の鉄片34、54と吸着或いは非吸着状
態となることによって、開放レバー30及び閉鎖レバー
50の作動を制御する。
【0014】このような駆動部はセット動作時には、セ
ットレバー60が左旋し、その突起60a、60bによ
って開放レバー30及び閉鎖レバー50の各ローラ3
3、53を押圧し、開放レバー30及び閉鎖レバー50
を右旋させる。これにより開放レバー30及び閉鎖レバ
ー50にそれぞれ固定された鉄片34、54は電磁石4
0、80の鉄芯41、81に圧接し、図示しないカメラ
側の電気回路によって電磁石40、80が励磁される
と、閉鎖レバー30及び開放レバー50の鉄片34、5
4が、それぞれ電磁石40、80の鉄芯41、81に吸
着される。
【0015】シャッタ開口1aの下端では、基板1の
斜面により開放羽根ユニット3のスリット形成羽根であ
シャッタ羽根3aが従来のシャッタに比べ受板7方
向に押されることになり、光軸方向において閉鎖羽根ユ
ニット5の方へ移動させる。また、受板7のシャッタ開
口7aの上端では、この受板の板厚が基板側に厚い
斜面になっているため閉鎖ユニット5のシャッタ羽根5
aが、従来のシャッタに比べ基板1方向に押されること
なる。そのため、この受板7の傾斜面は閉鎖羽根ユニ
ット5がシャッタ開口を開放している位置から閉鎖する
位置へ駆動されるに従い、この閉鎖羽根ユニット5のス
リット形成羽根5aと先行する開放羽根ユニット3のス
リット形成羽根3aとの光軸方向の距離(間隔)を一定
に保つようになる。このため、シャッタ開口1aの上端
と下端においても露光量の差が少なくなる。
【0016】以上のような構成におけるシャッタの動作
を次に説明する。図4の状態でシャッタレリーズ操作を
行うと、まず電磁石40、80が励磁され、開放閉鎖レ
バー30、50が鉄片34、54を介して電磁石40、
80に吸着される。カメラのチャージ部材90が退避す
るとセットレバー60はバネ61によって右旋する。そ
の後電磁石40、80が消磁され開放レバー30が左旋
することにより、開放羽根ユニット3のシャッタ羽根3
a、3b、3c、3d、3eが上端へ移動してシャッタ
開口1aを開放し始める。
【0017】所定時間経過後に電磁石80が消磁され閉
鎖レバー50が左旋することにより、閉鎖羽根ユニット
5のシャッタ羽根5a、5b、5c、5dが図2中上端
へ移動する。そして基板1の板厚が徐々に薄くなると共
に、開放羽根ユニット3が積層して折り畳まれて行くの
スリット形成羽根であるシャッタ羽根3aは撮影レン
ズ12方向に移動する。それによって開放羽根ユニット
3のシャッタ羽根3aと閉鎖羽根ユニット5との光軸方
向の距離が徐々に遠くなっていく、受板7の板厚が徐
々に厚くなるので閉鎖羽根ユニット5のスリット形成
羽根であるシャッタ羽根5aと先行する開放羽根ユニッ
ト3のシャッタ羽根3aとの光軸方向の間隔を一定に保
つことができる。このとき開放羽根ユニット3のシャッ
タ羽根3aの後端Pと閉鎖羽根ユニット5のシャッタ羽
根5aの先端Qとでスリットが形成される。この構成を
説明したのが図5である。
【0018】図5に示すように開放と閉鎖の羽根ユニッ
ト3、5が下端から上端へと移動するに際し、下端部に
おいては開放羽根ユニット3と閉鎖羽根ユニット5のス
リットを形成するシャッタ羽根3a、5a相互の光軸方
向の間隔が狭く、平行光線での露光範囲L3と斜光線で
の露光範囲D3との差は少ない。一方、上端部において
も開放羽根ユニット3と閉鎖羽根ユニット5のスリット
を形成する羽根相互の光軸方向の間隔は狭く、平行光線
での露光範囲L4と斜光線での露光範囲D4との差も少
ない。従ってL3/D3とL4/D4の差は少なく、シ
ャッタ開口1aの下端と上端との露光量の差が減少す
る。このように、斜光線と平行光線との露光量の差が減
少するため、フィルムへの露光量が略均一となる。
【0019】また、シャッタ開口1aの上端から下端へ
と走行し、基板1側に開放羽根ユニット3が載置され、
受板7側に閉鎖羽根ユニット5が載置されている形式の
シャッタに関しては、基板1の下端から上端へと板厚を
徐々に厚くし、受板7の上端から下端へと板厚を徐々に
厚くすればよい。更に、シャッタ開口の上端から下端へ
と走行し、基板1側に閉鎖羽根ユニット3が載置され、
受板7側に開放羽根ユニット5が載置されている形式の
シャッタに関しては、基板1の上端から下端へと板厚を
徐々に厚くし、受板7の下端から上端へと板厚を徐々に
厚くすればよいし、シャッタ開口の下端から上端へと走
行し、基板1側に閉鎖羽根ユニット3が載置され、受板
7側に開放羽根ユニット5が載置されている形式のシャ
ッタに関しては、基板1の下端から上端へと板厚を徐々
に厚くし、受板7の上端から下端へと板厚を徐々に厚く
すればよい。
【0020】
【発明の効果】本発明の構成によれば、羽根ユニットが
シャッタ開口を上下に走行するフォーカルプレーンシャ
ッタにおいて、開放及び閉鎖羽根ユニットの各スリット
形成羽根互の光軸方向の間隔を短縮して、この間隔を
一定に保つため斜め光と平行光の差を少なくしてある。
従って撮影レンズを通してのフィルムへの露光量が略均
一になり、露光量ムラの少ない写真を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフォーカルプレーンシャッタの一
実施例を示す分解斜視図
【図2】本発明に係るフォーカルプレーンシャッタの一
実施例を示す側面図
【図3】図1のシャッタ羽根を示す正面図
【図4】シャッタ駆動部の一実施例を示す正面図
【図5】本発明の一実施例による構成説明図
【図6】従来のシャッタを示す側面図
【図7】従来のシャッタの構成説明図
【符号の説明】
1 基板1a シャッタ開口 3 開放羽根ユニット 3a スリット成形羽根 3a、3b、3c、3d、3e 開放シャッタ羽根 5 閉鎖羽根ユニット5a スリット成形羽根 5a、5b、5c、5d 閉鎖シャッタ羽根 7 受板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉 裕之 千葉県四街道市鹿渡934−13番地 株式 会社精工舎 千葉事業所内 (72)発明者 高橋 邦▲隆▼ 千葉県四街道市鹿渡934−13番地 株式 会社精工舎 千葉事業所内

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタ開口を有する基板と、前記シャ
    ッタ開口を開閉する開放及び閉鎖羽根ユニットと、前記
    各羽根ユニットの走行空間を前記基板との間に構成する
    受板とを有し、前記基板には傾斜面が形成してあり、この傾斜面は前記
    開放羽根ユニットが 前記シャッタ開口を開放している位
    置から閉鎖する位置へ駆動されるのに従い、この開放羽
    根ユニットのスリット形成羽根を光軸方向において前記
    閉鎖羽根ユニットの方へ移動させるものであり前記受板には傾斜面が形成してあり、この傾斜面は前記
    閉鎖羽根ユニットが 前記シャッタ開口を開放している位
    置から閉鎖する位置へ駆動されるのに従い、この閉鎖羽
    根ユニットのスリット形成羽根と先行する前記開放羽根
    ユニットのスリット形成羽根との光軸方向の間隔を一定
    に保つようにするものであることを特徴とするフォーカ
    ルプレーンシャッタ。
  2. 【請求項2】 前記基板は、前記斜面を形成するように
    シャッタ開口の上端部から下端部に向かい光軸方向且つ
    受板側に徐々に厚く形成されており、前記受板は、前記
    斜面を形成するようにシャッタ開口の下端部から上端部
    に向かい光軸方向且つ基板側に徐々に厚く形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のフォーカルプレーン
    シャッタ。
  3. 【請求項3】 前記基板は、前記斜面を形成するように
    シャッタ開口の下端部から上端部に向かい光軸方向且つ
    受板側に徐々に厚く形成されており、前記受板は、前記
    斜面を形成するようにシャッタ開口の上端部から下端部
    に向かい光軸方向且つ基板側に徐々に厚く形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のフォーカルプレーン
    シャッタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7798729B2 (en) 2007-03-27 2010-09-21 Seiko Precision Inc. Focal-plane shutter

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US7798729B2 (en) 2007-03-27 2010-09-21 Seiko Precision Inc. Focal-plane shutter

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