JP3223849U - カートリッジガスボンベ気化装置及びガス瞬間湯沸かし器 - Google Patents

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【課題】液化ブタン等のカートリッジガスボンベ気化装置及びガス瞬間湯沸かし器を提供する。【解決手段】カートリッジガスボンベ2を燃料としたガス瞬間湯沸かし器1によって生成される温水を、ボンベ外周に当接するボンベ加熱部に接合された水通路部に流すことで、熱伝達によりボンベを温める気化装置3を設けた。これによりガス瞬間湯沸かし器のようなガス消費量の大きい燃焼機器においてもカートリッジガスボンベを用いて長時間燃焼を継続させることが可能となる。【選択図】図1

Description

本考案はカートリッジガスボンベを燃料とした瞬間湯沸かし器におけるカートリッジガスの気化装置に関する。
液化ブタン等の燃料を充填したカートリッジガスボンベを燃料とする燃焼機器では、ガスを使用した際にボンベ内の液化ガスが気化することによってボンベの温度が低下しガスの噴出圧力が下がることで、長時間継続して能力を維持することができない。
この現象を解決するために、従来カセットコンロなどのカートリッジガスを用いる燃焼機器には、バーナ火口部に取り付けられた金属製の熱伝導板を介してボンベ本体を温める方式や、特許文献1のように火口部に配置されたヒートパイプを介して温められた熱伝導板でボンベ本体を温める手法などがある。
特開2000−274617号公報
ところが、このような火炎の熱から直接加熱された熱伝導板を用いる方式やヒートパイプを用いる方式では、火炎と加温対象であるカートリッジガスボンベとの離隔距離が大きい場合には放熱による伝熱ロスによって熱伝導板の温度が十分に温まらず効果を発揮できない課題があった。
またガス瞬間湯沸かし器ようにガスの消費量が大きい機器の場合は液化ガスの気化量が大きく、カートリッジガスボンベの温度低下も大きくなるため、安定した能力を得るためにはより大きな熱量をボンベに与える必要があり、従来の方式では数分の燃焼時間でボンベの温度が低下してしまい、能力を継続して確保することができないという問題があった。
本考案は従来技術の課題を解決するものであり、カートリッジガスボンベを使用したガス瞬間湯沸かし器において、機器内のカートリッジガスボンベの配置を制約することなく、大きなガス消費量でも液化ガスの噴出圧力の低下を抑止し、長時間継続して能力を発揮させることを目的としたものである。
上述の目的を達成するためにカートリッジガスの気化装置に係る本考案は、配管接続可能な構造をもつ水通路部と、水通路から熱を受けボンベ外周に当接するボンベ加熱部で構成される気化装置をガス瞬間湯沸かし器の出湯経路に配置する。
上記構造により、ガス瞬間湯沸かし器の給湯時には装置の水通路部に流れる温水よって温められるボンベ加熱部を介してカートリッジガスボンベを熱伝達により温めることで、充填された液化ガスの気化を促進し、ガス瞬間湯沸かし器の長時間の燃焼継続を可能とする。配管によって導かれる温水を利用することで、ボンベの配置を問わず安定した熱量をボンベに与えることが可能となる。また、受熱部である水通路に流れる温水の温度や流量を管理することでボンベに与える熱量の調整や、ボンベが過熱状態にならないように管理することが可能となる。
尚、図6は本考案による効果を示したグラフである。本考案の気化装置を用いた場合では装置がない状態に対して高いボンベの供給圧力を維持することができるため、機器の能力を長時間安定して出力することが可能となっている。
本考案に係るガス瞬間湯沸かし器の実施形態図である。 (a)はカートリッジガスを複数接続する場合の実施形態図1であり、(b)は、カートリッジガスを複数接続する場合の実施形態図2である。 (a)は、実施例1を示す外観図であり、(b)は、実施例1を示す投影図であり、(c)は実施例1にカートリッジガスを取り付けた状態図である。 (a)は実施例2を示す外観図であり、(b)は実施例2を示す投影図であり、(c)は実施例2にカートリッジガスを取り付けた状態図である。 (a)は実施例3を示す外観図であり、(b)は実施例3を示す断面図であり、(c)は実施例3にカートリッジガスを取り付けた状態図である。 本考案による効果を示すグラフである。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1に示すように、本考案に係る気化装置3はガス瞬間湯沸かし器1の回路上に組み込まれる。給水配管5を通過した水はガス瞬間湯沸かし器1によって温められ、機器出口配管6から気化装置3を経由し出湯配管7へと接続される。ガス瞬間湯沸かし器1の燃料となるガスは市販のカートリッジガスボンベ2であり、内部にはブタンガスが充填され、機器の動作時にガス通路4を介して、ガス瞬間湯沸かし器1へ供給される。
気化装置3はボンベ加熱部と水通路部により構成される。ボンベ加熱部と水通路部の材質は銅やアルミニウムなど熱伝導率の高い金属であることが望ましい。ボンベ加熱部の内周面はカートリッジガスボンベ2の外周に当接する湾曲面を持ちカートリッジガスボンベ2と接触して取り付けられ、水通路部に温水が流れることでボンベ加熱部が温められ、ボンベ加熱部からの熱伝熱でカートリッジガスボンベ2は温められる。ガス瞬間湯沸かし器1の給湯を停止した場合には、気化装置3とカートリッジガスボンベ2の間の熱伝達量は小さくなるため、未使用時にはボンベを温めないようになっている。
尚、本考案の設置形態は上記方法に限定されず、以下の場合も含まれる。
図2に示す実施形態図のように、カートリッジガスボンベを2本以上使用する場合にそれぞれのカートリッジガスボンベに気化装置を取り付けて使用してもよい。またその際の接続方法は、図2(a)に示すように機器出口配管6と出湯配管7の間に接続される気化装置3を直列に連結させる方法がある。この方法によると、それぞれの気化装置に均等な熱量を与えることができる効果がある。また図2(b)に示すように機器出口配管6から分岐させそれぞれの気化装置3に温水を流し、気化装置3を通過した温水を再び出湯配管7で合流させる接続方法をしてもよい。この方法によると、機器出口配管6から出湯配管7にかけての圧力損失を軽減することができる効果がある。
図3には、本考案に係る気化装置3の実施例1が示されている。図3(a)の外観図に示すように、実施例1において気化装置3を構成するボンベ加熱部8a、水通路部9aはそれぞれ金属製の伝熱板と金属製の導管で構成される。水通路部9aの端部はそれぞれガス瞬間湯沸かし機の機器出口配管6、出湯配管7に接続される。図3(a)をA方向から見た投影図を図3(b)に示す。ボンベ加熱部8aを構成する伝熱板の外周面に沿い水通路部9aとなる導管は接着され、ガス瞬間湯沸かし器で生成される温水を導管に流すことで温水の熱が導管から伝熱板に伝達し、伝熱板の内周面が温められる。図3(c)にはカートリッジガスを取り付けた実施例1の状態が示されている。カートリッジガスボンベ2の外周面に当接してボンベ加熱部8aの伝熱板の内周面は形成され、温水によって温められた伝熱板の内周面を伝わりカートリッジガスボンベ2を温める構造となっている。
図4には、本考案に係る気化装置の実施例2が示されている。図4(a)の外観図に示すように実施例2では金属片で構成されるボンベ加熱部8bの内部に水通路部9bを構成する金属製の導管を埋設した構成となっている。実施例1と同様に導管の端部はそれぞれ湯沸かし機の機器出口配管6、出湯配管7に接続され、温水を流すことでボンベ加熱部8bの金属片を温める構造となっており、カートリッジガスボンベ2の外周面に当接して形成されるボンベ加熱部8bよりボンベを温める構成となっている。図4(b)は図4(a)をA方向から見た投影図である。実施例1に対して水通路部9bとなる導管をボンベ加熱部8bとなる金属片に埋設することで水通路部9bとボンベ加熱部8bとの接触面積を大きくすることができ、温水の熱をより効率的にボンベ加熱部8bに伝達することができる。図4(c)は実施例2におけるカートリッジガスボンベを取り付けた状態を示しており、実施例1と同様に加温されたボンベ加熱部8bの内周面からカートリッジガスボンベ2へ熱を伝える構造となっている。
図5には、本考案に係る気化装置の実施例3が示されている。図5(a)の外観図に示すように実施例3では金属片で構成されるボンベ加熱部8cの内部に、中空形状とした水通路部9cを設けた構成となっている。実施例1、2と同様に水通路部9cの端部はそれぞれ機器出口配管6、出湯配管7に接続され、温水を流すことでボンベ加熱部8cを温める構造となる。図5(b)は図5(a)をA−A面で切断した断面図である。実施例2に対してボンベ加熱部8cと水通路部9cを1つの材料で形成することで、水通路部とボンベ加熱部との間の伝熱ロスを解消でき、温水の熱を効率的にボンベ加熱部に伝達することが可能となる。図5(c)は実施例3におけるカートリッジガスボンベを取り付けた状態を示しており、実施例1、2と同様に加温されたボンベ加熱部8cの内周面からカートリッジガスボンベ2へ熱を伝える構造となっている。
1・・・瞬間湯沸かし器
2・・・カートリッジガスボンベ
3・・・気化装置
4・・・ガス通路
5・・・給水配管
6・・・機器出口配管
7・・・出湯配管
8a・8b・8c・・・ボンベ加熱部
9a・9b・9c・・・水通路部

Claims (6)

  1. カートリッジガスボンベ外周に当接した湾曲面を有するボンベ加熱部と、配管を接続し温水の熱を受熱する水通路部から形成され、水通路部で受けた熱をボンベ加熱部に伝え、ボンベ加熱部から当接し設置されたカートリッジガスボンベに熱を伝える構造を有する気化装置。
  2. 前記ボンベ加熱部と水通路部の材料が、銅、アルミニウム、それぞれの合金材料の何れかであることを特徴とした請求項1に記載の気化装置。
  3. 前記ボンベ加熱部が板状であり、水通路部はボンベ加熱部の板の外面に沿うように配置された導管で構成され、板と導管を接合したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の気化装置。
  4. 前記ボンベ加熱部の内部に、水通路部となる導管を埋設させたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の気化装置。
  5. 前記ボンベ加熱部の内部を水通路部のための中空構造としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の気化装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1の特徴を有する気化装置を出湯経路に有するカートリッジガスを燃料としたガス瞬間湯沸かし器。
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