JP3224751U - At車アクセル誤踏み込み防止安全装置 - Google Patents
At車アクセル誤踏み込み防止安全装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】オートマチック車運転中のブレーキとアクセルの踏み間違いを未然に防止できる安全装置を提供する。【解決手段】AT車アクセル誤踏み込み防止安全装置は、運転席下に位置するアクセルペダル1と床との間に設置される。本装置は、作動水タンク2と漏水タンク7とで構成されたタンク本体に水頭用ビニールホース11が連通して接続され、タンク本体は台座9によって床に固設されている。作動水タンク2と漏水タンク7とには水が充填されていて、アクセルペダルをブレーキ並みの強力なパワーで踏み込むと、作動水タンクに充満された作動水は非圧縮体なるが故に、作動水タンクの反発によるストッパー機能が働きアクセルペダルの下方移動による踏み込みを阻止する。運転者はアクセルペダルのブロック状態に気付くことで、ブレーキペダルに踏み変えて暴走を逃れることができる。【選択図】図1
Description
本考案は、オートマチック車(AT車)運転中におけるブレーキとアクセルの踏み間違いによる急発進を未然に防止し、事故を防ぐ装置である。
現在、オートマチック車の安全運転は、ドライバーの感覚だけで行っており、安全装置は無に等しい。特に、オートマチック車のアクセル操作は、踏み込みによって全能力のパワー出力が可能となっており、このパワーが人為的誤操作による重大事故を引き起こしている。
オートマチック車運転中、事故に至らないまでもヒヤリ体験者は多く、ブレーキとアクセルの踏み間違いは高齢者ドライバーに顕著である。本装置により未然に防止できる。
本装置をアクセルの下部に装填することにより、ブレーキ踏み込み並みの脚力で瞬時に踏み込んだとき、本装置がストッパーとなり暴走を阻止し、ドライバーは自分の誤操作に気付きブレーキに踏みかえ、安全に停止できる。
本装置をアクセルペダル下方に装填することで、アクセル本来の機能を阻害することなく急発進を回避することができ、初心者及び中高齢者による事故率が激減する。
以下、本考案の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、AT車アクセル誤踏み込み防止安全装置を車体に取り付けた状態を示しており、運転席下に位置するアクセルペダル1と床との間に本装置を設置する。本装置は、作動水タンク2と漏水タンク7とで構成されたタンク本体に必要に応じて水頭用ビニールホース11が連通して接続され、タンク本体は台座9によってボルト等により床に強固に固設されている。アクセルペダル1と本装置との間隔は、アクセルペダル1の踏み込みによってアクセルが作動するまでの遊び程度として設計上規定する。なお、本装置と床との固設をより強固にするために、固定バンド(不図示)をタンク本体に周回して床に固設してもよい。
図2は、AT車アクセル誤踏み込み防止安全装置の構成例として、作動水タンク2と漏水タンク7とで構成されたタンク本体内部の概略を示している。なお、水頭用ビニールホース11は省略している。
作動水タンク2と漏水タンク7とには、水(作動水)が充填されていて、作動水タンク2内の水はスピール穴4を通じて漏水タンク7内に流入でき(図中左矢印)、漏水タンク7内の水はリターン弁6を通じて作動水タンク2内に流入できるようになっている(図中右矢印)。
アクセルペダル1をブレーキ並みの強力なパワーで踏み込んだとする。すると、作動水タンク2が押圧されようとするが、作動水タンク2に充満された作動水は非圧縮体なるが故に、作動水タンク2の反発によるストッパー機能が働きアクセルペダル1の下方移動による踏み込みを阻止する。その間の作動水タンク2内の作動水は、スピール穴4により漏水タンク7に流入しているが、運転者はアクセルペダル1のブロック状態に気付くことで、ブレーキペダルに踏み変えて暴走を逃れることができる。
正常なスタート時は、アイドリング回転によりスローで動きだし、パワーONのとき、作動水タンク2を押し下げて加速する間に、作動水は漏水タンク7に移動することで、作動水タンク2がより下方に押し下げられてスライド弁3を押し下げ、同圧用スライド弁5が開放されている限り作動水タンク2と漏水タンク7とは同圧となり、運転者のアクセルペダル1の踏み込み力を軽減でき、通常ドライブ状態となる。アクセルペダル1を一定以上まで踏み込むと、スライド弁3が同圧用スライド弁5を塞いで封止し、アクセルペダル1の下方移動を阻止する。ブレーキ操作の際には、押圧が解除された作動水タンク2は弾性により復元するとともに、スライド弁3はスライド弁用スプリング12による復元作用により上方に移動し、漏水タンク7の水はリターン弁6を通じて作動水タンク2に戻って充満される。これにより初期状態となり、常時暴走防止の態勢を整える。
本考案は、オートマチック車(AT車)運転中におけるブレーキとアクセルの踏み間違いによる急発進を防止するものとして産業上有用である。
1 アクセルペダル
2 作動水タンク
3 スライド弁
4 スピール穴
5 同圧用スライド弁
6 リターン弁
7 漏水タンク
9 台座
11 水頭用ビニールホース
12 スライド弁用スプリング
2 作動水タンク
3 スライド弁
4 スピール穴
5 同圧用スライド弁
6 リターン弁
7 漏水タンク
9 台座
11 水頭用ビニールホース
12 スライド弁用スプリング
Claims (2)
- アクセルペダル下方に装填するAT車アクセル誤踏み込み防止安全装置であって、
アクセルペダルの操作により充填された作動水の流入出を規制する作動水タンクと、
前記作動水タンクの作動水を受け入れる漏水タンクと、を有し、
アクセルペダルの踏み込みにより、前記作動水タンク内の作動水を前記漏水タンク内に流入するスピール穴と、
アクセルペダルの踏み込み解除により、前記漏水タンク内の作動水を前記作動水タンク内に還流するリターン弁と、
が設けられていることを特徴とするAT車アクセル誤踏み込み防止安全装置。 - アクセルペダルの操作を契機として上下動するスライド弁と、
スライド弁による上下動により開放又は封止される同圧用スライド弁と、
が設けられ、
前記同圧用スライド弁の封止によりスライド弁の移動を規制して、アクセルペダルの踏み込みを防止することを特徴とする請求項1記載のAT車アクセル誤踏み込み防止安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019004145U JP3224751U (ja) | 2019-10-31 | 2019-10-31 | At車アクセル誤踏み込み防止安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019004145U JP3224751U (ja) | 2019-10-31 | 2019-10-31 | At車アクセル誤踏み込み防止安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3224751U true JP3224751U (ja) | 2020-01-16 |
Family
ID=69145943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019004145U Expired - Fee Related JP3224751U (ja) | 2019-10-31 | 2019-10-31 | At車アクセル誤踏み込み防止安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224751U (ja) |
-
2019
- 2019-10-31 JP JP2019004145U patent/JP3224751U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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