JP3224377U - 複数セットの研削機構付き研削盤 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡単であり、左側または右側の第3研削機構を選択して加工を行うことができ、加工効率が向上し、操作が便利となる研削盤を提供する。【解決手段】収容空間を有する主台座10と、送り機構F1と、主台座上に設けられ、送り機構と連接し、少なくとも一つのワークを載せるワーク載せユニット11と、主台座の第1側に隣接する第1台座と、主台座の第2側に隣接する第2台座13と、主台座の第1側に隣接する第3台座14と、第1台座上に設けられ、第1研削輪がワーク載せユニットの上方に位置する第1研削機構15と、第2台座上に設けられ、第2研削輪がワーク載せユニットの上方に位置し、距離を置いて第1研削輪に対向する第2研削機構16と、第3台座上に設けられ、第3研削輪がワーク載せユニットの上方に位置し、第1研削輪と第2研削輪との間に位置する第3研削機構17と、を備える。【選択図】図2
Description
本考案は、工作機械に関し、特に、ワークに対して研削加工を行う複数セットの研削機構付き研削盤に関するものである。
目下、機械加工の作業において、研削盤(Grinding machine)は、よく利用される精密加工の工作機械の一つであり、研削部材によりワークに対して磨削を行って、前記ワークを特定の形状や寸法を有するものに加工する。図1は、従来の3セットの研削機構を有する研削盤を示す斜視図である。このような研削盤は、台座10’と、送り機構11’と、支持構造12’と、ワーク載せ機構13’と、第1研削機構14’と、第2研削機構15’と、第3研削機構16’と、二つの側辺台座17’と、を備える。送り機構11’は、台座10’上に設けられており、ワーク載せ機構13’を載せて、Z軸方向に沿って台座10’の上で移動するためのものである。
このように、二つの側辺台座17’は、それぞれ台座10’に隣接する両側辺に設けられている。支持構造12’は、二つの側辺台座17’と連接するように、上方から前記台座10’を跨る。図1に示すように、第1研削機構14’と第2研削機構15’とは、支持構造12’と連接する。研削機構14’,15’は、互いに対向し、ワーク載せ機構13’の上方に位置する。研削機構14’,15’により、ワーク載せ機構13’上に設置されたワーク2’の両側の端面に対して研削加工を行う。一方、第3研削機構16’は、支持構造12’と連接するように、ワーク載せ機構13’の上方に位置する。第3研削機構16’により、ワーク2’の頂側の端面に対して研削加工を行う。
実際には、第1研削機構14’、第2研削機構15’、及び第3研削機構16’を支持構造12’と連接することにより、従来の研削盤1’は、実際の操作において、下記の欠陥があった。
(1)図1を参照する。支持構造12’の主体121’は、一定の高さ及び幅を有しないと、第1研削機構14’、第2研削機構15’、及び第3研削機構16’を同時に連接して支持することができない。これにより、3セットの研削機構14’,15’,16’は、同時にワーク載せ機構13’の上方に位置する。しかし、体積が大きすぎる支持構造12’により、従来の研削盤1’の分解や組付けが難しくなり、そして従来の研削盤1’の適用可能な場所も制限される。
(2)ワーク2’の送り方向に合わせて、現場の操作者は、3セットの研削機構14’,15’,16’の研削ヘッドの研削方向を設定することにより、従来の研削盤1’は、ワーク2’に対して研削加工を安定的で精確に行うことができる。しかし、第1研削機構14’(又は第2研削機構15’)と第3研削機構16’とは同時に研削作業を行っているときに、支持構造12’の主体121’が一定程度の振動を発生して、ワーク2’の研削加工の精度に悪影響を与える。
(3)特に、第1研削機構14’、第2研削機構15’、及び第3研削機構16’を同時に支持構造12’と連接すると、第3研削機構16’の設置の位置が制限される。もっと詳細的に説明すると、図1に示す第3研削機構16’の主体が台座10’の左側に配置されるため、現場の作業者は、第3研削機構16’を調整しようとするときに、まず、台座10’の左側に移動することが必要である。そうしないと、第3研削機構16’に接触することができない。
本考案の主な目的は、構造が簡単であり、左側または右側の第3研削機構を選択して加工を行うことができ、加工効率が向上し、操作が便利となる複数セットの研削機構付き研削盤を提供することにある。
本考案に係る研削盤によると、収容空間を有する主台座と、
収容空間に設けられている送り機構と、
主台座上に設けられており、送り機構と連接し、少なくとも一つのワークを載せ、送り機構により、Z軸方向に沿って主台座を移動するワーク載せユニットと、
主台座の第1側に隣接し、その上で第1実装部材が設けられている第1台座と、
主台座の第2側に隣接し、主台座を介して第1台座に対向し、その上で第2実装部材が設けられている第2台座と、
主台座の第1側に隣接する第3台座と、
第1台座上に設けられており、その第1研削輪がワーク載せユニットの上方に位置する第1研削機構と、
第2台座上に設けられており、その第2研削輪がワーク載せユニットの上方に位置し、距離を置いて第1研削輪に対向する第2研削機構と、
第3台座上に設けられており、その第3研削輪がワーク載せユニットの上方に位置し、第1研削輪と第2研削輪との間に位置する第3研削機構と、
を備え、
第1研削輪と第2研削輪とにより、ワークの両側の端面に対して研削加工が行われ、第3研削輪により、ワークの頂側の端面に対して研削加工が行われることを特徴とする。
収容空間に設けられている送り機構と、
主台座上に設けられており、送り機構と連接し、少なくとも一つのワークを載せ、送り機構により、Z軸方向に沿って主台座を移動するワーク載せユニットと、
主台座の第1側に隣接し、その上で第1実装部材が設けられている第1台座と、
主台座の第2側に隣接し、主台座を介して第1台座に対向し、その上で第2実装部材が設けられている第2台座と、
主台座の第1側に隣接する第3台座と、
第1台座上に設けられており、その第1研削輪がワーク載せユニットの上方に位置する第1研削機構と、
第2台座上に設けられており、その第2研削輪がワーク載せユニットの上方に位置し、距離を置いて第1研削輪に対向する第2研削機構と、
第3台座上に設けられており、その第3研削輪がワーク載せユニットの上方に位置し、第1研削輪と第2研削輪との間に位置する第3研削機構と、
を備え、
第1研削輪と第2研削輪とにより、ワークの両側の端面に対して研削加工が行われ、第3研削輪により、ワークの頂側の端面に対して研削加工が行われることを特徴とする。
本考案に係る研削盤によると、第1側は、主台座の左側または右側であり、第2側は、主台座の右側または左側であることを特徴とする。
本考案に係る研削盤によると、更に、支持構造を備え、支持構造は、
第1主体と、
一端が第1主体の底部と連接し、他端がそれぞれ第1台座の第1実装部材と第2台座の第2実装部材とに組付けられている二つの実装柱と、
を備え、
二つの実装柱と第1主体の底部とから、通路が形成され、ワーク載せユニットとワーク載せユニットに載せられるワークとは通路を通過することを特徴とする。
第1主体と、
一端が第1主体の底部と連接し、他端がそれぞれ第1台座の第1実装部材と第2台座の第2実装部材とに組付けられている二つの実装柱と、
を備え、
二つの実装柱と第1主体の底部とから、通路が形成され、ワーク載せユニットとワーク載せユニットに載せられるワークとは通路を通過することを特徴とする。
本考案に係る研削盤によれば、ガントリー式の支持構造の互いに独立する第3台座上に第3研削機構を設けることにより、第3台座の位置を変更すると、第3研削機構を主台座の左側または右側に選択的に位置することができ、作業者は、ワークの送り方向によって、左側または右側の第3研削機構を選択してワークに対して研削加工を行うことができ、加工効率が向上し、操作は便利となるという効果を有する。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2は、本考案の第1の実施形態に係る研削盤1を示す斜視図である。図3は、本考案の第1の実施形態に係る研削盤1を示す分解斜視図である。図2及び図3に示すように、本考案に係る研削盤1は、主台座10と、送り機構F1と、ワーク載せユニット11と、支持構造18と、第1台座12と、第2台座13と、第3台座14と、第1研削機構15と、第2研削機構16と、第3研削機構17と、を備える。主台座10は収容空間101を有する。送り機構F1は収容空間101に設けられている。一方、ワーク載せユニット11は、主台座10上に設けられており、送り機構F1と連接し、少なくとも一つのワークを載せる。本考案に係る送り機構F1は、ワーク載せユニット11を駆動してZ軸方向に沿って、主台座10の上で移動するためのものである。
図3、図4A及び図4Bを参照する。図4Aは、支持構造18、第1研削機構15及び第2研削機構16の組合せを示す斜視図である。図4Bは、支持構造18、第1研削機構15及び第2研削機構16の組合せを別の視点から見た斜視図である。第1研削機構15は、第1台座12に設けられており、その第1研削輪15Hがワーク載せユニット11の上方に位置する。第2研削機構16は、第2台座13に設けられており、その第2研削輪16Hが前記ワーク載せユニットの上方に位置し、距離を置いて第1研削輪15Hに対向する。第3研削機構17は、前記第3台座に設けられており、その第3研削輪17Hが前記ワーク載せユニット11の上方に位置し、相対的に第1研削輪15Gと該第2研削輪16Hとの間に位置する。本考案の設計によれば、第1台座12は、主台座10の第1側に隣接し、その上に第1実装部材121が設けられている。そして、第2台座13は、主台座10の第2側に隣接し、主台座10を介して第1台座12に対応する。例えば、図2及び図3は、前記第1側が左側であり、前記第2側が右側であることを示す。一方、支持構造18は、第1主体181と、二つの実装柱182と、を備える。各実装柱182は、一端が第1主体181の底部と連接し、他端が、それぞれ、第1台座12上の第1実装部材121と第2台座13上の第2実装部材131とに組付けられている。図3、図4A及び図4Bから分かるのは、二つの実装柱182と第1主体181の底部とから、通路183が形成される。ワーク載せユニット11とワーク載せユニット11に載せられたワークとは、通路183を通過する。
Claims (3)
- 収容空間を有する主台座と、
前記収容空間に設けられている送り機構と、
前記主台座上に設けられており、前記送り機構と連接し、少なくとも一つのワークを載せ、前記送り機構により、Z軸方向に沿って前記主台座を移動するワーク載せユニットと、
前記主台座の第1側に隣接し、その上で第1実装部材が設けられている第1台座と、
前記主台座の第2側に隣接し、前記主台座を介して前記第1台座に対向し、その上で第2実装部材が設けられている第2台座と、
前記主台座の前記第1側に隣接する第3台座と、
前記第1台座上に設けられており、その第1研削輪が前記ワーク載せユニットの上方に位置する第1研削機構と、
前記第2台座上に設けられており、その第2研削輪が前記ワーク載せユニットの上方に位置し、距離を置いて前記第1研削輪に対向する第2研削機構と、
前記第3台座上に設けられており、その第3研削輪が前記ワーク載せユニットの上方に位置し、前記第1研削輪と前記第2研削輪との間に位置する第3研削機構と、
を備え、
前記第1研削輪と前記第2研削輪とにより、前記ワークの両側の端面に対して研削加工が行われ、前記第3研削輪により、前記ワークの頂側の端面に対して研削加工が行われることを特徴とする研削盤。 - 前記第1側は、前記主台座の左側または右側であり、前記第2側は、前記主台座の右側または左側であることを特徴とする、請求項1に記載の研削盤。
- 更に、支持構造を備え、前記支持構造は、
第1主体と、
一端が前記第1主体の底部と連接し、他端がそれぞれ前記第1台座の前記第1実装部材と前記第2台座の前記第2実装部材とに組付けられている二つの実装柱と、
を備え、
前記二つの実装柱と前記第1主体の底部とから、通路が形成され、前記ワーク載せユニットと前記ワーク載せユニットに載せられる前記ワークとは、前記通路を通過することを特徴とする、請求項1に記載の研削盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019003744U JP3224377U (ja) | 2019-10-03 | 2019-10-03 | 複数セットの研削機構付き研削盤 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019003744U JP3224377U (ja) | 2019-10-03 | 2019-10-03 | 複数セットの研削機構付き研削盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
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JP2019003744U Active JP3224377U (ja) | 2019-10-03 | 2019-10-03 | 複数セットの研削機構付き研削盤 |
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JP (1) | JP3224377U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113977398A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-01-28 | 射阳驰远机械制造有限公司 | 一种通用机械装备制造用打磨设备 |
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2019
- 2019-10-03 JP JP2019003744U patent/JP3224377U/ja active Active
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