JP3224069U - 散布作業機 - Google Patents

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順一 梅原
順一 梅原
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株式会社タイショー
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Abstract

【課題】走行機体の前側に散布装置を装着して作業を行う散布作業機において、畦などを走行機体が乗り越える際に、事前に散布ホースを支持するフレームを取り外す手間を省く。【解決手段】散布対象物が貯留されるホッパー2と、ホッパーの底部に装着される繰り出し装置3と、繰り出し装置によって繰り出される散布対象物を地面近くに導く散布ホース5とを備える散布装置1を、走行機体Tの前側に支持して、走行機体を移動させながら散布作業を行う散布作業機であって、散布装置を走行機体の前側に支持するフレームFを備え、フレームには、散布ホースの下部を地面に近い位置と地面から離れた位置に選択的に移動して保持する保持アーム10が連結されている。【選択図】図1

Description

本考案は、走行機体に装着される散布作業機に関するものである。
従来の散布作業機は、トラクタなどの走行機体の後側又は前側に散布装置を装着することで、移動しながら圃場面上に肥料や薬剤などの粉粒材やペレットを散布するものであり、散布装置は、肥料などの散布対象物を貯留するホッパーと、ホッパーの底部に装備される繰り出し装置と、繰り出し装置の下部に接続される散布ホースなどを備えている。
前述した散布装置における繰り出し装置は、電動モータなどによって回転駆動される繰り出しロールを備えている。ホッパーの底部排出口には、開閉自在なシャッターが設けられており、シャッターを開状態にすることで開放された底部排出口から落下する肥料などの散布対象物は、繰り出しロールの回転に応じて設定された繰り出し量で散布ホースに繰り出される(下記特許文献1参照)。
実用新案登録第3190283号公報
従来の散布作業機は、トラクタなどの走行機体の前側に散布装置を装着する場合、散布ホースを支持するフレームが、地面に近い位置で散布ホースの下部を保持しているため、圃場での散布作業を終えて、そのままの状態で走行機体が畦を乗り越えようとすると、散布ホースの下部を保持するフレームが畦に衝突してしまう問題があった。このため、走行機体が畦を乗り越える前に、散布ホースの下部を保持するフレームを走行機体から取り外す必要があり、その作業に手間が掛かっていた。
本考案は、このような問題に対処するために提案されたものである。すなわち、走行機体の前側に散布装置を装着して作業を行う散布作業機において、畦などを走行機体が乗り越える際に、事前に散布ホースを支持するフレームを取り外す手間を省くこと、などが本考案の課題である。
このような課題を解決するために、本考案は、以下の構成を具備するものである。
散布対象物が貯留されるホッパーと、前記ホッパーの底部に装着される繰り出し装置と、前記繰り出し装置によって繰り出される散布対象物を地面近くに導く散布ホースとを備える散布装置を、走行機体の前側に支持して、走行機体を移動させながら散布作業を行う散布作業機であって、前記散布装置を走行機体の前側に支持するフレームを備え、前記フレームには、前記散布ホースの下部を地面に近い位置と地面から離れた位置に選択的に保持する保持アームが連結されていることを特徴とする散布作業機。
このような特徴を備える本考案の散布作業機は、保持アームの保持状態を切り替えることで、簡単に散布ホースの下部を地面から離れた状態にすることができるので、畦などを走行機体が乗り越える際に、事前に散布ホースを支持するフレームを取り外す手間を省くことができる。
本考案の実施形態に係る散布作業機を示した説明図である。 保持アームの保持位置の切り替え機構を説明する説明図(散布ホースの下部を地面に近い位置で保持している状態)。 保持アームの保持位置の切り替え機構を説明する説明図(散布ホースの下部を地面から離れた位置で保持する操作の説明)。 保持アームの保持位置の切り替え機構を説明する説明図(散布ホースの下端部を地面に近い位置に戻す操作の説明)。
以下、図面を参照して本考案の実施形態を説明する。以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
図1に示すように、散布作業機1Aは、トラクタなどの走行機体Tの前側に散布装置1を装着して、走行機体Tを走行しながら圃場などに肥料などの散布対象物を散布する作業を行うものである。
走行機体Tに装着される散布装置1は、肥料などの散布対象物を貯留するホッパー2と、ホッパー2の底部に装着される繰り出し装置3を備えており、繰り出し装置3の下側には、散布ホース5が接続された分配漏斗4が、着脱自在に装着されている。
散布装置1は、フレームF(縦フレームF1と横フレームF2)を介して走行機体Tの前側に支持されている。また、散布装置1の散布ホース5は、その下部5Aが保持アーム10によって保持されており、保持アーム10は、散布ホース5の下部5Aを地面GLに近い位置と地面GLから離れた位置に選択的に保持するように、保持板11を介してフレームFに連結されている。
このような散布作業機1Aによると、走行機体Tが圃場内を走行して散布作業を行う際には、散布装置1における散布ホース5の下部5Aを地面GLに近い位置に保持して作業を行い、走行機体Tが畦を乗り越える際には、散布ホース5の下部5Aを地面GLから離れた位置に保持する。
これによると、走行機体Tが畦を乗り越える前に、散布ホース5の下部5Aの保持位置を簡単に変更することができるので、事前に散布ホース5を支持するフレームを取り外す手間を省くことができる。また、その後、再度圃場内に入って作業を行う場合には、散布ホース5の下部5Aの位置を地面GLに近い位置に切り替えることができるので、引き続き作業を行う場合にも簡易に作業を継続することができる。
図2〜図4は、前述した保持アーム10の保持位置切り替え機構を示している。保持アーム10は、保持板11を介してフレームFに軸支されており、保持板11は、保持アーム10を異なる角度で保持するカム孔12を備えている。散布ホース5の下部5Aを地面に近い位置で保持する際には、図2に示すように、保持板11は、ロックピン13によってフレームFに固定されている。この際には、カムピン12Aがへの字状に屈曲したカム孔12の前側に保持されている。
散布ホース5の下部5Aを地面から離れた位置に保持するには、先ず、前述したロックピン13を外して、保持板11を軸11Aの回りに回転可能な状態にし、図3に示すように、保持アーム10の下方を手で持って、散布ホース5の下部5Aを上に持ち上げる。この操作で、保持板11のカム孔12内に挿入されているカムピン12Aが、カム孔12の後方側に移動することになり、カムピン12Aがカム孔12の後方に嵌まり込むことで、保持アーム10は、図3に示す傾斜角度で保持された状態になる。
そして再び、散布ホース5の下部5Aを地面に近い位置に保持するには、カムピン12Aを持ち上げて、カム孔12の前方側に移動することで、保持板11は軸11Aの回りに回転可能な状態になる。この状態で、保持アーム10の下方を手で持って、散布ホース5の下部5Aを下げて、保持板11をフレームFに近づけ、フレームFのロック孔13Aと保持板11のロック孔13Bを合わせて、そこにロックピン13を挿入することで保持板11を固定する。
このような散布作業機1Aによると、保持アーム10の保持状態を切り替えることで、簡単に散布ホース5の下部5Aを地面から離れた状態にすることができるので、畦などを走行機体Tが乗り越える際に、事前に散布ホース5を支持するフレームを取り外す手間を省くことができる。
以上、本考案の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本考案に含まれる
1:散布装置,1A:散布作業機,
2:ホッパー,3:繰り出し装置,4:分配漏斗,
5:散布ホース,5A:下部,
10:保持アーム,11:保持板,11A:軸,
12:カム孔,12A:カムピン,
13:ロックピン,13A,13B:ロック孔,
T:走行機体,F:フレーム,F1:縦フレーム,F2:横フレーム

Claims (2)

  1. 散布対象物が貯留されるホッパーと、前記ホッパーの底部に装着される繰り出し装置と、前記繰り出し装置によって繰り出される散布対象物を地面近くに導く散布ホースとを備える散布装置を、走行機体の前側に支持して、走行機体を移動させながら散布作業を行う散布作業機であって、
    前記散布装置を走行機体の前側に支持するフレームを備え、
    前記フレームには、前記散布ホースの下部を地面に近い位置と地面から離れた位置に選択的に保持する保持アームが連結されていることを特徴とする散布作業機。
  2. 前記保持アームは、保持板を介して前記フレームに軸支されており、
    前記保持板は、前記保持アームを異なる角度で保持するカム孔を備えることを特徴とする請求項1記載の散布作業機。
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