JP3224174B2 - 微小変位素子、光偏向器、走査型プローブ顕微鏡、および情報処理装置 - Google Patents

微小変位素子、光偏向器、走査型プローブ顕微鏡、および情報処理装置

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JP3224174B2
JP3224174B2 JP05173494A JP5173494A JP3224174B2 JP 3224174 B2 JP3224174 B2 JP 3224174B2 JP 05173494 A JP05173494 A JP 05173494A JP 5173494 A JP5173494 A JP 5173494A JP 3224174 B2 JP3224174 B2 JP 3224174B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トーションレバー型微
小変位素子、光偏向器、走査型プローブ顕微鏡、および
情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、導体の表面原子の電子構造を直接
観察できる走査型トンネル顕微鏡(以下、「STM」と
いう)が知られている[G.Binnig et a
l.Phys.Rev.Lett,49,57(198
2)]。このSTMは、単結晶・非晶質を問わず実空間
像の高い分解能で測定でき、しかも試料に電流による損
傷を与えずに低電力で観測できる。さらに、大気中でも
動作し、種々の材料に対して用いることができる為、広
範囲な応用が期待されている。
【0003】STMは、金属の探針(以下、「プロー
ブ」という)と導電性物質との間に電圧を加えて1nm
程度の距離まで近づけるとトンネル電流が流れることを
利用したものである。このトンネル電流は両者の距離変
化に非常に敏感である。トンネル電流を一定に保つよう
にプローブを走査することにより、実空間の全電子雲に
関する種々の情報をも読み取ることができる。この際、
面内方向の分解能は0.1nm程度である。したがっ
て、STMの原理を応用すれば十分に原子オーダー(サ
ブ・ナノメートル)での高密度記録再生を行うことが可
能である。
【0004】例えば、記録層として電圧電流のスイッチ
ング特性に対してメモリ効果を持つ材料、例えばπ電子
系有機化合物やカルコゲン化合物類の薄膜層を用いて、
記録・再生をSTMで行なう方法が提案されている(特
開昭63−161552号公報、および特開昭63−1
61553号公報参照)。この方法によれば、記録のビ
ットサイズを10nmとすれば、1012bit/cm2
もの大容量記録再生が可能である。
【0005】記録媒体に用いる記録層は、この記録層に
書込まれた情報を、プローブ電極と記録層との間に流れ
るトンネル電流によって検出できるものであればどのよ
うな材料でも用いることができる。例えば、表面に凹凸
を形成し記録するものではHOPG(Highly−O
riented−Pyrolithic−Graphi
te)劈開基板、Siウエハー、真空蒸着またはエピタ
キシャル成長させたAu,Ag,Pt,Mo,Cuなど
の金属薄膜、Rh25Zr75,Co35Tb65などのガラス
金属が挙げられる。表面の電子状態により記録するもの
では、アモルファスSi、π電子系有機化合物やカルコ
ゲン化合物類の薄膜層等が挙げられる。さらに、装置の
小型化を目的とし、半導体フォトリソプロセスを用いて
複数のプローブ電極と極めて小型の可動機構を半導体基
板上に形成することがマイクロメカニクス技術により検
討されている。その可動機構に用いる典型的な微小機械
として静電カンチレバー、圧電バイモルフカンチレバー
(米国特許第4906840号明細書参照)等が提案さ
れている。これら微小機械は、半導体フォトリソプロセ
スにより作製され、アレイ化、低コスト化が容易であ
り、小型化することで高速応答性を期待できる。特に、
静電カンチレバーは、自己変位する圧電バイモルカンチ
レバーに比べ、静電引力により外部からの電圧印加にて
変位するために、サイズに比して大きな変位を行うこと
が可能である。
【0006】また、両持ち梁上に形成された平板部を、
両持ち梁のねじれ弾性を利用して、静電駆動させるタイ
プ(トーションレバー型)も考案されている(特開平4
−1948号公報参照)。この方法はカンチレバー型と
異なり、レバーのたわみ弾性と梁のねじれ弾性とを個別
に設定できるため、剛性と共振周波数とに自由度のある
アクチュエータを作製することができる。また、静電カ
ンチレバーでは、電圧を印加することによりレバーの先
端が基板の方向に変位するため、対向する媒体との距離
が制御しにくいのに対し、トーションレバー型のもので
は、電圧を印加することによりレバーの先端が基板と反
対方向に変位するため、媒体との距離が制御しやすいと
いう利点もある。
【0007】このようなトーションレバー型微小変位素
子は、上記のような情報処理装置へ応用のほかに、光偏
向器や、微小機械スイッチへの応用も考えられる。マイ
クロメカニクス技術を用いた機械式光学素子である光偏
向器としてはK.E.Petersenにより提案され
たシリコンによるTorsional Scannin
g Mirror(IBM J.RES.DEVELO
P.,Vol.24.No.5,9.1980,pp6
31−637)等がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなトーショ
ンレバー型微小変位素子においては半導体プロセス技術
と薄膜作製技術を利用して作製される。しかしながら、
真空蒸着法やスパッタリング法により作製された薄膜
は、単結晶などとは異なり、成膜条件等で微妙に変化す
る残留応力を有する。したがってこれらの方法で作製さ
れたレバーは、その残留応力により反ってしまうことが
多い。
【0009】この従来のトーションレバー型微小変位素
子のそりの様子を図8に示す。この図に示すようなそり
は、積層膜の上下の内部応力の差、あるいは、単層膜に
膜厚方向の応力分布のばらつきが原因であり、これらを
制御してそりの無いレバーを作製することは困難であ
る。
【0010】このように応力により反ったレバーには次
のような問題点がある。 (1)反ったことにより駆動部分の電極間の距離が大きく
なったレバーの場合、駆動のための電圧を大きく取らな
ければならない。 (2)ミラーとしては、偏向面が平面とならず、所望の方
向への光の偏向光量が減少する。 (3)高い周波数で駆動させる場合、平板駆動部の剛性が
小さいと駆動の際に変形してしまい、正確な角度や先端
位置の制御が困難になる。
【0011】したがって本発明は、上記従来技術の各問
題点に鑑み、そりの無い、大きな剛性を持つ平板駆動部
を備えた微小変位素子、光偏向器、走査型プローブ顕微
鏡、および情報処理装置を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、基板上に2つの梁により回転可能に支持さ
れて前記基板との間に空隙を有する平板可動部と、該平
板可動部を回転駆動させるための駆動手段とを有する微
小変位素子において、前記平板可動部上に3次元構造体
が形成されていることを特徴とする。
【0013】この微小変位素子において、前記駆動手段
は、前記基板上に前記平板可動部と対向するように設け
られた固定電極と前記平板可動部の間に電圧を印加する
ことにより前記平板可動部を前記固定電極に向けて空間
的に回転変位させるものであってもよく、前記3次元構
造体は、断面が三角形をした柱状構造体や、断面に中空
構造を有する柱状構造体であることが好ましい。
【0014】また、上記いづれかの微小変位素子の平板
可動部をミラーとして用いた光偏向器も本発明に属す
る。
【0015】さらに、上記いづれかの微小変位素子の平
板可動部上に情報入出力用のプローブを有し、該プロー
ブと観察すべき試料媒体との距離を調節する手段及び前
記プローブと前記試料媒体との間に電圧を印加する手段
を少なくとも備えてなる走査型プローブ顕微鏡も本発明
に属する。
【0016】加えて、上記いづれかの微小変位素子の平
板可動部上に情報入出力用のプローブを有し、該プロー
ブと記録媒体との距離を調節する手段及び前記プローブ
と前記記録媒体との間に電圧を印加する手段を少なくと
も備えてなる情報処理装置も本発明に属する。
【0017】
【作用】上記構成のとおりの本発明では、基板上に2つ
の梁により回転可能に支持されて前記基板との間に空隙
を有する平板可動部上に、三次元構造体を形成したこと
により、平板可動部全体の剛性が大きくなる。特に、従
来では、半導体プロセス技術と薄膜作製技術を用いて作
製された際に平板可動部に内部応力が残り、平板可動部
にそりを発生させていたが、本発明では、作製する際に
平板可動部上に三次元構造体を形成するので、平板可動
部が反ることはない。
【0018】また、駆動手段により高い周波数で平板可
動部を回転駆動させた際、三次元構造体によって平板可
動部の変形は抑制される。
【0019】さらに、平板可動部に三次元構造体を形成
すると平面可動部全体が重くなり、自重によりたわみを
生じさせたり大きな駆動電圧を必要としたりする恐れが
あるが、三次元構造体の形状を、断面に中空構造を有す
る柱状構造体にすることにより、三次元構造体が形成さ
れた平面可動部全体が軽減される。
【0020】加えて、三次元構造体の断面形状を三角形
にすると、変形により強い構造となり、この形状は結晶
異方性エッチングにより容易に作製できる。
【0021】このような構成の微小変位素子は、光偏向
器、走査型プローブ顕微鏡、情報処理装置に応用可能で
ある。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0023】(第1の実施例)図1は、本発明の微小変
位素子の第1の実施例であるトーションレバー型光偏向
器の構成を示す斜視図である。図2は、図1に示したト
ーションレバー型光偏向器の側面図である。
【0024】本実施例のトーションレバー型光偏向器
は、図1に示すように、一面に絶縁層2を有する基板1
を備え、基板1の絶縁層2上には固定電極3が形成され
ている。絶縁層2上には、矩形板状のミラーとなる、平
板可動部としてのレバー部8が形成され、このレバー部
8の一端部は固定電極3と空隙部4を介して位置してい
る。そして、レバー部8にはレバー部8をねじり回転可
能にする為に、2つの梁9が一直線上に互いに反対向き
で突出しており、各梁9の先端はそれぞれ絶縁層2上に
てレバー部8を支持するための支持部10となってい
る。さらに、レバー部8上には、レバー部8の変形を防
ぎ、かつ、レバー部8の剛性を補強するための構造体1
1が形成されている。本実施例の駆動手段は、固定電極
3とレバー部8との間に空隙部4を有する静電駆動式を
採用している。
【0025】このようなトーションレバー型光偏向器の
構成では、固定電極3への電圧印加によってレバー部8
の一端部が固定電極3に引き寄せられ、梁9がねじれる
ことにより、レバー部8全体が2つの梁9を結ぶ直線軸
を中心に回転する。そして、ミラーとなるレバー部8の
傾きに応じてレバー部8の表面に照射した光は所望の角
度に反射される。
【0026】構造体11の形状としては、レバー部8の
長手方向のそりを防ぐために、レバー部8の長手方向に
長い柱状の構造体をレバー部8上に接して複数作製する
のが望ましい。特に、次の二点を満たす形状が良い。 (1)中空構造である。 (2)断面が三角形である。
【0027】なぜなら、第一に、微小変位素子は薄膜で
作製された2本の梁で支持されるためレバー部全体の重
量が大きいと自重によりたわみが生じる。また、重量の
大きいものを駆動させるにはそれだけ大きな駆動電圧が
必要である。そこで構造体の重量を小さくするために中
空構造の形状が良い。
【0028】第二に、中空の柱状構造体であった場合、
その断面形状は変形に強い半円あるいは三角形が望まし
い。
【0029】次に、本実施例のトーションレバー型光偏
向器の作製工程を説明する。図3は、本発明の微小変位
素子の第1の実施例であるトーションレバー型光偏向器
の作製工程を説明するための縦断面図である。
【0030】図3(a)に示すように、まず、Siから
なる基板1上にシリコン窒化膜を減圧CVD(LPCV
D)により3000Å成膜し絶縁層2を形成した。次
に、固定電極3となるポリシリコン膜をLPCVDによ
り3000Å成膜し、その後にイオン注入法によりリン
(P)を1×1016(ions/cm2 )注入し、11
00℃の窒素雰囲気中で1時間拡散処理を施した。この
結果、ポリシリコンのシート抵抗は12Ω/cm2 とな
った。次に、ポリシリコン膜にフォトレジスト塗布し露
光、現像を行うフォトリソグラフィプロセスを用いてフ
ォトレジストのパターニングを施し、フッ酸と硝酸の混
合水溶液によりポリシリコンをパターン形成した後にレ
ジストを剥離し、固定電極3を形成した。次に、犠牲層
5となるフォトレジストを3μm塗布し、支持部10
(図1参照)となる部分の犠牲層5をパターニング除去
した。
【0031】次に、図3(b)に示すように、真空蒸着
法によりスパッタリングしフォトレジスト上にアルミニ
ウム(Al)を3000Åを堆積した。その後、フォト
レジストを塗布・パターニングし、りん酸、硝酸、酢酸
及び水の混合水溶液からなるエッチャントを50℃に加
熱し、Alをエッチングして、梁9(図1参照)および
レバー部8を形成した。
【0032】次に、図3(c)に示すように、フォトレ
ジストを2μm塗布し、パターニングした。レジストの
エッジは逆テーパー形状とし、構造体11を堆積する際
のシャドウマスク55とした。次に、真空蒸着法を用
い、基板を回転させながら基板の斜め方向から蒸着し、
Alを10μm堆積した。
【0033】次に、図3(d)に示すように、アセトン
を用いてシャドウマスク55および犠牲層5のフォトレ
ジストを除去し、構造体11をリフトオフの手法で形成
することにより、トーションレバー型光偏向器を得るこ
とができた。
【0034】このように作製されたトーションレバー型
光偏向器は、図1において、梁の幅3.5μm、長さ1
0μmとし、レバー部長手方向を42μm、幅の長さを
30μmとした。本実施例により薄膜プロセスを用いて
そりの無いトーションレバー型光偏向器を得ることがで
きた。このようにして作製したトーションレバー型光偏
向器は極めて小型かつ軽量にアレイ化して作製できる。
尚、Alからなるレバー部(ミラー)と固定電極との接
触によるショートを防止するための絶縁膜を、固定電極
上あるいはレバー部(ミラー)の下に具備していても良
い。
【0035】(第2の実施例)図4は、本発明の微小変
位素子の第2の実施例であるSTMプローブの構成を示
す斜視図である。
【0036】本実施例のSTMプローブは、図4に示す
ように、一面に絶縁層22を有する基板21を備え、基
板21の絶縁層22上には固定電極23が形成されてい
る。固定電極23の上方には、固定電極23と空隙部2
4を介して、平板可動部としてのレバー部28が形成さ
れている。このレバー部28には、レバー部28をねじ
り回転可能にする為に、2つの梁26が一直線上に互い
に反対向きで突出しており、各梁26の先端はそれぞれ
絶縁層22上にてレバー部28を支持するための支持部
27となっている。本実施例の駆動手段は、固定電極3
とレバー部8との間に空隙部4を有する静電駆動式を採
用している。
【0037】さらに、レバー部8上には、レバー部駆動
用の上電極25、情報入出力用のプローブ29、プロー
ブ用配線30、および、レバー部8の変形を防ぎ、か
つ、レバー部8の剛性を補強するための構造体11が形
成してある。
【0038】このような構成のSTMプローブでは、固
定電極3への電圧印加によってレバー部8の一端部が固
定電極3に引き寄せられ、梁9がねじれ回転することに
より、レバー部8全体が2つの梁9を結ぶ直線軸を中心
に回転する。そして、このレバー部8の傾きに応じてレ
バー部8上に形成されたプローブ29は対向する試料媒
体(不図示)に接近する。
【0039】構造体31の形状としては、レバー部28
の長手方向のそりを防ぐために、レバー部28の長手方
向に長い柱状の構造体をレバー部28上に接して複数作
製するのが望ましい。特に、第1の実施例と同様に、次
の二点を満たす形状が良い。 (1)中空構造である。 (2)断面が三角形である。
【0040】なぜなら、第一に、微小変位素子は薄膜で
作製された2本の梁で支持されるためレバー部全体の重
量が大きいと自重によりたわみが生じる。また、重量の
大きいものを駆動させるにはそれだけ大きな駆動電圧が
必要である。そこで構造体の重量を小さくするために中
空構造の形状が良い。
【0041】第二に、中空の柱状構造体であった場合、
その断面形状は変形に強い半円あるいは三角形が望まし
い。特に三角形の場合は、後述のような結晶異方性エッ
チングによるV溝形状の型は容易に作製できるというプ
ロセス上の利点もある。
【0042】次に、本実施例のSTMプローブの作製工
程を説明する。図5は、本発明の微小変位素子の第2の
実施例であるSTMプローブの作製工程を説明するため
の縦断面図である。図6は、図5に示した第2の基板5
1のエッチングパターンを示す図である。
【0043】図5(a)に示すように、まず、Siから
なる第1の基板21上にシリコン窒化膜を減圧CVD
(LPCVD)により3000Å成膜し絶縁層22を形
成した。次に、レジストを塗布しパターニングした後、
スパッタリング法によりTiを50Å、Ptを2000
Å堆積し、レジストを除去することにより固定電極23
を形成した。次に、酸化亜鉛をスパッタリング法により
20000Å堆積させた後、フォトレジストを塗布して
パターニングし、過酸化水素とアンモニアの混合水溶液
により酸化亜鉛をエッチングし、犠牲層32を形成し
た。
【0044】次に、図5(b)に示すように、酸化シリ
コンをスパッタリング法により10000Å堆積させ
た。次に、レジストを塗布しパターニングした後、スパ
ッタリング法によりTiを50Å、Auを2000Å堆
積し、レジストを除去することにより上電極25および
プローブ電極30(図4参照)を形成した。
【0045】次に、図5(c)に示すように、酸化シリ
コンをレジストを用いてパターニングした後、反応性イ
オンエッチング法にてCF4 ガスを用いてエッチング
し、レバー部28および梁26(図4参照)の形状とし
た。
【0046】さらに、上記工程とは別工程で、図4に示
したプローブ29および構造体31を作製する為、図5
(d)に示すように、方位面(100)のSiからなる
第2の基板51を用意し、第2の基板51表面にシリコ
ン窒化膜52を減圧CVD(LPCVD)により100
0Å堆積する。
【0047】次に、第2の基板51表面のうち一方の面
に形成されたシリコン窒化膜52をフォトエッチングに
より図6に示すパターン形状に除去し第2の基板表面5
1を露出させる。
【0048】次に、図5(e)に示すように、第2の基
板51を100℃に加熱した水酸化カリウム水溶液を用
いて結晶異方性エッチングにより加工し、プローブ29
(図4参照)の型となる逆ピラミッド状のプローブ用凹
部53、および、構造体31(図4参照)の型となるV
溝状の凹部54を形成する。
【0049】次に、第2の基板51表面の、プローブ用
凹部53および構造体凹部54が形成されている側の残
りの窒化シリコン膜を、反応性イオンエッチング法によ
り除去する。
【0050】次に、図5(f)に示すように、レジスト
をパターニングし、真空蒸着法にてAuを10000Å
成膜し、その後、レジストをアセトンで溶解することに
より、プローブ29および構造体31となるAuのパタ
ーンを形成する。
【0051】次に、図5(g)に示すように、プローブ
29と構造体31を第1の基板基板21のレバー部28
および上電極25上に接着して加重を加え、第2の基板
51と構造体31との界面から引きはがすことにより構
造体31を第1の基板21側に転写した。この手法によ
り構造体31と同時にプローブ29も第1の基板21側
に転写することができる。
【0052】なお、第2の基板51のエッチング方法と
しては、単結晶シリコン、GaAs半導体等の結晶異方
性エッチングはもちろん、転写可能な形状にエッチング
できるものであれば等方性エッチングを用いることもで
きる。また、シリコン窒化膜52は第2の基板51をエ
ッチングするときの保護膜であるから、この時のエッチ
ング液に耐えられるものならば良い。また、構造体31
と第2の基板51との界面の密着性を低下させるため
に、第2の基板51上に剥離層を成膜しても良い。ま
た、第1の基板21上に形成したレバー部28および上
電極25などの可動部と第2の基板51上に形成した構
造体31との接合方法は、金属−金属間接合、陽極接合
等を用いることができる。
【0053】最後に、図5(h)に示すように、酸化亜
鉛の犠牲層32を、酢酸水溶液にてエッチング除去し、
レバー8と固定電極3間の空隙4を形成した。
【0054】以上の作製工程により図4に示したトーシ
ョンレバー型STMプローブを得ることができた。
【0055】また、本実施例のSTMプローブは、同一
基板上に半導体プロセスにより作製した駆動回路、位置
制御回路、信号検出回路も具備している。
【0056】本実施例で作製したSTMプローブは、図
4において梁の幅5μm、長さ50μmとし、レバー部
長手方向を200μm、幅の長さを100μmとした。
また、本実施例によれば、レバー部上に構造体を設けた
ことによりプロセスによる残留応力でレバー部が湾曲す
ることなく、レバー部が平面のSTMプローブを作製す
ることができた。
【0057】尚、本実施例のSTMプローブは、静電力
により駆動する微小変位素子からなるが、本発明にかか
る微小変位素子は静電力による駆動方法に限定されるも
のではなく、磁力による吸引力および反発力、または熱
による梁の変形等を用いた駆動方法を利用することも考
えられる。
【0058】(第3の実施例)本実施例では、第2の実
施例のSTMプローブを複数個用いてなる情報処理装置
について述べる。
【0059】図7は、本発明の微小変位素子の第2の実
施例であるSTMプローブを用いた情報処理装置のブロ
ック図を示している。
【0060】図7に示す情報処理装置では、両持ち梁6
2、レバー部63およびプローブ64からなる第2の実
施例と同様の構成のSTMプロ−ブを基板61上に複数
配置することにより、記録再生ヘッドが構成される。そ
して、基板61はXYステージ67に固定されており、
XYステージ67は、基板61とともに前記STMプロ
ーブをXY平面内にて走査することができる。X−Yス
テージ67による走査の機構としては、円筒型ピエゾア
クチュエータ、平行ばね、差動マイクロメーター、ボイ
スコイル、インチウオーム等が用いられる。
【0061】複数のプローブ64は、一様に記録媒体6
5と対向するように配置されている。記録媒体65の、
プローブ64が配置された側と反対側面には、記録媒体
65とプローブ64との間に電圧を印加するための下地
電極66が形成されている。記録媒体65は、プローブ
64から発生するトンネル電流により記録媒体65表面
の形状を凸型(Staufer,Appl.Phys.
Letters,51(4),27,July.198
7,p244参照)または凹型(Heinzelman
n,Appl.Phys.Letters,Vol.5
3,No.24Dec.,1988.p2447参照)
に変形させることが可能な金属、半導体、酸化物、有機
薄膜、あるいは前記トンネル電流により電気的性質が変
化(たとえば電気的メモリー効果を生ずる)する有機薄
膜等よりなる。前記電気特性が変化する有機薄膜として
は、特開昭63−161552号公報に記載された材料
が使用され、ラングミュア・ブロジェット膜(LB膜)
よりなるものが好ましい。
【0062】例えば石英ガラス基板の上に下地電極66
として真空蒸着法によってCrを50Å堆積させ、さら
にその上にAuを300Å同法により蒸着したものを用
い、その上にLB法によってSOAZ(スクアリリウム
−ビス−6−オクチルアズレン)を4層積層したもの等
を用いる。
【0063】さらに、本実施例の情報処理装置は、記録
すべきデータを記録に適した信号に変調するデータ変調
回路68と、データ変調回路68で変調された信号を記
録媒体65とプローブ64の間に電圧を印加することで
記録媒体65上に記録するための記録電圧印加装置69
と、プローブ64と記録媒体65との間に電圧を印加し
て両者間に流れるトンネル電流を検出する記録信号検出
回路70と、記録信号検出回路19の検出したトンネル
電流信号を復調するデータ復調回路71と、プローブ高
さ検出回路72と、トラック検出回路73と、プローブ
64を上下動制御させるためにx,z軸駆動制御回路7
4とで構成された記録再生回路75を有している。
【0064】このような構成の情報処理装置では、プロ
ーブ64を記録媒体65に所定間隔まで近づけ記録電圧
印加装置69によって例えば3V、幅50nsの矩形状
パルス電圧を印加すると、記録媒体65が特性変化を起
こし電気抵抗の低い部分が生じる。X−Yステージ67
を用いて、この操作をプローブ64で記録媒体65面上
で走査しながら行うことによって情報の記録がなされ
る。
【0065】再生時にはプローブ64と記録媒体65と
を所定間隔にし記録電圧より低い、例えば200mVの
直流電圧をプローブ64と記録媒体65間に加える。こ
の状態で記録媒体65上の記録データ列に沿ってプロー
ブ64にて走査中に記録信号検出回路70を用いて検出
されるトンネル電流信号が記録データ信号に対応する。
したがって、この検出したトンネル電流信号を電流電圧
変換して出力してデータ復調回路71で復調することに
より再生データ信号を得られる。
【0066】プローブ高さ検出回路72は記録信号検出
回路70の検出信号を受け、情報ビットの有無による高
周波の振動成分をカットして残った信号を処理し、この
残りの信号値が一定になる様にプローブ64を上下動制
御させるためにx,z軸駆動制御回路74に命令信号を
発信する。これによりプローブ64と記録媒体65との
間隔が一定に保たれる。
【0067】トラック検出回路73はプローブ64で記
録媒体65上を走査する際にプローブ64のデータがこ
れに沿って記録されるべき経路、あるいは記録されたデ
ータ列からのずれを検出する回路である。
【0068】記録再生ヘッドにおいては、記録再生用回
路75が記録媒体65に対向する複数のプローブ64及
びその駆動機構の各々に1つずつ設けられており、各プ
ローブ64による記録・再生、各プローブ64の変位制
御(トラッキング、間隔調整等)等の要素を独立して行
っている。
【0069】上述した実施例は情報処理装置であるが、
記録または再生のみの情報処理装置、あるいは走査型プ
ローブ顕微鏡であっても本発明が適用可能であることは
言うまでもない。
【0070】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載するような効果を奏する。
【0071】請求項1に記載の発明は、平板可動部上に
三次元構造体を形成した構成であるので、半導体プロセ
ス技術と薄膜作製技術を利用して作製する際の平板可動
部に残留する内部応力を抑えることができ、平板可動部
はそりの無い、剛性の大きなものとなる。
【0072】請求項2に記載の発明は、駆動手段を静電
駆動方式、すなわち、基板上に平板可動部と対向するよ
うに設けられた固定電極と前記平板可動部の間に電圧を
印加することにより前記平板可動部を前記固定電極に向
けて空間的に回転変位させる構成とした場合、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、平板可動部の反りが無い
ので前記固定電極と前記平板可動部との間の距離が大き
くならず、駆動電圧を必要以上に大きくしないで済む。
【0073】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明の効果に加えて、三次元構造体の形状
を、断面が三角形の柱状構造体としたことにより、変形
により強い構造となる。また、この形状は結晶異方性エ
ッチングにより容易に作製することができる。
【0074】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明の効果に加えて、三次元構造体の形状
を、断面に中空構造を有する柱状構造体としたことによ
り、平板可動部全体が必要以上に重くならずに済む。
【0075】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1項に記載の発明にかかる微小変位素子を用
いて構成されているので、上記発明と同様の効果を有す
る、所定の平面度の偏向ミラーを持つ光偏向器を製造す
ることができる。
【0076】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1項に記載の発明にかかる微小変位素子を用
いて構成されているので、上記発明と同様の効果を有す
る走査型プローブ顕微鏡を製造することができる。
【0077】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1項に記載の発明にかかる微小変位素子を用
いて構成されているので、上記発明と同様の効果を有す
る情報処理装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の微小変位素子の第1の実施例であるト
ーションレバー型光偏向器の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示したトーションレバー型光偏向器の側
面図である。
【図3】本発明の微小変位素子の第1の実施例であるト
ーションレバー型光偏向器の作製工程を説明するための
縦断面図である。
【図4】本発明の微小変位素子の第2の実施例であるS
TMプローブの構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の微小変位素子の第2の実施例であるS
TMプローブの作製工程を説明するための縦断面図であ
る。
【図6】図5に示した第2の基板のエッチングパターン
を示す図である。
【図7】本発明の微小変位素子の第2の実施例であるS
TMプローブを用いた情報処理装置のブロック図を示し
ている。
【図8】従来のトーションレバー型微小変位素子のそり
の様子を示す図である。
【符号の説明】
1,21 基板 2,22 絶縁層 3,23 固定電極 4,34 空隙部 5,32 犠牲層 8,28,63 レバー部(ミラー) 9,26 梁 10,27 支持部 11,31 三次元構造体 25 上電極 29,64 プロ−ブ 30 プロ−ブ用配線 51 第2の基板 52 シリコン窒化膜 54 構造体用凹部 55 シャドウマスク 62 両持ち梁 65 記録媒体 66 下地電極 67 XYステ−ジ 68 デ−タ変調回路 69 記録電圧印加装置 70 記録信号検出回路 71 データ復調回路 72 プローブ高さ検出回路 73 トラック検出回路 74 x,y軸駆動制御回路 75 記録再生回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−1948(JP,A) 特開 平5−83487(JP,A) Kurt E Petersen, “Silicon Torsional Scanning Mirror”, IBM Journal of res earch and developm ent,US,Internation al Business Machin es Corporation,1980, Vol.24,No.5,pp.631−637 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 13/10 - 13/24 G12B 21/00 - 21/24 G11B 9/00 H01J 37/28 H01L 21/66 JICSTファイル(JOIS)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に2つの梁により回転可能に支持
    されて前記基板との間に空隙を有する平板可動部と、該
    平板可動部を回転駆動させるための駆動手段とを有する
    微小変位素子において、 前記平板可動部上に3次元構造体が形成されていること
    を特徴とする微小変位素子。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、前記基板上に前記平板
    可動部と対向するように設けられた固定電極と前記平板
    可動部の間に電圧を印加することにより前記平板可動部
    を前記固定電極に向けて空間的に回転変位させるもので
    あることを特徴とする、請求項1に記載の微小変位素
    子。
  3. 【請求項3】 前記3次元構造体は、断面が三角形をし
    た柱状構造体であることを特徴とする、請求項1または
    請求項2に記載の微小変位素子。
  4. 【請求項4】 前記3次元構造体は、断面に中空構造を
    有する柱状構造体であることを特徴とする、請求項1ま
    たは2に記載の微小変位素子。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいづれか1項に記載の
    微小変位素子の平板可動部をミラーとして用いた光偏向
    器。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいづれか1項に記載の
    微小変位素子の平板可動部上に情報入出力用のプローブ
    を有し、該プローブと観察すべき試料媒体との距離を調
    節する手段及び前記プローブと前記試料媒体との間に電
    圧を印加する手段を少なくとも備えてなる走査型プロー
    ブ顕微鏡。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4のいづれか1項に記載の
    微小変位素子の平板可動部上に情報入出力用のプローブ
    を有し、該プローブと記録媒体との距離を調節する手段
    及び前記プローブと前記記録媒体との間に電圧を印加す
    る手段を少なくとも備えてなる情報処理装置。
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JP4812967B2 (ja) * 2001-05-28 2011-11-09 株式会社アドバンテスト プローブカード及びプローブカードの製造方法
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