JP3223809U - 再び閉じることのできる飲用ストロー - Google Patents

再び閉じることのできる飲用ストロー Download PDF

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Abstract

【課題】飲用ストローの内部の洗浄が困難であるという課題を解決するために、再び閉じることのできる飲用ストローを提供する。【解決手段】飲用ストローが、第1の側壁21、第2の側壁22及び屈曲部分23を含むストロー本体10であって、前記第1の側壁は、前記屈曲部分によって前記第2の側壁に接続されており、筒状の形状を形成する、ストロー本体;前記第1の側壁、第2の側壁及び前記屈曲部分によって画定されるとともに、前記ストロー本体の軸方向長さに沿って延在する中空部分30;前記ストロー本体に沿って軸方向に延在する、前記第1の側壁及び前記第2の側壁の対向する縁によって画定される開口を含み;前記開口は、前記第1の側壁及び前記第2の側壁を合わせることによって閉じられ、前記中空部分を通る流体の通過を可能にする、再び閉じることのできることからなる。【選択図】図3

Description

本願は、飲用ストローの技術分野に関し、より詳細には、飲用ストローの内部の洗浄を可能にする再び閉じることのできる飲用ストローに関する。
飲料用の使い勝手の良い道具である飲用ストローは、ケータリング産業において広く使用されている。プラスチックは耐久性が高く、安く、製造が容易であることが既知である。これらの特性から、大量のプラスチック製の飲用ストローが毎年製造され、市場に投入されている。竹のようなより環境に優しい材料が存在し、又は、紙が推奨されているが、使い捨ての飲用ストローは、廃棄物循環する方法を見出すか、又は、埋め立て層に埋め込まれるか、又はさらには、結局は我々の土壌、川及び海を汚染する脱線した廃棄物となる。明らかに、何らかの一回限りのカトラリーの多用により、非常に大きな廃棄物の問題が社会に生じている。他方で、使い捨てできる飲用ストローの使用を完全に放棄することは難しく、これは、社会における個人の振る舞いの劇的な変化を必要とするためである。
代替的には、ユーザが内部を洗浄することを可能にする洗浄可能な飲用ストローが市場で入手可能である。このタイプの飲用ストローは一般的に、耐久性のためにステンレス鋼から作られている。洗浄は、デブリを洗い流すために、細長いブラシを飲用ストロー内に挿入することによって行うことができる。この物理的なクリーニングとは別に、更に清潔にするために殺菌も行ってもよい。それにもかかわらず、衛生問題に起因して、人々はこの洗浄可能な飲用ストローの使用を依然として拒んでいる。飲用ストローの内部を容易に見ることができないため、この洗浄可能な飲用ストローの清潔さは疑わしい。
したがって、再使用され、使用前に清潔さを確実にすることができるように容易に洗浄することができる飲用ストローが必要とされている。
本願の目的は、飲用ストローの内部の洗浄が困難であるという課題を解決するために、再び閉じることのできる飲用ストローを提供することである。
本願は、上記の技術的課題をこのように解決した:再び閉じることのできる飲用ストローであって、第1の側壁、第2の側壁及び屈曲部分を含むストロー本体であって、第1の側壁は、屈曲部分によって第2の側壁に接続されており、筒状の形状を形成する、ストロー本体;第1の側壁、第2の側壁及び屈曲部分によって画定されるとともに、ストロー本体の軸方向長さに沿って延在する中空部分;ストロー本体に沿って軸方向に延在する、第1の側壁及び第2の側壁の対向する縁によって画定される開口を含み;特に、開口は、第1の側壁及び第2の側壁を合わせることによって閉じられ、中空部分を通る流体の通過を可能にする、再び閉じることのできる飲用ストロー。
さらに、ストロー本体は、雄型及び雌型の接続手段を備え、雄型及び雌型の接続手段は、第1の側壁及び第2の側壁の対向する縁に沿ってそれぞれ配置され、開口は、雄型及び雌型の接続手段を接続することによって閉じられる。
実施形態のうちの1つにおいて、雄型の接続手段は、周方向に延在する舌部であり、雌型の接続手段は、舌部を受け入れることが可能な周方向の深さを有する溝である。
別の実施形態では、舌部は、径方向外方に向くとともにストロー本体に沿って軸方向に延在する突起を含む。
更なる実施形態では、突起の断面形状は台形である。
更なる実施形態では、屈曲部分の厚さは、第1の側壁及び第2の側壁の厚さよりも小さい。
さらに、ストロー本体は、可撓性のプラスチック材料から作られる。また別の実施形態では、ストロー本体はシリコーン材料から作られる。
別の実施形態では、ストロー本体の断面形状は、三角形、正方形、六角形、楕円形、矩形、菱形、台形、五角形又は八角形である。
本願の実施形態における技術的な解決策をより明らかにするために、実施形態において用いられる添付の図面、及び、従来技術の記載を以下で簡潔に導入するが、以下の説明における図面は、本願の幾つかの実施形態に過ぎず、本願の考案の性質から逸脱することなく、当業者によって他の図面を得ることができることが明らかである。
本願の一実施形態によって提供される再び閉じることのできる飲用ストローの全体的な構造図である。 本願の一実施形態によって提供される再び閉じることのできる飲用ストローの断面図である。 再び閉じることのできる飲用ストローの一端を示す構造図である。 本願の一実施形態によって提供される再び閉じることのできる飲用ストローの断面図である。 本願の一実施形態によって提供される、閉じた状態の再び閉じることのできる飲用ストローの断面図である。 本願の一実施形態によって提供される再び閉じることのできる飲用ストローの断面図である。
解決するべき技術的課題、技術的な解決策及び本願の有利な効果をより明らかにするとともにより理解しやすくするために、添付の図面及び実施形態を参照して、本願を以下で詳細に更に説明する。本明細書において記載される実施形態は、専ら説明することを意図するものであり、本願を限定することは意図しないことを理解されたい。
或る構成要素が別の構成要素に「固定されている」か又は「配置されている」ものとして言及される場合、或る構成要素は別の構成要素に対して直接的又は間接的であるものとすることができることが留意される。或る構成要素が別の構成要素に「接続されている」ものとして言及される場合、或る構成要素は別の構成要素に対して直接的又は間接的に接続されるものとすることができる。
加えて、「第1の」及び「第2の」という用語は、専ら説明のためのものであり、相対的な重要性を示すか若しくは示唆するか、又は、示される技術的な特徴の量を暗に示すものとして解釈されるべきではない。したがって、「第1の」及び「第2の」と定義される特徴は、この特徴の1つ又は複数を明示的に又は暗に含むことができる。本願の説明では、「複数の」とは、別途具体的に規定されない限り、2つ又は2つよりも多くを意味する。
図1及び図2を参照すると、本願の一実施形態は、第1の側壁21、第2の側壁22、屈曲部分23を含むストロー本体10を含む再び閉じることのできる飲用ストローを提供する。
図1に示されているように、ストロー本体10は、ストロー本体10の軸方向長さに沿って延在する開口を有する筒状の形状である。開口は、ユーザが、ストロー本体を両端からすすぐのではなく、ストロー本体の内部を長い側部から洗浄することを可能にする。特に、本願における再び閉じることのできる飲用ストローは、ストロー本体が清浄後にその元の状態に戻ることができるように、最大限の弾性を達成するために可撓性材料から作られる。
図2は、本願の一実施形態によって提供される再び閉じることのできる飲用ストローの断面図である。ストロー本体10は、第1の側壁21、第2の側壁22及び屈曲部分23を含む。第1の側壁21は、屈曲部分23によって第2の側壁22に接続され、図1に示されているような筒状の形状を形成する。それによって、第1の側壁21、第2の側壁22及び屈曲部分23によって画定される中空部分30が形成される。したがって、中空部分30は、ストロー本体10の軸方向長さに沿って延在し、これは、ストロー本体10の端に吸引が加えられると流体の通過を可能にする。
さらに、ストロー本体10は、第1の側壁21及び第2の側壁22の対向する縁によって画定される開口31を含む。明らかに、開口31も、ストロー本体10の軸方向長さに沿って延在する。ストロー本体10が洗浄のために開かれると、開口31は、ストロー本体10の内部への入口である。開口31を閉じるために、接続手段5が、第1の側壁21及び第2の側壁22に配置される。第1の側壁21及び第2の側壁22は屈曲部分23によって元々接続されているため、接続手段5は、側壁21、22を更に接続し、中空部分30である閉じた断面積/スペースを形成する。他方で、開口31は、接続手段5を介して第1の側壁21及び第2の側壁22を合わせることによって閉じられると言える。封止された開口31は、ストロー本体10に吸引が加えられると、中空部分30を通した流体の通過を可能にする。空気又は水が漏れて入る/出ることができないように開口を閉じることが重要である。これに関して、接続手段5は、漏れないストロー本体10を提供する上で重要な役割を果たす。
幾つかの実施形態では、接続手段5は、雄型及び雌型の接続部であり、雄型及び雌型のコネクタは、第1の側壁21及び第2の側壁22の対向する縁にそれぞれ配置される。より強固な接続を達成するために、雄型及び雌型のコネクタは、第1の側壁21及び第2の側壁22の軸方向長さに沿って延在する。
具体的には、図3〜図5に示されているように、本願の実施形態は、第1の側壁21、第2の側壁22及び屈曲部分23を含むストロー本体10を含む。第1の側壁21は、屈曲部分23によって第2の側壁22に接続されており、筒状の形状を形成する。第1の側壁21、第2の側壁22及び屈曲部分23によって画定される中空部分30が、ストロー本体10の軸方向長さに沿って延在する。第1の側壁21及び第2の側壁22の対向する縁によって画定される開口が、ストロー本体10に沿って軸方向に延在する。図5に示されているように、開口31は、第1の側壁21及び第2の側壁22を合わせることによって閉じられ、中空部分30を通る流体の通過を可能にする。
実施形態の幾つかでは、第1の側壁21及び第2の側壁22は、舌部及び溝の接続によって更に接続される。舌部51が、第1の側壁21の縁に配置され、第1の側壁21に沿って軸方向に延在する。加えて、溝52が、第2の側壁22の縁に配置され、第2の側壁22に沿って軸方向に延在する。溝52には同じ形状及びサイズの舌部51が与えられるため、舌部51及び溝52を合わせることで開口31を完全に閉じる。したがって、ストロー本体10は、吸引のための中空部分30を提供するように封止される。
また別の実施形態では、突起511が舌部51に配置される。突起511は、舌部51と溝52との接続を強化することを目的とする。特に、突起511は、ストロー本体10に沿って軸方向に延在し、溝52内に完全に嵌まる。より良いロック摩擦を達成するために、突起511は、径方向外方に面して、舌部51の外側に配置される。この突起511は、第1の側壁21と第2の側壁22との間の補助的な接続を提供する。吸引中に中空部分30内の圧力が変化すると、突起511は、ストロー本体10の形状を保持するとともに変形を防止することを助ける。
実施形態の幾つかでは、屈曲部分23は、第1の側壁21及び第2の側壁22と比較して最小の厚さを有して設計される。これは、ストロー本体10の曲げをより容易にするため、ユーザは、ストロー本体10を開口31から平たくし、内部をより完全に清浄することができる。
本考案の別の実施形態を提供する図6を参照すると、舌部51は、2つの突起を含むように変更されている。突起511及び突起512は、ストロー本体10に沿って軸方向に延在し、溝52内に完全に嵌まる。明らかに、突起511は径方向外方に面し、一方で突起512は径方向内方に面する。舌部51が開口31内に挿入されると、突起511、512の双方が溝52内に嵌まり、第1の側壁21と第2の側壁22との接続を確実にする。これは、ストロー本体10に対して内方又は外方に作用する変形に抵抗することを助け、したがって、吸引のための良好な封止状態を提供する。
当業者は、ストロー本体10の直径及び長さ寸法を、種々の使用のために変えることができることを認識するであろう。例として、限定を意図することなく、ストロー本体10は、所望の流量及び漏れ防止効果を提供するように、およそ220mmの長さ、9mmの外径を有することができる。幾つかの実施形態では、ストロー本体の長さは50mm〜300mmの範囲であり、ストロー本体の直径は5mm〜40mmの範囲である。
具体的には、ストロー本体10は、異なる形状で更に製造してもよい。好ましくは、図5に示されているように、閉じたストロー本体10の断面は円であり、それによって、円筒形の飲用ストローを形成する。また別の実施形態では、ストロー本体10は、その断面形状が三角形、正方形、六角形、楕円形、矩形、菱形、台形、五角形又は八角形であるように、他の形状で製造される。
具体的には、本願の実施形態では、再び閉じることのできる飲用ストローは好ましくは、可撓性材料、例えばシリコーンゴム材料から作られる。可撓性を有する食品グレードの材料も好適である。本願の幾つかの実施形態では、再び閉じることのできる飲用ストローは好ましくは、天然ゴム又は熱可塑性ゴムから作られる。例えば、TPE(熱可塑性エラストマ)/TPR(熱可塑性ゴム)。
従来技術と比較して、本願の再び閉じることのできる飲用ストローは有利な効果を有する。
再び閉じることのできる飲用ストローは、ユーザが、飲用ストローの内部を清浄することを可能にする。したがって、衛生状態を保証することができる。これは、食堂で飲用ストローを再使用することを促し、それによって、任意の1回使用の飲用ストローの廃棄に起因する汚染を低減する。
上述した実施形態は、本願の好ましい実施形態に過ぎず、本願を限定する意図はない。本願の主旨及び原理内でなされる任意の変更、均等な置き換え、改良等は、本願の範囲内に含まれるものとする。
10 ストロー本体
21 第1の側壁
22 第2の側壁
23 屈曲部分
30 中空部分
31 開口
5 接続手段
51 舌部
52 溝
511及び512 突起

Claims (9)

  1. 再び閉じることのできる飲用ストローであって:
    第1の側壁、第2の側壁及び屈曲部分を含むストロー本体であって、前記第1の側壁は、前記屈曲部分によって前記第2の側壁に接続されており、筒状の形状を形成する、ストロー本体;
    前記第1の側壁、第2の側壁及び前記屈曲部分によって画定されるとともに、前記ストロー本体の軸方向長さに沿って延在する中空部分;
    前記ストロー本体に沿って軸方向に延在する、前記第1の側壁及び前記第2の側壁の対向する縁によって画定される開口
    を含み;
    前記開口は、前記第1の側壁及び前記第2の側壁を合わせることによって閉じられ、前記中空部分を通る流体の通過を可能にする、再び閉じることのできる飲用ストロー。
  2. 前記ストロー本体は、雄型及び雌型の接続手段を更に備え、該雄型及び雌型の接続手段は、前記第1の側壁及び前記第2の側壁の前記対向する縁に沿ってそれぞれ配置され、前記開口は、前記雄型及び雌型の接続手段を接続することによって閉じられる、請求項1に記載の再び閉じることのできる飲用ストロー。
  3. 前記雄型の接続手段は、周方向に延在する舌部であり;前記雌型の接続手段は、前記舌部を受け入れることが可能な周方向の深さを有する溝である、請求項2に記載の再び閉じることのできる飲用ストロー。
  4. 前記舌部は、径方向外方に向くとともに前記ストロー本体に沿って軸方向に延在する突起を含む、請求項3に記載の再び閉じることのできる飲用ストロー。
  5. 前記突起の断面形状は台形である、請求項4に記載の再び閉じることのできる飲用ストロー。
  6. 前記屈曲部分の厚さは、前記第1の側壁及び前記第2の側壁の厚さよりも小さい、請求項1〜5のいずれか一項に記載の再び閉じることのできる飲用ストロー。
  7. 前記ストロー本体は、可撓性のプラスチック材料から作られる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の再び閉じることのできる飲用ストロー。
  8. 前記ストロー本体はシリコーン材料から作られる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の再び閉じることのできる飲用ストロー。
  9. 前記ストロー本体の断面形状は、三角形、正方形、六角形、楕円形、矩形、菱形、台形、五角形又は八角形である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の再び閉じることのできる飲用ストロー。
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